JP6176857B2 - ロック式ルアーテーパーコネクタ並びにそのロック式ルアーテーパーコネクタの雄コネクタおよび雌コネクタ - Google Patents

ロック式ルアーテーパーコネクタ並びにそのロック式ルアーテーパーコネクタの雄コネクタおよび雌コネクタ Download PDF

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Description

この発明は、医療機器や理化学機器等における管路の接続に用いられるロック式ルアーテーパーコネクタ並びにそのロック式ルアーテーパーコネクタの雄コネクタおよび雌コネクタに関するものである。
ルアーテーパーコネクタとは、ISO(国際標準化機構)594−1で基準を規定されたもので、6%テーパー(19世紀のドイツ国医療機器メーカ名に由来して「ルアーテーパー」と呼ばれている)の裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、そのルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタとを組み合わせたものであり、雌コネクタに雄コネクタを差し込んでルアーテーパーの接続面同士を密に嵌合させるだけで気密な接続が簡単にできるため、医療機器や理化学機器等の管路の接続に多用されている。
そしてロック式ルアーテーパーコネクタとは、上記ルアーテーパーコネクタの意図しない緩みや外れを防止するための構造を持つもので、例えばISO594−2で基準を規定されたものでは、図14(a),(b)および(c)に雌コネクタの平面図、正面図および縦断面図を示すとともに、図14(d)に雄コネクタの縦断面図を示すように、雄コネクタ1が、ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面2aを外周面に持つ筒状部2と、その筒状部2の基部の小径部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの大径部である外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制される掛合部3eとともに二条ネジの雌ネジ3aを持つナット3とを有し、また雌コネクタ4が、ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面5aを内周面に持つ筒状部5と、その筒状部5の先端部から互いに対抗する半径方向外方へ一体に突出した二つの突条6とを有し、雄コネクタ1のナット3の二条ネジの雌ネジ3aを雌コネクタ4の先端部の二つの突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面2a,5a同士の密な嵌合を維持するようにしている。
しかしながら、このISO594−2で規定されたロック式ルアーテーパーコネクタでは、ナット3の掛合部3eが、雄コネクタ1の筒状部2の基部の小径部2bに密に挿通されるとともにその基部の大径部である外周フランジ2cと密接して、ナット3が雄コネクタ1の筒状部2と共回りし易くなっている場合に、雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方を誤って他方に対して捻ってしまうと、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生ずることがあり、特に、雌コネクタ4側が三方活栓等の大きな構造体となっていて雄コネクタ1側が捻れた場合等に、その構造体が捩れに追従できないことからコネクタの緩みや外れを生じやすいという問題があった。
このため従来、雄コネクタ1の筒状部2の基部に接続面2aを覆って先端部に向かう切欠きを持つ筒状のカラー部を設けるとともに、雌コネクタ4の筒状部5の先端部に突条6の代わりに直径方向に突出する突出部を設け、雌コネクタ4に雄コネクタ1を挿入する際に雌コネクタ4の突出部を雄コネクタ1のカラー部の切欠きに嵌合させて雌コネクタ4と雄コネクタ1との接合面5a,2aを相互に回り止めし、さらに雄コネクタ1にカラー部を覆うように設けたナット3を、雌コネクタ4の筒状部5の基部寄りに設けた突条6と螺号させて、ルアーテーパーコネクタの意図しない緩みや外れを防止するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタも提案されている(特開2009−189639号公報)。
しかしながら上記特許文献記載の従来のロック式ルアーテーパーコネクタでは、雌コネクタ4と雄コネクタ1との接合面5a,2aを相互に回り止めしているものの、それらに対してナット3を回り止めしていないため、ナット3が手で持たれたりして固定された状態で雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方が捻られたり、あるいは雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方が固定された状態でナット3に捻り力が加わったりすると、雌コネクタ4と雄コネクタ1とに対してナット3が相対的に回動し、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうという問題があった。
また、雄コネクタ1のカラー部の切欠きをナット3が覆っているため、雌コネクタ4の突出部を雄コネクタ1のカラー部の切欠きに嵌合させるのが容易でなく、その嵌合をさせずに誤ってナット3を締め込んでしまうと、雌コネクタ4の突出部が雄コネクタ1のカラー部の先端面に当接してルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるという問題もあった。
そして上記の問題を回避するために、ナット3をスライドさせてコネクタ1のカラー部の切欠きを露出させ得るようにすることも考えられるが、そのようにしても、雌コネクタ4の突出部が小さいため、依然として雌コネクタ4の突出部を雄コネクタ1のカラー部の切欠きに嵌合させるのが容易でなく、しかも上記のようにすると、雄コネクタ1の基部の小径部2bをナット3のスライド分長くする必要があって雄コネクタ1が長くなってしまうという問題があった。
この発明は、上記従来のロック式ルアーテーパーコネクタの課題を有利に解決するものであり、この発明の第1の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタは、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部に回動可能に挿通されてその基部との掛合により軸線方向移動を規制されるとともに雌ネジを持つナットを有し、
前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタにおいて、
前記ナットの雌ネジと前記雌コネクタの突条との少なくとも一方が、それらナットの雌ネジと雌コネクタの突条との螺合状態で他方と密接もしくは掛合して前記ナットと前記雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるロック部を有することを特徴とするものである。
また、この発明の第1の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタの雄コネクタは、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部に回動可能に挿通されてその基部との掛合により軸線方向移動を規制されるとともに雌ネジを持つナットを有し、
前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタの、前記雄コネクタにおいて、
前記ナットの雌ネジが、前記ナットの雌ネジと前記雌コネクタの突条との螺合状態でその雌コネクタの突条と密接もしくは掛合して前記ナットと前記雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるロック部を有することを特徴とするものである。
そして、この発明の第1の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタの雌コネクタは、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部に回動可能に挿通されてその基部との掛合により軸線方向移動を規制されるとともに雌ネジを持つナットを有し、
前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタの、前記雌コネクタにおいて、
前記雌コネクタの突条が、前記雌コネクタの突条と前記ナットの雌ネジとの螺合状態でそのナットの雌ネジと密接もしくは掛合して前記ナットと前記雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるロック部を有することを特徴とするものである。
かかるこの発明の第1の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタおよび雌コネクタにあっては、雌コネクタに雄コネクタを差し込んでルアーテーパーの接続面同士を密に嵌合させることで気密な接続が達成される。また、雄コネクタの筒状部の基部に回動可能に挿通されてその基部との掛合により軸線方向移動を規制されるナットの雌ネジを、雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで、雄コネクタと雌コネクタとの接続面同士の密な嵌合が維持される。そしてナットの雌ネジと雌コネクタの突条との少なくとも一方に設けられたロック部が、それらナットの雌ネジと雌コネクタの突条との螺合状態で他方と密接もしくは掛合してナットと雌コネクタとの相対回動に抵抗を与える。
従って、この発明の第1の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタおよび雌コネクタによれば、ナットと雄コネクタとの一方が手で持たれたりして固定された状態で他方が捻られようとしても、あるいは雌コネクタと雄コネクタとの一方が固定された状態で他方のコネクタまたはナットに捻り力が加わっても、さらには雌コネクタが固定された状態で雄コネクタに捻り力が加わってナットが雄コネクタと共回りしようとしても、ロック部がナットと雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるので、雌コネクタに対してナットが回動してしまうことがないため、ナットの雌ネジと雌コネクタの突条との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
しかも、この発明の第1の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタおよび雌コネクタによれば、ナットを締め込むだけでロック部がナットと雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるということもない。
なお、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタにおいては、前記ロック部は、前記雌コネクタの突条だけに設けられていても良く、この場合には雄コネクタは通常のナットを有する従来のもので済むので、従来の雄コネクタを用いてこの発明のロック式ルアーテーパーコネクタを構成することができる。
また、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタにおいては、前記ロック部は、前記ナットの雌ネジだけに設けられていても良く、この場合には雌コネクタは通常の突条を有する従来のもので済むので、従来の雌コネクタを用いてこの発明のロック式ルアーテーパーコネクタを構成することができる。
一方、この発明の第2の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタは、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動可能に挿通されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制される掛合部とともに雌ネジを持つナットを有し、
前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタにおいて、
前記ナットの前記掛合部が、前記雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動自在に遊挿されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制され、
前記雄コネクタの、前記ナットの掛合部と前記筒状部の基部の大径部との少なくとも一方が、それらナットの掛合部と筒状部の基部の大径部との掛合状態での他方との相対回動の摩擦トルクを軽減させる摩擦トルク軽減部を有することを特徴とするものである。
また、この発明の第2の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタの雄コネクタは、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動可能に挿通されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制される掛合部とともに雌ネジを持つナットを有し、
前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタの、前記雄コネクタにおいて、
前記ナットの前記掛合部が、前記筒状部の基部の小径部に回動自在に遊挿されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制され、
前記ナットの掛合部と前記筒状部の基部の大径部との少なくとも一方が、それらナットの掛合部と筒状部の基部の大径部との掛合状態での他方との相対回動の摩擦トルクを軽減させる摩擦トルク軽減部を有することを特徴とするものである。
かかるこの発明の第2の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタにあっては、雌コネクタに雄コネクタを差し込んでルアーテーパーの接続面同士を密に嵌合させることで気密な接続が達成される。また、雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動可能に挿通されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制される掛合部を有するナットの雌ネジを、雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを雌コネクタに締め込むことで、雄コネクタと雌コネクタとの接続面同士の密な嵌合が維持される。そしてナットの掛合部が、雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動自在に遊挿され、かつ、雄コネクタの、前記ナットの掛合部と前記筒状部の基部の大径部との少なくとも一方が有する摩擦トルク軽減部が、それらナットの掛合部と筒状部の基部の大径部との掛合状態での他方との相対回動の摩擦トルクを軽減させる。
従って、この発明の第2の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタによれば、雄コネクタの筒状部あるいはそこにつながれたチューブ等を誤って雌コネクタに対して捻ってしまっても、ナットの掛合部が雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動自在に遊挿され、かつ、摩擦トルク軽減部がナットの掛合部と筒状部の基部の大径部との相対回動の摩擦トルクを軽減させることから、雄コネクタの筒状部とナットとの共回りが防止されるので、ナットの雌ネジと雌コネクタの突条との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れが生ずるのを防止することができる。
しかも、この発明の第2の態様におけるロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタによれば、雄コネクタの筒状部の基部の小径部に遊挿したナットを雌コネクタに締め込むだけで、そのナットの遊挿された掛合部と摩擦トルク軽減部とにより雄コネクタの筒状部とナットとの共回りが防止されるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になったり雄コネクタが長くなったりするということもない。
なお、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタにおいては、前記摩擦トルク軽減部は、前記ナットの掛合部に、前記雄コネクタの筒状部の基部の大径部に向けて突設された例えば環状突条等の突起を有していても良く、この場合には、雄コネクタの筒状部は従来のもので済み、雌コネクタも従来のもので済むので、この発明のロック式ルアーテーパーコネクタを安価に構成することができる。
また、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタにおいては、前記摩擦トルク軽減部は、前記ナットの掛合部に、前記雄コネクタの筒状部の基部の大径部に向けて設けられた例えばフッ素樹脂コーティング層あるいはフッ素樹脂シート等の低摩擦材を有していても良く、この場合にも、雄コネクタの筒状部は従来のもので済み、雌コネクタも従来のもので済むので、この発明のロック式ルアーテーパーコネクタを安価に構成することができる。
そしてこの発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタにおいては、前記摩擦トルク軽減部は、前記筒状部の基部の大径部に、前記ナットの掛合部に向けて突設された例えば環状突条等の突起を有していても良く、この場合には、雄コネクタのナットは従来のもので済み、雌コネクタも従来のもので済むので、この発明のロック式ルアーテーパーコネクタを安価に構成することができる。
(a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第1実施例におけるこの発明の第1の態様の雌コネクタの一実施例の構成を示す平面図、正面図および縦断面図である。 (a)および(b)は、上記実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタを背面側から見て示す斜視図およびその雌コネクタと通常の雄コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第2実施例におけるこの発明の第1の態様の雌コネクタの一実施例の構成を示す平面図、正面図および縦断面図である。 (a)および(b)は、上記実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタを背面側から見て示す斜視図およびその雌コネクタと通常の雄コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第3実施例におけるこの発明の第1の態様の雌コネクタの一実施例の構成を示す平面図、正面図および縦断面図である。 (a)および(b)は、上記実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタを背面側から見て示す斜視図およびその雌コネクタと通常の雄コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第4実施例におけるこの発明の第1の態様の雌コネクタの一実施例の構成を示す平面図、正面図および縦断面図である。 (a)および(b)は、上記実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタを正面側から見て示す斜視図およびその雌コネクタと通常の雄コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a)および(b)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第5実施例におけるこの発明の第1の態様の雄コネクタの一実施例のナットの構成を示す縦断面図およびそのナットを持つ雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第6実施例におけるこの発明の第1の態様の雄コネクタの一実施例のナットの構成を示す正面図並びに縦断面図およびそのナットを持つ雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a)および(b)は、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第1実施例におけるこの発明の第2の態様の雄コネクタの第1実施例のナットの構成を示す正面図および縦断面図であり、(c)は、そのナットを有する雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a)および(b)は、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第2実施例におけるこの発明の第2の態様の雄コネクタの第2実施例のナットの構成を示す正面図および縦断面図であり、(c)は、そのナットを有する雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a)および(b)は、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第3実施例におけるこの発明の第2の態様の雄コネクタの第3実施例の筒状部およびナットの構成を示す縦断面図であり、(c)は、その筒状部およびナットを有する雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図である。 (a),(b),(c)および(d)は、従来のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタの構成を示す平面図、正面図並びに縦断面図およびその雌コネクタと接続される雄コネクタを示す縦断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づく実施例によって詳細に説明する。ここに、図1(a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第1実施例におけるこの発明の第1の態様の雌コネクタの一実施例の構成を示す平面図、正面図および縦断面図、また図2(a)および(b)は、上記実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタを背面側から見て示す斜視図およびその雌コネクタと通常の雄コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、従来例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわちこの第1実施例のロック式ルアーテーパーコネクタも、ルアーテーパー(6%テーパー)の裁頭円錐状の接続面2aを外周面に持つ筒状部2を有するプラスチック製の雄コネクタ1と、ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面5aを内周面に持つ筒状部5を有するプラスチック製の雌コネクタ4とを具え、上記雄コネクタ1はまた、その雄コネクタ1の筒状部2の基部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制されるとともに二条ネジの雌ネジ3aを持つプラスチック製のナット3を有し、一方、上記雌コネクタ4はまた、その雌コネクタ4の筒状部5の先端部から互いに対抗する半径方向外方へ一体に突出するとともに各々周方向に延在する、二条ネジの雄ネジの一部としての2つの突条6を有し、そのナット3の二条ネジの雌ネジ3aを雌コネクタ4の先端部の2本の突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面2a,5a同士の密な嵌合を維持するようにしたものである。
しかしてこの第1実施例のロック式ルアーテーパーコネクタは、従来のものと異なり、雌コネクタ4の雄ネジとなる突条6が、雄コネクタ1のナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態でナット3の雌ネジ3aと密に掛合してナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるロック部としての、例えば突条6より低い高さの例えば角棒状の2本のロック突起7を有しており、これらのロック突起7はそれぞれ、突条6の戻り側フランク面(図1(a)では上向きの側面)から筒状部5の外周面に亘ってそれら筒状部5および突条6と一体に突設されて筒状部5の軸線方向へ延在している。
さらに、この第1実施例のロック式ルアーテーパーコネクタは、雌コネクタ4の筒状部5が、各ロック突起7の両側に位置して筒状部5の軸線方向へ延在するスリット5bを有しており、これにより、各ロック突起7およびその近傍の筒状部5が他の部分から周方向に切り離されて、半径方向へ弾性変形され易くなっている。
かかる構成を具えるこの第1実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにあっては、雌コネクタ4に雄コネクタ1の筒状部2を差し込んでルアーテーパーの接続面5a,2a同士を密に嵌合させることで、コネクタの気密な接続が達成される。また、雄コネクタ1の筒状部2の基部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制されるナット3の二条ネジの雌ネジ3aを、雌コネクタ4の筒状部5の先端部の2つの突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで、雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持される。
そしてここではナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6とのうちで突条6のみに設けられた2つのロック突起7が、それらナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態でナット3の雌ネジ3aのネジ山を押し込まれて弾性的若しくは弾塑性的に変形し、その雌ネジ3aのネジ山と密に掛合してナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるとともに、それら2つのロック突起7の半径方向内方にそれぞれ位置する筒状部5の部分の接続面5aを雄コネクタ1の筒状部2の接続面2aに押し付けて雄コネクタ1の筒状部2を挟持する。
従って、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雌コネクタ4によれば、ナット3と雄コネクタ1の筒状部2との一方が手で持たれたりして固定された状態で他方が捻られようとしても、あるいは雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方が固定された状態で他方のコネクタまたはナット3に捻り力が加わっても、さらには雌コネクタ4が固定された状態で雄コネクタ1に捻り力が加わってナット3が雄コネクタ1と共回りしようとしても、ロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので雌コネクタ4に対してナット3が回動してしまうことがないため、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
しかも、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雌コネクタ4によれば、ナット3を締め込むだけでロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるということもない。また、ロック突起7で押された雌コネクタ4の筒状部5が雄コネクタ1の筒状部2を挟持して、雄コネクタ1の筒状部2と雌コネクタ4との相対回動にも抵抗を与えるので、例え雌コネクタ4と雄コネクタ1の筒状部2との一方が捻られても、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
さらに、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタによれば、ロック突起7は、雄コネクタ1と雌コネクタ4との両方でなく雌コネクタ4の突条6だけに設けられていることから、雄コネクタ1は通常のナット3を有する従来のもので済むので、従来の雄コネクタ1を用いてこの発明のロック式ルアーテーパーコネクタを構成し、この発明の効果を奏することができる。
図3(a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第2実施例におけるこの発明の第1の態様の雌コネクタの一実施例の構成を示す平面図、正面図および縦断面図、また図4(a)および(b)は、上記実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタを背面側から見て示す斜視図およびその雌コネクタと通常の雄コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、先の実施例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわち、この第2実施例のロック式ルアーテーパーコネクタは、ロック部としての2つのロック突起7がそれぞれ、先に実施例におけるロック突起7よりも筒状部5の軸線方向に短く、かつ雌コネクタ4の突条6と同じ高さを持ち、その突条6の戻り側フランク面(図2(a)では上向きの側面)と実質的に平行に傾斜しており、また雌コネクタ4の筒状部5が、各ロック突起7の両側に位置して筒状部5の軸線方向へ延在するスリット5bを有していない点でのみ、先の第1実施例と相違しており、他の点は先の第1実施例と同様に構成されているので、ここでは詳細な説明を省略する。
かかる構成を具えるこの第2実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにあっては、先の実施例と同様、雌コネクタ4に雄コネクタ1の筒状部2を差し込んでルアーテーパーの接続面5a,2a同士を密に嵌合させることで、コネクタの気密な接続が達成される。また、雄コネクタ1の筒状部2の基部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制されるナット3の二条ネジの雌ネジ3aを、雌コネクタ4の筒状部5の先端部の2つの突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで、雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持される。
そしてここではナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6とのうちで突条6のみに設けられた2つのロック突起7が、それらナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態でナット3の雌ネジ3aの戻り側フランク面(図4(b)では右向きの側面)に押圧され、その雌ネジ3aの戻り側フランク面と密接して弾性的若しくは弾塑性的に変形しつつナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与える。
従って、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雌コネクタ4によれば、ナット3と雄コネクタ1の筒状部2との一方が手で持たれたりして固定された状態で他方が捻られようとしても、あるいは雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方が固定された状態で他方のコネクタまたはナット3に捻り力が加わっても、さらには雌コネクタ4が固定された状態で雄コネクタ1に捻り力が加わってナット3が雄コネクタ1と共回りしようとしても、ロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので雌コネクタ4に対してナット3が回動してしまうことがないため、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
しかも、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雌コネクタ4によれば、ナット3を締め込むだけでロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるということもない。
さらに、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタによれば、ロック突起7は、雄コネクタ1と雌コネクタ4との両方でなく雌コネクタ4の突条6だけに設けられていることから、雄コネクタ1は通常のナット3を有する従来のもので済むので、従来の雄コネクタ1を用いてこの発明のロック式ルアーテーパーコネクタを構成し、この発明の効果を奏することができる。
図5(a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第3実施例におけるこの発明の第1の態様の雌コネクタの一実施例の構成を示す平面図、正面図および縦断面図、また図6(a)および(b)は、上記実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタを背面側から見て示す斜視図およびその雌コネクタと通常の雄コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、先の実施例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわち、この第3実施例のロック式ルアーテーパーコネクタは、ロック部としての2つのロック突起7がそれぞれ、雌コネクタ4の突条6の山頂面から蒲鉾状に突出している点でのみ、先の第2実施例と相違しており、他の点は先の第2実施例と同様に構成されているので、ここでは詳細な説明を省略する。
かかる構成を具えるこの第3実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにあっては、先の実施例と同様、雌コネクタ4に雄コネクタ1の筒状部2を差し込んでルアーテーパーの接続面5a,2a同士を密に嵌合させることで、コネクタの気密な接続が達成される。また、雄コネクタ1の筒状部2の基部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制されるナット3の二条ネジの雌ネジ3aを、雌コネクタ4の筒状部5の先端部の2つの突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで、雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持される。
そしてここではナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6とのうちで突条6のみに設けられた2つのロック突起7が、それらナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態でナット3の雌ネジ3aの谷底面に押圧され、その雌ネジ3aの谷底面と密接して弾性的若しくは弾塑性的に変形しつつナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与える。
従って、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雌コネクタ4によれば、ナット3と雄コネクタ1の筒状部2との一方が手で持たれたりして固定された状態で他方が捻られようとしても、あるいは雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方が固定された状態で他方のコネクタまたはナット3に捻り力が加わっても、さらには雌コネクタ4が固定された状態で雄コネクタ1に捻り力が加わってナット3が雄コネクタ1と共回りしようとしても、ロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので雌コネクタ4に対してナット3が回動してしまうことがないため、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
しかも、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雌コネクタ4によれば、ナット3を締め込むだけでロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるということもない。
さらに、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタによれば、ロック突起7は、雄コネクタ1と雌コネクタ4との両方でなく雌コネクタ4の突条6だけに設けられていることから、雄コネクタ1は通常のナット3を有する従来のもので済むので、従来の雄コネクタ1を用いてこの発明のロック式ルアーテーパーコネクタを構成し、この発明の効果を奏することができる。
図7(a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第4実施例におけるこの発明の第1の態様の雌コネクタの一実施例の構成を示す平面図、正面図および縦断面図、また図8(a)および(b)は、上記実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにおける雌コネクタを背面側から見て示す斜視図およびその雌コネクタと通常の雄コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、先の実施例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわち、この第4実施例のロック式ルアーテーパーコネクタは、ロック部としての2つのロック突起7がそれぞれ、雌コネクタ4の突条6の進み側フランク面(図7(a)では下向きの側面)から筒状部5の先端面にかけて筒状部5の軸線方向に蒲鉾状に突出している点でのみ、先の第3実施例と相違しており、他の点は先の第3実施例と同様に構成されているので、ここでは詳細な説明を省略する。
かかる構成を具えるこの第4実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにあっては、先の実施例と同様、雌コネクタ4に雄コネクタ1の筒状部2を差し込んでルアーテーパーの接続面5a,2a同士を密に嵌合させることで、コネクタの気密な接続が達成される。また、雄コネクタ1の筒状部2の基部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制されるナット3の二条ネジの雌ネジ3aを、雌コネクタ4の筒状部5の先端部の2つの突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで、雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持される。
そしてここではナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6とのうちで突条6のみに設けられた2つのロック突起7が、それらナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態でナット3の雌ネジ3aの進み側フランク面に押圧され、その雌ネジ3aの進み側フランク面と密接して弾性的若しくは弾塑性的に変形しつつナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与える。
従って、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雌コネクタ4によれば、ナット3と雄コネクタ1の筒状部2との一方が手で持たれたりして固定された状態で他方が捻られようとしても、あるいは雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方が固定された状態で他方のコネクタまたはナット3に捻り力が加わっても、さらには雌コネクタ4が固定された状態で雄コネクタ1に捻り力が加わってナット3が雄コネクタ1と共回りしようとしても、ロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので雌コネクタ4に対してナット3が回動してしまうことがないため、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
しかも、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雌コネクタ4によれば、ナット3を締め込むだけでロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるということもない。
さらに、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタによれば、ロック突起7は、雄コネクタ1と雌コネクタ4との両方でなく雌コネクタ4の突条6だけに設けられていることから、雄コネクタ1は通常のナット3を有する従来のもので済むので、従来の雄コネクタ1を用いてこの発明のロック式ルアーテーパーコネクタを構成し、この発明の効果を奏することができる。
図9(a)および(b)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第5実施例におけるこの発明の第1の態様の雄コネクタの一実施例のナットの構成を示す縦断面図およびそのナットを持つ雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、従来例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわちこの第5実施例のロック式ルアーテーパーコネクタも、ルアーテーパー(6%テーパー)の裁頭円錐状の接続面2aを外周面に持つ筒状部2を有するプラスチック製の雄コネクタ1と、ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面5aを内周面に持つ筒状部5を有する雌コネクタ4とを具え、上記雄コネクタ1はまた、その雄コネクタ1の筒状部2の基部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制されるとともに二条ネジの雌ネジ3aを持つプラスチック製のナット3を有し、一方、上記雌コネクタ4はまた、その雌コネクタ4の筒状部5の先端部から互いに対抗する半径方向外方へ一体に突出するとともに各々周方向に延在する、二条ネジの雄ネジの一部としての2つの突条6を有し、そのナット3の二条ネジの雌ネジ3aを雌コネクタ4の先端部の2本の突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面2a,5a同士の密な嵌合を維持するようにしたものである。
しかしてこの第5実施例のロック式ルアーテーパーコネクタは、従来のものと異なり、雄コネクタ1のナット3の雌ネジ3aが、そのナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態でその突条6と密に掛合してナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるロック部としての、例えば雌ネジ3aのネジ山より低い高さの例えば段差状の2つのロック突起7を有しており、これらのロック突起7は、ナット3の雌ネジ3aの戻り側フランク面(図9(a)では右向きの側面)からネジ底面に亘ってそれらと一体に突設されて、二条の雌ネジ3aに沿ってそれぞれナット3の奥から中間部まで螺旋状に延在している。なお、ロック突起7をナット3の入口部に設けないのは、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合をロック突起7で妨げられないようにして、その螺合を容易かつ確実にするためである。
かかる構成を具えるこの第5実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにあっては、雌コネクタ4に雄コネクタ1の筒状部2を差し込んでルアーテーパーの接続面5a,2a同士を密に嵌合させることで、コネクタの気密な接続が達成される。また、雄コネクタ1の筒状部2の基部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制されるナット3の二条ネジの雌ネジ3aを、雌コネクタ4の筒状部5の先端部の2つの突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで、雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持される。
そしてここではナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6とのうちではナット3の雌ネジ3aのみに設けられた2つのロック突起7が、それらナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態で雌コネクタ4の突条6を押し込まれて弾性的若しくは弾塑性的に変形し、その突条6と密に掛合してナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与える。
従って、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、ナット3と雄コネクタ1の筒状部2との一方が手で持たれたりして固定された状態で他方が捻られようとしても、あるいは雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方が固定された状態で他方のコネクタまたはナット3に捻り力が加わっても、さらには雌コネクタ4が固定された状態で雄コネクタ1に捻り力が加わってナット3が雄コネクタ1と共回りしようとしても、ロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので雌コネクタ4に対してナット3が回動してしまうことがないため、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
しかも、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、ナット3を締め込むだけでロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるということもない。
さらに、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタによれば、ロック突起7は、雄コネクタ1と雌コネクタ4との両方でなく雌コネクタ4の突条6だけに設けられていることから、雄コネクタ1は通常のナット3を有する従来のもので済むので、従来の雄コネクタ1を用いてこの発明のロック式ルアーテーパーコネクタを構成し、この発明の効果を奏することができる。
図10(a),(b)および(c)は、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第6実施例におけるこの発明の第1の態様の雄コネクタの一実施例のナットの構成を示す正面図並びに縦断面図およびそのナットを持つ雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、先の第5実施例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわち、この第6実施例のロック式ルアーテーパーコネクタは、ロック部としての2つのロック突起7がそれぞれ、先に実施例におけるロック突起7と異なってネジ底面でなく二条の雌ネジ3aのネジ山頂面にそれらと一体に突設されて、二条の雌ネジ3aに沿ってそれぞれナット3の中間部で弓形に延在しており、またナット3が、各ロック突起7の両側に位置してナット3の軸線方向へ延在するスリット3bを有している点でのみ、先の第5実施例と相違しており、他の点は先の第5実施例と同様に構成されているので、ここでは詳細な説明を省略する。なお、ロック突起7をナット3の入口部に設けないのは、先の第5実施例と同様、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合をロック突起7で妨げられないようにして、その螺合を容易かつ確実にするためである。
かかる構成を具えるこの第6実施例のロック式ルアーテーパーコネクタにあっては、雌コネクタ4に雄コネクタ1の筒状部2を差し込んでルアーテーパーの接続面5a,2a同士を密に嵌合させることで、コネクタの気密な接続が達成される。また、雄コネクタ1の筒状部2の基部2bに回動可能に挿通されてその基部2bの外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制されるナット3の二条ネジの雌ネジ3aを、雌コネクタ4の筒状部5の先端部の2つの突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで、雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持される。
そしてここではナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6とのうちでナット3の雌ネジ3aのみに設けられた2つのロック突起7が、それらナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態で雌コネクタ4の突条6および筒状部5を押し込まれて弾性的若しくは弾塑性的に変形し、それら突条6および筒状部5と密接してナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるとともに、それら2つのロック突起7の半径方向外方にそれぞれ位置するナット3の部分を半径方向外方へ弾性変形可能として、突条6に螺合させたナット3の締め込みを容易なものとする。
従って、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、ナット3と雄コネクタ1の筒状部2との一方が手で持たれたりして固定された状態で他方が捻られようとしても、あるいは雌コネクタ4と雄コネクタ1との一方が固定された状態で他方のコネクタまたはナット3に捻り力が加わっても、さらには雌コネクタ4が固定された状態で雄コネクタ1に捻り力が加わってナット3が雄コネクタ1と共回りしようとしても、ロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので雌コネクタ4に対してナット3が回動してしまうことがないため、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
しかも、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、ナット3を締め込むだけでロック突起7がナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるということもない。また、ロック突起7で押されたナット3の部分が半径方向外方へ弾性変形して逃げるので、突条6に螺合させたナット3を容易に締め込むことができる。
さらに、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタによれば、ロック突起7は、雄コネクタ1と雌コネクタ4との両方でなく雄コネクタ1のナット3の雌ネジ3aだけに設けられていることから、雌コネクタ4は通常の突条6を有する従来のもので済むので、従来の雌コネクタ4を用いてこの発明のロック式ルアーテーパーコネクタを構成し、この発明の効果を奏することができる。
以上、この発明の第1の態様について図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば、上記第1の態様における第1乃至第6実施例では、ロック突起7を雄コネクタ1のナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の筒状部5の突条6との何れか一方に設けているが、ロック突起7をそれらの両方に設けても良い。
また、例えば、上記第1の態様における第1乃至第6実施例では、ロック部としてロック突起7を設けているが、それに加えて、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態でそのロック突起7と弾塑性的に掛合してナット3と雌コネクタ4との相対回動に抵抗を与えるロック凹部を設けても良い。
さらに、上記第1の態様における第1乃至第6実施例では、ナット3は筒状部2の基部2bの外周フランジ2cに掛合しているが、筒状部2の基部2bが接続面2aよりも細い場合には、その接続面2aと基部2bとの段差部にナット3を掛合させるようにしても良い。
さらに、上記第1の態様における第1実施例では筒状部5にスリット5bを設け、上記第1の態様における第6実施例ではナット3にスリット3bを設けたが、これらの実施例の変形例としてスリットをなくしても良く、また、上記第1の態様における第2乃至第4実施例では筒状部5にスリットを設けず、上記第5実施例ではナット3にスリットを設けなかったが、これらの実施例の変形例としてスリットを設けても良い。
さらに、上記第1の態様における第1乃至第6実施例では、雌コネクタ4は筒状部5の先端部に通常の2つの突条6を有しているが、これらに代えて二条ネジの雄ネジを突条として筒状部5の先端部に例えば半周程度ずつ設けても良い。また、上記第1の態様における第1乃至第6実施例では、ナット3および雌コネクタ4は二条ネジを有しているが、ナットおよび雌コネクタの少なくとも一方は、相手方との適切な螺合が可能であれば三条以上の条数のネジを有していても良い。
図11(a)および(b)は、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第1実施例におけるこの発明の第2の態様の雄コネクタの第1実施例のナットの構成を示す正面図および縦断面図、また図11(c)は、そのナットを有する雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、従来例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわちこの第2の態様の第1実施例のロック式ルアーテーパーコネクタも、ルアーテーパー(6%テーパー)の裁頭円錐状の接続面2aを外周面に持つ筒状部2を有するプラスチック製の雄コネクタ1と、ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面5aを内周面に持つ筒状部5を有するプラスチック製の雌コネクタ4とを具え、上記雄コネクタ1はまた、その雄コネクタ1の筒状部2の基部の小径部2bに回動可能に挿通されてその基部の大径部としての外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制される掛合部3eを持つとともに二条ネジの雌ネジ3aを持つプラスチック製のナット3を有し、一方、上記雌コネクタ4はまた、その雌コネクタ4の筒状部5の先端部から互いに対抗する半径方向外方へ一体に突出するとともに各々周方向に延在する、二条ネジの雄ネジの一部としての2つの突条6を有しており、そのナット3の二条ネジの雌ネジ3aを雌コネクタ4の先端部の2本の突条6に螺合させてそのナット3を締め込むことで雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面2a,5a同士の密な嵌合を維持するようにしたものである。
しかしてこの第1実施例のロック式ルアーテーパーコネクタは、従来のものと異なり、図11(c)に示すように、この発明の第2の態様の雄コネクタの第1実施例としての雄コネクタ1のナット3の掛合部3eが、雄コネクタ1の筒状部2の基部の小径部2aに、その小径部2aに対する充分な隙間を持って回動自在に遊挿されて、その基部の外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制され、またナット3の掛合部3eと筒状部2の基部の外周フランジ2cとのうちナット3の掛合部3eが、その掛合部3eの外周フランジ2cに向く内側端面の半径方向内方端部に、図11(a),(b)に示すように、摩擦トルク軽減部としての断面略半円状の環状突条3cを有しており、この環状突条3cは、図11(c)に示すように、それらナット3の掛合部3eと筒状部2の基部の外周フランジ2cとの掛合状態で外周フランジ2cの端面に、ナット3の回転軸線からのトルク半径が小さくなる掛合部3eの半径方向内方端部に位置する僅かな面積の接触面で摺接して、筒状部2の基部の外周フランジ2cとの相対回動の摩擦トルクを軽減させる。
かかる構成を具えるこの第1実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1にあっては、雌コネクタ4に雄コネクタ1の筒状部2を差し込んでルアーテーパーの接続面5a,2a同士を密に嵌合させることで、コネクタの気密な接続が達成される。また、雄コネクタ1の筒状部2の基部の小径部2bに回動可能に挿通されてその基部の外周フランジ2cとの掛合により軸線方向移動を規制される掛合部3eを持つナット3の二条ネジの雌ネジ3aを、雌コネクタ4の筒状部5の先端部の2つの突条6に螺合させてそのナット3を雌コネクタ4に締め込むことで、雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持される。
そしてここではナット3の掛合部3eが、雄コネクタ1の筒状部2の基部の小径部2aに回動自在に遊挿され、かつ、雄コネクタ1のナット3の掛合部3eが有する摩擦トルク軽減部としての環状突条3cが、それらナット3の掛合部3eと筒状部2の基部の外周フランジ2cとの掛合状態での筒状部2との相対回動の摩擦トルクを軽減させる。
従って、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、雄コネクタ1の筒状部2あるいはそこにつながれたチューブ等を誤って雌コネクタ4に対して捻ってしまっても、ナット3の掛合部3eが雄コネクタ1の筒状部2の基部の小径部2aに回動自在に遊挿され、かつ、環状突条3cがナット3の掛合部3eと筒状部2の基部の外周フランジ2cとの相対回動の摩擦トルクを軽減させることから、雄コネクタ1の筒状部2とナット3との共回りが防止されるので、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れが生ずるのを防止することができる。
しかも、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、雄コネクタ1の筒状部2の基部の小径部2aに遊挿したナット3を雌コネクタ4に締め込むだけで、そのナット3の遊挿された掛合部3eと環状突条3cとにより雄コネクタ1の筒状部2とナット3との共回りが防止されるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になったり雄コネクタ1が長くなったりするということもない。
さらに、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、摩擦トルク軽減部は、ナット3の掛合部3eに、雄コネクタ1の筒状部2の基部の外周フランジ2cに向けて突設された環状突条3cによって構成されていることから、雄コネクタ1の筒状部2は、図11(c)に示すように従来のもので済み、雌コネクタ4も、図11(c)に示すように従来のもので済むので、この発明のロック式ルアーテーパーコネクタを安価に構成することができる。
図12(a)および(b)は、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第2実施例におけるこの発明の第2の態様の雄コネクタの第2実施例のナットの構成を示す正面図および縦断面図、また図12(c)は、そのナットを有する雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、先の実施例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわち、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1は、摩擦トルク軽減部が、ナット3の掛合部3eの内側端面の段部に、雄コネクタ1の筒状部2の基部の大径部としての外周フランジ2cに向けて嵌め合わされて貼り付けられ、ナット3の掛合部3eの内側端面の内周端から上記段部に亘って延在する、低摩擦材としてのフッ素樹脂製のリング状低摩擦シート3dによって構成されている点でのみ、先の第1実施例と相違しており、他の点は先の第1実施例と同様に構成されているので、ここでは詳細な説明を省略する。
かかる構成を具えるこの第2の態様の第2実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、先の実施例と同様、コネクタの気密な接続が達成されるとともに、ナット3を締め込むことで雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持され、それに加えて、雄コネクタ1の筒状部2あるいはそこにつながれたチューブ等を誤って雌コネクタ4に対して捻ってしまっても、雄コネクタ1の筒状部2とナット3との共回りが防止されるので、ナット3の雌ネジ3aと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れが生ずるのを防止することができ、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になったり雄コネクタ1が長くなったりするということもない。
さらにこの第2実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、雄コネクタ1の筒状部2は、図12(c)に示すように従来のもので済み、雌コネクタ4も、図12(c)に示すように従来のもので済むので、この発明のロック式ルアーテーパーコネクタを安価に構成することができる。
図13(a)および(b)は、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタの第3実施例におけるこの発明の第2の態様の雄コネクタの第3実施例の筒状部およびナットの構成を示す縦断面図、また図13(c)は、その筒状部およびナットを有する雄コネクタと通常の雌コネクタとの接続状態を示す縦断面図であり、図中、先の実施例と同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわち、この実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1は、ナット3の掛合部3eと筒状部2の基部の外周フランジ2cとのうち筒状部2の基部の外周フランジ2cが、その外周フランジ2cのナット3の掛合部3eに向く端面の半径方向内方部分に、図13(a)に示すように、摩擦トルク軽減部としての断面略半円状の環状突条2dを有している点でのみ、先の第1実施例と相違しており、他の点は先の第1実施例と同様に構成されているので、ここでは詳細な説明を省略する。
ここで、環状突条2dは、図13(c)に示すように、それらナット3の掛合部3eと筒状部2の基部の外周フランジ2cとの掛合状態でナット3の掛合部3eの内側端面に、ナット3の回転軸線からのトルク半径が小さくなる外周フランジ2cの半径方向内方部分に位置する僅かな面積の接触面で摺接して、ナット3の掛合部3eとの相対回動の摩擦トルクを軽減させる。
かかる構成を具えるこの第2の態様の第3実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、先の実施例と同様、コネクタの気密な接続が達成されるとともに、ナット3を締め込むことで雄コネクタ1と雌コネクタ4との接続面5a,2a同士の密な嵌合が維持され、それに加えて、雄コネクタ1の筒状部2あるいはそこにつながれたチューブ等を誤って雌コネクタ4に対して捻ってしまっても、雄コネクタ1の筒状部2とナット3との共回りが防止されるので、ナット3の雌ネジ3bと雌コネクタ4の突条6との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れが生ずるのを防止することができ、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になったり雄コネクタ1が長くなったりするということもない。
さらにこの第3実施例のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタ1によれば、雄コネクタ1のナット3は、図13(b)に示すように従来のもので済み、雌コネクタ4も、図13(c)に示すように従来のもので済むので、この発明のロック式ルアーテーパーコネクタを安価に構成することができる。
以上、この発明の第2の態様について図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば、上記第2の態様の第1乃至第3実施例では、摩擦トルク軽減部を雄コネクタ1の筒状部2の基部の大径部としての外周フランジ2cとナット3の掛合部3eとの何れか一方に設けているが、それらの両方に、例えば図2に示す摩擦トルク軽減部としてのリング状低摩擦シート3dと図3に示す摩擦トルク軽減部としての環状突条2d等をそれぞれ設けても良い。
また、上記第2の態様の第1および第3実施例では、摩擦トルク軽減部として環状突条3c,2dを設けているが、これらに代えて、周方向に互いに間隔を置いて配置された複数の突条その他の突起を設けても良い。
さらに、上記第2の態様の第1乃至第3実施例では、ナット3の掛合部3eは筒状部2の基部の外周フランジ2cに掛合しているが、筒状部2の基部の小径部2bが接続面2aよりも細い場合には、その接続面2aと小径部2bとの段差部にナット3の掛合部3eを掛合させるようにしても良い。
さらに、上記第2の態様の第1乃至第3実施例では、雌コネクタ4は筒状部5の先端部に通常の2つの突条6を有しているが、これらに代えて二条ネジの雄ネジを突条として筒状部5の先端部に例えば半周程度ずつ設けても良い。また、上記第1乃至第3実施例では、ナット3および雌コネクタ4は二条ネジを有しているが、ナットおよび雌コネクタの少なくとも一方は、相手方との適切な螺合が可能であれば三条以上の条数のネジを有していても良い。
かくしてこの発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタおよび雌コネクタによれば、ナットと雄コネクタとの一方が手で持たれたりして固定された状態で他方が捻られようとしても、あるいは雌コネクタと雄コネクタとの一方が固定された状態で他方のコネクタまたはナットに捻り力が加わっても、さらには雌コネクタが固定された状態で雄コネクタに捻り力が加わってナットが雄コネクタと共回りしようとしても、ロック部がナットと雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるので、雌コネクタに対してナットが回動してしまうことがないため、ナットの雌ネジと雌コネクタの突条との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れを生じてしまうのを防止することができる。
しかも、この発明の第1の態様のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタおよび雌コネクタによれば、ナットを締め込むだけでロック部がナットと雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になるということもない。
また、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタによれば、雄コネクタの筒状部あるいはそこにつながれたチューブ等を誤って雌コネクタに対して捻ってしまっても、ナットの掛合部が雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動自在に遊挿され、かつ、摩擦トルク軽減部がナットの掛合部と筒状部の基部の大径部との相対回動の摩擦トルクを軽減させることから、雄コネクタの筒状部とナットとの共回りが防止されるので、ナットの雌ネジと雌コネクタの突条との螺合状態が緩んでコネクタの意図しない緩みや外れが生ずるのを防止することができる。
しかも、この発明の第2の態様のロック式ルアーテーパーコネクタ並びにその雄コネクタによれば、雄コネクタの筒状部の基部の小径部に遊挿したナットを雌コネクタに締め込むだけで、そのナットの遊挿状態と摩擦トルク軽減部とにより雄コネクタの筒状部とナットとの共回りが防止されるので、コネクタの意図しない緩みや外れを防止するためにルアーテーパーコネクタの接続が不十分になったり雄コネクタが長くなったりするということもない。
1 雄コネクタ
2 筒状部
2a 接続面
2b 小径部
2c 外周フランジ
2d 環状突状
3 ナット
3a 雌ネジ
3b スリット
3c 環状突状
3d 低摩擦シート
3e 掛合部
4 雌コネクタ
5 筒条部
5a 接続面
5b スリット
6 突条
7 ロック突起

Claims (7)

  1. ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
    ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
    前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部に回動可能に挿通されてその基部との掛合により軸線方向移動を規制されるとともに雌ネジを持つナットを有し、
    前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
    前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタにおいて、
    前記ナットの雌ネジと前記雌コネクタの突条との少なくとも一方が、それらナットの雌ネジと雌コネクタの突条との螺合状態で他方と密接もしくは密に掛合して前記ナットと前記雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるロック部を有し、
    前記ロック部の両側に位置するスリットを有することを特徴とするロック式ルアーテーパーコネクタ。
  2. 前記ロック部は、前記雌コネクタの突条だけに設けられていることを特徴とする、請求項1記載のロック式ルアーテーパーコネクタ。
  3. 前記ロック部は、前記ナットの雌ネジだけに設けられていることを特徴とする、請求項1記載のロック式ルアーテーパーコネクタ。
  4. ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
    ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
    前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部に回動可能に挿通されてその基部との掛合により軸線方向移動を規制されるとともに雌ネジを持つナットを有し、
    前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
    前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタの、前記雄コネクタにおいて、
    前記ナットの雌ネジが、前記ナットの雌ネジと前記雌コネクタの突条との螺合状態でその雌コネクタの突条と密接もしくは密に掛合して前記ナットと前記雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるロック部を有し、
    前記ロック部の両側に位置するスリットを有することを特徴とする、請求項1記載のロック式ルアーテーパーコネクタの雄コネクタ。
  5. ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
    ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
    前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部に回動可能に挿通されてその基部との掛合により軸線方向移動を規制されるとともに雌ネジを持つナットを有し、
    前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
    前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタの、前記雌コネクタにおいて、
    前記雌コネクタの突条が、前記雌コネクタの突条と前記ナットの雌ネジとの螺合状態でそのナットの雌ネジと密接もしくは密に掛合して前記ナットと前記雌コネクタとの相対回動に抵抗を与えるロック部を有し、
    前記ロック部の両側に位置するスリットを有することを特徴とする、請求項1記載のロック式ルアーテーパーコネクタの雌コネクタ。
  6. ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
    ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
    前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動可能に挿通されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制される掛合部とともに雌ネジを持つナットを有し、
    前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
    前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタにおいて、
    前記ナットの前記掛合部が、前記雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動自在に遊挿されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制され、
    前記雄コネクタの、前記ナットの掛合部と前記筒状部の基部の大径部との少なくとも一方が、それらナットの掛合部と筒状部の基部の大径部との掛合状態での他方との相対回動の摩擦トルクを軽減させる摩擦トルク軽減部を有し、
    前記摩擦トルク軽減部は、前記ナットの掛合部に、前記雄コネクタの筒状部の基部の大径部に向けて突設された突起と、前記筒状部の基部の大径部に、前記ナットの掛合部に向けて突設された突起との少なくも一方を有することを特徴とするロック式ルアーテーパーコネクタ。
  7. ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を外周面に持つ筒状部を有する雄コネクタと、
    ルアーテーパーの裁頭円錐状の接続面を内周面に持つ筒状部を有する雌コネクタと、を具え、
    前記雄コネクタは、その雄コネクタの筒状部の基部の小径部に回動可能に挿通されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制される掛合部とともに雌ネジを持つナットを有し、
    前記雌コネクタは、その雌コネクタの筒状部の先端部から半径方向外方へ突出した突条を有し、
    前記ナットの雌ネジを前記雌コネクタの先端部の突条に螺合させてそのナットを締め込むことで前記雄コネクタと前記雌コネクタとの接続面同士の嵌合を維持するようにしたロック式ルアーテーパーコネクタの、前記雄コネクタにおいて、
    前記ナットの前記掛合部が、前記筒状部の基部の小径部に回動自在に遊挿されてその基部の大径部との掛合により軸線方向移動を規制され、
    前記ナットの掛合部と前記筒状部の基部の大径部との少なくとも一方が、それらナットの掛合部と筒状部の基部の大径部との掛合状態での他方との相対回動の摩擦トルクを軽減させる摩擦トルク軽減部を有し、
    前記摩擦トルク軽減部は、前記ナットの掛合部に、前記雄コネクタの筒状部の基部の大径部に向けて突設された突起と、前記筒状部の基部の大径部に、前記ナットの掛合部に向けて突設された突起との少なくも一方を有することを特徴とする、請求項6記載のロック式ルアーテーパーコネクタの雄コネクタ。
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