JP5872958B2 - 電線管継手 - Google Patents

電線管継手 Download PDF

Info

Publication number
JP5872958B2
JP5872958B2 JP2012103952A JP2012103952A JP5872958B2 JP 5872958 B2 JP5872958 B2 JP 5872958B2 JP 2012103952 A JP2012103952 A JP 2012103952A JP 2012103952 A JP2012103952 A JP 2012103952A JP 5872958 B2 JP5872958 B2 JP 5872958B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water stop
conduit
packing
stop portion
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012103952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013233040A (ja
Inventor
鈴木 剛
鈴木  剛
Original Assignee
パナソニックエコソリューションズSpt株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パナソニックエコソリューションズSpt株式会社 filed Critical パナソニックエコソリューションズSpt株式会社
Priority to JP2012103952A priority Critical patent/JP5872958B2/ja
Publication of JP2013233040A publication Critical patent/JP2013233040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5872958B2 publication Critical patent/JP5872958B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

本発明は、電線管の端部が接続される電線管継手に関するものである。
電線管の端部を接続する電線管継手は、筒状をした継手本体内にパッキンが設けられて構成されている(例えば特許文献1)。そして、継手本体の両端の開口から電線管が挿入され、継手本体と電線管との間にパッキンが介在することにより、止水がなされるものである。
特開2000−65259号公報(段落[0025]、図4)
しかしながら、特許文献1に示される電線管継手にあっては、パッキンの止水部として、各電線管毎に一つの止水部(リップ25)しかなく、止水性能が低いという問題があった。また、パッキンの止水部の幅を広げると、電線管が電線管継手に挿入され難いという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、止水性能が確保され、且つ、電線管が電線管継手に挿入され易い電線管継手を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
筒状をして端部の開口より電線管が挿入される継手本体と、前記継手本体内に設けられるパッキンと、を備え、前記パッキンは、筒状本体と、前記筒状本体の内面に形成され周方向全長に亘って凸条となる外側の止水部と、前記筒状本体の内面の前記外側の止水部よりも前記開口から遠い側に形成され周方向全長に亘って凸条となる内側の止水部と、を備え、前記外側の止水部の内径は前記電線管の外径よりも小さくかつ前記内側の止水部の内径よりも大きく形成され、前記内側の止水部の内径は前記外側の止水部の内径よりも小さく形成され、前記継手本体の内面に周方向全長に亘ってパッキン収容凹溝が形成され、前記パッキン収容凹溝に前記パッキンが収容されることを特徴とする。
また、前記外側の止水部は、前記開口側の面が、径方向の中心側へ行く程、前記開口から遠い側に位置するように傾斜するテーパを有することが好ましい。
また、前記外側の止水部は、前記筒状本体の内面の前記内側の止水部よりも前記開口側に所定の間隙をあけて形成されることが好ましい。
本発明の電線管継手は、止水性能が確保され、且つ、電線管が電線管継手に挿入され易いものである。
本発明の電線管継手の一実施形態を示し、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。 同上の実施形態を示し、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は平面図であり、(d)は断面図である。 同上の実施形態において、電線管が挿入された状態での断面図である。 他の実施形態を示し、(a)は正面側から見た斜視図であり、(b)は背面側から見た斜視図であり、(c)は断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1乃至図3に基いて説明する。なお、図1(b)は図2(a)のA−A断面図であり、図2(d)は図2(b)のB−B断面図である。
図1に示すように、電線管継手1は、筒状をした継手本体2と、継手本体2内に設けられるパッキン3と、で構成される。
継手本体2は、中心軸方向Cの両端に開口21を有する筒状をしたもので、内部の空間が電線管収容部となる。継手本体2の両端(開口21)から、中心軸方向Cの中心側に向けて所定長さまでの部分は、厚肉部22となっており、両厚肉部22の間の部分が薄肉部23となっている。厚肉部22と薄肉部23は、内径が同じとなるように形成され、外径が、厚肉部22の方が薄肉部23よりも大きくなっている。厚肉部22の内面に、周方向の全長に亘って連続するパッキン収容凹溝24が形成されている。本実施形態の継手本体2は、中心軸方向Cの中央を中心として両側に対称となっている。
継手本体2には、ボス孔部25が貫通して形成されている。本実施形態では厚肉部22の中央側に隣接して、バーリング加工によりボス孔部25が形成されている。この内部の雌ねじ孔25aに、電線管押さえねじ26が螺じ込まれる。
薄肉部23の周方向の一部(本実施形態では180°をおいた二箇所)に、両側の厚肉部22の外面と面一状に連続する連続部27が設けられている。また、両厚肉部22および両連続部27の間に、この電線管継手1に接続される電線管4等の表示を行う表示28が設けられている。
パッキン3は、筒状本体31と、止水部32、33と、で構成される。筒状本体31の外径は、継手本体2のパッキン収容凹溝24の内径と略同じ寸法である。筒状本体31の幅(中心軸方向Cの長さ)は、継手本体2のパッキン収容凹溝24の幅と略同じ寸法に形成される。筒状本体31の厚みT1は、パッキン収容凹溝24の深さd1よりも短く形成されている。筒状本体31の内径D1は、継手本体2の電線管収容部の内径D2よりも大きく形成されている。
筒状本体31の外面の周方向全長に亘って、外面凸条34が、幅方向の中央からいずれかの側方に偏った位置に形成されている。また、継手本体2側にも、内面の周方向全長に亘って、パッキン収容凹溝24における対応する位置に凸条収容溝29が形成されている。このように、外面凸条34および凸条収容溝29が幅方向の中央から偏った位置に形成されることで、パッキン3が、内外の向きが所定の向きと逆に収容されてしまうのが防止される。
筒状本体31の内面の周方向全長に亘って、それぞれ凸条となる止水部32、33が、中心軸方向Cに所定の間隙35をあけて形成されている。外側(開口21側)の止水部32は、外側の水圧(外圧)を受けても、内側に外圧をそのまま伝えないようにする減圧部として設けられている。内側(開口21から遠い側)の止水部33は、内側に水が浸入するのを阻止するために設けられている。
外側の止水部32の内径D3は、内側の止水部33の内径D4よりも大きい。止水部32、33の内径D3、D4は、電線管4の外径D5(図3参照)よりも小さく形成されている。また、外側の止水部32は、先端側へ行く程厚みが薄く形成される。本実施形態では、外面(開口21側の面)が、径方向の中心側へ行く程、中心軸方向Cの奥方へ位置するように傾斜するテーパ36を有しており、電線管4と接触する部分の厚みT2は、内側の止水部33の厚みT3よりも薄い。外側の止水部32は、内側の止水部33よりも密封性は低いものの撓み易いため、内側に水が浸入するのを完全に阻止するものではなく、減圧部として機能するものであるため、構わない。
また、外側の止水部32の基端部の厚みT4は、内側の止水部33の厚みT3よりも厚くなっている。これにより、外側の止水部32が水圧により撓み難くなっている。
また、所定の間隙35の長さは、外側の止水部32の長さL1(図3参照)よりも長く形成されることが好ましい。
また、内側の止水部33は、筒状本体31の内側端部から所定の長さ外側の部分に形成されている。
図3に示すように、電線管4が継手本体2の開口21から挿入されると、電線管4の外径D5は止水部32、33の内径D3、D4よりも大きいため、電線管4が止水部32、33に当接し、止水部32、33は継手本体2の奥方へ向かって撓む。この時、外側の止水部32にはテーパ36が形成されているため、スムーズに撓むものである。また、外側の止水部32の内径D3は、内側の止水部33の内径D4よりも大きく、外側の止水部32の電線管4と接触する部分の厚みT2は、内側の止水部33の厚みT3よりも薄い。このため、電線管4の挿入の際の抵抗は、外側の止水部32における方が小さくて済むものである。
電線管4は、継手本体2の内面の中心軸方向Cの中央部に突出するように設けられているストッパー20により、それ以上の進入が規制される。また、パッキン収容凹溝24に面取り24aが形成されているため、電線管4が継手本体2の奥方へスムーズに進入することができる。
そして、雌ねじ孔25aに電線管押さえねじ26が螺じ込まれ、電線管押さえねじ26が電線管4を継手本体2の内面に押し付けることで、パッキン3の継手本体2からの抜け止めがなされる。
上記のような電線管継手1にあっては、二つの止水部32、33が設けられることで、止水性能が確保されるものである。また、二つの止水部32、33のうち、外側の止水部32は減圧部として機能するにとどめて、撓み易く形成されているため、電線管4が挿入され易いものである。
次に、他の実施形態を図4に示す。なお、図1乃至図3に示す上記実施形態と同じ構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる構成について説明する。
上記実施形態の電線管継手1は、中心軸方向Cに対称であり、両開口21より電線管4が挿入されるのに対し、本実施形態の電線管継手1は、一端側の開口21にのみ電線管4が挿入されるものである。
そして、他端側の開口には、キャビネット等のその他の部材(不図示)に接続される接続部51が設けられる。接続部51は、本実施形態ではスリーブ状をしたものであるが、特に限定されない。接続部51は内外を連通する開口が形成されており、電線管4内を挿通されてきた電線(不図示)が、開口を介してキャビネット等のその他の部材の内部に挿通される。
また、本実施形態の電線管継手1に、アース用ボス孔部52が、厚肉部22の中央側に隣接して、バーリング加工により形成されている。この内部のアース用雌ねじ孔53に、アースねじ54が螺じ込まれ、アースがなされる。
1 電線管継手
2 継手本体
20 ストッパー
21 開口
22 厚肉部
23 薄肉部
24 パッキン収容凹溝
25 ボス孔部
25a 雌ねじ孔
26 電線管押さえねじ
29 凸条収容溝
3 パッキン
31 筒状本体
32 外側の止水部
33 内側の止水部
34 外面凸条
35 間隙
36 テーパ
4 電線管
51 接続部
52 アース用ボス孔部
53 アース用雌ねじ孔
54 アースねじ
C 中心軸方向
D1〜D4 外径
D5 外径
d1 深さ
T1〜T3 厚み

Claims (3)

  1. 筒状をして端部の開口より電線管が挿入される継手本体と、前記継手本体内に設けられるパッキンと、を備え、前記パッキンは、筒状本体と、前記筒状本体の内面に形成され周方向全長に亘って凸条となる外側の止水部と、前記筒状本体の内面の前記外側の止水部よりも前記開口から遠い側に形成され周方向全長に亘って凸条となる内側の止水部と、を備え、前記外側の止水部の内径は前記電線管の外径よりも小さくかつ前記内側の止水部の内径よりも大きく形成され、前記内側の止水部の内径は前記外側の止水部の内径よりも小さく形成され、前記継手本体の内面に周方向全長に亘ってパッキン収容凹溝が形成され、前記パッキン収容凹溝に前記パッキンが収容されることを特徴とする電線管継手。
  2. 前記外側の止水部は、前記開口側の面が、径方向の中心側へ行く程、前記開口から遠い側に位置するように傾斜するテーパを有することを特徴とする請求項1記載の電線管継手。
  3. 前記外側の止水部は、前記筒状本体の内面の前記内側の止水部よりも前記開口側に所定の間隙をあけて形成されることを特徴とする請求項1または2記載の電線管継手。
JP2012103952A 2012-04-27 2012-04-27 電線管継手 Active JP5872958B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103952A JP5872958B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 電線管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103952A JP5872958B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 電線管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013233040A JP2013233040A (ja) 2013-11-14
JP5872958B2 true JP5872958B2 (ja) 2016-03-01

Family

ID=49679011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012103952A Active JP5872958B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 電線管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5872958B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6298347B2 (ja) * 2014-04-17 2018-03-20 株式会社 共進 電線管接続具用防水パッキン及びこれを備えた電線管接続具
JP6469438B2 (ja) * 2014-12-24 2019-02-13 株式会社 共進 電線管接続具用防水パッキン及びこれを備えた電線管接続具
US11670924B2 (en) 2021-10-22 2023-06-06 Abb Schweiz Ag Fitting connections for corrosion resistant electrical conduits

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000266253A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Yodoshi:Kk 差込継手
JP2003180011A (ja) * 2001-12-10 2003-06-27 Higashio Mech Co Ltd ケーブル配管用継手
JP3509805B2 (ja) * 2002-01-18 2004-03-22 株式会社 共進 ケーブル保護用耐蝕ライニング管のカップリング

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013233040A (ja) 2013-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050136741A1 (en) Pipe joint
JP5872958B2 (ja) 電線管継手
JP2012189147A (ja) パイプ継手
EP3508769A1 (en) Pipe joint and engagement member
CN104143796A (zh) 用于防止反向组装的线缆固定夹子
JP2017082891A5 (ja)
JP5814453B1 (ja) ケーブル保護体
JP5744111B2 (ja) シール構造、及び管継手
JP2017044339A (ja) パイプの高速連結構造
JP6199060B2 (ja) 隙間閉塞用スペーサ
WO2016089290A1 (en) Fire stop
JP2011163540A (ja) 配管カバー
JP6176857B2 (ja) ロック式ルアーテーパーコネクタ並びにそのロック式ルアーテーパーコネクタの雄コネクタおよび雌コネクタ
JP6144643B2 (ja) 継手
JP6298347B2 (ja) 電線管接続具用防水パッキン及びこれを備えた電線管接続具
KR101478923B1 (ko) 퀵 커넥터
JP2002054781A (ja) 管継手構造
JP2016008630A (ja) 継手付きフレキシブル管
JP5967271B2 (ja) 継手及び継手取付構造
JP6331210B2 (ja) パッキンを備えた水洗便器
CN110462271A (zh) 管连接用接头
JP7009686B2 (ja) ジョイント具
JP2012077788A (ja) 耐震管継手構造及びそれに使用するロックリング
JP5514502B2 (ja) 屈曲防止リング及びリブ付き管の接続構造
JP2012007655A (ja) 継手及び挿入ガイド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5872958

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250