JP3946411B2 - 液体噴出ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液体噴出ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
液体噴出ポンプとして、例えば、図5に示す如く、容器体5の口頚部8外周に嵌合させた周壁9上端縁より内方へフランジ状頂板10を延設してなる装着筒11と、頂板と口頚部上面との間に挟持したフランジ12を外周上部より突設するとともに、下部を容器体内に垂下させたシリンダ2と、シリンダ上端開口より上方付勢状態で上下動可能に突出させたステム26の上端に噴出ヘッド27を嵌着させた作動部材4とを備え、作動部材の上下動により内蔵ポンプ機構の作用で容器体内の液を吸い上げてヘッドの噴出口より噴出する如く構成したものが知られている。
【0003】
また、これらポンプは、運搬,保管時の液の漏出防止等を目的として、作動部材を押し下げた状態でシリンダ上端に嵌着したリング部材3に螺着可能に構成している。リング部材としては、例えば、シリンダ上端外周に嵌合させた嵌合筒22をリング状頂板23より垂設するとともに、頂板外周縁より垂設した螺筒24に噴出ヘッドの周壁31内周を螺着させる如く構成したものが知られている。或いは、図示しないが、リング状頂板内周縁よりシリンダ内へ垂設した螺筒に、ステム上端に嵌着した噴出ヘッドの縦筒外周を螺着させる如く構成している。
【0004】
また、従来のこの種ポンプでは、液充填の際に挟持する目的で、リング部材3の外周の一部を装着筒と噴出ヘッドとの間に露出しており、図5に示す如く螺筒下端縁より延設したフランジを介してヘッド周壁と装着筒との間に露出壁36を垂設して構成している。そして、液充填の際にこの露出壁36を挟持した状態でキャッパーにより装着筒を容器体に螺着させる如く構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種ポンプに於けるリング部材の露出壁は図示例の如く突出せずにその縦幅も狭いものであった。この様なポンプを使用する際に、噴出ヘッドを回動させてリング部材との螺着を解放しようとする際に、噴出ヘッドとリング体及びシリンダが装着筒に対して一緒に回ってしまう不都合が生じる場合がある。この様な場合にリング部材の露出壁部分を押さえて噴出ヘッドを回動させれば螺着は外れるが、従来ポンプに於ける露出壁は上記した如き幅狭で、突出しておらず指で押さえることは極めて困難な場合が多い。
【0006】
本発明は上記した点に鑑みなされたもので、上記この種のポンプに於いて、使用に当たり噴出ヘッドを容易にリング部材から螺脱させることができ、しかも従来品と比較して丈高となったりすることがなく、その構造も簡単な液体噴出ポンプを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、容器体口頚部8外周に嵌合させた周壁9上端縁より内方へフランジ状頂板10を延設してなる装着筒11と、頂板10と口頚部8上面との間に挟持したフランジ12を外周上部より突設するとともに、下部を容器体内に垂下させたシリンダ2と、シリンダ2上端周面に嵌着させた嵌合筒22をリング状頂板23裏面より垂設するとともに、頂板23縁部より螺筒24を垂設してなるリング部材3と、シリンダ上端開口より上方付勢状態で上下動可能に突出させたステム26の上端に噴出ヘッド27を嵌着させるとともに、押し下げ状態でリング部材3に螺着係止可能に構成した作動部材4とを備えた液体噴出ポンプであって、リング部材3の外周下部より外方へ突設したフランジ 33 を介して装着筒 11 外周上部に垂下するとともに、リング部材3に螺着係止させた作動部材4を螺脱する際につかむ指掛筒 34 を延設した。
【0008】
また、第2の手段として、前記第1の手段に於いて、上記指掛筒34に代えて、リング部材3の外周下部より噴出ヘッド外面及び装着筒外面の外方へ延設したフランジ33を介して垂設するとともに、リング部材3に螺着係止させた作動部材4を螺脱する際につかむ指掛筒34A を設けた。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0010】
本発明の液体噴出ポンプ1は、図1に示す如く、シリンダ2と、リング部材3と、作動部材4とを備えている。
【0011】
シリンダ2は、容器体5内に下部を垂下した状態で固定させるもので、底壁6周縁より上方へ周壁7を延設した上端開口の有底筒状をなしている。本実施例では、容器体5の口頚部8外周に嵌合させた周壁9上端縁より内方へフランジ状の頂板10を延設してなる装着筒11により容器体に固定させている。具体的には、装着筒頂板10と口頚部8上面との間に挟持したフランジ12を周壁7外周上部より突設するとともに、下部を容器体内に垂下させている。また、底壁6中央部に穿設した弁孔周縁に弁座14を立設しており、底壁6下面からは嵌合筒部15を垂設し、該嵌合筒部15にはパイプ16の上端を嵌着し、その下端を容器体内下部に垂下させる。
【0012】
またシリンダ2内部には弁部材17を設けている。該弁部材17は、シリンダ底壁6周縁部に載置した支持筒18内に弾性連結片を介して開閉可能に弁板19を支持するとともに、弁板19を弁座14に当接して吸込弁20を形成し、且つ、支持筒18上よりコイルスプリング支持用の支持台21を一体に立設している。
【0013】
リング部材3は、作動部材4を螺着係止させるためのもので、シリンダ2上端に嵌着固定した嵌合筒22をリング状頂板23裏面より垂設するとともに、頂板23縁部より螺筒24を垂設した形態のものが採用できる。図示例では、シリンダ2外周上端に嵌合筒22を嵌着固定するとともに、頂板23外周縁部より、外周に螺条を周設した螺筒24を垂設し、また、頂板23内周縁部より作動部材4の後述するステムを案内する案内筒25を垂下させている。尚、螺筒24は、本実施例の如き頂板23の外周縁より垂設したものに限らず、頂板23の内周縁より垂設し、後述する噴出ヘッドの縦筒外周に周設した螺条に螺着可能に構成することも可能である。
【0014】
作動部材4は、シリンダ2上端開口より上方付勢状態で上下動可能に突出させたステム26の上端に噴出ヘッド27を嵌着するとともに、押し下げ状態でリング部材3に螺着係止可能に構成した形態のものが採用される。本実施例では、シリンダ2内面に嵌合させた環状ピストン28をステム26外周下部に突設するとともに、シリンダ上面より上方へ突出したステム26上端に噴出ヘッド27を嵌着している。また、ステム26下面と弁部材17の支持台21との間にコイルスプリングaを介在させて作動部材を常時上方へ付勢させている。
【0015】
噴出ヘッド27は、ステム26外周上端部に下部を嵌合させた縦筒29を頂壁30裏面中央部より垂設するとともに、頂壁30周縁部より周壁31を垂下させ、更に、縦筒29の上部に基端を開口したノズル32を周壁31前部を貫通して前方へ突出して構成している。また、ヘッド周壁31の内周には螺条を設け、作動部材4を押し下げた状態でリング部材3の螺条と螺合係止可能に構成している。尚、上記した如き、頂板23内周縁より螺筒24を垂設したリング部材3を用いる場合には、縦筒29外周に螺条を周設して螺着係止可能に構成する。
【0016】
本発明では、この種のポンプに於いて、リング部材3が、その外周下部より外方へ突設したフランジ33を介して装着筒11外周上部に垂下する指掛筒34を延設している。この様な指掛筒34を設けることにより、押し下げ状態で螺着係止した作動部材4の螺脱時に、この指掛筒34を掴んでヘッド27を回動させれば確実にヘッドとリング部材3との螺合が外れる如く構成している。
【0017】
図3及び図4は本発明の他の実施例を示すもので、本実施例は、図1の実施例に於いて、リング部材3の外周下部より噴出ヘッド外面及び装着筒外面の外方へ延設したフランジ33を介して垂設した指掛筒34A を設けている。該指掛筒34A には、対向位置に一対の指掛凹部35を凹設している。
【0018】
尚、上記各部材のうちコイルスプリングに関しては従来から使用されている金属や合成樹脂により形成することができ、また、その他の部材は合成樹脂により形成することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明の液体噴出ポンプは、既述構成としたことにより、使用前の作動部材を押し下げて螺着した状態から螺脱するために回動させる際に、指掛筒をつかんで行えば確実に螺脱させることができ、従来のように作動部材とリング部材及びシリンダが一緒に回動してリング部材からの噴出ヘッドの螺脱が行い難いという様な不都合を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す半断面図である。
【図2】同実施例の噴出ヘッドの押し下げ螺着状態の半断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す噴出ヘッドの押し下げ螺着状態の半断面図である。
【図4】同実施例の平面図である。
【図5】従来ポンプの一例を示す半断面図である。
【符号の説明】
2…シリンダ,3…リング部材,4…作動部材,8…口頚部,
9…装着筒周壁,10…装着筒頂板,11…装着筒,12…フランジ,22…嵌合筒,
23…リング状頂板,24…螺筒,26…ステム,27…噴出ヘッド,33…フランジ,
34,34A …指掛筒

Claims (2)

  1. 容器体口頚部8外周に嵌合させた周壁9上端縁より内方へフランジ状頂板10を延設してなる装着筒11と、頂板10と口頚部8上面との間に挟持したフランジ12を外周上部より突設するとともに、下部を容器体内に垂下させたシリンダ2と、シリンダ2上端周面に嵌着させた嵌合筒22をリング状頂板23裏面より垂設するとともに、頂板23縁部より螺筒24を垂設してなるリング部材3と、シリンダ上端開口より上方付勢状態で上下動可能に突出させたステム26の上端に噴出ヘッド27を嵌着させるとともに、押し下げ状態でリング部材3に螺着係止可能に構成した作動部材4とを備えた液体噴出ポンプであって、リング部材3の外周下部より外方へ突設したフランジ 33 を介して装着筒 11 外周上部に垂下するとともに、リング部材3に螺着係止させた作動部材4を螺脱する際につかむ指掛筒 34 を延設したことを特徴とする液体噴出ポンプ。
  2. 上記指掛筒34に代えて、リング部材3の外周下部より噴出ヘッド外面及び装着筒外面の外方へ延設したフランジ33を介して垂設するとともに、リング部材3に螺着係止させた作動部材4を螺脱する際につかむ指掛筒34A を設けてなる請求項1記載の液体噴出ポンプ。
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