JP6098331B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は紙葉類処理装置に関し、例えば、紙幣を金種別などに分類して計数し、計数した分類紙幣をそれぞれ一時集積部に集積し、一定枚数毎に結束して整理する紙幣結束整理装置に適用し得るものである。
金融機関の本支店や大型小売店等の1日に多くの紙幣を取り扱う店舗において、紙幣結束整理装置が導入され、精査時等に回収した紙幣を一定枚数毎に束ねて整理することが行われている。また、複数の本支店や小売店から紙幣を回収するセンタにおいて、紙幣結束整理装置が導入され、各店舗から回収した紙幣を一定枚数毎に束ねて整理することが行われている。
従来の紙幣結束整理装置としては、特許文献1の記載技術がある。従来の紙幣結束整理装置において、投入部にセットされた多数枚の紙幣は、1枚ずつ鑑別部に搬送されて、金種や、正券又は損券等の鑑別が実行され、オペレータによる予めの指定に基づいて、複数の一時集積部に分別されて集積される。そして、従来の紙幣結束整理装置では、一次集積部で集積枚数が所定枚数に達すると、その所定枚数の紙幣が紙テープ等の結束材により束ねられて放出される。
なお、以下では、結束された後の紙幣を「紙幣束」と呼び、結束される前の紙幣を「結束対象紙幣」と呼ぶものとする。
特開2011−113152号公報
ところで、従来の紙幣結束整理装置には、紙幣の一部が折れ曲がった状態の紙幣(以下、「折れ券」と呼ぶ)が、結束対象紙幣として投入される場合がある。
従来の紙幣結束整理装置では、折れ券の折れを修正したのち投入する仕様となっており、その旨が取込部の銘版や取扱い説明書で明記されているが、実際には折れを修正せずに投入されることがある。従来の紙幣結束整理装置に折れ券が投入された場合、平面的には折れた部分が欠損したように見えるため、損券等のリジェクト対象の紙幣として取り扱われ、リジェクト用のポケット(以下、「RJポケット」と呼ぶ)に搬送されている。
しかしながら、折れ券はそれ以外の損券と異なり、折れを修正すれば正券となるものが多いため、従来の紙幣結束整理装置では、紙幣の効率的な利用の阻害となる場合があった。
そのため、紙葉類(例えば、紙幣)の効率的な利用を促すことができる紙葉類処理装置(例えば、紙幣結束整理装置)が望まれている。
第1の本発明の紙葉類処理装置は、(1)紙葉類を集積する複数の集積部を備える集積手段と、(2)少なくとも紙葉類の種類、折れ部分が形成された折れ紙葉類に該当するか否か、及び損券に該当するか否かを認識する認識手段と、(3)上記認識手段により認識処理が行われた紙葉類を、その認識結果に応じた集積部に供給する紙葉類供給手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明の紙葉類処理装置は、(1)紙葉類を集積する複数の集積部を備える集積手段と、(2)少なくとも紙葉類の種類、及び、折れ部分が形成された折れ紙葉類に該当するか否かを認識する認識手段と、(3)上記認識手段により認識処理が行われた紙葉類を、その認識結果に応じた集積部に供給する紙葉類供給手段と、(4)上記認識手段で、折れ紙葉類が認識された場合、その旨の通報を発する通報手段とを特徴とする。
本発明によれば、紙葉類の効率的な利用を促す紙葉類処理装置を提供することができる。
実施形態に係る紙幣結束整理装置の制御系の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置の内部構造を示す概略側面図(一方の側板を取り外して見た概略側面図)である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置の上部構造を拡大して示す拡大側面図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置の外観を示す斜視図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置における操作部を拡大して示す平面図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置における集積機構の詳細を示す側面図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置における紙幣結束機構の詳細を示す側面図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置で記憶される設定情報の内容例について示した説明図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置(制御部)が設定情報の入力を受ける場合の動作について示したフローチャートである。 実施形態に係る紙幣結束整理装置で表示される設定情報入力画面の内容例について示した説明図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置で表示される券種選択画面の内容例について示した説明図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置(制御部)が計数及び結束処理を行う場合の動作について示したフローチャートである。 実施形態に係る紙幣結束整理装置で表示される計数中表示画面の例について示した説明図(その1)である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置で表示される計数中表示画面の例について示した説明図(その2)である。 実施形態の変形例に係る紙幣結束整理装置で表示される計数中表示画面の例(その3)について示した説明図である。 実施形態に係る変形例で紙幣結束整理装置が表示する計数中表示画面の例について示した説明図である。 実施形態に係る紙幣結束整理装置で折れ券と認識される紙幣の平面図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による紙葉類処理装置を、紙幣結束整理装置に適用した一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(A−1)実施形態の構成
図2は、実施形態に係る紙幣結束整理装置の内部構造を示す概略側面図(一方の側板を取り外して見た側面図)である。
図3は、図2における上部構造を拡大して示す拡大側面図である。図4は、この実施形態の紙幣結束整理装置の外観を示す斜視図である。図5は、図4における操作部7を拡大して示す平面図である。図2〜図5だけでなく後述する各図を含め、同一、対応部分には、同一、対応符号を付して示している。
この実施形態に係る紙幣結束整理装置100の正面上部には、紙幣の投入部1が設けられている。「認識手段」としての鑑別部2は、装置内に設けられており、投入部1から投入された紙幣の真偽(真券、偽券)、金種、正損(正券、損券)、表裏、折れ券(折れ券であるか否か/折れ部分を含むか否か)等の鑑別や計数を行うと共に、搬送異常の検出を行うものである。鑑別された紙幣を搬送する搬送路3の詳細については、後述する。
表裏反転部4は、鑑別部2の後段に位置するように設けられており、後述する制御部50の制御下で、紙幣の表裏反転を行うものである。
2つのオープンポケット5a、5bは、装置の上面に設けられており、後述する制御部50の制御下で、紙幣(例えば、結束対象外の券種の紙幣)がこのオープンポケット5a、5bへ排出される。オープンポケット5a、5bに集積された紙幣は、オペレータが直接アクセスできるものとなっている。
リジェクトポケット8は、基本的に、鑑別部2でリジェクト紙幣と鑑別された紙幣を集積することに用いられるものである。この実施形態の場合、後述する制御部50の制御下で、リジェクト紙幣のうち、上述したオープンポケット5a、5bや一時集積部61への排出対象外のリジェクト紙幣がリジェクトポケット8に排出される。リジェクトポケット8は、例えば、投入部1の上方に設けられており、このリジェクトポケット8に集積された紙幣にオペレータが直接アクセスできるものとなっている。なお、リジェクトポケット8は、リジェクト紙幣以外の紙幣を集積することに用いるようにしてもよいことは当然である。
リジェクトポケット8に排出可能な上限数は、あらかじめ設定された設定枚数(例えば、190枚)に定められている。これは、リジェクトポケット8から排出されたリジェクト紙幣が所定枚数を超えると、リジェクトポケット8から紙幣がこぼれて装置外に落ちる恐れがあるためである。例えば、リジェクトポケット8に集積された紙幣が設定枚数に達したときには、制御部50は紙幣の投入を一時停止させ、リジェクトポケット8から紙幣の除去をオペレータに求めるメッセージを表示させるようにしてもよい。
操作部7は、投入部1の一側(図示のものは右側)に設けられている。この操作部7には、紙幣の計数を指示する計数開始ボタン7a、計数及び結束処理の完了を指示する完了ボタン7b、装置の障害復旧時に装置を再稼働させるためのリセットボタン7cなどが設けられている。
操作表示部13は、装置上面においてオープンポケット5aの後方に位置するように設けられている。操作表示部13は、液晶ディスプレイとその表面に配置されたタッチパネルによって構成されている。オペレータは、この操作表示部13を操作して、モードの指定や、後述する一時集積部61に集積する紙幣の金種等を設定できるようになされている。また、この操作表示部13には、後述する制御部50の制御下で、鑑別部2で鑑別された紙幣の金種、計数結果等が表示される。
この実施形態の場合、「集積手段」としての集積機構6には、上下方向に1列に5つの一時集積部61(61a〜61e)が並べられて装置内に設けられている。各一時集積部61a〜61eにはそれぞれ、後述する制御部50の制御下で、予め定められた枚数(例えば100枚)を上限とした指定種類の紙幣が集積できるようになっている。なお、一時集積部の数は5つに限定されるものではない。
移送機構9は、一時集積部61a〜61eの集積紙幣を紙幣結束機構10に移送するものである。紙幣結束機構10は、移送されてきた集積紙幣を紙テープ等の結束材により束ねるものである。移送機構9及び紙幣結束機構10は、両者とも装置内に設けられている。移送機構9及び紙幣結束機構10の詳細については後述する。放出口11は、紙幣結束機構10の結束により形成された紙幣束を放出させる開口である。放出口11の上部の装置正面に設けられた扉12は、開けることで、オペレータが集積機構6にアクセスできるものとなっている。
次に、搬送路3について詳述する。搬送路3は、ローラや搬送ベルトや通過を検知するセンサ、駆動モータ等からなっているが、以下では、紙幣の経路という面から搬送路3を説明する。搬送路3は、図3に示すように、大きくは5つの部分(以下、部分に対しても搬送路と呼ぶこととする)3a〜3eに分かれている。
搬送路3aは、投入部1から鑑別部2を経て分岐点Aに至る部分である。従って、投入された全ての紙幣が、搬送路3a上を搬送される。
搬送路3bは、分岐点Aからリジェクトポケット8に至る部分である。従って、鑑別結果が、リジェクトポケット8に集積させるリジェクト紙幣が、搬送路3b上を搬送される。
搬送路3cは、分岐点Aから分岐点Bに至る部分であり、その途中に表裏反転部4が設けられており、搬送路3cは、表裏反転部4を通過しないように紙幣を搬送することもできる。表裏反転部4は溝状のものであり、搬送されてきた紙片は、表裏反転部4に一端から挿入され、他端から引き出されることを通じて表裏が反転される。投入された紙幣のうち、リジェクトポケット8に向かった紙幣以外の紙幣が、搬送路3c上を搬送される。搬送路3c上に導入された紙幣のうち、表裏反転が必要と鑑別されたものは、表裏反転部4を経由する。
搬送路3dは、分岐点Bから、最下段の一時集積部61eに至る部分である(図2、図3参照)。鑑別部2によって、集積、結束対象と鑑別された紙幣が、搬送路3d上を搬送され、その紙幣が集積されるべき一時集積部61a〜61eに挿入される。
搬送路3eは、分岐点Bから分岐点Cに至る部分である。そして、搬送路3fは、分岐点Cからオープンポケット5aに至る部分である。また、搬送路3gは、分岐点Cからオープンポケット5bに至る部分である。
以上のように、紙幣結束整理装置100では、搬送路3及び鑑別部2等により、オペレータから投入された紙幣を、集積機構6(一時集積部61a〜61e)に供給する「紙葉類供給手段」が形成されている。
なお、搬送路3上の分岐点A、B、Cのそれぞれの近傍には、紙幣の搬送方向を切替える図示しない切替えブレードが設けられ、後述する制御部50の制御下で切り替えられる。
図6は、集積機構6の構成を図2より詳細に示す側面図である。集積機構6には、上述のように、5つの一時集積部61a〜61eが上下方向に並べて配置されている。これらの一時集積部61a〜61eは、同一の構造を有しているので、以下では、一時集積部61aを例にとって詳細を説明する。
搬送路3dにより搬送されてきた紙幣は、一時集積部61aの振り分けゲート27により集積板21に向かって取り込まれ、これにより一時集積部61aに進入した紙幣は羽根車20により後部が叩かれて集積板21の上に集積されるようになされている。以降進入してくる紙幣に関しても、同様の動作で集積板21上に集積した紙幣の上に集積される。
一時集積部61aに進入した紙幣は、一時集積部61aの一側(例えば、図6紙面法線方向の手前側)に設けられた図示しない長手整位手段により、紙幣の長手方向の位置が揃えられ、更に一時集積部61aの後端側に設けられた図示しない短手整位手段により短手方向の位置が揃えられる。上述の長手整位機構は、紙幣を反対側に設置された基準面に押しつけることで整位するものとなっている。また、上述の短手整位機構は、集積された紙幣を進入口側に付勢することにより整位するものとなっている。
集積板21上に紙幣が集積して行き、その集積数(後述するカウンタ51a〜51eの値)が設定枚数を越えると、集積板21は自動的に下降して一時集積部61aの空間を広げ、この動作により皺や折り目等に起因する紙幣の状態によって集積高さが違っても安定して集積が行えるようになっている。集積板21の上方には押さえ板24が対向するように設けられ、この押さえ板24は集積板21上への紙幣の集積中は一時集積部61aの上端に待機しており、順次取り込まれる紙幣の進入の邪魔にならないようになっている。
一時集積部61aの集積板21上に設定枚数の紙幣が集積されると、ゲート振り分け機構27を紙幣を取り込まない姿勢に動作させ、所定枚数目以降の紙幣は、例えば、他の一時集積部61b〜61eのいずれかへ集積するように制御される。
紙幣の進入が停止した一時集積部61aでは集積板21を上昇させ、押さえ板24を下降させることにより紙幣を挟持する。この動作により皺等の紙幣の状態によって集積高さの異なる紙幣の厚みを一定にし、移送機構9への受渡しを容易にするようになっている。集積板21と押さえ板24により挟持された紙幣は、移送機構9の紙幣クランプ部30(図2参照)が短手整位機構23側から一時集積部61aに進入して引き抜かれるようになっている。
「束搬送手段」としての移送機構9は、図2に示すように、紙幣クランプ部30、クランプ部移動機構31、上下動機構32を備えている。移送機構9の構成を、動きを通して明らかにする。
一時集積部61aに集積された紙幣を引き抜く場合を例に、移送機構9の一連の動きを説明する。上下動機構32により紙幣クランプ部30をクランプ部移動機構31と共に、一時集積部61aに係るポジションセンサの位置まで上昇させ、ポジションセンサがクランプ部移動機構31を検知した位置で上昇を停止させると同時に、図示しない係止手段によりクランプ部移動機構31を係止し、クランプ部移動機構31を一時集積部61aと対応する位置に固定する。この状態でクランプ移動機構31により紙幣クランプ部30のクランプ爪33a、33bを上下方向に開いて集積紙幣をクランプする準備を行い、更にクランプ移動機構31により紙幣クランプ部30を一時集積部61aの方向に押し出す。押し出された紙幣クランプ機構30のクランプ爪33a、33bは、一時集積部61aの短手整位機構23側に設けられている開口部に挿入され、集積板21と押さえ板24により挟持されている紙幣を上下から挟みつけて把持する。次に、集積板21と押さえ板24を開くことで、両者による紙幣の挟持を解除すると、これにより100枚の紙幣が紙幣クランプ部30に渡されたことになるので、クランプ爪33a、33bで紙幣を把持した紙幣クランプ部30をクランプ部移動機構31により引き戻す。紙幣クランプ部30が元の位置まで引き戻されると、クランプ部移動機構31の係止が解除され、紙幣を把持した紙幣クランプ部30と共にクランプ移動機構31が上下動機構32により移動経路の最下端に位置する紙幣結束機構10まで移動し、紙幣クランプ部30のクランプ爪33a、33bに把持された紙幣が紙幣結束機構10に引き渡される。
紙幣結束機構10は、図7の側面図に示すように、ローラ及びベルト等からなる搬送手段40と、紙テープ等の結束用テープ41と、印刷手段42と、テープ41を供給する供給手段43と、テープ41を所定の長さに切断するカッタ44と、図示しない結束手段を有し、以下のように紙幣を結束する。
搬送手段40が移送機構9の紙幣クランプ部30から結束対象の紙幣を一括して受け取り、結束位置に搬送する。テープ供給手段43は、テープ41を結束手段に供給し、その際、印刷手段42は、制御部50の制御下で、テープ41に結束する紙幣に係る情報等を印刷する。印刷されたテープ41は、所定の長さにカッタ44で切断され、この切断されたテープを結束手段が結束位置に搬送された紙幣に巻き掛けて結束することにより紙幣束を作る。このようにして作られた紙幣束は、更に搬送手段40により搬送され、放出口11に送られる。
投入部1にセットされた紙幣が全て投入され、最後の紙幣に対する処理(計数、集積)が終了したときに、一時集積部61a〜61eに結束されていない紙幣が残っていることが多い。このような残った端数の枚数については、上述した扉12を開けることにより、オペレータが取り出し可能となっている。
次に、この実施形態に係る紙幣結束整理装置100の制御系の構成について図1を用いて説明する。
図1において、制御部50は、当該紙幣結束整理装置100全体の動作制御を行うものである。制御部50には、I/Oインタフェース回路51を介して、投入部1の構成要素(モータ、ソレノイドなどの駆動要素や、センサ要素など;図1では「構成要素」の用語を省略している;以下の説明においても「構成要素」の用語を省略する)、鑑別部2、搬送路3、表裏反転部4、集積機構6、操作部7、移送機構9、紙幣結束機構10、操作表示部13、カウンタ51a〜51eなどが接続されている。
カウンタ51a〜51eはそれぞれ、一時集積部61a〜61eに1対1で対応しており、例えば、対応する一時集積部61a〜61eの所定位置に設けられているセンサが進入紙幣を検知する毎にカウントアップするものである。ここでは、カウンタ51a〜51eとしてハードウェアのカウンタを適用しているが、制御部50がメモリ部51を利用するソフトウェア的なカウンタを適用しても良い。
次に、制御部50の内部構成について説明する。
制御部50は、図1に示すように、制御処理等に必要な各種情報を記憶するための記憶部52有している。制御部50は、例えば、プロセッサとメモリを有するコンピュータ(例えば、マイクロコンピュータ)に、実施形態の紙葉類処理プログラムをインストールすることにより構築することができ、その場合でも機能的には図1のように示すことができる。
図1に示すように、記憶部52は、少なくとも設定情報521を記憶している。
まず、設定情報521の内容について図8を用いて説明する。
図8に示すように、設定情報521は、紙幣の種類(金種及び券種の組みあわせ)ごとの集積先(一時集積部61a〜61e、オープンポケット5a、5bのいずれか)を示す情報である。図8に示すように、設定情報521では、紙幣の種類は、金種及び券種の組み合わせに応じて決定している。
図8において、金種とは、紙幣の額面に応じて決まるものとしている。なお、この実施形態では、紙幣結束整理装置100は、中華人民共和国(人民元)の6金種の紙幣(100元紙幣、50元紙幣、20元紙幣、10元紙幣、5元紙幣、1元紙幣)について処理が可能であるものとする。また、図8において、券種とは、紙幣の属性を示すものとする。具体的には、紙幣の券種は、紙幣の真偽、紙幣の傷みの度合い等の項目に基づいて定められるものとする。この実施形態の鑑別部2では、紙幣の傷みの度合いに応じて、ATM券、流通券、損券の3段階にランク分けされるものとする。ATM券は、官封券の状態から使用頻度が少ない状態の紙幣であるものとする。また、流通券は、ATMに用いるには適さないが紙幣発行銀行に返却するほどは傷んでいない状態の紙幣であるものとする。さらにまた、損券は、紙幣の傷みが激しく紙幣発行銀行に返却することが好ましい状態の紙幣であるものとする。
そして、この実施形態の設定情報521では、券種の項目に設定する内容としては、「無し」(紙幣の券種を限定しない)、「ATM券」、「流通券」、「損券」、「ATM+流通」(ATM券及び流通券)、「流通+損」(流通券及び損券)、「真偽RJ」(偽券としてリジェクトすべき紙幣)、「折れ券」のいずれかが設定されるものとして説明する。なお、設定情報521の券種の項目に設定する情報の種類、数、条件の組み合わせについては上述の例に限定されないものである。
ただし、この実施形態の紙幣結束整理装置100は、ATM券、又は流通券のいずれかに該当するものとして認識される紙幣でも、折れ券に該当する場合には、当該紙幣の券種は、「折れ券」として取り扱うものとする。また、この実施形態の紙幣結束整理装置100は、折れ券に該当する紙幣であっても、真偽RJ券又は損券に該当する場合には、当該紙幣の券種は「真偽RJ券」又は「損券」として取り扱うものとする。すなわち、この実施形態の紙幣結束整理装置100では、折れを直せばATM券、又は流通券のいずれかに該当するものを「折れ券」として取り扱うものとする。言い換えると、この実施形態の紙幣結束整理装置100では、折れ部分が形成されているが、折れを直せば、欠損部分が無い真券(損券に該当しない真券)として取扱い可能な紙幣を「折れ券」(折れ紙葉類)として取り扱うものとする。
ここで、折れ券について説明する。折れ券とは、例えば、図17に示すように、一部に折れ曲がった部分(折れ部分)が形成された状態の紙幣である。図17に示す紙幣Mは、折れ部分M1が形成され、領域A1で紙が折り重なった状態となっている。折れ券Mは、折れにより、平面的には領域A2の部分が欠損しているように見えるため、通常の紙幣鑑別処理では、損券と認識される。しかし、この実施形態の鑑別部2では、単に折れているだけの折れ券であるのか、欠損部分のある損券であるのかを認識可能であるものとして説明する。鑑別部2が、折れ部分と欠損部分を区別する方式については限定されないものであり種々の方式を適用することができる。鑑別部2は、例えば、平面的には欠損して見える領域(例えば、図17の領域A2)のある紙幣について、折り重なっている領域(例えば、図17の領域A1)の検出を試み、2つの領域が線対称の相似形である場合にのみ、当該部分を折れ部分と認識するようにしてもよい。鑑別部2は、例えば、領域ごとの厚さや、領域ごとの光の透過度合いに基づいて、紙幣の折り重なっている領域を検出することができる。
図8に示すように、設定情報521では、各集積先は、集積先ごとに付与されたID(以下、「集積先ID」と呼ぶ)により表されている。集積先IDは、一時集積部61a〜61e、オープンポケット5a、5bに対して1〜7のIDが付与されている。例えば、一時集積部61aの集積先IDは1、オープンポケット5aの集積先IDは6、オープンポケット5bの集積先IDは7となる。そして、制御部50は、鑑別部2により鑑別された紙幣について、設定情報521に応じた集積先へ集積されるように、搬送路3等を制御する。
この実施形態においては、例として、設定情報521に、図8に示す内容が設定されているものとする。図8に示す設定情報521では、金種が100元紙幣で券種が「ATM+流通」の紙幣の集積先が一時集積部61e(集積先ID:5)、金種が100元紙幣で券種が「折れ券」の紙幣の集積先がオープンポケット5a(集積先ID:6)、券種が「真偽RJ」の紙幣の集積先がオープンポケット5b(集積先ID:7)にそれぞれ設定されている。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態の紙幣結束整理装置100の動作について説明する。
(A−2−1)設定情報の入力処理
図9は、オペレータから設定情報521の内容を受け付ける際に、制御部50が行う処理について示したフローチャートである。
まず、オペレータの操作表示部13に対する操作(例えば、メニュー画面等の操作)に応じて、制御部50が、オペレータから設定情報521の内容を受けるための設定情報入力画面(図10参照)を操作表示部13に表示したものとする(S101)。
次に、オペレータから、情報入力を受け付ける対象となる集積先が選択されたものとする(S102)。具体的には、図10に示す設定情報入力画面では、オープンポケット5aを選択するためのボタンB11、オープンポケット5bを選択するためのボタンB12、一時集積部61a〜61eのいずれかを選択するためのボタンB13が配置されており、いずれかのボタンの押下により、集積先が選択される構成となっている。ここでは、オペレータにより、オープンポケット5aを選択するためのボタンB11が押下されたものとして以降の説明を行う。
そして、集積先(オープンポケット5a)が選択されると、制御部50は、設定情報入力画面において、金種を指定するためのボタンB14と、券種を指定するためのボタンB15の操作を受け付ける。ここでは、図10に示すように、オープンポケット5a(OP1)に対応する金種については、すでに「100元紙幣」が設定されているものとする。そして、ここでは、オペレータにより、券種を指定するためのボタンB15が押下されたものとする(S103)。
図10に示す設定情報入力画面で、券種を指定するためのボタンB15が押下されると、制御部50は、オペレータに券種を選択させるための券種選択画面(図11参照)をポップアップ表示する(S104)。
図11に示す券種選択画面では、各券種に対応するボタンB201〜B208が配置されている。ここでは、オペレータにより、「折れ券」を指定するためのボタンB208が押下された後、確認ボタンB209が押下されたものとする(S105)。
そして、制御部50は、券種選択画面での入力内容に応じて、設定情報521の内容を更新する(S106)。
以上のような処理により、紙幣結束整理装置100では、設定情報521の登録を受け付け、その内容は上述の図8のような内容となったものとする。
なお、この実施形態の紙幣結束整理装置100において、設定情報521の内容の登録を受け付ける具体的な処理(画面構成等)については限定されないものであり、種々のインタフェースを適用することができる。
(A−2−2)計数及び結束処理
図12は、紙幣結束整理装置100において、計数及び結束処理が行われる場合の動作について示したフローチャートである。
操作部7の計数開始ボタン7aがオペレータによって押下されると(S201)、制御部50は、計数及び結束処理を開始し、まず、各部の初期設定を行う(S202)。
制御部50は、初期設定を完了すると、投入口1にセットされた紙幣について、計数及び結束処理の動作を開始する(S203)。なお、紙幣結束整理装置100が計数処理中に、オペレータにより、投入口1に紙幣が追加されることもあり得る。
また、制御部50は、計数処理を開始する際に、図13に示す形式で、計数中の状況を表示するための計数中表示画面を表示する。
なお、図13に示す計数中表示画面は、図8に示す設定情報521に従った内容となっている。
計数中表示画面では、図13に示すようにフィールドF22に、テーブル形式で、一時集積部61ごとに、現在集積中の金種(図13の「施封」の項目)、現在集積している枚数(図13の「端数枚数」の項目)、及び現在集積中の金種について結束(施封)した紙幣束の数(図13の「把束数」の項目)が表示される。なお、図13の「施封」の項目の1〜5の番号は、集積部IDとなっている。したがって、図13の例では、図8に示す設定情報521に従って、施封の項目で「5:100元紙幣」となっているため、一時集積部61e(一時集積部ID:5)に100元紙幣が割り当てられていることを示している。また、図13の例では、100元紙幣について、現在58枚集積されており(「端数枚数」の項目が「58」)、既に1束の結束(施封)が行われた(「把束数」の項目が「1」)ことを示している。
また、計数中表示画面では、図13に示すようにフィールドF21に、テーブル形式で、オープンポケット5a、5bごとに、現在集積中の券種(図13の「ポケット」の項目)、現在枚数(現在集積されている枚数)と設定枚数(各ポケットに集積する上限の枚数)が入力されている。なお、フィールドF21の「ポケット」の項目において「1」は第1のオープンポケット5a、「2」は第2のオープンポケット5b、「RJ」はリジェクトポケット8をあらわしている。この実施形態の紙幣結束整理装置100では、図8に示す設定情報521に従って、第1のオープンポケット5aに券種が「折れ券」の紙幣を集積するように設定されている。なお、折れ券の集積場所は、オペレータの操作に応じた任意の集積場所(一時集積部61(61a〜61e、オープンポケット5a、5b、リジェクトポケット8)としてもよいが、オープンポケット5a、5bを適用することで、折れ券の折れを直してすぐに再投入することができ、利便性が高くなる。
また、紙幣結束整理装置100では、図8に示す設定情報521に従って、第2のオープンポケット5bに、券種が「真偽RJ」(真偽不明または偽券と判断した紙幣)のものを集積するように設定されている。
なお、紙幣結束整理装置100では、リジェクトポケット8に、券種が損券の紙幣を集積するように設定されているものとする。
そして、制御部50は、投入口1にセットされた紙幣を1枚取り込んで鑑別部2に鑑別処理を実行させる(S204)。
そして、制御部50は、鑑別部2から、紙幣ごとに金種及び券種の報告を受け、鑑別した紙幣の券種が折れ券であるか否かを確認する(S205)。制御部50は、鑑別した紙幣の券種が折れ券である場合は後述するステップS206から動作し、そうでない場合には後述するステップS207から動作する。
上述のステップS205で、鑑別した紙幣の券種が折れ券である場合は、制御部50は、折れ券が発生した旨をオペレータに通報する処理を行う(S206)。すなわち、この実施形態では、制御部50及び操作表示部13は、折れ券が検出された旨を通報する通報手段として機能している。
制御部50が、折れ券発生の旨をオペレータに通報する処理の内容については限定されないものであるが、例えば、図14に示すように、計数中表示画面のフィールドF23に、「折れ券発生」というメッセージを表示するようにしてもよい。また、制御部50は、折れ券が発生した場合、図15に示すように、計数中表示画面のフィールドF23に、「折れ券発生」というメッセージと共に、折れ券が集積されている場所の名称(識別情報)を通知するメッセージ(図14では、「オープンポケット1に集積されています」というメッセージ)を表示するようにしてもよい。フィールドF23の表示は、目立つように赤色等の文字とすることが望ましい。また、折れ券が発生した旨をオペレータに通報する方法としては、そのほかにも図示しないスピーカによる音声出力や、図示しない回転灯の点灯等により行うようにしてもよい。
そして、制御部205は、上述のステップS204で鑑別された紙幣について、対応する集積先に搬送するように制御を行う(S207)。なお、紙幣結束整理装置100では、各一時集積部61a〜61eに集積された紙幣が設定枚数に達すると、その紙幣の束が紙幣結束機構10により結束処理されるが、図12のフローチャートでは、結束処理に係る動作については省略して図示している。
そして、制御部205は、投入部1に投入された紙幣が残っているか否かを確認し(S208)、残っている場合は上述のステップS204の処理から動作し、残っていない場合(投入紙幣が終了している場合)は、計数及び結束処理を停止する(S209)。
以上のように、紙幣結束整理装置100では計測及び結束処理が行われる。
(A−3)実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
この実施形態の紙幣結束整理装置100では、折れ券を検出した場合に、その旨のメッセージ等を計数中表示画面に表示して通報している。これにより、オペレータは折れ券を検出したタイミングを知ることができ、利便性が向上する。特に、投入口1に紙幣を継ぎ足しながら計数及び結束処理を行う場合(紙幣補給のために処理を止めない運用の場合)でも、折れ券が検出されるタイミングを、オペレータが認識することができるため有効である。これにより、オペレータは、オープンポケット5aに集積された折れ券の折れを直して、投入部1に再投入することができる。これにより、折れ券について損券と共に銀行に持ち込まれて廃棄されること等がなくなり、紙幣を、より効率的に利用することが可能となる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記の実施形態では紙幣結束整理装置に本発明を適用したものを示したが、本発明の適用装置は、紙幣結束整理装置に限定されない。要は、投入紙幣の鑑別を行い、鑑別の結果によっては、適宜、本来の搬送路から分離して排出口に排出させる装置であれば、本発明を適用することができる。このような条件を満たすならば、自動取引装置(ATM)等の現金処理装置にも、本発明の技術思想を適用することができる。
また、上記の実施形態では、紙幣を扱う紙幣結束整理装置に本発明を適用したものを示したが、本発明が適用し得る紙葉類は、紙幣に限らず、小切手、商品券などの他の紙葉類であっても良い。
(B−2)上記の各実施形態では、紙幣結束整理装置は計数及び結束処理中に折れ券を検出しても、処理を継続するものとして説明したが、一時停止して、オペレータの操作により処理を再開する構成としてもよい。例えば、折れ券を任意の設定枚数(例えば、3枚)検出した場合、紙幣結束整理装置を自動で一時停止して、オペレータの操作により処理を再開する。この場合、例えば、計数表示中画面のフィールドF23に、折れ券を検出したために処理を停止した旨を表示して、処理を停止するようにしても良い(図16参照)。
(B−3)上記の実施形態では、折れ券が発生した場合に、その旨の通報(メッセージ表示等)を行う構成となっているが、通報を行う構成については省略するようにしてもよい。
100…紙幣結束整理装置、1…投入部、2…鑑別部、3…搬送路、4…表裏反転部、50…制御部、51…I/Oインタフェース回路、51a〜51e…カウンタ、52…記憶部、521…設定情報、6…集積機構、61、61a〜61e…一時集積部、7…操作部、8…リジェクトポケット、9…移送機構、10…紙幣結束機構、11…放出口、13…操作表示部。

Claims (11)

  1. 紙葉類を集積する複数の集積部を備える集積手段と、
    少なくとも紙葉類の種類、折れ部分が形成された折れ紙葉類に該当するか否か、及び損券に該当するか否かを認識する認識手段と、
    上記認識手段により認識処理が行われた紙葉類を、その認識結果に応じた集積部に供給する紙葉類供給手段と
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 上記集積手段では、上記認識手段により折れ紙葉類を集積する集積部が割り当てられていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  3. 上記認識手段で、折れ紙葉類が認識された場合、その旨の通報を発する通報手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙葉類処理装置。
  4. 上記通報手段は、上記認識手段で、折れ紙葉類が認識された場合、その旨のメッセージを表示出力することを特徴とする請求項3に記載の紙葉類処理装置。
  5. 上記通報手段は、上記認識手段で、折れ紙葉類が認識された場合、その旨のメッセージとともに、折れ紙葉類を集積した集積部の識別情報を表示出力することを特徴とする請求項4に記載の紙葉類処理装置。
  6. 上記集積手段に、折れ紙葉類が所定枚数集積された場合に、当該紙葉類処理装置の紙葉類の処理動作を停止する停止制御処理を行う処理停止制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  7. 紙葉類を集積する複数の集積部を備える集積手段と、
    少なくとも紙葉類の種類、及び、折れ部分が形成された折れ紙葉類に該当するか否かを認識する認識手段と、
    上記認識手段により認識処理が行われた紙葉類を、その認識結果に応じた集積部に供給する紙葉類供給手段と、
    上記認識手段で、折れ紙葉類が認識された場合、その旨の通報を発する通報手段と
    を有すること特徴とする紙葉類処理装置。
  8. 上記集積手段では、上記認識手段により折れ紙葉類を集積する集積部が割り当てられていることを特徴とする請求項7に記載の紙葉類処理装置。
  9. 上記通報手段は、上記認識手段で、折れ紙葉類が認識された場合、その旨のメッセージを表示出力することを特徴とする請求項7に記載の紙葉類処理装置。
  10. 上記通報手段は、上記認識手段で、折れ紙葉類が認識された場合、その旨のメッセージとともに、折れ紙葉類を集積した集積部の識別情報を表示出力することを特徴とする請求項9に記載の紙葉類処理装置。
  11. 上記集積手段に、折れ紙葉類が所定枚数集積された場合に、当該紙葉類処理装置の紙葉類の処理動作を停止する停止制御処理を行う処理停止制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の紙葉類処理装置。
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