JP6589387B2 - 媒体整理装置 - Google Patents
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本発明の実施形態による紙幣整理装置は、操作者により投入された紙幣を整理するための装置であり、詳細には、投入された紙幣を鑑別し、計数し、得られた鑑別結果に応じた搬送先で紙幣を集積し、集積された紙幣を所定の枚数ごとに結束する。このような本発明の実施形態による紙幣整理装置の構成について図1を参照して具体的に説明する。
以上、本発明の実施形態による紙幣整理装置10の構成を説明した。続いて、本発明の実施形態による紙幣整理装置10の基本動作として、整理処理および戻し処理の動作を説明する。
まず、操作者が操作表示部116に対して結束対象とする金種と紙幣の正損状態を入力する。例えば、操作者は、千円札の正券のみを結束対象とするか、千円札の損券のみを結束対象とするか、または、千円札の正券および損券の混合を結束対象とするか、などを入力する。そして、操作者が取込部100に紙幣を投入し、操作者が操作表示部116に対して整理処理を指示する操作を行うことにより、整理処理が開始される。
上記の整理処理の過程で、ジャムなどの障害が発生する場合がある。この場合、操作者は、結束用集積部110に集積されている紙幣を全て抜き取り、当該紙幣を取込部100に再投入する。戻し処理は、この再投入された紙幣の取り込み、鑑別および集積を行う処理である。戻し処理においては、基本的に、整理処理と実質的に同一な手順により紙幣の集積を行うことが可能である。
ここで、本発明の実施形態の技術的意義をより明らかにするために、本発明の比較例について説明する。
本発明の実施形態による紙幣整理装置10は、例えば操作表示部116への操作者からの操作に基づき、紙幣の正損状態に関係なく紙幣の搬送先を制御することが可能である。以下、この点について図3を参照して概念的に説明した後に、戻し処理の具体的ケースについて順次詳細に説明する。
図3は、本発明の実施形態による搬送制御の流れを示すフローチャートである。戻し処理が開始すると、紙幣整理装置10は、戻し処理が行われていること、および戻し処理の進捗状況を示す戻し処理画面の表示、および紙幣の取り込みを開始する(S204、S208)。そして、取り込まれた紙幣を鑑別部102が鑑別し(S212)、鑑別結果に応じた搬送先に搬送部124が当該紙幣を搬送する(S216)。
以上、本発明の実施形態による搬送制御の流れを説明した。続いて、本発明の実施形態による搬送制御が適用される具体的なケースについて順次に説明する。
図6は、本発明の実施形態による戻し処理の具体例Bを示す説明図である。より詳細には、図6は、千円札の正券は結束対象であり、損券は結束対象でない場合、すなわち、千円札の正券は結束用集積部110Aに集積され、千円札の損券はオープンポケット106に集積される場合における処理例を示している。
上記では、強制損券指定ボタン32または強制正券指定ボタン34の選択により戻し処理を終了できる例を説明したが、強制損券指定ボタン32または強制正券指定ボタン34を選択しても、リジェクト紙幣はリジェクトポケット104に搬送される。このため、戻し処理のための抜き出しの過程などにおいて紙幣が破損した場合、当該紙幣は強制損券指定ボタン32または強制正券指定ボタン34の選択に関係なくリジェクトポケット104に搬送されてしまう。このような事象には、以下に説明するように、手入力により対応可能である。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、強制損券指定ボタン32および強制正券指定ボタン34の導入により、紙幣搬送の柔軟性が向上するので、戻し処理において紙幣が結束用集積部110に戻らなくなるケースの発生を抑制することが可能である。
100 取込部
102 鑑別部
104 リジェクトポケット
106 オープンポケット
108 表裏反転部
110 結束用集積部
112 移送部
114 紙幣結束部
116 操作表示部
118 記憶部
120 制御部
124 搬送部
128 外部インターフェース部
150 ローラ
154 収納空間
156 ガイド
158 ビルプレス
Claims (7)
- 媒体を取り込む取込部と、
前記取込部により取り込まれた媒体の状態を鑑別する鑑別部と、
媒体を集積する複数の集積部と、
前記鑑別部による鑑別の結果に応じた集積部に媒体を搬送する搬送部と、
前記取込部により取り込まれる媒体の状態を指定する指定操作を検出する操作検出部と、
を備え、
前記搬送部は、前記操作検出部による前記指定操作の検出に基づき、前記指定操作により指定された媒体の状態に応じた集積部に媒体を搬送する、媒体整理装置。 - 前記媒体整理装置は、ユーザが前記指定操作を行うための指定ボタンを表示する表示部をさらに備える、請求項1に記載の媒体整理装置。
- 前記取込部による媒体の連続取り込み中に障害が発生し、前記集積部に集積された媒体が前記取込部に再投入された後に行われる、再投入された媒体を前記取込部が取り込む戻し処理において、前記表示部が前記指定ボタンを表示する、請求項2に記載の媒体整理装置。
- 前記複数の集積部は、第1の状態を有する第1の種別の媒体が結束のために集積される第1の集積部と、第2の状態を有する第1の種別の媒体が結束のために集積される第2の集積部と、を含む、請求項2に記載の媒体整理装置。
- 前記複数の集積部は、所定の状態を有する第1の種別の媒体が結束のために集積される結束用集積部と、他の状態を有する前記第1の種別の媒体がリジェクト媒体として集積されるリジェクト部と、を含む、請求項3に記載の媒体整理装置。
- 前記鑑別部が行う媒体の状態の鑑別は、媒体の正損状態の鑑別を含み、
前記搬送部は、前記操作検出部による前記指定操作の検出に基づき、前記鑑別部により得られた媒体の正損状態に代えて、前記指定操作により指定された媒体の正損状態に応じた集積部に媒体を搬送する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の媒体整理装置。 - 前記鑑別部は、前記操作検出部による前記指定操作の検出に基づき、媒体の正損状態の鑑別を停止する、請求項6に記載の媒体整理装置。
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