JP6451183B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

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本発明は、紙幣処理装置に関する。
従来、出納システムは、金融機関内等に設置されており、例えば紙幣を入出する紙幣入出金機や紙幣を所定枚数ごとに施封する施封小束支払機等、紙幣や硬貨の取引に関する種々の処理を行う複数種類の装置の組み合わせにより構成されている。
このうち施封小束支払機は、例えば紙幣入出金機から入金された紙幣の種別を判別し、種別毎に集積した所定枚数(例えば100枚)の紙幣を施封して紙幣小束を排出する機能を有する。
例えば下記特許文献1では、搬送された紙幣を順に積み重ねて集積する帯封用集積部と、帯封用集積部に所定枚数Nの紙幣が集積されると、そのN枚の集積紙幣をテープで結束するための帯封装置が開示されている。
WO2009−118839号公報
しかしながら、小束を作成する施封部は所定枚数単位での処理が前提となっており、紙幣の枚数不足やジャム等で所定枚数の紙幣が搬送されない事象(障害)が発生した場合、施封するための紙幣が集積される施封紙幣集積部に残留した端数紙幣を操作者が手動で抜き取る必要があり、手間がかかっていた。
また、施封紙幣集積部から残留した端数紙幣を紙幣カセットに戻す機構を実装すると装置サイズを大きくなってしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、装置の小型化を実現しつつ、施封ユニットに残留した端数紙幣を自動的に排出することが可能な、新規かつ改良された紙幣処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、紙幣を結束する紙幣結束部と、前記紙幣結束部により結束された紙幣を排出する小束出金口と、前記紙幣結束部により結束される紙幣が集積される結束紙幣集積部と、前記結束紙幣集積部に集積された紙幣が結束単位枚数に満たない端数紙幣の場合は、前記結束紙幣集積部に集積されている端数紙幣を非結束状態で排出するよう制御する制御部と、を備え、前記結束紙幣集積部の搬送路を形成する集積部搬送ベルトおよび前記紙幣結束部の搬送路を形成する結束部搬送ベルトは、紙幣を搬送する方向に対して略垂直方向に可動であって、前記制御部は、前記結束紙幣集積部に集積された端数紙幣を搬送する際、前記結束紙幣集積部の搬送路の幅を前記端数紙幣に合せるよう前記集積部搬送ベルトを制御し、さらに前記紙幣結束部の搬送路の幅を前記結束紙幣集積部の搬送路と略同じ幅になるよう前記結束部搬送ベルトを制御する、紙幣処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、紙幣を結束する紙幣結束部と、前記紙幣結束部により結束された紙幣を排出する小束出金口と、前記紙幣結束部により結束される紙幣が集積される結束紙幣集積部と、前記結束紙幣集積部に集積された紙幣が結束単位枚数に満たない端数紙幣の場合は、前記結束紙幣集積部に集積されている端数紙幣を非結束状態で排出するよう制御する制御部と、を備え、前記制御部は、管理権限を有する者以外の操作者による指示の場合、管理権限を有する者による管理者認証を行った後に、前記端数紙幣の排出制御を行う、紙幣処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、紙幣を結束する紙幣結束部と、前記紙幣結束部により結束された紙幣を排出する小束出金口と、前記紙幣結束部により結束される紙幣が集積される結束紙幣集積部と、前記結束紙幣集積部に集積された紙幣が結束単位枚数に満たない端数紙幣の場合は、前記結束紙幣集積部に集積されている端数紙幣を非結束状態で排出するよう制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記端数紙幣の排出後、前記端数紙幣の取扱い方法を選択する選択画面を表示する、紙幣処理装置が提供される。
前記制御部は、前記選択画面において前記端数紙幣の抜取りが選択された場合は、前記端数紙幣の抜取情報を記憶してもよい。
以上説明したように本発明によれば、装置の小型化を実現しつつ、施封ユニットに残留した端数紙幣を自動的に排出することが可能である。
本発明の実施形態である現金処理装置の外観構成を示した説明図である。 本実施形態による現金処理装置の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態による紙幣処理部の内部構成を示した説明図である。 施封ユニットにおける束搬送を説明する図である。 施封ユニットにおける端数紙幣の搬送を説明する図である。 本実施形態の第1の実施例による出金取引の動作を示すフローチャートである。 本実施形態の第2の実施例による出金取引の動作を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明は、以下本明細書において詳細に説明するような多様な形態で実施され得る。また、本実施形態による紙幣処理装置(現金処理装置10)は、
A.紙幣を結束する紙幣結束部(施封部8)と、
B.前記紙幣結束部により結束された紙幣を排出する小束出金口(シャッタ9)と、
C.前記紙幣結束部により結束される紙幣が集積される結束紙幣集積部(施封紙幣集積部7)と、
D.前記結束紙幣集積部に集積された紙幣が結束単位枚数に満たない端数紙幣の場合は、前記結束紙幣集積部に集積されている端数紙幣を非結束状態で排出するよう制御する制御部(17)と、
を有する。
このような現金処理装置10について、まずは概要を説明する。
<1.現金処理装置の概要>
[1−1.現金処理装置の外観構成]
図1は、本発明の実施形態である現金処理装置10の外観構成を示した説明図である。本実施形態による現金処理装置10は、図1に示すように、装置正面右側に紙幣投入口11aおよび紙幣異物返却口11bが設けられ、装置正面左側に硬貨投入口12a、硬貨リジェクト口12b、硬貨返却口12c、釣銭出金口12d、および硬貨出金口12eが設けられ、装置上側にカード挿入排出口13a、印字部(レシートプリンタ)14、表示部16、および小束出金口(シャッタ9)が設けられている。
紙幣投入口11aは、入金取引における紙幣の投入口および出金取引における紙幣の受取口である。紙幣異物返却口11bは、紙幣投入口11aに誤って投入された硬貨等の異物を返却する。
硬貨投入口12aは、入金取引における硬貨の投入口である。硬貨リジェクト口12bは、硬貨投入口12aから投入された硬貨のうち、計数において硬貨鑑別部(不図示)により異常と認識された硬貨が返却される返却口である。硬貨返却口12cは、計数済み硬貨の返却口である。釣銭出金口12dは、計数された釣銭の受取口である。硬貨出金口12eは、出金取引における出金硬貨の受取口である。
カード挿入排出口13aは、管理者等の操作者(オペレータ)のカードの挿入および排出を行う。
印字部(レシートプリンタ)14は、取引明細等を印字したレシートの排出を行う。
表示部16は、操作画面や取引内容を表示する。表示部16は、例えばタッチパネルにより実現され、操作部15(図2参照)としても機能する。また、図1に示すように、表示部16の隣にはテンキーが設けられている。
小束出金口(シャッタ9)は、施封部8(図3参照)により施封された小束紙幣の排出を行う。
以上説明した現金処理装置10は、例えば金融機関の営業店において接客用カウンタの後方に設置され、金銭に関する入金や出金等の各種処理を総合的に実行する。
[1−2.現金処理装置の内部構成]
次に、図2を参照して本実施形態による現金処理装置10の内部構成について説明する。図2は、本実施形態による現金処理装置10の内部構成を示すブロック図である。
図2に示すように、現金処理装置10は、紙幣処理部11、硬貨処理部12、カードリーダ部13、印字部14、操作部15、表示部16、制御部17、および記憶部18を有する。
紙幣処理部11は、紙幣投入口11aから投入される入金紙幣を鑑別、計数して紙幣収納部に収納する入金処理、および指定された金種、金額の紙幣を紙幣収納部から繰り出して鑑別、計数した後、紙幣投入口11aから出金する出金処理を行う。また、紙幣処理部11は、施封部8(図3参照)を有し、施封部8により所定枚数の紙幣を施封して小束出金口(シャッタ9)から小束紙幣を出金する。また、紙幣処理部11は、紙幣投入口11aに誤って投入された硬貨等の異物を紙幣異物返却口11bから返却する。
硬貨処理部12は、硬貨投入口12aから投入される入金硬貨を鑑別、計数して硬貨収納部に収納する入金処理、および指定された金種、金額の硬貨を硬貨収納部から繰り出して鑑別、計数した後、硬貨出金口12eから出金する出金処理を行う。また、硬貨処理部12は、上述した硬貨リジェクト口12b、硬貨返却口12c、および釣銭出金口12dを有する。
カードリーダ部13は、カード挿入排出口13aから挿入された管理者や操作者のカードからデータを読み取り、装置へのログインやオペレータ認識等を行う。また、カードリーダ部13は、取引終了後にカード挿入排出口13aからカードを排出する。
印字部14は、上述したように、取引終了後に取引内容を印字した明細票(レシート)を排出する。
操作部15は、管理者や操作者の操作を検出する。例えば、操作部15は、タッチパネルおよびテンキーにより実現される。
表示部16は、上述したように、操作画面や取引内容を表示する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。
なお、図1においては表示部16と操作部15が一体的に構成される例(すなわちタッチパネルディスプレイ)を示しているが、表示部16および操作部15の機能は分離して構成されてもよい。
制御部17は、記憶部18に格納されている制御プログラムに基づいて現金処理装置10の各構成を制御する。また、制御部17は、記憶部18に格納されている画面を表示部16に表示して各種の取引を遂行する。また、本実施形態による制御部17は、紙幣処理部11の搬送路6a〜6n(図3参照)を制御することにより、入金、集積、出金および紙幣移動などの基本動作を制御する。
記憶部18は、取引時における入力データ等を記憶する他、現金処理装置10の動作を制御するための制御プログラムが格納されている。また、取引選択画面、各取引における処理ステップ毎の案内画面、および入力画面等も記憶部18に格納されている。
本発明の実施形態は、上述した現金処理装置10の紙幣処理部11で行われる小束施封処理に関する。以下、本実施形態による紙幣処理部11の構成を説明した後に、本発明の実施形態による施封ユニットの構成について詳細に説明する。
<2.紙幣処理部11の構成>
図3は、紙幣処理部11の内部構成を示した説明図である。図3に示したように、紙幣処理部11は、接客口19を含む接客部1、鑑別部2、一時保留部3、紙幣カセット4a〜4d、リジェクト庫5、搬送路6a〜6m、施封紙幣集積部7(結束紙幣集積部)、施封部8(紙幣結束部)、およびシャッタ9(小束出金口)を備える。なお図3に示す紙幣処理部11は側面図であって、右側が装置正面となっている。
接客部1は、入金取引時に操作者により紙幣投入口11aから接客口19に投入された(入金された)紙幣を分離したり、出金取引時に操作者に出金する紙幣を集積したりするための構成である。
鑑別部2は、操作者の入金した紙幣、または操作者に出金する紙幣の鑑別を行う。具体的には、鑑別部2は、搬送路6を通って搬送された紙幣の金種、真偽、正損および走行状態などを鑑別する。
一時保留部3は、入金取引時に接客部1で分離されて鑑別部2により正常と鑑別された紙幣を一時的に集積する。一時保留部3に集積された紙幣は、鑑別部2を経て紙幣カセット4a〜4dなどに搬送され、入金した紙幣の口座計上などが確定し、取引が成立する。また、一時保留部3は、紙幣カセット4a〜4d間の紙幣移動の際にも用いられる。
紙幣カセット4a〜4dは、操作者の入金した紙幣、出金するための紙幣、および他の紙幣カセット4から分離された紙幣などを集積する紙幣集積部である。紙幣カセット4a〜4dは、同一金種のための複数の紙幣カセットを含んでもよい。例えば、紙幣カセット4aおよび4cが一万円札用の紙幣カセットであり、紙幣カセット4bおよび4dが千円札用の紙幣カセットであってもよい。なお、紙幣カセット4a〜4dは、紙幣処理部11に対して着脱可能な構造になっており、個別に交換することで紙幣カセット4a〜4dに紙幣を装填することも可能である。
リジェクト庫5は、出金取引時または入金取引時に鑑別部2によって金種不明と鑑別された入金、支払不可の紙幣を集積する。
搬送路6a〜6nは、紙幣を搬送するための構成である。各搬送路6a〜6nは、制御部17による制御に従ってDCサーボモータまたはパルスモータなどが回転することにより、紙幣を目的の搬送先に搬送することが可能である。
施封紙幣集積部7は、施封部8により施封される紙幣が集積される紙幣集積部である。施封紙幣集積部7は、施封する所定枚数(例えば100枚)の紙幣を集積後、施封部8に紙幣を搬送する。
施封部8は、施封紙幣集積部7から搬送された所定枚数の紙幣をテープで結束(施封)し、結束した小束紙幣をシャッタ9から排出する。
シャッタ9は、施封部8により施封された小束紙幣を排出する小束出金口であって、施封部8により小束紙幣が排出される際に開き、操作者が小束紙幣を受け取ると閉じる。
上述した施封紙幣集積部7、施封部8、およびシャッタ9は、図3に示すように、紙幣処理部11の上方、より具体的には、接客部1、鑑別部2、一時保留部3、紙幣カセット4a〜4d、リジェクト庫5、および搬送路6a〜6mよりも上部に配置されている。このように、施封紙幣集積部7および施封部8を上部に設けることで、操作者は立ったまま小束を受け取ることができ、作業の利便性を向上させることができる。また、本実施形態では、図3に示すように、施封紙幣集積部7と施封部8を共に1つずつ設けることで、省スペース化を図ることができる。上記特許文献1(WO2009−118839号公報)のように2つの施封紙幣集積部が設けられている場合、例えば一方に表紙幣、他方に裏紙幣を搬送して表裏を揃えることも可能であるが、本実施形態では省スペース化を実現するために施封紙幣集積部が1つであっても施封紙幣の表裏を揃えることができる。
なお図3には図示しないが、搬送路6a〜6nが搬送する紙幣や、各分離部(具体的には、接客部1、一時保留部3、紙幣カセット4a〜4d、リジェクト庫5)から分離される紙幣の通過、到達は、搬送路6上や各分離部に設けられている光学センサの検知結果に基づいて制御部17により判断される。また、目的の搬送先に搬送するために搬送路の分岐にはブレードが実装され、制御部17は当該ブレードを切り替えることで紙幣を所定の搬送先へ搬送させる。
また、本実施形態による紙幣処理部11は、紙幣の表裏を反転させるためだけの従来の表裏反転機構を有さないことで、装置サイズを小さくすることができる。
(基本動作)
入金取引においては、まず、接客部1から紙幣が1枚ずつ分離され、分離された紙幣は搬送路6aを経て鑑別部2に搬送される。そして、鑑別部2による鑑別結果が正常であった紙幣は搬送路6cおよび6dを経て一時保留部3に集積される。一方、鑑別部2による鑑別結果が異常であった紙幣は搬送路6cおよび6eを経て接客部1に集積される。その後、操作者により入金金額の確認操作が行われると、集積処理に移行する。
集積処理においては、まず、一時保留部3から紙幣が1枚ずつ分離され、分離された紙幣は搬送路6dおよび6cを経て鑑別部2に搬送される。そして、鑑別部2による鑑別結果が正常であった紙幣は、搬送路6b、6f〜6kを経て金種に対応する紙幣カセット4a〜4dに集積される。一方、汚損券、折れ紙幣、二千円札、スキュー紙幣などの走行異常紙幣のように、鑑別部2による鑑別結果が異常であった紙幣は、搬送路6gおよび6lを経てリジェクト庫5に集積される。
紙幣移動においては、まず、紙幣カセット4a〜4dのうちの移動元の紙幣カセットから紙幣が分離され、分離された紙幣は搬送路6f〜6k、6bを経て鑑別部2に搬送される。そして、鑑別部2による鑑別結果が正常であった紙幣は搬送路6cおよび6dを経て一時保留部3に搬送される。一方、鑑別部2による鑑別結果が異常であった紙幣は、搬送路6cおよび6mを経てリジェクト庫5に集積される。
その後、一時保留部3から紙幣カセット4a〜4dのうちの移動先の紙幣カセットに紙幣が搬送される。具体的には、一時保留部3から紙幣が1枚ずつ分離され、分離された紙幣は搬送路6dおよび6cを経て鑑別部2に搬送される。そして、鑑別部2による鑑別結果が正常であった紙幣は、搬送路6b、6f〜6kを経て移動先の紙幣カセットに集積される。一方、鑑別部2による鑑別結果が異常であった紙幣は、搬送路6gおよび6lを経てリジェクト庫5に集積される。
通常の出金取引においては、まず、操作者により指定された金額に応じて紙幣カセット4a〜4dから紙幣が1枚ずつ分離され、分離された紙幣は搬送路6f〜6kおよび6bを経て鑑別部2に搬送される。
そして、鑑別部2による鑑別結果が正常であった紙幣は、搬送路6cおよび6eを経て接客部1に集積される。一方、鑑別部2による鑑別結果が異常であった紙幣、すなわち、操作者に支払いできない紙幣は、搬送路6cおよび6mを経てリジェクト庫5に集積される。
小束紙幣の出金取引においては、まず、操作者により指定された金種および束数(または枚数)に応じて紙幣カセット4a〜4dから紙幣が1枚ずつ分離され、分離された紙幣は搬送路6f〜6kおよび6bを経て鑑別部2に搬送される。
そして、鑑別部2による鑑別結果が正常であり、かつ表裏が所定の状態である紙幣(表の面が上になった表紙幣、裏の面が上になった裏紙幣)は、搬送路6cおよび6nを経て施封紙幣集積部7に集積される。施封紙幣集積部7に所定枚数の紙幣が集積されると、施封部8に搬送され、施封部8において紙幣の施封が行われ、シャッタ9から排出される。
整理施封取引においては、まず、接客部1から紙幣が1枚ずつ分離され、分離された紙幣は搬送路6aを経て鑑別部2に搬送される。そして、鑑別部2による鑑別結果が正常であり、指定された金種であって、かつ表裏が所定の状態である紙幣は搬送路6cおよび6nを経て施封紙幣集積部7に集積される。施封紙幣集積部7に所定枚数の紙幣が集積されると、施封部8に搬送され、施封部8において紙幣の施封が行われ、シャッタ9から排出される。
(施封ユニットの課題)
しかし、上述した施封紙幣集積部7および施封部8を含む施封ユニットにおいて、小束を作成する施封部8は所定枚数単位での処理が前提となっており、紙幣の枚数不足やジャム等で所定枚数の紙幣が搬送されない事象(障害)が発生した場合、施封できなくなる。そして、既に施封紙幣集積部7に集積した紙幣は施封しない端数紙幣となり、この端数紙幣は操作者が装置を移動させたり、回動部を開けたりして手動で抜き取る必要があり、手間がかかっていた。
より具体的には、施封紙幣集積部7および施封部8を含む施封ユニットを現金処理装置10から引き出し(例えば図1に示すシャッタ9が設けられている部分を手前側に引き出し)、施封紙幣集積部7の内部に残留している端数紙幣を抜き取る必要があった。
また、施封紙幣集積部7から残留した端数紙幣を紙幣カセットに戻す機構を実装すると装置サイズが大きくなってしまう。
そこで、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態による現金処理装置10を創作するに至った。本発明の実施形態による現金処理装置10は、装置の小型化を実現しつつ、施封ユニットに残留した端数紙幣を自動的に排出することが可能である。以下、このような本発明の実施形態による施封ユニットについて詳細に説明する。
<3.施封ユニットの構成>
図4は、施封ユニットにおける束搬送を説明する図である。図4に示すように、施封ユニットに含まれる施封紙幣集積部7および施封部8は、施封紙幣集積部7の紙幣排出口と施封部8の紙幣受入口が隣接するよう配置されている。また、施封紙幣集積部7には図示しないがカウンタが設けられており、施封紙幣集積部7に集積された紙幣の枚数をカウントする。
施封紙幣集積部7は、1以上の搬送ベルト70、71、アッパガイド73、集積ガイド74、シャッタ75、および集積ステージ76を有する。集積ステージ76には、図3に示す搬送路6nから搬送された紙幣30が順に集積され、制御部17の制御に従って下降していき、所定施封枚数(例えば100枚)の紙幣が集積され得る。所定施封枚数に達したか否かは施封紙幣集積部7のカウンタが計数した枚数に基づいて判断される。
アッパガイド73は施封紙幣集積部7の上側に設けられた可動式の板状部材であって、1以上の搬送ベルト70を支持している。また、アッパガイド73には、集積ガイド74が回動可能に取り付けられている。集積ガイド74は、何ら力が加えられていない場合は搬送ベルト70に対して傾斜する姿勢に維持され、図4(a)に示すように、搬送路6nから搬送された紙幣を集積ステージ76に集積する上側ガイドとして機能する。また、シャッタ75は、施封紙幣集積部7から施封部8に紙幣を搬送して排出する紙幣排出口を開閉する。
集積ステージ76が徐々に下降し紙幣が100枚集積されると、図4(b)に示すように、搬送ベルト70、アッパガイド73、および集積ガイド74が下降し(より具体的にはアッパガイド73が制御部17の制御にしたがって下降することで、アッパガイド73に支持されている搬送ベルト70および集積ガイド74も下降する)、集積紙幣の上面を押さえる。この際、集積ガイド74は集積紙幣の上面に接して押され、搬送ベルト70側へ回動する。また、集積ステージ76に所定枚数が集積されて搬送ベルト70が下降したとき、搬送ベルト70は施封部8の搬送ベルト80と略同じ高さに位置する。
そして、図4(c)に示すように、施封紙幣集積部7の紙幣排出口に設けられているシャッタ75が、制御部17の制御に従って回動し、紙幣排出口を開放する。搬送ベルト70、71は、制御部17の制御に従って駆動し、搬送ベルト70、71で集積紙幣を挟みつつ施封部8へ束搬送する。施封部8の搬送ベルト80、81も、制御部17の制御に従って駆動し、施封紙幣集積部7から束搬送された紙幣を受け入れる。この時、施封部8の搬送ベルト80、81の幅は、施封紙幣集積部7の搬送ベルト70、71の幅と同様であるため、施封紙幣集積部7から束搬送された集積紙幣を搬送ベルト80、81で挟みつつ受け入れることができる。このように、搬送ベルト70、71および搬送ベルト80、81は、紙幣を搬送する方向に対して略垂直方向に可動である。
なお施封部8では、図示しない機構により集積紙幣に対して施封を行って小束を作成し、作成した小束を搬送ベルト80、81で搬送し、シャッタ9(小束出金口)から排出する。
以上、施封紙幣集積部7に所定枚数の紙幣が正常に集積された場合における束搬送について説明した。ここで、上述したように、従来は施封ユニットに所定枚数の紙幣が集積されることを前提として動作していたため、紙幣の枚数不足やジャム等で所定枚数の紙幣が搬送されない事象が発生した場合、動作が停止し、施封ユニットに残留した端数紙幣を手動で抜き取る必要があった。そこで、本実施形態では、施封ユニットに所定枚数の紙幣が集積されていない場合であっても端数紙幣を自動排出することで操作者の手間を軽減させることができる。このような端数紙幣の自動排出を行う際の動作について、以下図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態による施封ユニットにおける端数紙幣の搬送を説明する図である。図5(a)に示すように、まず、集積ステージ76に、搬送路6nから搬送された紙幣30が順に集積される。
次いで、所定枚数の紙幣が集積する前に紙幣の繰り出しが終了し、施封紙幣集積部7に端数残留が生じた場合、図5(b)に示すように、搬送ベルト70、アッパガイド73、および集積ガイド74は、制御部17の制御に従って下降し、集積紙幣の上面を押さえる。
この際、施封部8の搬送ベルト80も下降し、施封紙幣集積部7の搬送ベルト70と同じ高さに位置するよう制御部17により制御される。これにより、施封紙幣集積部7の搬送ベルト70、71の幅と、施封部8の搬送ベルト80、81の幅は同じとなる。
そして、図5(c)に示すように、施封紙幣集積部7の紙幣排出口に設けられているシャッタ75が、制御部17の制御に従って回動し、紙幣排出口を開放すると、搬送ベルト70、71が駆動して端数紙幣を挟みつつ施封部8へ搬送する。上述したように、施封部8の搬送ベルト80、81の幅は、施封紙幣集積部7の搬送ベルト70、71の幅と同様であるため、施封部8は、施封紙幣集積部7から搬送された端数紙幣を搬送ベルト80、81で挟みつつ受け入れることができる。施封部8は、搬送ベルト80、81で端数紙幣の搬送を継続し、施封部8の右側に位置するシャッタ9から排出する。
以上説明したように、本実施形態による施封ユニットでは、施封紙幣集積部7に端数紙幣が残留している場合でも施封紙幣集積部7から施封部8へ紙幣を搬送することができる。具体的には施封部8の搬送ベルト80が、施封紙幣集積部7で端数紙幣を押さえる高さまで下降した搬送ベルト70と同じ高さに位置するよう可動する構成とすることで、端数紙幣を施封紙幣集積部7から受け取り、そのまま施封部8へ搬送して排出する。これにより、施封ユニットに残留した端数紙幣を操作者が施封ユニットを取り外して手作業で取り除く必要がなくなる。
続いて、上述した端数紙幣の自動排出が可能な現金処理装置10における出金取引の動作について、複数の実施例を用いて説明する。
<4.出金取引>
[4−1.第1の実施例]
図6は、本実施形態の第1の実施例による出金取引の動作を示すフローチャートである。図6に示すように、まず、小束出金が有る場合は紙幣カセット4から施封金種紙幣が分離され施封紙幣集積部7へ搬送されるが、施封紙幣集積部7に集積された紙幣が所定枚数(例えば100枚)に満たない状態で紙幣の分離が終了すると、施封紙幣集積部7に端数残留有りと検知される(S100)。
次に、制御部17は、施封紙幣集積部7に端数残留が有ることを表示部16に表示するよう制御する(S102)。
次いで、操作者が装置内部の紙幣へアクセスする権限を持つ管理者でない場合(S104において「No」)、制御部17は、カードリーダ部13または操作部15からの入力情報に従って管理者認証を行う。具体的には、制御部17は、管理者認証のため管理者カードをカード挿入排出口13aに挿入するよう促す表示や、管理者のIDやパスワードを入力する画面を表示部16に表示し、管理者認証を行う。なお操作者が元々管理者である場合(S104において「Yes」)、再度の管理者認証は省略してもよい。
管理者認証が確認された後、制御部17は、施封ユニットから端数紙幣を排出するよう制御する(S108)。具体的には、図5を参照して説明したように、施封紙幣集積部7のアッパガイド73が制御部17の制御にしたがって下降することで、アッパガイド73に支持されている搬送ベルト70および集積ガイド74も下降し、端数紙幣を押さえる状態となる。一方、施封部8においても同様に搬送ベルト80が下降し、施封紙幣集積部7の搬送ベルト70と略同じ高さに制御される。そして、施封紙幣集積部7の搬送ベルト70、71で挟まれた状態の端数紙幣が施封部8へ搬送され、施封部8においても同様に搬送ベルト80、81で端数紙幣を挟んで搬送し、シャッタ9から排出される。このように、施封ユニットに残留した端数紙幣が自動的にシャッタ9から排出されることで、操作者は手作業で端数紙幣を取り除く手間がなくなる。
続いて、操作者によって排出した端数紙幣が受け取られた後(S110)、端数紙幣は操作者により装置内に戻される(S112)。具体的には、接客部1に端数紙幣が投入される。この際、制御部17は、接客部1に投入された紙幣を分離し、搬送路6aを経て鑑別部2へ搬送し、正常であれば搬送路6cおよび6dを経て一時保留部3へ搬送し、異常であれば搬送路6cおよび6eを経て接客部1へ返送する。
次いで、制御部17は、一時保留部3から搬送路6dおよび6cを経て紙幣を鑑別部2へ搬送し、鑑別結果にしたがって、各金種に対応する紙幣カセット4へ搬送する(S114〜S120)。具体的には、例えば万券であれば搬送路6b、6f、6g、および6kを経て万券の紙幣カセット4dへ搬送し(S116)、五千券であれば搬送路6b、6f、6g、および6jを経て五千券の紙幣カセット4cへ搬送し(S118)、千券であれば搬送路6b、6f、6g、および6iを経て千券の紙幣カセット4bへ搬送する(S120)。
以上説明したように、第1の実施例によれば、施封紙幣集積部7に所定枚数に満たない端数紙幣が残留した場合に、装置を開けて手動で抜き取る必要や、施封紙幣集積部7に装置内へ紙幣を戻す機構を実装する必要がなく、端数紙幣を自動排出でき、また、端数紙幣が接客部1から投入された場合には紙幣カセット4へ戻すことができる。
なお、施封紙幣集積部7へ紙幣を搬送するために鑑別部2を通過した際に出金計数(減算)が行われ、装置内に端数紙幣が戻されて鑑別部2を通過した際に入金計数(加算)が行われ得る。
[4−2.第2の実施例]
続いて、本実施形態の第2の実施例について説明する。上述した第1の実施例では、施封ユニットから排出された端数紙幣が接客部1から装置内に戻されることを前提としており、紙幣を紙幣カセット4へ戻す処理を行うまで次の取引を開始することができないが、端数紙幣が抜き取られた状態のままとすることが可能であれば、端数紙幣の排出後、すぐに次の取引が継続可能となる。そのため、端数紙幣の取扱い方法を選択する選択画面を表示する。選択画面で抜取りが選択された場合、端数紙幣が抜き取られた状態のままとすることが可能な第2の実施例による出金取引について、以下図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態の第2の実施例による出金取引の動作を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、ステップS200〜S210において、図6に示した第1の実施例によるステップS100〜S110と同様の処理が行われる。すなわち、施封ユニットに端数紙幣が残留した場合(S200)、管理者認証を行った上で端数紙幣をシャッタ9から排出して、操作者により受け取られる(S202〜S210)。
次いで、制御部17は、端数紙幣を装置内に戻すか、そのまま抜き取るかを選択する選択画面を表示部16に表示する(S211)。
端数紙幣を装置内に戻す「返却」が選択された場合は(S212において「Yes」)、第1の実施例と同様に、接客部1から操作者により端数紙幣が投入され(S213)、制御部17は、接客部1に投入された紙幣を分離して、搬送路6aを経て鑑別部2へ搬送し、正常であれば搬送路6cおよび6dを経て一時保留部3へ搬送し、異常であれば搬送路6cおよび6eを経て接客部1へ返送する。
次いで、制御部17は、一時保留部3から搬送路6dおよび6cを経て紙幣を鑑別部2へ搬送し、鑑別結果にしたがって、各金種に対応する紙幣カセット4へ搬送する(S214〜S220)。具体的には、例えば万券であれば搬送路6b、6f、6g、および6kを経て万券の紙幣カセット4dへ搬送し(S216)、五千券であれば搬送路6b、6f、6g、および6jを経て五千券の紙幣カセット4cへ搬送し(S218)、千券であれば搬送路6b、6f、6g、および6iを経て千券の紙幣カセット4bへ搬送する(S220)。
一方、選択画面において、そのまま紙幣を抜き取る「抜取」が選択された場合(S212において「No」)、制御部17は、端数紙幣が管理者により装置から抜き取られたことを抜取情報として記憶部18に記憶する(S222)。具体的には、制御部17は、管理者に関する情報(氏名、識別番号等)や、抜き取られた端数紙幣の金種、枚数等を、抜取情報として記憶する。なお抜取情報の記憶は、制御部17により自動的に記憶してもよいし、「抜取」が選択された際に抜取情報の入力画面を表示し、操作者により手動で入力させてもよい。
このように、第2の実施例によれば、端数紙幣が装置から抜き取られた状態のままとすることができるので、端数紙幣の排出後、すぐに次の取引が継続可能となる。また、抜取情報を記憶しておくことで、誰がどのような権限で装置から端数紙幣を抜き取ったかを確認することができる。
<5.むすび>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、装置の小型化を実現しつつ、施封ユニットに残留した端数紙幣を自動的に排出することができる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第1、第2の実施例では紙幣カセット4から紙幣を束出金する出金取引について説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、整理施封取引において施封紙幣集積部7に所定枚数の紙幣が集積されていない状態で障害が発生した場合に、施封紙幣集積部7に集積された端数紙幣を、同様に施封部8を介して排出することが可能である。
また、本明細書の現金処理装置10の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、現金処理装置10の処理における各ステップは、説明した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、現金処理装置10に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した現金処理装置10の制御部17と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。また、紙幣処理部11、硬貨処理部12に内蔵されるCPU、ROMおよびRAM等を実装している場合には、制御部17と同様な機能を発揮させることもできる。
1 接客部
2 鑑別部
3 一時保留部
4a〜4d 紙幣カセット
5 リジェクト庫
6a〜6n 搬送路
7 施封紙幣集積部
8 施封部
9 シャッタ(小束出金口)
10 現金処理装置
11 紙幣処理部
11a 紙幣投入口
11b 紙幣異物返却部
12 硬貨処理部
13 カードリーダ部
14 印字部
15 操作部
16 表示部
17 制御部
18 記憶部
19 接客口
30 紙幣
70、71、80、81 搬送ベルト
73 アッパガイ
74 集積ガイド
75 シャッタ
76 集積ステージ

Claims (4)

  1. 紙幣を結束する紙幣結束部と、
    前記紙幣結束部により結束された紙幣を排出する小束出金口と、
    前記紙幣結束部により結束される紙幣が集積される結束紙幣集積部と、
    前記結束紙幣集積部に集積された紙幣が結束単位枚数に満たない端数紙幣の場合は、前記結束紙幣集積部に集積されている端数紙幣を非結束状態で排出するよう制御する制御部と、
    を備え
    前記結束紙幣集積部の搬送路を形成する集積部搬送ベルトおよび前記紙幣結束部の搬送路を形成する結束部搬送ベルトは、紙幣を搬送する方向に対して略垂直方向に可動であって、
    前記制御部は、前記結束紙幣集積部に集積された端数紙幣を搬送する際、前記結束紙幣集積部の搬送路の幅を前記端数紙幣に合せるよう前記集積部搬送ベルトを制御し、さらに前記紙幣結束部の搬送路の幅を前記結束紙幣集積部の搬送路と略同じ幅になるよう前記結束部搬送ベルトを制御する、紙幣処理装置。
  2. 紙幣を結束する紙幣結束部と、
    前記紙幣結束部により結束された紙幣を排出する小束出金口と、
    前記紙幣結束部により結束される紙幣が集積される結束紙幣集積部と、
    前記結束紙幣集積部に集積された紙幣が結束単位枚数に満たない端数紙幣の場合は、前記結束紙幣集積部に集積されている端数紙幣を非結束状態で排出するよう制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、管理権限を有する者以外の操作者による指示の場合、管理権限を有する者による管理者認証を行った後に、前記端数紙幣の排出制御を行う、紙幣処理装置。
  3. 紙幣を結束する紙幣結束部と、
    前記紙幣結束部により結束された紙幣を排出する小束出金口と、
    前記紙幣結束部により結束される紙幣が集積される結束紙幣集積部と、
    前記結束紙幣集積部に集積された紙幣が結束単位枚数に満たない端数紙幣の場合は、前記結束紙幣集積部に集積されている端数紙幣を非結束状態で排出するよう制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記端数紙幣の排出後、前記端数紙幣の取扱い方法を選択する選択画面を表示する、紙幣処理装置。
  4. 前記制御部は、前記選択画面において前記端数紙幣の抜取りが選択された場合は、前記端数紙幣の抜取情報を記憶する、請求項に記載の紙幣処理装置。
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