JP6089309B2 - ランプ及び照明装置 - Google Patents

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    • F21K9/27Retrofit light sources for lighting devices with two fittings for each light source, e.g. for substitution of fluorescent tubes

Description

本発明は、ランプ及び照明装置に関し、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を用いた直管形のLEDランプ及びこれを備えた照明装置に関する。
LEDは、高効率及び長寿命であることから、従来から知られる蛍光灯や白熱電球等の各種ランプにおける新しい光源として期待されており、LEDを用いたランプ(LEDランプ)の研究開発が進められている。
LEDランプとしては、両端部に電極コイルを有する直管形蛍光灯に代替する直管形のLEDランプ(直管形LEDランプ)、あるいは、電球形蛍光灯や白熱電球に代替する電球形のLEDランプ(電球形LEDランプ)等がある。例えば、特許文献1には、従来の直管形LEDランプが開示されている。
特開2009−43447号公報
ところで、直管形LEDランプにおいては、実装基板と、実装基板上に実装された複数のLEDとを備えるLEDモジュールが光源として用いられる。そして、このようなLEDモジュールにおいては、実装基板上で発光部(LEDの存在する領域)とそれ以外の非発光部(LEDの存在しない領域)とが存在する。従って、直管形LEDランプでは、つぶつぶ感を与えたり(外見表示性の低下)、輝度ムラが発生したりするという問題がある。特に、直管形LEDランプの低コスト化等を目的として、LEDモジュールのLEDの実装点数を減らした場合、隣り合うLEDの間隔は広くなるため、このような輝度ムラの問題が発生し易くなる。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、輝度ムラを抑制することができるランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るランプは、長尺状のランプであって、発光素子と、前記発光素子が設けられた基板とを有する発光モジュールと、前記発光モジュールが設けられた凹部が表面に形成された長尺状の基台と、前記発光モジュールを覆うように構成された長尺状の透光性カバーと、前記凹部の内部又は前記凹部の上方に位置するように、前記発光モジュールと前記透光性カバーとの間に設けられ、含有する微粒子によって前記発光素子から発せられる光を拡散する拡散部材とを備え、前記基台の裏面は、ランプ外部に露出しており、前記基台の凹部の側壁には、段差部が形成されており、前記拡散部材は、前記発光モジュールに直接対面する板状部材であり、前記基台の凹部の開口の少なくとも一部を覆うように前記段差部上に載置されている。
本発明によれば、輝度ムラを抑制することができるランプ及び照明装置を実現することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るランプの斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るランプの分解斜視図である。 図3Aは、本発明の第1の実施形態に係るランプの一部を拡大した斜視図である。 図3Bは、本発明の第1の実施形態に係るランプにおける透光性カバーの変形例の構成を示す斜視図である。 図4Aは、本発明の第1の実施形態に係るLEDモジュールの平面図である。 図4Bは、本発明の第1の実施形態に係るLEDモジュールの断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例1の一部を拡大した斜視図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例2の一部を拡大した斜視図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例3の一部を拡大した斜視図である。 図8は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例4の斜視図である。 図9は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例4の分解斜視図である。 図10は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例4の一部を拡大した斜視図である。 図11は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例5の斜視図である。 図12は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例5の分解斜視図である。 図13は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例5の一部を拡大した斜視図である。 図14は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例6の一部を拡大した斜視図である。 図15は、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例7の一部を拡大した斜視図である。 図16は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。また、図面において、実質的に同一の構成、動作、及び効果を表す要素については、同一の符号を付す。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係るランプ10について、図1〜図3Aを用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るランプ10において、透光性カバー20を上にした状態の構成を示す斜視図である。また、図2は、口金60を除いた状態での同ランプ10の分解斜視図であり、図3Aは、口金60を除いた状態で同ランプ10の一部(ランプ10の管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
ランプ10は、図1〜図3Aに示すように、従来の直管形蛍光灯(直管型蛍光ランプ)の代替照明として使用される長尺状の直管形LEDランプであって、透光性カバー20と、基台30と、拡散部材40と、LEDモジュール50と、口金60と、点灯回路(図外)とを備えている。そして、ランプ10では、口金60、透光性カバー20及び基台30によって長尺状のランプ筐体(外囲器)が構成されている。
[透光性カバー]
透光性カバー20は、ランプ筐体の外面を構成する長尺状のカバー部材であって、基台30に設けられた部材、つまりLEDモジュール50及び点灯回路等を保護している。透光性カバー20は、長尺円筒の一部を長尺方向(管軸方向)に沿って切り欠いて形成された主開口20aを有する切り欠き円筒部材、例えば略半円筒形状の部材から構成される。
透光性カバー20は、LEDモジュール50が発する光をランプ外部に透光する材料で構成されている。透光性カバー20は、例えばアクリル等からなる透明樹脂材料又はガラスによって構成されており、所望の透明樹脂材料を樹脂成型することによって形成することができる。
透光性カバー20としては、例えばシリカ(SiO)が70〜72[%]のソーダ石灰ガラスによって構成された直管(ガラス管)、又はポリカーボネート等の樹脂材料から構成された直管(プラスチック管)を用いることができる。
透光性カバー20は、LEDモジュール50からの光を拡散させるための光拡散機能を有する光拡散部を備える。これにより、LEDモジュール50から発せられた光を、透光性カバー20を通過する際に拡散させることができる。光拡散部としては、例えば、透光性カバー20の内面及び外面の少なくともいずれかに形成された光拡散シート又は光拡散膜等がある。具体的には、シリカや炭酸カルシウム等の光拡散材(微粒子)を含有する樹脂や白色顔料を透光性カバー20の内面及び外面の少なくともいずれかに付着させて形成された乳白色の光拡散膜がある。その他の光拡散部としては、透光性カバー20の内部及び外部の少なくともいずれかに設けられたレンズ構造物、又は透光性カバー20の内面及び外面の少なくともいずれかに形成された凹部又は凸部がある。例えば、透光性カバー20の内面及び外面の少なくともいずれかにドットパターンを印刷したり、透光性カバー20の一部を加工したりすることで、透光性カバー20に光拡散機能(光拡散部)を持たせることもできる。また、透光性カバー20そのものを、光拡散材が分散された樹脂材料等を用いて成形することで、透光性カバー20に光拡散機能(光拡散部)を持たせることもできる。また、図3Bに示すように、断面形状が多角形の透光性カバー20を用いてもよい。透光性カバー20Aの断面形状を多角形形状にすることで、拡散機能をさらに持たせることが可能となる。これにより、さらに広配光を実現できる。
[基台]
基台30は、LEDモジュール50を保持(支持)するための長尺矩形状で板状の支持基台であって、透光性カバー20の主開口20aを塞ぐようにして透光性カバー20と一体化されている。基台30は、その長手方向(管軸方向)において、透光性カバー20の全長とほぼ同じ長さを有する。なお、接着剤等により、基台30に透光性カバー20が固定されていてもよい。
基台30において、一方の面(表面)は、LEDモジュール50を載置するための載置面であり、透光性カバー20で覆われている。そして、基台30の他方の面(裏面)は、ランプ外部に露出しており、ランプ筐体の外面を構成している。
基台30の表面には、基台30の長手方向に延びる凹部31が形成されており、この凹部31の開口は拡散部材40により覆われている。そして、LEDモジュール50は、この拡散部材40で覆われた凹部31内、具体的には凹部31の平坦な底面上に設けられている。LEDモジュール50を挟み込む凹部31の両側の側壁には、基台30の長手方向に延びる段差部33が形成されており、拡散部材40は、この段差部33上に設けられている。
基台30の裏面において、基台30の短手方向の端部(基台30の表面において管軸方向と略直交する方向の端部)には、基台30の長手方向に延びる溝(スライドレール)32が形成されている。透光性カバー20は、溝32にその周方向の端部21を挿入することにより、基台30に対してスライド可能な状態で取り付けられる。従って、透光性カバー20は、基台30の表面だけでなく、基台30の短手方向の端面の一部も覆っている。なお、基台30の溝32は、透光性カバー20の周方向の端部21と嵌合するように構成されても構わない。
基台30は、LEDモジュール50で発生した熱を放熱するための放熱体(ヒートシンク)としても機能する。従って、基台30は金属等の高熱伝導性材料によって構成することが好ましく、アルミニウムから構成される長尺状のアルミニウム基板を基台30として用いることができる。なお、基台30は、樹脂によって構成してもよい。
また、基台30の凹部31の内面に反射膜材料をコーティングしても構わない。例えば、基台30の表面全面を白色樹脂及び金属膜でコーティングすることによって反射面を形成することができる。また、その他の表面仕上げによって反射面を形成することもできる。このように、基台30の凹部31の内面に反射面を形成することにより、LEDモジュール50が発する光を反射面によって透光性カバー20側に反射させることができ、ランプ10の光の取り出し効率を向上させることができる。
また、基台30の表面において、凹部31が基台30の長手方向に連続して形成されるとしたが、断続して設けられてもよい。例えば、拡散部材40が設けられていない部分には凹部31が設けられなくてもよい。
[拡散部材]
拡散部材40は、LEDモジュール50からの光を拡散させるための長尺矩形状の拡散板であって、基台30の凹部31内にLEDモジュール50の上方を覆う形で設けられている。拡散部材40のLEDモジュール50と対向する一方の面(裏面)に対して反対側の面(表面)の上方は、透光性カバー20で覆われている。拡散部材40は、LEDモジュール50の光に対する拡散率について、基台30の長手方向及び短手方向に沿って一様な値を持つように構成されている。
拡散部材40は、LEDモジュール50からの光を透光性カバー20に透光する透光性材料で形成されている。拡散部材40は、例えば、アクリル等からなる透明樹脂材料又はガラス等を基材として、LEDモジュール50からの光を拡散させるための光拡散機能を有する光拡散部を備えるようにして構成することができる。光拡散部としては、例えば基材(拡散部材40)の表面及び裏面の少なくともいずれかに形成された光拡散シート又は光拡散膜等がある。具体的には、シリカや炭酸カルシウム等の光拡散材(微粒子)を含有する樹脂や白色顔料を基材の表面及び裏面の少なくともいずれかに付着させて形成された乳白色の光拡散膜がある。その他の光拡散部として、基材の内部及び外部の少なくともいずれかに設けられたレンズ構造物、又は基材の表面及び裏面の少なくともいずれかに形成された凹部又は凸部がある。例えば、基材の表面及び裏面の少なくともいずれかにドットパターンを印刷したり、基材の一部を加工したりすることで、基材に光拡散機能(光拡散部)を持たせることもできる。また、基材そのものを、光拡散材が分散された樹脂材料等を用いて成形することで、基材に光拡散機能(光拡散部)を持たせることもできる。なお、拡散部材40は、透光性カバー20と同じ材料から構成することもできる。
[LEDモジュール]
複数のLEDモジュール50は、ランプ10の光源であり、透光性カバー20及び拡散部材40によって重ねて覆われる形で、基台30の凹部31内に基台30の長手方向に並んで載置されている。複数のLEDモジュール50のそれぞれは、接着剤やネジ等により基台30に固定されている。LEDモジュール50の詳細な構成については後述する。
[口金]
一対の口金60は、略有底円筒形状に構成されており、ランプ筐体の外面を構成する形で、一体化された透光性カバー20及び基台30の両端部(管軸方向の両端部)に設けられている。そして、一対の口金60は、透光性カバー20及び基台30を一体化することにより形成される円筒部材の両端部(管軸方向の両端部)の開口を蓋している。この円筒部材の一方の側の口金60には、一対の受電ピン61が設けられており、他方の側の口金60には、アースピン62が設けられている。
一対の受電ピン61は、棒状の金属材料で構成された導電性のピンである。一対の受電ピン61は、照明器具に装着されるように構成されており、LEDモジュール50のLED53を点灯させるための電力を、ランプ外部の電源装置(照明器具)から受電する。この一対の受電ピン61を介して、直流電力がランプ内の点灯回路に供給される。点灯回路は、入力された直流電力を整流等してLED53に通電するための所望の電圧を出力する。
アースピン62は、1本の棒状の金属材料によって構成された導電性のピンである。アースピン62も受電ピン61と同様に照明器具に装着されるように構成されている。従って、照明器具におけるアースピン62との接続部分(ソケット内の接続部)がアース端子となっていれば、ランプ10が当該照明器具に装着されたときに、アースピン62は接地電位となる。
なお、ランプ10が、既存の蛍光灯用の照明器具に装着されるような場合は、当該照明器具とアースピン62とはアース接続されず、アースピン62は、ランプ10を照明器具に取り付けるための取り付けピンとして機能する。従って、アースピン62は必ずしも金属で構成する必要はない。また、アースピン62は、1本に限らず、2本としても構わない。
このように、ランプ10は、片側給電方式を採用しており、LEDモジュール50を点灯させるための電力は、ランプ10の一方の端部のみに設けられた一対の受電ピン61から給電されるように構成されている。
次に、LEDモジュール50の構成について、図4A及び図4Bを用いて説明する。
図4Aは、LEDモジュール50の構成を示す平面図(上面図)であり、図4Bは、図4AのA−A’線に沿って切断した同LEDモジュール50の断面図である。
LEDモジュール50は、図4A及び図4Bに示すように、COB(Chip On Board)型の発光モジュールであって、ライン状に光を発するライン状光源である。LEDモジュール50は、実装基板52と、実装基板52上に配列された複数のLED53と、LED53を封止する封止部材51と、配線54と、静電保護素子55と、電極端子56と、金ワイヤ等のワイヤ57とを備える。
実装基板52は、LED53を実装するためのLED実装用基板であって、例えば長尺矩形状の基板である。実装基板52としては、例えば、ガラスコンポジット基板(CEM−3等)、ガラスエポキシ基板(FR−4等)、紙フェノールや紙エポキシからなる基板(FR−1等)、又は、ポリイミド等から構成される可撓性を有するフレキシブル基板を用いることができる。メタルベース基板としては、例えば、アルミニウム合金基板、鉄合金基板又は銅合金基板等を用いることができる。
実装基板52の長手方向の長さ(長辺の長さ)をL1(mm)とし、短手方向の長さ(短辺の長さ)をL2(mm)とすると、実装基板52として、例えばL1=580mm、L2=16mmで、厚みが1.0(mm)の基板を用いることができる。
複数のLED53は、それぞれ発光素子の一例であって、実装基板52上に直接実装されている。複数のLED53は、実装基板52の長手方向に沿ってライン状(一直線状)に一列に配列されている。各LED53は、単色の可視光を発するベアチップであり、ダイアタッチ材(ダイボンド材)によって実装基板52上にダイボンディングされている。各LED53としては、例えば青色光を発光する青色LEDチップを用いることができる。青色LEDチップとしては、例えばInGaN系の材料によって構成された、中心波長が440nm〜470nmの窒化ガリウム系の半導体発光素子を用いることができる。
複数のLED53において、チップ上面には電流を供給するためのp側電極及びn側電極が形成されており、p側電極及びn側電極のそれぞれと配線54とがワイヤ57によってワイヤボンディングされている。
封止部材51は、光波長変換体である蛍光体を含む蛍光体含有樹脂であって、LED53からの光を波長変換すると共に、実装基板52上の全てのLED53を一括封止してLED53を保護する。封止部材51は、断面形状が上に凸の略半円状のドーム形状であり、実装基板52上の全てのLED53を覆うようにLED53の配列方向に沿って直線状に形成されている。
なお、直線状(ストライプ状)の封止部材51は、実装基板52の短手方向の中心を通る直線よりも一方の長辺側に寄って形成されている。さらに、封止部材51は、実装基板52の一方の短辺の端面から対向する他方の短辺の端面まで途切れることなく形成されている。封止部材51としては、例えば、LED53が青色LEDである場合、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。この場合、黄色蛍光体粒子は青色LEDの青色光によって励起されて黄色光を放出するので、封止部材51からは、励起された黄色光と青色LEDの青色光とによって白色光が放出される。なお、封止部材51に、シリカ等の光拡散材も含有させても構わない。
配線54は、タングステン(W)又は銅(Cu)等からなる金属配線であり、複数のLED53同士を電気的に接続するために所定形状にパターン形成されている。さらに、配線54は、複数のLED53と静電保護素子55とを電気的に接続するともに、電極端子56とも電気的に接続されるようにパターン形成されている。
静電保護素子55は、例えばツェナーダイオードであり、逆耐圧が低いLED53が実装基板52上に生じる逆方向極性の静電気によって破壊されることを防止する。
電極端子56は、外部から直流電力を受電すると共にLED53に直流電力を給電する受給電部(外部接続端子)であり、配線54に電気的に接続されている。電極端子56が受電した直流電圧がLED53に供給されることにより、LED53が発光し、LED53から所望の光が放出される。2つの電極端子56は、封止部材51を基準として実装基板52の一方の長辺側に片寄せられている。なお、LED53の素子列及び封止部材51を実装基板52の幅方向の中心を通るように設けて、2つの電極端子56を封止部材51を介して実装基板52の対向する長辺側の各々に形成してもよい。
隣り合うLEDモジュール50は、電極端子56同士が接続配線(不図示)によって電気的に接続されている。これにより、複数のLEDモジュール50(LED53)が直列接続される。電極端子56同士を接続する接続配線は、例えば、絶縁被膜された導線からなるリード線等の導電部材によって構成することができる。
上記構成を有するランプ10の製造においては、まず、基台30の表面にLEDモジュール50が配設された後、拡散部材40が配設される。そして、基台30の短手方向の両端面の溝32に、透光性カバー20の周方向の端部21の両方が挿入されて引っ掛けられた後、溝32内で透光性カバー20を管軸方向にスライドさせて基台30に透光性カバー20を取り付ける。そして、一体化された基台30及び透光性カバー20の管軸方向の両端部に口金60が取り付けられる。なお、透光性カバー20をスライドさせずに基台30の上から押し込むようにして基台30に嵌めてもよい。
以上のように、本実施形態のランプ10は、長尺状のランプであって、LED53と、LED53が設けられた実装基板52とを有するLEDモジュール50と、LEDモジュール50が設けられた凹部31が表面に形成された長尺状の基台30とを備える。そして、ランプ10は、さらに、LEDモジュール50を覆うように構成された長尺状の透光性カバー20と、凹部31の内部に位置するように、LEDモジュール50と透光性カバー20との間に設けられ、LED53から発せられる光を拡散する拡散部材40とを備える。
このような構成により、LEDモジュール50の近傍に拡散部材40を配置し、LEDモジュール50から発せられる光の多くを拡散して透光性カバー20に導くことができるので、輝度ムラを抑制することができる。また、基台30の凹部31内にLEDモジュール50が設けられるため、ランプ10の小型化を実現することもできる。
また、本実施形態のランプ10では、基台30の凹部31の側壁に段差部33が形成され、拡散部材40は、板状であり、基台30の凹部31の開口の少なくとも一部を覆うように段差部33上に載置されている。
このような構成により、板状の拡散部材40を段差部33上に載置するだけで、拡散部材40を基台30に配設することができるので、拡散部材40の設置を容易にすることができる。また、拡散部材40は板状であるため、拡散部材40に拡散機能を持たせるための加工等が容易になるため、拡散部材40に所望な拡散機能を持たせることができる。
また、本実施形態のランプ10では、基台30は金属から構成され、拡散部材40は基台30と接する。
このような構成により、LEDモジュール50の熱が拡散部材40に伝わって拡散部材40の温度が上昇した場合でも、拡散部材40の熱を基台30に放熱することができるので、熱による拡散部材40の反りを抑えることができる。
また、本実施形態のランプ10では、透光性カバー20は、長尺円筒の一部を長尺方向に沿って切り欠いた主開口20aを有する切り欠き円筒部材であり、基台30は、主開口20aを塞ぐように透光性カバー20を保持する。
このような構成により、基台30の一部がランプ筐体の一部として外面に露出するため、基台30を介してLEDモジュール50の熱を効率良くランプ外部に放熱することができる。
また、本実施形態のランプ10では、基台30には、透光性カバー20をスライド可能に保持する溝32が形成されている。
このような構成により、透光性カバー20の基台30への取り付けが容易になるため、ランプ10の製造を容易にすることができる。
また、本実施形態のランプ10では、透光性カバー20は、ガラス又は樹脂から構成され、LED53から発せられる光を拡散する。つまり、透光性カバー20に光拡散機能を持たせている。
このような構成により、拡散部材40だけでなく、透光性カバー20によってもLEDモジュール50の光を拡散させることができるので、輝度ムラをさらに抑制することができる。
なお、本実施形態のランプ10において、拡散部材40は、LEDモジュール50の光に対する拡散率について、基台30の長手方向及び短手方向の少なくともいずれかに沿って異なる値を持つように構成されてもよい。例えば、拡散部材40は、実装基板52のLED53が設けられた部分の上方(LED上方部分)で拡散率が高く、実装基板52のLED53が設けられていない部分の上方(LED非上方部分)で拡散率が低くてもよい。このような構成は、拡散部材40において、LED上方部分のみで基材に光拡散機能を持たせる、又はLED上方部分でLED非上方部分より多くの光拡散材を基材に含有させること等で実現することができる。
また、本実施形態のランプ10において、拡散部材40は、LED上方部分のみに部分的に設けられ、LED非上方部分の上方に設けられなくてもよい。
また、本実施形態のランプ10において、LEDモジュール50の光の拡散機能について拡散部材40により十分な効果が得られる場合、透光性カバー20は、光拡散部を備えなくてもよい。
(変形例1)
次に、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例1について、図5を用いて説明する。
図5は、口金60を除いた状態で本変形例のランプ10Aの一部(管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
本変形例のランプ10Aは、図5に示すように、拡散部材40が、凹部31の内部でなく、凹部31の上方に位置するように基台30に設けられているという点で第1の実施形態のランプ10と異なる。具体的に、本変形例のランプ10Aは、拡散部材40が、凹部31の開口を覆うように、基台30の表面上に設けられているという点で第1の実施形態のランプ10と異なる。
このような構成により、基台30の凹部31の側壁に、拡散部材40を載置するための段差部を設ける必要がなくなるので、基台30の加工を容易にすることができる。従って、ランプ10Aの製造を容易にすることができる。
(変形例2)
次に、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例2について、図6を用いて説明する。
図6は、口金60を除いた状態で本変形例のランプ10Bの一部(管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
本変形例のランプ10Bは、図6に示すように、基台30の凹部31が開口に向けて広がるテーパー形状を有し、基台30の凹部31の側面が凹部31の底面に対して傾いているという点で第1の実施形態のランプ10と異なる。
このような構成により、基台30の凹部31の側面により、LEDモジュール50の光を凹部31の開口に向けて反射させることができるので、ランプ10Bの光の取り出し効率を向上させることができる。また、基台30の凹部31の側面の傾斜角を調整することによって、LEDモジュール50の光の配光を制御することもできる。
(変形例3)
次に、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例3について、図7を用いて説明する。
図7は、口金60を除いた状態で本変形例のランプ10Cの一部(管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
本変形例のランプ10Cは、図7に示すように、拡散部材40が樹脂であり、LED53と接するように基台30の凹部31内に設けられるという点で第1の実施形態のランプ10と異なる。
このような構成により、拡散部材40をLED53の全周を囲むように設けることができる。従って、LED53の光の多くを拡散して透光性カバー20に導くことができるので、輝度ムラをさらに抑制することができる。
また、基台30の凹部31の側壁に、拡散部材40を載置するための段差部を設ける必要がなくなるので、基台30の加工を容易にすることができる。従って、ランプ10Cの製造を容易にすることができる。
(変形例4)
次に、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例4について、図8〜10を用いて説明する。
図8は、本変形例のランプ10Dにおいて、透光性カバーを上にした状態の構成を示す斜視図である。また、図9は、口金60を除いた状態での同ランプ10Dの分解斜視図であり、図10は、口金60を除いた状態で同ランプ10Dの一部(管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
本変形例のランプ10Dは、図8〜10に示すように、基台30の裏面ではなく、基台30の短手方向の端面に、基台30の長手方向に延びる溝32が形成されているという点で第1の実施形態のランプ10と異なる。
このような構成により、基台30の裏面の全面をランプ筐体として外面に露出させることができるため、基台30を介してLEDモジュール50の熱を高効率でランプ外部に放熱することができる。
(変形例5)
次に、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例5について、図11〜13を用いて説明する。
図11は、本変形例のランプ10Eにおいて、透光性カバーを上にした状態の構成を示す斜視図である。また、図12は、口金60を除いた状態での同ランプ10Eの分解斜視図であり、図13は、口金60を除いた状態で同ランプ10Eの一部(管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
本変形例のランプ10Eは、図11〜13に示すように、基台30の裏面ではなく、基台30の表面に、基台30の長手方向に延びる溝32が形成されているという点で第1の実施形態のランプ10と異なる。
このような構成により、基台30の短手方向の端面及び裏面の全面をランプ筐体として外面に露出させることができるため、基台30を介してLEDモジュール50の熱を高効率でランプ外部に放熱することができる。
(変形例6)
次に、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例6について、図14を用いて説明する。
図14は、口金60を除いた状態で本変形例のランプ10Fの一部(管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
本変形例のランプ10Fは、図14に示すように、図3Aに示すランプ10において、封止部材51に代えて拡散部材40Fを備えるとともに、拡散部材40に代えて蛍光体層70を備える。
拡散部材40Fは、例えば透光性樹脂によって構成されており、LED53を封止するように形成される。拡散部材40Fは、光拡散機能を有する。例えば、透光性樹脂に光拡散微粒子を含有させたり、透光性樹脂の表面に微小凹凸を設けたりすることによって、拡散部材40Fに拡散機能を持たせることができる。
蛍光体層70は、リモートフォスファーであって、LED53と離れた位置に設けられている。蛍光体層70は、例えば、LED53の光を波長変換する蛍光体を含む蛍光体板である。
このように、蛍光体層70をLED53(発光部)から離すことによって、温度上昇による蛍光体の変換効率の低下を抑制することができる。
なお、本変形例において、LED53として、蛍光体含有樹脂(蛍光体層)を有しない表面実装(SMD:Surface Mount Device)型のLED素子を用いてもよい。
(変形例7)
次に、本発明の第1の実施形態に係るランプの変形例7について、図15を用いて説明する。
図15は、口金60を除いた状態で本変形例のランプ10Gの一部(管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
本変形例のランプ10Gは、図15に示すように、図3Aに示すランプ10において、拡散部材40及び封止部材51に代えて蛍光体層70Gを備えるとともに、透光性カバー20に代えて透光性カバー20Gを備える。
蛍光体層70Gは、長尺楕円筒の一部を長尺方向(管軸方向)に沿って切り欠くように構成されており、例えば断面形状が縦長楕円を半分にした形状となるように構成される。蛍光体層70Gは、LED53と離間するようにしてLED53を覆うように設けられる。蛍光体層70Gには、LED53の光を波長変換する蛍光体が含まれる。このように、蛍光体層70Gの断面形状を縦長半楕円とすることによって配光角を広げることができる。
透光性カバー20Gは、長尺楕円筒の一部を長尺方向(管軸方向)に沿って切り欠くように構成されており、例えば断面形状が縦長楕円を半分にした形状となるように構成されている。透光性カバー20Gの断面形状と蛍光体層70Gの断面形状とは相似形状にすることができる。このように、透光性カバー20Gの断面形状を縦長半楕円とすることによって配光角を広げることができる。なお、透光性カバー20Gは、透光性カバー20と同様の材料を用いることができる。
このように、蛍光体層70G及び透光性カバー20Gの各々の断面形状を縦長半楕円とすることによって、広い配光角のランプを実現することができる。
なお、図15において、蛍光体層70GとLED53との間には空間領域が存在するが、この空間領域に透明樹脂等の透光性材料を充填させてもよい。
また、本変形例では、透光性カバー20G及びは蛍光体層70Gの少なくとも一方が拡散部材として機能する。
例えば、透光性カバー20Gを拡散部材として機能させる場合、上述のように光拡散材を含有させたり凹凸加工を施したり断面形状を多角形状にしたり等することによって透光性カバー20Gに拡散機能を持たせることができる。
また、蛍光体層70Gを拡散部材として機能させる場合は、例えば、蛍光体層70Gに光拡散材を含有すればよい。なお、蛍光体層70Gの内面又は外面に凹凸形状を形成することでも蛍光体層70Gに拡散機能を持たせることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態に係るランプを、照明装置に適用した例について、図16を用いて説明する。
図16は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置の構成を示す斜視図である。
本実施形態に係る照明装置100は、図16に示すように、上記第1の実施形態に係るランプ10と、照明器具110とを備える。このような照明装置100は、天井等に固定具を介して装着される。
照明器具110は、ランプ10と電気的に接続され、かつ、ランプ10を保持する一対のソケット120と、ソケット120が取り付けられた器具本体130と、回路ボックス(図外)とを備える。器具本体130の内面は、ランプ10から発せられた光を所定方向(図16では下方)に反射させる反射面131となっている。なお、回路ボックスは、その内部に、図外のスイッチがオン状態ではランプ10に給電し、オフ状態では給電しない点灯回路を収納している。
以上のように、本実施形態に係る照明装置100は、第1の実施形態に係るランプ10を用いているので、輝度ムラを抑制することができる。なお、第1の実施形態の各変形例のランプを用いてもよい。
以上、本発明に係るランプ及び照明装置について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、複数の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上記の実施形態及び変形例において、発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子、その他の固体発光素子を用いてもよい。
また、上記実施形態及び変形例において、給電方式は片側給電方式であるとしたが、両方の側の口金とも受電ピンとする両側給電方式としても構わない。この場合、一方側の受電ピンも他方側の受電ピンも1ピンとするような構成でも構わないし、一方側の受電ピンも他方側の受電ピンも一対の受電ピンとして両側から交流電源を受電するような構成でも構わない。また、一対の受電ピンやアースピンは、棒状金属に限らず、平板金属等によって構成されても構わない。
また、上記実施形態及び変形例において、2つの口金60のうち一方を1本ピン(1ピン)とし、他方を2本ピン(2ピン)とする1ピン−2ピンの口金構造としたが、2つの口金60をいずれも2本ピン(2ピン)とする2ピン−2ピンの口金構造としてもよい。また、2ピンの口金としては、G13口金を用いることができる。また、口金60として、日本電球工業会によって規格化されたJEL801に準拠した直管形LEDランプのL形ピン口金を用いることもできる。
また、上記実施形態及び変形例において、口金60は、直流電力を受電するように構成したが、交流電力を受電するように構成しても構わない。なお、口金60が交流電力を受電する場合、ランプ10に内蔵された点灯回路には、交流電力を直流電力に変換する回路が含まれる。
また、上記の実施形態及び変形例において、LEDモジュールは基板上にLEDを直接実装したCOB型の構成としたが、これに限らない。例えば、樹脂成形された容器のキャビティ(凹部)の中にLEDチップを実装して当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂を封入したSMD型のLED素子を発光素子として用いて、このSMD型のLED素子を基板上に複数個実装することで構成したLEDモジュールを用いても構わない。
また、上記実施形態及び変形例において、ランプに3つのLEDモジュールが設けられているが、これに限らない。例えば、1つのLEDモジュールが設けられても構わない。また、LEDモジュールの実装基板の長さや形状、又は、実装するLEDの個数等は、適宜変更されても構わない。
また、上記実施形態及び変形例において、透光性カバーは、略半円筒形状によって構成したが、これに限らない。例えば、透光性カバーを、主開口が形成されていない円筒形状としても構わない。この場合、透光性カバーの少なくとも一方の端部は開放された端部開口とする必要があり、例えば、基台は、拡散部材、LEDモジュール及び点灯回路等が実装されて電気的接続も完了した後に、透光性カバーの端部開口から挿入されて透光性カバーに収容される。
また、上記実施形態及び変形例において、封止部材は実装基板上の全てのLEDを一括封止するとしたが、これに限らない。例えば、1つの実装基板上に複数の封止部材が島状に設けられ、複数の封止部材のそれぞれが1又は複数のLEDを個別に封止してもよい。この場合、輝度ムラが発生し易くなるので、拡散部材による輝度ムラ抑制の効果が顕著になる。
本発明は、LED等の発光素子を用いたランプ、例えば直管形ランプとして有用であり、ランプを備える照明装置等において広く利用することができる。
10、10A、10B、10C、10D、10E、10F、10G ランプ
20、20A、20G 透光性カバー
21 端部
30 基台
31 凹部
32 溝
33 段差部
40、40F 拡散部材
50 LEDモジュール
51 封止部材
52 実装基板
53 LED
54 配線
55 静電保護素子
56 電極端子
57 ワイヤ
60 口金
61 受電ピン
62 アースピン
70、70G 蛍光体層
100 照明装置
110 照明器具
120 ソケット
130 器具本体
131 反射面

Claims (12)

  1. 長尺状のランプであって、
    発光素子と、前記発光素子が設けられた基板とを有する発光モジュールと、
    前記発光モジュールが設けられた凹部が表面に形成された長尺状の基台と、
    前記発光モジュールを覆うように構成された長尺状の透光性カバーと、
    前記凹部の内部又は前記凹部の上方に位置するように、前記発光モジュールと前記透光性カバーとの間に設けられ、前記発光素子から発せられる光を拡散する拡散部材とを備え、
    前記基台の裏面は、ランプ外部に露出しており、
    前記基台の凹部の側壁には、段差部が形成されており、
    前記拡散部材は、前記発光モジュールに直接対面する板状部材であり、前記基台の凹部の開口の少なくとも一部を覆うように前記段差部上に載置されている
    ランプ。
  2. 前記拡散部材は、前記基板の前記発光素子が設けられた部分の上方で拡散率が高く、前記基板の前記発光素子が設けられていない部分の上方で拡散率が低い
    請求項1に記載のランプ。
  3. 前記基台の凹部の側面は、前記発光素子から発せられる光を前記凹部の開口に向けて反射する
    請求項1又は2に記載のランプ。
  4. 前記基台は、金属から構成され、
    前記拡散部材は、前記基台と接する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のランプ。
  5. 前記透光性カバーは、長尺円筒の一部を長尺方向に沿って切り欠いた主開口を有する切り欠き円筒部材であり、
    前記基台は、前記主開口を塞ぐように前記透光性カバーを保持する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のランプ。
  6. 前記基台には、前記透光性カバーをスライド可能に保持する溝が形成されている
    請求項5に記載のランプ。
  7. 前記基板の垂直方向において、前記発光素子は、前記溝と同じ位置にある又は前記溝よりも前記凹部の開口側に位置する
    請求項6に記載のランプ。
  8. 前記溝は、前記基台の側面に形成されている
    請求項6又は7に記載のランプ。
  9. 前記溝は、前記基台の裏面に形成されている
    請求項6に記載のランプ。
  10. 前記透光性カバーは、微粒子を含有するガラス又は樹脂から構成され、当該微粒子によって前記発光素子から発せられる光を拡散し、かつ、断面形状が多角形状である
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のランプ。
  11. 前記基台の裏面は、ランプ筐体の外面を構成している
    請求項1〜10のいずれか1項に記載のランプ。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のランプを備える
    照明装置。
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