JP2015149240A - 照明用光源及び照明装置 - Google Patents

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Koichi Nakamura
康一 中村
高橋 健治
Kenji Takahashi
健治 高橋
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Maki Kibe
真樹 木部
隆之 岩崎
Takayuki Iwasaki
隆之 岩崎
彰人 若宮
Akihito Wakamiya
彰人 若宮
信一 北岡
Shinichi Kitaoka
信一 北岡
裕司 八木
Yuji Yagi
裕司 八木
浩規 北川
Hironori Kitagawa
浩規 北川
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Shinichiro Hataoka
真一郎 畑岡
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Masahito Matsumoto
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Abstract

【課題】シンプルな構成により放熱性を向上することが可能な照明用光源を提供する。【解決手段】照明用光源10は、長尺円筒の一部を長尺方向に沿って切り欠いた開口部を有する形状の透光性カバー20と、表面に発光素子が設けられ、開口部を塞ぐように配置される長尺状の基板52とを備え、基板52の裏面の少なくとも一部は、照明用光源10の外部に露出している。【選択図】図2

Description

本発明は、照明用光源に関し、特に、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの発光素子を用いた直管形の照明用光源及びこれを備える照明装置に関する。
LEDは、高効率及び長寿命であることから、従来から知られる蛍光灯や白熱電球等の各種ランプにおける新しい光源として期待されており、LEDを用いたランプ(LEDランプ)の研究開発が進められている。
LEDランプとしては、両端部に電極コイルを有する直管形蛍光灯に代替する直管形のLEDランプ(直管LEDランプ)、あるいは、電球形蛍光灯や白熱電球に代替する電球形のLEDランプ(電球形LEDランプ)等がある。例えば、特許文献1には、従来の直管LEDランプが開示されている。
特開2009−43447号公報
LEDのような発光素子を用いた直管形ランプにおいては、発光素子の発光による熱の放熱性を向上させることが課題である。一方で、発光素子を用いた直管形ランプにおいて、放熱用の部材を追加することは、製造コストの観点から好ましくない。
そこで、本発明は、シンプルな構成により放熱性を向上することが可能な照明用光源及び照明装置を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明用光源は、照明用光源であって、長尺円筒の一部を長尺方向に沿って切り欠いた開口部を有する形状の透光性カバーと、表面に発光素子が設けられ、前記透光性カバーの前記開口部を塞ぐように配置される長尺状の基板とを備え、前記基板の裏面の少なくとも一部は、前記照明用光源の外部に露出している。
また、前記透光性カバーの周方向の端部には、前記基板の短手方向の端部を保持する溝が設けられてもよい。
また、前記基板の裏面のうち前記基板の短手方向の端部を除いた部分は、前記照明用光源の外部に露出していてもよい。
また、前記溝は、前記基板をスライド可能に保持してもよい。
また、前記基板の短手方向の端部には、前記透光性カバーの周方向の端部を保持する溝が設けられてもよい。
また、前記基板の裏面の全部は、前記照明用光源の外部に露出していてもよい。
また、前記溝は、前記透光性カバーをスライド可能に保持してもよい。
また、前記基板の裏面には、凹部または凸部が設けられてもよい。
また、前記基板の表面には、前記基板の長手方向に沿って前記発光素子が複数設けられてもよい。
また、さらに、前記基板の長手方向の端部に設けられ、前記発光素子を発光させるための電力を受電する口金を備えてもよい。
本発明の一態様に係る照明装置は、上記いずれかの態様に係る照明用光源を備える。
本発明によれば、照明用光源及び照明装置の放熱性を、シンプルな構成により向上させることができる。
図1は、実施の形態1に係る直管形ランプを上面側から見た斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る直管形ランプを下面側から見た斜視図である。 図3は、口金を除いた状態における実施の形態1に係る直管形ランプの分解斜視図である。 図4は、口金を除いた状態において実施の形態1に係る直管形ランプの一部を拡大した斜視図である。 図5は、実施の形態1に係るLEDモジュールの構成を示す斜視図である。 図6は、基板と透光性カバーとの取り付け方法を説明するための図である。 図7は、基板が透光性カバーの溝に嵌め込まれる構成の直管形ランプの一例を示す図である。 図8は、基板と透光性カバーとが接着される構成の直管形ランプの一例を示す図である。 図9は、基板に設けられた溝に透光性カバーが保持される構成の直管形ランプの一例を示す図である。 図10は、基板の裏面に凹部が設けられた直管形ランプの一例を示す図である。 図11は、実施の形態2に係る照明装置の構成を示す斜視図である。 図12は、COB(Chip On Board)型のLEDモジュールの構成を示す平面図である。 図13は、図12のLEDモジュールをA−A’線に沿って切断した場合の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。
よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る直管形ランプ(照明用光源)について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係る直管形ランプ10を上面側から見た斜視図である。図2は、直管形ランプ10を下面側から見た斜視図である。また、図3は、口金60を除いた状態における直管形ランプ10の分解斜視図であり、図4は、口金60を除いた状態において直管形ランプ10の一部(直管形ランプ10の管軸方向の端部)を拡大した斜視図である。
なお、本明細書においては、長手方向(管軸方向)とは、直管形ランプ10を平面視したときの長辺と平行な方向を指し、短手方向とは、直管形ランプ10を平面視したときの短辺と平行な方向を指すものとする。
図1〜図4に示されるように、直管形ランプ10は、従来の直管形蛍光灯(直管形蛍光ランプ)の代替照明として使用される長尺状の直管形LEDランプである。直管形ランプ10は、透光性カバー20と、LEDモジュール50と、口金60と、点灯回路(図示せず)とを備える。以下、各構成要素について詳細に説明する。
[透光性カバー]
透光性カバー20(バルブ)は、ランプ筐体の外面を構成する長尺状のカバー部材であって、LEDモジュール50及び点灯回路等を保護している。透光性カバー20は、長尺円筒の一部を長尺方向(管軸方向)に沿って切り欠いて形成された開口部21を有する切り欠き円筒部材、例えば略半円筒形状の部材によって構成される。言い換えれば、透光性カバー20は、その長手方向から見た場合に、直管形ランプ10の管軸から離れる向きに(直管形ランプ10の外方に向かって)突き出た凸形状となっている。
透光性カバー20の周方向の端部(短手方向の端部)には、透光性カバー20の長手方向に延びる溝(スライドレール)31が設けられている。溝31には、LEDモジュール50(基板52)の短手方向の端がスライド挿入される。つまり、溝31は、基板52をスライド可能に保持する。この場合、透光性カバー20は、基板52の表面だけでなく、基板52の短手方向の端面の一部も覆っている。
なお、溝31の幅は、基板52の厚みと略同じ長さである。また、実施の形態1では、溝31は、長尺方向の一端から他端まで途切れることなく連続して設けられるが、断続的に設けられてもよい。
透光性カバー20は、LEDモジュール50が発する光を直管形ランプ10の外部に透光する透光性の材料で構成されている。透光性カバー20は、例えばアクリル等からなる透明樹脂材料またはガラスによって構成されており、所望の透明樹脂材料を樹脂成型することによって形成することができる。
透光性カバー20としては、例えばシリカ(SiO)が70〜72%のソーダ石灰ガラスによって構成された直管(ガラス管)、またはポリカーボネート等の樹脂材料から構成された直管(プラスチック管)を用いることができる。なお、実施の形態1において、透光性カバー20は、非分割型であるが、分割型であってもよい。
なお、透光性カバー20は、LEDモジュール50からの光を拡散させるための光拡散機能を有する光拡散部を備えてもよい。これにより、LEDモジュール50から発せられた光は、透光性カバー20を通過する際に拡散される。
光拡散部は、例えば、透光性カバー20の内面及び外面の少なくともいずれかに形成された光拡散シートまたは光拡散膜等である。光拡散部は、具体的には、シリカや炭酸カルシウム等の光拡散材(微粒子)を含有する樹脂や白色顔料を、透光性カバー20の内面及び外面の少なくともいずれかに付着させて形成された乳白色の光拡散膜である。
また、光拡散部は、透光性カバー20の内部及び外部の少なくとも一方に設けられたレンズ構造物や、または透光性カバー20の内面及び外面の少なくとも一方に形成された凹部または凸部であってもよい。
また、例えば、透光性カバー20の内面及び外面の少なくともいずれかにドットパターンを印刷したり、透光性カバー20の一部を加工したりすることで、透光性カバー20に光拡散機能(光拡散部)を持たせることもできる。また、透光性カバー20そのものを、光拡散材が分散された樹脂材料等を用いて成形することで、透光性カバー20に光拡散機能(光拡散部)を持たせることもできる。
[口金]
一対の口金60は、略有底円筒形状に構成されており、透光性カバー20の両端部(管軸方向の両端部)に設けられている。そして、一対の口金60は、透光性カバー20の両端部の開口を覆っている。一方の口金60には、一対の受電ピン61が設けられており、他方の口金60には、アースピン62が設けられている。
一対の受電ピン61は、L形の金属材料で構成された導電性のピンである。一対の受電ピン61は、照明器具に装着されることによって、LEDモジュール50のLEDを点灯させるための直流電力を照明器具から受電する。この一対の受電ピン61が受電した直流電力は、直管形ランプ10内の点灯回路に供給される。なお、受電ピン61は、交流電力を照明器具から受電してもよい。この場合、直管形ランプ10内の点灯回路には、交流電力を直流電力に変換する回路が含まれる。
アースピン62は、1本の棒状の金属材料によって構成された導電性のピンである。受電ピン61と同様に、アースピン62は、照明器具に装着されるように構成されている。したがって、照明器具におけるアースピン62との接続部分(ソケット内の接続部)がアース端子となっていれば、直管形ランプ10が当該照明器具に装着されたときに、アースピン62は接地電位となる。
なお、直管形ランプ10が、既存の蛍光灯用の照明器具に装着されるような場合は、当該照明器具とアースピン62とはアース接続されず、アースピン62は、直管形ランプ10を照明器具に取り付けるための取り付けピンとして機能する。したがって、アースピン62は必ずしも金属で構成される必要はない。また、アースピン62は、1本に限らず、2本以上であってもよい。
このように、直管形ランプ10は、片側給電方式を採用しており、LEDモジュール50を点灯させるための電力は、直管形ランプ10の一方の端部のみに設けられた一対の受電ピン61から給電されるように構成されている。
[LEDモジュール]
LEDモジュール50は、直管形ランプ10の光源であり、表面が透光性カバー20に覆われる形で、長手方向に並んで複数配置されている。図5は、LEDモジュール50の構成を示す斜視図である。
図5に示されるように、LEDモジュール50は、表面実装(SMD:Surface Mount Device)型の発光モジュールである。LEDモジュール50は、基板52と、基板52上に一列に実装された複数のLED素子58と、配線54と、電極端子56とを備える。
基板52は、少なくとも表面が絶縁性の材料により構成された、LED素子58を実装するためのLED実装用基板であって、例えば長尺矩形状の基板である。基板52としては、例えば、ガラスコンポジット基板(CEM−3等)、ガラスエポキシ基板(FR−4等)、紙フェノールや紙エポキシからなる基板(FR−1等)が用いられる。メタルベース基板としては、例えば、表面に絶縁膜が形成されたアルミニウム合金基板、鉄合金基板または銅合金基板等を用いられる。基板52の表面及び裏面は、平面視したとき、矩形状となっている。
基板52は、その長手方向が透光性カバー20の長手方向と平行となり、長手方向と直交する短手方向(長手方向と直交する方向)が透光性カバー20の短手方向と平行となるように透光性カバー20の溝31にスライド挿入される。
基板52の表面は、複数のLED素子58が設けられる面であり、透光性カバー20に覆われている。基板52の裏面の一部は、直管形ランプ10の外部に露出しており、ランプ筐体の外面を構成している。基板52は、複数のLED素子が直接実装される1次実装基板である。
複数のLED素子58は、基板52の表面に直接実装されている。複数のLED素子58は、基板52の長手方向に沿ってライン状(一直線状)に一列に配列されている。
LED素子58は、LEDチップと蛍光体とがパッケージ化された、いわゆるSMD型の発光素子であり、例えば白色光を発する白色LED素子である。LED素子58は、パッケージ(キャビティ)59と、パッケージ59の凹部底面に実装されたLED53と、パッケージ59の凹部に充填され、LED53を封止する蛍光体含有樹脂である封止部材51と、金属配線等とを備える。
パッケージ59は、非透光性樹脂(白樹脂等)で成型された容器であり、逆円錐台形状の凹部(キャビティ)を備える。凹部の内側面は傾斜面であり、LED53からの光を上方に反射させるように構成されている。
各LED53は、発光素子の一例であって、単色の可視光を発するベアチップであり、ダイアタッチ材(ダイボンド材)によってパッケージ59の凹部の底面にダイボンディング実装されている。LED53としては、例えば青色光を発光する青色発光LEDチップを用いることができる。青色発光LEDチップとしては、例えばInGaN系の材料によって構成された、中心波長が440nm〜470nmの窒化ガリウム系の半導体発光素子を用いることができる。
封止部材51は、光波長変換体である蛍光体を含む蛍光体含有樹脂であって、LED53からの光を波長変換するとともに、LED53を封止してLED53を保護する。封止部材51は、パッケージ59の凹部に充填されており、当該凹部の開口面まで封入されている。
封止部材51としては、例えば、LED53が青色発光LEDである場合、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子をシリコン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。この場合、黄色蛍光体粒子は青色発光LEDの青色光によって励起されて黄色光を放出するので、封止部材51からは、励起された黄色光と青色発光LEDの青色光とによって白色光が放出される。なお、封止部材51は、シリカ等の光拡散材を含有していてもよい。
配線54は、タングステン(W)または銅(Cu)等からなる金属配線である。配線54は、複数のLED素子58同士を電気的に接続するとともにLED素子58と電極端子56とを電気的に接続するために所定形状にパターン形成されている。
電極端子56は、外部から直流電力を受電するとともにLED53に直流電力を給電する受給電部(外部接続端子)であり、その表面が露出し、配線54に電気的に接続されている。電極端子56が受電した直流電圧がLED53に供給されることにより、LED53が発光し、LED53から所望の光が放出される。
隣り合うLEDモジュール50は、電極端子56同士が接続配線(不図示)によって接続されることにより電気的に接続されている。これにより、複数のLEDモジュール50(LED53)が直列接続される。電極端子56同士を接続する接続配線は、例えば、絶縁被膜された導線からなるリード線等の導電部材によって構成することができる。なお、図示されないが、管軸方向の両端部に位置する電極端子56には、直管形ランプ10内の点灯回路を通じて直流電力が供給される。なお、複数のLEDモジュール50は、並列接続されてもよい。
上記のような構成の直管形ランプ10の製造においては、まず、図6に示されるように透光性カバー20の溝31に複数のLEDモジュール50がスライド挿入される。そして、透光性カバー20の管軸方向の両端部に口金60が取り付けられる。
以上のように、実施の形態1に係る直管形ランプ10は、長尺円筒の一部を長尺方向に沿って切り欠いた開口部21を有する形状の透光性カバー20と、表面にLED素子58(発光素子)が設けられ、開口部21を塞ぐように配置される長尺状の基板とを備える。そして、基板52の裏面の少なくとも一部は、直管形ランプ10の外部に露出している。
このような構成により、基板52の裏面が外部に露出しているため、基板52の裏面から外気に直接放熱することができる。よって、直管形ランプ10では、シンプルな構成により放熱性を向上することが可能である。また、直管形ランプ10は、放熱用の部材を追加するような構成ではないため、製造コストを抑制することができる。
また、直管形ランプ10では、図6に示されるように、溝31は、基板52をスライド可能に保持する。すなわち、基板52は、透光性カバー20の溝31にスライド挿入される。このような構成により、基板52と透光性カバー20との組み立てが容易となる。
なお、基板52と透光性カバー20との取り付けは、このような態様に限定されるものではない。基板52は、裏面が露出した状態で透光性カバー20に取り付けられれば、その他の態様であってもよい。
例えば、基板52の短手方向の端部が、透光性カバーの溝31に嵌め込まれてもよい。図7は、基板52が透光性カバーの溝31に嵌め込まれる構成の直管形ランプの一例を示す図である。
図7に示される直管形ランプ10aでは、透光性カバー20aの開口部21を形成する部分は、爪状部22である。爪状部22の外周側は、テーパ面24になっている。テーパ面24は、管軸に近づくほど、開口部21の短手方向の幅が小さくなるように傾斜している。
テーパ面24に基板52の短手方向の端部を当接させ、透光性カバー20aの外側から管軸に向けて基板52を押し込むことで、爪状部22がたわみ、基板52の短手方向の端部が溝31にパチンと嵌まり込む(図7の(a)から(b))。つまり、溝31は、基板52の短手方向の端部と嵌合する。
このような構成であっても、基板52の裏面が外部に露出しているため、基板52の裏面から外気に直接放熱することができる。
また、基板52と透光性カバーとは、接着剤により接着されてもよい。図8は、基板52が透光性カバーに接着される構成の直管形ランプの一例を示す図である。
図8の(a)及び(b)にそれぞれ示される直管形ランプ10b及び10cでは、透光性カバー20bの周方向の端部が平坦になっており、透光性カバー20bの周方向の端部には、溝は設けられていない。
図8の(a)に示される直管形ランプ10bでは、基板52の短手方向の端部のうちの表面側が、透光性カバー20bの周方向の端部の外側の面に接着剤30によって接着される。直管形ランプ10bでは、基板52の裏面の略全面が外部に露出するため、基板52から外気への放熱性は高い。
また、図8の(b)に示される直管形ランプ10cでは、基板52の短手方向の端部のうちの裏面側が、透光性カバー20bの周方向の端部の内側の面に接着剤30によって接着される。直管形ランプ10cでは、基板52の裏面の一部(端部を除いた部分)が露出する。
なお、接着剤30は、例えばシリコン接着剤であるが、その他の接着剤であってもよい。
このような構成であっても、基板52の裏面が外部に露出しているため、基板52の裏面から外気に直接放熱することができる。
また、基板に設けられた溝に、透光性カバー20bの周方向の端部が取り付けられてもよい。すなわち、基板の短手方向の端部には、透光性カバー20bの周方向の端部を保持する溝が形成されてもよい。図9は、基板に設けられた溝に透光性カバーが保持される構成の直管形ランプの一例を示す図である。
図9に示される直管形ランプ10dでは、透光性カバー20bの周方向の端部が、基板52aの側面(短手方向の端部の側面)に設けられた溝にスライド挿入される。つまり、基板52aに設けられた溝は、透光性カバー20bをスライド可能に保持する。
このような構成であっても、基板52aの裏面が外部に露出しているため、基板52aの裏面から外気に直接放熱することができる。
なお、透光性カバー20bの周方向の端部は、基板52aの側面に設けられた溝に嵌め込まれてもよい。すなわち、基板52aに設けられた溝は、透光性カバー20bの周方向の端部と嵌合してもよい。
また、直管形ランプ10及び10a〜10dは、いずれも基板の裏面から外気に直接放熱する構成である。ここで、基板の裏面の表面積を増やすために、基板の裏面には、凹部または凸部が設けられてもよい。図10は、基板の裏面に凹部が設けられた直管形ランプの一例を示す図である。
図10に示される直管形ランプ10eでは、基板52bの裏面に凹部32が設けられている。これにより、基板52bの裏面は、基板52の裏面よりも表面積が大きくなる。このため、基板52bでは、裏面から外気により効率よく放熱できる。なお、凹部32は、溝であってもよいし、穴であってもよい。
なお、基板の裏面には、凹部ではなく凸部が設けられてもよく、基板の裏面をいわゆるエンボス状にするなど、基板の裏面の表面積を大きくする構造であればどのような構造であってもよい。
また、さらに放熱性を高めるためには、基板52bの裏面のうち透光性カバー20と当接する部分は、平面であり、基板52bの裏面のうち透光性カバー20と当接しない部分にのみ凹部32(または凸部)が設けられるほうがよい。これにより、基板52bの裏面と透光性カバー20との接触面積が確保されるため、基板52bから透光性カバー20への放熱性を維持したまま、基板52bの裏面から外気に向けての放熱性を高めることができる。
以上、実施の形態1に係る直管形ランプ10及び10a〜10eについて説明した。直管形ランプ10及び10a〜10eでは、シンプルな構成により放熱性を向上することが可能である。
なお、1つの直管形ランプに使用される基板(LEDモジュール)の数や、基板の長さ及び形状、または、基板に実装されるLED(LED素子)の個数等は、特に限定されるものではない。例えば、1つの透光性カバーに1つのLEDモジュールが取り付けられてもよい。
(実施の形態2)
次に、実施の形態1に係る直管形ランプ10を、照明装置に適用した例について、図11を用いて説明する。図11は、実施の形態2に係る照明装置の構成を示す斜視図である。
実施の形態2に係る照明装置100は、図11に示されるように、実施の形態1に係る直管形ランプ10と、照明器具110とを備える。このような照明装置100は、天井等に固定具を介して装着される。
照明器具110は、直管形ランプ10と電気的に接続され、かつ、直管形ランプ10を保持する一対のソケット120と、ソケット120が取り付けられた器具本体130とを備える。器具本体130は、例えばアルミ鋼板をプレス加工等することによって成形することができる。また、器具本体130の内面は、直管形ランプ10から発せられた光を所定方向(例えば下方)に反射させる反射面となっている。
以上のように、実施の形態2に係る照明装置100は、実施の形態1に係る直管形ランプ10を用いているので、放熱性を向上させることができる。なお、直管形ランプ10に代えて、実施の形態1で説明した直管形ランプ10a〜10eが用いられてもよい。
(変形例)
以上、本発明の直管形ランプ10及び10a〜10e、並びに照明装置100について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、発光素子としてLED53(LED素子58)が用いられたが、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)または無機EL等の固体発光素子が用いられてもよい。
また、上記実施の形態において、口金60は、日本電球工業会によって規格化されたJEL801に準拠した、片側給電方式のL形口金であるとしたが、両方の側の口金とも受電ピンとするG13口金等の両側給電方式であってもよい。この場合、一方側の受電ピンも他方側の受電ピンも1ピンとするような構成でも構わないし、一方側の受電ピンも他方側の受電ピンも一対の受電ピンとして両側から受電するような構成でも構わない。
また、上記実施の形態においては、SMD型のLEDモジュール50が用いられたが、図12及び図13に示されるようなCOB(Chip On Board)型のLEDモジュール50aが用いられてもよい。
図12は、LEDモジュール50aの構成を示す平面図(上面図)であり、図13は、図12のLEDモジュール50aをA−A’線に沿って切断した場合のLEDモジュール50aの断面図である。
COB型のLEDモジュール50aは、基板52と、基板52上に一列に直接実装された複数のLED53と、複数のLED53を一括封止する封止部材51aとを備える。また、LEDモジュール50aは、配線54と、電極端子56と、金ワイヤ等のワイヤ57とを備える。
複数のLED53のそれぞれのチップ上面には電流を供給するためのp側電極及びn側電極が形成されており、p側電極及びn側電極のそれぞれと配線54とがワイヤ57によってワイヤボンディングされている。
封止部材51aは、断面形状が上に凸の略半円状のドーム形状であり、基板52上の全てのLED53を覆うようにLED53の配列方向に沿って直線状に形成されている。
なお、直線状(ストライプ状)の封止部材51aは、基板52の短手方向の中心を通る直線上に形成されている。また、封止部材51aは、基板52の表面において長手方向の一方の端面から対向する他方の端面まで途切れることなく形成されている。また、2つの電極端子56は、封止部材51aを基準として基板52の一方の長辺側に寄せられている。
このようなCOB型のLEDモジュール50aが用いられた直管形LEDランプによっても、配光特性を向上することが可能である。
また、封止部材51aは基板52上の全てのLED53を一括封止するとしたが、1つの基板52上に複数の封止部材51aが島状に設けられ、複数の封止部材51aのそれぞれが1または複数のLED53を個別に封止してもよい。
また、上記実施の形態において、LEDモジュール50は、青色LEDチップと黄色蛍光体粒子とによって白色光を放出するように構成したが、LEDモジュール50は、このような構成に限定されるものではない。例えば、赤色蛍光体粒子及び緑色蛍光体粒子を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDチップとを組み合わせることにより白色光を放出するように構成されてもよい。
また、LED53は、青色光以外の光を発光するLEDであってもよい。例えば、紫外線発光のLEDチップを用いる場合、蛍光体粒子としては、三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子を組み合わせたものを用いることができる。さらに、蛍光体粒子以外の波長変換材を用いてもよく、例えば、波長変換材として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を用いてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る照明用光源及び照明装置について、実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態及び変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
10、10a〜10e 直管形ランプ(照明用光源)
20、20a、20b 透光性カバー
21 開口部
22 爪状部
30 接着剤
31 溝
32 凹部
50、50a LEDモジュール
51、51a 封止部材
52、52a、52b 基板
53 LED
54 配線
56 電極端子
57 ワイヤ
58 LED素子
59 パッケージ
60 口金
61 受電ピン
62 アースピン
100 照明装置
110 照明器具
120 ソケット
130 器具本体

Claims (11)

  1. 照明用光源であって、
    長尺円筒の一部を長尺方向に沿って切り欠いた開口部を有する形状の透光性カバーと、
    表面に発光素子が設けられ、前記透光性カバーの前記開口部を塞ぐように配置される長尺状の基板とを備え、
    前記基板の裏面の少なくとも一部は、前記照明用光源の外部に露出している
    照明用光源。
  2. 前記透光性カバーの周方向の端部には、前記基板の短手方向の端部を保持する溝が設けられる
    請求項1に記載の照明用光源。
  3. 前記基板の裏面のうち前記基板の短手方向の端部を除いた部分は、前記照明用光源の外部に露出している
    請求項2に記載の照明用光源。
  4. 前記溝は、前記基板をスライド可能に保持する
    請求項2または3に記載の照明用光源。
  5. 前記基板の短手方向の端部には、前記透光性カバーの周方向の端部を保持する溝が設けられる
    請求項1に記載の照明用光源。
  6. 前記基板の裏面の全部は、前記照明用光源の外部に露出している
    請求項5に記載の照明用光源。
  7. 前記溝は、前記透光性カバーをスライド可能に保持する
    請求項5または6に記載の照明用光源。
  8. 前記基板の裏面には、凹部または凸部が設けられる
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明用光源。
  9. 前記基板の表面には、前記基板の長手方向に沿って前記発光素子が複数設けられる
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明用光源。
  10. さらに、前記基板の長手方向の端部に設けられ、前記発光素子を発光させるための電力を受電する口金を備える
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の照明用光源。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の照明用光源を備える
    照明装置。
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