JP6086316B2 - 蓄熱式ガス処理装置、及び、蓄熱式ガス処理装置の運転方法 - Google Patents
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Description
蓄熱室8夫々の他端に対する接続風路を給気路10と排気路11とに切り換えて複数の蓄熱室8のうちの一部の蓄熱室8を給気路10に連通する入口側蓄熱室8iにすると同時に、他の一部の蓄熱室8を排気路11に連通する出口側蓄熱室8oにする回転切換弁18を設け、
駆動モータ19による回転切換弁18の回転により、入口側蓄熱室8iとする蓄熱室8及び出口側蓄熱室8oとする蓄熱室8をともに複数の蓄熱室8のうちで順次に切り換える蓄熱式ガス処理装置、及び、その蓄熱式ガス処理装置の運転方法に関する。
蓄熱式ガス処理装置ではブレーキの装備が必要であるが、上記惰行のためにブレーキの劣化も早く、特に回転切換弁を所定角度ずつ間欠回転させる形式のものではブレーキの作動頻度が大きくなることで殊にブレーキの劣化が激しい。
蓄熱材層を収容した複数の蓄熱室を設け、燃焼器を備える共通の燃焼室に前記蓄熱室夫々の一端を連通させ、
前記蓄熱室夫々の他端に対する接続風路を給気路と排気路とに切り換えて複数の前記蓄熱室のうちの一部の蓄熱室を前記給気路に連通する入口側蓄熱室にすると同時に、他の一部の蓄熱室を前記排気路に連通する出口側蓄熱室にする回転切換弁を設け、
駆動モータによる前記回転切換弁の回転により、前記入口側蓄熱室とする蓄熱室及び前記出口側蓄熱室とする蓄熱室をともに複数の前記蓄熱室のうちで順次に切り換える蓄熱式ガス処理装置であって、
前記駆動モータを制御するモータ制御手段として、前記回転切換弁を所定の回転動作パターンで切り換わり動作させる設定駆動パターンに従って前記駆動モータの各時点における回転位置を指令する位置指令手段と、
前記駆動モータの現時点における実際の回転位置を検出する位置検出手段と、
前記位置指令手段による現時点の指令回転位置と前記位置検出手段による現時点の検出回転位置との偏差に応じて前記駆動モータを駆動するモータ駆動手段とを設け、
前記設定駆動パターンは、設定加速時間をかけて前記駆動モータの回転速度を0から目標回転速度にまで増加させる起動加速区間部分と、この起動加速区間部分に続き設定定速時間にわたって前記駆動モータの回転速度を前記目標回転速度に保つ定速区間部分と、この定速区間部分に続き設定減速時間をかけて前記駆動モータの回転速度を前記目標回転速度から0にまで減少せる減速停止区間部分と、この減速停止区間部分に続き設定停止時間にわたって前記駆動モータの回転速度を0に保つ停止保持区間部分とに区分してあり、
前記位置指令手段に対して、前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間と前記設定停止時間との夫々を設定するとともに、前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間との合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量を設定するパターン設定手段を設け、
前記位置指令手段は、このパターン設定手段による時間設定に応じて前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間と前記設定停止時間との夫々を変更するとともに、前記パターン設定手段により前記合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量が設定されると、前記合計時間の間に前記必要回転量だけ前記駆動モータを回転させるのに要する前記目標回転速度を自動演算する構成にしてある点にある。
因で回転切換弁の切り換わり状態が不適切になることを効果的かつ永続的に防止することができ、これにより、回転切換弁の切り換わり状態の不適切化で生じる先述の如きガス漏洩を一層確実に防止することができて、装置のガス処理性能を効果的に高めるとともに、その高いガス処理性能を安定的に保つことができ、また、惰行による運転効率の低下も回避することができて装置の運転効率も高く安定的に保つことができる。
前記位置指令手段は、このパターン設定手段による時間設定に応じて前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間と前記設定停止時間との夫々を変更するとともに、前記パターン設定手段により前記合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量が設定されると、前記合計時間の間に前記必要回転量だけ前記駆動モータを回転させるのに要する前記目標回転速度を自動演算する構成にしてあるから、次の作用効果も奏する。
即ち、例えばガス処理運転と後述の空焼き運転との運転切り換えや被処理ガスの変化などに伴う運転条件の変更に応じ適宜に設定加速時間と設定定速時間と設定減速時間と設定停止時間との夫々を設定変更して、回転切換弁を変更後の運転条件に合致した回転動作パターンで切り換わり動作させることができ、これにより、運転条件の変更に対する対応性の高い装置とすることができる。
また、設定加速時間、設定定速時間、設定減速時間夫々の設定及び駆動モータの上記必要回転量(換言すれば、回転切換弁の必要回転角度)の設定だけで、定速区間部分における駆動モータの目標回転速度が自動的に演算されて決定されるから、それらの設定に加え、上記合計時間の間に駆動モータを必要回転量だけ回転させる(換言すれば、回転切換弁を所要回転角度だけ回転動作させる)のに要する定速区間部分における駆動モータの目標回転速度を管理者が別途演算して、算出した速度を目標回転速度として装置に設定するといった手間を省くことができ、この点で、運転条件の変更に対する対応性の一層高い装置にすることができる。
蓄熱材層を収容した複数の蓄熱室を設け、燃焼器を備える共通の燃焼室に前記蓄熱室夫々の一端を連通させ、
前記蓄熱室夫々の他端に対する接続風路を給気路と排気路とに切り換えて複数の前記蓄熱室のうちの一部の蓄熱室を前記給気路に連通する入口側蓄熱室にすると同時に、他の一部の蓄熱室を前記排気路に連通する出口側蓄熱室にする回転切換弁を設け、
駆動モータによる前記回転切換弁の回転により、前記入口側蓄熱室とする蓄熱室及び前記出口側蓄熱室とする蓄熱室をともに複数の前記蓄熱室のうちで順次に切り換える蓄熱式ガス処理装置であって、
前記駆動モータを制御するモータ制御手段として、前記回転切換弁を所定の回転動作パターンで切り換わり動作させる設定駆動パターンに従って前記駆動モータの各時点における回転位置を指令する位置指令手段と、
前記駆動モータの現時点における実際の回転位置を検出する位置検出手段と、
前記位置指令手段による現時点の指令回転位置と前記位置検出手段による現時点の検出回転位置との偏差に応じて前記駆動モータを駆動するモータ駆動手段とを設け、
前記設定駆動パターンは、設定加速時間をかけて前記駆動モータの回転速度を0から目標回転速度にまで増加させる起動加速区間部分と、この起動加速区間部分に続き設定定速時間にわたって前記駆動モータの回転速度を前記目標回転速度に保つ定速区間部分と、この定速区間部分に続き設定減速時間をかけて前記駆動モータの回転速度を前記目標回転速度から0にまで減少せる減速停止区間部分と、この減速停止区間部分に続き設定停止時間にわたって前記駆動モータの回転速度を0に保つ停止保持区間部分とに区分してあり、
前記位置指令手段に対して、前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間との合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量、及び、前記目標回転速度を設定するパターン設定手段を設け、
前記位置指令手段は、前記合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量、及び、前記目標回転速度が前記パターン設定手段により設定されると、前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間との夫々を自動演算して決定する構成にしてある点にある。
その結果、その偏差の発生に応答して直ちにモータ駆動手段が、発生偏差の解消側に駆動モータを駆動回転させる(即ち、惰行や自転の回転方向に対して逆の回転方向に駆動モータを回転させる)ことで発生偏差はその発生直後に直ちに解消され、これにより、駆動モータ(換言すれば、回転切換弁)は、実質的に惰行や自転がなかったのと同様の状態で、目標停止位置において正確に停止するとともに目標停止位置において安定的に位置保持される。
因で回転切換弁の切り換わり状態が不適切になることを効果的かつ永続的に防止することができ、これにより、回転切換弁の切り換わり状態の不適切化で生じる先述の如きガス漏洩を一層確実に防止することができて、装置のガス処理性能を効果的に高めるとともに、その高いガス処理性能を安定的に保つことができ、また、惰行による運転効率の低下も回避することができて装置の運転効率も高く安定的に保つことができる。
そしてまた、回転切換弁を停止位置に保持するブレーキの装備も不要にできることで、ブレーキの劣化に対するブレーキ交換のメンテナンスを不要にすることができ、これにより、装置メンテナンスの負担も効果的に軽減することができる。
なお、上記構成の実施において回転切換弁に対するブレーキは必ずしも不装備にする必要はなく、位置指令手段と位置検出手段とモータ駆動手段とによる駆動モータの制御に支障を来たさない範囲で動作させるものであれば、例えば非常用や長期運転休止時用などのブレーキを装備してもよい。
また同様に、減速停止区間部分において設定減速時間をかけて駆動モータの回転速度を定速区間部分の目標回転速度から0(=停止)にまで減少させるから、その設定減速時間として同じく装置の運転条件に応じ適当な時間を設定しておくことで、駆動モータの目標回転速度から停止までの減速停止過程を装置の運転条件に合致した状態で円滑にすることができる。
したがって、この構成によれば、前述の如く回転切換弁を所定の停止位置で正確に停止させるようにしながらも、回転切換弁の切り換わり動作の動作性を一層良好にすることができる。
なお、この構成の実施において、設定目標回転速度は駆動モータの定格回転速度などの固定値であってもよい。
前記設定駆動パターンは設定単位パターンの繰り返しにより形成し、
この設定単位パターンを、前記起動加速区間部分と前記定速区間部分と前記減速停止区間部分と前記停止保持区間部分とに区分してある点にある。
回転切換弁を所定周期で所定角度ずつ間欠回転させることができる。
蓄熱材層を収容した複数の蓄熱室を設け、燃焼器を備える共通の燃焼室に前記蓄熱室夫々の一端を連通させ、
前記蓄熱室夫々の他端に対する接続風路を給気路と排気路とに切り換えて複数の前記蓄熱室のうちの一部の蓄熱室を前記給気路に連通する入口側蓄熱室にすると同時に、他の一部の蓄熱室を前記排気路に連通する出口側蓄熱室にする回転切換弁を設け、
駆動モータによる前記回転切換弁の回転により、前記入口側蓄熱室とする蓄熱室及び前記出口側蓄熱室とする蓄熱室をともに複数の前記蓄熱室のうちで順次に切り換える構成にし、
前記駆動モータを制御するモータ制御手段として、前記回転切換弁を所定の回転動作パターンで切り換わり動作させる設定駆動パターンに従って前記駆動モータの各時点における回転位置を指令する位置指令手段と、
前記駆動モータの現時点における実際の回転位置を検出する位置検出手段と、
前記位置指令手段による現時点の指令回転位置と前記位置検出手段による現時点の検出回転位置との偏差に応じて前記駆動モータを駆動するモータ駆動手段とを設けてある蓄熱式ガス処理装置の運転方法であって、
3室以上の前記蓄熱室夫々の他端を各別に連通させた3口以上の通気口を、前記回転切換弁の回転方向に等ピッチで並べて固定弁部に形成するとともに、
前記回転切換弁の前記固定弁部に対する摺接部に、前記給気路に連通する給気口とパージ路に連通するパージ口と前記排気路に連通する排気口とを、その順に前記回転切換弁の回転方向に並べて形成しておき、
前記給気路を通じて被処理ガスを前記回転切換弁に送るとともに処理済ガスを前記回転切換弁から前記排気路に送出するガス処理運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記回転切換弁を前記通気口の並びピッチ分ずつ間欠回転させるガス処理用の間欠回転を実施し、
このガス処理用の間欠回転により、そのガス処理用の間欠回転における回転停止ごとに前記給気口と前記パージ口と前記排気口との各々を互いに異なる前記通気口に対向連通させる形態で、それら給気口とパージ口と排気口との各々を前記回転切換弁の回転方向に並ぶ前記通気口の夫々に対して順次に対向連通させ、
前記給気路を通じて空焼き用の清浄空気を前記回転切換弁に送るとともに使用済空気を前記回転切換弁から前記排気路に送出する蓄熱室浄化用の空焼き運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記ガス処理用の間欠回転よりも各回の回転停止時間を長くした状態で、前記回転切換弁を前記通気口の並びピッチ分ずつ間欠回転させる空焼き用の間欠回転を実施し、
この空焼き用の間欠回転により、その空焼き用の間欠回転における回転停止ごとに前記給気口と前記パージ口と前記排気口との各々を互いに異なる前記通気口に対向連通させる形態で、それら給気口とパージ口と排気口との各々を前記回転切換弁の回転方向に並ぶ前記通気口の夫々に対して順次に対向連通させる点にある。
位置)において正確に停止させ得ることとも相俟って、回転切換弁を連続回転させる形式に比べ回転切換弁の切り換わり動作効率(換言すれば、各通気口に対する接続風路の切り換え効率)を効果的に高めることができ、これにより、装置の運転効率をさらに高めることができる。
前記給気路を通じて空焼き用の清浄空気を前記回転切換弁に送るとともに使用済空気を前記回転切換弁から前記排気路に送出する蓄熱室浄化用の空焼き運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記ガス処理用の間欠回転よりも各回の回転停止時間を長くした状態で、前記回転切換弁を前記通気口の並びピッチ分ずつ間欠回転させる空焼き用の間欠回転を実施し、
この空焼き用の間欠回転により、その空焼き用の間欠回転における回転停止ごとに前記給気口と前記パージ口と前記排気口との各々を互いに異なる前記通気口に対向連通させる形態で、それら給気口とパージ口と排気口との各々を前記回転切換弁の回転方向に並ぶ前記通気口の夫々に対して順次に対向連通させるから、次の作用効果も奏する。
蓄熱材層を収容した複数の蓄熱室を設け、燃焼器を備える共通の燃焼室に前記蓄熱室夫々の一端を連通させ、
前記蓄熱室夫々の他端に対する接続風路を給気路と排気路とに切り換えて複数の前記蓄熱室のうちの一部の蓄熱室を前記給気路に連通する入口側蓄熱室にすると同時に、他の一部の蓄熱室を前記排気路に連通する出口側蓄熱室にする回転切換弁を設け、
駆動モータによる前記回転切換弁の回転により、前記入口側蓄熱室とする蓄熱室及び前記出口側蓄熱室とする蓄熱室をともに複数の前記蓄熱室のうちで順次に切り換える構成にし、
前記駆動モータを制御するモータ制御手段として、前記回転切換弁を所定の回転動作パターンで切り換わり動作させる設定駆動パターンに従って前記駆動モータの各時点における回転位置を指令する位置指令手段と、
前記駆動モータの現時点における実際の回転位置を検出する位置検出手段と、
前記位置指令手段による現時点の指令回転位置と前記位置検出手段による現時点の検出回転位置との偏差に応じて前記駆動モータを駆動するモータ駆動手段とを設けてある蓄熱式ガス処理装置の運転方法であって、
3室以上の前記蓄熱室夫々の他端を各別に連通させた3口以上の通気口を、前記回転切換弁の回転方向に等ピッチで並べて固定弁部に形成するとともに、
前記回転切換弁の前記固定弁部に対する摺接部に、前記給気路に連通する給気口とパージ路に連通するパージ口と前記排気路に連通する排気口とを、その順に前記回転切換弁の回転方向に並べて形成しておき、
前記給気路を通じて被処理ガスを前記回転切換弁に送るとともに処理済ガスを前記回転切換弁から前記排気路に送出するガス処理運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記回転切換弁を前記通気口の並びピッチ分ずつ間欠回転させるガス処理用の間欠回転を実施し、
このガス処理用の間欠回転により、そのガス処理用の間欠回転における回転停止ごとに前記給気口と前記パージ口と前記排気口との各々を互いに異なる前記通気口に対向連通させる形態で、それら給気口とパージ口と排気口との各々を前記回転切換弁の回転方向に並ぶ前記通気口の夫々に対して順次に対向連通させ、
前記給気路を通じて空焼き用の清浄空気を前記回転切換弁に送るとともに使用済空気を前記回転切換弁から前記排気路に送出する蓄熱室浄化用の空焼き運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記ガス処理用の間欠回転における回転停止位置よりも前記通気口の並びピッチの1/2分だけ外れた第1回転停止位置で前記回転切換弁を所要空焼き時間だけ回転停止させ、その後、前記回転切換弁を180°だけ回転させた第2回転停止位置で再び前記回転切換弁を所要空焼き時間だけ回転停止させる空焼き用の反転回転を実施し、
この空焼き用の反転回転により、前記第1回転停止位置では半数の前記通気口を前記排気口に連通させるとともに、残りの半数の通気口を前記給気口に連通させ、
前記第2回転停止位置では前記第1回転停止位置で前記排気口に連通させた半数の前記通気口を前記給気口に連通させるとともに、前記第1回転停止位置で前記給気口に連通させた残りの半数の前記通気口を前記排気口に連通させる点にある。
そして、この順次切り換えを行いながら、給気路を通じて送られる被処理ガスを給気口とそれに対向連通する通気口とを通じて各時点の入口側蓄熱室に通過させて、この入口側蓄熱室の室内通過過程で蓄熱材層の保有熱(即ち、出口側蓄熱室となった先の工程において燃焼室からの処理済ガスにより蓄熱材層に蓄熱した熱)により被処理ガスを予熱し、この予熱した被処理ガスを入口側蓄熱室から燃焼室に送って燃焼処理する。
また、これに併行して、燃焼室から送出される高温の処理済ガスを各時点の出口側蓄熱室に通過させて、この出口側蓄熱室の室内通過過程で高温処理済ガスの保有熱を蓄熱材層に蓄熱し、この蓄熱後の処理済ガスを出口側蓄熱室に連通する通気口とそれに対向連通する排気口とを通じて排気路に送出する。
そしてまた、この形態での被処理ガスの処理に併行して、パージ路に連通するパージ口とそれに対向連通する通気口とを通じて各時点のパージ蓄熱室(即ち、先の回転停止位置で被処理ガスが通過する入口側蓄熱室となった蓄熱室)にパージ用ガスを通過させ、これにより、そのパージ蓄熱室が次に処理済ガス通過の出口側蓄熱室に切り換わるのに先立ち、先の被処理ガス通過でパージ蓄熱室に残る被処理ガスをパージ用ガスにより掃気する。
即ち、このように回転切換弁の間欠回転により各蓄熱室に対する接続風路を切り換えることで、前述の如く回転切換弁を目標停止位置(この場合、間欠回転における各回の停止
位置)において正確に停止させ得ることとも相俟って、回転切換弁を連続回転させる形式に比べ回転切換弁の切り換わり動作効率(換言すれば、各通気口に対する接続風路の切り換え効率)を効果的に高めることができ、これにより、装置の運転効率をさらに高めることができる。
また、上記第5特徴構成の運転方法においては、
前記給気路を通じて空焼き用の清浄空気を前記回転切換弁に送るとともに使用済空気を前記回転切換弁から前記排気路に送出する蓄熱室浄化用の空焼き運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記ガス処理用の間欠回転における回転停止位置よりも前記通気口の並びピッチの1/2分だけ外れた第1回転停止位置で前記回転切換弁を所要空焼き時間だけ回転停止させ、その後、前記回転切換弁を180°だけ回転させた第2回転停止位置で再び前記回転切換弁を所要空焼き時間だけ回転停止させる空焼き用の反転回転を実施し、
この空焼き用の反転回転により、前記第1回転停止位置では半数の前記通気口を前記排気口に連通させるとともに、残りの半数の通気口を前記給気口に連通させ、
前記第2回転停止位置では前記第1回転停止位置で前記排気口に連通させた半数の前記通気口を前記給気口に連通させるとともに、前記第1回転停止位置で前記給気口に連通させた残りの半数の前記通気口を前記排気口に連通させるから、次の作用効果も奏する。
つまり、上記の第1回転停止位置において、給気路を通じて送られる空焼き用清浄空気を、給気口とそれに対向連通する半数の通気口とそれら半数の通気口に連通する入口側蓄熱室としての半数の蓄熱室とを通じ燃焼室に送って高温化する。
熱室3の横一側方に配置し、また、切換弁装置4から延出する6本の通気路9は全て、断熱室3の縦室壁1のうち切換弁装置4の側に位置する1つの縦室壁1に接続して各蓄熱室8の下部チャンバ部分8bに開口させてある。
用室25を弁板20において開口させる入口側のパージ口25aを形成してある。
弁18の弁板20における第1及び第2の遮風板部分20a,20bと給気口23aと排気口24bとは、それらの相対的な配置関係として、第1及び第2の遮風板部分20a,20bの各々が、1つの通気口22aに正対したとき、その正対通気口22aの回転方向前後に位置する2つずつの通気口22aのうちの一方の2つの通気口22aが給気口23aに対して全開になり、かつ、他方の2つの通気口22aが排気口24aに対して全開になる配置関係にしてある。
Tcで通気口22の並びピッチp分ずつ精度良く間欠回転させて、その間欠回転における各回の停止位置(即ち、第1及び第2の遮風板部分20a,20bの各々が1つの通気口22aに対して正対する回転位置)で設定停止時間T4だけ回転切換弁18を精度良く回転停止状態に保持するようにしてある。
半数の蓄熱室8を空焼き対象蓄熱室にした状態で、それら空焼き対象蓄熱室8oの室内(特に、蓄熱材層8aの下部)に付着する凝結ヤニ成分を蒸散又は乾燥剥離させてあるいは酸化分解して除去する。
ば1/4風量)に制限してあり、この風量制限により、残熱による空焼き用清浄空気OAの昇温を効率化する。
次に本発明の別の実施形態を列記する。
なお、この場合、ガス処理運転時と空焼き運転時とで回転切換弁18の回転方向を逆にしてもよい。
して決定するものにしたが、これに限らず、位置指令手段31は、設定加速時間T1と設定定速時間T2と設定減速時間T3との合計時間Tvの間における駆動モータ19の必要回転量nがパターン設定手段34により設定されるとともに、定速区間部分d2における目標回転速度vmがパターン設定手段34により設定されると、設定加速時間T1と設定定速時間T2と設定減速時間T3との夫々を自動演算して決定するものにしてもよい。
8 蓄熱室
5a 燃焼器
5 燃焼室
10 給気路
11 排気路
8i 入口側蓄熱室
8o 出口側蓄熱室
18 回転切換弁
19 駆動モータ
Ls 設定駆動パターン
rs 指令回転位置
31 位置指令手段
r 検出回転位置
32 位置検出手段
Δr 偏差
33 モータ駆動手段
v 回転速度
vm 目標回転速度
d1 起動加速区間部分
d2 定速区間部分
d3 減速停止区間部分
d4 停止保持区間部分
T1 設定加速時間
T2 設定定速時間
T3 設定減速時間
T4 設定停止時間
L 設定単位パターン
34 パターン設定手段
22a 通気口
p 並びピッチ
21 固定弁部
20 摺接部
23a 給気口
28 パージ路
25a パージ口
24a 排気口
G 被処理ガス
G′ 処理済ガス
OA 空焼き用清浄空気
OA′ 使用済空気
S1 第1回転停止位置
S2 第2回転停止位置
Ta,Tb 空焼き時間
Claims (5)
- 蓄熱材層を収容した複数の蓄熱室を設け、燃焼器を備える共通の燃焼室に前記蓄熱室夫々の一端を連通させ、
前記蓄熱室夫々の他端に対する接続風路を給気路と排気路とに切り換えて複数の前記蓄熱室のうちの一部の蓄熱室を前記給気路に連通する入口側蓄熱室にすると同時に、他の一部の蓄熱室を前記排気路に連通する出口側蓄熱室にする回転切換弁を設け、
駆動モータによる前記回転切換弁の回転により、前記入口側蓄熱室とする蓄熱室及び前記出口側蓄熱室とする蓄熱室をともに複数の前記蓄熱室のうちで順次に切り換える蓄熱式ガス処理装置であって、
前記駆動モータを制御するモータ制御手段として、前記回転切換弁を所定の回転動作パターンで切り換わり動作させる設定駆動パターンに従って前記駆動モータの各時点における回転位置を指令する位置指令手段と、
前記駆動モータの現時点における実際の回転位置を検出する位置検出手段と、
前記位置指令手段による現時点の指令回転位置と前記位置検出手段による現時点の検出回転位置との偏差に応じて前記駆動モータを駆動するモータ駆動手段とを設け、
前記設定駆動パターンは、設定加速時間をかけて前記駆動モータの回転速度を0から目標回転速度にまで増加させる起動加速区間部分と、この起動加速区間部分に続き設定定速時間にわたって前記駆動モータの回転速度を前記目標回転速度に保つ定速区間部分と、この定速区間部分に続き設定減速時間をかけて前記駆動モータの回転速度を前記目標回転速度から0にまで減少せる減速停止区間部分と、この減速停止区間部分に続き設定停止時間にわたって前記駆動モータの回転速度を0に保つ停止保持区間部分とに区分してあり、
前記位置指令手段に対して、前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間と前記設定停止時間との夫々を設定するとともに、前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間との合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量を設定するパターン設定手段を設け、
前記位置指令手段は、このパターン設定手段による時間設定に応じて前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間と前記設定停止時間との夫々を変更するとともに、前記パターン設定手段により前記合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量が設定されると、前記合計時間の間に前記必要回転量だけ前記駆動モータを回転させるのに要する前記目標回転速度を自動演算する構成にしてある蓄熱式ガス処理装置。 - 蓄熱材層を収容した複数の蓄熱室を設け、燃焼器を備える共通の燃焼室に前記蓄熱室夫々の一端を連通させ、
前記蓄熱室夫々の他端に対する接続風路を給気路と排気路とに切り換えて複数の前記蓄熱室のうちの一部の蓄熱室を前記給気路に連通する入口側蓄熱室にすると同時に、他の一部の蓄熱室を前記排気路に連通する出口側蓄熱室にする回転切換弁を設け、
駆動モータによる前記回転切換弁の回転により、前記入口側蓄熱室とする蓄熱室及び前記出口側蓄熱室とする蓄熱室をともに複数の前記蓄熱室のうちで順次に切り換える蓄熱式ガス処理装置であって、
前記駆動モータを制御するモータ制御手段として、前記回転切換弁を所定の回転動作パターンで切り換わり動作させる設定駆動パターンに従って前記駆動モータの各時点における回転位置を指令する位置指令手段と、
前記駆動モータの現時点における実際の回転位置を検出する位置検出手段と、
前記位置指令手段による現時点の指令回転位置と前記位置検出手段による現時点の検出回転位置との偏差に応じて前記駆動モータを駆動するモータ駆動手段とを設け、
前記設定駆動パターンは、設定加速時間をかけて前記駆動モータの回転速度を0から目標回転速度にまで増加させる起動加速区間部分と、この起動加速区間部分に続き設定定速時間にわたって前記駆動モータの回転速度を前記目標回転速度に保つ定速区間部分と、この定速区間部分に続き設定減速時間をかけて前記駆動モータの回転速度を前記目標回転速度から0にまで減少せる減速停止区間部分と、この減速停止区間部分に続き設定停止時間にわたって前記駆動モータの回転速度を0に保つ停止保持区間部分とに区分してあり、
前記位置指令手段に対して、前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間との合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量、及び、前記目標回転速度を設定するパターン設定手段を設け、
前記位置指令手段は、前記合計時間の間における前記駆動モータの必要回転量、及び、前記目標回転速度が前記パターン設定手段により設定されると、前記設定加速時間と前記設定定速時間と前記設定減速時間との夫々を自動演算して決定する構成にしてある蓄熱式ガス処理装置。 - 前記設定駆動パターンは設定単位パターンの繰り返しにより形成し、
この設定単位パターンを、前記起動加速区間部分と前記定速区間部分と前記減速停止区間部分と前記停止保持区間部分とに区分してある請求項1又は2記載の蓄熱式ガス処理装置。 - 蓄熱材層を収容した複数の蓄熱室を設け、燃焼器を備える共通の燃焼室に前記蓄熱室夫々の一端を連通させ、
前記蓄熱室夫々の他端に対する接続風路を給気路と排気路とに切り換えて複数の前記蓄熱室のうちの一部の蓄熱室を前記給気路に連通する入口側蓄熱室にすると同時に、他の一部の蓄熱室を前記排気路に連通する出口側蓄熱室にする回転切換弁を設け、
駆動モータによる前記回転切換弁の回転により、前記入口側蓄熱室とする蓄熱室及び前記出口側蓄熱室とする蓄熱室をともに複数の前記蓄熱室のうちで順次に切り換える構成にし、
前記駆動モータを制御するモータ制御手段として、前記回転切換弁を所定の回転動作パターンで切り換わり動作させる設定駆動パターンに従って前記駆動モータの各時点における回転位置を指令する位置指令手段と、
前記駆動モータの現時点における実際の回転位置を検出する位置検出手段と、
前記位置指令手段による現時点の指令回転位置と前記位置検出手段による現時点の検出回転位置との偏差に応じて前記駆動モータを駆動するモータ駆動手段とを設けてある蓄熱式ガス処理装置の運転方法であって、
3室以上の前記蓄熱室夫々の他端を各別に連通させた3口以上の通気口を、前記回転切換弁の回転方向に等ピッチで並べて固定弁部に形成するとともに、
前記回転切換弁の前記固定弁部に対する摺接部に、前記給気路に連通する給気口とパージ路に連通するパージ口と前記排気路に連通する排気口とを、その順に前記回転切換弁の回転方向に並べて形成しておき、
前記給気路を通じて被処理ガスを前記回転切換弁に送るとともに処理済ガスを前記回転切換弁から前記排気路に送出するガス処理運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記回転切換弁を前記通気口の並びピッチ分ずつ間欠回転させるガス処理用の間欠回転を実施し、
このガス処理用の間欠回転により、そのガス処理用の間欠回転における回転停止ごとに前記給気口と前記パージ口と前記排気口との各々を互いに異なる前記通気口に対向連通させる形態で、それら給気口とパージ口と排気口との各々を前記回転切換弁の回転方向に並ぶ前記通気口の夫々に対して順次に対向連通させ、
前記給気路を通じて空焼き用の清浄空気を前記回転切換弁に送るとともに使用済空気を前記回転切換弁から前記排気路に送出する蓄熱室浄化用の空焼き運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記ガス処理用の間欠回転よりも各回の回転停止時間を長くした状態で、前記回転切換弁を前記通気口の並びピッチ分ずつ間欠回転させる空焼き用の間欠回転を実施し、
この空焼き用の間欠回転により、その空焼き用の間欠回転における回転停止ごとに前記給気口と前記パージ口と前記排気口との各々を互いに異なる前記通気口に対向連通させる形態で、それら給気口とパージ口と排気口との各々を前記回転切換弁の回転方向に並ぶ前記通気口の夫々に対して順次に対向連通させる蓄熱式ガス処理装置の運転方法。 - 蓄熱材層を収容した複数の蓄熱室を設け、燃焼器を備える共通の燃焼室に前記蓄熱室夫々の一端を連通させ、
前記蓄熱室夫々の他端に対する接続風路を給気路と排気路とに切り換えて複数の前記蓄熱室のうちの一部の蓄熱室を前記給気路に連通する入口側蓄熱室にすると同時に、他の一部の蓄熱室を前記排気路に連通する出口側蓄熱室にする回転切換弁を設け、
駆動モータによる前記回転切換弁の回転により、前記入口側蓄熱室とする蓄熱室及び前記出口側蓄熱室とする蓄熱室をともに複数の前記蓄熱室のうちで順次に切り換える構成にし、
前記駆動モータを制御するモータ制御手段として、前記回転切換弁を所定の回転動作パターンで切り換わり動作させる設定駆動パターンに従って前記駆動モータの各時点における回転位置を指令する位置指令手段と、
前記駆動モータの現時点における実際の回転位置を検出する位置検出手段と、
前記位置指令手段による現時点の指令回転位置と前記位置検出手段による現時点の検出回転位置との偏差に応じて前記駆動モータを駆動するモータ駆動手段とを設けてある蓄熱式ガス処理装置の運転方法であって、
3室以上の前記蓄熱室夫々の他端を各別に連通させた3口以上の通気口を、前記回転切換弁の回転方向に等ピッチで並べて固定弁部に形成するとともに、
前記回転切換弁の前記固定弁部に対する摺接部に、前記給気路に連通する給気口とパージ路に連通するパージ口と前記排気路に連通する排気口とを、その順に前記回転切換弁の回転方向に並べて形成しておき、
前記給気路を通じて被処理ガスを前記回転切換弁に送るとともに処理済ガスを前記回転切換弁から前記排気路に送出するガス処理運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記回転切換弁を前記通気口の並びピッチ分ずつ間欠回転させるガス処理用の間欠回転を実施し、
このガス処理用の間欠回転により、そのガス処理用の間欠回転における回転停止ごとに前記給気口と前記パージ口と前記排気口との各々を互いに異なる前記通気口に対向連通させる形態で、それら給気口とパージ口と排気口との各々を前記回転切換弁の回転方向に並ぶ前記通気口の夫々に対して順次に対向連通させ、
前記給気路を通じて空焼き用の清浄空気を前記回転切換弁に送るとともに使用済空気を前記回転切換弁から前記排気路に送出する蓄熱室浄化用の空焼き運転では、前記所定回転動作パターンでの前記回転切換弁の切り換わり動作として、
前記位置指令手段と前記位置検出手段と前記モータ駆動手段とによる前記駆動モータの制御により、前記ガス処理用の間欠回転における回転停止位置よりも前記通気口の並びピッチの1/2分だけ外れた第1回転停止位置で前記回転切換弁を所要空焼き時間だけ回転停止させ、その後、前記回転切換弁を180°だけ回転させた第2回転停止位置で再び前記回転切換弁を所要空焼き時間だけ回転停止させる空焼き用の反転回転を実施し、
この空焼き用の反転回転により、前記第1回転停止位置では半数の前記通気口を前記排気口に連通させるとともに、残りの半数の通気口を前記給気口に連通させ、
前記第2回転停止位置では前記第1回転停止位置で前記排気口に連通させた半数の前記通気口を前記給気口に連通させるとともに、前記第1回転停止位置で前記給気口に連通させた残りの半数の前記通気口を前記排気口に連通させる蓄熱式ガス処理装置の運転方法。
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