JP6086057B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の冷媒流路を有する熱交換器に関する。
従来、空気調和機は室内に室内機を備え、屋外に室外機を備えており、室内機および室外機の内部には熱交換器が設置されている。熱交換器では、熱交換器内を流れる冷媒と空気が熱交換されることで、空気が加熱されたり冷却されたりする。
特許文献1に開示されているように、三つのブロックからなる熱交換器の内、真ん中に配置された熱交換器の風上側で中央部分にある2か所の流入口より其々冷媒が流入し、熱交換器の上側のブロックを経由して中央部分にある流出口から流出する上冷媒流路と、熱交換器の下側のブロックを経由して中央部分にある流出口から流出する下冷媒流路を備える熱交換器がある。
特開2001−1520989号公報
特許文献1に開示されている熱交換器では、熱交換器の冷媒の流入口と流出口が共に熱交換器の中央部分にあるため、温度差のある冷媒の流路が近接している。そのため、熱交換器を介して、熱交換器に流入した冷媒と熱交換器から流出する冷媒との間で熱交換が生じ、熱交換器を通過する空気と冷媒との熱交換効率が悪くなる問題があった。
そこで、本発明は、熱交換器の冷媒の流入口と流出口を離すことで、冷媒間の熱交換を抑えることを目的としたものである。
本発明によるフィンチューブ型熱交換器は、所定の間隙をもって積層され、その間隙に空気を流通させる複数のフィンと、フィンの積層方向に貫通し、空気を流通させる方向に2列、空気を流通させる方向と交差する方向にM段(Mは4以上の自然数)の配列で配置された伝熱管とを有し、伝熱管を列ごとに順次接続して形成した冷媒流路に冷媒を流通させるフィンチューブ型熱交換器であって、フィンチューブ型熱交換器が蒸発器として機能する場合、風上側の列のN段目(1<N<M−2、但しNは自然数)の伝熱管から流入した冷媒は風上側の列のP段目(N<P<M、但しPは自然数)の伝熱管まで順次流通し、P段目の伝熱管から流出した後二つの冷媒流路に分流され、分流された冷媒の一方は風上側の列のN−1段目の伝熱管に流入し、分流された冷媒の他方は風上側の列のP+1段目の伝熱管に流入し、風上側の列のN−1段目の伝熱管に流入した冷媒は風上側の列の1段目の伝熱管および風下側の列の1段目の伝熱管を経由して風下側の例のX段目(N<X<M−1、但しXは自然数)の伝熱管まで順次流通し、X段目の伝熱管から流出し、風上側の列のP+1段目の伝熱管に流入した冷媒は風上側の列のM段目の伝熱管および風下側の列のM段目の伝熱管を経由して風下側の列のY段目(X<Y<M、但しYは自然数)の伝熱管まで順次流通し、Y段目の伝熱管から流出し、風下側の列のX段目の伝熱管と風下側の列のY段目の伝熱管のうち少なくとも一方は風下側の列のP段目またはP−1段目またはP+1段目の内いずれかの伝熱管である。
また、本発明によるフィンチューブ型熱交換器は空気調和機のケーシング内に収納され、ケーシング内の背面側に配置される背面熱交換部と、ケーシング内の前面側に配置される前面熱交換部と、ケーシング内の前面側であって前面熱交換部の上部に配置される上部熱交換部と、を備え、N段目の伝熱管が、上部熱交換部のフィンの長手方向の一端にある伝熱管であり、P段目の伝熱管が、上部熱交換器のフィンの長手方向の他端にある伝熱管であり、N−1段目の伝熱管とP+1段目の伝熱管のうち一方が背面熱交換部の上方にある伝熱管であり、他方が前面熱交換部の上方にある伝熱管である。
以上のような熱交換器によれば、熱交換器の冷媒の流入口と流出口とが離されているため、温度差のある冷媒の流路間での熱交換を抑えることが出来る。
本発明の空気調和装置の冷媒回路の構成図である。 本実施例の室内機の室内機の断面構成図である。 本発明の実施形態1に係る室内熱交換器における冷媒流路を表した図である。 本発明の実施形態2に係る室内熱交換器における冷媒流路を表した図である。
以下、図面を基に本発明の実施形態を説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1における空気調和機は、室内に設置される室内機100と、室外に設置される室外機200を備えている。室内機100内および室外機200内にはそれぞれ熱交換器(110、210)が収納されており、各熱交換器(110、210)が冷媒配管により接続されることにより冷媒回路を構成している。空気調和機の冷媒回路の構成を図1に示す。
この冷媒回路は、主として室内熱交換器110、圧縮機220、四方弁230、室外熱交換器210、および膨張弁240で構成される。
室内機100に設けられている室内熱交換器110は、取り入れられた室内空気と冷媒とを熱交換させる。また、室内熱交換器110は、液冷媒が流通する液管310とガス冷媒が流通するガス管320とに接続されている。また、室内機100には、室内空気を吸い込んで室内熱交換器110で冷媒と熱交換を行った後の空気を室内に吹出すための送風機であるクロスフローファン111が設けられている。クロスフローファン111は、円筒形状に構成され、室内機100内に設けられる室内ファンモータ112によって回転駆動される。
室外機200には、圧縮機220と、圧縮機220の吐出側に接続される四方弁230と、圧縮機220の吸入側に接続されるアキュムレータ250と、四方弁230に接続された室外熱交換器210と、室外熱交換器210に接続された膨張弁240とが設けられている。膨張弁240は、液閉鎖弁311を介して液管310に接続されており、この液管310を介して室内熱交換器110の一端と接続される。また、四方弁230は、ガス閉鎖弁321を介してガス管320に接続されており、このガス管320を介して室内熱交換器110の他端と接続されている。また、室外機200には、室外熱交換器210で冷媒と熱交換を行った後の空気を外部に吹出すためのプロペラファン211が設けられている。このプロペラファン211は、室外ファンモータ212によって回転駆動される。
図2に、室内機100の断面構成図を示す。室内機100は、ケーシング101を備えており、前述した室内熱交換器110やクロスフローファン111は、室内機100のケーシング101内に収容されている。また、室内熱交換器110は、後に説明するように3つの熱交換部(背面熱交換部110a、上部熱交換部110b、前面熱交換部110c)に分割されている。ケーシング101には、室内空気を取込むための吸込口103と、クロスフローファン111により空気を室内空間に吹出す吹出口104とが設けられている。吸込口103は、ケーシング101の前面上部と天面に設けられており、吹出口104は、前面下部に設けられる。そして、室内熱交換器110とクロスフローファン111は、ケーシング101内において、室内熱交換器110が吸込口103に近い側に、クロスフローファン111が吹出口104に近い側に配置される。すなわち、室内熱交換器110は、クロスフローファン111に対して気流の流れ方向の上流側に配置されている。ここで、室内熱交換器110は、ケーシング101内において、吸込口103側からクロスフローファン111を取り囲むように、多段曲げされて配置されている。
本実施形態では、室内熱交換器110は、フィンチューブ型熱交換器である。この室内熱交換器110は、所定の間隙をもって積層され、その間隙に空気を流通させる複数のフィンを有する。また、フィンの積層方向に貫通し、空気を流通させる方向に2列、空気を流通させる方向と交差する方向にM段(Mは4以上の自然数。本実施例ではM=20)の配列で配置された伝熱管とを有し、伝熱管を列ごとに順次接続して形成した冷媒流路に冷媒を流通させている。また、3段曲げ式の熱交換器で3つの熱交換部から構成されている。背面熱交換部110aは、クロスフローファン111の天面側から背面側までを囲むように、室内機100の天面側から室内機100の背面側にまで傾斜して配置されている。上部熱交換部110bは、クロスフローファン111の天面側から前面上部側までを囲むように、室内機100の天面側から室内機100の前面上部側にまで傾斜して配置されている。前面熱交換部110cは、クロスフローファン111の前面上部側から前面下部側までを囲むように、上部熱交換部110bの下方に配置されている。
本実施形態の室内熱交換器110は、冷媒が流れる冷媒流路(以下、第1a冷媒流路410、第1b冷媒流路420、第1c冷媒流路430とする)が3つある。この3つの第1a冷媒流路410、第1b冷媒流路420、第1c冷媒流路430に関して図に基づいて説明する。図3は、室内熱交換器110における第1a冷媒流路410、第1b冷媒流路420、第1c冷媒流路430を表した図である。なお、図3で、太線の実線で表されるものは、伝熱管120の紙面の手前側にあるU字管121であり、太線の破線で表されるものは、伝熱管120の紙面の奥側にあるヘアピン部120aである。そして、室内熱交換器110において、複数の伝熱管120は、気流の流れ方向に風上側と風下側の2列の伝熱管列を形成している。ここで、気流の流れ方向上流側の伝熱管列を第1伝熱管列L1とし、気流の流れ方向下流側の伝熱管列を第2伝熱管列L2とする。各熱交換部110a,110b,110cのそれぞれに第1伝熱管列L1(L1a、L1b、L1c)と第2伝熱管列L2(L2a、L2b、L2c)は形成されている。
第1a冷媒流路410は、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある中央部4段(3段目(N段目)から6段目(P段目))の伝熱管410aを順次接続して形成されている。第1b冷媒流路420は、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある下部2段(2段目(N−1段目)と1段目)の伝熱管420aと、前面熱交換部110cの第1伝熱管列L1cにある5段(5段目から1段目)の伝熱管420bと、前面熱交換部110cの第2伝熱管列L2cにある5段(1段目から5段目)の伝熱管420cと、上部熱交換部110bの第2伝熱管列L2bにある下部6段(1段目から6段目(X段目))の伝熱管420dを順次接続して形成されている。第1c冷媒流路430は、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある上部2段(7段目(P+1段目)と8段目)の伝熱管430aと、背面熱交換部110aの第1伝熱管列L1aにある7段(1段目から7段目(M段目))の伝熱管430bと、背面熱交換部110aの第2伝熱管列L2aにある7段(7段目(M段目)から1段目)の伝熱管430cと、上部熱交換部110bの第2伝熱管列L2bにある上部2段(8段目と7段目(Y段目))の伝熱管430dを順次接続して形成されている。
第1a冷媒流路410は、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある3段目(N段目)の伝熱管に液管310に接続され液状態の冷媒が流出入する液冷媒流出入管441を備え、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある6段目(P段目)の伝熱管に冷媒を分流させる分流器442が接続されている。第1b冷媒流路420は、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある2段目(N−1段目)の伝熱管が分流器442の一端と接続され、上部熱交換部110bの第2伝熱管列L2bにある6段目(X段目)の伝熱管にガス管320に接続されガス状態の冷媒が流出入するガス冷媒流出入管443が接続されている。第1c冷媒流路430は、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある7段目(P+1段目)の伝熱管が分流器442の他端と接続され、上部熱交換部110bの第2伝熱管列L2bにある7段目(Y段目)の伝熱管にガス管320に接続されガス状態の冷媒が流出入するガス冷媒流出入管443が接続されている。室内熱交換器110が蒸発器として機能する場合には、冷媒は、第1b冷媒流路420のガス冷媒流出入管443と第1c冷媒流路430のガス冷媒流出入管443に流入し、第1b冷媒流路420と第1c冷媒流路430を経由して分流器442で合流し、第1a冷媒流路410を経由して、第1a冷媒流路410の液冷媒流出入管441から流出する。室内熱交換器110が凝縮器として機能する場合には、冷媒は、第1a冷媒流路410の液冷媒流出入管441に流入し、第1a冷媒流路410を経由して分流器442で2パスに分流され、各々で第1b冷媒流路420と第1c冷媒流路430を経由して、第1b冷媒流路420のガス冷媒流出入管443と第1c冷媒流路430のガス冷媒流出入管443から流出する。
このように、液冷媒流出入管441に接続される伝熱管とガス冷媒流出入管443に接続される伝熱管との間で熱の干渉が起きにくいように配置することで、室内熱交換器110に流入した冷媒と室内熱交換器110から流出する冷媒とが室内熱交換器110を介して熱交換されることを防いで空気との熱交換を行わせることができるため、室内熱交換器内110の熱交換効率の低下を防ぐことができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2における空気調和機は、実施形態1と同じ冷媒回路から構成されている。実施形態1と同じ構成要件については説明を省略する。よって、実施形態1と異なる室内熱交換器110について説明する。
本実施形態の室内熱交換器を図に示す。実施形態1と同様に、室内熱交換器110は、3段曲げ式の熱交換器で3つの熱交換部(背面熱交換部110a、上部熱交換部110b、前面熱交換部110c)から構成されている。
本実施形態の室内熱交換器110は、冷媒が流れる冷媒流路(以下、第2a冷媒流路510、第2b冷媒流路520、第2c冷媒流路530とする)が3つある。この第2a冷媒流路510、第2b冷媒流路520、第2c冷媒流路530に関して図に基づいて説明する。
第2a冷媒流路510は、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある8段(1段目(N段目)から8段目(P段目))の伝熱管510aを順次接続して形成されている。第2b冷媒流路520は、前面熱交換部110cの第1伝熱管列L1cにある5段(5段目(N−段目)から1段目)の伝熱管520aと、前面熱交換部110cの第2伝熱管列L2cにある5段(1段目から5段目)の伝熱管520bと、上部熱交換部110bの第2伝熱管列L2bにある下部6段(1段目から6段目(X段目))の伝熱管520cを順次接続して形成されている。第2c冷媒流路530は、背面熱交換部110aの第1伝熱管列L1aにある7段(1段目(P+1段目)から7段目(M段目))の伝熱管530aと、背面熱交換部110aの第2伝熱管列L2aにある7段(7段目(M段目)から1段目)の伝熱管530bと、上部熱交換部110bの第2伝熱管列L2bにある上部2段(8段目と7段目(Y段目))の伝熱管530cを順次接続して形成されている。
第2a冷媒流路510は、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある1段目(N段目)の伝熱管に液管310に接続され液状態の冷媒が流出入する液冷媒流出入管541を備え、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある8段目(P段目)の伝熱管に冷媒を分流させる分流器542が接続されている。第2b冷媒流路520は、前面熱交換部110cの第1伝熱管列L1cにある5段目(N−1段目)の伝熱管が分流器542の一端と接続され、上部熱交換部110bの第2伝熱管列L2bにある6段目(X段目)の伝熱管にガス管320に接続されガス状態の冷媒が流出入するガス冷媒流出入管543が接続されている。第2c冷媒流路530は、背面熱交換部110aの第1伝熱管列L1aにある1段目(P+1段目)の伝熱管が分流器542の他端と接続され、上部熱交換部110bの第2伝熱管列L2bにある7段目(Y段目)の伝熱管にガス管320に接続されガス状態の冷媒が流出入するガス冷媒流出入管543が接続されている。室内熱交換器110が蒸発器として機能する場合には、冷媒は、第2b冷媒流路520のガス冷媒流出入管543と第2c冷媒流路530のガス冷媒流出入管543に流入し、分流器542を経由して、第2a冷媒流路510の液冷媒流出入管541から流出する。室内熱交換器110が凝縮器として機能する場合には、冷媒は、第2a冷媒流路510の液冷媒流出入管541に流入し、分流器542を経由して、第2b冷媒流路520のガス冷媒流出入管543と第2c冷媒流路530のガス冷媒流出入管543から流出する。
このように、液冷媒流出入管541とガス冷媒流出入管543が上部熱交換部110bの上部と下部に離して配置することにより、室内熱交換器110に流入した冷媒と室内熱交換器110から流出する冷媒とが室内熱交換器110を介して熱交換されることを防いで空気との熱交換を行わせることができるため、室内熱交換器内の熱交換効率の低下を防ぐことができる。また、上部熱交換部110bの第1伝熱管列L1bにある伝熱管に流れる冷媒は、同じ第1伝熱管列L1bでの隣接する伝熱管に流れる冷媒同士の温度差が近いため、隣接する伝熱管の冷媒同士での熱交換されることを防いで空気との熱交換を行わせることができる。
100 室内機
110 室内熱交換器
120 伝熱管
200 室外機
210 室外熱交換器
410 第1a冷媒流路
420 第1b冷媒流路
430 第1c冷媒流路
510 第2a冷媒流路
520 第2b冷媒流路
530 第2c冷媒流路

Claims (2)

  1. 所定の間隙をもって積層され、その間隙に空気を流通させる複数のフィンと、
    前記フィンの積層方向に貫通し、空気を流通させる方向に2列、空気を流通させる方向と交差する方向にM段(Mは4以上の自然数)の配列で配置された伝熱管とを有し、
    前記伝熱管を列ごとに順次接続して形成した冷媒流路に冷媒を流通させるフィンチューブ型熱交換器であって、
    前記フィンチューブ型熱交換器が蒸発器として機能する場合、
    風上側の列のN段目(1<N<M−2、但しNは自然数)の伝熱管から流入した冷媒は風上側の列のP段目(N<P<M、但しPは自然数)の伝熱管まで順次流通し、前記P段目の伝熱管から流出した後二つの冷媒流路に分流され、
    分流された冷媒の一方は風上側の列のN−1段目の伝熱管に流入し、
    分流された冷媒の他方は風上側の列のP+1段目の伝熱管に流入し、
    前記風上側の列のN−1段目の伝熱管に流入した冷媒は前記風上側の列の1段目の伝熱管および前記風下側の列の1段目の伝熱管を経由して前記風下側の列のX段目(N<X<M−1、但しXは自然数)の伝熱管まで順次流通し、前記X段目の伝熱管から流出し、
    前記風上側の列のP+1段目の伝熱管に流入した冷媒は前記風上側の列のM段目の伝熱管および前記風下側の列のM段目の伝熱管を経由して前記風下側の列のY段目(X<Y<M、但しYは自然数)の伝熱管まで順次流通し、前記Y段目の伝熱管から流出し、
    前記風下側の列のX段目の伝熱管と前記風下側の列のY段目の伝熱管のうち少なくとも一方は前記風下側の列のP段目またはP−1段目またはP+1段目の内いずれかの伝熱管であることを特徴とするフィンチューブ型熱交換器。
  2. 前記フィンチューブ型熱交換器は空気調和機のケーシング内に収納され、
    前記ケーシング内の背面側に配置される背面熱交換部と、
    前記ケーシング内の前面側に配置される前面熱交換部と、
    前記ケーシング内の前面側であって前記前面熱交換部の上部に配置される上部熱交換部と、を備え、
    前記N段目の伝熱管が、前記上部熱交換部の前記フィンの長手方向の一端にある伝熱管であり、
    前記P段目の伝熱管が、前記上部熱交換部の前記フィンの長手方向の他端にある伝熱管であり、
    前記N−1段目の伝熱管と前記P+1段目の伝熱管のうち一方が前記背面熱交換部の上方にある伝熱管であり、他方が前記前面熱交換部の上方にある伝熱管であることを特徴とする請求項1に記載のフィンチューブ型熱交換器。
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