JP2018115809A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2018115809A
JP2018115809A JP2017006772A JP2017006772A JP2018115809A JP 2018115809 A JP2018115809 A JP 2018115809A JP 2017006772 A JP2017006772 A JP 2017006772A JP 2017006772 A JP2017006772 A JP 2017006772A JP 2018115809 A JP2018115809 A JP 2018115809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
air conditioner
heat exchanger
refrigerant pipe
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017006772A
Other languages
English (en)
Inventor
怜湖 石川
Reiko Ishikawa
怜湖 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2017006772A priority Critical patent/JP2018115809A/ja
Publication of JP2018115809A publication Critical patent/JP2018115809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】冷凍サイクルの効率を向上できる空気調和機を提供する。【解決手段】蛇行により複数段に配列して冷媒が流通する冷媒管51と、複数段の冷媒管51に跨って取り付けられるフィン52とを有した熱交換器50を備えた空気調和機1において、フィン52が、段方向の両端から切り起こした状態の切起し片52fを隣接する冷媒管51間に設けた切起し部52aと、隣接する冷媒管51間に切起し片52fが非形成の平坦部52bとを有し、互いに隣接して少なくとも一部に一相の冷媒が流通する段の冷媒管51aと二相の冷媒が流通する段の冷媒管51bとの間に平坦部52bを配した。【選択図】図4

Description

本発明は、フィンアンドチューブ型の熱交換器を備えた空気調和機に関する。
従来の空気調和機は特許文献1に開示されている。この空気調和機は、冷媒管にフィンを取り付けたフィンアンドチューブ型の熱交換器を備えている。熱交換器は圧縮機に接続され、冷媒の流通により冷凍サイクルが運転される。
熱交換器の冷媒管は蛇行により複数段に配列される。フィンは複数段の冷媒管に跨って取り付けられる薄板により形成され、切起し片を設けた切起し部により段方向に隣接する冷媒管の間を連結する。切起し片は薄板を段方向の両端から切り起こした状態に形成される。これにより、切起し片によってフィンの表面積を増加させるとともに乱流を発生させ、熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
特開昭61−252494号公報(第2頁、第3頁、第1図、第4図)
しかしながら、上記従来の空気調和機によると、切起し部の切起し片上で乱流が生じるため隣接する冷媒管の熱伝導性が高くなる。このため、隣接する冷媒管の一方に一相の冷媒が流通して他方に二相の冷媒が流通する際に、切起し部によって隣接する冷媒管の温度差が小さくなる。このため、冷凍サイクルの過冷却度または過加熱度が小さくなり、冷凍サイクルの効率が低下する問題があった。
本発明は、冷凍サイクルの効率を向上できる空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、蛇行により複数段に配列して冷媒が流通する冷媒管と、複数段の前記冷媒管に跨って取り付けられるフィンとを有した熱交換器を備えた空気調和機において、
前記フィンが、段方向の両端から切り起こした状態の切起し片を隣接する前記冷媒管間に設けた切起し部と、隣接する前記冷媒管間に前記切起し片が非形成の平坦部とを有し、
互いに隣接して少なくとも一部に一相の冷媒が流通する段の前記冷媒管と二相の冷媒が流通する段の前記冷媒管との間に前記平坦部を配したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、前記平坦部を挟む一方の前記冷媒管の冷媒が過冷却域または過加熱域に配されると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、前記熱交換器が室内機に配され、暖房運転時に前記平坦部を挟む一方の前記冷媒管の冷媒が過冷却域に配されると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、過冷却域の互いに隣接する前記冷媒管間に前記平坦部を更に設けると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、前記過冷却域は、前記熱交換器の風上側端部または風速が最も遅い箇所に配置されると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、前記過冷却域は、複数の前記熱交換器のうち、前記冷媒管の列数が最も多い前記熱交換器に配置されると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、再熱除湿運転時に前記熱交換器の前記冷媒管の流路を絞る弁を備え、前記弁を挟む一対の前記冷媒管間に前記平坦部を配すると好ましい。
本発明によると、熱交換器のフィンが隣接する冷媒管間に切起し片が非形成の平坦部を有する。そして、互いに隣接して少なくとも一部に一相の冷媒が流通する段の冷媒管と二相の冷媒が流通する段の冷媒管との間に平坦部を配している。これにより、両者間の熱伝導が低下して所望の温度差を確保することができる。したがって、空気調和機の冷凍サイクルの効率を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の空気調和機を示す斜視図 本発明の第1実施形態の空気調和機を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の室内熱交換器を示す正面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の室内熱交換器のフィンを示す側面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の室内熱交換器のフィンを示す正面断面図 本発明の第1実施形態の空気調和機の冷凍サイクルを示す図 本発明の第2実施形態の空気調和機の冷凍サイクルを示す図 本発明の第3実施形態の空気調和機の室内熱交換器を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の空気調和機の室内熱交換器のフィンを示す側面図
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。なお、本明細書では、室内機10において、側壁面WAに近接して対向する面を「背面」とするとともに「背面」に対向する面を「前面」とする。「背面」側から「前面」側に向かう方向(Y1方向、図1、図2参照)を「前方」とするとともに「前面」側から「背面」側に向かう方向(Y2方向、図1、図2参照)を「後方」とする。
また、室内機10において、「前面」と「背面」とを連結して互いに対向する面を「側面」とし、「前面」側から室内機10を見て右側の「側面」を「右側面」とするとともに左側の「側面」を「左側面」とする。「左側面」側から「右側面」側に向かう方向(X1方向、図1参照)を「右方」とするとともに「右側面」側から「左側面」側に向かう方向(X2方向、図1、図2参照)を「左方」とする。
また、室内機10において、天井面CLに近接して対向する面を「上面」とするとともに「上面」に対向する面を「下面」とする。「下面」側から「上面」側に向かう方向(Z1方向、図1、図2参照)を「上方」とするとともに「上面」側から「下面」側に向かう方向(Z2方向、図1、図2参照)を「下方」とする。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の空気調和機の斜視図を示している。空気調和機1は室内機10及び室外機20を有する。室内機10は居室内の側壁面WAに設置され、屋外に設置された室外機20に配線90により接続される。空気調和機1はリモートコントローラ40の操作により運転開始や運転停止等が指示される。
室内機10はオープンパネル3を前面に配した筐体2により外面を覆われる。オープンパネル3は上端で枢支され、筐体2の前面を開閉可能に配される。筐体2の側面からは電源コード6が導出される。電源コード6は側壁面WAに設けた電源コンセントCに接続され、室内機10及び室外機20に電力を供給する。
筐体2の上面には吸込口4が左右方向に延びて開口し、筐体2の前面下部には吹出口5が左右方向に延びて開口する。
図2は室内機10の側面断面図を示している。筐体2は居室内の側壁面WAの天井面CLに近い高さに据付板15を介して取り付けられる。筐体2の内部には吸込口4と吹出口5とを連結する空気通路8が設けられる。空気通路8内には空気を送出する送風機9が配される。送風機9の駆動によって吸込口4から居室内の空気が矢印Sに示すように空気通路8に流入し、吹出口5から送出される。送風機9としてクロスフローファンが好適に用いられる。
空気通路8内の吸込口4と送風機9との間には複数(本実施形態では3個)の室内熱交換器50(熱交換器)が配される。各々の室内熱交換器50には段方向で蛇行する冷媒管51が空気流通方向(矢印S)で3列に配置される。室外機20に配した圧縮機22(図6参照)に接続される。圧縮機22が駆動されると冷凍サイクルが運転され、室内熱交換器50は空気通路8を流通する空気と熱交換を行う。これにより、空気調和機1の冷房運転時及び暖房運転時に吹出口5からそれぞれ冷気及び暖気が居室内に送出される。
吸込口4と室内熱交換器50との間には吸込口4に面して左右方向に延びるフィルタ(不図示)が筐体2に対して着脱可能に配される。フィルタは筐体2の前端部から後端部にわたって配され、吸込口4を介して空気通路8に流入する空気中の塵埃を捕集する。フィルタはABS樹脂等の樹脂で形成された複数段複数列の窓部を有する矩形の枠部(不図示)に、ポリプロピレン製のメッシュ(不図示)を溶着して形成される。
空気通路8は送風機9と吹出口5との間にダクト状の吹出通路13を有する。吹出通路13の上下面は上壁13a及び下壁13bにより形成され、左右面は送風機9を軸支する側壁により形成される。また、上壁13a及び下壁13bは前方が下方に傾斜し、吹出通路13は傾斜して気流を前方下方に案内する。
吹出通路13内には下壁13b上に立設された複数の縦風向板12が筐体2の左右方向に並べて配される。縦風向板12は左右方向に回動可能に構成される。これにより、吹出口5から送出される空気の風向が左右方向に可変される。吹出口5の近傍には吹出口5から送出される空気の風向を上下方向に可変する横風向板18が配される。
図1及び図2に示すように横風向板18は空気調和機1の運転停止時には吹出口5を閉塞する閉塞位置に配される。これにより、空気調和機1の運転停止時に空気通路8内が視認されず、空気調和機1の美観を向上させることができる。
図3は室内熱交換器50の正面図を示している。図中の矢印は暖房運転時の冷媒の流入方向を示している。室内熱交換器50はいわゆるフィンアンドチューブ型の熱交換器であり、冷媒管51及びフィン52を有する。冷媒管51は例えば銅管により形成され、蛇行により複数段に配列されて冷媒が流通する。フィン52は例えばアルミニウム等の薄板により形成され、複数段の冷媒管51に跨って取り付けられる。
図4はフィン52の側面図を示している。図5はフィン52の正面断面図を示している。フィン52は切起し部52a、平坦部52b及び挿通孔52cを有する。複数の挿通孔52cには冷媒管51(図3参照)が挿通される。冷媒管51は空気の流通方向(矢印S)で3列に配される。
切起し部52aは隣接する冷媒管51間に設けられ、段方向(図中、上下方向)の両端から切り起こした状態の切起し片52fを有する。これにより、フィン52には前後に連通する通風孔52gが形成される。切起し部52aによりフィン52の表面積を増やすことができる。平坦部52bは隣接する冷媒管51間に切起し片52fが非形成となっている。
図6は空気調和機1の冷凍サイクルを示す図である。室外機20には圧縮機22、室外熱交換器23、四方弁24及び膨張弁25が設けられる。圧縮機22は冷凍サイクルを運転する。室外熱交換器23はいわゆるフィンアンドチューブ型の熱交換器であり、屋外の空気と熱交換を行う。四方弁24は冷媒の流れを切り替える。膨張弁25は冷媒を減圧膨張させる。圧縮機22、四方弁24、室内熱交換器50、膨張弁25及び室外熱交換器23は冷媒管60により接続される。
図中、矢印Aは空気調和機1の暖房運転時の冷媒の流れを示している。暖房運転時に、四方弁24内の流路は実線位置に切り替わる。圧縮機22から吐出された高温高圧の気体状態の冷媒は、四方弁24を経て室内熱交換器50に流入する。この時、室内熱交換器50は凝縮器として機能し、冷媒は居室内の空気に熱を放熱することで凝縮する。また、空気調和機1の暖房運転時には横風向板18は図2に示す閉塞位置から下流端18aを下方に回動し、一点鎖線WPに示す暖房位置に移動する。これにより、空気調和機1の暖房運転時に矢印Sw(図2参照)で示すように吹出口5から下方に向けて調和空気(暖気)が居室内に送出される。室内熱交換器50を流通した冷媒は、膨張弁25を経て室外熱交換器23に流入する。
膨張弁25は冷媒を減圧膨張させて冷媒の沸点を下げる。この時、室外熱交換器23は蒸発器として機能し、膨張弁25を通過して沸点が下がった液冷媒は室外熱交換器23において屋外の空気から熱を奪って蒸発する。その後、冷媒は四方弁24を通過して圧縮機22に流入する。
図中、矢印Bは空気調和機1の冷房運転時の冷媒の流れを示している。冷房運転時に、四方弁24内の流路は破線位置に切り替わる。圧縮機22から吐出された高温高圧の気体状態の冷媒は四方弁24を経て室外熱交換器23に流入する。この時、室外熱交換器23は凝縮器として機能し、冷媒は屋外の空気に熱を放熱することで凝縮する。室外熱交換器23を流通した冷媒は膨張弁25を通過して室内熱交換器50に流入する。
この時、室内熱交換器50は蒸発器として機能し、膨張弁25を通過して沸点の下がった液冷媒は室内熱交換器50において居室内の空気から熱を奪って蒸発する。また、冷房運転時には横風向板18は図2に示す閉塞位置から下流端18aを下方に回動し、二点鎖線CPに示すように閉塞位置と暖房位置との間の冷房位置に移動する。これにより、空気調和機1の冷房運転時に矢印Scで示すように吹出口5から略水平方向に調和空気(冷気)が居室内に送出される。その後、冷媒は四方弁24を通過して圧縮機22に流入する。
空気調和機1の暖房運転時に室内熱交換器50に流入した高温高圧の気体状態の冷媒(気体比率の高い二相の冷媒)は空気と熱交換しながら冷媒管51を流通する間に一相の液冷媒になる。そして、冷媒管51を流通する液冷媒の温度は低下し、過冷却状態になる。
この時、互いに隣接して少なくとも一部に一相(液相)の冷媒が流通する段の冷媒管51a(図3、図4参照)と二相(気相及び液相)の冷媒が流通する段の冷媒管51b(図3、図4参照)との間には平坦部52b(図4参照)が設けられる。平坦部52bは空気の流通方向(矢印S)の上流側端部に配される。また、平坦部52bは全てのフィン52において冷媒管51aと冷媒管51bとの間に設けられる。
これにより、平坦部52b上では切起し部52a上よりも乱流が生じにくくなるため、冷媒管51aと冷媒管51bとの間の熱伝導が低下して所望の温度差を確保することができる。また、フィン52上に平坦部52bを設けているため、室内熱交換器50の通風抵抗を低減することができる。これにより、室内熱交換器50に流入する空気の風量を増加させることができる。
空気調和機1の省エネルギー性能は通年エネルギー消費効率(APF:Annual Performance Factor)により評価される。通年エネルギー消費効率はJIS C9612に基づき、暖房定格運転、暖房中間運転、冷房定格運転、冷房中間運転を行った際に、暖房運転期間及び冷房運転期間を通じて室内側空気から除去する熱量(冷房能力)及び室内側空気に加える熱量(暖房能力)の総和と、暖房運転期間及び冷房運転期間内に消費する電力量の総和との比で示される。中間運転では定格運転の約50%の能力を発揮するときの圧縮機22の回転数に設定して運転したときの能力(冷房能力または暖房能力)と消費電力とを用いてAPFを算出する。
APFの寄与度が大きい暖房中間運転時に冷媒管51aには少なくとも一部に一相の冷媒が流通するとともに冷媒管51bには二相の冷媒が流通するように構成すると、暖房中間運転時の冷凍サイクルの効率を向上させることができる。これにより、APFを向上させることができ、空気調和機1の省エネルギー化を図ることができる。
なお、空気調和機1の製造の際に暖房運転に関する試験運転を行い、冷媒管51の複数点の温度データを取得することにより、少なくとも一部に一相の冷媒が流通する段の冷媒管51a及び二相の冷媒が流通する段の冷媒管51bの位置を決定することができる。これにより、平坦部52bの配置位置を決定することができる。
本実施形態によると、フィン52が、段方向の両端から切り起こした状態の切起し片52fを隣接する冷媒管51間に設けた切起し部52aと、隣接する冷媒管51間に切起し片52fが非形成の平坦部52bとを有する。そして、互いに隣接して少なくとも一部に一相(液相)の冷媒が流通する段の冷媒管51aと二相(気相及び液相)の冷媒が流通する段の冷媒管51bとの間に平坦部52bを配している。
これにより、平坦部52b上では切起し部52a上よりも乱流が生じにくくなるため、冷媒管51aと冷媒管51bとの間の熱伝導が低下して所望の温度差を確保することができる。したがって、空気調和機1の冷凍サイクルの効率を向上させることができる。
また、平坦部52bを挟む一方の冷媒管51aの冷媒が過冷却域に配されてもよい。これにより、APFの寄与度が大きい暖房中間運転時の冷凍サイクルの効率をより向上させることができる。したがって、APFをより向上させることができ、空気調和機1の省エネルギー化を一層図ることができる。
また、室内熱交換器50の風上側端部に配された冷媒管51aを流通する冷媒が過冷却域に配されてもよい。すなわち、冷媒の過冷却域を室内熱交換器50の風上側端部に配してもよい。これにより、風上側端部の平坦部52bでは乱流が一層生じにくくなるため、冷媒管51aと冷媒管51bとの間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
また、冷媒管51aを流通する冷媒が過冷却域に配され、冷媒管51aが室内熱交換器50のうち風速が最も遅い箇所に配されてもよい。すなわち、冷媒の過冷却域を風速が最も遅い箇所に配してもよい。これにより、乱流が一層生じにくくなるため、冷媒管51aと冷媒管51bとの間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
また、本実施形態の複数の室内熱交換器50ではそれぞれ冷媒管51が空気流通方向(矢印S)で3列に配置されており冷媒管51の列数は互いに同じになっているが、冷媒管51の列数は互いに異なってもよい。この場合に、冷媒管51aを流通する冷媒が過冷却域に配され、冷媒管51aが冷媒管51の列数が最も多い室内熱交換器50に配されてもよい。すなわち、複数の室内熱交換器50のうち、冷媒管51の列数が最も多い室内熱交換器50に冷媒の過冷却域を配してもよい。この場合でも、冷媒管51aと冷媒管51bとの間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
また、空気調和機1の冷房運転時に膨張弁25を通過した液冷媒(液体比率の高い二相の冷媒)は空気と熱交換しながら冷媒管51を流通する間に一相の気冷媒になる。そして、冷媒管51を流通する気冷媒の温度は上昇し、過加熱状態になる。
この時、互いに隣接して少なくとも一部に一相(気相)の冷媒が流通する段の冷媒管51と二相(気相及び液相)の冷媒が流通する段の冷媒管51との間に平坦部52bを設けてもよい。すなわち、平坦部52bを挟む一方の冷媒管51の冷媒が過加熱域に配されてもよい。この場合でも、両冷媒管51間の熱伝導が低下して所望の温度差を確保することができる。したがって、空気調和機1の冷凍サイクルの効率を向上させることができる。
また、室内熱交換器50が室内機10に配され、暖房運転時に平坦部52bを挟む一方の冷媒管51の冷媒が過冷却域に配されてもよい。これにより、APFの寄与度が大きい暖房中間運転時の冷凍サイクルの効率を容易に向上させることができる。したがって、空気調和機1の省エネルギー化を容易に図ることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7は第2実施形態の空気調和機の冷凍サイクルを示す図である。本実施形態の空気調和機1は電磁弁55を備え、再熱除湿運転が可能である点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。説明の便宜上、前述の図1〜図6と同様の部分には同一の符号を付している。
室内機10は室内熱交換器50の冷媒管51の冷媒の流路を絞る電磁弁55(弁)を備える。再熱除湿運転時には冷房運転時と同様に矢印B方向に冷媒が流通し、横風向板18は二点鎖線CP(図2参照)に示す冷房位置に配される。この時、膨張弁25は全開されるとともに、電磁弁55により冷媒管51の冷媒の流路が絞られる。これにより、室内熱交換器50において、再熱除湿運転時の冷媒流通方向(矢印B方向)で電磁弁55よりも上流側は凝縮器として機能するとともに、下流側は蒸発器として機能する。したがって、再熱除湿運転時には居室内の温度の低下を低減しながら居室内を除湿することができる。
この時、電磁弁55よりも上流側の冷媒管51と、該冷媒管51と段方向に隣接する下流側の冷媒管51との間のフィン52上には平坦部52bが配される。すなわち、電磁弁55を挟む一対の冷媒管51間には平坦部52が配される。これにより、両冷媒管51間の熱伝導が低下して所望の温度差を確保することができる。
本実施形態によると、電磁弁55を挟む一対の冷媒管51間に平坦部52を配している。これにより、両冷媒管51間の熱伝導が低下して所望の温度差を確保することができる。したがって、空気調和機1の冷凍サイクルの効率を向上できるとともに、空気調和機1の再熱除湿機能を向上させることができる。
また、フィン52上に平坦部52bを設けているため、熱交換器50の通風抵抗を低減することができる。これにより、室内熱交換器50に流入する空気の風量を増加させることができる。
また、電磁弁55よりも上流側の冷媒管51が室内熱交換器50の風上側端部に配され、該冷媒管51を流通する冷媒が過冷却域に配されてもよい。すなわち、冷媒の過冷却域を室内熱交換器50の風上側端部に配してもよい。これにより、上流側端部の平坦部52bでは乱流が一層生じにくくなるため、電磁弁55を挟む一対の冷媒管51間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
また、電磁弁55よりも上流側の冷媒管51を流通する冷媒が過冷却域に配され、該冷媒管51が室内熱交換器50のうち風速が最も遅い箇所に配されてもよい。すなわち、冷媒の過冷却域を風速が最も遅い箇所に配してもよい。これにより、乱流が一層生じにくくなるため、電磁弁55を挟む一対の冷媒管51間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
また、本実施形態の複数の室内熱交換器50では第1実施形態と同様にそれぞれ冷媒管51が3列に配置されており冷媒管51の列数は互いに同じになっているが、冷媒管51の列数は互いに異なってもよい。この場合に、電磁弁55よりも上流側の冷媒管51を流通する冷媒が過冷却域に配され、該冷媒管51が冷媒管51の列数が最も多い室内熱交換器50に配されてもよい。すなわち、冷媒管51の列数が最も多い室内熱交換器50に冷媒の過冷却域を配してもよい。これにより、電磁弁55を挟む一対の冷媒管51間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図8は第3実施形態の空気調和機の室内熱交換器を示す側面断面図である。本実施形態では熱交換器50の冷媒管51及びフィン52の構成が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。説明の便宜上、前述の図1〜図6と同様の部分には同一の符号を付している。
各々の室内熱交換器50には段方向で蛇行する冷媒管51が空気流通方向(矢印S)で4列に配置される。室内熱交換器50はメイン部50m及びサブ部50sを有する。サブ部50sはメイン部50mよりも空気の流通方向(矢印S)の上流側に配される。冷媒管51は径大部51sと、径大部51sよりも径小の径小部51mとを有する。径大部51s及び径小部51mは蛇行により複数段に配列されて冷媒が流通する。また、径大部51s及び径小部51mは空気の流通方向(矢印S)でそれぞれ1列及び3列に配される。
フィン52はフィン52mと、挿通孔52cの径がフィン52mの挿通孔52cよりも大きいフィン52sとを有する。フィン52m、52sはそれぞれ複数段の径小部51m及び径大部51sに跨って取り付けられる。径小部51m及びフィン52mによりメイン部50mが構成され、径大部51s及びフィン52sによりサブ部50sが構成される。
図9は本実施形態のフィン52の側面図を示している。矢印Sは空気の流通方向を示している。本実施形態では平坦部52bはサブ部50sのフィン52sに設けられ、段方向に平坦部52bと切起し部52aとが交互に配置されている。
上記構成の空気調和機1において、暖房運転時に圧縮機22から吐出された高温高圧の気体状態の冷媒はメイン部50mから室内熱交換器50に流入する。そして、メイン部50mの径小部51mを流通した冷媒はサブ部50sに流入する。例えばサブ部50sの上から一段目の径大部51sでは二相(気相及び液相)の冷媒が流通し、上から二段目の径大部51sでは少なくとも一部に一相の冷媒が流通している。この時、上から一段目の径大部51sと二段目の径大部51sとの間のフィン52sには平坦部52bが配される。これにより、第1実施形態と同様に、両径大部51s間の熱伝導が低下して所望の温度差を確保することができる。
また、暖房運転時に径大部51sを流通する冷媒は空気と熱交換を行うことにより過冷却される。例えば上から三段目よりも下方の径大部52sを流通する冷媒は過冷却域に配される。この時、過冷却域の互いに隣接する径大部51s間に平坦部52bを更に設けている。これにより、過冷却域に配された冷媒が流通する径大部51sによる他の径大部51sへの影響を低減することができる。また、径大部51sはメイン部50mの径小部51mよりも径大のため、流通する液冷媒の圧力損失を低減することができる。
また、サブ部50sにおいて切起し部52aと平坦部52bとを段方向に交互に設けているため、サブ部50sの通風抵抗を低減することができる。したがって、室内熱交換器50に流入する空気の風量を増加させることができる。
冷房運転時には、膨張弁25を通過した液冷媒はサブ部50sから室内熱交換器50に流入する。そして、サブ部50sの径大部51sを流通した冷媒はメイン部50mに流入する。この時、メイン部50mの径小部51mに流入した冷媒は途中から一相(気相)の冷媒になる。径小部51mを流通する冷媒は空気と熱交換を行うことにより過加熱される。この時、メイン部50mの径小部51mはサブ部50sの径大部51sよりも径小のため、径小部51mを流通する二相(気相及び液相)の冷媒の流速が増加し 、液体の冷媒が撹拌されながら流通する。これにより、空気調和機1の熱交換効率を向上させることができる。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、過冷却域の互いに隣接する径大部51s(冷媒管)間に平坦部52bを更に設けている。これにより、過冷却域に配された冷媒が流通する径大部51sによる他の径大部51sへの影響を低減することができる。また、サブ部50sのフィン52sにおいて切起し部52aと平坦部52bとを段方向に交互に設けているため、サブ部50sの通風抵抗を低減することができる。したがって、室内熱交換器50に流入する空気の風量を増加させることができ、空気調和機1の熱交換効率を向上させることができる。
また、室内熱交換器50の風上側端部に配された径大部51sを流通する冷媒が過冷却域に配される。すなわち、冷媒の過冷却域を室内熱交換器50の風上側端部に配する。これにより、上流側端部の平坦部52bでは乱流が一層生じにくくなるため、互いに隣接する径大部51s間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
また、径大部51sを流通する冷媒が過冷却域に配され、径大部51sが室内熱交換器50のうち風速が最も遅い箇所に配されてもよい。すなわち、冷媒の過冷却域を風速が最も遅い箇所に配してもよい。これにより、乱流が一層生じにくくなるため、互いに隣接する径大部51s間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
また、本実施形態の複数の室内熱交換器50ではそれぞれ冷媒管51が4列に配置されており冷媒管51の列数は互いに同じになっているが、冷媒管51の列数は互いに異なってもよい。この場合に、径大部51sを流通する冷媒が過冷却域に配され、該径大部51sが冷媒管51の列数が最も多い室内熱交換器50に配されてもよい。すなわち、冷媒管51の列数が最も多い室内熱交換器50に冷媒の過冷却域を配してもよい。これにより、径大部51sと径小部51mとの間の熱伝導がより低下して所望の温度差をより確保することができる。
暖房定格運転と、APFの寄与度が大きい暖房中間運転(暖房能力が暖房定格運転の約半分程度の運転)とでは、冷媒管51を流通する冷媒の循環量及び室内熱交換器50を流通する空気の風量が異なる。このため、暖房定格運転時と暖房中間運転時とでは過冷却域の冷媒が流通する冷媒管51の位置が異なる。例えば、暖房定格運転時には上から3段目よりも下方の径大部51sで過冷却域の冷媒が流通し、暖房中間運転時には上から2段目よりも下方の径大部51sで過冷却域の冷媒が流通する。
また、暖房中間運転では暖房定格運転と比べて、全入力(空気調和機1全体の消費電力)に対する送風入力(送風機9の回転に必要な電力)の割合が大きいため、暖房定格運転時と暖房中間運転時とでは室内熱交換器50の通風抵抗による影響度が変わる。例えば、暖房定格運転時では送風入力は全入力の約6%〜8%であるのに対し、暖房中間運転時では送風入力は全入力の約9%〜12%になる。
このため、第3実施形態において平坦部52bを暖房中間運転時の過冷却の冷媒が流通する段の径大部51sと二相の冷媒が流通する段の径大部51sとの間に設けると、送風入力が低減するとともに両者間の熱伝導が抑えられる。これにより、APFを向上させることができ、空気調和機1の省エネルギー化を図ることができる。
なお、サブ部50sのフィン52sから全ての切起し部52aを省いてもよいが、本実施形態のように段方向に切起し部52aと平坦部52bとを交互に設けると、フィン52sの強度を向上できるため望ましい。
また、第1実施形態〜第3実施形態において、フィンアンドチューブ型の室外熱交換器23(熱交換器)の互いに隣接して少なくとも一部に一相の冷媒が流通する段の冷媒管と二相の冷媒が流通する段の冷媒管との間のフィンに平坦部52bと同様の平坦部を配してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、本発明の実施形態のうちいくつか或いはすべてを組み合わせて用いてもよい。
本発明は、フィンアンドチューブ型の熱交換器を備えた空気調和機に利用することができる。
1 空気調和機
2 筐体
3 オープンパネル
4 吸込口
5 吹出口
6 電源コード
8 空気通路
9 送風機
10 室内機
12 縦風向板
13 吹出通路
15 据付板
18 横風向板
20 室外機
22 圧縮機
23 室外熱交換器
24 四方弁
25 膨張弁
50 室内熱交換器
50m メイン部
50s サブ部
51、51a、51b 冷媒管
52 フィン
52a 切起し部
52b 平坦部
52c 挿通孔
55 電磁弁(弁)

Claims (7)

  1. 蛇行により複数段に配列して冷媒が流通する冷媒管と、複数段の前記冷媒管に跨って取り付けられるフィンとを有した熱交換器を備えた空気調和機において、
    前記フィンが、段方向の両端から切り起こした状態の切起し片を隣接する前記冷媒管間に設けた切起し部と、隣接する前記冷媒管間に前記切起し片が非形成の平坦部とを有し、
    互いに隣接して少なくとも一部に一相の冷媒が流通する段の前記冷媒管と二相の冷媒が流通する段の前記冷媒管との間に前記平坦部を配したことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記平坦部を挟む一方の前記冷媒管の冷媒が過冷却域または過加熱域に配されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記熱交換器が室内機に配され、暖房運転時に前記平坦部を挟む一方の前記冷媒管の冷媒が過冷却域に配されることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 過冷却域の互いに隣接する前記冷媒管間に前記平坦部を更に設けたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記過冷却域は、風上側端部または風速が最も遅い箇所に配置されることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 前記過冷却域は、複数の前記熱交換器のうち、前記冷媒管の列数が最も多い前記熱交換器に配置されることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の空気調和機。
  7. 再熱除湿運転時に前記熱交換器の前記冷媒管の流路を絞る弁を備え、
    前記弁を挟む一対の前記冷媒管間に前記平坦部を配したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
JP2017006772A 2017-01-18 2017-01-18 空気調和機 Pending JP2018115809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017006772A JP2018115809A (ja) 2017-01-18 2017-01-18 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017006772A JP2018115809A (ja) 2017-01-18 2017-01-18 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018115809A true JP2018115809A (ja) 2018-07-26

Family

ID=62983729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017006772A Pending JP2018115809A (ja) 2017-01-18 2017-01-18 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018115809A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113348328A (zh) * 2019-02-05 2021-09-03 三菱电机株式会社 空调机
CN116293989A (zh) * 2023-05-23 2023-06-23 泰州库宝制冷设备制造有限公司 一种基于对流降温原理的工业用冷风机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113348328A (zh) * 2019-02-05 2021-09-03 三菱电机株式会社 空调机
CN116293989A (zh) * 2023-05-23 2023-06-23 泰州库宝制冷设备制造有限公司 一种基于对流降温原理的工业用冷风机
CN116293989B (zh) * 2023-05-23 2023-08-22 泰州库宝制冷设备制造有限公司 一种基于对流降温原理的工业用冷风机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6751150B2 (ja) 室内機及び空気調和機
JP2009257709A (ja) 空気調和機
JP6371046B2 (ja) 空気調和機及び空気調和機用熱交換器
JP5447569B2 (ja) 空気調和装置の熱交換器及び空気調和装置
JP6223596B2 (ja) 空気調和装置の室内機
JP5749210B2 (ja) 空気調和機
JP2006343088A (ja) 空気調和機
JPWO2019043771A1 (ja) 熱交換器ユニットおよび冷凍サイクル装置
KR101988034B1 (ko) 공기조화기
JP2018115809A (ja) 空気調和機
JP2009287833A (ja) 空気調和機
JP4947558B2 (ja) ラック冷却システム
CN215001915U (zh) 空调器室内机
CN215808848U (zh) 空调器室内机
JP6614876B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP6678413B2 (ja) 空気調和機
KR100854152B1 (ko) 공기조화시스템
CN214949401U (zh) 空调器室内机
KR100550571B1 (ko) 일체형 공기조화기
JP6486718B2 (ja) 熱交換器
JPH0942706A (ja) 空気調和機
JP2015169358A (ja) 熱交換器
JPWO2019123743A1 (ja) 空気調和機の室内機
CN216976922U (zh) 壁挂式空调室内机及其导风板
JP7137092B2 (ja) 熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201222