JP6084786B2 - 遊技機の電飾構造 - Google Patents

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本発明は、遊技機において光を発する電飾構造に関する。
パチンコ遊技機等においては、遊技の趣向性、躍動感等の演出効果の向上を図って、遊技盤面上に形成される遊技領域の更なる拡大化が求められている。これに伴い、遊技機の前面においては、遊技領域の周辺(外周部)に配置される電飾部分の占有面積が小さくなる傾向にある。そして、小さな電飾部分によって遊技の演出効果を高めるために、種々の工夫がなされている。
例えば、特許文献1の遊技機の前枠においては、遊技盤を視認し得る開口部を開設した枠本体に、多数の発光体が設けられた照明装置を配設することが開示されている。また、枠本体における開口部の外周には、前側に延出する膨出部を設け、この膨出部の先端部に第1の照明装置を設けるとともに、この膨出部の基端部に第2の照明装置を設けている。そして、第1の照明装置によって前側に光を照射し、第2の照明装置によって下側である遊技盤側に光を照射している。
特許4337116号公報
しかしながら、特許文献1の遊技機の前枠においても、光の演出効果を高めるには十分ではない。特許文献1において、第2の照明装置は、遊技者から視認可能な位置にあり、意外性のある演出を行うことができない。そのため、第2の照明装置によっては、光の演出効果を高めることはできない。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、遊技者から視認できない位置に電飾部を設けて、光の演出効果を向上させることができ、小さな電飾設置領域においても趣向性の高い発光構造を構成することができる遊技機の電飾構造を提供しようとして得られたものである。
本発明は、遊技機の前面において、光を発する電飾構造であって、
遊技機の前面の上側位置において、最も前面側に位置するガラス板よりも前方に突出する突出部と、
該突出部の前端部から延出形成され、内面が上記ガラス板に対して斜めに対向し、該ガラス板の上部の一部を覆う覆い部とを有し、
該覆い部における外面側には、外方へ光を照射する外方電飾部が設けられており、
上記覆い部における内面側には、上記ガラス板へ光を照射する内方電飾部が設けられており、
上記突出部における内面側には、下方へ光を照射する第二内方電飾部が設けられており、
上記内方電飾部から照射される光が、上記ガラス板を透過するとともに該ガラス板の前面で反射し、該反射される光が、遊技者に間接的に視認可能になり、さらに上記第二内方電飾部から照射される光が、遊技者に直接的に視認可能になり、かつ上記ガラス板を透過するとともに該ガラス板の前面で反射し、該反射される光が、遊技者に間接的に視認可能になることを特徴とする遊技機の電飾構造にある。
上記遊技機の電飾構造においては、突出部から延出形成された覆い部に、外方電飾部と内方電飾部とを有している。遊技者が遊技を行う際には、外方電飾部から外方へ向けて照射される光により遊技の演出を行うことができる。また、内方電飾部は、覆い部の内面側に設けられていることにより、遊技者が遊技機の前方方向から積極的には直接視認することが困難なように構成されている。そして、内方電飾部から照射される光は、遊技機の前面側で反射され、遊技者は、この反射された光を間接的に視認することができる。このとき、内方電飾部から照射されて遊技機の前面側に映り込む光は、遊技者には、遊技機の前面側にあたかも光が浮上しているかのように見える。
また、内方電飾部が遊技者から積極的には視認されにくい位置に設けられていることにより、その内方電飾部から照射される光は、遊技者にとって発光することが想定されない、遊技機の前面側の領域から、遊技者にとって想定されない発光仕様(間接照射)に基づいて発光される。そのため、電飾部が明確には設けられていない部位が光ることになり、光の演出効果をより高めることができる。なお、ここで覆い部は、突出部から遊技機の前面における中心側(中央側、内方側)に向けて斜めに屈曲形成又は湾曲形成して(又はその他の類似形状に形成して)、遊技機の前面の一部を覆うように、突出部から延出形成されている。この覆い部の形状により、その背面側(裏面領域)には外方から光が入射されにくくなり、影の領域(薄暗い領域)が形成されやすくなる。その結果、内方電飾部から、その影の領域に向けて光が照射されるので、その発光がより鮮明に視認されることとなり、光の演出効果をより高めることができる。また、小さな電飾設置領域(特には、上下方向において狭い設置領域)においても、趣向性の高い発光構造を構成することができる。
実施例1にかかる、遊技機の電飾構造を示す斜視図。 実施例1にかかる、遊技機を示す正面図。 実施例1にかかる、遊技機を示す右側面図。 実施例1にかかる、遊技機を示す左側面図。 実施例1にかかる、遊技機を示す上面図。 実施例1にかかる、遊技機を示す斜め下面図。 実施例1にかかる、遊技機の電飾構造を構成する突出部及び覆い部の周辺を示す断面図。 実施例2にかかる、遊技機を示す正面図。 実施例2にかかる、遊技機を示す側面図。 実施例2にかかる、遊技機の電飾構造を構成する突出部及び覆い部の周辺を示す断面図。 実施例2にかかる、演出ボタンの周辺を示す断面斜視図。 実施例2にかかる、操作ハンドルを示す斜視図。
上述した遊技機の電飾構造における好ましい実施の形態につき説明する。
上記遊技機の電飾構造においては、上記突出部における内面側には、照射した光を、遊技者が直接的に視認可能にするとともに、上記遊技機の前面側で反射させることによって遊技者が間接的に視認可能にする第二内方電飾部が設けられている。
この場合には、内方電飾部から照射される光と、第二内方電飾部から照射される光とが遊技機の前面側に映り込み、これらの光が遊技機の前面側に浮上しているかのような演出効果を生み出すことができる。また、第二内方電飾部から照射される光は、遊技者が直接的に視認可能なようにも照射されるので、その直接光も相まって広い領域において発光が形成されることとなり、更なる光の演出効果を生み出すことができる。
また、上記突出部と上記覆い部とは、上記遊技機の前面における上方の中心部に設けられており、該上方の中心部には、上記突出部と上記覆い部とのいずれか一方、又は両方に跨って、音を出力する音出力部が設けられていてもよい。
この場合には、突出部及び覆い部が設けられた遊技機の上方の中心部から、光(視覚)と音(聴覚)とによる相乗的な演出効果を更に生み出すことができる。また、この場合には、突出部と覆い部とを遊技機の前面における上方の中心部に設けている。そのため、遊技機が設置される遊技場において、通常配設されている天井の蛍光灯等からの光の入射をより効率よく防ぐことができ、上記影の領域の形成を更に効果的に果たすことができる。
以下に、遊技機の電飾構造にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
(実施例1)
本例の遊技機1の電飾構造100は、図1、図7に示すごとく、遊技機1の前面10において光を発することによって遊技の演出を行うものである。この電飾構造100は、遊技機1から前方に突出する突出部25と、突出部25から延出形成された覆い部26とを有している。覆い部26における外面側には、外方へ光Xを照射する外方電飾部3が設けられている。覆い部26における内面側には、遊技機1の前面側(本例ではガラス板13が相当する。)へ光Xを照射する内方電飾部4が設けられている。内方電飾部4から照射される光は、遊技機1の前面側で反射し、この反射した光X1(図3参照)を遊技者が間接的に視認可能になっている。図7において、光の照射を符号Xで示す。
以下に、本例の遊技機1の電飾構造100につき、図1〜図7を参照して詳説する。
図1、図2に示すごとく、本例の遊技機1は、パチンコ遊技機1であり、本例の電飾構造100は、パチンコ遊技機1の前面10の全周に形成される。本例の電飾構造100は、前面10の上側部分、下側部分、左右の部分に、光を照射する発光ダイオード24を配置して、上側電飾部21、下側電飾部22、左右の電飾部23として形成されている。発光ダイオード24は、各電飾部21,22,23が形成される長手方向に沿って、複数個が並べられている。そして、上側電飾部21と下側電飾部22とが、左右の電飾部23によって繋がっており、遊技機1の前面10の全周が発光ダイオード24によって発光する。
また、突出部25と覆い部26とは、遊技機1の前面10における上側電飾部21の中心部に設けられている。突出部25及び覆い部26は、左右から中心に向かうに連れて徐々に前方側への突出量が増加し、左右の中心位置において最も前方側へ突出するように形成されている。
パチンコ遊技機1は、外枠19の前面に取り付けられた本体枠11に遊技盤12を配設し、この遊技盤12の前側をガラス板13で覆って構成されている。本例のガラス板13は、各電飾部4,5から照射される光が反射しやすくするよう、その光反射領域が黒系の半透明に形成されている。そして、ガラス板13の上記光反射領域は、光を透過させるとともに反射させることができるハーフミラーとして機能する。本例においては、ガラス板13が、内方電飾部4から照射した光を反射させる、遊技機の前面側の具体的な部位に相当する。
なお、本例では、図7に示すごとく、2枚のガラス板13が対向して配置された複層ガラスを用いている。ガラス板13におけるハーフミラーとして機能させる領域は、前面側(外側)のガラス板13Aと後面側(内側)のガラス板13Bとの一方又は双方とすることができる。
また、光反射領域は遊技盤12に設けることもできる。この場合には、遊技盤12が、光を反射させる遊技機の前面側に相当することになる。
また、外枠19の下端部に形成される幕板部18も、適宜電飾構造(図示略)によって光を照射するように構成されている。
図3〜図7に示すごとく、本例の突出部25は、遊技機1の前面10から直角に近い状態で前方へ突出している。覆い部26は、突出部25の前端部から遊技機1の前面10における中心側(中央側、内方側)へ向けて斜めに屈曲して、遊技機1の前面10の上方の一部を覆うように形成されている。覆い部26の内面側は、遊技機1のガラス板13に対して斜めに対向している。併せて、本例の覆い部26は、後端側から前端側に向かうに連れて緩やかに曲がる曲面状に形成されている。また、本例の上側電飾部21においては、突出部25から覆い部26に亘る内面側及び外面側の両側の全体が曲面状に形成されている。
突出部25及び覆い部26が設けられることによって、これらと遊技機1の前面10のガラス板13との間には、遊技場の天井に配設される蛍光灯等、遊技機1の周辺の照明等による光の影響を受けにくい空間S1が形成される。この空間S1は、遊技機1の前面10の上部に意図的に影の部分を形成するものである。そして、覆い部26の内面側に設けられた内方電飾部4は、遊技機1に座って前方を見る遊技者から積極的には直接見えにくい位置にある。そして、内方電飾部4の存在は、この内方電飾部4から出射される光がガラス板13に反射したときに明確に遊技者に確認される。
なお、突出部25及び覆い部26の内面側に形成される空間S1には、光の照射以外の演出装置を設けることもできる。この空間S1には、例えば、ホログラムによって立体的に映像を映し出す装置、適宜駆動機構により、空間S1内に向けて進出・退避移動をする可動ギミック等を設けることができる。また、その可動ギミック等に発光装置を設けることもできる。
図3、図7に示すごとく、突出部25における内面側には、遊技機1の前面10における中心側(中央側、内方側)へ向けて光を照射する第二内方電飾部5が設けられている。第二内方電飾部5から照射される光は、前方側へ拡散される部分X2が遊技者から直接的に視認可能になるとともに、後方側へ拡散される部分がガラス板13(遊技機1の前面側)に反射し、この反射した光X3を遊技者が間接的に視認可能となっている。
本例の第二内方電飾部5は、遊技機1の前面10の上側電飾部21から下方に向けて光を出射する。この下方に向けて出射される光は、円錐状に広がって、遊技機1の前に座る遊技者へ直接照射される部分X2があれば、ガラス板13に照射されて反射して遊技者へ間接照射される部分X3もある。
図1、図7に示すごとく、第二内方電飾部5からガラス板13に照射された光X3は、ガラス板13で反射することにより、第二内方電飾部5から直接出射される光X2と対称となる形でガラス板13に反射する。そして、第二内方電飾部5から直接照射される光X2と、第二内方電飾部5から出射されてガラス板13に反射して間接照射される光X3とを合わせて、一つの図柄、模様等を表示することができる。
本例の第二内方電飾部5は、前方側に円弧状に膨らむ半円形状の光を出射するように、発光ダイオード511及び導光体52を配置して構成されている。そして、ガラス板13に反射するときには、前方側に円弧状に膨らむ半円形状の光X2の後方側に、後方側に円弧状に膨らむ半円形状の光X3を演出して、全体で円形状の光の演出を行うことができる。
本例の覆い部26の内面側に設けられた内方電飾部4は、遊技機1の前面10のガラス板13に向けて斜め下方へ光X1を照射するよう構成されている。つまり、光X1は、遊技機1において内方電飾部4よりも後ろ側の位置に配置されている、遊技機1の前面側であるガラス板13に向けて後ろ斜め下方へと照射される。そして、後ろ斜め下方へ照射された光X1は、ガラス板13で反射して、遊技機1の前に座る遊技者へ間接照射される。内方電飾部4から出射されてガラス板13に反射する光X1は、第二内方電飾部5から出射されてガラス板13に反射する光X3の下方に位置する。そして、遊技機1の前に座る遊技者は、内方電飾部4による間接光X1と、第二内方電飾部5による間接光X3とを合わせて視認することができる。
図7に示すごとく、上側電飾部21は、遊技機1の本体枠11の前面に取り付けられる取付部271と、取付部271から曲面状に曲がりながら突出するベース部272と、ベース部272に配設され、発光ダイオード311,411,511が設けられた電子基板31,41,51と、発光ダイオード311,511から出射される光を導光する導光体32,52と、発光ダイオード411,511から出射される光を反射するリフレクタ(反射板)43,53と、外面側において導光体32の表面に配置されるクリアカバー33とを有している。
本例の上側電飾部21における電子基板31,41,51には、外方電飾部3用の発光ダイオード311が設けられた外方電子基板31と、内方電飾部4用の発光ダイオード411が設けられた内方電子基板41と、第二内方電飾部5用の発光ダイオード511が設けられた第二内方電子基板51とがある。外方電子基板31は、ベース部272において突出部25を構成する部分の外面側に配設されている。内方電子基板41は、ベース部272において覆い部26を構成する部分の内面側に配設されている。第二内方電子基板51は、ベース部272において突出部25を構成する部分の内面側に配設されている。
図7に示すごとく、内方電子基板41の発光ダイオード411に対する表面側には拡散レンズ42が設けられており、拡散レンズ42の周りには、リフレクタ43が設けられている。このリフレクタ43に対する表面側には、レンズ44が設けられている。内方電子基板41の発光ダイオード411は、基板面から垂直な方向へ光を出射する向きで配置されている。そして、内方電子基板41の発光ダイオード411から出射される光は、拡散レンズ42、リフレクタ43、レンズ44を介して、遊技機1の前面10のガラス板13へ向けて照射される。また、内方電子基板41の発光ダイオード411は、左右方向に複数並んで配置されており、これによって左右方向に複数並ぶ光の図柄、模様等が演出される。
第二内方電子基板51の発光ダイオード511に対する表面側には導光体52が設けられており、導光体52に対する表面側にはリフレクタ53が設けられている。導光体52の一部は、リフレクタ53に設けられた挿通穴531に挿通されて、露出部521として表面側に露出している。この導光体の露出部521は、前方側に円弧状に膨らむ半円形状の光を演出するよう、径方向に複数に並んで形成されている。第二内方電子基板51の発光ダイオード511は、基板面から垂直な方向へ光を出射する向きで配置されている。そして、第二内方電子基板51の発光ダイオード511から出射される光は、導光体52、リフレクタ53を介して、遊技機1の前面10のガラス板13と遊技機1の前に座る遊技者とへ向けて照射される。
図7に示すごとく、外方電子基板31は、ベース部272において突出部25を構成する部分の外面側であって、基端側(奥側)に配置されている。外方電子基板31の発光ダイオード311は、基板面と平行な方向であって前方側へ光を出射する向きで配置されている。外方電子基板31の発光ダイオード311から出射される光を導光する導光体32は、ベース部272の外面側に沿って、発光ダイオード311の近傍からベース部272の先端側まで設けられている。ベース部272の外面側には、導光体32を通過する光を反射させる反射面273が形成されている。
この導光体32の前後方向の中間位置には切欠(レンズカット)321が設けられており、導光体32に導かれる光は、切欠321の部分で多くが外方へ出射されるようになっている。また、導光体32の外面側には、透明又は半透明の樹脂から形成されたクリアカバー33が配置されている。そして、外方電子基板31の発光ダイオード311から出射される光は、導光体32、クリアカバー33を介して、遊技機1の前側における外方向や遊技機1の前に座る遊技者とへ向けて照射される。
図2、図6に示すごとく、遊技機1の前面10の上方部における左右両側には、スピーカー15が設けられている。この左右のスピーカー15からは、遊技機1の中心側へ音が発せられる。具体的には、スピーカー15は、上側電飾部21と左右の電飾部23との間に位置する上側角部に配置されている。左右の電飾部23は、各スピーカー15が配置される上側角部が、上下方向及び左右方向に対して斜めに傾斜して形成されている。
左右の電飾部23の上側角部の電飾部231における内側面には、スピーカー15から発せられる音を遊技機1の中心側へ通過させるための複数の穴232が形成されている。本例においては、多数の穴232が形成されたパンチングメタルを左右の上側角部の電飾部231の上側角部における内側面に設けることによって、スピーカー15から発せられる音を遊技機1の中心側へ導くよう構成されている。
スピーカー15は、前面側における略半分の部分が、上側角部の電飾部231によって隠される位置に配置されている。スピーカー15の外周側(外方側)の略半分の部分の前方に配置される略半円形状の表面パネルには、パンチングメタルを設けることによって、多数の穴233が形成されている。
スピーカー15から出力される音は、その一部が、上側角部の電飾部231の裏面側に当たって反射され、多数の穴232が形成されたパンチングメタルを通過して、ガラス板13の上方中心部へ向けて出力される。このガラス板13の上方中心部の領域は、上述したように光による演出が表現される領域である。そして、スピーカー15による音の出力構造によって、この上方中心部の領域において間接的な音の発生も可能となる。これにより、この領域において、光(視覚)と音(聴覚)とによる相乗的な演出効果を生み出すこともできる。
図2、図6に示すごとく、遊技機1の前面10における下方部には、遊技球を貯留する球皿が設けられている。そして、球皿の下面部には、突出部25及び覆い部26による上方部と同様の突出形状221が形成されている。この下方部においても、突出部25及び覆い部26の外面側には、外方電飾部3Xが設けられている。下方部における外方電飾部3Xから照射される光は、球皿に対する下方に配置される球箱内に貯留される多数の遊技球に反射して、遊技者に間接的に視認させることができる。
また、突出形状221の前面部の中央には、球皿における上皿(図示略)から遊技球を抜き出すときに遊技者が操作する球抜きボタン222と、球皿における下皿(図示略)から遊技球を抜き出すときに遊技者が操作する球抜きボタン223とが、上下に隣接して設けられている。上皿用の球抜きボタン222が上側に、下皿用の球抜きボタン223が下側に設けられている。このような球抜きボタン222,223のレイアウトにすることにより、球抜きしたい方の球皿の球抜きボタン222,223を、遊技者が直感的に認識する機能を持たせつつ、趣向性のあるデザインを実現することができる。
また、図4、図6に示すごとく、遊技機1の下側電飾部22と左右の電飾部23との間に形成された下側角部において、左側の下側角部には、上側の2つのスピーカー15の部分と同じ意匠(外観)のダミーのパンチングメタル15Aが配置されている。ダミーのパンチングメタル15Aは、外観のためにのみ設けられており、音が出力されない。ダミーのパンチングメタル15Aを設けることにより、遊技機1全体の意匠(外観)に統一感を持たせることができ、遊技機1全体の意匠性を向上させることができる。また、右側の下側角部には、遊技盤12の遊技領域へ発射する遊技球の発射強度を調節する操作ハンドル16が設けられている。
本例の操作ハンドル16は、図2、図3に示すごとく、遊技機1の前側から筒状に突出する筒状突出部161と、筒状突出部161の内周側に配置され、遊技者によって回動操作される回動操作部162とを有している。筒状突出部161の外周における上面部から左側面部にかけての領域には、左右における右側部の電飾部23と下側電飾部22とを連結するように、帯形状を有し、光を照射する電飾部163が設けられている。
また、遊技機1の前面10のガラス板13よりも下方の位置には、液晶装置、発光ダイオード等によって種々の表示を行うための表示部14が設けられている。
また、図3に示すごとく、本例の遊技機1においては、前側意匠の向上を目的として、通常は遊技機1の前面側における下方右側端部に配設される施錠装置の鍵挿入部(シリンダ錠部)111を、遊技機1の右側面の下方位置に配設している。
本例の遊技機1の電飾構造100においては、突出部25から延出形成された覆い部26に、外方電飾部3と内方電飾部4とを有しており、突出部25に第二内方電飾部5を有している。
遊技者が遊技を行う際には、外方電飾部3から照射される光により遊技の演出を行うことができる。また、内方電飾部4は、覆い部26の内面側に設けられていることにより、遊技者から積極的には直接視認することができないように構成されている。そして、内方電飾部4から照射される光は、遊技機1の前面側のガラス板13で反射され、遊技者は、この反射された光X1を間接的に視認することができる。このとき、内方電飾部4から照射されて遊技機1のガラス板13に映り込む光X1は、遊技者には、遊技機1の前面側にあたかも光が浮上しているかのように見える。また、内方電飾部4が遊技者から視認できない位置に設けられていることにより、遊技者の意表をついて出現する光の演出効果をより高めることができる。
また、遊技機1に座った遊技者は、第二内方電飾部5が突出部25の内面側に設けられていることにより、光X2を直接視認することができる。また、第二内方電飾部5から照射される光は、遊技機1の前面側のガラス板13で反射され、遊技者は、この反射された光X3を間接的に視認することができる。
このように、本例においては、内方電飾部4から照射された光X1と、第二内方電飾部5から照射された光X3とが遊技機1のガラス板13に映し出され、遊技の演出効果を一層高めることができる。そして、小さな電飾設置領域(特には、上下方向において狭い設置領域)においても、趣向性の高い発光構造を構成することができる。
なお、本例においては、突出部25と覆い部26とで構成された電飾構造100を、遊技機1の上側電飾部21に設けた。電飾構造100は、これ以外にも、左右の電飾部23や、球皿等の機能に影響を与えない範囲で下側電飾部22等の部位に設けることができる。
(実施例2)
本例は、上記実施例1に示した遊技機1の電飾構造100の別の態様を示す例である。
本例の電飾構造100は、図8、図9に示すごとく、上側電飾部21と下側電飾部22とを左右の電飾部23によって繋いで、遊技機1の前面10の全周に電飾部分を有することは実施例1と同じである。また、上側電飾部21、下側電飾部22及び左右の電飾部23の全周から光が照射される点は、実施例1と同様である。また、本例の左右の電飾部23は、横方向から見て、上下方向の中間部分が前方へ突出するように曲線状に形成されている。
また、上側電飾部21と下側電飾部22とは、左右の電飾部23よりも大きく前方へ突出して形成されている。また、上側電飾部21が設けられた上方部と、下側電飾部22が設けられた下方部とは、左右の側部から伸びる補強部17によって支えられている。
図9、図10に示すごとく、本例の遊技機1においても、突出部25と覆い部26とは、上側電飾部21に設けられており、覆い部26の外面側には外方電飾部3が設けられているとともに、覆い部26の内面側には内方電飾部4が設けられている。本例の電飾構造100においては、突出部25の内面側に第二内方電飾部5として、突出部25の基端部の内周側の位置に、前面電飾部6が設けられている。
前面電飾部6は、発光ダイオード611が設けられた前面電子基板61と、発光ダイオード611に対する側方に配置されたリフレクタ62Aと、発光ダイオード611に対する前方に配置されたリフレクタ62Bと、前面電子基板61、リフレクタ62A,62Bを保護するためのカバー部として表面部に配置されたハーフミラー63とによって構成されている。ハーフミラー63は、光を透過させるとともに反射させる性質を有している。
ハーフミラー63とリフレクタ62とは、発光ダイオード611の発光方向に対して傾斜する状態で、互いに略平行に配置されている。そして、発光ダイオード611から出射される光は、一部がハーフミラー63を通過するとともに残部がハーフミラー63を反射してリフレクタ62に導かれる。また、リフレクタ62によって反射する光は、一部がハーフミラー63を通過するとともに残部がハーフミラー63を反射してリフレクタ62に導かれる。以降、光の強度に応じて、ハーフミラー63の通過と反射とが繰り返される。これにより、前面電飾部6から照射される光は、奥行方向へ複数段に光が分散され、あたかも奥行方向に向かって複数段に発光ダイオード611による光が存在するかのような演出をすることができる。
また、リフレクタ62A,62Bに反射した光は、ガラス板13側へ向けて照射される。そして、この光も上記と同様に、発光ダイオード611による光が奥行方向に向かって複数段に存在するかのように発光する。そして、この発光がガラス板13の上方で反射されることにより、ガラス板13の上方においても上記と同様の光の演出を行うことができる。
また、図8に示すごとく、前面電飾部6は、左右の電飾部23の内面側にも設けられている。そして、左右の電飾部23に対する中心側(内面側)であって、ガラス板13に対する左右の位置にも、ハーフミラー63の通過と反射との繰り返しにより、奥行方向へ複数段に光が分散され、あたかも奥行方向に向かって複数段に発光ダイオード611による光が存在するかのような演出をすることができる。
図10に示すごとく、本例の上方部の覆い部26における左右方向の中心位置には、スピーカー装置(音出力部)15Cが設けられている。このスピーカー装置15Cは、音Fを反射させる反射板151と、反射板151の両側に配置された一対の出力コーン部152A,152Bとを有している。スピーカー装置15Cは、反射板151を間に挟んで、覆い部26の外面側に一方の出力コーン部152Aが位置し、覆い部26の内面側に他方の出力コーン部152Bが位置する状態で配置されている。そして、一対の出力コーン部152A、152Bは、その音出力部位(コーン部)が、反射板151を間に挟んで対向するように配置されている。スピーカー装置15Cは、一対の出力コーン部152A、152Bから出力される音Fを、反射板151によって反射させ、この反射板151の側方の全周(360°)へ向けて出力する。
内面側の出力コーン部152Bに対する表面側(内面側)には、内方電飾部4(4A)として、発光ダイオード411A,412Aが設けられた内方電子基板41Aが配置されている。発光ダイオード411Aは高輝度タイプの発光ダイオードであり、内方電子基板41Aの略中心部に配置されている。また、発光ダイオード411Aの周りには末広がり状に形成された筒状のリフレクタ43Aが配置されている。そして、リフレクタ43Aの外周には、複数の発光ダイオード412Aがリング状に配置されている。発光ダイオード411A,412Aに対する表面側には、開口部431を塞ぐように拡散レンズ42Aが設けられている。この内方電飾部4Aは、遊技機1のガラス板13に向けて照射され、このガラス板13の上部の中心位置において円形状に浮かび上がる光を演出する。
また、覆い部26の内面側であって内面側の出力コーン部152Bの周りにも、内方電飾部4(4B)として、リング状に複数の発光ダイオード411Bが設けられた内方電子基板41Bが配置されている。そして、発光ダイオード411Bに対する表面側には、開口部431を塞ぐように拡散レンズ42Bが設けられている。また、拡散レンズ42Bの表面側であり、発光ダイオード411Bの内周位置には、リフレクタ43Bがリング状に配置されている。
また、図示はしないが、覆い部26の内面側であって内面側の出力コーン部152Bに対する左右両側の位置にも同様に、内方電飾部4Bとして、発光ダイオード411Bが設けられた内方電子基板41B、リフレクタ43B及び拡散レンズ42Bが設けられている。これらの内方電飾部4A,4Bは、遊技機1のガラス板13に向けて光を照射し、このガラス板13の上部において、中心位置に円形状に浮かび上がる光と、その周辺及び左右両側において広がる光とを演出する。
また、図10に示すごとく、外面側の出力コーン部152Aに対する表面側(外面側)には、外方電飾部3(3A,3B)として、発光ダイオード311A,311Bが設けられた外方電子基板31A,31B、導光体32A,32B、リフレクタ33B、及び拡散レンズ34Bが設けられている。外方電飾部3は、外面側の出力コーン部152Aの円形状に沿って、内周側位置と外周側位置とにおいて円形状の光を演出する。
内周側位置の外方電飾部3Aは、発光ダイオード311Aが設けられた外方電子基板31Aと、発光ダイオード311Aの表面側に配置された導光体32Aとを有している。また、外周側位置の外方電飾部3Bは、発光ダイオード311Bが設けられた外方電子基板31Bと、発光ダイオード311Bの表面側に配置された導光体32Bと、導光体32Bの表面側に設けられた拡散レンズ34Bとを有している。
このように、本例の遊技機1においては、その上方部の覆い部26にスピーカー装置15Cを別途設けている。そのため、遊技機1の上方の中心部から、光(視覚)と音(聴覚)とによる相乗的な演出効果を更に生み出すことができる。
なお、スピーカー装置15Cは、覆い部26の領域に配設する以外にも、突出部25の領域に、又は、突出部25と覆い部26とに跨る領域に配設することもできる。
また、図8に示すごとく、本例の遊技機1の下方部における外面側の左右方向の中心位置には、上方部に設けられたスピーカー装置15Cと同様の構造のスピーカー装置15Dが設けられている。そして、このスピーカー装置15Dが設けられた下方部の外面側には、外方電飾部3A,3Bが形成されている。
図8、図9に示すごとく、本例の遊技機1は、球皿を有しておらず(遊技球が遊技機の外に排出されず)、遊技球が内部で循環する封入式パチンコ機である。遊技機1の前面10においてガラス板13に対する下方位置には、遊技機1の左右方向の比較的広い領域にわたって、平皿形状の演出電飾部8が設けられており、この演出電飾部8の中央部には、適宜遊技演出時において押込み操作をする演出ボタン7が設けられている。
図11に示すごとく、本例の演出ボタン7は、筒状ケース71と、筒状ケース71内において押込み操作するボタン部72と、ボタン部72の奥側に配置された圧縮バネ74とを有している。ボタン部72は、筒状ケース71内に圧縮バネ74を挟み込んで配置されている。ボタン部72の表面にはレンズ73が設けられており、レンズ73の内部には、発光ダイオード811が設けられた電子基板81と、発光ダイオード811の表面側に配置された導光体83とが設けられている。
演出電飾部8は、複数の発光ダイオード811が設けられた電子基板81と、発光ダイオード811に対する表面側に設けられ、凸形状の拡散レンズが形成された導光板83と、保護カバー84とを有している。保護カバー84はハーフミラーで形成されている。
電子基板81、導光板83は、演出装飾部8におけるケース80内に配置されており、ケース80内において、導光板83の上面側には、光によって種々の図柄、模様が表示される表示板85が配置されている。
表示板85は、ケース80内の下面部のほぼ全領域を覆うように形成されている。表示板85は透光性を有する板部材で形成されており、その下面側にはメッキ等により鏡面加工(リフレクタ)が施されている。そして、その鏡面加工された部分における下面の適宜箇所にカットを施すことにより、表示板85の表面に種々の図柄、模様を形成している。
そして、発光ダイオード811が発光すると、拡散レンズによりその光が拡散されて、導光板83の全領域に光が導光される。導光された光は、導光板83の表面側へ向けて照射される。
また、導光板83の表面側へ照射された光は、表示板85に形成されたカットを通過して保護カバー84へと(遊技機の外方向へ向けて)照射される。これにより、表示板85上に形成された種々の図柄、模様が、光によって写し出されることとなる。また、保護カバー84はハーフミラーで形成されているので、光の一部がハーフミラーを通過して遊技機の外部へ照射されるとともに、光の残部がハーフミラーに反射されて鏡面加工(リフレクタ)が施された表示板85へと導かれる。表示板85へと導かれた光は、表示板85の下面のリフレクタで反射され、再度保護カバー84へ向けて照射される。
以降、光の強度に応じて、上記保護カバー84のハーフミラーにおける光の通過と反射とが繰り返される。これにより、演出電飾部8から照射される光は、奥行方向へ複数段に分散され、あたかも奥行方向に向かって複数段に種々の図柄、模様が存在するかのような表示演出を行うことができる。
表示板85の表面側の内周位置(中央位置)には、演出ボタン7の筒状ケース71に対する外周側に対向する位置に、外周面に意匠性のある発光面を設けた筒形状の導光体83Aが設けられている。導光体83Aの下端部の全周には外方向に向けて突出する鍔部832が形成されている。導光体83Aには、上記発光ダイオード811から光が供給される。
そして、表示板85の内周位置(中央位置)には、円形状の開口穴850が形成されており、開口穴850の周縁部851の下面部が、鍔部832の上面部に当接している。また、表示板85の表面側の外周位置の全周には、内周面に意匠性のある発光面を設けた立壁形状の導光体83Bが設けられている。導光体83Bには、ケース80の外周部の内面側に設けられた発光ダイオード811Aから光が供給される。
図11に示すごとく、本例の表示板85の表面側の内周位置と外周位置とに設けられた導光体83A,83Bの発光面には、ハニカム形状の溝(カット)831が形成されている。そして、発光ダイオード811、811Aが発光したときには、表示板85の表面側に向けてハニカム状の光の模様が表現される。
また、本例の演出電飾部8における導光体83Aは、アクチュエータ86によって駆動されて、上下方向に若干移動するよう構成されている。
導光体83Aと演出ボタン7の筒状ケース71との間には、隙間S2が形成されており、表示板85の外周位置の導光体83Bは、ケース80に固定されている。また、表示板85の外周側部分852は、導光体83Bに形成された凹部に嵌り込んで固定されている。そして、導光体83A及びこの導光体83Aの鍔部832の上面部に当接している表示板85の開口穴850の周縁部851は、アクチュエータ86による駆動力を受けて表面側に押されて上方移動するようになっている。
本例のアクチュエータ86は、モータ86によって構成されており、モータの出力軸には、カム板87が設けられている。カム板87において出力軸の軸方向先端側の表面は、周方向における各部の高さが若干変化している。カム板87の表面には、当接部材88の当接部881が当接しており、当接部材88には、導光体83Aの裏面側に取り付けられた支柱部89が設けられている。
図11に示すごとく、モータ86によってカム板87が回転し、カム板87の表面の高い部位が当接部材88の当接部881に当接するときには、カム板87の表面によって当接部材88が表面側に押される(上方移動する)。このとき、当接部材88とともに、導光体83A、及び表示板85の開口穴850の周縁部851が表面側に押される(上方移動する)。このとき、表示板85の外周側部分852はケース80に固定されているので、周縁部851が撓むように変形して表面側に押される。
また、モータ86によってカム板87がさらに回転し、カム板87の表面の低い部位が当接部材88の当接部881に対向すると、導光体83Aや当接部材88等の自重による下方向への力や、撓んだ表示板85が元の状態に戻ろうとする復元力等により、カム板87の表面と当接部材88の当接部881との当接状態が維持される。これにより、導光体83A及び当接部材88が元の位置に戻り(下方移動し)、併せて、表示板85も撓み変形を解消しながら元の状態に戻る(下方移動する)。そして、モータ86の回転を連続して行うことにより、導光体83A、及び表示板85の開口穴850の周縁部851が上下移動を繰り返す。
これにより、表示板85の全体が盛り上がるように上下動を繰り返すこととなり、表示板85上に形成された種々の図柄、模様も、これに併せて盛り上がるように上下動を繰り返すこととなる。そして、保護カバー84のハーフミラーによる複数段反射とも相まって、光による演出効果をよりダイナミックに表現することができる。
図12に示すごとく、本例の遊技機1の操作ハンドル16Aは、遊技機1の前面パネルに固定される本体部164と、本体部164に対して回動操作可能な回動操作部167とが、いずれも回動中心の回りに均一な形状(シンメトリな形状)に形成されている。具体的には、本体部164は、周方向に等間隔に設けられた複数(本例では、120°間隔で3つ)の脚部165の先端部に、半球形状のキャップ166を設けて構成されている。回動操作部167は、脚部165同士の間に形成された複数(本例では3つ)の空間S3に配置される複数(本例では3つ)の突起部168を、周方向に等間隔(120°間隔)に外周側に設けて構成されている。
そして、遊技者が操作ハンドル16Aを操作するときには、突起部168に指をかけて、操作ハンドル16Aを時計方向に回動操作させる。この回動操作量に応じて、遊技球の発射強度が決定される。なお、操作ハンドル16Aは、バネ等の付勢部材により反時計方向に回動付勢されている。
また、3つの突起部168が、それぞれ3つの脚部165に当接して停止されることにより、操作ハンドル16Aの初期位置(発射操作停止状態)が決定される。そして、遊技者は遊技をするときには、本体部164の一部として固定設置されている脚部165と、回動操作させた突起部168との間に形成される隙間に、自らの指を挟み込ませることができる。これにより、突起部168の保持位置を所望とする位置に容易に位置決めさせることができ、狙いとする発射強度の回動位置に回動操作部167を維持しやすくすることができる。
本例においても、遊技機1の電飾構造100のその他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
1 遊技機
10 前面
25 突出部
26 覆い部
3 外方電飾部
4 内方電飾部
5 第二内方電飾部

Claims (2)

  1. 遊技機の前面において、光を発する電飾構造であって、
    遊技機の前面の上側位置において、最も前面側に位置するガラス板よりも前方に突出する突出部と、
    該突出部の前端部から延出形成され、内面が上記ガラス板に対して斜めに対向し、該ガラス板の上部の一部を覆う覆い部とを有し、
    該覆い部における外面側には、外方へ光を照射する外方電飾部が設けられており、
    上記覆い部における内面側には、上記ガラス板へ光を照射する内方電飾部が設けられており、
    上記突出部における内面側には、下方へ光を照射する第二内方電飾部が設けられており、
    上記内方電飾部から照射される光が、上記ガラス板を透過するとともに該ガラス板の前面で反射し、該反射される光が、遊技者に間接的に視認可能になり、さらに上記第二内方電飾部から照射される光が、遊技者に直接的に視認可能になり、かつ上記ガラス板を透過するとともに該ガラス板の前面で反射し、該反射される光が、遊技者に間接的に視認可能になることを特徴とする遊技機の電飾構造。
  2. 請求項に記載の遊技機の電飾構造において、上記突出部と上記覆い部とは、上記遊技機の前面の上側位置における中心部に設けられており、
    該中心部には、上記突出部と上記覆い部とのいずれか一方、又は両方に跨って、音を出力する音出力部が設けられていることを特徴とする遊技機の電飾構造。
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