JP2004065647A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所要の大きさのスピーカ3を、その開口部が遊技機本体2の上部前面部に位置するように設けるとともに、遊技機本体2の上部前面部に、前記スピーカ3の前面開口部を囲繞して光透過性を有する筒状カバー4を突出させて装着し、筒状カバー4の内側に沿って発光体6を配置し、この筒状カバー4の前面開口部を、放音孔を有する防護カバー5で被って遊技機を構成する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機、スロットマシンなど各種の遊技機に関するもので、より具体的には、玉の入賞によって大当たりが発生したとき、遊技者に大当たりが発生したことを音と光で知らしめ、雰囲気を盛り上げると同時に、従業員に対しても、大当たりが発生したことを効果的に知らしめることのできる遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機は、一般的に、遊技機本体の上部又は遊技機本体を装着するための木製枠体の上部に、大当たりが発生したことを遊技者ならびに従業員に知らせるために、電飾装置が設けられているが、この電飾装置の多くは、複数の発光体と、この発光体を被う半透明のレンズ効果を奏するカバーとから構成されている。
【0003】
この電飾装置は、当該遊技機の状況を従業員や遊技者に報知する機能を有するとともに、店内の雰囲気を盛り上げる効果を有するもので、電飾装置を点滅させることによって、より趣向性を高めるよう配慮されているもので、種々のものが提案され、実用化されている。
【0004】
一方、このパチンコ遊技機には、前記電飾装置の他に、遊技者をより奮い立たたせ、店内の雰囲気を盛り上げるために、スピーカが組込まれているが、その取付け位置は機種によって異なるものの、おおむねパチンコ遊技機の左右の上部又は操作用ハンドルと反対側の部位、あるいは玉受皿の中などに設置されているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
遊技の状況を遊技者自身に、あるいは従業員に知らせる電飾装置や、雰囲気を盛り上げるためのスピーカにおいて、電飾装置の多くは、前記のように電球又は発光ダイオードなどからなる複数の発光体と、この発光体を被う半透明のレンズ効果を奏するカバーとから構成されているので、発光体から発せられた光の大部分は、カバーの前面部から外部に照射され、正面に着座する遊技者には明瞭に認識されるものの、遊技の邪魔にならないように、当該パチンコ遊技機の列の端に佇むことの多い従業員には、当該電飾装置が点灯又は点滅しているか否かを容易に判断することが難しいという問題があった。
【0006】
また、スピーカは、パチンコ遊技機自体の大きさが一定であるとともに、パチンコ遊技機を構成する必要な部品がきわめて多いので、取付け位置が自ずと限定され、遊技者には聴き取り難く、しかも口径の小さなスピーカしか取付けることができないので、音響効果を増進させるには、複数のスピーカを必要とし、設備費を高騰させるおそれがあった。
【0007】
この発明はかかる現状に鑑み、パチンコ遊技機の列の端に位置する従業員からも、電飾装置の点滅乃至点灯が容易に認識することができ、しかも遊技者が、最適の位置で効果音を聴取することのできる遊技機を提供せんとするものである。
【0008】
前記の目的を達成するため、この発明の請求項1に記載の遊技機は、
所要の大きさのスピーカを、その開口部が遊技機本体の上部前面部に位置するように設けるとともに、遊技機本体の上部前面部に、前記スピーカの前面開口部を囲繞して光透過性を有する筒状カバーを突出させて装着し、
前記筒状カバーの内側に沿って発光体を配置し、この筒状カバーの前面開口部を、放音孔を有する防護カバーで被ったこと
を特徴とする遊技機である。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の遊技機において、
前記スピーカは、振動板が楕円形であること
を特徴とするものである。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の遊技機において、
前記スピーカは、振動板が平面状であること
を特徴とするものである。
【0011】
また、請求項4に記載の発明は、
請求項1に記載の遊技機において、
前記スピーカは、振動板が横長の平面状で、複数の磁気回路部によって駆動されるものであること
を特徴とするものである。
【0012】
また、請求項5に記載の発明は、
請求項3又は4に記載の遊技機において、
前記振動板は、表面が鏡面処理されていること
を特徴とするものである。
【0013】
また、請求項6に記載の発明は、
請求項1に記載の遊技機において、
前記筒状カバーは、
半透明なアクリル樹脂製の短筒体からなるものであって、基端内周部に前記スピーカのフレームの開口部を受入れる係合部を有するとともに、先端内周部に沿って所要幅のフランジを有し、かつ前記防護カバーの装着部を有すること
を特徴とするものである。
【0014】
また、請求項7に記載の発明は、
請求項1に記載の遊技機において、
前記発光体は、
複数の豆電球もしくは発光ダイオード、又は発光管であること
を特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる遊技機の、好ましい実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明するが、この発明は、遊技機本体の上部にスピーカを配置し、このスピーカの開口部を囲繞して光透過性の筒状カバーを突出状態で設け、この筒状カバーの内部に設けた発光体の光を、筒状カバーを介して側面方向からも容易に視認できるよう構成したことを要旨とするもので、この要旨を変更しない範囲内において、遊技機本体の構造を種々変更することができる。
【0016】
この発明にかかる遊技機1は、図1及び図2から明らかなように、遊技機本体2の上部中央に、開口部が前面に位置するようにして所要の大きさのスピーカ3を配置するとともに、このスピーカ3の前面の開口部に沿って光透過性の筒状カバー4を、遊技機本体2の上部中央から突出するように設けるとともに、この筒状カバー4の前面部に防護カバー5を設け、前記筒状カバー4の内側に沿って設けた発光体の光を、筒状カバー4から主に上下左右方向に照射するよう構成されたものである。
【0017】
より具体的に説明すると、図3に示すように、スピーカ3は、コーン形状の振動板31を有するもので、取付け部位が比較的スペースのある場合には、円形のスピーカであっても大きな口径のものを使用することができるが、上下方向が幅狭の場合には楕円形であることが好ましく、このスピーカ3は、基本的には、ポール32を有するボトムヨーク33、マグネット34及びトッププレート35からなる磁気回路と、この磁気回路の上面部に保持されるフレーム36、ボイスコイル37、ダンパー38から構成され、フレーム36の前面外周部が遊技機本体2の上部中央に顕出するよう、適宜手段によって固定されるとともに、その周縁部に沿って筒状カバー4を設けたものである。
【0018】
この筒状カバー4は、光を透過させることのできる合成樹脂材料、より具体的には、半透明のアクリル樹脂で一体成型したもので、短い円筒体からなり、その基端部の内周部に、前記スピーカ3のフレーム36の前面外周部を受入れるための係合部がリング状に形成されるとともに、先端開口部の内側に沿って所要幅のフランジ41が一体的に形成され、かつ防護カバー5を装着するための凹状の装着部42が設けられたものである。
【0019】
なお、前記筒状カバー4は、レンズ効果が生ずる加工を施されたものが好ましく、光をより効果的に四周に拡散することができ、この筒状カバー4の前面部に装着する防護カバー5は、振動板31からの音を場内に放音することができるものであれば、特段の制限はないが、容易に入手でき、かつ加工の容易性からはパンチンングメタルが好ましい。
【0020】
また、この筒状カバー4の内側に設けられる発光体6は、豆電球又は発光ダイオードの複数を、筒状カバー4に沿ってリング状に配置するものであるが、径の小さな細長い発光管を使用することもできるもので、筒状カバー4に沿ってリング状に配置することによって、その光を、筒状カバー4を介して四周に放射することができ、パチンコ遊技機の列の端に位置する従業員からも容易に視認することができ、同時に放音孔を通じて前面部にも光が照射される。
【0021】
図4は、この発明の遊技機におけるスピーカの他の例を示し、このスピーカ10は振動板11を平面型とし、この振動板11の表面を鏡面処理してリフレクタとすることによって、発光体6の正面からの放射をより効率的にしたもので、前記振動板11は、ポール12を有するボトムヨーク13、マグネット14及びトッププレート15からなる磁気回路のギャップに配置されたボイスコイル16によって駆動されるものである。
【0022】
なお、図4において、2は遊技機本体、17はこの遊技機本体2に固着されたフレーム、18はダンパー、4は遊技機本体2上に顕出したフレーム17の開口部を囲繞して設けられた光透過性の筒状カバー、6は前記筒状カバーの内側に沿って配置された径の小さな管状の発光体、5は防護カバーを示し、これら各部材は、図3のものと基本的に同一の構造を有するものである。
【0023】
図5に示されるスピーカ20は、この発明の遊技機に適用されるスピーカのさらに他の例を示すもので、振動板21の形状を、図4に示す平面型の振動板11よりもさらに横長とし、この横長で、表面が鏡面処理された平面型の振動板21の両端部を、2つのボイスコイル22,23で駆動するよう構成されたもので、遊技機本体2上に顕出したフレーム24の開口部を囲繞して光透過性の筒状カバー4と、この筒状カバー4の内側に沿って径の小さな管状の発光体6を設けるとともに、その先端開口部に防護カバー5を取付ける点は、前記の実施例と同様である。
【0024】
かかる平面振動板は、遊技機にスピーカを取付けるに際し、スピーカ自体を薄型にすることができる点で、コーン型のスピーカに比べて優位性があり、音圧特性の乱れがなく、平坦にできる。
【0025】
なお、コーン型のスピーカを使用する場合、図3においては、1つのスピーカを遊技機本体の中央部に配する構成を採用しているが、2つのコーン型のスピーカを所定の間隔を存して左右に配置し、これらスピーカの開口部を囲繞するようにして横長の筒状カバーを設けてもよいことは当然である。
【0026】
【発明の効果】
この発明の遊技機は、遊技機本体の上部中央にスピーカを配置しているので、遊技者の正面中央に音源が位置し、スピーカから流れる効果音などを最良の状態で聴取することができ、従来のスピーカよりも大きなスピーカを使用することが可能となる。
【0027】
また、この発明の遊技機は、遊技機本体に顕出するスピーカの開口部に沿って光透過性の筒状カバーを設けるとともに、その内側に沿って発光体を配置しているので、発光体の光は、筒状カバーの側面から上下左右方向に照射されるので、遊技機の列の端にいても、当該遊技機が大当たりしていることを従業員は容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる遊技機の一例を示す側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】この発明の遊技機に使用するスピーカの一例を示す概略説明図である。
【図4】この発明の遊技機に使用するスピーカの他の例を示す概略説明図である。
【図5】この発明の遊技機に使用するスピーカの、さらに他の例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 遊技機
2 遊技機本体
3 スピーカ
4 筒状カバー
5 防護カバー
6 発光体
Claims (7)
- 所要の大きさのスピーカを、その開口部が遊技機本体の上部前面部に位置するように設けるとともに、遊技機本体の上部前面部に、前記スピーカの前面開口部を囲繞して光透過性を有する筒状カバーを突出させて装着し、
前記筒状カバーの内側に沿って発光体を配置し、この筒状カバーの前面開口部を、放音孔を有する防護カバーで被ったこと
を特徴とする遊技機。 - 前記スピーカは、
振動板が楕円形であること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記スピーカは、
振動板が平面状であること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記スピーカは、
振動板が横長の平面状で、複数の磁気回路部によって駆動されるものであること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 振動板は、
表面が鏡面処理されていること
を特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機。 - 前記筒状カバーは、
半透明なアクリル樹脂製の短筒体からなるものであって、基端内周部に前記スピーカのフレームの開口部を受入れる係合部を有するとともに、先端内周部に沿って所要幅のフランジを有し、かつ前記防護カバーの装着部を有すること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記発光体は、
複数の豆電球もしくは発光ダイオード、又は発光管であること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002230039A JP2004065647A (ja) | 2002-08-07 | 2002-08-07 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002230039A JP2004065647A (ja) | 2002-08-07 | 2002-08-07 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004065647A true JP2004065647A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32016232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002230039A Pending JP2004065647A (ja) | 2002-08-07 | 2002-08-07 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004065647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014004044A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mrd Co Ltd | 遊技機の電飾構造 |
-
2002
- 2002-08-07 JP JP2002230039A patent/JP2004065647A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014004044A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Mrd Co Ltd | 遊技機の電飾構造 |
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