JP6083115B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクを吐出する記録ヘッドを備え所定の方向に移動可能なヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを収容し、装置外郭を成すハウジングと、前記ハウジングの外側に設けられるインクタンクと、前記インクタンク内のインクを前記記録ヘッドへと導く、可撓性を有するインクチューブであって、前記ヘッドユニットの前記移動に伴って追従変形する変形可動部を有するインクチューブとを備えた構成のインクジェットプリンター等の記録装置に関するものである。
インクジェットプリンター等の記録装置には、ハウジング(プリンター本体)の外部にインク貯留部となるインクタンクを備えた記録装置が下記の特許文献1、2に示すように既に存在している。
このような記録装置では、記録ヘッドを備えるヘッドユニットから延設されたインクチューブをハウジングの側面に形成した穴部等から外部に延出され、当該壁面の外部に設けられるインクタンクの接続部に対して接続するという構造が採られている。
また、下記の特許文献3に示すようにハウジングの内部にメインタンクとサブタンクの二つのインクタンクを備え、該メインタンクとサブタンクとをインクチューブで接続した着脱可能なインク供給装置も開発されている。
国際公開W02009/119084公報 特開2005―001284号公報 特開2007―144905号公報
しかしながら、前記特許文献1、2に示すように、インクタンクをハウジングの外部に備える記録装置の場合には、インクタンクの接続部に接続されているインクチューブを取り外さなければ、前記ヘッドユニットにインクを供給しているインク供給系の諸部材をハウジングから取り外すことができない。
従って、インク供給系の諸部材に不具合があった場合の修理や部品交換等の際において、インク供給系の諸部材をハウジングから取り外す必要が生じた場合には、インクタンクの接続部に接続されているインクチューブを一旦取り外さなければならなかった。そのため、該インクチューブを取り外す際に生ずるインクチューブ内へのエアの混入が問題になっていた。
この場合、前記特許文献3のようにインクチューブを取り外すことなくインク供給装置毎に一体でハウジングからインク供給装置を取り外すことができれば、前記インクチューブ内へのエアの混入の問題は生じない。
しかし、特許文献1、2に示すように、インクタンクをハウジングの外部に備える記録装置の場合には、特許文献3の発明では対応することができない。
本発明の目的は、インクタンクをハウジングの外部に備える記録装置においてインク供給系の修理や部品交換等の際に、インクチューブをインクタンクの接続部から取り外すことなく、インク供給系の構成部材を一体でハウジングから取り外し、また一体でハウジングに取り付けることができる記録装置を提供することにある。
本発明に係る記録装置の第1の態様は、インクを吐出する記録ヘッドを備え所定の方向に移動可能なヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを収容し、装置外郭を成すハウジングと、前記ハウジングの外側に設けられるインクタンクと、インクが収容されたインク収容部から送られるインクを前記記録ヘッドへと導き、前記ヘッドユニットの前記移動に伴ってU字反転部を介して追従変形する変形可動部を有するインクチューブと、前記ハウジングの側面に設けられ、前記インクチューブの前記インクタンク側の部分を該ハウジングの外部に通すチューブ用貫通部であって、前記インクチューブに前記アダプターと前記インクタンクとが一体に接続された状態で該インクチューブを取り外し可能に受け入れるチューブ用貫通部と、を備える。
本態様によれば、チューブ用貫通部が前記インクチューブに前記アダプターと前記インクタンクとが一体に接続された状態で該インクチューブを取り外し可能に受け入れる。即ち、インクチューブが接続されるアダプターとインクタンクを一体のインク供給ユニットとして取り扱うことができる。従って、インクタンクをハウジングの外部に備える記録装置においてインク供給系の修理や部品交換等の際に、インクチューブをインクタンクの接続部から取り外すことなく、前記インク供給ユニットを一体でハウジングから取り外し、また一体でハウジングに取り付けることができる。これにより、インク供給ユニットの修理や部品交換等の際に従来は行っていたインクチューブの着脱作業が不要になり、開放されたインクチューブの端部からのエアの混入の問題は生じない。
本発明に係る記録装置の第2の態様は、前記第1の態様において、前記チューブ用貫通部は、前記インクチューブの前記取り外しを可能にする構造として、前記側面の端部に連なる連通部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、第1の態様の前記効果に加えて、極めて簡単な構造によって、前記インク供給ユニットを一体のままインクチューブを連通部から出し入れすることができる。
また、前記連通部は、ハウジング内への風の流入口ないしハウジング外への風の流出口としても機能するから、ハウジング内で発生したインクミストをハウジング外に排出するミスト抜き作用も発揮する。
本発明に係る記録装置の第3の態様は、前記第2の態様において、前記連通部は、前記チューブ用貫通部よりも幅狭に形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、連通部は、前記チューブ用貫通部よりも幅狭に形成されているので、第2の態様の前記効果に加えて、インクチューブがチューブ用貫通部内から不用意に抜け出る虞を低減することができる。
本発明に係る記録装置の第4の態様は、前記第3の態様において、前記連通部の幅は、前記インクチューブが該インクチューブの弾性変形を利用して通過可能なサイズに形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記連通部の幅は、前記インクチューブが該インクチューブの弾性変形を利用して通過可能なサイズに形成されているので、該連通部の幅をインクチューブの自然状態における外径より小さく設定することが可能となる。これにより、第3の態様の前記効果に加えて、該連通部を目立たなくすることができ、また、ハウジングの側面の強度低下を抑制することができる。
本発明に係る記録装置の第5の態様は、前記第2の態様又は第3の態様において、前記連通部は、開閉自在なカバーを備えていることを特徴とする。
本態様によれば、カバーによって前記連通部を閉状態にすることができるので、前記第2の態様又は第3の態様の効果に加えて、インクチューブがチューブ用貫通部内から不用意に外れる虞を確実に低減することができる。また、スキャナーとの複合機においては、スキャナーを拡開した状態でもインクチューブの連通部からの不用意な脱落が防止される。
本発明に係る記録装置の第6の態様は、前記第1の態様において、前記チューブ用貫通部は、該チューブ用貫通部に開閉自在なカバーを備え、該カバーの開閉によってインクチューブの取り外し可能状態と取り外し不能状態とが切り換わる構成であることを特徴とする。
本態様は、前記連通部が無い構造を対象とする。
即ち本態様によれば、該カバーの開閉によってインクチューブの取り外し可能状態と取り外し不能状態とが切り換わるので、前記第5の態様と同様の効果が得られる。
本発明に係る記録装置の第7の態様は、前記第5の態様又は第6の態様において、前記カバーは、前記ハウジングの前記側面と同色且つ当該側面と面一に形成されていることを特徴とする。
本態様によれば、カバーの存在が目立たないので、ユーザーが誤ってカバーを取り外したり、移動させたりする事態を未然に防止でき、ハウジングの外観デザインを損ねることもない。
また、カバーをハウジングの側面と面一にすることによって、該カバー取付け状態での引っ掛かりの問題の発生を防止できる。
本発明に係る記録装置の第8の態様は、前記第1の態様からは第7の態様のいずれか一つの態様において、前記インクタンクは前記ハウジングの側面の外面に着脱可能に装着され、前記インクチューブの前記チューブ用貫通部から外部に出ている部分を、前記インクタンクの前記装着状態において収容するチューブ収容部を備えていることを特徴とする。
ここで、チューブ用貫通部とチューブ収容部は、インクチューブの延設経路としては連続してつながる構造であり、両者の間に境界位置が物理的に存在しているわけではない。
本態様によれば、着脱自在なインクタンクがハウジングの外側の側面に装着された状態において、インクチューブのチューブ用貫通部から外部に出ている部分を収容するチューブ収容部67を備えている。従って、前記第1の態様からは第7の態様のいずれか一つの態様の効果に加えて、インクチューブのハウジング外部に延出されている部分は、露呈状態ではなくチューブ収容部内に収容された状態となり、ユーザーが不用意に触れる虞が低減され、使い勝手が改善される。
本発明に係る記録装置の第9の態様は、前記第8の態様において、前記チューブ収容部は、前記装着状態の前記インクタンク外面と前記ハウジングの側面の外面との間に設けられていることを特徴とする。
即ち、前記インクタンク外面と前記ハウジングの側面の外面(プリンター本体の外側)との間のスペースを活用して当該スペースにチューブ収容部が設けられている。
本態様によれば、チューブ収容部の設置場所を装置が大型化することなく容易に確保することができる。また、当該チューブ収容部の場所が外部から目立たない状態になるので、記録装置の外観の質的低下を抑制することができる。
本発明に係る記録装置の第10の態様は、前記第9の態様において、前記インクチューブの前記インクタンクとの接続部は該インクタンクの下部に位置し、前記インクチューブは、前記ハウジングの前記側面の内面に沿って上方に延設され、前記チューブ用貫通部を通って外部に出て、下方に延びて前記接続部に接続されていることを特徴とする。
本態様によれば、インクチューブはチューブ用貫通部を上下方向に対して略逆U字形状を成して内側から外側に出る。即ち、インクチューブは前記ハウジングの側面に対して内面及び外面の両方において沿う状態で延設される。これにより、第9の態様の効果に加えて、インクチューブの前記逆U字形状部分はハウジングの側面を挟む形状となって存在することで、該ハウジングがインクチューブの支持部材となり、当該インクチューブの安定した配設状態を実現することができる。
本発明の第11の態様に係る記録装置は、前記第10の態様において、前記インクチューブは、前記変形可動部の可動側端部から前記チューブ用貫通部までの延設部にインクチューブの抜け止め構造部を備え、該抜け止め構造部が着脱可能に前記ハウジングの内部に取り付けられていることを特徴とする。
本態様によれば、インクチューブに引っ張り力が作用した際に、その引っ張り力の伝達を当該抜け止め部材の存在によって遮断し、他に伝達する虞を低減することができる。
本発明に係る記録装置の第12の態様は、前記第5の態様からは第7の態様のいずれか一つの態様において、前記カバーはネジ締結用の第1締結部を備え、前記ハウジングの側面はネジ締結用の第2締結部を備え、前記カバーは、前記第1締結部と第2締結部をネジで締結することでハウジングに固定され、ネジ締結を外すことでハウジングから取り外せることを特徴とする。
本態様によれば、前記カバーは、前記第1締結部と第2締結部をネジで締結することでハウジングに固定され、ネジ締結を外すことでハウジングから取り外せるので、カバーが固定状態において大きな衝撃を受けても不要に外れる虞が少ない。従って、インクチューブをチューブ用貫通部内に安定した状態で保持することができる。
本発明に係る記録装置の第13の態様は、前記第12の態様において、前記第1締結部は前記カバーの天板部の下面に突設され、前記第2締結部は前記ハウジングの側面であって前記第1締結部と対応する位置に設けられ、前記ネジ締結部分は前記カバーの下側に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記ネジ締結部分は前記カバーの下側に位置するので、外部から見えない、或いは目立たない。これにより、ネジ締結構造が装置全体の外観に影響を及ぼすことを防止することができる。
本発明に係る記録装置の第14の態様は、前記第5の態様からは第7の態様のいずれか一つの態様において、前記カバーは係合用の係合爪部を備え、前記ハウジングの側面は係合用の係合受部を備え、前記カバーは、前記係合爪部を係合受部に係合することでハウジングに固定され、前記係合を外すことでハウジングから取り外せることを特徴とする。
本態様によれば、前記カバーは、前記係合爪部を係合受部に係合することでハウジングに固定され、前記係合を外すことでハウジングから取り外せる。従って、カバーの連通部への着脱を作業者が特に工具を用いることなく簡単に行うことができる。
本発明に係る記録装置の第15の態様は、前記第14の態様において、前記係合爪部は前記カバーの天板部の下面に突設され、前記係合受部は前記ハウジングの側面であって前記係合爪部と対応する位置に設けられ、前記係合部分は前記カバーの下側に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記係合部分は前記カバーの下側に位置するので、外部から見えない、或いは目立たない。これにより、第13の態様と同様に、係合部分が装置全体の外観に影響を及ぼすことを防止することができる。
本発明の実施例に係るインクジェットプリンターを示す斜視図。 同実施例に係るインクジェットプリンターを示すスキャナーを省略した状態の斜視図。 同実施例に係るインクジェットプリンターを示すスキャナーを省略した状態の平面図。 同実施例に係るインクジェットプリンターを示すインクタンクを省略した状態の側面図。 同実施例に係るインクジェットプリンターのインクタンクを装着し、カバーを外した状態のプリンター本体側からの斜視図。 同実施例に係るインクジェットプリンターのインク供給ユニットを示す斜視図。 同実施例に係るインクジェットプリンターのインクタンクを装着し、カバーを取り付けた状態のインクタンク側からの斜視図。 同実施例に係るインクジェットプリンターのインクタンクを装着し、カバーを外した状態のインクタンク側からの斜視図。 同実施例に係るインクジェットプリンターのチューブ用貫通部の部分を示す斜視図。 同実施例に係るチューブ用貫通部の部分を示すインクタンクをハウジングから外した状態のインクタンク側からの斜視図。 同実施例に係るチューブ用貫通部の部分を示す図10中のA部の拡大斜視図。 同実施例に係るインクジェットプリンターのチューブ用貫通部の態様を示す側断面図。 同実施例に係るインクジェットプリンターのチューブ用貫通部の他の態様を示す側断面図。 同実施例に係るインクジェットプリンターのチューブ用貫通部の他の態様を示す側断面図。 同実施例に係るインクジェットプリンターにおいて使用可能なインクチューブの態様を示す横断面図。 他の実施例に係るインクジェットプリンターのチューブ用貫通部の部分を示す斜視図。 他の実施例におけるカバーを下方から見た斜視図。
最初に、図1〜図4に基づいて本発明に係る記録装置の一実施例であるインクジェットプリンターの概略構成について説明する。
本実施例に係るインクジェットプリンター1は、インクを吐出する記録ヘッド5を備え所定の方向である被記録材Pの幅方向Bに移動可能なヘッドユニット7と、前記ヘッドユニット7を移動可能に収容し、該プリンター1の外郭すなわちプリンター本体を成すハウジング(以下において「プリンター本体」と言うこともある)2と、前記ハウジング2の向って右側の側面9の外面に着脱可能に装着されるインク貯留部となるインクタンク11とを備えている。
更に、当該プリンター1は、前記ヘッドユニット7に対して着脱可能に装着されるアダプター27と前記インクタンク11に両端が接続され、前記インクタンク11内のインクを前記アダプター27を介して前記記録ヘッド5へと導く、可撓性を有するインクチューブであって、前記ヘッドユニット7の前記移動に伴って追従変形する変形可動部31を有するインクチューブ13とを備えている。
また、図示実施例のインクジェットプリンター1は、ハウジング2の上方にスキャナー15を搭載した複合型のインクジェットプリンターである。
このインクジェットプリンター1は、上部に前述したスキャナー15を開閉自在に配置すると共に、該スキャナー15の後部に被記録材(以下、「用紙」ともいう)Pを給紙するための幅方向Bに延びる給紙口17が設けられている。
また、プリンター本体2の前面パネルの一部を矩形状に開口して、記録実行後の用紙Pを当該プリンター1の前側に排紙するための幅方向Bに延びる排紙口19が設けられている。
また、前記排紙口19の上方には操作パネル21が設けられており、インクジェットプリンター1の各種の操作がこの操作パネル21を使用することによって実行できるように構成されている。
プリンター本体2の内部には、用紙Pの被記録面にインクを吐出して記録を実行するための記録ヘッド5を含む記録実行系の諸部材と、前記給紙口17から給紙された用紙Pを前記記録ヘッド5の下方の記録実行領域23に導いて前記排紙口19から外部に排紙させる図示しない搬送系の諸部材と、前記記録ヘッド5に各色、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)のインクを供給するためのインクチューブ13を含むインク供給系の諸部材の一部が配設されている。
記録実行系の諸部材としては、前記各色のインクを個別に吐出するノズル開口を各別に備えた記録ヘッド5と、該記録ヘッド5を下面に搭載して用紙Pの搬送方向Aと交差する幅方向Bを走査方向としてホームポジションとリターンポジションとの間で往復移動するヘッドユニット本体25とを備えるヘッドユニット7と、該ヘッドユニット7を幅方向Bに沿って往復移動させるための図示しないガイド機構及び駆動機構とが設けられている。
搬送系の諸部材としては、図示は省略するが、給紙口17に挿入された用紙Pを一枚ずつ自動的に搬送経路に導くための自動給紙装置と、搬送経路に導かれた用紙Pを挟持して記録実行領域23に向けて当該用紙Pを搬送する一対のニップローラーによって構成される搬送用ローラーと、記録が実行された用紙Pを排紙口19に向けて搬送し外部に排紙するための同じく一対のニップローラーによって構成される排出用ローラーとを備えることによって構成されている。
インク供給系の諸部材としては、前記ヘッドユニット7に装着され、前記記録ヘッド5に前述した各色のインクを供給するためのカートリッジ式のアダプター27と、該アダプター27に一端が接続され、他端がハウジング2の一例として図3中、右側の側面9の外側に装着されているインクタンク11の接続部29(図3)に接続されている一例として4本のインクチューブ13C、13M、13Y、13Kと、該4本のインクチューブ13C、13M、13Y、13Kに各色のインクを供給するための着脱可能なインクタンク11とが設けられている(図4)。
尚、前記アダプター27に一端が接続されているインクチューブ13は、変形可動部3のU字反転部31において下方にU字反転した後、排紙口19の上方においてプリンター本体2内で水平に支持されている支持部材33の上面を幅方向Bに沿わせて前記右側の側面9に向けて延設されている。
また、前記インクチューブ13の第1延設部13aの一例として中央より幾分右側の位置には、前記インクチューブ13のU字反転の可動側端部(起点)35となるチューブ支持板35(可動側端部と同じ符号35を用いる)が上方から宛がわれて固定ネジ37によって前記支持部材33上に固定されている。
また、前記インクチューブ13の第1延設部13aの終端には、継手39が取り付けられており、該継手39の内方に突出しているプラグ41に前記インクチューブ13の第1延設部13aの終端が嵌め込まれている。
前記継手39には、外方に突出しており、前記プラグ41と連通している他のプラグ43が設けられている。そして、該他のプラグ43にインクチューブ13の第2延設部13bの一端が嵌め込まれ、軌道修正部45によってインクタンク11の接続部29側に幾分軌道が修正された後、当該インクチューブ13の第2延設部13bは、前記プリンター本体2の側面9から外部に延出されている。
また、前記プリンター本体2の側面9の上部には、前述したインクタンク11の装着面47の上部コーナー部に設けられている係合フック49と係合する係合穴51が設けられている。
[実施例]
<チューブ用貫通部の構造>(図4−図12参照)
本実施例に係るインクジェットプリンター1は、前記ハウジング2の側面9に設けられ、前記インクチューブ13の前記インクタンク11側の部分を該ハウジング2の外部に通すためのチューブ用貫通部53を備えている。このチューブ用貫通部53は、更に前記インクチューブ13の両端に前記アダプター27と前記インクタンク11とが一体に接続された状態で該インクチューブ13を取り外し可能に受け入れる構造に形成されている。
以下の説明では、インクチューブ13によって接続されて一体化されている前記アダプター27と前記インクタンク11と当該インクチューブ13の組をインク供給ユニット4と称することにする。
即ち、該インク供給ユニット4は、前記一体構造を維持したまま、前記インクチューブ13を前記チューブ用貫通部53から取り外し可能に組みつけられている。
図12(A)は、該チューブ用貫通部53から前記インクチューブ13の前記取り外しを可能にする構造の具体例の一つを示す。この構造は、前記ハウジング2の側面9の端部に連なる連通部70によって構成されている。即ちこの連通部70は、前記側面9の上部の一部を上端部12から下方のチューブ用貫通部53に到達するまで所定深さ切り欠いた形状に相当する。側面9の上端部12はハウジング2の前記スキャナー15の底面と対向する上面と同じであり、面状に形成されている。
本実施例では、前記連通部70は、前記チューブ用貫通部53の幅W1よりも幅狭な幅W2に形成されている。これにより、後述するカバー71を該連通部70から外した状態において、インクチューブ13がチューブ用貫通部53内から不用意に抜け出る虞を低減することができる。前記幅W2は図12(A)では幅W1の約7割程度であるが、インクチューブ13を取り外すことが可能な範囲でもっと小さく設定してもよい。
図9に示すように、前記連通部70と前記チューブ用貫通部53を合わせた形状は側面視L字形に形成されている。
[カバーの説明]
また本実施例では、前記連通部70は、開閉自在なカバー71を備えている。該カバー71は、前記ハウジング2の前記側面9と同色であり、更に当該側面9の面状の上端部12と面一に形成されている。
すなわち、カバー71は、装着された状態において該カバー71の存在が色彩的にも形状的にも目立たないように作られている。
本実施例では、カバー71は前記ハウジング2の側面9に対して着脱式の構造が採用されている。該カバー71は、一例として平面視矩形状で側面視階段状の天板部71Aと、該天板部71Aの下面から下方に向けて突出している矩形平板状の係合板部71Bと、当該凹部カバー71をハウジング(プリンター本体)2の側面9に着脱自在に取り付けるための係合構造の一例として鉤状の2つの係合爪部71C、71Cと、を備えている。
一方、前記連通部70が形成されているハウジング(プリンター本体)2の側面9には、前記2つの係合爪部71C、71Cに係合する2つの係合受部73、73が形成されている。
前記カバー71をハウジング(プリンター本体)2の側面9に装着した状態では、該カバー71の天板部71Aの上面がプリンター本体2の側面9の上面(上端部12)とほぼ面一になる。そして、図9及び図12(A)に示すように、前記カバー71の係合板部71Bが前記連通部70に嵌まることで該連通部70が閉塞され、矩形状のチューブ用貫通部53が形成される。
上記したように、本実施例では、前記カバー71は係合用の係合爪部71Cを備え、前記ハウジング2の側面9は係合用の係合受部73を備えている。該係合爪部71Cは前記カバー71の天板部71Aの下面に突設されている。一方、前記係合受部73は前記ハウジング2の側面9であって前記係合爪部71Cと対応する位置に設けられている。これにより、前記係合部分は前記カバー71の下側に位置する。
前記カバー71は、前記係合爪部71Cを係合受部73に係合することでハウジング2に固定され、前記係合を外すことでハウジング2から取り外せる。
図9では係合爪部71Cはハウジング2の外側に位置する2個が示されている。ハウジング2の内側にも同様に2個の係合爪部71Cが設けられ、全部で4個の係合爪部71Cが設けられている。係合受部73も前記係合爪部71Cに対応して4個設けられている。尚、係合爪部71Cの数は4個に限定されず、例えば3個でもよいし、5個以上でもよい。
本実施例のカバーによれば、該カバー71は、前記係合爪部71Cを係合受部73に係合することでハウジング2に固定され、前記係合を外すことでハウジング2から取り外せる。従って、カバー71の連通部70への着脱を作業者が特に工具を用いることなく簡単に行うことができる。
更に、前記係合部分は前記カバー71の下側に位置するので、外部から見えない、或いは目立たない。これにより、係合部分が装置全体の外観に影響を及ぼすことを防止することができる。
<チューブ収容部の構造>(図4−図15参照)
本実施例に係るインクジェットプリンター1は、前記インクチューブ13の前記チューブ用貫通部53から外部に出ている部分を、前記インクタンク11の前記装着状態において収容するチューブ収容部67を備えている。該チューブ収容部67は内部にインクチューブを収容するためのスペースを有している。
前記チューブ用貫通部53とチューブ収容部67は、インクチューブ13の延設経路としては連続してつながる構造である。従って、該チューブ用貫通部53とチューブ収容部67との間に境界位置が物理的に存在していない。
これにより、インクチューブ13のハウジング2の外側に延出されている部分は、露呈状態ではなく当該チューブ収容部67内に収容された状態となる。従って、ユーザーがインクチューブ13のハウジング2の外側に延出されている部分に不用意に触れる虞が低減され、使い勝手が改善される。
本実施例では、前記チューブ収容部67は、前記ハウジング2に装着された状態の前記インクタンク11の外面である前記装着面47と前記ハウジング2の側面9の外面との間に設けられている。即ち、前記インクタンク11の外面と前記ハウジング2の側面9の外面(プリンター本体の外側)との間のスペースを活用して、当該スペースにチューブ収容部67が設けられている。
前記スペースを利用することにより、チューブ収容部67の設置場所をインクジェットプリンター1が大型化することなく容易に確保することができる。また、外観としてはインクタンク11がハウジング2に装着された状態のインクジェットプリンターが見えるだけで、当該チューブ収容部67の場所は外部から目立たないので、当該インクジェットプリンター1の外観の質的低下を抑制することができる。
尚、チューブ収容部67の設置場所は、上記のスペースに限定されない。前記実施例の変形例として、例えば、インクタンク11の前記ハウジング2と対向する面(装着面47)ではなく、対向しない側面に収容室を設け、該収容室をチューブ収容部67とすることも可能である。
前記インクタンク11は、前記ハウジング2に装着された状態において、前記インクチューブ13との接続部29が以下の位置になるように構成されている。即ち、前記接続部29は、前記インクチューブ13の前記変形可動部3を成す第1延設部13aを延設方向Dに延設させて前記ハウジング2の外側にまで延長したと想定した場合に占める領域に対して平面視でずれて位置している。
即ち、前記接続部29は、インクチューブ13の変形可動部3を成す第1延設部13aの位置に対して平面視で当該インクジェットプリンター1の後方側にずれて配置されている。
前記「ずれ」によって、チューブ収容部67内に収容されるインクチューブ13の全長を前記ずれの分だけ長くすることができる。これにより、該チューブ収容部67をハウジング2から外して例えばインクの補給作業を行う場合等において作業がし易くなる。
尚、前記「ずれ」を設けずに、前記想定した場合に占める領域の下方に接続部29を位置させる構造であってもよい。
前記接続部29は、前記インクタンク11の下部に位置している。そして、前記インクチューブ13は、前記ハウジング2の前記側面9の内面に沿って上方に延設され、前記チューブ用貫通部53を通って外部に出て、下方に延びて前記接続部29に接続されている。これにより、インクチューブ13はチューブ用貫通部53を上下方向に対して略逆U字形状を成して内側から外側に出る構造となる。即ち、インクチューブ13は前記ハウジング2の側面9に対して内面及び外面の両方において沿う状態で延設される。
従って、インクチューブ13の前記逆U字形状部分はハウジング2の側面9を挟む形状となって存在するので、該ハウジング2の前記側面9がインクチューブ13の支持部材或いは芯材として機能し、当該インクチューブ13の安定した配設状態を実現することができる。
尚、インクチューブ13は、前記逆U字形状を取らずにハウジング2の内側から外側に略直線的に出て、それから下方に延びて前記接続部と接続される構成とすることも可能である。
本実施例において、前記チューブ用貫通部53は、平面視で、インクチューブ13の変形可動部3側に前記延設部13aの前記想定した場合に占める領域と前記接続部29との間に位置する。ここでは、インクチューブ13の変形可動部3側に前記延設部13aの「前記想定した場合に占める領域」と「チューブ用貫通部53」と「接続部29」の三者は、各境界でオーバーラップした配置で設けられている。
この構成により、インクチューブ13の配設がし易いと共に、該インクチューブ13に無理な姿勢を取らせずに済む効果が得られる。
また、前記インクチューブ13は、前記変形可動部3の可動側端部35から前記チューブ用貫通部53側に延設される部分である第2延設部13bが、平面視で前記変形可動部3を成す第1延設部13aの延設方向Dに延設させた後、前記軌道修正部45において前記チューブ用貫通部53に対応する位置に軌道修正されて延設されている。
該軌道修正部45は、本実施例では、インクチューブ13の配設経路が下方の凸曲面を成すようにその形状が構成され、全体として略S字経路を成す抜け止め構造部130Aを備えている。この抜け止め構造部130Aにより、インクチューブ13に引っ張り力が作用した際に、その引っ張り力の伝達を遮断し、他に伝達する虞を低減している。
即ち、前記インクチューブ13は、前記変形可動部3の可動側端部35から前記チューブ用貫通部53までの第2延設部13bにインクチューブ13の抜け止め構造部130Aを備え、該抜け止め構造部130Aが固定ネジ130Bによって着脱可能に前記ハウジング2の内部に取り付けられている。
本実施例によれば、前記軌道修正によってチューブ用貫通部53をインクチューブ13が正面からストレートに通って外部に出ることが可能になる。従って、該チューブ貫通部53に対してインクチューブ13の配設がし易いと共に、該インクチューブ13に無理な姿勢をとらせないで済む。
本実施例では、前記チューブ用貫通部53は、前記インクチューブ13の該チューブ用貫通部53を通る部分を前記接続部29の方向に誘導するガイド構造部61を備えている。該ガイド構造部61は、具体的には一例として以下のように構成されている。
該ガイド構造部61は、前記チューブ用貫通部53の下縁54を成して前記インクチューブ13を前記ハウジング2の内側から外側に向かって斜め上方に誘導する上方誘導部63と、前記チューブ用貫通部53の前記接続部29側の側縁68を成して前記インクチューブ13を前記ハウジング2の内側から外側であって且つ平面視で前記接続部29の在る方向に向かって斜め側方(誘導方向C)に誘導する側方誘導部65とを備えている。
前記上方誘導部63は、前記チューブ用貫通部53の前記下縁54を成す部材としてハウジング2の前記側面9の外面からハウジング2の外側に向けて上り傾斜で突出した板状の部材によって形成されている。この板状部材の上面が前記インクチューブ13を斜め上方に誘導する上方誘導面64である。
また、前記側方誘導部65は、同じくハウジング2の前記側面9の外面からハウジング2の外側に向けて突出する一例として平面視台形状をした凸状部75によって形成されている。この凸状部75の一つの面が開き傾斜に形成されて前記チューブ用貫通部53の前記側縁68を成し、且つ前記インクチューブ13を斜め側方に誘導する側方誘導面66である。
ガイド構造部61によって、以下の効果が得られる。即ち、ガイド構造部61がインクチューブ13の該チューブ用貫通部53を通る部分を前記接続部29の方向に誘導する。従って、インクタンク11をハウジング2から外した後、再び装着する際に、インクチューブ13は前記ガイド構造部61による誘導作用を受けてチューブ収容部67に収容される。すなわち、ユーザーは、インクタンク11をハウジング2の所定箇所に装着するだけで、インクチューブ13は前記上方誘導部63及び側方誘導部65の誘導作用によって前記チューブ収容部2内に自動的に収容される。
これにより、インクチューブ13をチューブ収容部67内に押し込むような面倒な作業を減らすことができる。また、チューブ用貫通部53からチューブ収容部67の領域においてインクチューブ13が折れ曲がったり周囲の構造部材に挟み込まれたりする虞を低減することができる。
尚、前記ガイド構造部61の具体的構造は、上記実施例の「上方誘導部63(チューブ用貫通部53の下縁54を成してインクチューブを斜め上方に誘導)」と「側方誘導部65(チューブ用貫通部53の側縁68を成してインクチューブを斜め側方に誘導)」による構造に限定されない。
ユーザーがインクタンク11をハウジング2の所定箇所に装着するだけで、インクチューブ13がその誘導作用によって前記チューブ収容部2内に自動的に収容される構造であれば種々の変形が可能である。
前記ガイド構造部61は、本実施例では更に前記チューブ用貫通部53の前記側方誘導部65と反対側に設けられ、前記インクチューブ13が前記側方誘導部65の誘導方向Cと反対側に移動することを規制する第1移動規制部57を備えている。更に、前記上方誘導部63と前記側方誘導部65が作るコーナー部に設けられ、該コーナー部に前記インクチューブ13が移動することを規制する第2移動規制部59を備えている。
ここで、第1移動規制部57は、前記チューブ用貫通部53の前記側縁68と反対側の側縁10に設けられ、複数の凸状リブ58と移動規制面56とを備えている。
また、第2移動規制部59はブロック状の凸部60で形成されている。
第1移動規制部57と第2移動規制部59を設けたことにより、チューブ用貫通部53からチューブ収容部67の領域においてインクチューブ13が折れ曲がったり周囲の構造部材に挟み込まれたりする虞を一層低減することができる。
本実施例では前記チューブ用貫通部53から外側に出されたインクチューブ13の延出方向である誘導方向Cは、図3に示すように前記プリンター本体2内でのインクチューブ13の延設方向Dに対して前記チューブ収容部67側に偏倚した傾斜した方向に設定されている。
また、前記チューブ用貫通部53は、プリンター本体2の前記側面9の上部の一部を上方から所定深さ切り欠いた連通部70を備え、該連通部70に対して上方から係脱可能にカバー71が係合される。
また、本発明において使用できるインクチューブ13は、使用するインクの数に対応した複数本のインクチューブ、例えば13C、13M、13Y、13Kが一体に構成された図15(A)に示すような多連チューブ130であってもよいし、使用するインクの数に対応した複数本のインクチューブ、例えば13C、13M、13Y、13Kが拘束具14によって一体化された図15(B)に示すような拘束チューブ131であってもよい。
また、本発明において使用できるインクチューブ13は、使用するインクの数に対応して複数本のインクチューブ、例えば13C、13M、13Y、13Kが拘束されずに存在する図15(C)に示すような非拘束チューブ132であってもよい。
更に、これら3種類のインクチューブ130、131、132を適宜組み合わせたインクチューブであってもよい。
次に、このようにして構成される本実施例に係る記録装置1の作動態様を、インク供給ユニット4の着脱の手順に従って説明する。
(1)インクタンクの装着状態
着脱自在なインクタンク11がハウジング2の側面9の外面に装着された状態においては、インクチューブ13のチューブ用貫通部53からハウジング2の外側に出ている部分は、チューブ収容部67によって収容されている。従って、インクチューブ13のハウジング2の外部に延出されている部分は、露呈状態ではなくチューブ収容部67内に収容された状態となり、ユーザーが不用意に触れる虞が低減され、使い勝手が改善されている。
(2)インク供給ユニットの取り外し
インク供給ユニット4の修理や部品交換を行う場合には、ハウジング(プリンター本体)2の上面を閉塞している上面パネルやスキャナー15を拡開する。その後、ヘッドユニット7からアダプター27を上方に引き抜いて取り外す。また、固定ネジ37を緩めてチューブ支持板35を取り外す。固定ネジ130Bも外す。
また、カバー71の天板部71Aの縁部や係合爪部71C等に指を掛けて、前記係合爪部71Cと係合受部73との係合を外す。そして、該カバー71を連通部70から取り外して、チューブ用貫通部53の上方を開放状態にする。これらの順番は作業し易いように作業者が決める。
前記カバー71を取り外すと係合板部71Bによって閉塞されていた連通部70が開放される。これにより、連通部70の奥のチューブ用貫通部53に収容されていたインクチューブ13は該連通部70を通してハウジング2の側面9の上端部12から外部に取り外すことが可能になる。
以上でインク供給ユニット4の取り外しに必要な準備作業が完了する。インクタンク11の係合フック49をプリンター本体2の側面9に設けられている係合穴51から引き抜いて該インクタンク11をハウジング2の側面9から外す。そして、インクチューブ13との接続状態を維持したまま、即ちアダプター27とインクチューブ13とインクタンク11とが一体状態のインク供給ユニット4をプリンター本体2から取り外す。
(3)インク供給ユニットの装着
インク供給ユニット4の修理や部品交換が終了したら、該インク供給ユニット4をハウジング(プリンター本体)2に装着する。
即ち、アダプター27をヘッドユニット7に装着し、固定ネジ37を締めてチューブ支持板35を取り付け、固定ネジ130Bも締結してインクチューブ13を所定の配設位置に配設する。また、チューブ用貫通部53内にインクチューブ13を連通部70を通して入れる。更にカバー71を連通部70に嵌め込む。そして、インクタンク11の係合フック49をプリンター本体2の側面9に設けられている係合穴51に挿入して両者を係合させる。その際、チューブ用貫通部53を通ってハウジング2の外部に出ているインクチューブ13をインク収容部67に収容させる。
チューブ用貫通部53が前記インクチューブ13の該チューブ用貫通部53を通る部分をインクタンク11との前記接続部29の方向に誘導するガイド構造部61を備えている場合は、インクタンク11の係合フック39をプリンター本体2の係合穴51に係合させることで、当該外部に出ているインクチューブ13は前記ガイド構造部61によってインク収容部67内に自動的に収容される。
[変形例1]
前述したチューブ用貫通部53の構造は、図12(A)に示す態様に限らず、図12(B)(C)や図13(A)(B)(C)に示すような他の態様を採ることも可能である。図12(B)(C)は、前記チューブ用貫通部53が、該チューブ用貫通部53に開閉自在なカバー77,85を備え、該カバー77,85の開閉によってインクチューブ13の取り外し可能状態と取り外し不能状態とが切り換わる構成である。
図12(B)に示すチューブ用貫通部53は、回動開閉式のカバー77を採用した態様を示している。回動支点Oを中心にして回動するカバー77の回動自由端に係合凸部79を形成し、カバー77の回動基端側の反対側の端部に拡開時に指で押して操作する操作片81を設けた構造が図示されている。
尚、本構造の場合には連通部70は設けられておらず、チューブ用貫通部53の壁面の一部に前記係合凸部79と係合する係合凹部83が形成されている。
図12(C)に示すチューブ用貫通部53は、スライド開閉式のカバー85を採用した態様を示している。当該カバー85のスライド方向の一端に付勢バネ87を縮設しておき、当該付勢バネ87の付勢力を利用して当該カバー85を閉塞方向にスライドさせる。
また、前記カバー85の上面には、一例として三角形断面の係止突起89が設けられている。この係止突起89に指を当てて、付勢バネ87の付勢力に抗する方向にカバー85をスライドさせることによって下方のチューブ用貫通部53を開放状態にすることができる。尚、本態様の場合にも連通部70は設けられていない。
この構造では、該カバー77,85の開閉によってインクチューブ53のチューブ用貫通部53内からの取り外し可能状態と取り外し不能状態とが切り換わる。
[変形例2]
図13(A)(B)(C)は、凹部カバー71を省略し、連通部69のみを備えることによって構成される3種類のチューブ用貫通部53の態様をそれぞれ示している。
図13(A)は、複数本のインクチューブ13、例えば13C、13M、13Y、13Kを一挙に収容することができる開口間口の広い横長のチューブ用貫通部53を示している。図13(B)は、複数本のインクチューブ13、例えば13C、13M、13Y、13Kを1本ずつ連続して収容し得る開口間口の狭い縦長のば13C、13M、13Y、13Kを一挙に収容することができる開口間口の広い横長のチューブ用貫通部53を示している。
また、図13(C)は、複数本のインクチューブ13、例えば13C、13M、13Y、13Kを1本ずつのみ収容し得る溝状のチューブ用貫通部53を複数有する態様が図示されている。
尚、前記図13(A)(B)(C)に示す態様のチューブ用貫通部53の場合には、前述したようにカバー71が設けられていないので、プリンター本体2の上面を閉塞する上面パネルやスキャナー15の開閉動作を利用してチューブ用貫通部53の拘束状態と開放状態とを切り換えるようにする。
そして、このようにして構成される本実施例に係る記録装置1によれば、インク供給ユニット4の修理や部品交換等の際に、インクチューブ13をインクタンク11の接続部29から取り外すことなく、インク供給ユニット4一体でハウジング2から取り外したり、ハウジング2に取り付けることができる。
[変形例3]
図14はチューブ用貫通部53にカバー71の無い連通部70が設けられている態様を示している。ここでは、前記連通部70の幅は、前記インクチューブ13が該インクチューブ13の弾性変形を利用して通過可能なサイズに形成されている。インクチューブ13の弾性変形を利用した構造である。
図14(A)は、インクチューブ13の外径寸法と連通部70の幅とが略同じ場合である。
図14(B)は、インクチューブ13の外径寸法よりも連通部70の幅が小さい場合である。図14(B)では連通部70とチューブ用貫通部53との境界領域に突部90が設けられ、インクチューブ13の不用意な移動を規制している。更に、チューブ用貫通部53から連通部70にかけてインクチューブ13と接触する部分が曲面構造に形成され、滑らかな取り外しおよび組み付けが行えるようになっている。
本構造によれば、前記連通部70の幅は、前記インクチューブ13が該インクチューブ13の弾性変形を利用して通過可能なサイズに形成されているので、該連通部70の幅をインクチューブ13の自然状態における外径より小さく設定することが可能となる。これにより、カバーを設けなくても不用意にインクチューブ13がチューブ用貫通部53内から外部に出る虞が少なく、またカバーが無い状態でも該連通部70を目立たなくすることができる。また、ハウジング2の側面9の強度低下を抑制することもできる。
[カバーの他の実施例の説明]
図16及び図17に示したように、本実施例におけるカバー171は、ネジ締結用の第1締結部171Cを備え、前記ハウジング2の側面9はネジ締結用の第2締結部173を備えている。前記第1締結部171Cは前記カバー171の天板部171Aの下面に舌片形状で突設されている。一方、前記第2締結部173は前記ハウジング2の側面9であって前記第1締結部171Cと対応する位置に同様に舌片形状で設けられている。これにより、前記ネジ締結部分は前記カバー171の下側に位置する。前記第1締結部171Cにはネジ175で締結するためのネジ孔171Dが設けられている。第2締結部173にはネジ175で締結するためのネジ孔173Dが設けられている。
前記カバー171は、前記第1締結部171Cと第2締結部173をネジ175で締結することでハウジング2に固定され、ネジ締結を外すことでハウジング2から取り外すことができる。
図16及び図17に示したように、第1締結部171Cはハウジング2の外側に位置する2個と、ハウジング2の内側に位置する2個で、全部で4個設けられている。係合受部173も前記第1締結部171Cに対応して4個設けられている。尚、第1締結部171Cの数は4個に限定されず、例えば3個でもよいし、5個以上でもよい。
図17において、符号171Eは位置決め用ピンで、ハウジング2の前記連通部70の入口周縁部に設けられている位置決め用孔(図示せず)に前記位置決め用ピン171Eがされることで当該カバー171の位置決めが行われる。尚、この位置決め用ピン171Eは図9に示した前記実施例においても設けられている。
本実施例によれば、該カバー171は、前記第1締結部171Cと第2締結部173をネジ175で締結することでハウジング2に固定され、ネジ締結を外すことでハウジング2から取り外せるので、カバー171が固定状態において大きな衝撃を受けても不要に外れる虞が少ない。従って、インクチューブ13をチューブ用貫通部53内に安定した状態で保持することができる。
更に、前記ネジ締結部分は前記カバー171の下側に位置するので、外部から見えない、或いは目立たない。これにより、ネジ締結構造が装置全体の外観に影響を及ぼすことを防止することができる。
[他の実施例]
本発明に係る記録装置1は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
例えば、インクタンク11を装着する位置は、図3に示すようにハウジング(プリンター本体)2の右側の側面9の外側に限らず、ハウジング2の左側の側面9の外側に設けたり、左右の側面9の外側に振り分けて設けることが可能である。
また、インクタンク11は、ハウジング2に装着せずに該ハウジング2の外側に置かれる構造であってもよい。
連通部70やカバー71の構造も上記実施例のものに限定されない。即ちインクチューブ13を外部に取り外すことができる構造であればよい。
1 インクジェットプリンター(記録装置)、 2 ハウジング(プリンター本体)、
3 変形可動部 、 4 インク供給ユニット、 5 記録ヘッド、
7 ヘッドユニット、 9 側面、 10 側縁、 11 インクタンク、
12 上端部、 13 インクチューブ、 13a 第1延設部、
13b 第2延設部、 15 スキャナー、 17 給紙口、 19 排紙口、
21 操作パネル、 23 記録実行領域、 25 ヘッドユニット本体、
27 アダプター、 29 接続部、 31 U字反転部、 33 支持部材、
35 チューブ支持板(可動側端部)、 37 固定ネジ、 39 継手、
41 プラグ、 43 プラグ、 45 軌道修正部、 47 装着面、
49 係合フック、 51 係合穴、 52 チューブ用貫通部構造、
53 チューブ用貫通部、 54 下縁、 56 移動規制面、
57 第1移動規制部、 58 凸状リブ、 59 第2移動規制部、
60 ブロック状の凸部、 61 ガイド構造部、 63 上方誘導部、
64 上方誘導面、 65 側方誘導部、 66 側方誘導面、
67 チューブ収容部、 68 側縁、 70 連通部、 71 カバー、
71A 天板部、 71B 係合板部、 71C 係合爪部、 73 係合受部、
75 凸状部、 77 カバー、 79 係合凸部、 81 操作片、
83 係合凹部、 85 カバー、 87 付勢バネ、 89 係止突起、
130 抜け止め構造部(S字経路)、 171 カバー、 171A 天板部、
171B 係合板部、 171C 第1締結部、171D ネジ孔、
171E 位置決め用ピン、 173 第2締結部、 173D ネジ孔、
175 ネジ、 P 用紙(被記録材)、 A 搬送方向、 B 幅方向、
C 誘導方向、 D 延設方向、 O 回動支点

Claims (14)

  1. インクを吐出する記録ヘッドを備え所定の方向に移動可能なヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットに搭載され、前記インクを前記記録ヘッドに供給するアダプターと、
    前記ヘッドユニットを収容する筐体と、
    前記筺体の外側に設けられるインクタンクと、
    インクが収容されたインク収容部から送られるインクを前記記録ヘッドへと導き、前記
    ヘッドユニットの前記移動に伴ってU字反転部を介して追従変形する変形可動部を有するインクチューブと、
    前記筺体の側面の上端を切り欠く、前記インクチューブに前記アダプターと前記インクタンクとが接続された状態で該インクチューブを取り外し可能に受け入れるチューブ用貫通部および連通部と、
    前記連通部を覆う着脱可能なカバーと、を備え、
    前記連通部は、前記チューブ用貫通部よりも幅狭に形成され、
    前記カバーは、装着時に、前記筺体の側面の上端と同一面をなす天板部と下方に突出する突出部を備える記録装置。
  2. インクを吐出する記録ヘッドを備え所定の方向に移動可能なヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットに搭載され、前記インクを前記記録ヘッドに供給するアダプターと、
    前記ヘッドユニットを収容する筐体と、
    前記筺体の外側に設けられるインクタンクと、
    インクが収容されたインク収容部から送られるインクを前記記録ヘッドへと導き、前記
    ヘッドユニットの前記移動に伴ってU字反転部を介して追従変形する変形可動部を有するインクチューブと、
    前記筺体の側面の上端を切り欠く、前記インクチューブに前記アダプターと前記インクタンクとが接続された状態で該インクチューブを取り外し可能に受け入れるチューブ用貫通部と、
    前記インクタンクに、前記インクチューブが接続される接続部と、を備え、
    前記チューブ用貫通部には、前記接続部の方向に前記チューブを誘導する誘導部を備える記録装置。
  3. 請求項2に記載された記録装置において、
    前記チューブ用貫通部は、前記インクチューブの前記取り外しを可能にする構造として、前記側面の端部に連なる連通部を備え
    前記連通部は、前記チューブ用貫通部よりも幅狭に形成されている、ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項3に記載された記録装置において、
    前記連通部の幅は、前記インクチューブが該インクチューブの弾性変形を利用して通過可能なサイズに形成されている、ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか1項に記載された記録装置において、
    前記連通部を覆う着脱可能なカバーを備え、
    前記カバーは、装着時に、前記筺体の側面の上端と同一面をなす天板部と下方に突出する突出部を備える記録装置。
  6. 請求項1又は5に記載された記録装置において、
    前記カバーは、前記筺体の前記側面と同色に形成されている
    、ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載された記録装置において、
    前記インクタンクは前記筺体の側面の外面に着脱可能に装着され、
    前記インクチューブの前記チューブ用貫通部から外部に出ている部分を、前記インクタンクの前記装着状態において収容するチューブ収容部を備えている、ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項7に記載された記録装置において、
    前記チューブ収容部は、前記装着状態の前記インクタンク外面と前記筺体の側面の外面との間に設けられている、ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項8に記載された記録装置において、
    前記インクチューブの前記インクタンクとの接続部は該インクタンクの下部に位置し、
    前記インクチューブは、前記筺体の前記側面の内面に沿って上方に延設され、前記チューブ用貫通部を通って外部に出て、下方に延びて前記接続部に接続されている、ことを特徴とする記録装置。
  10. 請求項9に記載された記録装置において、
    前記インクチューブは、前記変形可動部の可動側端部から前記チューブ用貫通部までの
    延設部にインクチューブの抜け止め構造部を備え、該抜け止め構造部が着脱可能に前記筺体の内部に取り付けられていることを特徴とする記録装置。
  11. 請求項5または請求項6に記載された記録装置において、
    前記カバーはネジ締結用の第1締結部を備え、
    前記筺体の側面はネジ締結用の第2締結部を備え、
    前記カバーは、前記第1締結部と第2締結部をネジで締結することで前記筺体に固定され、ネジ締結を外すことで前記筺体から取り外せる、ことを特徴とする記録装置。
  12. 請求項11に記載された記録装置において、
    前記第1締結部は前記カバーの天板部の下面に突設され、
    前記第2締結部は前記筺体の側面であって前記第1締結部と対応する位置に設けられ、
    前記ネジ締結部分は前記カバーの下側に位置する、ことを特徴とする記録装置。
  13. 請求項5または請求項6に記載された記録装置において、
    前記カバーは係合用の係合爪部を備え、
    前記筺体側面は係合用の係合受部を備え、
    前記カバーは、前記係合爪部を係合受部に係合することで前記筺体に固定され、前記係合を外すことで前記筺体から取り外せる、ことを特徴とする記録装置。
  14. 請求項13に記載された記録装置において、
    前記係合爪部は前記カバーの天板部の下面に突設され、
    前記係合受部は前記筺体の側面であって前記係合爪部と対応する位置に設けられ、
    前記係合部分は前記カバーの下側に位置する、ことを特徴とする記録装置。
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