JP6311338B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、インクジェット式プリンターなどの記録装置に関する。
従来から、記録装置の一種として、液体噴射ヘッド(記録部)から用紙等の被記録媒体に対してインクを噴射することにより印刷(記録)を行うインクジェット式プリンターが知られている。このようなプリンターにおいては、比較的大量の印刷を行う場合に液体噴射ヘッドへ連続的に安定してインクを供給するために、インクの収容容量が比較的大きなインクバッグ(液体収容体)からインク供給チューブを通じて液体噴射ヘッドにインクを供給する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような構成のプリンターでは、通常、筐体内で用紙に対する主走査方向へ往復移動可能に設けられたキャリッジに液体噴射ヘッドが搭載されている。そして、筐体の外部に配置されたインクバッグから延びるインク供給チューブが、筐体に形成された隙間を通じてキャリッジの移動領域に挿入され、キャリッジに搭載された液体噴射ヘッドに接続される。
米国特許第7008051号明細書
ところで、上述のようなプリンターでは、複数のインクバッグが筐体の外部に乱雑に重ねて配置された構成であるため、所望のインクバッグを交換する際に、新しいインクバッグをセットすることが困難になるという問題がある。
なお、こうした問題は、インクジェット式プリンターに限らず、筐体の外部に配置された液体収容体から液体供給チューブを介して筐体内の液体噴射ヘッドに供給された液体を当該液体噴射ヘッドから噴射して記録を行う記録装置においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、複数の液体収容体をケース内のセット位置へ容易にセットすることが可能な記録装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する記録装置は、筐体と、筐体内に配置され、被記録媒体に対して液体を噴射して記録を行う記録部と、筐体外に配置され、前記記録部に供給するための前記液体を収容した複数の液体収容体を収容するケースとを備えた記録装置であって、前記ケースは、鉛直方向と交差する方向に延びる軸線を中心に回動することによって前記ケースを開閉可能な蓋体と、前記蓋体の内面に設けられ、前記蓋体の開放状態において前記複数の液体収容体を前記ケース内へ収容する際に当該複数の液体収容体を前記ケース内のそれぞれのセット位置へ滑らせることが可能なスライド部とを備えている。
この構成によれば、複数の液体収容体をケース内へ収容する際に、スライド部により当該複数の液体収容体をケース内のセット位置へ滑らせて導くことができる。したがって、複数の液体収容体をケース内のセット位置へ容易にセットすることが可能となる。
上記記録装置において、前記スライド部は、前記蓋体が開いた状態において少なくとも前記蓋体のヒンジ部における内面側に突出する部分を覆うように設けられていることが好ましい。
この構成によれば、複数の液体収容体をケース内のセット位置へセットする際に、スライド部によって複数の液体収容体が少なくとも蓋体のヒンジ部における内面側に突出する部分に引っ掛かることを抑制することが可能となる。
上記記録装置において、前記ケースは、前記ヒンジ部を介して前記蓋体が取り付けられるケース形成部材を備え、前記蓋体は、前記ケース形成部材の端部に取着され、前記スライド部は、前記蓋体が開いた状態において前記ケース形成部材の端部を覆うことが好ましい。
この構成によれば、複数の液体収容体をケース内のセット位置へセットする際に、スライド部によって複数の液体収容体がケース形成部材の端部に引っ掛かることを抑制することが可能となる。
上記記録装置において、前記ケース内における前記スライド部の対向面には、前記複数の液体収容体に対応する位置を示すガイド部が設けられているが設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ケース内のセット位置に液体収容体をセットする際に、ガイド部を目安にすることで、液体収容体を精度よくケース内のセット位置にセットすることが可能となる。
一実施形態の記録装置の斜視図。 蓋体を開けたときの液体収容ユニットの斜視図。 液体収容ユニットの分解斜視図。 側壁形成部材を省略するとともに蓋体を開けたときの液体収容ユニットの斜視図。 蓋体を省略したときの液体収容ユニットの斜視図。 蓋体が開いた状態の液体収容ユニットの断面図。 蓋体が閉じた状態の液体収容ユニットの要部拡大断面図。
以下、記録装置の一実施形態を、図面に従って説明する。
図1に示すように、記録装置11は、全体として略直方体状をなしており、記録ユニット12と、記録ユニット12の左右両側面に設けられた液体収容ユニット13,14とを備えている。記録ユニット12は筐体15を備えており、筐体15内にはキャリッジ16が左右方向に往復移動可能に配置されている。キャリッジ16の下端部には、被記録媒体の一例としての用紙Pにインク(液体)を噴射して印刷(記録)を行う記録部の一例としての液体噴射ヘッド17が支持されている。
筐体15の前端部における上端部には記録装置11の各種の操作を行うための操作部18が設けられている。筐体15の前面における中央部には、筐体15内で印刷された用紙Pが排紙される矩形状の排紙口19が開口している。排紙口19からは、排紙口19から排紙される用紙Pを支持する矩形板状の排紙トレイ20が排紙方向である前方に向かって突出するように延びている。
筐体15の前面における排紙トレイ20の下側には、上下二段の給紙カセット21,22が着脱自在に装着されている。給紙カセット21,22には異なるサイズの用紙Pがそれぞれ積層状態で収容されている。もちろん、給紙カセット21,22には同じサイズの用紙Pを収容するようにしてもよい。
図1及び図2に示すように、右側(一方側)の液体収容ユニット13には、互いに異なるカラーインク(液体)がそれぞれ収容された液体収容体の一例としての第1インク収容体25、第2インク収容体26、及び第3インク収容体27がキャリッジ16の移動方向である左右方向と直交する前後方向に並んで収容されている。第1〜第3インク収容体25〜27に収容されたそれぞれのカラーインクは、それぞれインク供給チューブ28を介して液体噴射ヘッド17に供給される。
一方、左側(他方側)の液体収容ユニット14にはブラックインク(液体)が収容されたインク収容体(図示略)が収容され、当該インク収容体に収容されたブラックインクはインク供給チューブ29を介して液体噴射ヘッド17に供給される。なお、液体収容ユニット13から延びる各インク供給チューブ28と、液体収容ユニット14から延びるインク供給チューブ29とは、筐体15内の途中で束ねられてから一緒に引き回して液体噴射ヘッド17に接続されている。
図2に示すように、第1インク収容体25は、シアンインクが収容された可撓性の袋体によって構成された第1インクパック25aと、第1インクパック25aの一端部(上端部)に設けられた矩形環状をなす第1取手部25bとを備えている。第2インク収容体26は、マゼンタインクが収容された可撓性の袋体によって構成された第2インクパック26aと、第2インクパック26aの一端部(上端部)に設けられた矩形環状をなす第2取手部26bとを備えている。
第3インク収容体27は、イエローインクが収容された可撓性の袋体によって構成された第3インクパック27aと、第3インクパック27aの一端部(上端部)に設けられた矩形環状をなす第3取手部27bとを備えている。第1〜第3インクパック25a〜27aは、内部がインクで満たされた状態において、外面形状が湾曲して膨らんだ凸曲面形状になっている。
図2及び図3に示すように、液体収容ユニット13は、合成樹脂によって構成され、ケース31と、ケース31を開閉可能な蓋体32とを備えている。ケース31は、ケース31の底部を形成する有底箱状をなすケース形成部材の一例としての液体受容部33と、液体受容部33における筐体15(図1参照)側の側壁となる左側壁上に連結されるとともに深さを有する略矩形板状の側壁形成部材34とを備えている。
図3及び図7に示すように、側壁形成部材34の下端部には、液体受容部33に挿入される4つの略L字板状をなす脚部51が下方に向かって延びるように設けられている。4つの脚部51は、前後方向に互いに間隔を置いて配置され、それらの先端部(下端部)には底板部52がそれぞれ設けられている。各底板部52には、ねじ(図示略)を挿通可能なねじ挿通孔52aが形成されている。
液体受容部33の内底面上における側壁形成部材34の4つのねじ挿通孔52aと対応する位置には、略円柱状をなすボス部53がそれぞれ凸設されている。各ボス部53の上面には、ねじ(図示略)が螺入可能なねじ孔(図示略)が設けられている。そして、側壁形成部材34の4つの脚部51のねじ挿通孔52aを液体受容部33の4つのボス部53のねじ孔(図示略)に重ね合わせた状態で、ねじ(図示略)を各ねじ挿通孔52aに挿通して各ボス部53のねじ孔(図示略)に螺入することで、側壁形成部材34が液体受容部33に固定される。
したがって、液体受容部33の底壁にねじ孔(図示略)を形成する必要がなくなるので、ケース31内で第1〜第3インク収容体25〜27からインクが漏れた場合でも、その漏れたインクが液体受容部33から外部へ漏れることを抑制できる。
図2及び図5に示すように、ケース31内における側壁形成部材34の上端部には、第1〜第3インク収容体25〜27をそれぞれ支持する第1支持部材35、第2支持部材36、及び第3支持部材37が前後方向に並ぶように設けられている。第1〜第3支持部材35〜37は、ケース31内において、斜め前方に向かって突出している。そして、第1〜第3支持部材35〜37には、一端側が液体噴射ヘッド17(図1参照)に接続されたインク供給チューブ28(図1参照)の他端側がそれぞれ接続されている。
また、第1〜第3支持部材35〜37の先端面には、第1〜第3インク収容体25〜27のそれぞれの第1〜第3取手部25b〜27bを掛止する略矩形状の第1掛止凸部35a、第2掛止凸部36a、及び第3掛止凸部37aがそれぞれ設けられている。そして、第1〜第3掛止凸部35a〜37aに第1〜第3取手部25b〜27bをそれぞれ掛止することで、第1〜第3取手部25b〜27bが第1〜第3支持部材35〜37とそれぞれ連結されて、第1〜第3支持部材35〜37によって第1〜第3インク収容体25〜27がそれぞれ吊り下げるように支持された状態となる。
この状態では、第1〜第3インクパック25a〜27a内がそれぞれ第1〜第3取手部25b〜27b及び第1〜第3支持部材35〜37を介して各インク供給チューブ28(図1参照)内と連通するようになっている。さらにこの状態では、ケース31内において、第1〜第3インク収容体25〜27が側壁形成部材34に対して斜めに配置されるとともに、隣り合う第1〜第3インク収容体25〜27同士が第1〜第3支持部材35〜37の突出方向において重なるようになっている。
またさらにこの状態におけるケース31の液体受容部33内での第1〜第3インク収容体25〜27の位置は、それぞれ第1〜第3インク収容体25〜27のセット位置とされている。すなわち、第1インク収容体25のセット位置は液体受容部33内の前部となり、第2インク収容体26のセット位置は液体受容部33内における前後方向の中央部となり、第3インク収容体27のセット位置は液体受容部33内の後部となる。
なお、液体受容部33の容積は、満タンの第1〜第3インク収容体25〜27のうちのいずれか1つに収容された分のインク量以上となるように設定されている。すなわち、液体受容部33の容積は、ケース31内に満タンの第1〜第3インク収容体25〜27が収容された状態で第1〜第3インク収容体25〜27のうちのいずれか1つに収容されたインクが全て漏れだした場合でも、この漏れだした全てのインクを液体受容部33内に溜めることができるように設定されている。
図4及び図6に示すように、蓋体32は、深さを有する矩形板状をなしており、基端部には前後一対のヒンジ軸40がアーム部40aを介してそれぞれ設けられている。液体受容部33における側壁形成部材34側とは反対側の側壁である右側壁の内面の上端部には、前後一対のヒンジ軸40を回動可能に支持する前後一対の軸受部41が設けられている。
そして、蓋体32は、一対のヒンジ軸40が一対の軸受部41に支持された状態で、一対の保持部材42を一対のヒンジ軸40の上から一対の軸受部41に対してねじ42aによって固定することで、液体受容部33に取り付けられている。本実施形態では、一対のヒンジ軸40、一対の軸受部41、及び一対の保持部材42によって蓋体32のヒンジ部43が構成されている。
また、一対のヒンジ軸40の軸線は、鉛直方向と直交(交差)する方向である前後方向に延びている。そして、蓋体32は、一対のヒンジ軸40の軸線を中心として一対のヒンジ軸40と一緒に回動することによってケース31を開閉する。蓋体32における中央部よりもやや基端側寄りの位置にはほぼ前後方向全体にわたって延びる矩形状の窓45が形成されており、窓45には透明な合成樹脂によって形成された矩形状の板部材46が嵌め込まれている。
蓋体32の内面における板部材46の上側には、蓋体32の内面上に沿って第1〜第3インク収容体25〜27をそれぞれのセット位置へ向かって滑落させる際に、第1〜第3インク収容体25〜27が板部材46に引っ掛かることを抑制するべくスロープ50が形成されている。
蓋体32の内面における基端部(下端部)には、窓45と隣接するとともに前後方向全体にわたって延びる矩形板状のスライド部47が設けられている。この場合、スライド部47は、蓋体32が開いた状態で一対のヒンジ部43と液体受容部33の右側壁の上端部とを覆うように設けられている。スライド部47の表面には、第1〜第3インクパック25a〜27aの凸曲面形状の外面形状と対応する凹曲面形状の案内部47aが第1〜第3インク収容体25〜27のセット位置と対応するようにそれぞれ設けられている。
すなわち、スライド部47の表面には、第1〜第3インクパック25a〜27aの外面形状と対応する形状の3つ(ケース31に収容される第1〜第3インク収容体25〜27と同じ数)の案内部47aが前後方向に並んで設けられている。さらに換言すれば、スライド部47の表面は、第1〜第3インクパック25a〜27aの外面形状と対応する形状になっている。
また、蓋体32の前後両側壁の内面における基端側寄りの位置と、側壁形成部材34の前後両側壁の内面における中央部とは、蓋体32の回動範囲を制限する一対の連結アーム48によって連結されている。本実施形態では、蓋体32の閉塞状態(図1に示す状態)の角度を0度とした場合に、蓋体32の開放状態(図6に示す状態)の角度が40度となるように、一対の連結アーム48の長さが設定されている。
すなわち、本実施形態では、蓋体32は、閉塞状態で鉛直面と平行になり、開放状態で鉛直面に対して40度の角度をなすように構成されている。さらに換言すれば、本実施形態では、蓋体32は、閉塞状態となる閉塞位置と開放状態となる開放位置との間において0〜40度の角度範囲で回動可能とされている。
図3及び図5に示すように、ケース31内における蓋体32が閉塞状態のときのスライド部47の対向面である側壁形成部材34の内面には、第1〜第3インクパック25a〜27aの凸曲面形状の外面形状と対応する凹曲面形状のガイド部49が第1〜第3インク収容体25〜27のセット位置と対応するようにそれぞれ設けられている。
すなわち、側壁形成部材34の内面には、ケース31内に収容される第1〜第3インクパック25a〜27aの数と同じ3つのガイド部49が前後方向に並んで設けられている。そして、これら3つのガイド部49は、第1〜第3インク収容体25〜27に対応する位置を示し、第1〜第3インク収容体25〜27のセット位置の目安となっている。
次に、第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内にセットする際の作用について説明する。
さて、図6に示すように、第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内にセットする場合には、まず、蓋体32を回動させて開放状態にする。すると、蓋体32は一対の連結アーム48により鉛直面に対して斜めに傾斜した開放位置で保持される。続いて、第3取手部27bを持ちながら第3インク収容体27をそのセット位置と対応する蓋体32の内面上の前部にガイド部49を目安に載置する。すると、第3インク収容体27が蓋体32の内面上をスライド部47に向かって滑落する。
そして、第3インク収容体27がスライド部47に達すると、スライド部47における第3インク収容体27と対応する案内部47aが第3インク収容体27をそのセット位置へ案内しながら滑らせる。このとき、スライド部47によってヒンジ部43と液体受容部33の右側壁の上端部とが覆われているため、第3インク収容体27はヒンジ部43や液体受容部33の右側壁の上端部に引っ掛かることなく円滑に液体受容部33内のセット位置へ滑り落ちる。その後、第3取手部27bを第3支持部材37の第3掛止凸部37aに掛止させることで、第3インク収容体27が第3支持部材37によって吊り下げられた状態でケース31内にセットされる。
同様に、第2取手部26bを第2支持部材36の第2掛止凸部36aに掛止させた後、第1取手部25bを第1支持部材35の第1掛止凸部35aに掛止させることで、第1インク収容体25及び第2インク収容体26が第1支持部材35及び第2支持部材36によってそれぞれ吊り下げられた状態でケース31内にセットされる。その後、蓋体32を回動させて閉塞状態にすることで、ケース31内への第1〜第3インク収容体25〜27のセット作業が完了する。
以上、詳述した実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)蓋体32の内面には、蓋体32の開放状態において第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内へ収容する際に第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内のセット位置へ滑らせることが可能なスライド部47が設けられている。このため、第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内へ収容する際に、第1〜第3インク収容体25〜27を蓋体32の内面上に載置することで、スライド部47により第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内のセット位置へ滑らせて導くことができる。したがって、第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内のセット位置へ容易にセットすることができる。
(2)スライド部47は、蓋体32のヒンジ部43を覆うように設けられている。このため、第1〜第3インク収容体25〜27を、蓋体32の内面を滑らせてケース31内のセット位置へセットする際に、スライド部47によって第1〜第3インク収容体25〜27が蓋体32のヒンジ部43に引っ掛かることを抑制することができる。
(3)蓋体32はケース31の液体受容部33の上端部にヒンジ部43を介して取り付けられ、スライド部47は蓋体32が開いた状態で液体受容部33の上端部を覆っている。このため、第1〜第3インク収容体25〜27を、蓋体32の内面を滑らせてケース31内のセット位置へセットする際に、スライド部47によって第1〜第3インク収容体25〜27が液体受容部33の上端部に引っ掛かることを抑制することができる。
(4)ケース31の液体受容部33は、有底箱状をなしているため、継ぎ目がない(シームレスである)。このため、ケース31内で第1〜第3インク収容体25〜27が破損して内部のインクが漏れ出した場合に、この漏れ出したインクを液体受容部33によって溜めることができる。したがって、ケース31内で第1〜第3インク収容体25〜27から漏れだしたインクがケース31外へ流出することを抑制することができる。因みに、液体受容部33が複数の部材を組み付けて形成される構成である場合には、液体受容部33内で漏れたインクが各部材同士の継ぎ目から外部へ漏れ出しやすくなってしまう。
(5)ケース31内におけるスライド部47の対向面である側壁形成部材34の内面には、第1〜第3インク収容体25〜27に対応する位置を示すガイド部49が設けられている。このため、ケース31内のセット位置に第1〜第3インク収容体25〜27をセットする際に、ガイド部49を目安にすることで、第1〜第3インク収容体25〜27を精度よくケース31内のセット位置にセットすることができる。
(6)スライド部47の表面は、第1〜第3インクパック25a〜27aの外面形状に対応する形状になっている。このため、第1〜第3インクパック25a〜27aをケース31内のセット位置に収容して蓋体32を閉じた際に第1〜第3インクパック25a〜27aの外面とスライド部47の表面との間の隙間を小さくすることができるので、省スペース化を図ることができる。
(7)スライド部47の表面は、第1〜第3インクパック25a〜27aの外面形状と対応する形状の3つの案内部47aが前後方向に並んで設けられている。このため、第1〜第3インク収容体25〜27を蓋体32の内面上を滑らせて第1〜第3インク収容体25〜27をスライド部47まで移動させると、スライド部47における第1〜第3インク収容体25〜27と対応する案内部47aによって第1〜第3インク収容体25〜27をそれらのセット位置へそれぞれ案内しながら滑らせることができる。したがって、第1〜第3インク収容体25〜27を精度よくケース31内のセット位置にセットすることができる。
(8)スライド部47は、蓋体32の内面における窓45と重ならない位置に配置されている。このため、液体収容ユニット13の外部から液体収容ユニット13の内部に収容された第1〜第3インク収容体25〜27を、それぞれのインク残量を確認するべく窓45を通して見る際に、スライド部47が邪魔にならないようにすることができる。
(9)ヒンジ部43が液体受容部33の内側面に配置されている。このため、ケース31の外面からヒンジ部43が突出しないので、ケース31(液体収容ユニット13)の外観を向上させることができる。
(10)ガイド部49が第1〜第3インクパック25a〜27aの凸曲面形状の外面形状と対応する凹曲面形状をなしているため、第1〜第3インク収容体25〜27のセット位置を視覚的に認識しやすくすることができる。
(11)液体受容部33の容積は、ケース31内に満タンの第1〜第3インク収容体25〜27が収容された状態で第1〜第3インク収容体25〜27のうちのいずれか1つに収容されたインクが全て漏れだした場合でも、これら漏れだしたインクを全て液体受容部33に溜めることができるように設定されている。すなわち、ケース31内で満タンの第1〜第3インク収容体25〜27のうちのいずれか1つからインクが漏れだしても、この漏れだしたインクを液体受容部33内に溜めることができる。したがって、ケース31内で漏れだしたインクがケース31外へ流出することを効果的に抑制することができる。
(12)ケース31内において、第1〜第3インク収容体25〜27が側壁形成部材34に対して斜めに配置されるとともに、隣り合う第1〜第3インク収容体25〜27同士が第1〜第3支持部材35〜37の突出方向において重なるようになっている。このため、ケース31内で第1〜第3インク収容体25〜27を側壁形成部材34に対して平行にした状態で前後方向に並べて第1〜第3インク収容体25〜27同士が左右方向で重ならないように配置する場合に比べて、ケース31(液体収容ユニット13)の前後方向の幅を小さく抑えることができる。
(13)通常、蓋体32を所定の回動範囲で大きく開けようとする場合には、蓋体32のヒンジ部43の位置を下げる必要がある。しかしながら、ヒンジ部43は液体受容部33の上端部に設ける必要があるため、ヒンジ部43の位置を下げすぎると、液体受容部33の深さが浅くなってしまう。この点、本実施形態では、スライド部47により第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内のセット位置へ滑らせて導くことができるので、蓋体32の回動範囲を狭くして蓋体32の開く量を小さくしても、第1〜第3インク収容体25〜27のセット位置へのセット性を維持することができる。したがって、蓋体32のヒンジ部43の位置を上げることができるので、液体受容部33を深さの深いものとすることができ、ケース31内で第1〜第3インク収容体25〜27から漏れたインクを液体受容部33内に溜めることに対して有利となる。加えて、蓋体32の開く量を小さくすることができるので、蓋体32の開閉に必要な空間を小さくすることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・蓋体32は、開放状態(図6に示す状態)の角度が90度未満となるように一対の連結アーム48の長さを設定し、閉塞位置と開放位置との間において0度以上90度未満の角度範囲で回動可能に構成するようにしてもよい。但し、蓋体32の開放状態(図6に示す状態)の角度は、ケース31内に第1〜第3インク収容体25〜27が収容できる程度に蓋体32が開くように設定する必要がある。
・スライド部47の案内部47aの形状(スライド部47の表面形状)は、必ずしも第1〜第3インクパック25a〜27aの外面形状と対応する形状にする必要はない。例えば、案内部47aの形状を角張った形状にしてもよい。
・ガイド部49は省略してもよい。
・ケース31の液体受容部33は、必ずしも有底箱状にする必要はない。
・スライド部47は必ずしも液体受容部33の上端部を覆うように配置する必要はない。
・スライド部47は、必ずしも蓋体32のヒンジ部43全体を覆うように配置する必要はない。すなわち、スライド部47は、蓋体32の内面側に突出する部分のみを覆うように配置してもよい。
・スライド部47は、蓋体32の先端側(上側)から見て第1〜第3インクパック25a〜27a全体を囲うように、環状に形成するようにしてもよい。
・液体受容部33の底部には、第1〜第3インク収容体25〜27から漏れて液体受容部33内に溜まったインクを排出するための排出口を設けるようにしてもよい。この場合、排出口には、排出口を開閉可能な栓などが設けられる。
・蓋体32のヒンジ部43は、液体受容部33の外側面に設けるようにしてもよい。このようにすれば、ケース31内に第1〜第3インク収容体25〜27をセットする際に、ヒンジ部43に第1〜第3インク収容体25〜27が引っ掛からないようにすることができる。
・蓋体32のヒンジ部43は、液体受容部33の内側面及び外側面の両方から突出するように配置してもよい。このようにすれば、ヒンジ部43の突出分を液体受容部33の内側面及び外側面の両方に分散することができる。
・蓋体32の厚さを厚くすることによって、蓋体32がヒンジ部43を覆うように構成してもよい。この場合、ヒンジ部43は、液体受容部33の外側面に配置してもよいし、液体受容部33の内側面に配置してもよい。
・スライド部47以外の部材によってヒンジ部43を覆うように構成してもよい。すなわち、必ずしもスライド部47によってヒンジ部43を覆う必要はない。
・ヒンジ部43は、ケース31における第1〜第3インク収容体25〜27をセットする領域外に配置してもよい。
・蓋体32のアーム部40aは、第1〜第3インク収容体25〜27が引っ掛からずに滑るように、丸みを帯びた形状にしてもよい。
・スライド部47以外の部材によってヒンジ部43及び液体受容部33の上端部を覆うように構成してもよい。すなわち、必ずしもスライド部47によってヒンジ部43及び液体受容部33の上端部を覆う必要はない。
・蓋体32を液体受容部33の上端部に対して重なるように配置してもよい。
・蓋体32の内面全体にわたってスライド部47を設けるようにしてもよい。この場合、スライド部47における少なくとも窓45を覆う部分は、透明な材料で形成することが好ましい。
・ガイド部49の形状は、必ずしも第1〜第3インクパック25a〜27aの外面形状と対応する形状にする必要はない。例えば、ガイド部49の形状を角張った形状にしてもよい。
・液体受容部33の容積は、第1〜第3インク収容体25〜27の全てに収容された合計分のインク量以上となるように設定するようにしてもよい。
・第1〜第3インク収容体25〜27は、ケース31内において、側壁形成部材34に対して斜めに配置しなくてもよいし、隣り合う第1〜第3インク収容体25〜27同士が第1〜第3支持部材35〜37の突出方向において重ならないように配置するようにしてもよい。
・第1〜第3インク収容体25〜27に内部のインクを導出する導出チューブをそれぞれ設け、これらの導出チューブをインク供給チューブ28にそれぞれ接続してから第1〜第3インク収容体25〜27をケース31内のセット位置にセットするようにしてもよい。
・ガイド部49を案内部47aとしても機能させるようにしてもよいし、案内部47aをガイド部49としても機能させるようにしてもよい。
・ケース31内のセット位置に第1〜第3インク収容体25〜27をセットして蓋体32を閉じた状態では、案内部47aとガイド部49とが第1〜第3インク収容体25〜27に対して当接するようにしてもよい。
・ガイド部49を、色、文字、記号、ラベル等によって構成してもよい。
・第1〜第3インク収容体25〜27は、硬質の合成樹脂などによって形成されたハードケースにインクが収容された構成にしてもよい。
・第1〜第3インク収容体25〜27は、ケース31内で吊り下げられる形態に限らず、セット位置に載置する形態としてもよい。この場合、第1〜第3インク収容体25〜27の底部からインクが導出されてインク供給チューブ28へ導かれるように構成される。
・液体収容ユニット14を省略し、液体収容ユニット13から液体噴射ヘッド17に、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク、及びイエローインクが導かれるように構成してもよい。
・第1〜第3インク収容体25〜27のうちの少なくとも一つは、インクを補充可能な構成にしてもよい。
・液体収容ユニット13,14の配置は入れ替えてもよい。
・記録装置11では、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク、及びイエローインクの4色対応の構成としたが、単色や2色対応の構成としてもよいし、5色以上に対応可能な構成としてもよい。
・被記録媒体は、用紙Pだけでなく、布、プラスチックフィルム、CDなどであってもよい。
11…記録装置、15…筐体、17…記録部の一例としての液体噴射ヘッド、25…液体収容体の一例としての第1インク収容体、26…液体収容体の一例としての第2インク収容体、27…液体収容体の一例としての第3インク収容体、31…ケース、32…蓋体、33…ケース形成部材の一例としての液体受容部、43…ヒンジ部、47…スライド部、49…ガイド部、P…被記録媒体の一例としての用紙。

Claims (4)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、被記録媒体に対して液体を噴射して記録を行う記録部と、
    前記筐体外に配置され、前記記録部に供給するための前記液体を収容し、被支持部を有する複数の液体収容体を収容するケースと
    前記被支持部を支持する支持部と
    を備えた記録装置であって、
    前記ケースは、
    鉛直方向と交差する方向に延びる軸線を中心に回動することによって前記ケースを開閉可能な蓋体と、
    前記蓋体の内面に設けられ、前記蓋体の開放状態において前記複数の液体収容体を前記ケース内へ収容する際に前記液体収容体の被支持部が前記支持部に支持されるように前記液体収容体を滑らせることが可能なスライド部と
    を備え
    前記蓋体の開放状態において、前記蓋体の内面は、前記被支持部が前記支持部に支持された前記液体収容体の下端に向かって傾斜している
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記スライド部は、前記蓋体が開いた状態において少なくとも前記蓋体のヒンジ部における内面側に突出する部分を覆うように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記ケースは、前記ヒンジ部を介して前記蓋体が取り付けられるケース形成部材を備え、
    前記蓋体は、前記ケース形成部材の端部に取着され、
    前記スライド部は、前記蓋体が開いた状態において前記ケース形成部材の端部を覆うことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記ケース内における前記スライド部の対向面には、前記複数の液体収容体に対応する位置を示すガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の記録装置。
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