JP6080779B2 - 自転車用電源ホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、電源ホルダ、特に、電源を自転車のフレームに装着可能な自転車用電源ホルダに関する。
近年、自転車に電装品を搭載して使用者の利便性を向上させる多くの自転車用の技術が開発されている。たとえば、使用者の人力を電動機によって補助するアシスト自転車が開発されている(たとえば、特許文献1参照)。また、自転車の変速操作をボタン操作によって行える電動変速機が開発されている。これらの電動機および電動変速機などの電装品には、自転車のフレームに固定される電源から電力が供給される。
特開平11−180376号公報
電源が自転車のフレームに固定されていると、自転車が転倒したり、電源または電源ホルダに左右方向に不所望な力が作用したりしたときの衝撃によって電源が損傷するおそれがある。
本発明の課題は、電源に与えられる衝撃を緩和することにある。
本発明に係る自転車用電源ホルダは、電源を自転車のフレームに装着可能な自転車用電源ホルダである。自転車用電源ホルダは、電源を保持可能なホルダ本体部と、ホルダ本体部が自転車の左右方向に移動可能に、ホルダ本体部を自転車のフレームに装着可能なフレーム取付け部と、を備える。フレーム取付け部は、ホルダ本体部を自転車に装着した状態で、左右方向に延びる少なくとも一つの長孔が形成された長孔部を有してもよい。
この自転車用電源ホルダでは、フレーム取付け部によって、電源を保持するホルダ本体部が左右方向に移動可能に自転車のフレームに取り付けられる。フレーム取付け部を自転車に装着すると、長孔部が自転車の左右方向に延びるように配置される。このため、長孔部において、固定部材によって、フレーム取付け部を固定することよって、左右方向の衝撃がホルダ本体部に作用しても、衝撃が作用する方向である左右方向にホルダ本体部が移動可能である。これにより、電源を保持する部材であるホルダ本体部に作用する衝撃を緩和でき、電源に与えられる衝撃を緩和することができる。
長孔は複数設けられてもよい。この場合には、長孔部が複数設けられるため、フレーム取り付部を自転車に安定して取り付けできる。
フレーム取付け部は、長孔を通過して、長孔部を自転車のフレームに固定するための固定部材をさらに含んでもよい。この場合には、長孔を通過して固定部材を自転車に固定することによって、ホルダ本体部に衝撃が作用したときにフレーム取付け部が左右方向に移動可能になる。
ホルダ本体部は、電源の一端部を保持する第1ホルダ本体部と、電源の他端部を保持する第2ホルダ本体部と、を含んでもよい。この場合には、電源が両端で保持されるので、電源を安定して保持できる。
フレーム取付け部は、第1ホルダ本体部を自転車のフレームに装着可能な第1フレーム取付け部と、第2ホルダ本体部を自転車のフレームに装着可能な第2フレーム取付け部と、を有してもよい。この場合には、第1ホルダ本体部を第1フレーム取付け部に、第2ホルダ本体部を第2フレーム取付け部に別々に取り付けできる。このため、電源が配置される部分にフレーム取付け部を配置する必要がなくなり、フレーム取付け部の軽量化を図れる。
フレーム取付け部は、一体に形成され、第1ホルダ本体部および第2ホルダ本体部を自転車のフレームに装着可能である。この場合には、フレームにフレーム取付け部を個別に配置する必要がなくなり、フレーム取付け部のフレームへの取り付けが容易になる。
ホルダ本体部は、電源を着脱可能に保持してもよい。この場合には、電源の交換が容易である。
ホルダ本体部と、フレーム取付け部とは一体に形成されてもよい。この場合には、フレーム取付け部をフレームに取り付けるだけで、電源ホルダをフレームに装着できる。
自転車用電源ホルダは、保持部に電源が保持された状態で電源をロックするロック部をさらに含んでもよい。この場合には、電源が保持部に保持された状態でロックされるので、走行中の電源の脱落および駐輪時の電源の盗難を防止できる。
ホルダ本体部は、電源を着脱不能に保持してもよい。この場合に、自転車の走行中の電源の脱落を防止できる。
フレーム取付け部は、自転車のフレームに装着された状態で、ホルダ本体部に左右方向に所定の力が与えられたとき、ホルダ本体部が自転車の左右方向に移動するように、自転車のフレームに装着されてもよい。この場合には、自転車が転倒したり、電源またはホルダ本体に左右方向に不所望な力が作用したりすると、フレーム取付け部を介してホルダ本体部が左右に移動するので電源に与えられる衝撃を緩和できる。
フレーム取付け部は、ホルダ本体部を着脱可能に保持する保持部を有してもよい。この場合には、ホルダ本体部が着脱可能であるので、ホルダ本体部を容易に交換できる。
フレーム取付け部は、ホルダ本体部を保持した状態で、自転車の前後方向へのホルダ本体部の移動を阻止する移動阻止部を有してもよい。この場合には、走行中の加減速によってホルダ本体部に前後方向の慣性力が作用しても、フレーム取付け部に装着されたホルダ本体部がフレーム取付け部に対して前後移動しなくなる。
自転車用電源ホルダは、ホルダ本体部がフレーム取付け部から離脱したときに、ホルダ本体部の移動を規制する規制部をさらに含んでもよい。この場合には、ホルダ本体部がフレーム取付け部から離脱しても、ホルダ本体部が路面に落下しにくくなる。
規制部は、折り曲げ可能な部材によって構成されてもよい。この場合には、規制部を折り曲げることのよって、規制部をコンパクトに配置できる。
折り曲げ可能な部材は、紐状部材であってもよい。この場合には、規制部がさらにコンパクトになる。
保持部は、弾性を有し、かつ断面がC字形状の部材を有してもよい。この場合には、保持部がホルダ本体部を弾性的に保持できるので、ホルダ本体部の着脱が容易である。
本発明の別の発明に係る自転車用電源ホルダは、電源を自転車のフレームに装着可能である。自転車用電源ホルダは、電源を保持可能なホルダ本体部と、ホルダ本体部をフレームに装着可能なフレーム取付け部と、を含む。フレーム取付け部は、不所望に障害物に接触してホルダ本体部に衝撃が与えられたとき、ホルダ本体部の長手方向に交差する方向に、ホルダ本体部を離脱させる。
この自転車用電源ホルダでは、フレーム取付け部介してフレームに取り付けられるホルダ本体部に衝撃が与えられたとき、ホルダ本体部の長手方向に交差する方向に、ホルダ本体部が離脱する。このため、電源に与えられる衝撃を緩和できる。
本発明によれば、自転車が転倒したり、電源またはホルダ本体部に不所望に障害物が接触したりして、電源に衝撃が作用しても、左右方向にホルダ本体部が移動したり、または、ホルダ本体部の長手方向に交差する方向にホルダ本体が離脱することによって、電源に与えられる衝撃を緩和できる。
本発明の第1実施形態による自転車用電源ホルダが採用された自転車の側面図。 自転車用電源ホルダの側面図。 自転車用電源ホルダの側面拡大一部断面図。 自転車用ホルダの平面拡大平面図。 図3の切断線V−Vによって切断した断面図。 第1実施形態の変形例の図2に相当する図。 本発明の第2実施形態による自転車用電源ホルダの図2に相当する平面図。 図7の切断線VIII−VIIIによって切断した断面図。 本発明の第3実施形態による自転車用電源ホルダの図2に相当する平面図。 図9の切断線X−Xによって切断した断面図。
<第1実施形態>
図1において、本発明の第1実施形態による自転車用電源ホルダ(以下、単に電源ホルダと記す)20が装着される自転車10は、パラレル型のフレーム12を有する。フレーム12は、フレーム本体14と、フレーム本体14の前部に斜めの軸回りに揺動可能に設けられるフロントフォーク16と、ハンドル部18と、を有する。フレーム本体14は、フロントフォーク16が揺動自在に装着されるヘッドチューブ14aと、2本のダウンチューブ14bと、シートチューブ14cと、シートスティ14dと、チェーンスティ14eと、を有する。なお、フレームは、パラレル型のものに限定されず、ダイヤモンド形のフレーム、後輪側にスイングアームを有するフレームなど全ての自転車のフレームに本発明を適用できる。なお、フレームには、フレーム本体14に装着される泥よけ、前カゴおよびリアキャリアなどの付属品も含まれる。
自転車10には、使用者の人力をモータによって補助する電動アシスト機構6が設けられる。電動アシスト機構6は、自転車のハンガー部に設けられ、少なくともモータを有する。モータは、電動モータである。第1実施形態では、電動アシスト機構6は、モータに加えて変速装置を内部に有する。なお、ここでの上下前後左右は、電源ホルダ20が装着された自転車10における上下前後左右を意味する。
図2において、電源ホルダ20に保持される電源8は、第1実施形態では、電動アシスト機構6の電源として用いられる。第1実施形態では、電源8は、電源ケース8aと、電源ケース8aの内部に収容された蓄電素子8bと、を有する。蓄電素子8bは、たとえば、充電可能な二次電池または大容量コンデンサなどを含む。第1実施形態では、蓄電素子8bは、たとえば、ユニット化された複数のリチウムイオン二次電池またはニッケル水素二次電池を含む。電源ケース8aは、図2に示すように、後述するホルダ本体部22の第1ホルダ本体部30に係合する係合部8cと、後述するロック部26に係合する第1係合凹部8dと、ホルダ本体部22の第2ホルダ本体部32に係合する第2係合凹部8eと、を有する。
図2において、本願発明の第1実施形態による電源ホルダ20は、自転車のフレーム12に装着される。第1実施形態では、電源ホルダ20は、フレーム本体14のダウンチューブ14bに装着されるが、電源ホルダ20は、シートチューブ14cに装着されてもよいし、フレーム本体がトップチューブを有している場合にはこのトップチューブに装着されてもよい。電源ホルダ20は、電源8を保持可能なホルダ本体部22と、フレーム取付け部24と、ロック部26と、を含む。第1実施形態では、ホルダ本体部22と、フレーム取付け部24とが別体に形成される。フレーム取付け部24は、ホルダ本体部22が自転車10の左右方向に移動可能に、ホルダ本体部22を自転車10のフレーム12のダウンチューブ14bに装着可能である。ダウンチューブ14bには、前後方向に沿ってそれぞれ2つのねじ孔14hを有する第1ねじ孔部14fおよび第2ねじ孔部14gが前後方向に間隔を隔てて形成される。ロック部26は、ホルダ本体部22に電源8が保持された状態で電源8をロック可能に構成される。第1実施形態では、ホルダ本体部22は、電源8を着脱可能に保持する。電源8は、図4に示すように、ホルダ本体部22の一方の側面から旋回して着脱される。第1実施形態では、ホルダ本体部22の左側面から電源8が着脱される。
図3から図5に示すように、ホルダ本体部22は、電源8の一端部22aを着脱可能に保持する第1ホルダ本体部30と、電源8の他端部22bを着脱可能に保持する第2ホルダ本体部32と、を含む。フレーム取付け部24は、第1ホルダ本体部30を自転車10のフレーム12に装着可能な第1フレーム取付け部34と、第2ホルダ本体部32を自転車10のフレーム12に装着可能な第2フレーム取付け部36と、を有する。
第1ホルダ本体部30は、第1フレーム取付け部34をフレーム12とは反対側から覆うように設けられる。第1ホルダ本体部30は、第1フレーム取付け部34に、たとえば、ロック部26を介して第1ボルト部材40によって固定される。第1ホルダ本体部30の一端面30aは、第1フレーム取付け部34から離れるに連れて第2ホルダ本体部32側に傾斜する傾斜面で構成される。第1ホルダ本体部30の他端面30bは、第2ホルダ本体部32の左右方向でかつ第1ホルダ本体部30側の端部(図4に示すように、本実施の形態では第2ホルダ本体部32の左側端部)を中心とする円弧状に凹んで形成される。第1ホルダ本体部30の他端面30bは、さらに第1フレーム取付け部34から離れるに連れて一端面30a側に傾斜する傾斜面で構成される。したがって、第1ホルダ本体部30の左右方向の一端側(図4に示すように、本実施の形態では第1ホルダ本体部30の左側)の第1側面30cのフレームに沿う方向の長さが、第1ホルダ本体部30の左右方向の他端側(図4に示すように、本実施の形態では第1ホルダ本体部30の右側)の第2側面30dのフレームに沿う方向の長さよりも短い。他端面30bには、電源8を位置決めし、電源に係合する係合溝30eが形成される。係合溝30eは、第1側面30cに開口し、第1側面30cから第2側面30dの手前まで円弧状に延びる。係合溝30eには、電源8の電源ケース8aの第1端部8fに設けられる係合部8cが係合する。係合溝30eの第2側面30d側の端部の溝幅は、係合部8cの厚みと実質的に同じ長さである。ここで、係合溝30eの溝幅とは、フレームの延びる方向および左右方向とは垂直な方向における係合溝30eの幅である。係合溝30eの第1側面30c側の溝幅は、第2側面30d側の溝幅よりも大きい。係合溝30eは、第1側面30cから第2側面30dに向かうに連れて、溝幅が狭くなるような傾斜面を有する。この傾斜面によって、係合部8cが、係合溝30eの第2側面30d側の溝幅の狭い部分に確実に案内され、係合溝30eに位置決めされて、係合される。第1ホルダ本体部30のフレームとは反対側の面30fには、ロック部26の後述するラッチ26bが通過可能な矩形の開口30gが形成される。
第1フレーム取付け部34は、概ね矩形の板状の合成樹脂製または金属製の部材である。第1フレーム取付け部34は、ホルダ本体部22を自転車10に装着した状態で、左右方向に延びる少なくとも一つの第1長孔34bが形成される第1長孔部34aを有する。第1実施形態では、第1長孔34bは、フレームの延びる方向に間隔を隔てて2つ配置される。2つの第1長孔34bは、第1ねじ孔部14fのねじ孔14hに対向可能な位置に配置される。第1フレーム取付け部34は、第1長孔34bを通過してねじ孔14hに螺合する2本の第2ボルト部材42によってダウンチューブ14bに固定される。2本の第2ボルト部材42は、第1長孔34bの両端部を除く位置に配置される。これによって、第1フレーム取付け部34が左右方向のいずれの方向にも移動可能になる。2本の第2ボルト部材42は、固定部材の一例である。第1フレーム取付け部34には、ロック部26が固定される。
第2ホルダ本体部32は、第2フレーム取付け部36に固定され、フレーム12とは反対側の端部が開口して内部に収納空間を有する本体部材44と、本体部材44の開口をカバーするカバー部材46と、を有する。カバー部材46は、第1ホルダ本体部30に対向する第1面44aで、たとえばねじ部材によって本体部材44に固定される。本体部材44の内部には、電源8に接続される図示しない電源回路が設けられる。第1面44aには、電源8が第2ホルダ本体部32に保持されたときに、電源8に設けられる電源端子に電気的に接続可能な複数の接続端子44bが設けられる。また、第1面44aには、左右方向の一方側(図4に示すように、本実施の形態では第2ホルダ本体部32の左側)に向かって斜めに突出する突起44cが設けられる。突起44cは、電源8を第1ホルダ本体部30および第2ホルダ本体部32に装着するときに、電源8を他端部を当接させて、突起44cの先端部を中心にして旋回させるためのものである。フレームの延びる方向において本体部材44の第1面44aとは反対側の第2面44dには、電装品(たとえば、電動アシスト機構6)に電力を供給するための電力線48が着脱可能に電気的に接続される出力コネクタ50が設けられる。電力線48は、着脱不能に本体部材44に固定されてもよい。第2ホルダ本体部32の左右方向の一方の面である第3面44eには、電源8を充電するための充電端子52が設けられる。充電端子52は、キャップ54によってカバーされる。本体部材44のフレーム側の面44gには、本体部材44を第2フレーム取付け部36に固定するための第3ボルト部材56を通過可能な2つの貫通孔44f(図5参照)が形成される。また、本体部材44のフレーム側の面44gには、第2フレーム取付け部36をフレーム12に固定するための第2ボルト部材42の頭部を露出させるための、開口44hが形成される。開口44hは、第2長孔36bよりも大きく形成され、ここでは各第2長孔36bの全体を露出させる。開口44hは、本実施の形態ではおおむね矩形に形成される。カバー部材46には、電源ケース8aの第2端部8gを位置決めする位置決め突起46aが設けられる。位置決め突起46aは、電源ケース8aの第2係合凹部8e(図2参照)に係合して、電源ケース8aの左右方向と、フレームに近接および離反する方向(左右方向およびフレームの延びる方向に垂直な方向)との位置決めを行うために設けられる。
第2フレーム取付け部36は、概ね矩形の合成樹脂製または金属製の板状の部材である。第2フレーム取付け部36は、ホルダ本体部22を自転車10に装着した状態で、左右方向に延びる少なくとも一つの第2長孔36bが形成される第2長孔部36aを有する。第1実施形態では、第2長孔36bは、フレームの延びる方向に間隔を隔てて2つ配置される。2つの第2長孔36bは、第2ねじ孔部14gのねじ孔14hに対向可能な位置に配置される。第2フレーム取付け部36は、第2長孔36bを通過してねじ孔14hに螺合する2本の第2ボルト部材42によってダウンチューブ14bに固定される。2本の第2ボルト部材42は、第2長孔36bの両端部を除く位置に配置される。これによって、第2フレーム取付け部36が左右方向のいずれの方向にも移動可能になる。2本の第2ボルト部材42は、固定部材の一例である。第2フレーム取付け部36には、第2ホルダ本体部32の本体部材44を固定するための2つの固定ねじ孔36cが左右方向に間隔を隔てて設けられる。本体部材44は、固定ねじ孔36cに螺合する第3ボルト部材56によって第2フレーム取付け部36に固定される。
ロック部26は、図3および図4に示すように、第1フレーム取付け部34に固定されるシリンダ錠26aと、シリンダ錠26aによって引き込み可能なラッチ26bと、を有する。シリンダ錠26aは、図示しない鍵によって回動可能である。ラッチ26bは、第1ホルダ本体部30の上面から進出可能であり、電源ホルダ20に装着された電源8が電源ホルダ20から外れないようにロックする。ラッチ26bは、進出方向に付勢される。ラッチ26bは、シリンダ錠26aによって付勢力に抗して引き込みできる。ラッチ26bは、電源8の装着時に電源8によって押圧されて引き込まれ、電源8が第1ホルダ本体部30の係合位置に配置されると、電源8の第1係合凹部8dに進出して電源8をロックする。電源8のロックを解除する場合は、鍵によってシリンダ錠26aをラッチ26bが引き込む方向に回せばよい。
このような構成の電源ホルダ20では、電源8を電源ホルダ20に保持させる場合には、図4に二点鎖線で示すように、電源8の電源ケース8aの第2端部8gの内側面を第2ホルダ本体部32の突起44cに接触させながら、第1端部8fの係合部8cを第1ホルダ本体部30の係合溝30eに係合させる。そして、係合部8cが係合溝30eの第2側面30d側の端部に当接する装着位置まで旋回させる。これによって電源8がホルダ本体部22に装着される。この電源8の旋回時に、電源ケース8aがラッチ26bをいったん引き込み、装着位置でラッチ26bが進出して第2係合凹部8eに係合し、電源8がホルダ本体部22にロックされる。
電源8を外すときには、鍵によってシリンダ錠26aを回してラッチ26を強制的に引き込む。この状態で電源8を装着位置からに旋回させることによって、電源8がホルダ本体部22から外れる。
ホルダ本体部22は、フレーム取付け部24によって、左右方向に移動可能にフレーム12に取り付けられる。具体的には、フレーム取付け部24の第1フレーム取付け部34および第2フレーム取付け部36が、それぞれ左右方向に延びる第1長孔34bを有する第1長孔部34aおよび第2長孔36bを有する第2長孔部36aを有する。通常の乗車状態において、第1フレーム取付け部34および第2フレーム取付け部36がフレーム12に対して相対移動しないように、第1フレーム取付け部34は第1ボルト部材40によってフレーム12に取り付けられ、第2フレーム取付け部36は第2ボルト部材42によってフレーム12に取り付けられる。電源8または電源ホルダ20に衝撃が与えられ、左右方向に所定の力が電源ホルダ20に与えられたときには、第1ボルト部材40および第2ボルト部材42の固定力に抗して、フレーム取付け部24がフレーム12に対して左右方向に移動するので、電源8に与えられる衝撃を緩和できる。
<第1実施形態の変形例>
第1実施形態の変形例では、図6に示すように、電源ホルダ120のフレーム取付け部124の構成が第1実施形態と異なるだけであり、その他の構成は第1実施形態と同じである。したがって、フレーム取付け部124以外の構成は、第1実施形態と同じ符号を図6に付してその説明を省略する。
図6において、フレーム取付け部124は、一体に形成され、第1ホルダ本体部30および第2ホルダ本体部32を含むホルダ本体部22の全体を自転車10のフレーム12のダウンチューブ14bに装着可能である。フレーム取付け部124は、概ね矩形の板状の合成樹脂製または金属製の部材である。フレーム取付け部124は、フレーム12の延びる方向に沿って、第1ホルダ本体部30から第2ホルダ本体部32まで延びて形成される。フレーム取付け部124は、ホルダ本体部22を自転車10に装着した状態で、左右方向に延びる少なくとも一つの第1長孔134bが形成される第1長孔部134aを有する。第1長孔部134aは、第1ホルダ本体部30によって覆われる。また、フレーム取付け部124は、ホルダ本体部22を自転車10に装着した状態で、左右方向に延びる少なくとも一つの第2長孔136bが形成される第2長孔部136aを有する。第2長孔部136aは、第2ホルダ本体部32によって覆われる。第1長孔134bおよび第2長孔136bは、それぞれ2つであり、第1実施形態と同じように、ねじ孔14hに対向可能な位置に配置される。フレーム取付け部124の2つの第1長孔134bの間にロック部26が設けられる。その他の構成は、第1実施形態と同様であるため、前述したようにその説明を省略する。第1長孔部134aおよび第2長孔部136aは、電源に覆われる位置に設けられてもよく、形成される長孔の数は、それぞれ1つであってもよく、複数であってもよい。
変形例では、フレーム取付け部124が1つの部材であるので、フレーム12への取り付けが容易になる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、図7および図8に示すように、電源ホルダ220は、ホルダ本体部222と、ホルダ本体部222に一体的に形成されるフレーム取付け部224と、を含む。第2実施形態では、電源208は、ホルダ本体部222に対して着脱可能であり、ホルダ本体部222は、フレーム取付け部224と一体形成される。
図7および図8において、電源ホルダ220のホルダ本体部222は、たとえば、合成樹脂製または金属製の筒状の部材であり、長手方向を有する。ホルダ本体部222は、一端が開口する有底筒状の本体部222aと、本体部222aの開口を塞ぐキャップ部材222bと、を有する。これによって、ホルダ本体部222は、電源208を着脱可能に保持する。本体部222aの内部には、電源208を構成する複数(たとえば4つ)の蓄電素子208bが保持される。複数の蓄電素子208bは、たとえばリチウムイオン電池またはニッケル水素電池等の充電可能な二次電池である。ホルダ本体部222は、自転車10のフレーム12のたとえばダウンチューブ14bに対して隙間をあけて配置される。ホルダ本体部222の他端には、たとえば、自転車の図示しない電動変速機に電力を供給する電力線248が着脱可能に電気的に接続される出力コネクタ250が設けられる。したがって、第2実施形態の電源208は、第1実施形態の電源8よりも容量が小さい。
フレーム取付け部224は、たとえば、合成樹脂製または金属製の板状の部材であり、前述したようにホルダ本体部222と一体に形成される。ホルダ本体部222を自転車10に装着した状態で、左右方向に延びる少なくとも一つの長孔234bが形成される長孔部234aを有する。第2実施形態では、長孔234bは、複数(たとえば3つ)設けられる。フレーム取付け部224は、自転車10のフレーム12の、たとえばダウンチューブ14bに設けられるねじ孔214hに螺合する3本の第2ボルト部材242によってダウンチューブ14bに固定される。通常の乗車状態においては、フレーム取付け部224がフレーム12に対して相対移動しないように、フレーム取付け部224が第2ボルト部材242によってフレーム12に取り付けられる。3本の第2ボルト部材242は、長孔234bの両端を除く位置に配置される。第2ボルト部材242は、固定部材の一例である。第2ボルト部材242を長孔234bの両端を除く位置に配置し、かつホルダ本体部222をダウンチューブ14bから離れて配置することによって、左右方向に所定の力がホルダ本体部222に与えられたときに、ホルダ本体部222は、自転車10の左右方向のいずれの方向にも移動可能である。
このような構成の電源ホルダ220では、たとえば自転車が転倒して左右方向の衝撃がホルダ本体部222に作用しても、ホルダ本体部222は、フレーム取付け部224によって、衝撃が作用する方向である左右方向に移動可能にフレーム12に取り付けられる。具体的には、フレーム取付け部224が、左右方向に延びる長孔234bを有する長孔部234aを有する。電源ホルダ220に衝撃が与えられ、左右方向に所定の力が電源ホルダ220に与えられたときには、第2ボルト部材242の固定力に抗して、フレーム取付け部224がフレーム12に対して左右方向に移動し、電源208に与えられる衝撃を緩和できる。
<第3実施形態>
第3実施形態では、図9および図10に示すように、電源ホルダ320のホルダ本体部322がフレーム取付け部324に対して着脱可能に構成される。
図9および図10において、電源ホルダ320は、ホルダ本体部322と、フレーム取付け部324と、規制部327と、を含む。ホルダ本体部322は、たとえば、合成樹脂製または金属製の筒状の部材であり、長手方向を有する。ホルダ本体部322は、両端が塞がれた筒状の部材であり、電源308を着脱不能に保持する。ホルダ本体部322の内部には、電源308を構成する複数(たとえば4つ)の蓄電素子308bが保持される。複数の蓄電素子308bは、たとえばリチウムイオン電池またはニッケル水素電池などの充電可能な二次電池である。ホルダ本体部322の一方の端部には、たとえば、自転車の図示しない電動変速機に電力を供給する電力線348が着脱可能に電気的に接続される出力コネクタ350が設けられる。また、ホルダ本体部322は、フレーム取付け部324に係合する一対の突起部322cを有する。一対の突起部322cは、ホルダ本体部32の長手方向に間隔をあけて設けられ、ホルダ本体部32の長手方向に垂直な方向に突出して、環状に形成されている。一対の突起部322cは、フレーム取付け部324に設けられる後述する移動阻止部324dに係合することによって、ホルダ本体部322の長手方向への移動を規制するために設けられる。突起部322cは、不連続な環状であってもよく、ホルダ本体部32の周方向の長さがC字形状の開口よりも長い形状であればよい。
フレーム取付け部324は、たとえば、合成樹脂製または金属製であって、弾性を有する。フレーム取付け部324は、ホルダ本体部322をフレーム12に装着可能である。フレーム取付け部324は、ホルダ本体部322に衝撃が与えられたとき、ホルダ本体部322の長手方向に交差する方向に、ホルダ本体部322を離脱させる。ホルダ本体部322の長手方向に交差する方向は、自転車の左右方向を含む。フレーム取付け部324はホルダ本体部322を着脱可能に保持する保持部324aと、保持部324aと一体的に形成されフレーム12に取り付けるための取付け部324bと、を有する。保持部324aは、ホルダ本体部322を保持した状態で、ホルダ本体部322の長手方向に垂直な断面がC字形状の保持部材324cを有する。本実施の形態では、保持部材324cのC字形状の開口は、左右方向の一方に向いている。保持部324aは、ホルダ本体部322を保持した状態で、ホルダ本体322の外周面に沿って延びるように構成される。保持部324aは、ホルダ本体部322の長手方向に間隔を隔てて配置された一対の保持部材324cを有する。保持部材324cは、ホルダ本体部322を弾性的に保持する。一方の保持部材324cは、ホルダ本体部322を保持した状態で突起部322cの間に配置されて、ホルダ本体部322の長手方向の移動を阻止する。ホルダ本体部322の長手方向における一対の突起部322c間の距離は、一方の保持部材324cの幅とほぼ等しい。一方の保持部材324cは、ホルダ本体部322の長手方向の移動を阻止する移動阻止部324dとして機能する。通常の乗車状態において、保持部324aはホルダ本体部322がフレームに対して相対移動しないように、すなわちホルダ本体部322が保持部324aから離脱しないように、ホルダ本体部322を保持可能である。
取付け部324bは、合成樹脂製または金属製の板状の部分であり、自転車10のフレーム12の、たとえばダウンチューブ14bに設けられるねじ孔314hに螺合する2本の第2ボルト部材342によってダウンチューブ14bに固定される。取付け部324bは、保持部324aの外周部に連結される。本実施の形態では、取付け部324bは保持部324aのC字形状の開口とは反対側に連結される。ここでは取付け部324bは保持部324aと一体形成されているが、別体で構成されていてもよい。2本の第2ボルト部材342は、フレーム取付け部324に設けられる円形の貫通孔334bを貫通してねじ孔314hに結合される。したがって、第3実施形態では、フレーム取付け部324は、フレーム12に移動不能に固定され左右方向に移動しない。
規制部327は、折り曲げ可能な部材である。規制部327は、一対の紐状部材327aによって構成される。紐状部材327aは、たとえば合成樹脂製または金属製である。紐状部材327aの一端は、フレーム取付け部324に結合され、他端は、ホルダ本体部322に結合される。紐状部材327aの長さは、たとえば、ホルダ本体部322が保持部324aから離脱可能な長さであって、かつホルダ本体部322が保持部324aから離脱したときに、電力線348が出力コネクタ350から外れず、かつホルダ本体部322が路面に接触しない長さに調整される。
このような構成の電源ホルダ320では、たとえば自転車が転倒して衝撃がホルダ本体部322に作用すると、すなわちホルダ本体322の長手方向に交差する方向に所定の力がホルダ本体部322に与えられると、ホルダ本体部322が、フレーム取付け部324から離脱するように構成される。具体的には、フレーム取付け部324の保持部324aの一対の保持部材324cに弾性的に保持される。ホルダ本体部322に衝撃が与えられ、ホルダ本体部322が保持部材324cから離脱しても規制部327がホルダ本体部322の移動を規制する。これによって、ホルダ本体部322がフレーム取付け部324から離脱しても、ホルダ本体部322が路面に衝突することを抑制することができる。また、電力線348が出力コネクタ350から外れにくくなる。ここでは、ホルダ本体部322に衝撃が与えられると、ホルダ本体部322がフレーム取付け部324から離脱するので、電源308に与えられる衝撃を緩和することができる。
なお、第3実施形態において、第2実施形態と同様にホルダ本体部322が電源308を着脱可能に保持してもよい。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)上記実施形態では、電源ホルダ20,120,220および320が自転車のフレーム12のダウンチューブ14bに装着されるが、本発明はこれに限定されない。電源ホルダは、フレーム12のいずれに装着されてもよい。たとえば、シートチューブ14c、リアキャリア等に装着されてもよい。
(b)上記実施形態では、電源として二次電池および大容量コンデンサを例示したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ホルダ本体部が電源を着脱可能に保持する場合は、電源は、一次電池であってもよい。
(c)本発明に係る電源ホルダは、ロードバイク、マウンテンバイクのようにスポーツ用自転車など電装品が搭載される全ての自転車に搭載可能である。
(d)上記実施形態では、フレームに取り付けられるフレーム取付け部に設けられる長孔またはホルダ本体部の離脱可能なフレーム取付け部を例に本発明を説明したが本発明はこれに限定されない。たとえば、ホルダ本体部をフレーム取付け部に固定する構造に長孔を用いてもよい。
(e)第1実施形態では、ホルダ本体部22と、フレーム取付け部24とが別体に形成されているが、ホルダ本体部22と、フレーム取付け部24とは一体に形成されてもよい。
(f)上記実施の形態では、フレームにネジ穴が形成されているが、フレームにボルトが固定して設けられ、このボルトを長孔に通過させて、ナットでフレーム取付け部をフレームに取り付ける構成としてもよい。
(g)第1実施形態において、ホルダ本体部と、フレーム取付け部とを一体で合成樹脂によって形成し、フレーム取付け部の長孔を丸孔に変更して、電源ホルダ120とフレームとが相対移動しないように、電源ホルダ120をフレームに取り付けてもよい。この場合、電源8または電源ホルダ20に衝撃が与えられ、左右方向に所定の力が電源ホルダ20に与えられたときには、第1ホルダ本体部30および第2ホルダ本体部32の少なくともいずれかが破損してボルト部材から離脱し、電源に与えられる衝撃を吸収する構成とする。
8,208,308 電源
10 自転車
12 フレーム
14b ダウンチューブ
20,120,220,320 自転車用電源ホルダ
22,222,322 ホルダ本体部
24,124,224,324 フレーム取付け部
26 ロック部
30 第1ホルダ本体部
32 第2ホルダ本体部
34 第1フレーム取付け部
34a,234a 第1長孔部
34b,234b 第1長孔
36 第2フレーム取付け部
36a,236a 第2長孔部
36b,236b 第2長孔
42,242,342 第2ボルト部材(固定部材の一例)
324a 保持部
324d 移動阻止部
327 規制部
327a 紐状部材

Claims (18)

  1. 電源を自転車のフレームに装着可能な自転車用電源ホルダであって、
    前記電源を保持可能なホルダ本体部と、
    自転車の左右方向に延びる少なくとも一つの長孔が形成された長孔部を有し、前記ホルダ本体部が前記自転車に装着された状態で前記長孔に沿って左右方向に移動可能に、前記ホルダ本体部を前記自転車のフレームに装着可能なフレーム取付け部と、
    を含む自転車用電源ホルダ。
  2. 前記長孔は複数設けられる、請求項に記載の自転車用電源ホルダ。
  3. 前記フレーム取付け部は、前記長孔を通過して、前記長孔部を前記自転車のフレームに固定するための固定部材を有する、請求項に記載の自転車用電源ホルダ。
  4. 前記ホルダ本体部は、
    前記電源の一端部を保持する第1ホルダ本体部と、
    前記電源の他端部を保持する第2ホルダ本体部と、
    を有する、請求項1からのいずれか1項に記載の自転車用電源ホルダ。
  5. 前記フレーム取付け部は、
    前記第1ホルダ本体部を前記自転車のフレームに装着可能な第1フレーム取付け部と、
    前記第2ホルダ本体部を前記自転車のフレームに装着可能な第2フレーム取付け部と、を有する、請求項に記載の自転車用電源ホルダ。
  6. 前記フレーム取付け部は、一体に形成され、前記第1ホルダ本体部および前記第2ホルダ本体部を前記自転車のフレームに装着可能である、請求項に記載の自転車用電源ホルダ。
  7. 前記ホルダ本体部は、前記電源を着脱可能に保持する、請求項1からのいずれか1項に記載の自転車用電源ホルダ。
  8. 前記ホルダ本体部と、前記フレーム取付け部とは一体に形成される、請求項1からのいずれか1項に記載の自転車用電源ホルダ。
  9. 前記ホルダ本体部に前記電源が保持された状態で前記電源をロックするロック部をさらに含む、請求項1からのいずれか1項に記載の自転車用電源ホルダ。
  10. 前記ホルダ本体部は、前記電源を着脱不能に保持する、請求項1からのいずれか1項に記載の自転車用電源ホルダ。
  11. 前記フレーム取付け部は、前記自転車のフレームに装着された状態で、前記ホルダ本体部に前記左右方向に所定の力が与えられたとき、前記ホルダ本体部が前記自転車の前記左右方向に移動するように、前記自転車のフレームに装着される、請求項1から1のいずれか1項に記載の自転車用電源ホルダ。
  12. 前記フレーム取付け部は、前記ホルダ本体部を着脱可能に保持する保持部を有する、請求項1に記載の自転車用電源ホルダ。
  13. 前記フレーム取付け部は、前記ホルダ本体部を保持した状態で、前記自転車の前後方向への前記ホルダ本体部の移動を阻止する移動阻止部を有する、請求項1に記載の自転車用電源ホルダ。
  14. 前記ホルダ本体部が前記フレーム取付け部から離脱したときに、前記ホルダ本体部の移動を規制する規制部をさらに含む、請求項12または1に記載の自転車用電源ホルダ。
  15. 前記規制部は、折り曲げ可能な部材によって構成される、請求項1に記載の自転車用電源ホルダ。
  16. 前記折り曲げ可能な部材は、紐状部材である、請求項1に記載の自転車用電源ホルダ。
  17. 前記保持部は、弾性を有し、かつ断面がC字形状の部材を有する、請求項1から1のいずれか1項に記載の自転車用電源ホルダ。
  18. 電源を自転車のフレームに装着可能な自転車用電源ホルダであって、
    前記電源を保持可能なホルダ本体部と、
    前記ホルダ本体部を前記フレームに装着可能なフレーム取付け部と、
    前記ホルダ本体部が前記フレーム取付け部から離脱したときに、前記ホルダ本体部の移動を規制する規制部と、
    を含み、
    前記フレーム取付け部は、不所望に障害物に接触して前記ホルダ本体部に衝撃が与えられたとき、前記ホルダ本体部の長手方向に交差する方向に、前記ホルダ本体部を離脱させる、自転車用電源ホルダ。
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