JP6079193B2 - 建設機械のキャブヘッドガード装置 - Google Patents

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本発明は油圧ショベル等の建設機械において、キャブのルーフを落下物等から保護するためのキャブヘッドガード装置に関する。
従来の建設機械のキャブヘッドガード装置において、キャブのルーフに天窓が設けられ、天窓を含めたルーフを落下物から保護するためのヘッドガード装置がルーフ上方に取付けられたものが知られている。このヘッドガード装置は前側ガードと後側ガードとから構成され、後側ガードは固定式であるのに対して、前側ガードは天窓の清掃時等に開くことができるように開閉式とされている。具体的には、前側ガードは、全体が格子状に形成されるとともに、その前端にてヒンジ機構によりキャブに枢着され、その後端に設けられた取付部が後側ガードの前端部にボルト留めされて閉じ状態が保持される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−163595号公報
一方、前側ガードの閉じ状態を保持するための手段として、上述のボルト留めではなく、ロック機構及びストライカを採用したキャブヘッドガード装置もある。例えば、図11及び図12に示すキャブヘッドガード装置では、天井ガード113の前端部にヒンジ部材115が設けられるとともに、後端部に左右のストライカ117が設けられている。一方、ルーフ上にはワイパーを取り付けるためのフレーム108が固定され、このフレーム108に取り付けられたロック機構116がストライカ117と係合可能に構成されている。ロック機構116はロック解除レバー119を備えており、ロック解除レバー119を横方向に操作することにより、図12に示す係合状態(ロック状態)を解除することができる。この例では、後側の天井ガードは設けられていないためロック機構116及びストライカ117の配置には比較的余裕があるが、後側の天井ガードを設ける場合はスペース上の制約が増すため、ロック解除レバーの操作スペースを含めたロック機構及びストライカの配置を検討する必要がある。
そこで本発明は、前後分割式の天井ガードにおいて、前側ガードを閉じ状態で保持するためのロック機構及びストライカの配置に関して高いスペース効率を実現する建設機械のキャブヘッドガード装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、天窓を備えたキャブのルーフ上にルーフを保護する天井ガードが前後に分割して設けられる建設機械のキャブヘッドガード装置において、前記天井ガードのうち後側ガードはキャブに固定されるとともに、前側ガードはルーフ上面を覆う閉じ状態とルーフ上面を開放する開き状態との間で前端部を支点として回動可能にキャブに取り付けられるように構成され、前記前側ガードを閉じ状態で保持する閉じ状態保持手段として、ロック機構が前記前側ガードの後端部に設けられるとともに、前記ロック機構と係合するストライカが前記後側ガードの前端部に複数のストライカ締結具によって締結され、前記ロック機構は、前記ストライカとの係合を解除するためのロック解除レバーを備え、このロック解除レバーは、前記前側ガードの閉じ状態において、上方から見て前記複数のストライカ締結具の間に位置し、前記後側ガードの前端部に切欠状の凹部が形成され、前記前側ガードの閉じ状態で前記ロック解除レバーがこの凹部に配置され、前記ストライカ締結具は前記凹部に配置され、前記ストライカ締結具を締結する工具の挿入スペースが、前記ロック解除レバーの操作スペースを兼ねる建設機械のキャブヘッドガード装置。
ここで、前記凹部は、前記後側ガードの前端辺を切り欠いたような形状を有し、前記ロック解除レバーは、前記前側ガードの後端部から後方へ突出し、前記閉じ状態にある前記前側ガードの上面と前記後側ガードの上面とは、ほぼ段差のない平面状に形成されているのが好ましい。
請求項1記載の建設機械のキャブヘッドガード装置によれば、ロック機構とストライカとの係合を解除するためのロック解除レバーが、上方から見て複数のストライカ締結具の間に位置しているため、限られたスペースを有効活用することができる。また、後側ガードの前端部に切欠状の凹部が形成され、前側ガードの閉じ状態でロック解除レバーがこの凹部に配置されるため、ロック解除レバーが前後ガードの上面より突出することがなく、落下物等により意図せずロック解除されることが防止される。さらに、ストライカ締結具を締結する工具の挿入スペースがロック解除レバーの操作スペースを兼ねるため、更なる省スペースを実現できる。
本発明の実施形態によるキャブヘッドガード装置を装着した油圧ショベルの外観を示す概略側面図。 本実施形態によるキャブヘッドガード装置を装着した油圧ショベルのキャブを示す概略斜視図。 本実施形態によるキャブヘッドガード装置を示す斜視図。 本実施形態によるキャブヘッドガード装置を示す上面図。 図4のV−V線断面図。 図5の領域R1を拡大して示す拡大断面図。 図4のVII−VII線断面図。 図7の領域R2を拡大して示す拡大断面図。 図4の領域R0を拡大して示す拡大上面図。 本実施形態によるキャブヘッドガード装置であって、前側ガード及びロック機構を分解した状態で示す分解斜視図。 比較例によるキャブヘッドガード装置を示す斜視図。 図11のキャブヘッドガード装置においてロック機構及びストライカの係合状態を示す断面図。
本発明の実施形態による建設機械のキャブヘッドガード装置について図1乃至図10に基づき説明する。本実施形態では、建設機械の一例として、油圧ショベルを例にとって説明する。
油圧ショベル1は、図1に示すようにクローラ式の下部走行体2Aと、この下部走行体2A上に鉛直軸まわりに旋回自在に搭載された上部旋回体2Bと、この上部旋回体2Bの前部に装着された作業アタッチメント3とによって構成される。上部旋回体2Bにはキャブ(運転室)4が設けられ、このキャブ4内で旋回、走行、アタッチメント作動の各操作が行われる。
また、キャブ4のルーフ4Aには上方視界を確保するための天窓5(図2)が前部に設けられ、この天窓5を含めてルーフ4Aを落下物から保護するためのキャブヘッドガード装置11がルーフ4A上に取付けられている。なお、キャブ4の前面には、フロント窓を保護するためのフロントガード6(図1)が取り付けられている。
キャブヘッドガード装置11について説明する。図3及び図4に示すように、キャブヘッドガード装置11は、キャブ4のルーフ4Aの前部を上から覆って防護する前側ガード13と、ルーフ4Aの後部を上から覆って落下物から防護する後側ガード12とを備える。
前側ガード13は、全体として格子状に構成され、ルーフ4A前部の曲面に沿うように前部が先下がりに傾斜した側面視への字形に形成されている。図4に示すように、前側ガード13は、前フレーム13F、後フレーム13B、右フレーム13R及び左フレーム13Lによって外枠が構成され、その内側に格子を構成する縦横の桟が配置されている。なお、この縦横の桟は、運転員からの視界をなるべく妨げないように角度が付けられている。
図3に示すように、前側ガード13の前端部(前フレーム13F)は、サポート14を介してキャブ4に取り付けられている。具体的には、左右方向に延びる長尺状のサポート14が、キャブ4の左右の梁4L,4Rの前方コーナー部4Cにボルトで固定されている。そして、前側ガード13の前フレーム13Fが、左右のヒンジ部材15によってサポート14に枢着されている。かかる構成により、前側ガード13は、ヒンジ部材15を支点に回動して、図1及び図3に示すように天窓5を覆う使用時(作業時)の閉じ姿勢(閉じ状態)と、図2に示すように後上がりに傾斜して天窓5の上方を開放する清掃時の開き姿勢(開き状態)との間で開閉可能である。
ここで、前側ガード13の後端部を構成する後フレーム13Bの構造について詳述する。図5及び図6に示すように、後フレーム13Bは、水平面から成る平板部13A1と、平板部13A1から下向きに垂直に折り曲げられたフランジ13A2と、運転員の視界を考慮して下向き後方に傾斜するとともに平板部13A1の前端に接合された前壁部13Cとから構成される。これにより、平板部13A1とフランジ13A2と前壁部13Cとで囲まれた凹部13dが形成され、前側ガード13の閉じ状態において凹部13dに後述の後側ガード12のフランジ12C2が入り込んで係合可能な状態となる。なお、後フレーム13Bは、左右方向の全域にわたって、上記のような断面構造を有する。
次に、後側ガード12について説明する。後側ガード12は、詳しくは後述するが、全体として略平板状であり、ルーフ4Aの後部上面に4個のボルト21(図4)で固定されている。後側ガード12は、清掃時等においても基本的には取り外されることのない固定式のガードである。
図5及び図6に示すように、後側ガード12は、主部材12Aと、第一フレーム部材12Bと、第二フレーム部材12Cとから構成されている。主部材12Aは、水平面から成る平板部12A1と、平板部12A1前端から下向きに垂直に折り曲げられた前壁部12A2と、平板部12A1後端から下向き後方に傾斜するように折り曲げられた後壁部12A3(図5)とを有する。
第一フレーム部材12Bは、水平面から成る平板部12B1と、平板部12B1前端から下向きに垂直に折り曲げられた前壁部12B2とを有する。平板部12B1の上面が主部材12Aの平板部12A1の下面と接合され、前壁部12B2の前面が主部材12Aの前壁部12A2の後面と接合されている。また、第一フレーム部材12Bは、主部材12Aよりも厚みのある即ち剛性の高い部材で構成されている。
第二フレーム部材12Cは、水平面から成る平板部12C1と、平板部12C1前端から上向きに垂直に折り曲げられたフランジ12C2と、平板部12C1後端から上向きに垂直に折り曲げられた後壁部12C3と、後壁部12C3上端から後向きに垂直に折り曲げられた接合部12C4とを有する。平板部12C1は、主部材12Aの前壁部12A2の下端と接合されている。また、接合部12C4は、第一フレーム部材12Bの平板部12B1と接合されている。第二フレーム部材12Cは、第一フレーム部材12Bと同様に、主部材12Aよりも厚みのある即ち剛性の高い部材で構成されている。
以上のような構成により、主部材12Aの平板部12A1及び前壁部12A2と、第一フレーム部材12Bと、第二フレーム部材12Cとにより閉断面(ロの字状)構造が形成され、更に剛性を高めている。第一フレーム部材12Bと、第二フレーム部材12Cと、主部材12Aの前壁部12A2と、主部材12Aの平板部12A1のうち第一フレーム部材12Bと接合される部分とによって、後側ガード12前端部のフレーム12Fが構成される。
また、平板部12C1とフランジ12C2と前壁部12A2とによって凹部12dが形成され、前側ガード13の閉じ状態において凹部12dに前側ガード13のフランジ13A2が入り込んで係合可能な状態となる。
第二フレーム部材12Cのフランジ12C2は、図10に示すように、左右方向に関して、後述の左右の凹部12gの間の領域にのみ延設されている。即ち、ストライカ17が設けられた左右の凹部12gよりも外側の領域ではフランジ12C2が設けられておらず、第二フレーム部材12Cは、平板部12C1と後壁部12C3と接合部12C4とから構成されている。
凹部12gについて説明する。図3及び図10に示すように、後側ガード12本体の前端部(前フレーム12F)における左右両側には、凹部12gが形成されており、上述のようにストライカ17(閉時保持機能部品)が各凹部12gに配置されている。凹部12gは、後側ガード12の一辺(前端辺)を2箇所切り欠いたような形状をしている。
より具体的には、図8に示すように、凹部12gにおける第一フレーム部材12Bの前壁部12B2’は、凹部12g以外の領域における前壁部12B2(図6)よりも後方に引っ込んだ位置にある。凹部12gにおける第二フレーム部材12Cの平板部12C1’は、凹部12g以外の領域における平板部12C1よりも後方の位置で切断されている。凹部12gでは、第二フレーム部材12C(後壁部12C3)に対してストライカ取付部材12Eが取り付けられており、このストライカ取付部材12Eにストライカ締結具12H(ボルト及びナット)によってストライカ17が取り付けられている。
図9に示すように、1個のストライカ17に対して2組のストライカ締結具12H(ボルト及びナット)が使用される。ストライカ締結具12Hによりストライカ17を締結する際には、図8及び図9に示す工具挿入スペースSに工具(ドライバ等)を挿入して締結を行う。なお、ストライカ締結具12H(ボルト)が挿入されるストライカ17の穴は、真円状ではなく、前後方向に長い長円状とされている。或いは、ストライカ締結具12H(ボルト)が挿入されるストライカ17の穴は真円状として、ストライカ締結具12H(ボルト)が挿入されるストライカ取付部材12Eの穴を、前後方向に長い長円状としてもよい。これは、後述するように、ロック機構16とストライカ17との噛合わせ調整をしながらストライカ17を取り付けるためである。
図4、図8及び図10に示すように、前側ガード13の後フレーム13Bの下側であって左右の凹部12gに対応する位置には、左右のロック機構16が設けられている。このロック機構16がストライカ17と係合することによって、前側ガード13の閉じ姿勢(閉じ状態)が保持される。
ロック機構16は、例えば車両のエンジンフードを車体にロックする公知のロック機構と同じ原理構成を有するものである。図8に示すように、ロック機構16は、前側ガード13の後フレーム13Bに設けられた回転式のラッチ機構18と、ストライカ17とラッチ機構18との係合を解除するためのロック解除レバー19を含むロック解除機構とを備える。ロック解除レバー19は、フランジ13A2に形成された開口部(図示せず)から後方へ突出するように設けられている。ラッチ機構18とロック解除レバー19のつまみ部を除くロック解除機構とは、後フレーム13Bに形成された凹部13d内に配置されている。
図8及び図9に示すように、ロック解除レバー19は、凹部12gに配置されている。また、ロック解除レバー19は、上方から見て2組のストライカ締結具12Hの間に位置している。ロック機構16とストライカ17との係合状態(ロック状態)を解除するには、工具挿入スペースSに指を入れて、図9の矢印Aの方向にロック解除レバー19を操作すればよい。即ち、工具挿入スペースSが、ロック解除レバー19の操作スペースを兼ねている。
また、前側ガード13と後側ガード12との関係について、図8に示すように、前側ガード13が閉じられた状態では、前側ガード13の平板部13A1の天面(上面)と後側ガード12の平板部12A1の天面(上面)とは、ほぼ段差のない平面状となっている。ロック解除レバー19は、凹部12g内に配置されており、前後ガードの上面より突出することがない。
以上説明したように、本実施形態によるキャブヘッドガード装置11では、ロック機構16とストライカ17との係合を解除するためのロック解除レバー19が、上方から見て2組のストライカ締結具12Hの間に位置しているため、限られたスペースを有効活用することができる。また、ストライカ締結具12Hを締結する工具の挿入スペースSがロック解除レバー19の操作スペースを兼ねるため、更なる省スペースを実現できる。
また、後側ガード12の前端部に切欠状の凹部12gが形成され、前側ガード13の閉じ状態でロック解除レバー19が凹部12gに配置されるため、ロック解除レバー19が前後ガードの上面より突出することがなく、落下物等により意図せずロック解除されることが防止される。
次に、本実施形態によるキャブヘッドガード装置11におけるロック機構16及びストライカ17の取付方法について説明する。
まず、ロック機構16を前側ガード13に締結(本締め)し、ストライカ17を後側ガード12に仮締めする。このとき、上述のようにストライカ締結具12H(ボルト)が挿入されるストライカ17又はストライカ取付部材12Eの穴は前後方向に長い長円状とされているため、ストライカ17は、ストライカ取付部材12Eに対して前後方向に移動可能である。次に、前側ガード13を閉じてロック機構16とストライカ17とを係合させる。これにより、ストライカ17は適切な噛合い位置に移動される。この状態で、凹部12gの工具挿入スペースSに工具を挿入してストライカ17を本締めする。
これに対して、図11及び図12に示すキャブヘッドガード装置では、以下のような工程が必要である。ロック機構116をフレーム108に締結(本締め)し、ストライカ117を天井ガード113に仮締めする。次に、天井ガード113を閉じてロック機構116とストライカ117との噛合い具合を見ながら、天井ガード113を開けてストライカ117の位置を調整する。ストライカ117の位置が決まれば、再び天井ガード113を開けてストライカ117を本締めする。このように、天井ガード113を開けないとストライカ117の位置調整ができなかった。
従って、本実施形態によるロック機構及びストライカの取付方法によれば、ロック機構16とストライカ17との噛合わせ調整の工程が不要となり、組付け工数の削減が可能となる。
<変形例>
本発明による建設機械のキャブヘッドガード装置は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上述した実施形態では、前側ガード13の閉じ状態において前側ガード13と後側ガード12との天面が平面状となるように、前側ガード13の後フレーム13Bと後側ガード12の前フレーム12Fとが組み合わされるが、前側ガードと後側ガードとの天面が必ずしも平面状とならなくてもよい。
上述した実施形態では、1個のストライカ17に対して2組のストライカ締結具12H(ボルト及びナット)が使用されるが、3組以上のストライカ締結具が使用されてもよい。
上述した実施形態では、後側ガード12の前端部に切欠状の凹部12gが形成され、前側ガード13の閉じ状態でロック解除レバー19が凹部12gに配置されるが、凹部12gは必ずしも形成されなくてもよい。
以上のように本発明にかかる建設機械のキャブヘッドガード装置は、建設作業等に使用される油圧ショベル等の建設機械のキャブ及び運転員を落下物等から保護するためのキャブヘッドガード装置として有用である。
1 油圧ショベル、 2A 下部走行体、 2B 上部旋回体、
3 作業アタッチメント、 4 キャブ、 4A ルーフ、
4C 前方コーナー部、 4L,4R 梁、 5 天窓、 6 フロントガード、
11 キャブヘッドガード装置、 12 後側ガード、 12A 主部材、
12A1 平板部、 12A2 前壁部、 12A3 後壁部、
12B 第一フレーム部材、 12B1 平板部、 12B2 前壁部、
12C 第二フレーム部材、 12C1 平板部、 12C2 フランジ、
12C3 後壁部、 12C4 接合部、 12E ストライカ取付部材、
12F 前フレーム、 12H ストライカ締結具、 12d,12g 凹部、
13 前側ガード、 13A1 平板部、 13A2 フランジ、
13B 後フレーム、 13C 前壁部、 13F 前フレーム、
13L 左フレーム、 13R 右フレーム、 13d 凹部、
14 サポート、 15 ヒンジ部材、 16 ロック機構、 17 ストライカ、
18 ラッチ機構、 19 ロック解除レバー、 21 ボルト。

Claims (2)

  1. 天窓を備えたキャブのルーフ上にルーフを保護する天井ガードが前後に分割して設けられる建設機械のキャブヘッドガード装置において、
    前記天井ガードのうち後側ガードはキャブに固定されるとともに、前側ガードはルーフ上面を覆う閉じ状態とルーフ上面を開放する開き状態との間で前端部を支点として回動可能にキャブに取り付けられるように構成され、
    前記前側ガードを閉じ状態で保持する閉じ状態保持手段として、ロック機構が前記前側ガードの後端部に設けられるとともに、前記ロック機構と係合するストライカが前記後側ガードの前端部に複数のストライカ締結具によって締結され、
    前記ロック機構は、前記ストライカとの係合を解除するためのロック解除レバーを備え、このロック解除レバーは、前記前側ガードの閉じ状態において、上方から見て前記複数のストライカ締結具の間に位置し
    前記後側ガードの前端部に切欠状の凹部が形成され、前記前側ガードの閉じ状態で前記ロック解除レバーがこの凹部に配置され、
    前記ストライカ締結具は前記凹部に配置され、
    前記ストライカ締結具を締結する工具の挿入スペースが、前記ロック解除レバーの操作スペースを兼ねることを特徴とする建設機械のキャブヘッドガード装置。
  2. 前記凹部は、前記後側ガードの前端辺を切り欠いたような形状を有し、
    前記ロック解除レバーは、前記前側ガードの後端部から後方へ突出し、
    前記閉じ状態にある前記前側ガードの上面と前記後側ガードの上面とは、ほぼ段差のない平面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械のキャブヘッドガード装置。
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