JP6077126B2 - 等静圧プレス処理のために装填物を取り扱う設備及び方法 - Google Patents

等静圧プレス処理のために装填物を取り扱う設備及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6077126B2
JP6077126B2 JP2015537149A JP2015537149A JP6077126B2 JP 6077126 B2 JP6077126 B2 JP 6077126B2 JP 2015537149 A JP2015537149 A JP 2015537149A JP 2015537149 A JP2015537149 A JP 2015537149A JP 6077126 B2 JP6077126 B2 JP 6077126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
pressure
equipment
unit
work space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015537149A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015532210A (ja
Inventor
スンホルム、ロジャー
エリクソン、オーサ
エクルンド、アンデルス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Quintus Technologies AB
Original Assignee
Quintus Technologies AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Quintus Technologies AB filed Critical Quintus Technologies AB
Publication of JP2015532210A publication Critical patent/JP2015532210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6077126B2 publication Critical patent/JP6077126B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/02Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
    • B30B15/028Loading or unloading of dies, platens or press rams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/12Both compacting and sintering
    • B22F3/14Both compacting and sintering simultaneously
    • B22F3/15Hot isostatic pressing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/30Feeding material to presses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)

Description

本願発明は、高圧処理の分野に関する。特に、本願発明は、等静圧プレス処理のために装填物を取り扱う設備に関する。また、本願発明は、等静圧プレス処理のために装填物を取り扱う方法に関する。
等静圧プレスは、飛行機のタービンブレード、もしくは人体に埋め込むための人工こ関節のような異なるタイプの物品を製造する際に使用されている。この圧縮は、通常、装填物、即ち、物品が装填スペース内でプレスされる炉チャンバ内の温度を高くするための電気加熱部材が設けられた炉を有している。最後のプレス処理の後に、装填スペースを、この中の装填物が所望の性能を有することができると共に、グレインの成長を阻止もしくは最小にするように、急速に冷却することが、度々重要となっている。更に、この急速な冷却は、付加物を早く取り出して、サイクル時間を短くするので、生産性が高くなる。しかし、装填スペース全体に渡って均一に冷却することも、また、必要である。
高圧プレスの高圧によるプレス処理の間、圧力容器の圧力チャンバ内に収容されている圧力媒体は、非常に高い圧力に加圧されている。前記圧力媒体は、度々、例えば、アルゴンガスのような流体ガス媒体である。高圧プレスは、種々の適用で、例えば、閉じた容器内に供給されている流体を高圧に加圧することにより、金属シート部材を所定の形状に成形ときに、使用され得る。高圧によるプレスが、圧力容器内の装填物の全ての側から等圧を与えた場合には、このプレスは、等静圧プレスと称されている。等静圧プレス処理の間の圧力媒体の温度に応じて、このプレスは、熱間等静圧プレス、即ち、HIP(以後、HIPと称うされる)、温間等静圧プレス、または冷間等静圧プレスと呼ばれ得る。
HIPは、金属及び/又はセラミックの広い範囲から形成される構成部品の製造のために競合及び証明された製造プロセスとして過去数十年に渡って確立されている。前記構成部品は、航空、海洋、エネルギ、及び医療の分野のような多数の工業分野で使用されている。気体の圧力は、等静圧特性と非常に高い材料密度とを与えるように全方向から均一に作用する。HIPは、多くの利益を与え、鍛造、鋳造、又はマシーンニングのような通常の処理に比べて現実的で高い完成度をなしている。また、HIP技術は、容器内での金属パウダー(粉末冶金HIP、即ちPM HIP)の圧縮のために使用され得る。粉末は、温度が、粉末のグレイン間の接触表面での拡散を、非常に高い密度となるように続くスペースが塞がれるまで、可能にしている間、圧力により圧縮される。このようなPM HIP技術は、多くの点で、例えば、細かく均等な等静圧マイクロ構造により与えられる改良された材料特性、広がった合金化可能性による改良された耐摩耗又は腐食、溶接動作数及びこれに関連したコストの減少、検査必要性等を提唱することができる効果を有している。
HIPプレスは、度々、現場で穴又はキャビティ中に配置されている。しかし、高圧によるプレスの破損の場合には、非常に危険な場合がある。例えば、高圧プレスの圧力媒体のガス(例えば、Arのような窒息ガス)の漏れは、穴内のガス濃度の急速な増加になる。これは、高圧プレスのメンテナンス及び/又は検査のために穴内にいる人にとって非常に危険であり得る。プレス内及びその周囲の窒息ガスの程度を測定するためのゲージが設けられる必要があるけれども、このような及び他の測定は、高圧によるプレスを安全に動作させるのには、充分ではない場合がある。更に、前記穴又はキャビティは、度々、狭いか窮屈なので、このスペースは、高圧プレスに対して圧力容器を出し入れするような種々の高圧によるプレスの装置の操作非常に限定されている。このことは、特にプレス処理の前後での高圧によるプレスの操作にとって非常に不便である。また、市場では、効率を良くする必要に対して一様に大きいHIP設備を必要とする、装填物をより大きくすること及び/又はHIPでより効率よく生産することとが、要求され続けていることが、認識されている。しかし、多くの従来の設備は、既知の設備の制限により、大型のHIPユニットを採用することはできなかった。
かくして、上述した問題の少なくとも幾つかを緩和して、安全でより便利な動作性を与えることができる、改良された設備が望まれている。
本願発明の目的は、上記問題を緩和して、安全でより便利な動作をなす設備を提供することである。
この及び他の目的は、独立請求項に規定された特徴を有する設備及び方法を提供することにより、達成される。好ましい実施の形態は、従属請求項に規定されている。
かくして、本願発明の第1の態様に係われば、高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う設備が提供される。この設備は、前記高圧装置の外のワークスペースから、装填物の等静圧処理のための処理位置へと装填物を搬送するための少なくとも1つのトラックを有する搬送ユニットを具備する。更に、この搬送ユニットは、装填物の圧力処理の後に、前記処理位置から前記ワークスペースへと装填物を搬送するように構成されている。また、この設備は、更に、前記高圧装置の少なくとも一部の上方に配置された仕切り面を具備し、前記ワークスペースは、前記仕切り面の上方に設けられている。前記仕切り面は、高圧装置のガス漏れのときに、高圧装置からワークスペースをシールドするように配設されている。
本願発明の第2の態様に係われば、高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う方法が提供される。この方法は、前記高圧装置の外のワークスペースから、装填物の等静圧処理のための処理位置へと装填物を少なくとも1つのトラック上で搬送し、装填物の圧力処理の後に、前記処理位置から前記ワークスペースへと装填物を搬送する工程を具備する。更に、この方法は、前記ワークスペースが上に設けられるように、搬送ユニットの上方に仕切り面を設ける工程を具備する。また、この方法は、前記高圧装置のガス漏れのときに、高圧装置からワークスペースを、前記仕切り面によりシールドする工程を具備する。
かくして、本願発明は、等静圧処理のための高圧装置の処理位置に対して装填物を出し入れするように搬送する案を基礎としている。高圧装置の少なくとも一部上に配置された前記仕切り面は、装填物、そしてオプションとしては他の装備の高圧装置への一般の搬送のための仕切り面の下にスペースを規定しており、また、仕切り面は、更に、高圧装置のガス漏れのときに、高圧装置からのワークスペースへのシールドを与える。
本願発明は、比較的大きい及び/又は長い装填物(補助の装備の有無に係らず)が、高圧装置に対して出し入れ可能に搬送され(水平に)得るように、仕切り面が、比較的広い床、即ち、スペースを与えている、効果を有している。換言すれば、装填物及び/又は装備は、前記スペース内の搬送ユニットのトラック上で良好に搬送され得る。このことは、大きい装填物及び/又は効果的な生産の市場の要求にあうに必要とされている比較的大きい装填物及び/又は装備の場合に非常に効果がある。
本願発明の仕切り面は、この仕切り面の上方にワークスペースを、即ち、上側の床を規定することができる。前記ワークスペースは、幾く種かの生産操作、例えば、装填物の取り扱いのために配設され得る。更に、この仕切り面は、仕切り面の下方にスペースを、即ち、下側の床を規定することができ、このスペースは、高圧装置の処理位置へ装填物搬送するように配設され得る。このスペース(下側の床)は、幾く種かの維持動作のために、また、配設され得る。
本願発明の他の効果は、設備が、容易に製造及び設置されるように、設備が1もしくは複数のモジュールで構成され得ることである。本願発明の設備によれば、高圧装置のための穴もしくはキャビティが必要ではなく、また、装填物のための天井クレーンが必要ではない。
本願発明は、設備が、装填物と関連した装備(補助)のモジュール化を可能としている、更なる効果を有している。換言すれば、圧力処理のための装填物のために設けられる装備が、モジュールもしくはユニット(事前に)として設けられ得る。従来技術の装備では、例えば、キャビィティもしくは穴が、高圧装置のために使用されたときには、装填物と関連した装備のために利用できるスペースは、度々、小さいか全く無く、このために、高圧装置の側に事前に設置される装備を設ける必要がある。本願発明では、これとは異なって、装備は、一体的な設備もしくはユニットとして設けられ得る。このことは、装填物のための装備が、予めユニットとして組み入れられ得、このユニットは、高圧プレスの所により便利に搬送される、効果を有している。
本願発明は、仕切り面が、圧力媒体(例えば、アルゴンガス)の漏れ、破裂等の、高圧装置の如何なるリーク及び/又は不備のときに、高圧装置からワークスペースをシールドすることが可能である、更なる効果を有する。かくして、仕切り面は、仕切り面の上に配備されている人及び/又は装備を仕切り床の下側のガスの(危険な)漏れから保護することができる。
高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う設備は、少なくとも1つのトラックを備えた搬送ユニットを有する。「トラック」に関しては、ここでは、レール、ライン等のような実質的な案内手段を意味する。搬送ユニット(搬送ユニットのトラック)は、高圧装置の外のワークスペースから、装填物の等静圧処理のための処理位置へと装填物を搬送するように、構成されている。「処理位置」に関しては、ここでは、装填物が、処理の間、高圧装置からの圧力に晒され得る位置、を意味する。「ワークスペース」に関しては、ここでは、装填物が、手動で及び/又は自動的での取り扱い、保管等が行われ得る空間、部屋、等を意味する。類似して、前記搬送ユニット(搬送ユニットのトラック)は、装填物の圧力処理の後に、前記処理位置から前記ワークスペースへと装填物を搬送するように、構成されている。
この設備は、更に、前記高圧装置の少なくとも一部の上方に配置された仕切り面を有する。「仕切り面」に関しては、ここでは、高圧装置からワークスペースを少なくとも部分的に分けている(水平な)床、壁、等を意味する。この仕切り面は、高圧装置のガス漏れもしくはワークスペース内の人及び/又は装備にとって害を及ぼすであろう高圧装置の破損のときに、高圧装置からワークスペースをシールドするように構成されている。
本願発明の一実施の形態に係れば、搬送ユニットは、少なくとも1つのトラック上の装備ユニットを搬送するように構成され得、この装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する。換言すれば、前記搬送ユニットは、処理される装填物のための装備(補助)の1もしくは複数の部品を搬送可能である。この実施の形態は、装備が(事前に組み立てられて)モジュールもしくはユニットとして与えられ得る、効果を有している。従来技術の設備は、圧力プレスの極く近くには、度々スペースが無く、このために、装填物に関連して装備を装填物から離れて設けなければならない及び/又は高圧装置の側に事前に設置された装備を設けなければならない。本願発明の場合には、これに代わって、前記装備は、一体的な設備もしくはユニットとして設けられることができ、更に、装填物と装備とは、装填物の圧力処理の前に、1つのユニットとして搬送され得る。このことは、装備が、事前にユニット中に組み込まれることができ、また、ユニットが、高圧プレスの側に装備のより便利な搬送を果たす、効果を有する。
本願発明の一実施の形態に係れば、搬送ユニットは、ワークスペース内に設けられた持ち上げ装置を有し得る。この持ち上げ装置は、装填物を持ち上げる持ち上げ手段と、この持ち上げ手段を搬送するための前記ワークスペース内の少なくとも1つのトラックとを有する。前記持ち上げ手段と少なくとも1つのトラックとを有する前記持ち上げ装置は、かくして、設備のワークスペース内の装填物を動かす及び/又は搬送するように構成されている。このような実施の形態は、装填物が、比較的早く、効率的で、便利なように、ワークスペース内で動かされ/搬送され得る、効果を有する。前記持ち上げ手段は、ワークスペース内の保管スペースから/中へ装填物を上昇/下降させることと、装填物の圧力処理の前/後で、仕切り面の下から/へ装填物を上昇/下降させることとが可能である。本願発明に係わる持ち上げ手段は、装填物の搬送のときに不安定で、振動(かくして、危険)を生じさせる恐れのある天井クレーンを必要としない、更なる効果を有する。更に、前記少なくとも1つのトラックは、トラックに沿った装填物の搬送の間、高度の安定性と安全性とを与える。
本願発明の一実施の形態に係れば、前記ワークスペース内の搬送ユニットの前記少なくとも1つのトラックは、前記仕切り面の下で、前記搬送ユニットの少なくとも1つのトラックと一直線に並べられている。この結果、搬送ユニットは、装填物の圧力処理の前に、垂直面内で、ワークスペースから処理位置へと、また、装填物の圧力処理の後に、処理位置からワークスペース位置へと、装填物を搬送するように設定されている。換言すれば、垂直方向に互いに分かれたトラックが、同じ水平方向(例えば、デカルト座標でのx方向)に沿って設けられ得る。かくして、ワークスペースから高圧装置への(そして、その逆の)装填物の搬送は、同じ垂直面内で、水平方向(例えば、x方向)と垂直方向(例えば、z方向)でなされ得る。この実施の形態は、設備が、かくして、装填物の振動、揺動、及び/又は回転動を生じさせる可能性のあるこの種の搬送のような、例えば、x方向とy方向とで、装填物の移動に比較して、より安定かつ安全な装填物の動き及び/又は搬送をなしている効果を有する。
本願発明の一実施の形態に係れば、前記仕切り面は、少なくとも1つの開口を有し、前記搬送ユニットは、装填物の圧力処理の前に、前記ワークスペースから前記処理位置へと前記少なくとも1つの開口を通って搬送し、装填物の圧力処理の後に、前記処理位置から前記ワークスペースへと装填物を搬送するように設定されている。このような実施の形態は、搬送ユニットが、前記ワークスペースから前記処理位置へと(そして、逆に)前記少なくとも1つの開口を通って都合良く移動/搬送させることができる効果を有している。更に、装填物のサイズに合わせられ得る前記開口は、装填物の搬送の間、充分な保護をしながら、仕切り面を通る装填物の搬送を可能としている。
本願発明の一実施の形態に係れば、この装備は、更に、少なくとも1つの開口を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも1つの蓋を有している。このような実施の形態は、蓋が、仕切り面のシールドを更に改良する効果を有している。更に、前記少なくとも1つの開口を少なくとも部分的に塞ぐことにより、前記蓋は、例えば、1もしくは複数の装填物、装備、等の(一時的な)保管のために使用され得るワークスペースの一面を構成する。
本願発明の一態様に係れば、前記全ての実施の形態のいずれか1の設備で使用されるための装備ユニットが提供される。この装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する。このような装備ユニットは、装填物の等静圧処理のための、装填物のための補助装備が、単一の設備又は一体的なユニットとして設けられ得る、効果を有している。このことは、装填物の装備が、予めユニットにとして組み込まれ得、装備の1もしくは複数の部品が、予め事前組合せされてテストされ得る、効果を有する。一体的な装備のユニットは、装備の複数の部品が、従来技術では一般的であるように分かれている場合には、達成され得ない、比較的短いケーブル及びチューブ接続部の効果を奏する。ユニットは、また、容易に維持されるユニットと、高圧プレス側のユニットのより都合の良い搬送との効果を与える。
本願発明の一実施の形態に係れば、前記全ての実施の形態のいずれか1の設備と、前記設備を自動的に制御する少なくとも1つのコントローラとを具備する制御システムが提供される。「コントローラ」に関しては、ここでは、設備を自動的に、即ち、如何なる手動操作が無く、制御できるコントロールユニット、コントロール設備、コントロール装置、等を意味している。コントローラは、装備の自動的な動作、搬送、及び/又は駆動のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てを制御するように構成され得る。このような実施の形態は、制御システムが、高圧装置に対する装填物の出し入れの動き及び/又は搬送を頗る効率よく、早く、便利にさせることができる効果を有している。更に、コントローラは、頗る効率の良い装填物の動き/搬送のために、コントローラで実行される制御アナゴリズム(即ち、フイードバックに基づく)に従って動作するように設定され得る。高圧装置の外のワークスペースから、装填物の等静圧処理のための処理位置への、そして、その反対への装填物の自動的な搬送は、10分のような短いサイクル時間でなされ得る。従来技術の装備は、1時間のサイクルタイムを必要とし、また、手動操作の程度に応じてより長くなる可能性がある。
本願発明の一実施の形態に係れば、前記全ての実施の形態のいずれか1の設備と、等静圧処理される装填物と、前記装填物の等静圧処理のための力を吸収するプレスフレームとを具備する圧力システムが提供される。「装填物」に関しては、ここでは、高圧での処理がなされる少なくとも1つの、部材、物質、複合物、粉末等を実質的に意味する。このような実施の形態は、圧力システムが、優れた効果を奏する配置と、処理される装填物と、装填物の処理のための力を吸収するプレスフレームとを有するので、効率的で、しっかりし、安全な高圧処理を果たす、効果を有する。
本願発明の一実施の形態に係われば、前記圧力システムは、更に、前記実施の形態に係わる装備ユニットを有し得る。このような実施の形態は、圧力システムが、事前に装填物のための(補助)装備ユニットを与えることができる、効果を有している。
本願発明の一実施の形態に係われば、圧力システムの装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、この圧力容器のための蓋とを具備する。この圧力システムは、更に、装填物の圧力処理の前に、前記圧力容器に前記蓋をかぶせ、装填物の圧力処理の後に、圧力容器から蓋を外すように構成された持ち上げ装置を具備する。この実施の形態は、圧力システムは、装填物と圧力容器とが、高圧プレスの中に搬送される前に、装填物が圧力容器中に配置され、その後に、圧力容器に蓋を有効にかぶせる。これに類似して、圧力システムは、装填物の圧力処理がなされた後に、圧力容器から装填物を取り出すために、圧力容器から蓋を取り外すことができる。
本願発明の一実施の形態に係われば、前記圧力システムは、更に、設備を自動的に制御するための少なくとも1つのコントローラを有し得る。前記コントローラは、装備の自動的な動作、搬送、及び/又は駆動のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てを制御するように構成され得る。このような実施の形態は、コントローラが、圧力システムの高圧装置に対する装填物の出し入れの動き及び/又は搬送を頗る効率よく、早く、便利にさせることができる効果を有している。
本願発明の第2の態様の実施の形態に係われば、少なくとも1つのトラック上の装備ユニットを搬送する工程を、更に具備し、前記装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する。このような実施の形態は、比較的大きくて良い装備ユニットが、少なくとも1つのトラック上で搬送され得る。このような搬送は、キャビティ又は穴が高圧装置の手目に設けられている従来の設備では、装填物に関連した装備のために利用可能なスペースが、少ないか無いので、難しいかできない可能性がある。このような方法は、1つの設備もしくはユニットとして装備の搬送をすることが可能なので、高圧装置の所で事前装着装備を与える必要性をなくしている、効果を有する。
本願発明の第2の態様の実施の形態に係われば、少なくとも1つの工程、好ましくは全ての工程は、自動的に制御される。このような実施の形態は、自動的な(手動ではない)制御が、高圧装置に対する装填物の出し入れのための非常に効率が良く、早く、便利な移動及び/又は搬送を果たさせることができる。
装備を参照して上述された特定の実施の形態及び更なる態様は、本願発明の第2の態様に従った方法に、同様に適用及び組合せられ得ることは、自明であろう。
本願発明に関連した更なる目的、態様、及び効果は、以下の詳細な記載、図面、特許請求の範囲を検討すれば、明らかになるであろう。この分野の者は、本願発明の異なる態様が、以下に説明されたものとは異なる実施の形態を創造するように組合せ得ることは、理解できるであろう。
図1は、高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う設備の概略図である。 図2は、高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う設備の他の概略図である。 図3は、高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う設備の更に他の概略図である。 図4は、装備ユニットの概略図である。
以下の記載において、本願発明は、高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う設備を参照して説明される。
図1は、搬送ユニット110を有する設備100の概略図である。この搬送ユニット110は、一階(ground floor)に配置された2つの平行なレールを備えた単一の線形トラック120として例示されている、少なくとも1つのトラック120を有している。少なくとも1つのトラック120を備えたこの搬送ユニット110は、装填物130を搬送するように配置されている。シリンダーとして図1では示されている前記装填物130は、高圧での処理がなされる少なくとも1つの、部材、物質、複合物、粉末等である。
前記搬送ユニット110は、高圧装置150の外のワークスペース200のから装填物130を搬送し、また、装填物130を装填物130の等静圧処理のための処理装置140へと搬送するように配置されている。この処理装置140は、前記高圧装置150内の位置として示されている。図1に示されている高圧装置150は、力を吸収するプレスルームを有している。前記搬送ユニット110は、装填物130のプレス処理の後に、装填物130を処理装置140からワークスペース200へと更に搬送するように配置されている。
設備100は、高圧装置150の少なくとも一部の上方に配置された仕切り面300を有している。この仕切り面300は、ワークスペース200を高圧装置150から少なくとも部分的に分けているほぼ水平なパネル、即ち、床として示されている。図1で、前記仕切り面300と高圧装置150との間の関係は、一例として、仕切り面300が高圧装置150の前記処理装置140の上方に位置され、前記力を吸収するプレスルーム160の上部が仕切り面300の上方に位置されるように、示されていることは、判るであろう。仕切り面300は、前記ワークスペース200を仕切り面300の上方にワークスペース200を、即ち、仕切り面300の上方の上側の床を規定していることは、判るであろう。ワークスペース200は、圧力処理前の装填物130の(第1)工程の、即ち、高圧装置150の外のワークスペース200からの装填物130の搬送のために配置されている。ワークスペース200は、幾く種かの手動及び/又は自動生産動作、例えば装填物130の取り扱いのために設けられていることは、評価されるであろう。また、前記仕切り面300は、仕切り面300の下方にスペース400を、即ち、仕切り面300の下方に下側の床を規定している。このスペース400は、圧力処理前の装填物130の搬送の(第2)工程の、即ち、装填物130の等静圧処理のための高圧装置150の処理装置140への装填物130の搬送のために、設けられている。このスペース400が、幾く種かの維持動作のために更に設けられていることは、評価されるであろう。設備100は、高圧装置150を囲うように、仕切り面300から下側の床へと延びた数直な壁、仕切り等を、更に有し得る。設備100は、また、設備100の一様に安全な動作のために、少なくとも1つの酸素検出器及び/又はファンシステムを有を備えた、スペース400中の安全設備を有し得る。
前記力を吸収するプレスルーム160は、下側の(一階の)床上に配置され得、力を吸収するプレスルームに関連した重い動作が下側の床上でなされ得ることは、評価されるであろう。更に、力を吸収するプレスルームのワイヤが下側の床に巻き付けられ得る。また、ガントリークレーンが、ワークスペース200トンの重量であり得る力を吸収するプレスルームの設置のために、時々使用され得る。
前記仕切り面300は、高圧装置150のガス漏れのときに、高圧装置150からワークスペース200をシールするように配設され得る。かくして、仕切り面300は、ガス不透過性であり、また比較的重い装填物130、装置、等を支持可能な幾く種かの材料により構成され得る。
前記搬送ユニット110は、更に、前記ワークスペース200に設けられた持ち上げ装置500を有している。この持ち上げ装置500は、装填物130を持ち上げるための持ち上げ手段510を有している。この持ち上げ手段510は、持ち上げ手段510の中心位置へと装填物を持ち上げるように構成された構造を有している。詳細には、持ち上げ手段510は、4つの垂直なバー530を有しており、各バー530は、装填物130の頂部をフック留めするように配設された持ち上げ装置540を有している。各バー530は、更に、装填物130の持ち上げ及び/又は搬送の間の装填物130の安定化のための少なくとも1つのホイール550を有している。装填物130の安定化は、装填物130が175トンの重量を有し得るので、非常に重要である。
前記搬送ユニット110は、更に、持ち上げ手段510を搬送するために、ワークスペース200中に少なくとも1つのトラック520を有している。前記少なくとも1つのトラック520は、仕切り面300上に配設された2つの平行なレールを備えた単一のリニアトラック520として示されている。持ち上げ手段510のバー530の夫々の底縁は、前記少なくとも1つのトラック520を搬送するための転動手段(図示されず)を有し得る。
設備100の前記ワークスペース200は、少なくとも1つの装填物130のための保管領域を有している。ここでは、前記保管領域は、装填物130の圧力処理の前後で各々の中に円筒形状の装填物130が保管され得る2つの開口を有するように記載されている。少なくとも1つの装填物130は、ワークスペース200内の少なくとも1つのトラック520の左側に領域内で交互に保管され得る。
ワークスペース200内の搬送ユニット110の少なくとも1つのトラック520は、仕切り面300の下で、搬送ユニットの少なくとも1つのトラック120とアラインメントされている。かくして、搬送ユニット110は、ワークスペース200内の少なくとも1つのトラック520に平行に、ワークスペース200内で垂直な面に沿って装填物130を搬送するように構成されている。更に、搬送ユニット110は、仕切り面300の下側に向かって、下方へと装填物130を搬送するように構成されている。かくして、搬送ユニット110は、装填物130の圧力処理の前に、少なくとも1つのトラック120の処理装置140へと装填物130を搬送するように構成されている。装填物130の圧力処理の後に、搬送ユニット110は、前記垂直面に沿ってワークスペース200へと処理装置140から戻すように、装填物130を搬送するように構成されている。
前記仕切り面300は、少なくとも1つの開口600を有しており、また、前記搬送ユニット110は、装填物130の圧力処理の前に、処理装置140へと前記少なくとも1つの開口600を通ってワークスペース200から装填物130を搬送するように、構成されている。対応するように、搬送ユニット110は、装填物130の圧力ワークスペース200へと前記少なくとも1つの開口600を通って処理装置140から装填物130を搬送するように、構成されている。この設備100は、更に、前記少なくとも1つの開口600を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも1つの蓋610を有している。ここでは、蓋610は、少なくとも1つの開口600の対向した両側に配設された2つのフラップ部分として設けられている。蓋610のこれらフラップ部分には、閉じた後に、仕切り面300を介する円筒形状の装填物130及び/又は圧力容器の収容を可能にするように、半円形の切欠部が設けられている。
この設備100は、更に、設備を自動的に制御するための少なくとも1つのコントローラ(図示されず)を有し得る。設備100の動き、動作、及び/又は駆動の少なくとも1つの自動的、即ち、手動ではない働きが、制御室700でオペレータにより、制御及び/又は監視され得る。
この設備100は、更に、装填物130の圧力処理の前に、圧力容器に蓋をかぶせ、装填物130の圧力処理の後に、圧力容器から蓋を外すように構成された持ち上げ装置(図示されていない)を有し得る。
高圧装置の外のワークスペースから、装填物の等静圧処理のための処理位置へと装填物を搬送するために、またその逆のために必要な時間は、10分のように短くて良い。従来技術の設備は、1時間のサイクル時間を必要とするかもしれないし、これは、手動操作の程度に応じて長くなり得る。
図2は、設備100の更なる概略図を示している。ここでは、設備100の搬送ユニット110は、装填物130を高圧装置の外のワークスペース200から、ワークスペース200の下側のスペース400へと搬送し終えている。図2は、搬送ユニット110が装填物130の等静圧処理のための処理位置へと装填物130をほとんど搬送する前の設備100を示している。装填物130は、持ち上げ手段510により圧力容器750の中に挿入されていることは、評価されるであろう。更に、この持ち上げ手段510は、圧力容器750中への絶縁横木(図示されていない)を配設している。前記蓋610は、閉じた位置に示されているけれども、装填物130が処理位置に入る前には開いた位置に配置されている。
図3は、設備100の更に他の概略的な図を示している。ここでは、設備100の搬送ユニット110は、高圧装置の外のワークスペース200から、ワークスペース200の下側のスペース400へと装填物130を搬送し、更に、装填物130の等静圧処理のための処理位置へと搬送している。この処理位置では、装填物は、圧力容器750内に配置されている。蓋610は、開いた位置で示されている。持ち上げ装置770は、圧力容器750内での装填物130の圧力処理の前に、蓋を圧力容器750にかぶせるように構成されている。
図4は、前述した実施の形態のいずれか1に従った設備100で使用されるための装備ユニット800(圧力供給ユニット)を示している。この装備ユニット800は、等静圧処理のために装填物130を保持する圧力容器810と、電力変換ユニット820と、コンプレッサーユニット830とを有している。前記圧力容器810は、3.0 mを超える比較的長い直径を有し得、また、圧力容器810は、3.14 mの直径と、5.0 mの高さとを有し得る。直径が2.05 mで、高さが4.2 mと比較的近いサイズのHIPと比較すると、最初に記載された圧力容器810は、2.8倍の大きさの容積を有している。更に、円筒状の圧力容器810の重量は、158トンであろう。比較的大きいHIPシステムは、キログラム材料当たり0.15ドル未満の比較的安価なコストになっている。
装備ユニット800の一体の設備、即ち、一体的なユニットは、事前に組み立てられ(即ち、前もって組み立てられ)得、また、前もってテストされ得る。一体的な装備ユニット800は、比較的短いケーブル及びチューブ接続部(図示されていない)のみを有する。前記コンプレッサーユニット830は、モータルームを収容するための低い第1のレベルを有し、このモータルームは、好ましくは、遮音されている。また、コンプレッサーユニット830は、高圧システム(図示されていない)のための第2の高いレベルを有している。コンプレッサー830及び/又は電力変換ユニット820は、また、水及び電気供給源を有し、コンプレッサー830及び/又は電力変換ユニット820の動作のための制御作用は、インストールされる。
本願発明は、特定の例示的な実施の形態を参照して説明されたけれども、多くの異なる変形、変更等が当業者にとって明らかになるであろう。かくして、説明された実施の形態は、請求項の記載により規定されているように、本願発明の範囲を制限することは、意図していない。例えば、如何なるサイズ及び/又は数のユニット、装置、等は、記載されたものとは異なり得る。
以下に、出願当初の特許請求の範囲を付記として記載する。
[付記1]
高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う設備であって、
前記高圧装置の外のワークスペースから、装填物の等静圧処理のための処理位置へと装填物を搬送し、装填物の圧力処理の後に、前記処理位置から前記ワークスペースへと装填物を搬送する少なくとも1つのトラックを有する搬送ユニットを具備し、
この設備は、更に、前記高圧装置の少なくとも一部の上方に配置された仕切り面を具備し、前記ワークスペースは、前記仕切り面の上方に設けられ、また、前記仕切り面は、高圧装置のガス漏れのときに、高圧装置からワークスペースをシールするように配設されている、設備。
[付記2]
前記搬送ユニットは、前記少なくとも1つのトラック上の装備ユニットを搬送するように構成されており、前記装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する、付記1の設備。
[付記3]
前記搬送ユニットは、更に、前記ワークスペースに設けられた持ち上げ装置を有し、この持ち上げ装置は、装填物を持ち上げる持ち上げ手段と、この持ち上げ手段を搬送するための前記ワークスペース内の少なくとも1つのトラックとを有する、付記1又は2の設備。
[付記4]
搬送ユニットが、装填物の圧力処理の前に、前記ワークスペースから前記処理位置へと垂直な面に沿って装填物を搬送し、装填物の圧力処理の後に、前記処理位置から前記ワークスペースへと装填物を搬送するように設定されるように、
前記ワークスペース内の前記少なくとも1つのトラックは、前記仕切り面の下で、前記搬送ユニットの少なくとも1つのトラックとアラインメントされている付記3の設備。
[付記5]
前記仕切り面は、少なくとも1つの開口を有し、
前記搬送ユニットは、装填物の圧力処理の前に、前記ワークスペースから前記処理位置へと前記少なくとも1つの開口を通って搬送し、装填物の圧力処理の後に、前記処理位置から前記ワークスペースへと装填物を搬送するように設定されている、付記1乃至4のいずれか1の設備。
[付記6]
前記少なくとも1つの開口を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも1つの蓋を更に具備する付記5の設備。
[付記7]
付記1乃至6のいずれか1の設備で使用されるための装備ユニットであって、この装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する、装備ユニット。
[付記8]
付記1乃至6のいずれか1の設備と、
前記設備を自動的に制御する少なくとも1つのコントローラとを具備する制御システム。
[付記9]
付記1乃至6のいずれか1の設備と、
等静圧処理される装填物と、
前記装填物の等静圧処理のための力を吸収するプレスフレームとを具備する圧力システム。
[付記10]
付記7の装備ユニットを更に具備する付記9の圧力システム。
[付記11]
前記装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、この圧力容器のための蓋とを有し、
この圧力システムは、装填物の圧力処理の前に、前記圧力容器に前記蓋をかぶせ、装填物の圧力処理の後に、圧力容器から蓋を外すように構成された持ち上げ装置を、更に具備する付記10の圧力システム。
[付記12]
前記設備を自動的に制御するための少なくとも1つのコントローラを、更に具備する付記9乃至11のいずれか1の圧力システム。
[付記13]
高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う方法であって、
前記高圧装置の外のワークスペースから、装填物の等静圧処理のための処理位置へと装填物を少なくとも1つのトラック上で搬送し、装填物の圧力処理の後に、前記処理位置から前記ワークスペースへと装填物を搬送する工程と、
前記ワークスペースが上に設けられるように、搬送ユニットの上方に仕切り面を設ける工程と、
前記高圧装置のガス漏れのときに、高圧装置からワークスペースを、前記仕切り面によりシールドする工程とを具備する方法。
[付記14]
少なくとも1つのトラック上の装備ユニットを搬送する工程を、更に具備し、前記装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する、付記13の方法。
[付記15]
少なくとも1つの工程、好ましくは全ての工程は、自動的に制御される付記13又は14の方法。

Claims (11)

  1. 高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う設備であって、
    少なくとも1つの開口を有し、前記高圧装置の上方に少なくとも部分的に配置され、高圧装置の外にワークスペースを規定し、このワークスペースを前記高圧装置から少なくとも部分的分けており、このワークスペースが上に設けられ、前記高圧装置のガス漏れのときに高圧装置から前記ワークスペースをシールドするように配置された水平な仕切り面と、
    搬送ユニットとを具備し、この搬送ユニットは、
    前記ワークスペース内に位置され、装填物を持ち上げる持ち上げ手段と、この持ち上げ手段を搬送するための前記ワークスペース内の少なくとも1つの第1のトラックとを有し、前記ワークスペース内の前記少なくとも1つのトラック上の装填物を、また、この装填物を前記仕切り面の前記開口を通して搬送するように構成された持ち上げ装置と、
    前記仕切り面の下方に設けられ、前記装填物を処理位置へと搬送するための少なくとも1つの第2のトラックと、を具備し、
    前記ワークスース内の前記少なくとも1つの第1のトラックと、前記仕切り面の下の前記少なくとも1つの第2のトラックとは同じ垂直面内に配置され、また、前記搬送ユニットは、装填物の圧力処理の前では、ワークスペースから処理位置へと垂直面内で装填物を搬送し、装填物の圧力処理の後では、処理位置からワークスペースへと、搬送物を搬送するように構成されている、設備。
  2. 前記搬送ユニットは、前記少なくとも1つのトラック上の装備ユニットを搬送するように構成されており、前記装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する、請求項1の設備。
  3. 前記少なくとも1つの開口を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも1つの蓋を更に具備する請求項1又は2の設備。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1の設備と、
    前記設備を自動的に制御する少なくとも1つのコントローラとを具備する制御システム。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1の設備と、
    等静圧処理される装填物と、
    前記装填物の等静圧処理のための力を吸収するプレスフレームとを具備する圧力システム。
  6. 前記設備で使用される装備ユニットを更に具備し、この装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する請求項5の圧力システム。
  7. 前記装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、この圧力容器のための蓋とを有し、
    この圧力システムは、装填物の圧力処理の前に、前記圧力容器に前記蓋をかぶせ、装填物の圧力処理の後に、圧力容器から蓋を外すように構成された持ち上げ装置を、更に具備する請求項6の圧力システム。
  8. 前記設備を自動的に制御するための少なくとも1つのコントローラを、更に具備する請求項5乃至7のいずれか1の圧力システム。
  9. 高圧装置での等静圧処理のために、装填物を取り扱う方法であって、
    少なくとも1つの開口を有し、前記高圧装置の上方に少なくとも部分的に配置され、高圧装置の外にワークスペースを規定し、このワークスペースを前記高圧装置から少なくとも部分的分けており、このワークスペースが上に設けられた、水平な仕切り面を与える工程と、
    ワークスペース内の少なくとも1つの第1のトラック上の装填物を搬送する工程と、
    前記仕切り面の下の少なくとも1つの第2のトラック上の装填物を処理位置に搬送する工程とを具備し、
    前記ワークスース内の前記少なくとも1つの第1のトラックと、前記仕切り面の下の前記少なくとも1つの第2のトラックとは、は同じ垂直面内に配置され、また、前記搬送ユニットは、装填物の圧力処理の前では、ワークスペースから処理位置へと垂直面内で装填物を搬送し、装填物の圧力処理の後では、処理位置からワークスペースへと、搬送物を搬送するように構成されており、
    前記高圧装置のガス漏れのときに、前記仕切り面により、高圧装置から前記ワークスペースをシールドする工程を更に具備する方法。
  10. 少なくとも1つのトラック上の装備ユニットを搬送する工程を、更に具備し、前記装備ユニットは、等静圧処理のために前記装填物を保持する圧力容器と、電力変換ユニットと、コンプレッサーユニットとからなる少なくとも1つのグループを有する、請求項9の方法。
  11. 少なくとも1つの工程、好ましくは全ての工程は、自動的に制御される請求項9又は10の方法。
JP2015537149A 2012-10-15 2012-10-15 等静圧プレス処理のために装填物を取り扱う設備及び方法 Active JP6077126B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2012/070436 WO2014060017A1 (en) 2012-10-15 2012-10-15 Arrangement and method for handling a load for isostatic pressure treatment

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015532210A JP2015532210A (ja) 2015-11-09
JP6077126B2 true JP6077126B2 (ja) 2017-02-08

Family

ID=47088830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015537149A Active JP6077126B2 (ja) 2012-10-15 2012-10-15 等静圧プレス処理のために装填物を取り扱う設備及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10022931B2 (ja)
EP (1) EP2906414B1 (ja)
JP (1) JP6077126B2 (ja)
KR (1) KR101964935B1 (ja)
CN (1) CN104837616B (ja)
RU (1) RU2619377C2 (ja)
WO (1) WO2014060017A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105161749B (zh) * 2015-08-17 2017-06-27 宁德时代新能源科技股份有限公司 锂离子电池整形装置及方法
JP7027344B2 (ja) * 2016-05-25 2022-03-01 キンタス・テクノロジーズ・エービー 等方圧加圧処理のための積載物を取り扱うための設備及び方法
GB201818567D0 (en) * 2018-11-14 2018-12-26 Francis Crick Institute Ltd Composition

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3111100A (en) * 1958-01-16 1963-11-19 Danly Mach Specialties Inc Quick die change press
SE322876B (ja) * 1967-12-11 1970-04-20 Asea Ab
SE366673C (sv) * 1972-06-12 1984-04-09 Asea Ab Forfarande for framstellning av snabbstal med utgangspunkt fran metallpulver
JPS5332911Y2 (ja) * 1972-10-31 1978-08-15
SE408957B (sv) * 1974-11-13 1979-07-16 Asea Ab Anleggning for isostatisk varmpressning
US4155476A (en) * 1977-12-21 1979-05-22 Autoclave Engineers, Inc. Hanging reaction frame assembly
JPS5839708A (ja) * 1981-09-01 1983-03-08 Kobe Steel Ltd 熱間静水圧プレス処理法
DE3236680C2 (de) 1981-10-05 1985-11-14 Kobe Steel, Ltd., Kobe, Hyogo Isostatische Heißpreßvorrichtung
JPS5857481B2 (ja) * 1981-10-24 1983-12-20 株式会社神戸製鋼所 熱間静水圧成形方法および装置
JPS60116702A (ja) 1983-11-29 1985-06-24 Kobe Steel Ltd 高能率熱間静水圧成形方法および装置
JPS61253198A (ja) * 1985-04-30 1986-11-11 Kobe Steel Ltd 熱間静水圧加圧装置
JPH0353828Y2 (ja) * 1985-07-17 1991-11-26
JPS6220795A (ja) 1985-07-18 1987-01-29 Nec Corp 船舶用自動操舵装置
US4630536A (en) * 1985-11-18 1986-12-23 Avondale Industries, Inc. Hydraulic drive apparatus for die carriers
JPS63197877A (ja) * 1987-02-12 1988-08-16 石川島播磨重工業株式会社 熱間等方圧プレス設備における被処理物搬送装置
JPH01162598A (ja) * 1987-12-17 1989-06-27 Kobe Steel Ltd 等方圧加圧装置
SU1585072A1 (ru) * 1988-09-19 1990-08-15 Всесоюзный научно-исследовательский и проектно-конструкторский институт металлургического машиностроения им.А.И.Целикова Установка дл изостатического прессовани материалов
JPH02142699A (ja) * 1988-11-21 1990-05-31 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 冷間等方圧プレス成形設備
JPH0276692U (ja) * 1988-11-25 1990-06-12
US4923381A (en) * 1989-02-27 1990-05-08 Elwood Hydraulics Co., Inc. Press tooling transfer system
RU2037380C1 (ru) * 1990-11-06 1995-06-19 Полетаев Александр Валерьянович Способ горячего прессования и устройство для его осуществления
US5100602A (en) * 1991-01-28 1992-03-31 General Electric Company Method and apparatus for powder filling an isostatic pressing mold
DE4303283A1 (de) * 1993-02-05 1994-08-11 Rudolf Dipl Ing Hartmann Isostatische Presse zur Herstellung von hohlen Formkörpern, insbesondere von Schmelztiegeln
CN2215487Y (zh) * 1995-03-03 1995-12-20 高学明 用静压提升法生产钢化玻璃的设备
FI982123A0 (fi) * 1998-09-30 1998-09-30 Partek Paroc Oy Ab Laminointilaite
RU2151026C1 (ru) * 1999-11-10 2000-06-20 Губенко Лев Анатольевич Изостат для обработки материалов в жидкости
SE521206C2 (sv) * 2002-02-20 2003-10-14 Flow Holdings Sagl Förfarande för kylning av en ugnskammare för varmisostatisk pressning och en anordning härför
JP3916490B2 (ja) * 2002-03-28 2007-05-16 株式会社神戸製鋼所 熱間等方圧プレス装置および熱間等方圧プレス方法
JP4204253B2 (ja) * 2002-05-15 2009-01-07 株式会社神戸製鋼所 熱間等方加圧装置
EP1527815A1 (de) 2003-10-28 2005-05-04 Wiessner GmbH Verfahren und Vorrichtung zum Abführen unerwünschter Substanzen aus Prozessprodukten und/oder Autoklaven
JP4981279B2 (ja) 2005-08-22 2012-07-18 クラリオン株式会社 車両用異常報知装置及び制御プログラム
CN102476445A (zh) * 2010-11-24 2012-05-30 浙江中能防腐设备有限公司 聚四氟乙烯或改性聚四氟乙烯烧结的热静压设备
JPWO2012090304A1 (ja) * 2010-12-28 2014-06-05 小島プレス工業株式会社 プレス成形システム
DE102011101053B4 (de) * 2011-05-10 2014-06-05 Multivac Sepp Haggenmüller Gmbh & Co. Kg Arbeitsstation für eine Verpackungsmaschine und Verfahren zum Werkzeugwechsel
KR101155960B1 (ko) * 2012-03-26 2012-06-18 에너진(주) 냉간 등방압 프레스와 일반프레스 복합장비
US9751118B2 (en) * 2012-06-01 2017-09-05 Wastequip, Llc Waste compactor
JP2014004604A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Amada Co Ltd 金型搭載用ストッカ、金型格納装置、並びに金型・ハンド格納装置及びロボットによる金型交換方法とその制御装置
JP6220795B2 (ja) 2012-07-06 2017-10-25 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法、及び製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN104837616A (zh) 2015-08-12
KR101964935B1 (ko) 2019-04-03
CN104837616B (zh) 2016-10-12
US10022931B2 (en) 2018-07-17
US20150266253A1 (en) 2015-09-24
EP2906414A1 (en) 2015-08-19
RU2619377C2 (ru) 2017-05-15
RU2015118115A (ru) 2016-12-10
JP2015532210A (ja) 2015-11-09
WO2014060017A1 (en) 2014-04-24
KR20150081432A (ko) 2015-07-14
EP2906414B1 (en) 2016-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6839195B2 (ja) アディティブマニュファクチュアリング容器/プレート組立体の運搬方法
JP6913096B2 (ja) 連続嵌め込み式格納チャンバを備えたアディティブマニュファクチュアリング施設
US10213876B2 (en) System and method for high output laser trimming
JP6077126B2 (ja) 等静圧プレス処理のために装填物を取り扱う設備及び方法
US20160288280A1 (en) Reconfigurable assembly work station
KR20180087305A (ko) 고체 기판의 표면 상에 층을 형성하는 시스템들 및 방법들과 그에 의해 형성된 생성물들
KR102432209B1 (ko) 통합된 툴 리프트
US6649868B2 (en) Workpiece enclosure system and robotic laser processing system including pass through partitions
CN115135437A (zh) 用于工件的增材制造的电子束设施和方法
US10018418B2 (en) Mobile removable hearth for furnace and transporter
RU2744787C2 (ru) Устройство и способ для манипулирования загрузкой для обработки под изостатическим давлением
CN1127739C (zh) 连续烧结炉与维修用手套箱的一体化设备
JP2010194544A (ja) 複数テーブル方式シーム溶接装置及びシーム溶接方法。
JP7308121B2 (ja) 天井クレーンの解体方法
CN206883502U (zh) 一种下载测试用装卸一体自动化装置
KR101620946B1 (ko) 핏치함침 및 표면처리 자동화 장치
JP3810762B2 (ja) 不活性雰囲気試験装置
JPS6241190Y2 (ja)
US7410547B2 (en) Method and device for inhibiting contamination of a workpiece
JPH0350395Y2 (ja)
Martinez et al. Unique features in the ARIES glovebox line
CN114045383A (zh) 一种带保护气氛的大型柔性热处理自动生产线及生产方法
JP2002036061A (ja) 加工システム、加工方法及び処理方法
JPS61253198A (ja) 熱間静水圧加圧装置
JPS6015600A (ja) 放射性廃棄物収納容器の減容処理方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6077126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250