JP6073964B2 - 物品吊下げ用フックおよびディスプレイセット - Google Patents
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Description
そこで、このような吊下げ用フックは、ボード等への取り付け時の操作が簡単であり、しかも一旦取り付けた後は外れにくい構造であることが望ましい。また、取り付けた状態で簡単に位置を変更できないようにすることが望ましい場合もある。
この状態で吊下げ部の傾斜を戻していくと、第一溝の上部溝底から下部後片の先端までの長さは、ボードに形成された角孔の上下方向の長さより短く形成されているので、下部後片は角孔を通過することができる。一方、第一溝の上部溝底から下部前片の先端までの長さは、ボードに形成された角孔の上下方向の長さより長く形成されているので、下部前片は角孔を通過することができない。
したがって下部後片が角孔を通過し、下部前片がボードに当接する状態になるので、この位置で吊下げ部を下方に移動すると、角孔の下辺が第二溝に嵌まり込む。
そして角孔の下辺が第二溝の下部溝底に当接すると、上部前片の段差面が角孔に嵌り込んで角孔の上辺と下辺との間にベース部がしっかりと嵌着され、ボードにフックがしっかりと固定される。
次に、フックをボードから取り外す際は、吊下げ部を下向きに傾斜させて上部前片の段差面を角孔から抜きながら、吊下げ部を上方に移動する。これにより一旦角孔の上辺を上部溝底に当接する位置まで入り込ませる。この状態で吊下げ部を上方に持ち上げていくと下部後片を角孔から抜き出すことができる。
本発明の物品吊下げ用フックは、上記した通りの手順を実行しなければ決して取り外すことができないので、誤って外れるようなことがなく信頼性の高い着脱を実現することができる。また、ベース部が角孔に嵌着された状態ではしっかりと固定されているので、取り付け位置が移動することもない。
図1は本発明の一実施形態である物品吊下げ用フック1を示した斜視図であり、図2はその正面図である。また、図3は本発明のディスプレイセット(物品吊下げ用フック1をボード2の角孔3に取り付けた使用状態)の一実施形態を示す図である。
第一溝14はベース部12の上端から下降し、第一溝14の中段の位置で上部前片15側が隆起して段差面17を形成するとともに、上部後片16側が陥没して段差面18を形成するように屈曲する。さらに、第一溝14は屈曲した位置から下降して上部溝底19に達するようにしてあり、これにより第一溝14にはクランク状の溝が形成されるようにしてある。
また、第一溝14の上部溝底19から下部前片21の先端までの長さBは、角孔3の上下方向の長さDより長く形成してある。
第二溝20の下部溝底23から上部前片15に形成された段差面17までの長さCは、角孔3に嵌着できるように角孔3の上下方向の長さDと一致する長さに形成してある。
図4(a)に示すように、第一溝14に角孔3の上辺を入れ、吊下げ部11を持ち上げて適切な角度に傾斜させることによって、角孔3の上辺を第一溝14の上部溝底19に当接する位置まで入れ込む。
この状態で吊下げ部11を水平になるまで傾斜を戻していくと、上部溝底19から下部後片22の先端までの長さAは、角孔3の上下方向の長さDより短く形成されているので、下部後片22は角孔3を通過することができる。一方、上部溝底19から下部前片21の先端までの長さBは、角孔3の上下方向の長さDより長く形成されているので、下部前片21は角孔3を通過することができない。
したがって、下部前片21がボード2に当接する状態になるので、この位置で吊下げ部11を下方に移動すると、角孔3の下辺が第二溝20に嵌まり込む。
2 ボード
3 角孔
11 吊下げ部
12 ベース部
13 ベース部前面
14 第一溝
15 上部前片
16 上部後片
17,18 段差面
19 上部溝底
20 第二溝
21 下部前片
22 下部後片
23 下部溝底
Claims (4)
- ベース部の前面から前方にロッド状の吊下げ部が突出するように成形され、ボードに形成された角孔にベース部が着脱自在に支持される樹脂製の物品吊下げ用フックであって、
ベース部上部を上部前片と上部後片とに分離する第一溝がベース部上端から形成されるとともに、ベース部下部を下部前片と下部後片とに分離する第二溝がベース部下端から形成され、
第一溝は、ベース部の上端から下降し、当該第一溝の中段の位置で、上部前片側が隆起して段差面を形成するとともに上部後片側が陥没して段差面を形成するように屈曲し、屈曲した位置からさらに下降して上部溝底に達するクランク形状の溝が形成され、
第二溝は、ベース部の下端から上昇して下部溝底に達する直線状の溝が形成され、
第一溝の上部溝底から下部後片の先端までの長さは、ボードに形成された角孔の上下方向の長さより短く形成され、
第一溝の上部溝底から下部前片の先端までの長さは、ボードに形成された角孔の上下方向の長さより長く形成され、
第二溝の下部溝底から第一溝の上部前片に形成された段差面までの長さは、ボードに形成された角孔に嵌着可能となるように角孔の上下方向の長さに合わせた長さに形成されるようにした物品吊下げ用フック。 - 前記ベース部の左右幅は、前記ボードの前記角孔の左右幅に合わせて形成されている請求項1に記載の物品吊下げ用フック。
- 複数の角孔が間隔をあけて縦横に形成されたボードと、前記角孔にベース部が着脱自在に支持される樹脂製の物品吊下げ用フックとからなるディスプレイセットであって、
前記物品吊下げ用フックは、
ベース部の前面から前方にロッド状の吊下げ部が突出するように成形され、
ベース部上部を上部前片と上部後片とに分離する第一溝がベース部上端から形成されるとともに、ベース部下部を下部前片と下部後片とに分離する第二溝がベース部下端から形成され、
第一溝は、ベース部の上端から下降し、当該第一溝の中段の位置で、上部前片側が隆起して段差面を形成するとともに上部後片側が陥没して段差面を形成するように屈曲し、屈曲した位置からさらに下降して上部溝底に達するクランク形状の溝が形成され、
第二溝は、ベース部の下端から上昇して下部溝底に達する直線状の溝が形成され、
第一溝の上部溝底から下部後片の先端までの長さは、ボードに形成された角孔の上下方向の長さより短く形成され、
第一溝の上部溝底から下部前片の先端までの長さは、ボードに形成された角孔の上下方向の長さより長く形成され、
第二溝の下部溝底から第一溝の上部前片に形成された段差面までの長さは、ボードに形成された角孔に嵌着可能となるように角孔の上下方向の長さに合わせた長さに形成されるようにしたディスプレイセット。 - 前記物品吊下げ用フックのベース部の左右幅は、前記ボードの前記角孔の左右幅に合わせて形成されている請求項3に記載のディスプレイセット。
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JP2016214620A JP2016214620A (ja) | 2016-12-22 |
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