JP7140641B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商品陳列用什器に商品のプライスカード等を取付ける際に利用される表示装置に関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の商品売場では、商品を陳列するための商品陳列什器が設置されている。さまざまな商品を取り扱うスーパーマーケットやコンビニエンスストア等においては、限られた商品陳列スペースで出来るだけ多種の商品を購買者に向けて陳列したいという要望がある。その中でも菓子類や小型乾電池、歯ブラシなどにおいては、フックに個々をパッケージごとに吊下げ陳列させる吊下げ陳列用什器が用いられている。
このような吊下げ陳列用什器は、上下に延びる一対の支柱間にブラケットと上下に複数の横杆を有し、これらの横杆には側面視十手型のハンガーが複数取付けられている。十手型のハンガーは、商品を吊下げ陳列するための下段フックと、該下段フックの上方で並行して延びるプライスカードを設置するための上段フックと、から主に構成されている。
十手型ハンガーの上段フックのプライスカードを購買者に見え易く配置するために、例えば特許文献1のプライスカード表示装置(表示装置)は、上段フックの先端に取付けられるアタッチメントと、アタッチメントに接続固定され前面にプライスカードを保持することができるホルダと、から構成され、アタッチメントは、十手型ハンガーの上段フックの前端部に挿嵌される取付部と、取付部の前面に一体に形成される板状の受け部とを有し、アタッチメントにおける受け部の上端部にホルダの上端部から後向きに突出する上突出部が係止されるとともに、受け部の下端部にホルダの下端部から後向きに突出する下突出部が嵌合されることにより、前面にプライスカードを保持したホルダがアタッチメントに対して角度調整可能に取付けられるようになっている。
実用新案登録第3106925号公報(第10頁、第3図)
ここで、多種の商品を特許文献1のプライスカード表示装置を利用して陳列させる場合、ハンガーに吊下げられる長寸の商品が下方のハンガーのプライスカードの視認性を阻害しないように下方の横杆位置を下げる等の調整が必要になる。しかしながら、下方の横杆位置を長寸の商品に合わせて調整し下方のプライスカードの視認性を確保し、長寸の商品の隣に短寸の商品を陳列すると、短寸の商品の下端と下方のハンガーのプライスカードまでの空間がデッドスペースとなってしまうという問題がある。そのため、一つの横杆に対して一種類または同寸の商品を吊り下げる等、レイアウトの自由度が制限されていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、プライスカードの視認性を確保したまま、吊下げ陳列用什器の1列の横杆に大きさや寸法の異なる商品を陳列できるようにして、商品とプライスカードのレイアウトの自由度を高めることのできる表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の表示装置は、
商品を吊り下げ陳列するための下段フックと表示用の上段フックを有するハンガーの前記上段フックに取付けられるアタッチメントと、
前記アタッチメントに取付け可能な固定部と表示体を保持可能な保持部とを有するホルダと、を備える表示装置であって、
前記アタッチメントには、少なくとも上方側と下方側に、挿入された前記ホルダの前記固定部の一端を前後方向に挟持して前記ホルダを単独で保持可能なスリット溝がそれぞれ形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、アタッチメントにホルダの固定部が挿入される位置を上下に適宜変更してホルダを取付けることができるので、プライスカードの視認性を確保したまま、吊下げ陳列用什器の1列の横杆に大きさや寸法の異なる商品を陳列でき、商品とプライスカードのレイアウトの自由度を高めることができる。
前記下方側のスリット溝は、前記アタッチメントの最下端に形成されており、開口方向が前方斜め上方を向いて形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、最下端のスリット溝に挿入されたホルダは前傾して保持されるので、棚に対してホルダが占有する上下方向の高さを抑えることができる。
前記ホルダは、前記固定部に対して前記保持部を回動可能に連結する連結部を有しており、前記固定部の一端が前記最下端のスリット溝に挿入された際、側面視への字形状にされ得ることを特徴としている。
この特徴によれば、連結部により保持部が表示体を正面側に向けて傾斜されるので、購買者に対する表示体の視認性を確保しつつ、保持部の上下方向の高さを抑えることができる。
前記最下端のスリット溝内の背面側には、前記固定部の一端と係合可能な係合部が形成されており、前記最下端のスリット溝内の前面側には、前記固定部の一端を回動可能に収容しうる回動空間が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ホルダの固定部は、アタッチメントの最下端に備えられたスリット溝に挿入され前傾して保持され、このとき、スリット溝内の背面側の係合部と係合しているのでスリット溝からホルダの固定部が抜け難くなっている。また、スリット溝から固定部を離脱させる際は、ホルダの固定部の一端を回動空間内で回動させることで離脱させ易い。
前記最下端のスリット溝は、二枚の近接した弾性片から構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ホルダの固定部の一端を弾性挟持できる挟持力を確保でき、弾性片を変形させ易いのでホルダの固定部の一端をスリット溝に取付けまたは取外し易い。
前記最下端のスリット溝の傾斜角は、45°以内の範囲であることを特徴としている。
この特徴によれば、最下端のスリット溝に保持されたホルダを抜け難くすることができる。
本発明の実施例における表示装置の構造を示す斜視図である。 表示装置をハンガーに取付ける態様を示す背面側の分解斜視図である。 アタッチメントを示す斜視図である。 アタッチメントを示す側面図である。 ホルダを示す側面図である。 (a)はアタッチメントの上方保持部にホルダを保持させた側面図である。(b)はアタッチメントの下方保持部にホルダを保持させた側面図である。(c)はアタッチメントのL字片保持部にホルダを保持させた側面図である。 購買者がハンガーに吊るされた商品を取り出す態様を示した模式図である。 (a)はホルダをアタッチメントの下方保持部に係合させた側面図であり、(b)はホルダをアタッチメントの下方保持部から取り外す態様を示した側面図である。 本発明の変形例における表示装置の構造を示す斜視図である。
本発明に係る表示装置を実施するための形態を実施例1に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る表示装置につき、図1から図8を参照して説明する。以下、図1の表示装置における左手前側を正面側とし、正面側からみて左右側を表示装置の左右として説明する。
本実施例の表示装置1は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で、商品の値段等が記された表示体を保持し購買者へ向けて表示するものであり、十手型のハンガー4に吊下げ陳列させる吊下げ陳列用什器9に取付けられるアタッチメント2と、ホルダ3からなる。尚、吊下げ陳列用什器9は、商品を陳列することに限られず、倉庫などで物品を収納する物品収納用として利用されてもよい。
図1に示されるように、吊下げ陳列用什器9は、左右に離間する一対の支柱8,8と、支柱8,8の上端部の対向面同士を連結している横連結杆7と、支柱8,8の前面側に形成された係合孔80,…にそれぞれ係合する係止片60,60を左右端に備え支柱8,8に直角に横架される横杆部材6,…と、横杆部材6,…に上方側から嵌るハンガー基体5,…と、ハンガー基体5,…の上面に溶接されたハンガー4と、から主に構成されている。支柱8,8は、図示しない脚部を有して自立可能となっているとともに、支柱8,8の前面側に形成された係合孔80,…は、上下方向に左右2列に多数並んでおり、横杆部材6,…を構成する係止片60と係合させることで横杆部材6,…を所望の高さで支持できるようになっている。
図6を参照し、ハンガー4は、1本の線材を曲げて側面視略コ字状に形成されており、上段フック41よりも下段フック42が長尺に形成されている。長尺に形成された下段フック42には、商品Sを複数吊下げ陳列できるようになっている。詳しくは上段フック41と、下段フック42は等間隔に水平に伸びる水平部41b,42bをそれぞれ備え、また、上段フック41の先端部は直角に折り曲げ加工されて上方に延びる直立部41aが形成され、下段フック42の先端部は斜め上方かつ前方に向けて傾斜する傾斜部42aが形成されている。
図2に示されるように、表示装置1は、アタッチメント2と、ホルダ3から成り、ホルダ3の保持部30に商品Sの値段等が記された表示体Hが保持され、表示体Hを購買者へ表示できるようになっている(図1参照)。
アタッチメント2は、上段フック41の水平部41bに上方から外嵌するように下方側が開放された嵌合部20と、上段フック41の直立部41aが挿入され周方向で嵌合する嵌合孔21を備えている。アタッチメント2は、上段フック41に対して、アタッチメント2の嵌合部20と嵌合孔21がそれぞれ嵌合され取付けた際、上段フック41における直立部41aの先端41cとアタッチメント2の嵌合孔21近傍の上面21aが略面一になるように形成されている。(図6参照)
次に、アタッチメント2の構造を図3、図4に基づいて説明する。尚、ここでは、図4の左側をアタッチメント2の前面側とし、紙面上下を上下側として説明する。
図3、図4に示されるように、アタッチメント2は、ポリカーボネート等の弾性を備え耐久性の高いプラスチックを素材として一体形成されている。アタッチメント2は、正面視略H字形状を成しており、中央部の上方側と下方側に空間が形成されている。アタッチメント2は、正面側にホルダ3を挟持可能な保持部22,22、23,23、24,24を複数備えている。正面側の下方には、ホルダ3の後述する固定部32における垂下片34を挟持可能な下方保持部22,22が備えられ、上方にはホルダ3の固定部32における垂下片34を挟持可能な上方保持部23,23が備えられている。また後述するホルダ3のL字片33を挟持可能なL字片保持部24,24が上方保持部23,23の前面側に備えられている。
アタッチメント2は、基板2Cの背面側に形成され上段フック41への嵌合によりフック41に取付けられる取付部2Aと、基板2Cの正面側に形成されホルダ3を保持する保持部2Bから形成されている。
図3、4に示されるように、下方保持部22、上方保持部23、L字片保持部24は、それぞれ左右方向が開放されている。下方保持部22は、基板2Cの前面かつ下方から斜め上方に延出する上弾性片122と、上弾性片122よりも下方側に下弾性片123を備えており、下弾性片123は基板2Cから前後方向に延出される底部124に連なり、上弾性片122と等間隔に離間されていることでスリット溝M1が形成されている。上方保持部23は、基板2Cの背面側から上方に延びる弾性片127と基板2Cの正面側から上方に延びる弾性片126によってスリット溝M2が形成されている。L字片保持部24は、基板2Cの正面側から上方に延びる弾性片126と弾性片126に連なり側面視略S状に折り返された弾性片128によってスリット溝M3が形成されている。また、上弾性片122,122には、下弾性片123,123の対向面に上方から下方に向けて拡がる凸部22a,22aが形成されており、下方保持部22,22に挿入されたホルダ3の垂下片34の後述する係止爪35に係合されるようになっている。
上弾性片122,122には、左右方向の外方から中央部に亘って下弾性片123側に突出する凸部22a,22aが形成されている(図3参照)。また、凸部22aは、上弾性片122の上方から下方に向けて拡がるように形成されている。また、下方保持部22のスリット溝内における底部124の正面側には正面側に向けて拡がり、後述する垂下片34の係止爪35を回動させることも可能な遊び空間としての回動空間22cが形成されている。
ホルダ3の構造について図5を用いて説明する。尚、ここでは、図5の手前側及び奥側をホルダ3の左右側とし、紙面左側をホルダ3の正面側、紙面右側を背面側として説明する。
ホルダ3は、正面側に透過性のあるプラスチック等で折り曲げ形成され表示体Hを挟持することができる保持部30と、背面側にアタッチメント2と接続される固定部32と、固定部32の上端と保持部30の上端とを連結する弾性体からなる連結部材31と、から主に形成されている。保持部30は左右が開放され、保持部30の他端にはツマミ部30aが形成されており、該ツマミ部30aを正面側へ引き出すことにより表示体Hを保持部30へスライド挿入させ易くなっている。
ホルダ3の固定部32は、上方から下方まで垂直に伸びる垂下片34と、下方側の端部近傍から垂下片34に対して直角に伸び、上方へ立ち上がる側面視略L字のL字片33と、を備えている。L字片33は、端部近傍が前方斜め上方へ傾斜されており、アタッチメント2のL字片保持部24と係合するようになっている。垂下片34は、下方端部が背面側に傾斜され上方側へ突片を備える係止爪35を備えている。
また、連結部材31は、固定部32に対して保持部30を前後方向に揺動可能に連結されている。
図6(a)に示されるように、アタッチメント2の上方保持部23にホルダ3を取付けると、ホルダ3が上方へ突出するので、ハンガー4の上方に吊るされた商品Sが短寸の際に上方の短寸の商品の下方側に形成されているデッドスペースを抑えることができるようになっている。
図6(b)に示されるように、アタッチメント2の下方保持部22にホルダ3を取付けると、ホルダ3の固定部32が前傾されて取付けられる。また、ホルダ3の連結部材31が固定部32に対して保持部30を揺動可能に連結しているので、保持部30の背面を下段フック42における傾斜部42aの先端に当接させ、ホルダ3を側面視略への字形状に配置できるようになっている。ホルダ3を側面視略への字形状に配置させると、ホルダ3の上方への突出を抑えることができるので、ハンガー4の上方に吊るされた商品Sが長寸の際や、上下の棚間をできる限り狭く配置したい際に効果的である。
また、図6(c)に示されるように、アタッチメント2は、L字片保持部24にホルダ3のL字片33を取付けることも可能であり、ホルダ3の上方への突出を図6(a)より低く抑え、図6(b)より上方へ突出させるようになっている。また、2つのホルダ3をL字片保持部24と上方保持部23に保持させ、購買者に向けて表示させることもできるようになっている。
図7は、ホルダ3を先述した図6(b)の態様に配置させ、商品Sを取り出す態様を示している。下段フック42に吊持された商品Sを傾斜部42aより手前に引出し、商品Sが保持部30の背面に当接すると、保持部30は連結部材31が固定部32に対して揺動可能に取付けられているので、商品Sとともに手前側に持ち上がるようになっており、購買者が片手で容易に商品Sを取り出せるようになっている。
図8(a)を参照し、下方保持部22に垂下片34を装着させる際には、下方保持部22に垂下片34が挿入されると、垂下片34は、下弾性片123と凸部22aに挟持されるようになっており、下方に向けて拡がる凸部22aの下端と、係止爪35の上端が当接することでホルダ3とアタッチメント2の下方保持部22との係合が完了し、図8(a)に示される状態となる。下弾性片123の傾斜角Dは、基板2Cに対して45°以内に傾斜するように形成されているので、図7に示すように商品Sを手前側に取り出す際、垂下片34が下方保持部22から抜け出し難いようになっている。また、垂下片34を上弾性片122と下弾性片123とで確実に弾性挟持できるようになっている。そのため、垂下片34が下方保持部22から抜け出し難いようになっている。
図8(b)を参照し、下方保持部22から垂下片34を離脱させる際には、垂下片34を基板2C側に傾斜させると、L字片33の立上部33aが基板2Cに当接し、立上部33aを支点に垂下片34の係止爪35が底部124の正面側に形成されている回動空間22c側へ回動されるようになっている。このように係止爪35が回動空間22cへ回動されることで下方保持部22と垂下片34との係合が解除されるようになっている。また、下方保持部22が上弾性片122と、下弾性片123の2枚の弾性体からなるため変形させ易く、垂下片34を取り出し易くなっている。
実施例1の変形例について図9を用いて説明する。尚、前記実施例1に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。前述した実施例1においては、一つのハンガー4に対し、アタッチメント2とホルダ3をそれぞれ一つずつ取付けていたが、これに限られず、図9に示すように横杆部材6に複数取付けられたハンガー4,…に対し、等間隔にアタッチメント2,2を取付け、アタッチメント2,2に対して、左右に亘って長尺に形成されたホルダ3を取付けることとしても良い。
以上説明したように、商品Sを吊り下げ陳列するための下段フック42と表示用の上段フック41を備えたハンガー4の上段フック41に取付けられるアタッチメント2と、アタッチメント2に接続可能な固定部32と表示体Hを保持可能な保持部30とを備えたホルダ3と、を備える表示装置1であって、アタッチメント2には、少なくとも上方側と下方側にホルダ3の固定部32の一端を挿入可能なスリット溝が形成されていることから、アタッチメント2にホルダ3の固定部が挿入される位置を上下に適宜変更することができるので、表示体Hの視認性を確保したまま、吊下げ陳列用什器9の1列の横杆部材6に大きさや寸法の異なる商品Sを陳列でき、商品Sと表示体Hのレイアウトの自由度を高めることができる。
また、下方保持部22は、アタッチメント2の最下端に形成されており、開口方向が前方斜め上方を向いて形成されていることから、下方保持部22に挿入されたホルダ3は前傾して保持されるので、棚に対してホルダ3が占有する上下方向の高さを抑えることができる。
また、ホルダ3は、固定部32に対して保持部30を回動可能に連結する連結部材31を備えており、固定部32の一端が下方保持部22に挿入された際、側面視への字形状にされ得ることから、連結部材31により保持部30が表示体Hを正面側に向けて傾斜されるので、購買者に対する表示体Hの視認性を確保しつつ、保持部30の上下方向の高さを抑えることができる。
また、下方保持部22内の背面側には、固定部32の一端と係合可能な係合部としての凸部22aを備え、下方保持部22内の前面側には、固定部32の一端を回動可能に収容する回動空間22cが形成されていることから、ホルダ3の固定部32は、アタッチメント2の最下端に備えられた下方保持部22に挿入され前傾して保持されているので、下方保持部22内の背面側の係合部としての凸部22aと係合させると抜け難くすることができる。また、下方保持部22から固定部32を離脱させる際は、ホルダ3の固定部32の一端を回動空間22c内で回動させることで離脱させ易い。
また、下方保持部22は、二枚の近接した弾性片である上弾性片122と下弾性片123から構成されていることから、ホルダ3の固定部32の一端を挟持できる挟持力を確保でき、変形させ易いのでホルダ3の固定部32の一端を取付または取外し易い。
また、下方保持部22の傾斜角Dは、45°以内の範囲であることから、下方保持部22に挿入されたホルダ3を抜け難くすることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、下方保持部22の傾斜角Dは、45°以内の範囲であると説明したが、これに限らず、45°の範囲内でなくてもよい。
また、前記実施例では、アタッチメント2の下方側のスリット溝は、最下端に形成されていると説明したが、これに限られず、アタッチメント2の中央部から下方側に形成されていればよい。
また、前記実施例では、アタッチメント2は、ポリカーボネート等の弾性を備え耐久性の高いプラスチックを素材として一体形成されていると説明したが、これに限られず、プラスチック以外の素材で形成してもよいし、それぞれ別部材からなるアタッチメント2としてもよい。
また、前記実施例では、下方保持部22は上弾性片122、下弾性片123を備え、スリット溝M1を形成していると説明したが、これに限られず、ホルダ3の垂下片34を保持できれば弾性片でなくてもよいし、片ではなく、塊状の下方保持部としてもよい。
また、前記実施例では、ホルダ3の備える固定部32と、連結部31と、保持部30はそれぞれ別部材により形成されていると説明したが、これに限られず、固定部32と、連結部31と、保持部30と、が一体的に形成されているホルダ3としても良い。
また、固定部32の係止爪35は、下方端部が背面側に傾斜され上方側へ突片を備えると説明したが、これに限られず、下方端部が前面側に傾斜され上方側へ突片を備えるようにしてもよい。
1 表示装置
2 アタッチメント
3 ホルダ
4 ハンガー
5 ハンガー基体
6 横杆部材
8,8 支柱
9 陳列用什器
22 下方保持部
22a 凸部(係合部)
22c 回動空間
23 上方保持部
24 L字片保持部
30 保持部
31 連結部材(連結部)
32 固定部
33 L字片
34 垂下片
35 係止爪
41 上段フック
42 下段フック
122 上弾性片
123 下弾性片
D 傾斜角
H 表示体(プライスカード)
S 商品
M1~3 スリット溝

Claims (6)

  1. 商品を吊り下げ陳列するための下段フックと表示用の上段フックを有するハンガーの前記上段フックに取付けられるアタッチメントと、
    前記アタッチメントに取付け可能な固定部と表示体を保持可能な保持部とを有するホルダと、を備える表示装置であって、
    前記アタッチメントには、少なくとも上方側と下方側に、挿入された前記ホルダの前記固定部の一端を前後方向に挟持して前記ホルダを単独で保持可能なスリット溝がそれぞれ形成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記下方側のスリット溝は、前記アタッチメントの最下端に形成されており、開口方向が前方斜め上方を向いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記ホルダは、前記固定部に対して前記保持部を回動可能に連結する連結部を有しており、前記固定部の一端が前記最下端のスリット溝に挿入された際、側面視への字形状にされ得ることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記最下端のスリット溝内の背面側には、前記固定部の一端と係合可能な係合部が形成されており、前記最下端のスリット溝内の前面側には、前記固定部の一端を回動可能に収容しうる回動空間が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の表示装置。
  5. 前記最下端のスリット溝は、二枚の近接した弾性片から構成されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記最下端のスリット溝の傾斜角は、45°以内の範囲であることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の表示装置。
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