JP6073673B2 - 車両用ドアフレーム及びその製造方法 - Google Patents
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Description
請求項6に記載の発明は、意匠面を構成する外壁部と該外壁部に対向する内壁部とを備えた第1部材と、対向する一対の側壁を有して該各側壁の先端部が前記第1部材の内壁部に接続されることにより前記外壁部よりも車内側となる位置に中空状の構造部を形成する第2部材と、を備え、前記各側壁の先端部には、フランジ部が形成されるとともに、長尺状をなす前記第1部材の前記内壁部には、その長手方向端部に挿入部を内側に有して前記各側壁のフランジ部を保持可能な一組のフック部が形成された車両用ドアフレームの製造方法において、前記各フック部内に前記各側壁のフランジ部を挿入する工程と、前記第1部材及び第2部材を長手方向に沿って曲げ加工する工程と、を備えること、を要旨とする。
図1に示すように、本実施形態の車両ドア1は、図示しない車両ボディに支持されたドア本体2と、このドア本体2の上方に設けられることにより当該ドア本体2の上端から出没する態様で上下動するウィンドガラス3の窓枠を構成するドアフレーム5とを備えている。
中、下側)となる位置において当該外壁部21に対向する内壁部22とを備えている。また、本実施形態では、これら外壁部21及び内壁部22は、当該外壁部21及び内壁部22に交差する板状の接続壁23を介して連結されている。尚、本実施形態では、内壁部22は、接続壁23の内端部23aから車両前方側に配置される方向(図2中、左側)に延設されている。そして、上記ガラスラン20は、これら外壁部21と内壁部22との間に形成されたガラスラン保持部25内に保持されている。
図2及び図3に示すように、本実施形態のドアフレーム5(立柱部10)は、上記外壁部21、内壁部22及び接続壁23が一体に形成された第1部材41と、当該第1部材41に対して一体に組み付けられることにより外壁部21よりも車内側(図2中、下側)となる位置に中空状の構造部26を形成する第2部材42とに分割して形成されている。
本実施形態の第2部材42は、その長手方向、即ちドアフレーム5として延在される長さ方向に沿ってスライドする態様で、第1部材41に組付けられる。即ち、本実施形態の第1部材41は、押出加工により一体に形成される。このため、その長尺状をなす第1部材41の長手方向端部を構成する内壁部22には、その長手方向端部22xに各フック部51(51A,51B)内に連通する開口部60が形成される。尚、第1側壁45A側のフランジ部50Aは、プレス加工により第1部材41の他の部分を形成した後、折曲加工を行うことにより形成される。本実施形態では、その内壁部22の長手方向端部22xに形成された開口部60を挿入部Xとして、各フック部51(51A,51B)内に各側壁45(45A,45B)のフランジ部50(50A,50B)を挿入する。そして、第2部材42は、これにより、その各側壁45の先端部45a,45bが、第1部材の内壁部22に接続される構成となっている。
(1)ドアフレーム5は、意匠面を構成する外壁部21と当該外壁部21に対向する内壁部22とを備えた第1部材41と、対向する一対の側壁45を有して当該各側壁45の先端部45a,45bが第1部材41の内壁部22に接続されることにより、外壁部21よりも車内側となる位置に中空状の構造部26を形成する第2部材42とを備える。また、各側壁45の先端部45a,45bには、それぞれ、フランジ部50(50A,50B)が形成される。そして、長尺状をなす第1部材41の内壁部22には、その長手方向端部22xに挿入部Xを有して内側に各側壁45のフランジ部50(50A,50B)を保持可能な一組のフック部51(51A,51B)が形成される。
(5)第2部材42の第2側壁45Bは、外壁部21及び内壁部22に交差する方向(車両内外方向)に延設された接続壁23の延長線上に配置される。これにより、車両内外方向の剛性を更に高めることができる。
・上記実施形態では、外壁部21の外表面が直接的に意匠面Sを構成することとしたが、当該外壁部21がカバー等によって覆われることにより、そのドアフレーム5の意匠面Sが形成される構成であってもよい。
Claims (6)
- 意匠面を構成する外壁部と該外壁部に対向する内壁部とを備えた第1部材と、
対向する一対の側壁を有して該各側壁の先端部が前記第1部材の内壁部に接続されることにより前記外壁部よりも車内側となる位置に中空状の構造部を形成する第2部材と、を備え、
前記各側壁の先端部には、フランジ部が形成されるとともに、
長尺状をなす前記第1部材の内壁部には、その長手方向端部に挿入部を有して内側に前記各側壁のフランジ部を保持可能な一組のフック部が形成され、
前記第1部材及び前記第2部材は、前記各フック部内に前記各側壁の前記フランジ部が挿入された状態で、前記第1部材及び前記第2部材の両端の間で長手方向に沿って湾曲されてなる湾曲部を有する車両用ドアフレーム。 - 請求項1に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記湾曲部は、前記外壁部及び前記内壁部に交差する方向に湾曲していること、
を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 意匠面を構成する外壁部と該外壁部に対向する内壁部とを備えた第1部材と、
対向する一対の側壁を有して該各側壁の先端部が前記第1部材の内壁部に接続されることにより前記外壁部よりも車内側となる位置に中空状の構造部を形成する第2部材と、を備え、
前記各側壁の先端部には、フランジ部が形成されるとともに、
長尺状をなす前記第1部材の内壁部には、その長手方向端部に挿入部を有して内側に前記各側壁のフランジ部を保持可能な一組のフック部が形成され、
前記第1部材は、前記外壁部及び前記内壁部に交差する方向に延びる接続壁を備えるともに、前記第2部材は、前記接続壁の延長線上に配置される前記側壁を有する車両用ドアフレーム。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記外壁部と前記内壁部との間にはガラスラン保持部が形成されるとともに、該ガラスラン保持部の開口端側に配置される前記第2部材の第1側壁については、その前記フランジ部が第2側壁側に向かって延設されること、を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記第1部材及び第2部材は、一体に組み付けられることによりドア本体の上方において上下方向に延びる立柱部を構成するものであって、
前記第2部材は、前記立柱部が前記ドア本体に組み付けられた状態において該ドア本体に近い部分ほど前記構造部が太くなるように、前記外壁部及び前記内壁部に交差する内外方向の寸法が徐々に変更されてなること、を特徴とする車両用ドアフレーム。 - 意匠面を構成する外壁部と該外壁部に対向する内壁部とを備えた第1部材と、
対向する一対の側壁を有して該各側壁の先端部が前記第1部材の内壁部に接続されることにより前記外壁部よりも車内側となる位置に中空状の構造部を形成する第2部材と、
を備え、
前記各側壁の先端部には、フランジ部が形成されるとともに、
長尺状をなす前記第1部材の前記内壁部には、その長手方向端部に挿入部を内側に有して前記各側壁のフランジ部を保持可能な一組のフック部が形成された車両用ドアフレームの製造方法において、
前記各フック部内に前記各側壁のフランジ部を挿入する工程と、
前記第1部材及び第2部材を長手方向に沿って曲げ加工する工程と、
を備えること、を特徴とする車両用ドアフレームの製造方法。
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