JP6071989B2 - ウインドレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、車両のドアに設けられた窓ガラスを昇降させるウインドレギュレータに関する。
車両のドアには、駆動モータの駆動力によって窓ガラスを昇降させるウインドレギュレータが多用されている。この種のウインドレギュレータには、単一のアームだけで窓ガラスを昇降させるシングルアーム式のウインドレギュレータがある(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載のウインドレギュレータにおけるアーム(リフトアーム)は、長手方向に延在する凹部と、凹部の側壁から外側へ向けて水平に屈曲して突出する平坦状つば部とからなるハット状断面となっている。アームの基端部には、凹部の凹み方向とは逆方向に突き出た凸部が形成されている。この構成によれば、アームの板厚が薄くても、ハット状断面部分で曲げ剛性やねじり剛性を上げることができ、ウインドレギュレータの軽量化が図れるとされている。
特開2001−55864号公報
アームの平坦状つば部は、凹部の側壁から外側へ向けて水平に屈曲して突出していることから、駆動モータの駆動力によって窓ガラスを昇降させる際に、一定以上の応力が平坦状つば部に作用した場合は、平坦状つば部の強度や剛性が不足することがある。そのため、アームの板厚を薄くすることが制限され、これがアームの軽量化促進の妨げとなっていた。
従って、本発明は、アームの軽量化を図ることができるウインドレギュレータを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、車両のドアに設けられた窓ガラスを開閉するウインドレギュレータであって、前記窓ガラスを昇降移動させる駆動力を発生する駆動ユニットと、前記駆動ユニットが取り付けられたベースプレートと、前記駆動ユニットの駆動力を受けて、前記ベースプレートに対して回転するセクタギヤと、長手方向の一端部が前記窓ガラスに連結され、他端部が前記ベースプレートに連結されて、前記セクタギヤと一体に回転する長板状のアームとを備え、前記アームは、幅方向の中央部にて長手方向に延在する板状の内側延在部と、前記幅方向の両端部に形成された一対の外側ビード部とを有し、前記内側延在部に前記セクタギアが固定される固定部が形成され、前記外側ビード部は、前記内側延在部に対して傾斜した傾斜部を前記アームの前記幅方向の端部に有し、前記傾斜部が前記固定部の長手方向における位置よりも前記アームの前記他端部側に延在して形成され、前記外側ビード部の前記傾斜部は、前記内側延在部に対して傾斜した第1傾斜部と、前記第1傾斜部とは逆方向に前記内側延在部に対して傾斜した第2傾斜部とを含み、前記第2傾斜部は、前記第1傾斜部に連続して、前記第1傾斜部よりも前記アームにおける前記幅方向の外側に設けられ、前記外側ビート部は、前記内側延在部と前記第2傾斜部との間に、前記内側延在部の表裏一方の面側から表裏他方の面側に向かって窪む凹溝を有し、前記第1傾斜部は、前記凹溝の側壁をなす、ウインドレギュレータを提供する。
本発明によれば、アームの軽量化を図ることができる。
本発明の実施の形態におけるウインドレギュレータをドアの外板を構成するアウタパネル側から見たときの概略図である。 本実施の形態におけるウインドレギュレータをドアの内板を構成するインナパネル側から見たときの概略図である。 (a)は、本実施の形態におけるウインドレギュレータの一構成部品であるアームの平面図、(b)は、(a)に示すアームの側面図、(c)は、(a)のC−C線断面図であり、(d)は、(a)のD−D線断面図、(e)は、(a)のE−E線断面図である。 (a)は、比較例に係るアームに作用する応力分布の解析結果を示す応力分布図であり、(b)は、図4(a)のF−F線断面図であり、(c)は、本実施の形態におけるアームに作用する応力分布の解析結果を示す応力分布図である。
以下、本実施の形態に係るウインドレギュレータの構成及び動作について図1乃至図4を参照して説明する。
図1は、本実施の形態におけるウインドレギュレータをドアの外板を構成するアウタパネル側から見たときの概略図であり、図2は、本実施の形態におけるウインドレギュレータをドアの内板を構成するインナパネル側から見たときの概略図である。
このウインドレギュレータ1は、図示しない車両のドアに設けられた窓ガラス2を開閉するために用いられる。窓ガラス2は、ドアサッシに沿って昇降自在であり、ウインドレギュレータ1はドアの内部に配置されている。
ウインドレギュレータ1は、アーム10と、アーム10を回転駆動する駆動ユニット20とを備えており、駆動ユニット20により窓ガラス2を自動的に昇降させるパワー式のウインドレギュレータとなっている。
アーム10は、金属板をプレス成型することにより形成された長板状の部材であり、長手方向の一端部である先端部10bが窓ガラス2にスライダ3を介して連結されている。スライダ3は、窓ガラス2の下端に固定されたガイドレール4の長手方向に沿って移動自在に装着されている。アーム10の長手方向の他端部である基端部10aは、板状のベースプレート24に支軸28を介して連結され、ベースプレート24に対して支軸28を中心として回転自在に取り付けられている。
駆動ユニット20は、電動モータ21と減速機22とを備えている。減速機22は、ウォームギヤ機構からなり、このウォームギヤ機構を収容するギヤケース23がベースプレート24に固定されている。
ベースプレート24には、鋼板材からなる扇状のセクタギヤ27が、アーム10を介して支軸28を中心に回転自在に支持されている。セクタギヤ27の外周部には、減速機22の出力軸25に固定された図略のピニオンギヤに噛み合うギヤ部27aが形成されている。セクタギヤ27は、溶接等の固定手段によってアーム10に形成された固定部11cに固定され、アーム10と一体に回転するように連結されている。
電動モータ21に電流が供給されると、減速機22によって減速回転された図略のピニオンギヤを介してセクタギヤ27が支軸28を中心に所定の角度範囲で回転する。そして、セクタギヤ27の回転力がアーム10に伝達され、アーム10が支軸28を中心に回転する。この回転に伴って、窓ガラス2が車両上下方向に開閉する。
(アームの全体構造)
図3は、アーム10を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のC−C線断面図、(d)は(a)のD−D線断面図、(e)は(a)のE−E線断面図である。
アーム10は、幅方向の中央部に長手方向に延在する板状の内側延在部11と、幅方向の両端部に形成された一対の外側ビード部12とを一体に有している。内側延在部11には、セクタギヤ27が固定される固定部11cが形成されている。また、アーム10の全体は、長手方向の基端部10aから先端部10bにかけて幅寸法を漸減させた形状に形成されている。
アーム10の内側延在部11は、ドアの外板を構成するアウタパネル側に向けて階段状に屈曲されている。より具体的には、内側延在部11は、山折りと谷折りとからなる折り目を形成する第1乃至第4の内側折曲部111〜114を有しており、第1乃至第4の内側折曲部111〜114を介して階段状に屈曲された第1乃至第5の内側平板部115〜119を長手方向に有している。第1の内側平板部115は基端部10a側に位置し、第5の内側平板部119は先端部10b側に位置している。
第1乃至第5の内側平板部115〜119のうち、第1,第3及び第5の内側平板部115,117,119は、段違いの平行面に形成されている。第2及び第4の内側平板部116,118は、第1,第3及び第5の内側平板部115,117,119に対してアウタパネル側に傾斜した斜面に形成されている。
第1の内側平板部115には、ベースプレート24の支軸28と対応する位置に支持部円孔11aが貫通して形成されている。第3の内側平板部117には、セクタギヤ27を固定する固定部11cが対応する位置において、固定部11cが裏面11e側に突出した突起として形成されている。第5の内側平板部119の先端側には、スライダ3を回転可能に取り付ける円孔11bが貫通して形成されている。
外側ビード部12は、アーム10における内側延在部11の第3乃至第5の内側平板部117〜119の幅方向の両端部にそれぞれ形成されている。また、外側ビード部12は、車幅方向(図3(b)の上下方向)における位置が内側延在部11の第5の内側平板部119と同等であり、アーム10の長手方向(図3(a),(b)の左右方向)に沿って直線状に延在している。
また、外側ビード部12は、内側延在部11に対して傾斜した傾斜部120をアーム10の幅方向の端部に有している。本実施の形態では、傾斜部120が、内側平坦部11に対して傾斜した第1傾斜部121と、第1傾斜部121とは逆方向に内側平坦部11に対して傾斜した第2傾斜部122とを有している。第2傾斜部122は、第1傾斜部121に連続して、第1傾斜部121よりもアーム10における幅方向の外側に設けられている。
内側延在部11における第4の内側折曲部114よりも基端部10a側における外側ビード部12と第3の内側平板部117及び第4の内側平板部118との間には、第3の内側平板部117から車幅方向に延びる壁部123が形成されている。この壁部123は、アーム10の側面視において、略平行四辺形状を呈している。
内側延在部11の表裏両面のうち、ドアのアウタパネルに対向する面(図3(a)に示す面)を表面11dとし、ドアのインナパネルに対向する面を裏面11eとすると、第1傾斜部121は、アーム10の幅方向外側に向かうにつれて裏面11e側から表面11d側に向かうように傾斜し、第2傾斜部122は、アーム10の幅方向外側に向うにつれて表面11d側から裏面11e側に向かうように傾斜している。
この第1傾斜部121及び第2傾斜部122からなる傾斜部120は、アーム10の長手方向における内側延在部11の固定部11cの位置よりも、アーム10の基端部10a側に延在して形成されている。すなわち、内側延在部11の固定部11cは、アーム10を表面11d側から見た場合に、アーム10の幅方向両端部に形成された一対の外側ビード部12のそれぞれの傾斜部120の間にある。
また、外側ビード部12は、内側延在部11の第5の内側平板部119と第2傾斜部122との間に、内側延在部11の表面11dから裏面11eに向かって窪む凹溝13を有し、第1傾斜部121は、この凹溝13の側壁をなしている。より具体的には、凹溝13は、底壁13aと、この底壁13aと内側延在部11の第5の内側平板部119との間に形成された第1の側壁13bと、第1の側壁13bとの間に底壁13aを挟む第2の側壁13cとによって形成され、第1の傾斜部121の一部が第2の側壁13cとなっている。
凹溝13は、アーム10の長手方向に沿って交互に第1乃至第3の浅い凹部131〜133と第1乃至第3の深い凹部134〜136との6つの凹部131〜136が連続して形成された構造となっている。内側延在部11の表面11dに対する第1乃至第3の浅い凹部131〜133の深さは、例えば2mmであり、内側延在部11の表面11dに対する第1乃至第3の深い凹部134〜136の深さは、例えば3mmである。
アーム10は、第1乃至第3の浅い凹部131〜133と第1乃至第3の深い凹部134〜136とが交互に形成されていることにより、車幅方向(アーム10の厚さ方向)に撓みやすくなっている。つまり、車両の窓ガラス2は車室の外方に膨らむように湾曲しているので、窓ガラス2の開閉時には、アーム10が車幅方向に撓む必要がある。本実施の形態では、第1乃至第3の浅い凹部131〜133と第1乃至第3の深い凹部134〜136とが交互に形成されていることにより、それぞれの凹部の境界部に曲げ応力が集中し、車幅方向に円滑に撓むようになっている。
また、アーム10には、窓ガラス2の昇降を確実に行えるよう、上下方向(アーム10の幅方向)の力に対しては高い剛性が要求される。本実施の形態では、凹溝13が形成されていることにより、上下方向の力に対する剛性が高められている。
次に、アーム10に幅方向の力を加えた場合の外側ビード部12による応力分散の効果について、図4を参照して説明する。図4(a)は、比較例に係るアーム10Aに作用する応力分布の解析結果を示す応力分布図であり、図4(b)は、図4(a)のF−F線断面図である。図4(c)は、本実施の形態におけるアーム10に作用する応力分布の解析結果を示す応力分布図である。
比較例に係るアーム10Aは、その外側ビード部12´の形状が、本実施の形態に係るアーム10の外側ビード部12の形状と異なる。具体的には、本実施の形態に係るアーム10の外側ビード部12は、第1傾斜部121及び第2傾斜部122からなる傾斜部120を有していたが、比較例に係るアーム10Aの外側ビード部12´は、凹溝13よりも幅方向外側の部分が内側延在部11と平行な平板状である。また、本実施の形態に係る外側ビード部12はアーム10の長手方向における内側延在部11の固定部11cの位置よりも基端部10a側に延在していたのに対し、比較例の外側ビード部12´は固定部11cの位置よりも先端部10b側の位置まで延在している。比較例に係るアーム10Aにおけるこれ以外の部分については、本実施の形態に係るアーム10と同様に構成されているので、共通する部位には図3で用いた符号と同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図4(a)では、比較例に係るアーム10Aの基端部10a側の支持部円孔11aに支軸を挿通させると共に固定部11cを固定し、アーム10Aの先端部10bに幅方向(矢印A方向)の荷重をかけた場合に、所定値以上の応力が発生する領域Sをグレーの網掛けで示している。この矢印A方向は、アーム10Aによって窓ガラス2を上昇させる場合に窓ガラス2から受ける荷重の方向に相当する。
図4(c)では、本実施の形態に係るアーム10の基端部10a側の支持部円孔11aに支軸を挿通させると共に固定部11cを固定し、アーム10の先端部10bに幅方向(矢印A方向)の荷重をかけた場合に、所定値以上の応力が発生する領域Sをグレーの網掛けで示している。この応力の所定値は、図4(a)に示す領域Sにおける応力の所定値と同じである。また、アーム10にかけた荷重の大きさ及び方向は、比較例に係るアーム10Aにかけた荷重の大きさ及び方向と同じである。
図4(a)と図4(c)との比較から明らかなように、本実施の形態に係るアーム10における所定値以上の応力が発生する領域Sの面積は、比較例に係るアーム10Aにおける所定値以上の応力が発生する領域Sの面積よりも小さい。このことは、外側ビード部12に傾斜部120を設け、この傾斜部120を固定部11cよりも基端部10a側に延在させたことにより、先端部10bに作用する荷重が外側ビード部12を介して固定部11cに伝達され、固定部11c付近におけるアーム10の変形が抑制されることを示していると考えられる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上のように構成されたウインドレギュレータ1を採用することで、以下の作用及び効果が得られる。
(1)アーム10の外側ビード部12が傾斜部120を有し、この傾斜部120が固定部11cの長手方向における位置よりも基端部10a側に延在して形成されているので、アーム10における剛性を向上させることができる。特に、本実施の形態では、傾斜部120が内側延在部11に対して互いに逆方向に傾斜した第1傾斜部121及び第2傾斜部122を有しているので、剛性を高める効果が顕著となる。これにより、アーム10の薄型化が可能となり、軽量化を図ることができる。
(2)凹溝13がアーム10の長手方向に沿って交互に第1〜第3の浅い凹部131〜133と第1〜第3の深い凹部134〜136とに形成されていることから、アーム10が車幅方向に撓みやすくなると共に、上下方向の剛性が高められる。
なお、上記実施の形態では、アーム10における外側ビード部12が凹溝13を有している構成について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば外側ビード部12は凹溝13を有していなくてもよい。つまり、アーム10の外側ビード部12が第1傾斜部121及び第2傾斜部122を有し、この第1傾斜部121及び第2傾斜部122が長手方向における内側延在部11の固定部11cの位置よりも、アーム10の基端部10a側に延在して形成されていれば、上記(1)と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態では、浅い凹部131〜133と深い凹部134〜136とが交互に配列される構造を有するアーム10を例示したが、浅い凹部131〜133及び深い凹部134〜136の設置数は、これに限定されるものではない。
また、上記実施の形態では、シングルアーム式のウインドレギュレータ1におけるアーム10を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばXアーム式のウインドレギュレータにおけるメインアーム又はサブアーム等にも適用することができる。Xアーム式のウインドレギュレータ等にあっても、上記実施の形態によるウインドレギュレータ1と同様の効果を得ることができる。
またさらに、上記実施の形態では、電動モータ21の駆動力によって駆動させるパワー式のウインドレギュレータにアーム10を適用した場合についてのみ説明したが、これに限定されるのもではない。例えば、上記実施の形態に係るアーム10を運転者等の手動操作によって駆動させる手動式のウインドレギュレータに適用してもよい。
以上の説明からも明らかなように、本発明における代表的な実施の形態、変形例、及び図示例を例示したが、上記実施の形態、変形例、及び図示例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変形して実施することが可能である。従って、上記実施の形態、変形例、及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが本発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…ウインドレギュレータ、2…窓ガラス、3…スライダ、4…ガイドレール、10,10A…アーム、10a…基端部、10b…先端部、11…内側延在部、11a…支持部円孔、11b…円孔、11c…固定部、11d…表面、11e…裏面、12…外側ビード部、13…凹溝、13a…底壁、13b…第1の側壁、13c…第2の側壁、20…駆動ユニット、21…電動モータ、22…減速機、23…ギヤケース、24…ベースプレート、25…出力軸、27…セクタギヤ、27a…ギヤ部、28…支軸、111〜114…第1乃至第4の内側折曲部、115〜119…第1乃至第5内側平板部、120…傾斜部、121…第1傾斜部、122…第2傾斜部、123…壁部、131〜133…第1乃至第3の浅い凹部、134〜136…第1乃至第3の深い凹部

Claims (2)

  1. 車両のドアに設けられた窓ガラスを開閉するウインドレギュレータであって、
    前記窓ガラスを昇降移動させる駆動力を発生する駆動ユニットと、
    前記駆動ユニットが取り付けられたベースプレートと、
    前記駆動ユニットの駆動力を受けて、前記ベースプレートに対して回転するセクタギヤと、
    長手方向の一端部が前記窓ガラスに連結され、他端部が前記ベースプレートに連結されて、前記セクタギヤと一体に回転する長板状のアームとを備え、
    前記アームは、幅方向の中央部にて長手方向に延在する板状の内側延在部と、前記幅方向の両端部に形成された一対の外側ビード部とを有し、前記内側延在部に前記セクタギアが固定される固定部が形成され、
    前記外側ビード部は、前記内側延在部に対して傾斜した傾斜部を前記アームの前記幅方向の端部に有し、前記傾斜部が前記固定部の長手方向における位置よりも前記アームの前記他端部側に延在して形成され、
    前記外側ビード部の前記傾斜部は、前記内側延在部に対して傾斜した第1傾斜部と、前記第1傾斜部とは逆方向に前記内側延在部に対して傾斜した第2傾斜部とを含み、
    前記第2傾斜部は、前記第1傾斜部に連続して、前記第1傾斜部よりも前記アームにおける前記幅方向の外側に設けられ、
    前記外側ビート部は、前記内側延在部と前記第2傾斜部との間に、前記内側延在部の表裏一方の面側から表裏他方の面側に向かって窪む凹溝を有し、
    前記第1傾斜部は、前記凹溝の側壁をなす、
    ウインドレギュレータ。
  2. 前記凹溝は、深さが異なる深い凹部と浅い凹部とにより構成され、前記深い凹部と前記浅い凹部とが、前記アームの長手方向に交互に配列された、
    請求項に記載のウインドレギュレータ。
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