JP6070201B2 - トナー担持体 - Google Patents
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Description
図1は、電子写真方式の画像形成装置であるプリンタ(以下、単にプリンタという)の内部構成を概略的に示した図である。図1に示すように、プリンタ10は、4つのプロセスカートリッジ11〜14、複数の張架ローラ15〜18に巻き回され矢印A方向に移動する中間転写ベルト19、露光手段としての露光装置20、及び定着装置21等を備えている。
エピクロルヒドリンゴム 30重量部
アクリルニトリル−ブタジエンゴム 70重量部
炭酸カルシウム 30重量部
カーボンブラック 2重量部
加硫促進剤 3重量部
イオウ 1重量部
ここで、炭酸カルシウム、カーボンブラック、加硫促進剤、イオウは、ECO(エピクロルヒドリンゴム)とNBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)をブレンドしたポリマーに対する重量部である。
ポリエステル樹脂 80重量部
メラミン樹脂 20重量部
カーボンブラック 10重量部
ここで、溶剤には、酢酸ブチル、イソプロピルアルコール、メチルエチルケトンの混合物を使用した。
トナー担持体胴部38Aの両端部に以下のような被覆層を成型して、貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T)
厚さC:50μm
外周面の幅A:3.51mm
内周面の幅B:3.50mm
そして、上記トナー担持ローラにおいて、A−B=10μmとなるようにテープを研磨加工した。研磨には卓上研磨装置(アイエムティー社製IM−P2)を使用した。砥石の番手は#1000で、砥石回転数を200rpmとした。
上記実験例1において、外周面の幅Aを3.525mm、内周面の幅Bを3.50mmとした。すなわち、A−B=25μmとした。それ以外は実験例1と同様にしてトナー担持ローラを製作した。
上記実験例1において、外周面の幅Aを3.545mm、内周面の幅Bを3.50mmとした。すなわち、A−B=45μmとした。それ以外は実験例1と同様にしてトナー担持ローラを製作した。
上記実験例2において、テープ材質を、PTFEテープ(日東電工製;ニトフロンNo.903UL)に変更し、それ以外は実験例2と同様にしてトナー担持ローラを製作した。
上記実験例2において、テープ材質を、FEPテープ(アズワン製;7-672-01)に変更し、それ以外は実験例2と同様にしてトナー担持ローラを製作した。
トナー担持体胴部38Aの両端部に何も被覆しなかった。すなわち、被覆層を形成しなかった。
上記実験例1において、外周面の幅Aを3.50mm、内周面の幅Bを3.50mmとした。すなわち、A−B=0μmとした。それ以外は実験例1と同様にしてトナー担持ローラを製作した。
上記実験例1において、外周面の幅Aを3.49mm、内周面の幅Bを3.50mmとした。すなわち、A−B=−10μmとした。それ以外は実験例1と同様にしてトナー担持ローラを製作した。
図8及び図9は実施例2を示している。本実施例では、図8(A)に示すように、トナー担持体胴部38Aの両端部の被覆層50は、厚みが他の箇所よりも厚い部分が少なくとも一箇所形成され、厚みの厚い部分と薄い部分とを有している。すなわち、被覆層50は、トナー担持体胴部38Aの端部外周面に周方向に沿って形成され、且つトナー担持体胴部38Aの端部外周面の全体に設けられている。そして、被覆層50の複数箇所(4箇所)に、トナー担持体胴部38Aの軸方向に沿って突状50Aが設けられている。
以下のような被覆層50を成型して、トナー担持体胴部38Aの両端部に1周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T、厚さt=50μm)
幅:3.5mm
次に、その上から幅3.5mm×長さ2.0mmの上記同種テープを貼り付け、厚みの差を形成した(図9(A))。被覆層50における厚みの差は50μmとなった。本実験例では、突状50Cは1つ形成され、その突状50Cのコーナ部は丸みが無く角形状を成している。
以下のような被覆層50を成型して、トナー担持体胴部38Aの両端部に1周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T、厚さt=50μm)
幅:3.5mm
次に、その上から大きさが幅3.5mm×長さ2.0mmで、かつ、表面のエッジをR形状加工した上記同種テープを貼り付け、厚みの差を形成した(図9(B))。被覆層50における厚みの差は50μmとなった。本実験例では、突状50Aは1つ形成され、その突状50Aの外表面は丸みを成している。本実験例は図8(C)の場合と同じである。
以下のような被覆層50を成型して、トナー担持体胴部38Aの両端部に1周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T、厚さt=50μm)
幅:3.5mm
次に、その上から大きさが幅3.5mm×長さ2.0mmの上記同種テープを複数作成し、これらを先に作成した被覆層50上に2.0mmずつ間隔をあけて貼り付けていき、厚みの差を形成した(図9(C))。被覆層50における厚みの差は50μmとなった。本実験例では、実験例6と同じ突状50Cが8つ形成され、各突状50Cは被覆層50の周方向に沿って等間隔に配置されている。
以下のような被覆層50を成型して、トナー担持体胴部38Aの両端部に1周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T、厚さt=50μm)
幅:3.5mm
次に、その上から大きさが幅3.5mm×長さ2.0mmで、かつ、表面のエッジをR形状加工した上記同種テープを複数作成し、これらを先に作成した被覆層50上に2.0mmずつ間隔をあけて貼り付けていき、厚みの差を形成した(図9(D))。被覆層50における厚みの差は50μmとなった。本実験例では、実験例7と同じ突状50Aが8つ形成され、各突状50Aは被覆層50の周方向に沿って等間隔に配置されている。
以下のような被覆層50を成型して、トナー担持体胴部38Aの両端部に1周分貼り付けた。
材質:PTFEテープ(日東電工製;ニトフロンNo.903UL、t=50μm)
次に、その上から大きさが幅3.5mm×長さ2.0mmの上記同種テープを貼り付け、厚みの差を形成した。断面形状は図9(A)と同じであり、被覆層50における厚みの差は50μmとなった。
以下のような被覆層50を成型して、トナー担持体胴部38Aの両端部に1周分貼り付けた。
材質:FEPテープ(アズワン製;7-672-01、t=50μm)
次に、その上から大きさが幅3.5mm×長さ2.0mmの上記同種テープを貼り付け、厚みの差を形成した。断面形状は図9(A)と同じであり、被覆層50における厚みの差は50μmとなった。
トナー担持体胴部38Aの両端部の被覆層50として、フルオロエチレンビニルエーテル(旭硝子製;ルミフロンLF200MEK)70重量部とブロック型ヘキサメチレンジイソシアネート(旭化成製;デュラネートTPA-B80E)30重量部とを混合した。さらに、前記混合したものをメチルエチルケトンにて希釈した後、スプレー塗装にてトナー担持体胴部38Aの両端部周上に厚み50μm、幅3.5mmの形状に形成し、130℃で1時間の焼成を実施した。
次に、図9(A)に示す被覆層形状になるように、トナー担持ローラ上をマスキングした上で再度、同材料をスプレー塗装し、幅3.5mm×長さ2.0mm×厚さ50μmとなるような厚みの差を形成し、130℃で1時間の焼成を実施した。
トナー担持体胴部38Aの両端部の被覆層50として、まず、フルオロエチレンビニルエーテル(旭硝子製;ルミフロンLF200MEK)70重量部とブロック型ヘキサメチレンジイソシアネート(旭化成製;デュラネートTPA-B80E)30重量部を混合した。さらに、前記混合したものをメチルエチルケトンにて希釈した後、スプレー塗装にてトナー担持体胴部38Aの両端部周上に厚み50μm、幅3.5mmの形状に形成し、130℃で1時間の焼成を実施した。
次に、図9(A)に示す被覆層形状になるように、トナー担持ローラ上をマスキングした上で再度、同材料をスプレー塗装し、幅3.5mm×長さ2.0mm×厚さ5μmとなるような厚みの差を形成し、130℃で1時間の焼成を実施した。
トナー担持体胴部38Aの両端部の被覆層50として、まず、フルオロエチレンビニルエーテル(旭硝子製;ルミフロンLF200MEK)70重量部とブロック型ヘキサメチレンジイソシアネート(旭化成製;デュラネートTPA-B80E)30重量部を混合した。さらに、前記混合したものをメチルエチルケトンにて希釈した後、スプレー塗装にてトナー担持体胴部38Aの両端部周上に厚み50μm、幅3.5mmの形状に形成し、130℃で1時間の焼成を実施した。
次に、図9(A)に示す被覆層形状になるように、トナー担持ローラ上をマスキングした上で再度、同材料をスプレー塗装し、幅3.5mm×長さ2.0mm×厚さ120μmとなるような厚みの差を形成し、130℃で1時間の焼成を実施した。
トナー担持体胴部38Aの両端部に何も被覆しなかった。すなわち、被覆層を形成しなかった。
以下のような被覆層50を成型して、トナー担持体胴部38Aの両端部に1周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T、厚さt=50μm)
幅:3.5mm
本比較例においては、被覆層における厚みの差はない。
図10及び図11は実施例3を示している。本実施例では、図10に示すように、トナー担持体胴部38Aの両端部の被覆層60は、トナー担持体胴部38Aの周方向において不連続な部分が1箇所以上形成され、厚みの厚い部分と薄い部分とを有している。すなわち、被覆層60は、トナー担持体胴部38Aの端部外周面に周方向に沿って形成され、且つトナー担持体胴部38Aの端部外周面に設けられている。そして、被覆層60の1箇所以上(図では1箇所)に、隙間部(被覆層が無い部分)60Aが形成されている。この隙間部60Aは、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対して所定角度(30度)傾斜して設けられている。また、この傾斜角は、トナー担持体胴部38Aの左側端部と右側端部とで逆向きとなっている。
以下のような被覆層60を成型するとともに、この被覆層60をトナー担持体胴部38Aの両端部に一周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T)
厚み:50μm
幅:3.5mm、
隙間部(非被覆部)60Aの形状は、図11(A)に示すように、被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度θ1を30度に設定した。本実験例では、隙間部60Aは1つ形成されており、図10に示したものと同様である。
以下のような被覆層60を成型するとともに、この被覆層60をトナー担持体胴部38Aの両端部に一周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T)
厚み:50μm
幅:3.5mm
隙間部(非被覆部)60Bの形状は、図11(B)に示すように、被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度を0度に設定した。本実験例では、隙間部60Bは1つ形成されている。
以下のような被覆層60を成型するとともに、この被覆層60をトナー担持体胴部38Aの両端部に一周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T)
厚み:50μm
幅:3.5mm
隙間部(非被覆部)60Cの形状は、図11(C)に示すように、被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに設定するとともに、被覆部(隙間部60Cと隙間部60Cとの間の部分)60Dについては、被覆層60の周方向に沿った幅を3mmに設定した。また、隙間部60C及び被覆部60Dは、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度θ2を30度に設定した。本実施例では、隙間部60Cは被覆層60に複数形成され、且つ被覆層60の周方向に沿って等間隔に設けられている。
以下のような被覆層60を成型するとともに、この被覆層60をトナー担持体胴部38Aの両端部に一周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T)
厚み:50μm
幅:3.5mm
隙間部(非被覆部)60Eの形状は、図11(D)に示すように、被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに設定するとともに、被覆部(隙間部60Eと隙間部60Eとの間の部分)60Fは被覆層60の周方向に沿った幅を3mmに設定した。また、隙間部60E及び被覆部60Fは、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度を0度に設定した。本実施例では、隙間部60Eは被覆層60に複数形成され、且つ被覆層60の周方向に沿って等間隔に設けられている。
以下のような被覆層60を成型して、この被覆層60をトナー担持体胴部38Aの両端部に一周分貼り付けた。
材質:PTFEテープ(日東電工製;ニトフロンNo.903UL)
厚み:50μm
幅:3.5mm
図11(A)の場合と同様、隙間部60Aの形状は、被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度θ1を30度に設定した。また、隙間部60Aは被覆層60に1つ形成した。
以下のような被覆層60を成型して、この被覆層60をトナー担持体胴部38Aの両端部に一周分貼り付けた。
材質:FEPテープ(アズワン製;7-672-01)
厚み:50μm
幅:3.5mm
図11(A)の場合と同様、隙間部60Aの形状は、被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度θ1を30度に設定した。また、隙間部60Aは被覆層60に1つ形成した。
トナー担持体胴部38Aの両端部の被覆層60として、フルオロエチレンビニルエーテル(旭硝子製;ルミフロンLF200MEK)70重量部とブロック型ヘキサメチレンジイソシアネート(旭化成製;デュラネートTPA-B80E)30重量部を混合した。さらに、前記混合したものをメチルエチルケトンにて希釈した後、スプレー塗装にて以下の形状に成型し、130℃で1時間の焼成を実施した。
被覆層60の厚みは50μmで、幅は3.5mmとし、図11(A)の場合と同様、隙間部60Aの形状は、被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度θ1を30度に設定した。また、隙間部60Aは被覆層60に1つ形成した。
トナー担持体胴部38Aの両端部の被覆層60として、フルオロエチレンビニルエーテル(旭硝子製;ルミフロンLF200MEK)70重量部とブロック型ヘキサメチレンジイソシアネート(旭化成製;デュラネートTPA-B80E)30重量部を混合した。さらに、前記混合したものをメチルエチルケトンにて希釈した後、スプレー塗装にて以下の形状に成型し、130℃で1時間の焼成を実施した。
被覆層60の厚みは5μmで、幅は3.5mmとし、図11(A)の場合と同様、隙間部60Aの形状は被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度θ1を30度に設定した。また、隙間部60Aは被覆層60に1つ形成した。
トナー担持体胴部38Aの両端部の被覆層60として、フルオロエチレンビニルエーテル(旭硝子製;ルミフロンLF200MEK)70重量部とブロック型ヘキサメチレンジイソシアネート(旭化成製;デュラネートTPA-B80E)30重量部を混合した。さらに、前記混合したものをメチルエチルケトンにて希釈した後、スプレー塗装にて以下の形状に成型し、130℃で1時間の焼成を実施した。
被覆層60の厚みは120μmで、幅は3.5mmとし、図11(A)の場合と同様、隙間部60Aの形状は被覆層60の周方向に沿った幅を1mmに、トナー担持体胴部38Aの軸方向に対する角度θ1を30度に設定した。また、隙間部60Aは被覆層60に1つ形成した。
トナー担持体胴部38Aの両端部に何も被覆しなかった。すなわち、被覆層を形成しなかった。
以下のような被覆層60を成型するとともに、この被覆層60をトナー担持体胴部38Aの両端部に一周分貼り付けた。
材質:超高分子量ポリエチレンテープ(住友3M製;5160T)
厚み:50μm
幅:3.5mm
本比較例においては、被覆層60の周方向において不連続な部分(つまり、非被覆部)がない。
上記実施例1〜3に示されたトナー担持ローラ38は、図2に示すような現像装置27に用いることができる。
11〜14 プロセスカートリッジ
27 現像装置
38 トナー担持ローラ(トナー担持体)
38A トナー担持体胴部
40 端部シール
42 芯金
43,50,60 被覆層
43A 外周面
43B 内周面
43C 逆傾斜面
50A,50C 突状
50D,50E 凹部
60A,60B,60C,60E,60G,60H 隙間部
Claims (9)
- 芯金と、
該芯金の外周に形成され少なくとも弾性層を有するトナー担持体胴部と、
前記トナー担持体胴部の両端部の外周面に形成された被覆層とを備えたトナー担持体であって、
前記被覆層は厚みを有しており、
かつ前記被覆層は、前記トナー担持体胴部の端面から該トナー担持体胴部の軸方向に沿った幅が外周面側と内周面側とで異なっており、外周面側の幅が内周面側の幅よりも大きく設定されて、被覆層の端面が逆傾斜面となっていることを特徴とするトナー担持体。 - 前記被覆層の厚みは、前記外周面側の幅と前記内周面側の幅との差よりも厚く設定されていることを特徴とする請求項1に記載のトナー担持体。
- 芯金と、
該芯金の外周に形成され少なくとも弾性層を有するトナー担持体胴部と、
前記トナー担持体胴部の両端部の外周面に形成された被覆層とを備えたトナー担持体であって、
前記被覆層は、前記トナー担持体胴部の周方向において不連続な部分が一箇所以上形成され、厚みの厚い部分と薄い部分とを有することを特徴とするトナー担持体。 - 前記被覆層は、厚みが厚い部分と薄い部分の差が5〜120μmであることを特徴とする請求項3に記載のトナー担持体。
- 前記被覆層は、摩擦係数の低い材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のトナー担持体。
- トナーが収納されたトナー収納室と、
前記トナー収納室からのトナーが供給され該トナーを外周面に付着するトナー担持ローラとを備えた現像装置であって、
前記トナー担持ローラとして、請求項1〜5のいずれか一項に記載のトナー担持体を搭載したことを特徴とする現像装置。 - 前記トナー担持ローラは、芯金と、該芯金の外周に形成され少なくとも弾性層を有するトナー担持体胴部と、前記トナー担持体胴部の両端部の外周面に形成された被覆層とを有し、
前記被覆層は、トナーが外部に漏れるのを防止するシール部材に接していることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。 - トナーが収納されたトナー収納室、及び前記トナー収納室からのトナーが供給され該トナーを外周面に担持するトナー担持ローラとを備えた現像装置と、
前記トナー担持ローラに付着したトナーを外周面に担持してトナー像を形成する像担持体とを備えたプロセスカートリッジであって、
請求項6又は7に記載の現像装置を搭載したことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項8に記載のプロセスカートリッジを搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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