JP2014137453A - 帯電装置、組立体、及び画像形成装置。 - Google Patents

帯電装置、組立体、及び画像形成装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】経時で帯電部材の帯電能力が低下するのを抑制する。
【解決手段】帯電装置30は、帯電ロール32と、弾性層34Bがシャフト34Aにらせん状に巻き付けられたクリーニング部材34とを有している。そして、帯電装置30は、帯電ロール32の周長をa[mm]、接触周長をb[mm]として、a、bが、b<0.4a−3.4、b>0.4a−15.7、及びb≧2を満たしている。これにより、帯電ロール32が回転しにくくなることが抑制され、帯電ロール32の外周面の清掃のために必要以上に帯電ロール32を回転する必要がなく、クリーニング部材34が帯電ロール32の回転により従動回転する。このため、帯電装置30では、帯電ロール32の清掃状態が経時で維持されるので、帯電ロール32の帯電能力が低下するのを抑制できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、帯電装置、組立体、及び画像形成装置に関する。
特許文献1の帯電装置は、帯電ローラと該帯電ローラを清掃する清掃ローラとが設けられている。清掃ローラは、軸部と、該軸部の周面に螺旋状に巻き付けられた弾性発泡体からなる帯部とを有している。そして、特許文献1の帯電装置では、帯部の自由状態での厚みをt[mm]とし、帯部が帯電ローラに接触して帯電ローラに食い込まれる帯部の食い込み量をd[mm]としたとき、帯部の圧縮率(d/t)が0.7以下で且つ帯部の食い込み量dが0.1以上となっている。
特開2010−286712号公報
本発明は、経時で帯電部材の帯電能力が低下するのを抑制することができる帯電装置、組立体、及び画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る帯電装置は、回転により被帯電体の表面を帯電させる帯電部材と、前記帯電部材の軸方向に沿って配置された軸部の外周面にらせん状に巻き付けられた清掃部、又は前記軸方向に対して斜めの稜線を備えた環状に形成され前記軸部に間隔を空けて複数固定された清掃部を備え、回転しながら前記清掃部が前記帯電部材の外周面を清掃する清掃部材と、を有し、前記帯電部材の外周1周の周長をa[mm]、前記帯電部材の周方向における前記清掃部の前記帯電部材と接触する部位の幅をb[mm]として、a、bが(1)式、(2)式、及び(3)式を満たす帯電装置。
b<0.4a−3.4 (1)
b>0.4a−15.7 (2)
b≧2 (3)
本発明の請求項2に係る帯電装置は、前記清掃部材は、前記清掃部が、前記軸部に巻き付けない非巻付状態で矩形状の弾性体であり、該非巻付状態で短手方向の幅が2[mm]以上15[mm]以下である。
本発明の請求項3に係る帯電装置は、前記軸部の軸方向に対する前記清掃部の巻き付け角度が4[°]以上45[°]以下である。
本発明の請求項4に係る組立体は、回転可能に設けられた前記被帯電体としての像保持体と、前記帯電部材が前記像保持体の外周面を帯電する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の帯電装置と、が一体に組み立てられている。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、回転可能に設けられた像保持体と、前記帯電部材が前記像保持体の外周面を帯電する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の帯電装置と、前記帯電装置で帯電された前記像保持体の外周面に露光して潜像を形成する露光手段と、前記像保持体の潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、前記像保持体の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、を有する。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、請求項4に記載の組立体と、前記帯電部材で帯電された前記像保持体の外周面に露光して潜像を形成する露光手段と、前記像保持体の潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、前記像保持体の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、を有する。
請求項1の発明は、帯電部材の外周1周の周長aと清掃部の帯電部材と接触する部位の周方向における幅bとが、(1)式、(2)式、及び(3)式を満たさない構成に比べて、経時で帯電部材の帯電能力が低下するのを抑制することができる。
請求項2の発明は、清掃部の短手方向の幅を規定しない構成に比べて、軸部への清掃部の巻き付けの作業性を向上させることができる。
請求項3の発明は、清掃部の巻き付け角度が4[°]よりも小さく、また、45[°]よりも大きい構成に比べて、清掃部材の回転に寄与しない分力を低減させることができる。
請求項4の発明は、帯電部材の周長に対する清掃部の接触部位の幅を規定しない帯電装置を有する構成に比べて、像保持体の帯電むらを抑制することができる。
請求項5の発明は、帯電部材の周長に対する清掃部の接触部位の幅を規定しない帯電装置を有する構成に比べて、画像欠陥を抑制することができる。
請求項6の発明は、帯電部材の周長に対する清掃部の接触部位の幅を規定しない組立体を有する構成に比べて、画像欠陥を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す全体構成図である。 本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジの構成図である。 本発明の実施形態に係る帯電ロール及びクリーニング部材の模式図である。 (A)本発明の実施形態に係る帯電ロール及びクリーニング部材の軸方向と直交する面に沿った断面の模式図である。(B)本発明の実施形態に係るクリーニング部材の弾性層と帯電ロールとが接触した部位の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るクリーニング部材の他の実施例の模式図である。 (A)、(B)、(C)本発明の実施形態に係るクリーニング部材による帯電ロール外周面の清掃状態を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る実施例及び比較例について、帯電ロールの周長aと帯電ロール接触周長bとの関係を示すグラフである。
本実施形態に係る帯電装置、組立体、及び画像形成装置の一例について説明する。
[画像形成装置]
図1には、本実施形態の一例として、タンデム方式のカラーの画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、本体となる筐体11を有している。ここで、図1では、ユーザー(図示省略)が立つ側を筐体11の右側として画像形成装置10を示している。そして、図1における右方向を+X方向、左方向を−X方向、上方向を+Y方向、下方向を−Y方向、手前側から奥側へ向かう奥行き方向を+Z方向、奥側から手前側へ向かう方向を−Z方向としている。
筐体11内には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応して組み立てられた組立体の一例としてのプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、及び20Kが、+Y方向側から−Y方向側へ順に並んで設けられている。プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、及び20Kは、筐体11に対して着脱可能となっている。また、プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、及び20Kは、後述する用紙搬送路19A及び搬送装置50と対向している。なお、以下の説明では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を区別して説明する場合は、符号の後にY、M、C、Kを記載し、特に区別しない場合は、Y、M、C、Kを省略して記載する。
図1に示すように、筐体11内部の−Y方向側には、記録媒体の一例としての記録用紙Pが収納された用紙収納部14が設けられている。用紙収納部14の+X方向側の一端には、記録用紙Pを設定されたタイミングで送り出す送出ロール16が回転可能に設けられている。また、記録用紙Pの搬送方向で送出ロール16よりも下流側には、搬送ロール17及び位置合せロール18が回転可能に設けられている。そして、送出ロール16により用紙収納部14から1枚ずつ送り出された記録用紙Pは、搬送ロール17及び位置合せロール18を介して用紙搬送路19Aへ送り込まれ、搬送装置50へ搬送されるようになっている。
搬送装置50は、+Y方向側に配置されモータで回転駆動される駆動ロール52と、駆動ロール52の−Y方向側に配置され回転可能とされた支持ロール54と、駆動ロール52及び支持ロール54に巻き掛けられた無端状の搬送ベルト56とを有している。そして、搬送装置50は、駆動ロール52の回転により搬送ベルト56が周回移動することで、各プロセスカートリッジ20の後述する各感光体12に記録用紙Pを搬送するようになっている。
支持ロール54に隣接する位置には、吸着ロール55が搬送ベルト56と対向して回転可能に設けられている。そして、搬送装置50では、吸着ロール55に電圧が印加されることにより、搬送ベルト56に記録用紙Pが静電的に吸着されるようになっている。また、各プロセスカートリッジ20の−X方向側(搬送装置50側とは反対側)には、各感光体12に走査光BM(図2参照)を露光する(照射する)露光手段の一例としての露光装置70が設けられている。
露光装置70は、本体72内に半導体レーザ(図示省略)、ポリゴンミラー74、結像レンズ76、及び複数のミラー78が設けられている。半導体レーザからの光は、ポリゴンミラー74で偏向走査されて走査光となり、結像レンズ76及び複数のミラー78を介して各感光体12に照射されるようになっている。これにより、各感光体12では、画像情報に応じた走査光による露光が行われ、静電潜像が形成されるようになっている。
搬送ベルト56の内側で各感光体12と対向する位置には、それぞれ転写手段の一例としての転写ロール58が回転可能に設けられている。転写ロール58には、電源(図示省略)により電圧が印加される。そして、感光体12上の後述するトナー像(記録用紙P上のものはトナー画像として区別する)は、内部が接地された感光体12と転写ロール58との電位差によって、記録用紙Pに転写されるようになっている。
用紙搬送路19Aにおける搬送装置50よりも下流側には、定着装置60が設けられている。定着装置60は、記録用紙P上のトナー画像を加熱する加熱ロール62と、加熱ロール62と共に記録用紙Pを挟んで加圧する加圧ロール64とを有している。そして、記録用紙P上のトナー画像は、定着装置60によって加熱及び加圧されることで、記録用紙Pに定着される。なお、トナー画像が定着された記録用紙Pは、筐体11の+Y方向上部に配置された排出ロール66によって、筐体11上の排出部68へ排出されるようになっている。
また、搬送装置50と筐体11の+X方向側の側壁11Aとの間には、記録用紙Pの表裏を反転させるための反転搬送路19Bが設けられている。反転搬送路19Bの一端は、用紙搬送路19Aにおける定着装置60と排出ロール66との間に接続されており、反転搬送路19Bの他端は、搬送ロール17と位置合せロール18との間の部分に接続されている。そして、反転搬送路19Bには、複数の搬送ロール67が回転可能に設けられている。
さらに、用紙搬送路19Aにおける定着装置60と排出ロール66との間には、正回転及び逆回転が可能とされた送り込みロール69と、用紙の搬送方向を切り換える切換部材(図示省略)が設けられている。これにより、表面にトナー画像が定着された記録用紙Pは、後端が定着装置60を通過した後、この後端が送り込みロール69の逆回転及び切換部材の切り換えによって反転搬送路19Bに送り込まれることで、裏面の画像形成及び定着が行われるようになっている。
また、筐体11内における露光装置70よりも−X方向側には、画像形成装置10内の各部の動作を制御する制御部80が設けられている。
[プロセスカートリッジ]
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、被帯電体及び像保持体の一例としての円柱状の感光体12と、感光体12の表面を帯電させる帯電装置30とを含んでいる。また、プロセスカートリッジ20は、感光体12を有する感光体ユニット21と、感光体12の外周面に形成された静電潜像を現像剤の一例としてのトナー(キャリア含む)により現像する現像手段の一例としての現像ユニット22とを組み合せた構成となっている。
感光体ユニット21と現像ユニット22は、Y方向に間隔をあけて配置されており、この感光体ユニット21と現像ユニット22との間が、走査光(露光光)BMが通過する光通路23とされている。
感光体ユニット21は、感光体12と、帯電装置30と、転写後の感光体12の外周面を除電するイレーズランプ82と、除電後の感光体12の外周面を清掃するクリーニングユニット84と、サブトナー補給ユニット86とが一体となった構成とされている。サブトナー補給ユニット86内には、内部に貯留されたトナー(図示省略)の攪拌及び搬送を行う攪拌搬送部材87が設けられている。
一方、現像ユニット22は、感光体12の外周面上の静電潜像をトナー及びキャリアからなる現像剤で現像(可視像化)する現像部40と、現像部40にトナーを供給するメイントナー補給ユニット24とをX方向に一体化した構成とされている。なお、現像剤には、外添剤として球形のシリカを含むことが好ましい。この理由として、シリカは屈折率が1.5前後であり、粒径を大きくしても光散乱による透明度の低下、特にOHP表面への画像作製時のヘイズ値(光透過性の指標)などに影響を及ぼさないことが挙げられる。また、トナーとして、重合法により作製される重合トナーを用いることが好ましい。
現像部40は、ハウジング42を有している。ハウジング42は、感光体12の−Y方向側に設けられており、感光体12に向けて開口した開口部42Aが形成されている。また、ハウジング42内には、現像剤収容室43が形成されており、現像剤収容室43の内部には、トナー及びキャリアからなる既述の現像剤(図示省略)が収容されている。さらに、ハウジング42内には、開口部42Aから一部が露出するようにして現像ロール44が設けられている。
現像ロール44は、周方向に複数の磁極(図示省略)が交互に配置されると共に回転しないようにハウジング42に固定された磁石ロール44Aと、磁石ロール44Aの外側で−R方向に回転する非磁性円筒状の現像スリーブ44Bとを有している。そして、現像ロール44は、現像剤中に含まれるキャリアを磁力で吸着すると共に現像剤の磁気ブラシを形成し、トナーを感光体12と対向する現像領域へ搬送する。これにより、感光体12上に形成された静電潜像が、現像ロール44の表面に形成された磁気ブラシによって可視像化されるようになっている。
現像ロール44における現像領域の上流側には、現像ロール44の表面(外周面)と間隔をあけて円柱状の層厚規制部材46が設けられている。層厚規制部材46は、現像ロール44上に供給された現像剤の層厚を規制する。また、現像ロール44の−Y方向側には、現像ロール44の軸方向(Z方向)に沿って、第1攪拌搬送部材45A及び第2攪拌搬送部材45Bが設けられている。
第1攪拌搬送部材45A及び第2攪拌搬送部材45Bは、それぞれ回転軸(図示省略)を備えており、ハウジング42の周壁に軸受部材(図示省略)を介して回転可能に支持されている。そして、現像剤収容室43内の現像剤は、第1攪拌搬送部材45A及び第2攪拌搬送部材45Bの回転によって、攪拌されながら循環搬送されるようになっている。
メイントナー補給ユニット24は、現像部40の−X方向側に隣接して設けられている。そして、メイントナー補給ユニット24内には、内部のトナー(図示省略)を現像部40に向けて搬送する第1アジテータ26A及び第2アジテータ26Bが設けられている。
メイントナー補給ユニット24と現像部40との間には、トナー供給路27が形成されている。トナー供給路27は、Z方向に沿って延びており、Z方向の一端がメイントナー補給ユニット24側に開口(図示省略)し、Z方向の他端が現像剤収容室43側に開口(図示省略)している。また、トナー供給路27内には、Z方向を軸方向とする搬送部材28が回転可能に設けられている。これにより、搬送部材28が回転すると、メイントナー補給ユニット24からトナー供給路27内に流入したトナーが、搬送部材28により搬送され、現像剤収容室43へ供給されるようになっている。
(感光体)
感光体12は、一例として、有機系の感光材料を含む感光層が外周面(表面)に被覆された直径25[mm]の導電性円筒体が用いられている。そして、感光体12は、モータ(図示省略)によって、一例として、矢印R方向に150[mm/sec]のプロセススピードで回転駆動される。また、感光体12は、後述する帯電ロール32によって外周面(表面)が設定電位に帯電された後、画像情報に基づいて露光装置70(図1参照)から出射された走査光BMによって露光されることで、画像情報に応じた静電潜像を外周面に保持する。
(画像形成工程)
図1に示す画像形成装置10においてカラーの画像形成を行う場合、帯電、露光、現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色に対応したプロセスカートリッジ20において行なわれる。そして、各色の感光体12の表面には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色に対応したトナー像が形成される。
続いて、各感光体12上に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色のトナー像は、搬送ベルト56上に保持された記録用紙Pにこの順番で転写される。そして、トナー像が転写された記録用紙Pは、定着装置60に搬送され、定着装置60によってトナー画像が定着される。その後、片面(表面)の画像形成の場合には、トナー画像が定着された記録用紙Pが、排出ロール66によって排出部68上に排出される。
―方、両面(表面及び裏面)の画像形成の場合には、定着装置60により表面にトナー画像が定着された記録用紙Pを反転搬送路19Bに送り込む。そして、記録用紙Pの表裏を反転させた状態で、記録用紙Pの裏面にトナー画像を転写する。さらに、記録用紙Pの裏面のトナー画像を定着装置60によって定着した後、定着後の記録用紙Pを排出部68に排出する。このようにして、記録用紙Pの両面に画像形成される。なお、トナー画像の転写が終了した後の感光体12の表面は、感光体12が1回転する毎にクリーニングユニット84(図2参照)によって残留トナーや紙粉などが除去される。
[帯電装置]
図2に示すように、帯電装置30は、感光体12と接触する帯電部材の一例としての帯電ロール32と、帯電ロール32の感光体12側とは反対側に接触し、帯電ロール32の外周面を清掃する清掃部材の一例としてのクリーニング部材34とを有している。
図3に示すように、帯電ロール32は、導電性のシャフト32Aの周囲に帯電層32Bが形成された構成となっている。シャフト32Aは、感光体ユニット21(図2参照)の本体を構成するハウジング21A(図2参照)に回転可能に支持されている。また、シャフト32Aには、電源(図示省略)から電圧が印加される構成となっており、帯電ロール32の回転と共に、接地された感光体12(図2参照)と帯電ロール32との電位差により放電が行われ、感光体12の外周面が帯電されるようになっている。
クリーニング部材34は、帯電ロール32の軸方向(Z方向)に沿って配置された軸部の一例としてのシャフト34Aと、シャフト34Aの外周面にらせん状に巻き付けられた清掃部の一例としての弾性層34Bとを備えている。シャフト34Aは、ハウジング21A(図2参照)に回転可能に支持されている。
また、クリーニング部材34は、シャフト34Aと帯電ロール32のシャフト32Aとの軸間距離が、予め設定した軸間距離となるよう配置されている。そして、弾性層34Bは、帯電ロール32の外周面に沿って弾性変形してニップ部N(図4(B)参照)を形成している。なお、帯電ロール32とクリーニング部材34の取り付けは、軸間距離の固定だけではなく、バネ(図示省略)などを用いた定荷重の取り付けであってもよい。
ここで、帯電装置30では、クリーニング部材34が帯電ロール32に接触しつつ従動回転することにより、帯電ロール32の外周面のトナーや外添剤などの汚れが、クリーニング部材34側へ移行して清掃(クリーニング)されるようになっている。
(帯電ロール)
次に、帯電ロール32の詳細について説明する。
帯電ロール32は、既述のように、導電性のシャフト32A上に帯電層32Bとして導電性弾性層、表面層が順次形成されたものである。なお、帯電ロール32は、設定された帯電性能を有するものであれば、以下の構成に限定されるものでない。
シャフト32Aの材質としては、快削鋼、ステンレス鋼が使用され、摺動性などの用途に応じて材質および表面処理方法が適宜選択される。なお、シャフト32Aとして、導電性を有さない材質のものについては、メッキ処理など一般的な処理により加工され導電化処理が行われていてもよい。
帯電層32Bを構成する導電性弾性層は、例えば、弾性を有するゴムなどの弾性材、導電性弾性層の抵抗を調整するカーボンブラックやイオン導電材などの導電材、軟化剤、可塑剤、硬化剤、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、シリカ及び炭酸カルシウムなどの充填剤、通常ゴムに添加され得る材料が加えられてもよい。そして、帯電ロール32は、通常ゴムに添加される材料を添加した混合物を、導電性のシャフト32Aの外周面に被覆することにより形成される。
抵抗値の調整を目的とした導電剤の例としては、マトリックス材に配合されるカーボンブラックやイオン導電剤のような、電子及び/又はイオンを電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したものを用いることができる。また、上記の弾性材は、発泡体であってもよい。
上記の導電性弾性層を構成する弾性材としては、例えば、ゴム材中に導電剤を分散させることによって形成される。ゴム材としては、例えば、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合ゴム(EPDM)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、天然ゴム、及びこれらのブレンドゴムが挙げられる。中でも、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム及びこれらのブレンドゴムが好ましく用いられる。これらのゴム材は、発泡したものであっても無発泡のものであってもよい。
導電剤としては、電子導電剤やイオン導電剤が用いられる。電子導電剤の例としては、ケッチェンブラック、アセチレンブラックなどのカーボンブラック;熱分解カーボン、グラファイト;アルミニウム、銅、ニッケル、ステンレス鋼などの各種導電性金属又は合金;酸化スズ、酸化インジウム、酸化チタン、酸化スズ−酸化アンチモン固溶体、酸化スズ−酸化インジウム固溶体などの各種導電性金属酸化物;絶縁物質の表面を導電化処理したもの;などの微粉末を挙げることができる。また、イオン導電剤の例としては、テトラエチルアンモニウム、ラウリルトリメチルアンモニウムなどの過塩素酸塩、塩素酸塩など;リチウム、マグネシウムなどのアルカリ金属、アルカリ土類金属の過塩素酸塩、塩素酸塩など;を挙げることができる。
これらの導電剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、その添加量は特に制限はないが、上記の電子導電剤の場合は、ゴム材100質量部に対して1質量部以上60質量部以下の範囲であることが好ましい。一方、上記のイオン導電剤の場合は、ゴム材100質量部に対して、0.1質量部以上5.0質量部以下の範囲であることが好ましい。
帯電層32Bの一部を構成する上記の表面層は、トナーなどの異物による汚染の防止のためなどに形成しているものである。表面層の材料としては、樹脂、ゴムの何れを用いてもよく、特に限定するものではない。そして、表面層の材料は、例えば、ポリエステル、ポリイミド、共重合ナイロン、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、メラミン樹脂、フッ素ゴム、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、セルロース、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体などを挙げることができる。
このうち、外添剤汚れの観点から、表面層の材料としては、ポリフッ化ビニリデン、4フッ化エチレン共重合体、ポリエステル、ポリイミド、共重合ナイロンが好ましく用いられる。共重合ナイロンは、610ナイロン、11ナイロン、及び12ナイロンのいずれか1種又は複数種を重合単位として含むものであって、この共重合体に含まれる他の重合単位としては、6ナイロン、66ナイロンなどが挙げられる。
ここで、610ナイロン、11ナイロン、12ナイロンよりなる重合単位が共重合体中に含まれる割合は、重量比で合わせて10[%]以上であることが好ましい。上記の重合単位が10[%]以上の場合は、調液性および表面層の塗布時における成膜性に優れるとともに、特に繰り返し使用時における樹脂層の磨耗や樹脂層への異物付着が少なく、ロールの耐久性が優れ、環境による特性の変化も少なくなる。
上記の高分子材料は、単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。また、当該高分子材料の数平均分子量は、1,000以上100,000以下の範囲であることが好ましく、10,000以上50,000以下の範囲であることがより好ましい。
上記の表面層には、導電性材料を含有させて抵抗値を調整する。該導電性材料としては、一例として、粒径が3[μm]以下であるものが望ましい。また、抵抗値の調整を目的とした導電剤として、マトリックス材に配合されるカーボンブラックや導電性金属酸化物粒子、あるいはイオン導電剤のような、電子及び/又はイオンを電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したものが用いられる。
導電剤のカーボンブラックとして、具体的には、デグサ社製の「スペシャルブラック350」、同「スペシャルブラック100」、同「スペシャルブラック250」、同「スペシャルブラック5」、同「スペシャルブラック4」、同「スペシャルブラック4A」、同「スペシャルブラック550」、同「スペシャルブラック6」、同「カラーブラックFW200」、同「カラーブラックFW2」、同「カラーブラックFW2V」、キャボット社製「MONARCH1000」、キャボット社製「MONARCH1300」、キャボット社製「MONARCH1400」、同「MOGUL−L」、同「REGAL400R」などが挙げられる。
上記のカーボンブラックは、pH4.0以下であり、一般的なカーボンブラックに比べ、表面に存在する酸素含有官能基の効果により樹脂組成物中への分散性がよい。そして、pH4.0以下のカーボンブラックを配合することで帯電均一性が向上し、さらに、抵抗値の変動が抑制される。
上記の抵抗値を調整するための導電性粒子である導電性金属酸化物粒子は、酸化錫、アンチモンがドープされた酸化錫、酸化亜鉛、アナターゼ型酸化チタン、ITO(Indium Tin Oxide)などの導電性を有した粒子で、電子を電荷キャリアとする導電剤あれば何れも用いることができ、特に限定されるものではない。これらは、単独で用いても2種類以上を併用することができる。
また、本発明を阻害しない限り、導電性金属酸化物粒子は何れの粒径であってもよいが、抵抗値調整および強度の点より、好ましくは酸化錫、アンチモンドープがされた酸化錫、アナターゼ型酸化チタンであり、更に、酸化錫、アンチモンドープされた酸化錫が好ましい。このような導電性材料によって抵抗制御を行うことにより、表面層の抵抗値は環境条件によって変化しにくくなり、安定な特性が得られる。
上記の表面層には、フッ素系あるいはシリコーン系の樹脂が用いられる。特に、フッ素変性アクリレートポリマーで構成されることが好ましい。また、表面層の中に微粒子を添加してもよい。これにより、表面層が疎水性となって帯電ロール32への異物の付着が抑制される。また、アルミナやシリカのような絶縁性の粒子を添加して、帯電ロール32の表面に凹凸を付与し、感光体12(図2参照)との摺擦時の負担を小さくして、帯電ロール32と感光体12相互の耐磨耗性を向上させることも可能である。
(クリーニング部材)
次に、クリーニング部材34の詳細について説明する。
クリーニング部材34のシャフト34Aは、アルミ、ステンレス、真鍮などの金属が主に使用されており、摺動性などの用途に応じて材質及び表面処理方法が適宜選択される。シャフト34Aとして、導電性を有さない材質については、メッキ処理など一般的な処理により導電化が行われてもよく、そのまま使用してもよい。さらに、ロール製造時に従来のような研削加工が行われることが無いので、樹脂製のシャフト34Aを用いても良い。
弾性層34Bは、例えば、多孔質の3次元構造を有する発泡体(弾性体)からなり、必要な厚み及び幅に加工した後、シャフト34Aに巻きつけたものである。また、弾性層34Bは、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミド又はポリプロピレンなどの発泡性の樹脂又はNBR、EPDM、SBR、シリコンゴムなどを材質としたものより選択される。そして、弾性層34Bとして、帯電ロール32に対する従動摺擦により外添剤などの異物を効率的にクリーニングすると同時に、帯電ロール32の表面に弾性層34Bの擦れによるキズをつけないために、さらに、長期にわたり千切れや破損が生じないようにするために、引き裂き、引っ張りなどに強いポリウレタンが特に好ましく用いられる。
なお、弾性層34Bは、ポリウレタンに限定されるものではない。弾性層34Bは、ポリエステルポリオール、ポリーエテルポリエステルやアクリルポリールなどのポリオールと、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネートや4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートなどのイソシアネートの反応を伴っていれば良く、1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパンなど鎖延長剤が混合されていることが好ましい。また、水やアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリルのようなアゾ化合物などの発泡剤を用いて発泡させるのが一般的である。さらに、必要に応じて発泡助剤、整泡剤、触媒などの助剤を加えればよい。
クリーニング部材34では、既述のように得られた弾性発泡体を短冊シート状に加工した後、この短冊シート状の弾性発泡体をシャフト34Aへ螺旋上に巻き付けることで弾性層34Bが出来上がる。ここで、シャフト34Aに巻き付けない状態(非巻付状態)の弾性層34Bの短手方向の幅W(図3参照)は、1[mm]以上25[mm]以下であることが加工性の観点で好ましく、より好ましい範囲は2[mm]以上15[mm]以下である。幅Wが25[mm]を超えると、シャフト34Aへの巻き付け加工中に、浮きや剥がれなどにより均一に巻き付けることが困難となり作業性が低下する場合がある。
弾性層34Bの長手方向の長さは、シャフト34Aの長さ及び外径と、図3に示す弾性層34Bの巻き付け角度θと、巻き付け時の張力とによって一義的に決まるようになっている。なお、巻き付け角度θとは、弾性層34Bの長手方向とシャフト34Aの軸方向とが交差する角度(鋭角)を意味している。
なお、巻き付け角度θは、3[°]以上65[°]以下であることが加工性の観点で好ましい。さらに、巻き付け角度θを45[°]以下とすることにより、クリーニング部材34に帯電ロール32との接触によって加えられる摩擦力Fのうち、回転に寄与する分力Fmが、回転に寄与しない分力Fs以上となる。つまり、回転に寄与しない分力Fsが低減される。このため、より好ましい巻き付け角度θの範囲は、4[°]以上45[°]以下である。
図4(A)に示すように、帯電ロール32の外周の直径(外径)をD[mm]とすると、帯電ロール32の外周1周の周長a[mm]は、円周率をπとしてa=πDとなる。なお、以後の説明では、帯電ロール32の外周1周の周長aを帯電ロール周長aという。
帯電ロール周長aは、例えば、レーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)を帯電ロール32の任意の軸方向位置に固定した状態で、回転速度3[rpm]で帯電ロール32を回転させて測定される。測定箇所は、一例として、250[ポイント/帯電ロール32の1周]で行い、帯電ロール32の3周分の平均値を帯電ロール外径Dとする。このようにして得られた帯電ロール外径Dと円周率πから、既述のように、帯電ロール周長aが算出される。
図4(B)に示す帯電ロール32とクリーニング部材34との接触周長b[mm]は、弾性発泡体短冊シートをシャフト34Aに巻き付けて弾性層34Bとした状態で、周方向の外形を測定し、弾性層34Bの断面形状を得ることで算出される。この周方向プロファイルの測定では、例えば、レーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)をクリーニング部材34の任意の軸方向位置に固定した状態で、回転速度3[rpm]でクリーニング部材34を回転させる。
続いて、周方向の外形の測定は、250[ポイント/クリーニング部材34の1周]で行い、得られたデータをクリーニング部材34の1周の外形とする。さらに、得られた周方向の外形データの軸体(シャフト34A)表面を0[mm]厚とすることで、弾性層34Bの断面形状が得られる。
ここで、クリーニング部材34は、帯電ロール32に対して任意の食い込み量K[mm]をもって接触し、従動する。このため、弾性層34Bの断面形状の厚み(高さ)が最大値となる点(図4(B)の点P1)から、食い込み量Kだけ引いた厚み(高さ)位置における周方向の幅が、帯電ロール32がクリーニング部材34と接触する接触周長bとなる。なお、接触周長bは、実際は、帯電ロール32の周方向の幅で湾曲しているが、図4(B)では近似して、直線の矢印で示している。また、帯電ロール周長a及び接触周長bは、帯電ロール32の軸方向(Z方向)の幅を持たない一位置での値である。
図6(A)、(B)、(C)に示すように、クリーニング部材34の1回転目、2回転目、3回転目における帯電ロール32(帯電層32B)の外周面の被清掃範囲をC1、C2、C3とする。ここで、被清掃範囲C1、C2、C3の間隔の大小(クリーニング部材34の清掃性能に関係する)は、主に帯電ロール周長aと接触周長b(図4(A)参照)との関係で決まると考えられる。このため、帯電ロール32及びクリーニング部材34について、帯電ロール周長a及び接触周長bを変更した実施例1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11及び比較例1、2、3、4を挙げ、本実施形態をより具体的に説明する。なお、本実施形態は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
(クリーニング部材)
ポリエーテルとイソシアネートとを混合し、得られたウレタン樹脂を加熱硬化させた。そして、得られた3次元網目構造からなるウレタン材料(INOAC社製EP70、原反硬度340N(カタログ値))を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=4[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断して弾性層シートとした。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層シートを巻き付け角度θ=15[°]となるように巻き付け、この軸体に対して余剰となった弾性層シートを切除した。最後に、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した。なお、作製したクリーニング部材34は、後述する印字テストの前に、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(帯電ロール)
エピクロルヒドリンゴム100質量部にイオン導電剤PEL−100(日本カーリット社製)3質量部を添加して十分混練した後、これを押し出し成形した。そして、成形体にφ6[mm]、軸長L=240[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫をおこなった後、研磨によって外径φ7.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を215[mm]とした。その後、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。この際の表面粗さRzは9.0μm(測定:東京精密製Surfcom、JIS B0601 1982年規格)、ゴム硬度は81°(高分子計器株式会社製 アスカーゴム硬度C型)であった。なお、帯電ロール周長aは22.0[mm]である。
このようにして作製した実施例1のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて、連続印字テスト(詳細は後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受け(導電性POM製)を使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、前述のプロファイル測定結果より、4.7[mm]であった。
[実施例2]
外径φ9.00[mm]、帯電ロール周長aを28.3[mm]とした以外は、実施例1と同様の帯電ロール32を作製した。そして、実施例1に記載のクリーニング部材34と同様のものを用いて、実施例1と同様の連続印字テスト(詳細は後述する)を実施した。なお、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を専用の軸受けで管理し、食い込み量K(図4(B)参照)を0.5[mm]とした。また、接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、4.7[mm]であった。
[実施例3]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅5[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。そして、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=25[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部の弾性層34Bを加熱溶着によりシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフトを挿入し、プレス成形機にて成形・加硫をおこなった後、研磨によって外径φ12.0[mm]となるように加工した。外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。その後、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。なお、帯電ロール周長aは37.7[mm]である。また、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、5.9[mm]であった。
[実施例4]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=3[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断した。続いて、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=4[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰のウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
このようにして作製した実施例4のクリーニング部材34及び実施例1と同様の帯電ロール32(外径φ7.0[mm]、帯電ロール周長a=22.0[mm])を用いて、実施例1と同様の連続印字テスト(後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、3.2[mm]であった。
[実施例5]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=10[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=45[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ15.0[mm]となるように加工した。外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。その後、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、47.1[mm]である。
このようにして作製した実施例5のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて、実施例3と同様の連続印字テスト(後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.2[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、15.4[mm]であった。
[実施例6]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=3[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=4[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測をおこなった。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ14.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、44.0[mm]である。
このようにして作製した実施例6のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて、実施例3と同様の連続印字テスト(後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、3.2[mm]であった。
[実施例7]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=1[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=45[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ4[mm]、軸長L=240[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ5.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を215[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、15.7[mm]である。
このようにして作製した実施例7のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて、実施例1と同様の連続印字テスト(後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.8[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、2.0[mm]であった。
[実施例8]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=4[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=15[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測をおこなった。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ16.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、50.3[mm]である。
このようにして作製した実施例8のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて、実施例3と同様の連続印字テスト(後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、4.7[mm]であった。
[実施例9]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=4[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断して弾性層シートとした。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層シートを巻き付け角度θ=3[°]となるように巻き付け、この軸体に対して余剰となった弾性層シートを切除した。最後に、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した。なお、作製したクリーニング部材34は、後述する印字テストの前に、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
このようにして作製した実施例9のクリーニング部材34及び実施例2と同様の帯電ロール32(外径φ9.0[mm]、帯電ロール周長a=28.3[mm])を用いて、実施例1と同様の連続印字テスト(後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、4.5[mm]であった。
[実施例10]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=4[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断して弾性層シートとした。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層シートを巻き付け角度θ=46[°]となるように巻き付け、この軸体に対して余剰となった弾性層シートを切除した。最後に、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した。なお、作製したクリーニング部材34は、後述する印字テストの前に、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
このようにして作製した実施例10のクリーニング部材34及び実施例2と同様の帯電ロール32(外径φ9.0[mm]、帯電ロール周長a=28.3[mm])を用いて、実施例1と同様の連続印字テスト(後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、5.1[mm]であった。
[実施例11]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料をリング状に打ち抜き加工し、外径φ2=6.25[mm]、内径φ1=3.9[mm]、すなわちウレタン材厚さ2.35[mm]、幅W=4[mm]、角度θ=15[°](図5参照)のウレタンリング35を複数個作成した。シャフト34Aとしてホットメルト接着剤が塗布されたステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、ウレタンリング4個が等間隔となるように嵌め込み、ホットメルト接着剤の溶融温度以上に加熱し、シャフト34Aに接着固定した。即ち、ウレタンリング35は、シャフト34Aの軸方向に対して斜めの稜線を備えた環状に形成され、一例として、シャフト34Aに間隔を空けて4個固定されている。ウレタンリング35の数は、4個に限らず、他の個数でもよい。なお、作製したクリーニング部材34は、後述する印字テストの前に、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
このようにして作製した実施例11のクリーニング部材34及び実施例2と同様の帯電ロール32(外径φ9.0[mm]、帯電ロール周長a=28.3[mm])を用いて、実施例1と同様の連続印字テスト(後述する)を実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、4.7[mm]であった。
[比較例1]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=10[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=25[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ12.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、37.7[mm]である。
このようにして作製した比較例1のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて、実施例3と同様の連続印字テストを実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、11.8[mm]であった。
[比較例2]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=1.8[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=10[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ15.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、47.1[mm]である。
このようにして作製した比較例2のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて実施例3と同様の連続印字テストを実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、2.0[mm]であった。
[比較例3]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=1[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=3[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ4[mm]、軸長L=240[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ5.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を215[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、15.7[mm]である。
このようにして作製した比較例3のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて実施例1と同様の連続印字テストを実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、1.0[mm]であった。
[比較例4]
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=5[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=25[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(帯電ロール)
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ18.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、56.5[mm]である。
このようにして作製した比較例4のクリーニング部材34及び帯電ロール32を用いて実施例3と同様の連続印字テストを実施した。なお、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。また、帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、5.9[mm]であった。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
[画像形成テスト]
上記のように作製した実施例1、2、4、7、9、10、11、及び比較例3の帯電ロール32及びクリーニング部材34を、食い込み量K(図4(B)参照)を決める専用軸受け(導電性POM製)と共にDELL製C3110cnのプロセスカートリッジに組み込んだ。そして、このプロセスカートリッジをDELL製C3110cn本体に取り付けて、画像形成テスト(連続印刷テスト)を実施した。
一方、実施例3、5、6、8、及び比較例1、2、4の帯電ロール32及びクリーニング部材34は、富士ゼロックス製DocuCentre‐IV C2260用のプロセスカートリッジに組み込んだ。そして、このプロセスカートリッジを富士ゼロックス製DocuCentre‐IV C2260本体に取り付けて、実施例1と同様の画像形成テストを実施した。なお、帯電ロール32に印加する電圧、帯電ロール32の回転速度、及び使用する現像剤は、実施例1、2、4、7、9、10、11、及び比較例3と同じにした。
画像形成テストは、1枚ずつ画像形成の指示を送り、帯電ロール32及びクリーニング部材34の回転動作が断続するように実施した。クリーニング部材34の清掃能力は、帯電ロール32の周方向の付着物の堆積ムラに起因すると考えられる画像の濃度ムラ(目視)で評価した。また、帯電ロール32の回転がクリーニング部材34によって阻害された場合、帯電ロール32への付着物の堆積に起因すると考えられる周期的な横筋(色筋ともいう)が発生するため、帯電ロール32の回転阻害の有無は、画像の横筋の発生有無で評価した。なお、印字テスト用の画像として、実施例1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、及び比較例1、2、3、4において、30%ハーフトーン画像を用いた。
画像形成テストの判定は、帯電ロール32の2,000,000回転を基準とし、それ以下の画像形成で前述の濃度ムラまたは色筋が発生した場合は×とした。また、2,000,000回転を超える回転数まで画質に問題が出なかった場合を、その程度によって、△(良い)、○(△よりも良い)、◎(○よりも良い)とした。ここで、濃度ムラ及び色筋の評価は、記録用紙Pに形成された30%ハーフトーン画像を目視で評価することにより行った。そして、一方の評価が×となった場合は、他方の評価を終了して、総合判定を不合格とした。また、両項目共に△以上の結果となった場合は、総合判定を合格とした。濃度ムラの判定結果を表1に、色筋の判定結果及び総合判定結果を表2に示す。
表1に示すように、画像の濃度ムラの評価結果は、実施例1:○、実施例2:◎、実施例3:◎、実施例4:○、実施例5:○、実施例6:△、実施例7:△、実施例8:△、実施例9:△、実施例10:△、実施例11:◎、比較例1:評価無し、比較例2:×、比較例3:×、比較例4:×となった。
表2に示すように、画像の色筋の評価結果は、実施例1:○、実施例2:◎、実施例3:◎、実施例4:○、実施例5:○、実施例6:△、実施例7:△、実施例8:△、実施例9:△、実施例10:△、実施例11:◎、比較例1:×、比較例2:評価無し、比較例3:評価無し、比較例4:評価無しとなった。これらの結果、実施例1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11は合格、比較例1、2、3、4は不合格となった。
ここで、図7に示すように、横軸を帯電ロール周長a[mm]、縦軸を接触周長b [mm]として、画像形成テストが合格の実施例1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、及び画像形成テストが不合格の比較例1、2、3、4の値をプロットした。図示の黒丸プロットが実施例、三角プロットが比較例である。そして、図7に示すプロットの分布状態から、画像形成テストが合格となる条件と不合格となる条件との間に境界線G1、G2、G3を設定可能であることが分かった。
図7に示す境界線G1は、接触周長bの上限を表しており、境界線G2、G3は、接触周長bの下限を表している。そして、境界線G3は、帯電ロール周長aに関わらず接触周長bとして必要な最小値を表している。なお、境界線G1、G2は、画像形成テストの結果が合格、不合格別れる領域のプロットデータについて、一次回帰を行って得られた一次回帰式の直線を表している。
この結果、本実施形態の実施例1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11の帯電ロール32及びクリーニング部材34は、帯電ロール周長a[mm]及び接触周長b[mm]が、以下の(1)式、(2)式、及び(3)式を満たすことが分かった。
b<0.4a−3.4 (1)
b>0.4a−15.7 (2)
b≧2 (3)
(1)式は、境界線G1に相当し、帯電ロール周長aに対する接触周長bの上限値を示すものであり、(1)式を満たさない場合は、帯電ロール32とクリーニング部材34が過剰に接触していることになる。この場合、クリーニング部材34の摺擦抵抗が過剰となり、帯電ロール32の回転を阻害する。これにより、帯電ロール32の清掃が不十分となる。そして、帯電ロール32の外周面の一部にトナーを含む付着物が継続して付着し、且つこの付着個所がクリーニング部材34により清掃されないため、(1)式を満たさない場合は、必要な帯電ロール性能が得られない。なお、帯電ロール性能とは、感光体12(図2参照)の外周面を均等な電圧で帯電させる性能である。
(2)式は、境界線G2に相当し、帯電ロール周長aに対する接触周長bの下限値を示すものであり、(2)式を満たさない場合は、帯電ロール32の1周全域の清掃が完了するまでに必要となる帯電ロール32の回転数(回転量)が多くなる。そして、(2)式を満たさない場合は、(2)式を満たす場合と同じ回転数で帯電ロール32が回転した場合、(2)式を満たす場合に比べて、帯電ロール32の表面の付着物のクリーニングが不十分な領域ができたまま帯電を行うこととなる。これにより、(2)式を満たさない場合では、必要な帯電ロール性能が得られない。
(3)式は、境界線G3に相当し、接触周長bの下限値(必要最小値)を示すものであり、(3)式を満たさない場合は、帯電ロール32とクリーニング部材34の接触周長bが短すぎることになる。接触周長bが短すぎると、クリーニング部材34を従動回転させるためのエネルギー(駆動力)をクリーニング部材34に伝えることができず、クリーニング部材34が従動回転しなくなる。そして、帯電ロール32の表面の付着物のクリーニングが不十分となる。これにより、(3)式を満たさない場合は、必要な帯電ロール性能が得られない。
ここで、本実施形態の帯電装置30では、帯電ロール周長a、接触周長bが(1)式を満たすので、クリーニング部材34によって帯電ロール32が回転しにくくなることが抑制される。また、帯電ロール周長a、接触周長bが(2)式を満たすので、帯電ロール32の外周面の清掃に過剰な回転が要らない。さらに、帯電ロール周長a、接触周長bが(3)式を満たすので、クリーニング部材34が帯電ロール32の回転により従動回転する。これらにより、本実施形態の帯電装置30では、経時で帯電ロール32の清掃状態が維持されるので、帯電ロール32の帯電能力が低下することが抑制される。
また、本実施形態の帯電装置30では、クリーニング部材34において、非巻付状態における弾性層34Bの短手方向の幅Wが2[mm]以上15[mm]以下となっている。これにより、本実施形態の帯電装置30では、幅Wが2[mm]よりも小さい構成、あるいは幅Wが15[mm]よりも大きい構成に比べて、弾性層34Bを掴み易く、且つシャフト34Aに巻き付け易い。このため、本実施形態の帯電装置30では、シャフト34Aへの弾性層34Bの巻き付けの作業性が向上する。
さらに、本実施形態の帯電装置30では、シャフト34Aの軸方向(Z方向)に対する弾性層34Bの巻き付け角度θが4[°]以上45[°]以下となっている。これにより、本実施形態の帯電装置30では、巻き付け角度θが4[°]よりも小さい構成に比べて、弾性層34Bを巻き付けやすい。加えて、本実施形態の帯電装置30では、巻き付け角度θが45[°]よりも大きい構成に比べて、クリーニングロール34の回転に寄与しない分力Fs(図3参照)が低減される。
また、本実施形態のプロセスカートリッジ20では、帯電装置30の帯電能力の低下が経時で抑制されることから、感光体12の帯電むらが抑制される。
さらに、本実施形態の画像形成装置10では、帯電装置30の帯電能力の低下が経時で抑制され、感光体12の帯電むらが抑制されることから、画像形成を実施したときの画像欠陥(例えば、濃度ムラ、横筋)が抑制される。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
現像ユニット22は、現像剤の一例として乾式トナーを用いるものに限らず、湿式トナーを用いるものであってもよい。
また、転写ロール58に換えて、コロトロン方式の転写ユニットを用いてもよい。
さらに、露光装置70に換えて、LED(Light Emitting Diode)方式の露光ユニットを用いてもよい。
加えて、画像形成装置10は、筐体11に対してプロセスカートリッジ20を着脱させる構成に限らず、筐体11に感光体12、帯電装置30、露光装置70、現像ユニット22、及び転写ロール58を設けたものであってもよい。
10 画像形成装置
12 感光体(被帯電体及び像保持体の一例)
20 プロセスカートリッジ(組立体の一例)
22 現像ユニット(現像手段の一例)
30 帯電装置
32 帯電ロール(帯電部材の一例)
34 クリーニング部材(清掃部材の一例)
34A シャフト(軸部の一例)
34B 弾性層(清掃部の一例)
35 ウレタン (清掃部の一例)
58 転写ロール(転写手段の一例)
70 露光装置(露光手段の一例)

Claims (6)

  1. 回転により被帯電体の表面を帯電させる帯電部材と、
    前記帯電部材の軸方向に沿って配置された軸部の外周面にらせん状に巻き付けられた清掃部、又は前記軸方向に対して斜めの稜線を備えた環状に形成され前記軸部に間隔を空けて複数固定された清掃部を備え、回転しながら前記清掃部が前記帯電部材の外周面を清掃する清掃部材と、
    を有し、
    前記帯電部材の外周1周の周長をa[mm]、前記帯電部材の周方向における前記清掃部の前記帯電部材と接触する部位の幅をb[mm]として、a、bが(1)式、(2)式、及び(3)式を満たす帯電装置。
    b<0.4a−3.4 (1)
    b>0.4a−15.7 (2)
    b≧2 (3)
  2. 前記清掃部材は、前記清掃部が、前記軸部に巻き付けない非巻付状態で矩形状の弾性体であり、該非巻付状態で短手方向の幅が2[mm]以上15[mm]以下である請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記軸部の軸方向に対する前記清掃部の巻き付け角度が4[°]以上45[°]以下である請求項1又は請求項2に記載の帯電装置。
  4. 回転可能に設けられた前記被帯電体としての像保持体と、
    前記帯電部材が前記像保持体の外周面を帯電する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の帯電装置と、
    が一体に組み立てられている組立体。
  5. 回転可能に設けられた像保持体と、
    前記帯電部材が前記像保持体の外周面を帯電する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の帯電装置と、
    前記帯電装置で帯電された前記像保持体の外周面に露光して潜像を形成する露光手段と、
    前記像保持体の潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、
    前記像保持体の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    を有する画像形成装置。
  6. 請求項4に記載の組立体と、
    前記帯電部材で帯電された前記像保持体の外周面に露光して潜像を形成する露光手段と、
    前記像保持体の潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、
    前記像保持体の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    を有する画像形成装置。
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