JP2014137453A - 帯電装置、組立体、及び画像形成装置。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帯電装置30は、帯電ロール32と、弾性層34Bがシャフト34Aにらせん状に巻き付けられたクリーニング部材34とを有している。そして、帯電装置30は、帯電ロール32の周長をa[mm]、接触周長をb[mm]として、a、bが、b<0.4a−3.4、b>0.4a−15.7、及びb≧2を満たしている。これにより、帯電ロール32が回転しにくくなることが抑制され、帯電ロール32の外周面の清掃のために必要以上に帯電ロール32を回転する必要がなく、クリーニング部材34が帯電ロール32の回転により従動回転する。このため、帯電装置30では、帯電ロール32の清掃状態が経時で維持されるので、帯電ロール32の帯電能力が低下するのを抑制できる。
【選択図】図4
Description
b<0.4a−3.4 (1)
b>0.4a−15.7 (2)
b≧2 (3)
図1には、本実施形態の一例として、タンデム方式のカラーの画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、本体となる筐体11を有している。ここで、図1では、ユーザー(図示省略)が立つ側を筐体11の右側として画像形成装置10を示している。そして、図1における右方向を+X方向、左方向を−X方向、上方向を+Y方向、下方向を−Y方向、手前側から奥側へ向かう奥行き方向を+Z方向、奥側から手前側へ向かう方向を−Z方向としている。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、被帯電体及び像保持体の一例としての円柱状の感光体12と、感光体12の表面を帯電させる帯電装置30とを含んでいる。また、プロセスカートリッジ20は、感光体12を有する感光体ユニット21と、感光体12の外周面に形成された静電潜像を現像剤の一例としてのトナー(キャリア含む)により現像する現像手段の一例としての現像ユニット22とを組み合せた構成となっている。
感光体12は、一例として、有機系の感光材料を含む感光層が外周面(表面)に被覆された直径25[mm]の導電性円筒体が用いられている。そして、感光体12は、モータ(図示省略)によって、一例として、矢印R方向に150[mm/sec]のプロセススピードで回転駆動される。また、感光体12は、後述する帯電ロール32によって外周面(表面)が設定電位に帯電された後、画像情報に基づいて露光装置70(図1参照)から出射された走査光BMによって露光されることで、画像情報に応じた静電潜像を外周面に保持する。
図1に示す画像形成装置10においてカラーの画像形成を行う場合、帯電、露光、現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色に対応したプロセスカートリッジ20において行なわれる。そして、各色の感光体12の表面には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色に対応したトナー像が形成される。
図2に示すように、帯電装置30は、感光体12と接触する帯電部材の一例としての帯電ロール32と、帯電ロール32の感光体12側とは反対側に接触し、帯電ロール32の外周面を清掃する清掃部材の一例としてのクリーニング部材34とを有している。
次に、帯電ロール32の詳細について説明する。
次に、クリーニング部材34の詳細について説明する。
(クリーニング部材)
ポリエーテルとイソシアネートとを混合し、得られたウレタン樹脂を加熱硬化させた。そして、得られた3次元網目構造からなるウレタン材料(INOAC社製EP70、原反硬度340N(カタログ値))を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=4[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断して弾性層シートとした。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層シートを巻き付け角度θ=15[°]となるように巻き付け、この軸体に対して余剰となった弾性層シートを切除した。最後に、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した。なお、作製したクリーニング部材34は、後述する印字テストの前に、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
エピクロルヒドリンゴム100質量部にイオン導電剤PEL−100(日本カーリット社製)3質量部を添加して十分混練した後、これを押し出し成形した。そして、成形体にφ6[mm]、軸長L=240[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫をおこなった後、研磨によって外径φ7.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を215[mm]とした。その後、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。この際の表面粗さRzは9.0μm(測定:東京精密製Surfcom、JIS B0601 1982年規格)、ゴム硬度は81°(高分子計器株式会社製 アスカーゴム硬度C型)であった。なお、帯電ロール周長aは22.0[mm]である。
外径φ9.00[mm]、帯電ロール周長aを28.3[mm]とした以外は、実施例1と同様の帯電ロール32を作製した。そして、実施例1に記載のクリーニング部材34と同様のものを用いて、実施例1と同様の連続印字テスト(詳細は後述する)を実施した。なお、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を専用の軸受けで管理し、食い込み量K(図4(B)参照)を0.5[mm]とした。また、接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、4.7[mm]であった。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅5[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。そして、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=25[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部の弾性層34Bを加熱溶着によりシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフトを挿入し、プレス成形機にて成形・加硫をおこなった後、研磨によって外径φ12.0[mm]となるように加工した。外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。その後、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。なお、帯電ロール周長aは37.7[mm]である。また、食い込み量Kが0.5[mm]となる専用軸受けを使用し、帯電ロール32とクリーニング部材34との軸間距離を調整した。帯電ロール32のクリーニング部材34に対する接触周長bは、実施例1に記載の方法で測定したところ、5.9[mm]であった。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=3[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断した。続いて、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=4[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰のウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=10[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=45[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ15.0[mm]となるように加工した。外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。その後、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、47.1[mm]である。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=3[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=4[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測をおこなった。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ14.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、44.0[mm]である。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=1[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=45[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ4[mm]、軸長L=240[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ5.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を215[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、15.7[mm]である。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=4[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=15[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測をおこなった。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ16.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、50.3[mm]である。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=4[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断して弾性層シートとした。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層シートを巻き付け角度θ=3[°]となるように巻き付け、この軸体に対して余剰となった弾性層シートを切除した。最後に、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した。なお、作製したクリーニング部材34は、後述する印字テストの前に、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=4[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断して弾性層シートとした。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層シートを巻き付け角度θ=46[°]となるように巻き付け、この軸体に対して余剰となった弾性層シートを切除した。最後に、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した。なお、作製したクリーニング部材34は、後述する印字テストの前に、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料をリング状に打ち抜き加工し、外径φ2=6.25[mm]、内径φ1=3.9[mm]、すなわちウレタン材厚さ2.35[mm]、幅W=4[mm]、角度θ=15[°](図5参照)のウレタンリング35を複数個作成した。シャフト34Aとしてホットメルト接着剤が塗布されたステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、ウレタンリング4個が等間隔となるように嵌め込み、ホットメルト接着剤の溶融温度以上に加熱し、シャフト34Aに接着固定した。即ち、ウレタンリング35は、シャフト34Aの軸方向に対して斜めの稜線を備えた環状に形成され、一例として、シャフト34Aに間隔を空けて4個固定されている。ウレタンリング35の数は、4個に限らず、他の個数でもよい。なお、作製したクリーニング部材34は、後述する印字テストの前に、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=10[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=25[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ12.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、37.7[mm]である。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=1.8[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=10[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ15.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、47.1[mm]である。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=1[mm]、長さ300[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ4[mm]、軸長L=230[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=3[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ4[mm]、軸長L=240[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ5.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を215[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、15.7[mm]である。
(クリーニング部材)
実施例1に記載のウレタン材料を厚さ2.35[mm]のシート状にスライスし、幅W=5[mm]、長さ400[mm]の短冊状に裁断した。次に、シャフト34Aとしてステンレス(SUS304)軸体(外径φ6[mm]、軸長L=330[mm])を用意し、前述の弾性層34Bを巻き付け角度θ=25[°]となるように巻き付け、シャフト34Aに対して余剰となったウレタンシートを切除した。さらに、長手方向両端部分の弾性層34Bを加熱溶着によってシャフト34Aへ固定した後、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いてプロファイル計測を行った。
実施例1に記載の帯電ロール材料を押し出し成形後、外径φ8[mm]、軸長L=335[mm]のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫を行った。その後、研磨によって必要な外径に加工を行い、外径φ18.0[mm]となるように加工した。帯電ロール32の外径は、前述のレーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6100)で測定し、狙いとなる外径になるまで研磨・計測を繰り返した。次いで、帯電層32Bのゴム端部を切断加工し、ゴム長を315[mm]とした。さらに、帯電層32B表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を膜厚5[μm]でコーティングし、帯電ロール32を得た。帯電ロール周長aは、56.5[mm]である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上記のように作製した実施例1、2、4、7、9、10、11、及び比較例3の帯電ロール32及びクリーニング部材34を、食い込み量K(図4(B)参照)を決める専用軸受け(導電性POM製)と共にDELL製C3110cnのプロセスカートリッジに組み込んだ。そして、このプロセスカートリッジをDELL製C3110cn本体に取り付けて、画像形成テスト(連続印刷テスト)を実施した。
b<0.4a−3.4 (1)
b>0.4a−15.7 (2)
b≧2 (3)
12 感光体(被帯電体及び像保持体の一例)
20 プロセスカートリッジ(組立体の一例)
22 現像ユニット(現像手段の一例)
30 帯電装置
32 帯電ロール(帯電部材の一例)
34 クリーニング部材(清掃部材の一例)
34A シャフト(軸部の一例)
34B 弾性層(清掃部の一例)
35 ウレタン (清掃部の一例)
58 転写ロール(転写手段の一例)
70 露光装置(露光手段の一例)
Claims (6)
- 回転により被帯電体の表面を帯電させる帯電部材と、
前記帯電部材の軸方向に沿って配置された軸部の外周面にらせん状に巻き付けられた清掃部、又は前記軸方向に対して斜めの稜線を備えた環状に形成され前記軸部に間隔を空けて複数固定された清掃部を備え、回転しながら前記清掃部が前記帯電部材の外周面を清掃する清掃部材と、
を有し、
前記帯電部材の外周1周の周長をa[mm]、前記帯電部材の周方向における前記清掃部の前記帯電部材と接触する部位の幅をb[mm]として、a、bが(1)式、(2)式、及び(3)式を満たす帯電装置。
b<0.4a−3.4 (1)
b>0.4a−15.7 (2)
b≧2 (3) - 前記清掃部材は、前記清掃部が、前記軸部に巻き付けない非巻付状態で矩形状の弾性体であり、該非巻付状態で短手方向の幅が2[mm]以上15[mm]以下である請求項1に記載の帯電装置。
- 前記軸部の軸方向に対する前記清掃部の巻き付け角度が4[°]以上45[°]以下である請求項1又は請求項2に記載の帯電装置。
- 回転可能に設けられた前記被帯電体としての像保持体と、
前記帯電部材が前記像保持体の外周面を帯電する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の帯電装置と、
が一体に組み立てられている組立体。 - 回転可能に設けられた像保持体と、
前記帯電部材が前記像保持体の外周面を帯電する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の帯電装置と、
前記帯電装置で帯電された前記像保持体の外周面に露光して潜像を形成する露光手段と、
前記像保持体の潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、
前記像保持体の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
を有する画像形成装置。 - 請求項4に記載の組立体と、
前記帯電部材で帯電された前記像保持体の外周面に露光して潜像を形成する露光手段と、
前記像保持体の潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、
前記像保持体の現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
を有する画像形成装置。
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