JP6059651B2 - 破砕分離装置 - Google Patents

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本発明は、溶融金属に添加した除滓材が溶融金属に浮遊するスラグを抱き込むことで形成されるスラグ塊を破砕することにより、スラグ塊に巻き込まれて固められた金属とその他の部分とに分離する破砕分離装置に関する。
従来より、鋳造工程における取鍋等の溶融金属にはスラグが浮遊しており、該スラグは、例えば、特許文献1に開示されているように、除滓材を溶融金属に添加して発泡させることによりスラグを抱き込んだスラグ塊を形成して取り除くのが一般的である。
ところで、発泡した除滓材は、スラグだけでなく、スラグ以外の溶融金属も多く巻き込んでスラグ塊となってしまうので、そのままスラグ塊を捨ててしまうと、無駄に金属を捨ててしまうことになる。また、近年、ゼロエミッションの観点から内部に金属を含むスラグ塊のリサイクル処理は敬遠されている。
これらに対応するために、スラグ塊を破砕することにより、スラグ塊に巻き込まれた金属とその他の部分とに分離してスラグ塊に巻き込まれた金属だけを取り出して回収することが考えられる。
特開2009−228043号公報
しかし、スラグ塊は多量に発生するため、作業者が手作業でスラグ塊を破砕するのは、非常に煩雑で効率的ではない。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、除滓材によって形成されたスラグ塊を、簡単に、且つ、効率良く短時間で破砕してスラグ塊に巻き込まれた金属とその他の部分とに分離することができる破砕分離装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ボックス内を自由落下するスラグ塊に回転手段により回動する複数の回動棒を接触させるようにしたことを特徴とする。
具体的には、溶融金属に添加した除滓材が溶融金属に浮遊するスラグを抱き込むことで形成されるスラグ塊を破砕することにより、当該スラグ塊に巻き込まれて固められた金属とその他の部分とに分離する破砕分離装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、内部に密閉空間を有し、上記スラグ塊を投入する投入口が上壁に、分離した上記スラグ塊が排出される排出口が下壁にそれぞれ形成されたボックスと、回転軸心が上下方向に向くとともに上端が上記投入口に対応する回転軸を上記密閉空間に有する回転手段と、上記回転軸の上端に回転一体に設けられ、上方に向かうにつれて縮径する三角錐状のガイド部材と、当該ガイド部材の下方の位置で上記回転軸と回転一体に設けられ、中心軸が上記回転軸の回転軸心と一致する円板部及び該円板部の外周縁から上記回転軸を囲うように下方に延びる円筒部を有する回転体と、上記密閉空間の上記回転軸周りに複数設けられ、上記回転軸の回転動作に伴って上記密閉空間の上記回転軸周りを回動することにより、上記投入口から投入して上記密閉空間を自由落下する多数の上記スラグ塊に順次接触する回動棒とを備え、該回動棒は、上記円板部上面における上記ガイド部材の外側方に上方突設された複数の第1回動棒と、上記円筒部外周面の上記回転軸周りに複数設けられた第2回動棒とからなっていることを特徴とする破砕分離装置。
第2の発明では、第1の発明において、上記ボックスの内周面には、上記回転軸に向かって延びる固定部材が複数取り付けられていることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記回転軸における上記ガイド部材の下方には、回転軸心周りに所定の間隔をあけて放射状に延びる複数の羽根部を有する回転板が回転一体に設けられていることを特徴とする。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、上記上壁下面の上記投入口周縁寄りには、上下方向に延びる複数のブロックが上記投入口の周縁に沿って等間隔に設けられていることを特徴とする。
第1の発明では、投入口から各スラグ塊をボックス内に投入すると、該ボックスの密閉空間を自由落下する各スラグ塊が回転手段によって回動する各回動棒に接触する。すると、各スラグ塊は、各回動棒との接触による衝撃で破砕されるか、又は、各回動棒との接触で吹き飛んでボックス内周面に衝突して破砕されて分離し、再び密閉空間内を自由落下する。その後、回動する各回動棒に対して自由落下する分離した各スラグ塊の接触が繰り返され、スラグ塊が金属とその他の部分とにバラバラになって排出口から排出される。したがって、作業者は、各スラグ塊から金属を回収するのにボックスの投入口に各スラグ塊を投入するだけでよく、しかも、各スラグ塊の分離は当該各スラグ塊をボックス内において自由落下させるだけでなされるので、各スラグ塊を効率良く短時間で破砕できる。
また、投入口から投入された各スラグ塊がガイド部材によって密閉空間における各回動棒の回動領域に向かってスムーズに案内されるようになるので、ボックス内において各スラグ塊が破砕されながら通過する時間が短縮され、各スラグ塊の破砕をさらに効率的に行うことができる。
第2の発明では、密閉空間で各回動棒との接触により吹き飛んだ各スラグ塊(分離したスラグ塊を含む)がボックス内周面だけでなく各固定部材にも接触するので、各スラグ塊にあらゆる角度から衝撃が加わるようになってスラグ塊を効率良くバラバラに分離することができる。
第3の発明では、各回動棒の回動領域に向かう直前の各スラグ塊に衝撃が加わるので、各回動棒に接触する前の各スラグ塊を予め破砕しておくことができ、各スラグ塊が完全に破砕されるまでの時間をさらに短縮することができる。
本発明の実施形態に係る破砕分離装置の正面図である。 図1のA−A線における断面図である。 図2のB−B線における断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1乃至図3は、本発明の実施形態に係る破砕分離装置1を示す。該破砕分離装置1は、多数のスラグ塊10を破砕して当該各スラグ塊10に巻き込まれて固められた金属10aとその他の部分10bとを分離するためのものである。尚、上記スラグ塊10は、例えば、鋳造工程において使用する取鍋内の溶融金属に浮遊するスラグを所定の大きさに固めて取り除くために溶融金属に添加して発泡した除滓材が上記スラグを抱き込むことで形成されたものである。
上記破砕分離装置1は、筒中心線が上下方向に向く略円筒状の金属製ボックス2を備え、該ボックス2は、上壁21、側壁22及び下壁23を有し、これら3つの壁によって囲まれた内側(内部)に密閉空間Sが形成されている。
上記上壁21は、板状をなし、該上壁21の中央には、上記スラグ塊10を投入する円形の投入口21aが貫通形成されている。
上記上壁21の上方には上下に開口する略漏斗状の投入ガイド24が設けられ、該投入ガイド24の下端開口が上記投入口21aに接続されている。
一方、上記下壁23は、下方に行くにつれて次第に縮径する形状をなし、その下端には、分離したスラグ塊10が排出される円形の排出口23aが形成され、該排出口23aの中心軸は、上記ボックス2の筒中心線からずれた位置となっている。尚、上記排出口23aの形状は円形でなくてもよく、四角形状等の多角形状であってもよい。
上記上壁21下面の上記投入口21a周縁寄りには、上下方向に延びる12個の断面台形状のブロック27が上記投入口21aの周縁に沿って等間隔に設けられている。
上記側壁22の下部内側には、平面視で略格子状の補強フレーム25が組まれ、該補強フレーム25の略中央には、細長い略筒状の軸受部材26が上方に向かって突設されている。
該軸受部材26には、回転軸3aが回転可能に嵌挿され、該回転軸3aは、回転軸心が上下方向に向いて上記ボックス2の筒中心線と一致しており、その上端は、上記投入口21aに対応する位置となっている。
上記側壁22の外側方には、出力軸3cが下方に向かって延出する駆動モータ3bが配置され、上記出力軸3cと上記回転軸3a下部とには、無端状ベルト3dが巻き掛けられている。
そして、上記回転軸3a、駆動モータ3b及び無端状ベルト3dで本発明の回転手段3が構成され、上記駆動モータ3bの出力軸3cが回転することにより、上記無端状ベルト3dを介して上記回転軸3aが平面視で時計回りに回転するようになっている(図2のY1方向)。
該回転軸3aの上端には、上方に向かうにつれて縮径する三角錐状のガイド部材4がその中心軸を上記回転軸3aの回転軸心と一致させて回転一体に設けられ、上記ガイド部材4の上部は、上記投入口21aを介して上記投入ガイド24の下部に臨んでいる。
また、上記回転軸3aにおける上記ガイド部材4の下方には、平面視で略プロペラ形状をなす回転板5が回転一体に設けられている。
該回転板5は、上記ガイド部材4下面に密着しており、上記回転軸3a周りに等間隔に放射状に延びる4つの羽根部5aを有している。
さらに、上記回転軸3aにおける上記回転板5の下方には、回転中心が上記回転軸3aの回転軸心と一致する回転体6が回転一体に設けられている。
該回転体6は、中心軸が上記回転軸3aの回転軸心と一致する円板部6aと、該円板部6aの外周縁から上記回転軸3aを囲うように下方に延びる円筒部6bとを備え、該円筒部6bの下端開口は、上記軸受部材26下部に固定された円盤部材28により覆われている。
上記円板部6aは、上記ガイド部材4下面と上記軸受部材26上端との間に位置しており、上記円板部6a上面における上記ガイド部材4の外側方の位置には、8つの第1回動棒7が上記円板部6aの外周縁に沿って等間隔に上方突設されている。
該各第1回動棒7は、上記回転軸3aの軸心方向に延びる形状をなし、上記回転板5の各羽根部5a先端と上記各ブロック27との間に形成される空間に位置している(図3参照)。
上記円筒部6bの外周面には、当該円筒部6b外周面から上記円板部6aの径方向外側(上記回転軸3aと交差する方向)に延びる細長い第2回動棒8が、上記回転軸3a周りに64個設けられている。
具体的には、上記円筒部6bの外周面には、上記回転軸3a周りに放射状に並ぶ16個の第2回動棒8が上下4段に並設され、上側2段の間に空間S1が、下側2段の間に空間S2がそれぞれ形成されている。
上記第2回動棒8の基端側は、図3に示すように、上記円筒部6bから外側方に突出する支持部材6cに垂直支軸6dにより回動可能に軸支されている。
そして、上記各第2回動棒8は、上記回転体6の回転動作に伴って平面視で時計回りに回動し、回動する際、遠心力によって上記回転軸3aの径方向に延びる姿勢に維持される一方、時計回りと反対方向に設定値以上の大きな力が加わると、上記垂直支軸6dを中心に反時計回りに回動するようになっている。したがって、上記各第2回動棒8が平面視で時計回りに回動する際、後述する固定部材9との間にスラグ塊10が噛み込まないようになり、破砕作業時の装置の故障を防ぐことができる。
一方、上記ボックス2の側壁22内周面には、上記回転軸3aに向かって延びる固定部材9が、上記回転軸3a周りに24個取り付けられている。
具体的には、上記側壁22の内周面には、上記回転軸3a周りに等間隔に並ぶ12個の固定部材9が上下2段に並設され、上段の各固定部材9は、上記空間S1に、下段の各固定部材9は、上記空間S2に位置している。
そして、上記各第1及び第2回動棒7,8は、上記駆動モータ3bの回転駆動による上記回転軸3aの回転動作に伴って上記密閉空間Sの上記回転軸3a周りを回動することにより、上記投入口21aから投入して上記密閉空間Sを自由落下する多数の上記スラグ塊10に順次接触するようになっている。
次に、上記破砕分離装置1によるスラグ塊10の破砕分離作業について説明する。
まず、作業者は、上記破砕分離装置1の電源を入れて、駆動モータ3bを駆動させる。すると、当該駆動モータ3bの出力軸3cの回転によって回転軸3aが回転するとともに、回転軸3aの回転動作に伴って上記各第1及び第2回動棒7,8が回転軸3a周りを回動する。
次いで、作業者は、投入ガイド24の上部開口からスラグ塊10を順次投入する。すると、各スラグ塊10は、図2に示すX1のように投入ガイド24の内周面に案内されながら下方に移動し、投入口21aから密閉空間Sに投入される。
すると、各スラグ塊10は、まず、回転するガイド部材4に案内されて第1及び第2回動棒7,8の回動領域に向かって移動した後、回転板5の各羽根部5a又は各第1回動棒7のいずれかに接触し、その衝撃で破砕するか、又は吹き飛ぶ。
上記回転板5の各羽根部5a又は各第1回動棒7のいずれかによって吹き飛ばされたスラグ塊10は、各ブロック27のいずれかに衝突するか、又は密閉空間Sを自由落下し、上記各ブロック27のいずれかに衝突したスラグ塊10は、その衝撃で破砕して分離するか、又は跳ね返って密閉空間Sを自由落下する。
しかる後、密閉空間Sを自由落下する各スラグ塊10(分離したスラグ塊10を含む)は、回動する各第2回動棒8のいずれかに接触し、その衝撃で破砕して分離するか、又は吹き飛んで側壁22、各固定部材9及び円筒部6bの外周面のいずれかに衝突する。
その後、上記側壁22、各固定部材9及び円筒部6bの外周面のいずれかに衝突した各スラグ塊10は、その衝撃で破砕して分離するか、又は跳ね返って自由落下して再び各第2回動棒8のいずれかに接触する。
そして、密閉空間Sで衝突と自由落下とを繰り返したスラグ塊10は、金属10aとその他の部分10bとに完全に分離され、図2に示す方向X2のように補強フレーム25の間を通過するとともに、下壁23の内周面によって下方に案内されて排出口23aから排出される。
以上より、本発明の実施形態によると、投入口21aから各スラグ塊10をボックス2内に投入すると、該ボックス2の密閉空間Sを自由落下する各スラグ塊10が回転手段3によって回動する各第1及び第2回動棒7,8に接触する。すると、各スラグ塊10は、各第1及び第2回動棒7,8との接触による衝撃で破砕されるか、又は、各第1及び第2回動棒7,8との接触で吹き飛んでボックス2内周面に衝突して破砕されて分離し、再び密閉空間S内を自由落下する。その後、回動する各第1及び第2回動棒7,8に対して自由落下する分離した各スラグ塊10の接触が繰り返され、スラグ塊10が金属10aとその他の部分10bとにバラバラに分離されて排出口23aから排出される。したがって、作業者は、各スラグ塊10から金属を回収するのにボックス2の投入口21aに各スラグ塊10を投入するだけでよく、しかも、各スラグ塊10の分離は当該各スラグ塊10をボックス2内において自由落下させるだけでなされるので、各スラグ塊10を効率良く短時間で破砕できる。
また、密閉空間Sで各第1及び第2回動棒7,8との接触により吹き飛んだ各スラグ塊10がボックス2内周面だけでなく各固定部材9にも接触するので、各スラグ塊10にあらゆる角度から衝撃が加わるようになってスラグ塊10を効率良くバラバラに分離することができる。
さらに、投入口21aから投入された各スラグ塊10がガイド部材4によって密閉空間Sにおける各第1及び第2回動棒7,8の回動領域に向かってスムーズに案内されるようになるので、ボックス2内において各スラグ塊10が破砕されながら通過する時間が短縮され、各スラグ塊10の破砕をさらに効率的に行うことができる。
それに加えて、回転板5によって各第1及び第2回動棒7,8の回動領域に向かう直前の各スラグ塊10に衝撃が加わるので、各第1及び第2回動棒7,8に接触する前の各スラグ塊10を予め破砕しておくことができ、各スラグ塊10が完全に破砕されるまでの時間をさらに短縮することができる。
尚、本発明の実施形態では、第1及び第2回動棒7,8が回転軸3a周りに規則正しく設けられているが、ランダムに設けられていてもよい。また、第1及び第2回動棒7,8の数は、上述した数でなくてもよい。
さらに、本発明の実施形態では、各第1及び第2回動棒7,8が回転板5の径方向に延びているが、これに限らず、第1及び第2回動棒7,8が上記回転軸3aと交差する方向であればよい。
それに加えて、本発明の実施形態では、回転手段3の駆動モータ3bがボックス2の外側に配置されているが、ボックス2の密閉空間Sに配置されていてもよい。
そして、本発明の実施形態では、上記各第2回動棒8は、回転軸3a回りに回動する際、遠心力により回転軸3aの径方向に延びる姿勢に維持されるようになっているが、これに限らず、例えば、上記各第2回動棒8が、図示しない捻りバネにより平面視で時計回りの方向に回動付勢されて上記回転軸3aの径方向に延びる姿勢に維持される構造であってもよい。そうすると、上記各第2回動棒8は、平面視で時計回りに回動する際、時計回りと反対方向に設定値以上の大きな力が加わると、図示しない捻りバネの付勢力に抗して反時計回りに回動し、その大きな力が加わらなくなると、図示しない捻りバネの復元力により時計回りに回動して上記回転軸3aの径方向に延びる姿勢に戻るようになり、大きな力が加わるとき以外は、回転軸3aの径方向に延びる姿勢に確実に維持させることができる。
本発明は、溶融金属に添加した除滓材が溶融金属に浮遊するスラグを抱き込むことで形成されるスラグ塊を破砕することにより、スラグ塊に巻き込まれて固められた金属とその他の部分とに分離する破砕分離装置に適している。
1 破砕分離装置
2 ボックス
3 回転手段
3a 回転軸
4 ガイド部材
5 回転板
5a 羽根部
6 回転体
6a 円板部
6b 円筒部
7 第1回動棒
8 第2回動棒
9 固定部材
10 スラグ塊
21 上壁
21a 投入口
23 下壁
23a 排出口
S 密閉空間

Claims (4)

  1. 溶融金属に添加した除滓材が溶融金属に浮遊するスラグを抱き込むことで形成されるスラグ塊を破砕することにより、当該スラグ塊に巻き込まれて固められた金属とその他の部分とに分離する破砕分離装置であって、
    内部に密閉空間を有し、上記スラグ塊を投入する投入口が上壁に、分離した上記スラグ塊が排出される排出口が下壁にそれぞれ形成されたボックスと、
    回転軸心が上下方向に向くとともに上端が上記投入口に対応する回転軸を上記密閉空間に有する回転手段と、
    上記回転軸の上端に回転一体に設けられ、上方に向かうにつれて縮径する三角錐状のガイド部材と、
    当該ガイド部材の下方の位置で上記回転軸と回転一体に設けられ、中心軸が上記回転軸の回転軸心と一致する円板部及び該円板部の外周縁から上記回転軸を囲うように下方に延びる円筒部を有する回転体と、
    上記密閉空間の上記回転軸周りに複数設けられ、上記回転軸の回転動作に伴って上記密閉空間の上記回転軸周りを回動することにより、上記投入口から投入して上記密閉空間を自由落下する多数の上記スラグ塊に順次接触する回動棒とを備え、
    該回動棒は、上記円板部上面における上記ガイド部材の外側方に上方突設された複数の第1回動棒と、上記円筒部外周面の上記回転軸周りに複数設けられた第2回動棒とからなっていることを特徴とする破砕分離装置。
  2. 請求項1に記載の破砕分離装置において、
    上記ボックスの内周面には、上記回転軸に向かって延びる固定部材が複数取り付けられていることを特徴とする破砕分離装置。
  3. 請求項1又は2に記載の破砕分離装置において、
    上記回転軸における上記ガイド部材の下方には、回転軸心周りに所定の間隔をあけて放射状に延びる複数の羽根部を有する回転板が回転一体に設けられていることを特徴とする破砕分離装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の破砕分離装置において、
    上記上壁下面の上記投入口周縁寄りには、上下方向に延びる複数のブロックが上記投入口の周縁に沿って等間隔に設けられていることを特徴とする破砕分離装置。
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