JP6059120B2 - 画像形成装置及び画像形成装置の画像形成方法 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式により印刷を行う中間転写方式の画像形成装置に関するものである。
一般に、中間転写方式を用いるプリンタ等の画像形成装置では、一次転写として中間転写体上にトナー像を形成した後、二次転写として用紙等の印刷媒体への転写を行うため、印刷媒体に直接転写する方式に比べ印刷時間が長く、印刷効率が低くなる。このため、印刷媒体の給紙を開始する前に一次転写を開始させることによって印刷効率を向上させている。
ところが、一次転写を先行して行うと、印刷媒体の滑りなどが原因で印刷媒体の搬送が遅延した場合、二次転写を開始するタイミングまでに印刷媒体の搬送処理が間に合わず、印刷媒体の正しい位置にて転写できなくなる。
この対策として、従来の画像形成装置では印刷媒体の搬送に遅延が発生した場合、中間転写体を一時停止させ、印刷媒体が所定の位置まで搬送されてきた時に、中間転写体を再起動させ、二次転写を開始するようにしていた(例えば、特開2010−217299号公報(特許文献1)参照)。
特開2010−217299号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、複数ページの印刷が連続して行われる場合、先行するページの二次転写が開始されるよりも前に、後続するページのための一次転写が開始されるので、印刷媒体搬送遅延に合わせるために中間転写体を一時停止させると後続するページの一次転写の途中で中間転写体を一時停止させることになる。
この場合、一次転写により中間転写体上に途中まで形成されたトナー像は破棄せざるを得ず、その結果、トナーが無駄に廃棄されるという問題が発生していた。また、一次転写により中間転写体上に途中まで形成されたトナー像をクリーニングしてから、再度、一次転写をやり直す必要があるため、印刷効率が低下するという問題も発生していた。
本発明の課題は、このような問題を解決することを課題とし、印刷媒体の搬送に遅延が発生した場合でも、中間転写体上に途中まで形成された後続するページのトナー像を無駄に破棄することなく、同時に、トナー像のクリーニング及びトナー像の再形成動作をなくし、印刷効率を向上した画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に関する画像形成装置は、無端状の中間転写ベルトを有し、トナー像を形成する画像形成手段から前記中間転写ベルトに対しトナー像を転写する第1の転写位置と、搬送路を搬送される印刷媒体に前記中間転写ベルト上の前記トナー像を転写する第2の転写位置を有する画像形成装置において、複数ページの前記トナー像を印刷するとき、先行するページに相当する印刷媒体に搬送異常があって、前記印刷媒体の搬送が前記第2の転写位置に到達できないことが判断されたとき、前記第1の転写位置における後続するページの前記トナー像の転写未完了部分の第1の距離をln(n)とし、前記先行するページの前記トナー像の先端から前記第2の転写位置までの第2の距離をlmとし前記中間転写ベルトを停止した後に再開するまでに必要な距離をLαとしたとき、ln(n)<lm−Lα ・・・(1)の関係が成立する場合、前記第1の転写位置における前記後続するページの前記トナー像の前記転写未完了部分の転写を継続し、前記転写未完了部分の転写が完了するまでは前記中間転写ベルトの駆動を一時停止せず継続することを特徴とするものである。
本発明によれば、このような構成とすることにより、中間転写体の第2の転写位置において印刷媒体の搬送に遅延が発生した場合でも、前記第1の転写位置における後続するページの前記トナー像の転写未完了部分の第1の距離と、前記先行するページの前記トナー像の先端から前記第2の転写位置までの第2の距離とが所定の関係があるときは、前記中間転写ベルトの駆動を一時停止せず継続することとしたので、中間転写体の第1の転写位置で中間転写体上に途中まで形成された後続するページのトナー像を無駄に破棄することなく、同時に、トナー像のクリーニング及びトナー像の再形成動作をなくし、印刷効率を向上した画像形成装置を提供することができる。
第1の実施の形態に関する画像形成装置の構成図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の制御系機能ブロック図である。 第1の実施の形態に関する媒体搬送制御の動作を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態に関する画像形成処理を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態に関する画像形成処理を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態に関する一次転写開始タイミングの算出処理を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態に関する中間転写ベルトの一時停止タイミングの判定処理を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態に関する中間転写ベルトのトナー像の位置関係を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する中間転写ベルトの停止位置を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する一次転写開始タイミングの算出処理を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する一次転写開始タイミングの算出処理を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する2ページを通常印刷する動作を説明するタイミングチャートである。 第1の実施の形態に関する一次転写を継続する場合の動作を説明するタイミングチャートである。 第1の実施の形態に関する一次転写を中止する場合の動作を説明するタイミングチャートである。 第1の実施の形態に関する印刷動作を中止する場合の動作を説明するタイミングチャートである。 第1の実施の形態に関する一次転写を継続する場合のトナー像の位置関係を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する一次転写を中止する場合のトナー像の位置関係を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する印刷動作を中止する場合のトナー像の位置関係を示す説明図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明を実施するための最良の形態である第1の実施の形態を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。図1は第1の実施の形態に関する画像形成装置の構成図である。
図1に示すように、第1の実施の形態に関する画像形成装置100は、用紙等の複数の印刷媒体10を収納した媒体収納トレイ20、印刷媒体10を搬送する媒体搬送路30、複数の印刷媒体10を集積する媒体集積トレイ50、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト60、画像形成手段としての画像形成部70、熱定着部80、ピックアップローラ40、媒体搬送手段としての搬送ローラ対41〜46、ベルト支持ローラ47、ベルト駆動ローラ48、媒体センサ91〜97、二次転写部75及びクリーナ76とから構成されている。
画像形成部70は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応し、各々、トナーカートリッジ、感光ドラム、LEDヘッド、一次転写ローラ等から構成されるトナー像形成手段としてのトナー像形成部71〜74で構成され、中間転写ベルト60上にトナー像を形成する機能を有する。なお、トナー像形成部71がイエローに、トナー像形成部72がマゼンタに、トナー像形成部73がシアンに及びトナー像形成部74がブラックに対応している。
トナー像形成部71〜74は第1の転写位置Q1で中間転写ベルト60に接するように配置されている。トナー像形成部71〜74は第1の転写位置Q1でトナー像を中間転写ベルト60へ転写することにより、中間転写ベルト60へのトナー像の形成を行う。なお、以下の説明では、簡略化のために、ブラックのトナー像形成部74のみにて印刷を行う場合を例として説明する。従って、ブラックのトナー像形成部74が中間転写ベルト60に接する位置が第1の転写位置Q1となる。
また、トナー像形成部71〜74は、対応するトナー色が画像形成に使用されない場合には、中間転写ベルト60から離間させることが可能である。二次転写部75は第2の転写位置において媒体搬送路30及び中間転写ベルト60を挟んで第2の転写位置Q2にて対向するように配置された一対のローラ75−1及び75−2で構成される。二次転写部75は中間転写ベルト60上に転写されたトナー像を、媒体搬送路30上を搬送されてきた印刷媒体10に転写させるものである。中間転写ベルト60上の帯電したトナーの電位とは逆極性の電圧をローラ75−2に印加することで、印刷媒体10上にトナー像を二次転写させることができる。
熱定着部80は中間転写ベルト60上に転写された印刷媒体10に熱と圧力による定着処理を施して二次転写されたトナー像を印刷媒体10に定着させるものである。媒体集積トレイ50は、媒体搬送路30を搬送されてきた印刷媒体10を集積するためのものである。搬送ローラ41〜46は印刷媒体10を図1に示す矢印Aの方向に媒体搬送路30に沿って搬送するものである。ピックアップローラ40は媒体収納トレイ20から印刷媒体10を1枚ずつ給紙し、媒体搬送路30へと送り出す機能を有する。
クリーナ76は第2の転写位置Q2において印刷媒体10に転写されずに中間転写ベルト60上に残留したトナーを払拭する機能を有するものである。媒体センサ91〜97は媒体搬送路30上の印刷媒体10の位置を検出するためのセンサである。中間転写ベルト60は無端状のトナー像担持体であり、ベルト支持ローラ47、ベルト駆動ローラ48及び二次転写部75に支持されている。ベルト駆動ローラ48は図示しないモータにより回転し、中間転写ベルト60を矢印B方向に駆動させる。ベルト支持ローラ47は従動ローラであり、中間転写ベルト60を連れ回り回転させるローラである。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の制御系を説明する。図2は第1の実施の形態に関する画像形成装置の制御系を示す機能ブロック図である。制御部101は画像形成装置100全体を制御するものである。I/F部102はUSBやLANなどのインタフェースであり、PCなどの上位装置200との通信を制御し、印刷データの受信を実行する機能を有する。
画像メモリ103はRAMによって構成され、I/F部102が受信した印刷データが印刷可能な形式に変換された画像データを格納する。ワークメモリ104はRAMによって構成され、制御部101が画像形成装置100を制御するために必要となるワーク用のメモリである。
プログラム格納部105はROMによって構成され、制御部101が実行する制御プログラムが保管されている。設定情報格納部106はフラッシュメモリによって構成され、制御部101が画像形成装置100を制御するための設定値や情報が保管されている。制御部101には、画像形成部70、熱定着部80、ベルト駆動ローラ48、二次転写部75、クリーナ76及び媒体搬送制御部107が接続され、各部を制御することができる。また、媒体搬送制御部107には、媒体センサ91〜97、搬送ローラ対41〜46及びピックアップローラ40が接続されており、制御部101の指示に従って搬送路30に沿って印刷媒体10を搬送させる。
以上の構成により第1の実施の形態に関する画像形成装置100は以下のように動作する。先ず、第1の実施の形態に関する画像形成装置100における印刷動作は、I/F部102が上位装置200から印刷データを受信することによって開始される。そして、制御部101は、I/F部102にて受信した印刷データを画像形成部70によって画像形成を行うための画像データに変換し画像メモリ103に格納した後、以下説明する媒体搬送制御及び画像形成処理を各々開始する。
図3は、第1の実施の形態に関する媒体搬送制御の動作を説明するフローチャートである。
S101:先ず、制御部101は媒体搬送制御部107に対して、媒体収納トレイ20に印刷媒体10がセットされているかどうかを確認するよう指示する。ここで、印刷媒体10の残量が0、即ち、印刷媒体10がセットされていない場合は、接続子Aを介して接続する後述するステップS113及びS114の搬送停止処理へ進む。
S102:ステップS101にて印刷媒体10がセットされていることが確認された場合は、続いて制御部101は媒体搬送制御部107に対して、給紙動作が開始するよう指示する。即ち、媒体搬送制御部107はピックアップローラ40を回転させ、印刷媒体10を1枚だけ媒体搬送路30へと送り出す。
S103:制御部101は媒体搬送制御部107に対して、媒体センサ91を監視することによって印刷媒体10の給紙開始を判定するよう指示する。
S104:ステップS103にて給紙に成功したときは、制御部101は媒体搬送制御部107に対して、媒体センサ91〜93により印刷媒体10の位置を監視しながら搬送ローラ対41及び42を駆動し、印刷媒体10を搬送させるよう指示する。ここで、所定の時間経過しても媒体センサ92がONにならないなど媒体搬送動作の異常を検出した場合は媒体搬送動作を停止するためステップS116へ進む。
S105:ステップS104にて、媒体センサ91がOFFになることにより、媒体センサ91にて印刷媒体10の後端を検出した場合は、制御部101は次ページの印刷を連続して行うかどうかを判定する。
S106:連続して印刷を行う場合は、制御部101は次ページを印刷するための給紙動作を開始するための図示しないタイマをセットする。このタイマがタイムアウトした場合は、新たにステップS101から次ページの媒体搬送動作が開始される。一方、ステップS105において連続して印刷を行わない場合は、タイマのセットを行わずステップS104に戻り、印刷媒体10の搬送を継続する。
S107:ステップS104にて、媒体センサ93が印刷媒体10の先端を検出して、ONとなった場合は、制御部101は印刷媒体10の媒体搬送動作を一時停止するかどうかを判定する。ここで、ステップS107において一時停止が必要と判断されるのは、第2の転写位置Q2における二次転写開始タイミングに対して、印刷媒体10が早く到着すると判定した場合である。なお、逆に媒体搬送に遅延が生じた場合についてはステップS210等において後述する。
S108:ステップS107にて、媒体搬送動作を一時停止する必要があると判定した場合、制御部101は媒体搬送制御部107に対し、媒体搬送動作を一時停止するよう指示する。
S109:そして、媒体搬送制御部107は制御部101からの媒体搬送動作の再起動指示を待つ。この一時停止中に媒体センサ92又は媒体センサ93のOFFを検出するなどの異常を検出した場合はステップS116へ進み、媒体搬送動作を停止する。
S110:ステップS109にて、搬送再開がされた場合は、制御部101は媒体搬送制御部107に対し、搬送ローラ対41及び42を再起勤し、印刷媒体10の搬送を再開するよう指示する。
S111:ステップS107にて媒体搬送動作を一時停止する必要がないと判断された場合及び前述のステップS110にて搬送が再開された場合、制御部101は媒体搬送制御部107に対し搬送ローラ対43において印刷媒体10のスキューを補正するよう指示する。
S112:続いて、制御部101は媒体搬送制御部107に対し、搬送ローラ対44〜46を駆動し、印刷媒体10を二次転写部75及び熱定着部80を経由して、媒体集積トレイ50へと搬送させるよう指示する。
S113:そして、制御部101は媒体搬送制御部107に対し、印刷媒体10の後端が媒体集積トレイ50の手前に設けられえた媒体センサ97を通過し、媒体センサ97がOFFとなったかどうか判定するよう指示する。
S114:制御部101は媒体搬送制御部107に対し、搬送ローラ対44〜46の駆動を停止させるよう指示する。二次転写部75から媒体センサ97までの間に、後続するページの印刷媒体10が搬送中であれば搬送ローラ対44〜46は駆動させたままとし、搬送中の全ての印刷媒体10が媒体集積トレイ50に排出された後、搬送ローラ対44〜46を停止させる。一方、他の印刷媒体10が搬送中でなければ、媒体搬送制御部107は搬送ローラ対44〜46を停止させ、媒体搬送動作を終了させる。
S115:ステップS103において、所定の時間経過しても媒体センサ91がONにならなかった場合、給紙ミスとして再度給紙動作を行う。このとき、給紙動作を所定の回数行っても媒体センサ91がONにならなかった場合は、次のステップS116の異常検出処理へ進み、給紙ジャムとして媒体搬送動作を停止させる。
S116:前述のようにステップS115、S104、S109、S113において媒体搬送動作の停止と判定された場合は、制御部101は異常検出処理として、媒体搬送制御部107に対し、全搬送ローラ対41〜46を停止させ、媒体搬送動作を終了するよう指示する。
図4及び図5は、第1の実施の形態に関する画像形成処理を説明するフローチャートである。
S201:先ず、制御部101はI/F部102が受信した印刷データから、画像形成部70が画像を形成するための画像データに変換する。
S202:そして、制御部101は生成された画像データの画像長を取得する。
S203:次に、制御部101は中間転写ベルト60が駆動中かどうか判断する。
S204:中間転写ベルト60が停止中であれば、制御部101はベルト駆動ローラ48を起動し、中間転写ベルト60を駆動させる。
S205:ステップS203にて、既に中間転写ベルト60が動作中である場合は先行するページの画像形成処理が動作中であることを示し、この場合は、制御部101は第1の転写位置Q1における中間転写ベルト60への一次転写開始タイミングを算出する。なお、この一次転写開始タイミングの算出処理については図6の第1の実施の形態に関する一次転写開始タイミングの算出処理を説明するフローチャートを用いて後述する。
S206:そして、制御部101は画像形成部70に対し、ステップS205にて算出した一次転写開始タイミングを待ち、一次転写開始タイミングにてステップS207に進み、第1の転写位置Q1において一次転写を開始するよう指示する。一次転写開始タイミングまでに用紙ジャムなどの異常が発生した場合は、接続子Bを介して接続する後述する図5のステップS224の印刷中止処理へ進む。
S207:そして、制御部101は画像形成部70に対し、画像メモリ103の画像データを基に中間転写ベルト60へのトナー像の転写を開始するよう指示する。
S208:次に、制御部101は、一次転写が正常に完了したかどうかを判定する。正常に完了した場合は、ステップS209へ移行する。
S209:制御部101は中間転写ベルト60を一時停止させるかどうかを確認する。即ち、一次転写を行うページよりも先行するページについて、第2の転写位置Q2の手前で給紙待ちが発生し、中間転写ベルト60を一時停止する必要がある場合には、例えば媒体搬送の遅延等の異常のため後述する図5のステップS216にて中間転写ベルト60の一時停止が必要となる旨の一時停止指示が図示しないレジスタ等にセットされており、この値を確認する。
S210:ステップS208にて用紙ジャム等の異常が発生した場合又は先行するページにおいて媒体搬送に遅延等の異常があり中間転写ベルト60の一時停止指示がある場合は、制御部101は、一次転写動作を中止するかどうかを判断する。
S211:ステップS210において、用紙ジャム等により印刷を継続できないと判断した場合は、制御部101は、一次転写動作の中止処理を行う。
S212:そして、制御部101は、中間転写ベルト60の停止処理を行い、接続子Bを介して接続する後述する図5のステップS224に進み、印刷中止処理を行う。
一方、ステップS209において、媒体搬送に遅延があり中間転写ベルト60の一時停止指示がある場合は、次のように一次転写動作を中止するかどうかを判断する。この判断方法は図8を用いて説明する。図8は第1の実施の形態に関する中間転写ベルトのトナー像の位置関係を示す説明図である。なお、図8においては、既に一次転写を完了した第1のトナー像としての先行するページのトナー像Tz(n−1)と、一次転写中の第2のトナー像としての後続するページのトナー像Tz(n)と、後続するページのトナー像Tz(n)のこれから一次転写する残りの部分(一次転写未完了の部分ln(n)を破線で示す)を示している。nは、2以上の整数で括弧内はページに対応し、ページの小さい方が先行するページのトナー像であることを示す。
先ず、ステップS202で取得した画像長及び一次転写完了の画像長に基づいて、第1の転写位置Q1から後続するページのトナー像Tz(n)の一次転写が完了するであろう位置までの距離、即ち一次転写未完了の部分ln(n)を第1の距離としての距離ln(n)を算出する。ここで、中間転写ベルト60の駆動を停止した後に再び駆動を開始し、所定の速度に達するまでに必要な距離をLαとする。この距離Lαは、中間転写ベルト60の速度、ベルト駆動ローラ48の特性等からあらかじめ求めて置くことができる。そして、先行するページのトナー像Tz(n−1)の先端から第2の転写位置Q2までの距離を第2の距離としての距離lmとすると、以下の数式(1)が成立する場合に後続するページのトナー像Tz(n)の一次転写を完了させることができると判断する。
ln(n)<lm−Lα ・・・(1)
即ち、上記数式(1)が成立する場合には、仮に、媒体搬送の遅延のため中間転写ベルト60を一時停止し、再起動することになった場合でも、距離lm分、中間転写ベルト60が矢印B方向に移動する間に、後続するページのトナー像Tz(n)の一次転写未完了の部分ln(n)の一次転写を完了することができる。従って、一次転写動作は中止されること無く継続され、再びステップS208にて一次転写の完了を待つ。
一方、上記数式(1)が不成立の場合には、トナー像Tz(n−1)の一次転写未完了の部分ln(n)の一次転写を完了できない場合があるので、用紙ジャム等により印刷を継続できないと判断された場合と同様に、ステップS211へと進み、印刷終了処理を行う。
再びステップS209に戻って、ステップS209にて中間転写ベルト60の一時停止指示がなかった場合は、中間転写ベルト60は駆動され続け、中間転写ベルト60上に形成されたトナー像Tz(n−1)及びTz(n)は第2の転写位置Q2へと進行を継続する。そして、接続子Cを介して接続する後述する図5のステップS215に進む。
S215:トナー像Tz(n−1)が所定の中間転写ベルト停止位置に到達した時に、制御部101は、印刷媒体10の給紙が完了しているか否かを媒体搬送制御部107に確認する。
図9は、第1の実施の形態に関する中間転写ベルトの停止位置を示す説明図である。図9に示したように、中間転写ベルト停止位置は、第2の転写位置Q2より距離L0だけ手前の位置である。この距離L0は、第2の転写位置Q2と媒体センサ94の距離とほぼ同じ距離になるようにあらかじめ決定される。即ち、トナー像Tz(n−1)がこの中間転写ベルト停止位置に到達したタイミングまでに、印刷媒体10(n−1)に搬送異常があって、印刷媒体10(n−1)が媒体センサ94の位置に到達していない場合、トナー像が第2の転写位置Q2に到達したタイミングでは、印刷媒体10(n−1)が第2の転写位置Q2に到達できないことを意味している。
S213:一方、ステップS209にて、一時停止指示があった場合は、制御部101は後述するステップS217〜S220にて先行するページにおいて、中間転写ベルト60が停止され再起動するまで待つ。
S214:この間に用紙ジャムなどの異常が発生した場合は、接続子Bを介して接続する図5のステップS224へと進み、制御部101は印刷中止処理を行う。一方、中間転写ベルト60が再起動されたときは、接続子Cを介して接続する図5のステップS215に進む。
S216:そして、ステップS215にて給紙が未完了の場合、制御部101は、後続するページの図4のステップS208、S209の画像形成処理にて確認される一時停止が必要となる旨の一時停止指示を図示しないレジスタ等にセットするとともに、中間転写ベルト60を一時停止させるタイミングを判定する。この一時停止タイミング判定処理の詳細は、図7の第1の実施の形態に関する中間転写ベルトの一時停止タイミングの判定処理を説明するフローチャートを用いて後述する。
S217:次に、制御部101は、ベルト駆動ローラ48を駆動させ、一時停止タイミングまで中間転写ベルト60を駆動する。
S218:ステップS216において決定されたタイミングに到達した時に、制御部101は、ベルト駆動ローラ48の駆動を停止させ中間転写ベルト60を停止させる。この一時停止タイミングまでに用紙ジャム等の異常が発生した場合はステップS224へと進み、印刷中止処理を行う。
S219:ステップS218にて中間転写ベルト60を一時停止させた後は、制御部101は、媒体搬送制御部107に対し、印刷媒体10の給紙動作が完了したかどうか確認する。この中間転写ベルト60の一時停止中に用紙ジャム等の異常が発生した場合もステップS224へと進み、印刷中止処理を行う。
S220:そして、媒体搬送制御部107により給紙が完了すると、制御部101は、第2の転写位置Q2でトナー像Tz(n−1)が印刷媒体10(n−1)に転写されるように、ベルト駆動ローラ48に対し、印刷媒体10(n−1)の媒体搬送動作と同期して中間転写ベルト60を再起動するよう指示する。
S221:一方、ステップS215にて給紙完了済みの場合或いは前述のステップS220において中間転写ベルト60が再起動された場合は、制御部101は中間転写ベルト60上のトナー像Tzが第2の転写位置Q2に到達するのを確認する。トナー像Tzが第2の転写位置Q2に到達する前に用紙ジャム等の異常が発生した場合はステップS224へと進み、印刷中止処理を行う。
S222:トナー像が第2の転写位置Q2に到達すると、制御部101は二次転写部75に対し二次転写動作を開始するよう指示する。二次転写部75では、中間転写ベルト60上の帯電したトナーの電位とは逆極性の電圧をローラ75−2に印加することによって、印刷媒体10上にトナー像Tzを二次転写させる。
S223:そして、ステップS202で取得した画像長の印刷が終了すると、制御部101は二次転写部75に対し、ローラ75−2ヘの逆極性電圧の印加を停止し、二次転写を完了するよう指示する。このとき、二次転写動作中に用紙ジャム等の異常が発生した場合はステップS224へ進み、印刷中止処理を行う。
S224:ここでは用紙ジャム等の異常が発生した場合の印刷中止処理を行う。即ち、制御部101は画像形成部70での一次転写動作、二次転写部75での電圧印加及びベルト駆動ローラ48を停止させるよう指示する。
次に、ステップS205にて行うページnのトナー像Tz(n)に対する一次転写開始タイミングの算出処理について説明する。図6は、第1の実施の形態に関する一次転写開始タイミングの算出処理を説明するフローチャートであり、図10、図11は、第1の実施の形態に関する一次転写開始タイミングの算出処理を示す説明図である。
S301:先ず、制御部101は中間転写ベルト60の一時停止待ち中かどうかを判定する。この一時停止待ち中とは、先行するページのトナー像Tz(n−1)又は更に先行するページのトナー像Tz(n−2)が所定の中間転写ベルト停止位置に到達した時に、ステップS215にて印刷媒体10の給紙が完了していないとして、ステップS216にて中間転写ベルト60の一時停止タイミングが判定され、ステップS217にて一時停止タイミングの到達を待っている状態である。
S302:ステップS301にて、中間転写ベルト60の一時停止待ち中である場合、制御部101は中間転写ベルト60の一時停止までにトナー像Tz(n)の一次転写を完了させることができるかどうかを判断する。
ここで、ステップS202において取得されたトナー像Tz(n)の画像長をln(n)、トナー像Tz(n−2)の現在の位置から一時停止する位置までの距離をlx、トナー像Tz(n−1)の後端とトナー像Tz(n)の先端との間に挿入されるページ間隔をLa、第1の転写位置Q1からトナー像Tz(n−1)の現在の後端までの未転写の距離をlzとすると、以下のような数式(2)が成立する場合はトナー像Tz(n)の一次転写が可能であると判断できる。
ln(n)<lx−La−lz ・・・ (2)
即ち、図10に示したように、トナー像Tz(n−2)の現在の位置から一時停止する位置までの距離lxが十分にあり、第1の転写位置Q1からトナー像Tz(n)の後端までの距離ln(n)+La+lzが一時停止する位置までの距離lxより短ければ、トナー像Tz(n)の一次転写が可能であると判断できる。
ここで、トナー像Tz(n−1)の一次転写が完了している場合は、図11に示したように、中間転写ベルト60が更に移動した状態であり、トナー像Tz(n−1)の後端が第1の転写位置Q1より進んだ状態である。この場合は、第1の転写位置Q1からトナー像Tz(n−1)の後端までの距離lzはマイナスの値とする。
S303:以上の判定方法により、ステップS302にて数式(2)が成立せず、中間転写ベルト60が一時停止するまでにトナー像Tz(n)の一次転写が完了できないと判断された場合は、制御部101は中間転写ベルト60が一時停止した後、再び起動するまでトナー像Tz(n)の一次転写の開始を待つ。従って、トナー像Tz(n)の一次転写開始タイミングは、中間転写ベルト60が再起動したタイミングからページ間隔となる距離La分、中間転写ベルト60が矢印B方向に移動したタイミングとなる。
S304:一方、ステップS302にて、数式(2)が成立し、中間転写ベルト60が一時停止するまでにトナー像Tz(n)の一次転写が可能と判断された場合、制御部101はそのまま継続してトナー像Tz(n−1)の残りの一次転写を行い、その一次転写が完了したタイミングを基点として後続するページのトナー像Tz(n)の一次転写を開始する。従って、トナー像Tz(n)の一次転写開始タイミングは、トナー像Tz(n−1)の(未転写の距離lz+ページ間隔La)分、中間転写ベルト60が矢印B方向に移動したタイミングとなる。
ここで、トナー像Tz(n−1)の未転写の距離lz+ページ間隔Laの値がマイナスの値となる場合は、次の通りである。図10に示したトナー像Tz(n−1)の位置は、図11に示すように矢印B方向に更に移動した状態となる。ここで前述のように第1の転写位置Q1からトナー像Tz(n−1)の後端までの距離lzは図中右方向がマイナスとなる。よって、(未転写の距離lz+ページ間隔La)の値がマイナスとなる場合は、第1の転写位置Q1からトナー像Tz(n−1)の後端までの距離lzがページ間隔La以上になった状態である。従って、後続するページのトナー像Tz(n)の生成を即時に開始し、即ち一次転写を即時に開始してもよく、トナー像Tz(n)の一次転写の開始タイミングは即時としてよい。
再びステップS301に戻って、中間転写ベルト60の一時停止待ち中ではなかった場合は、ステップS304へと進み、通常の連続印刷となるので、先行するページのトナー像Tz(n−1)の未転写の距離lz分、一次転写を行った後、ページ間隔La分、中間転写ベルト60が矢印B方向に移動した後、トナー像Tz(n)の一次転写を開始する。従って、トナー像Tz(n)の一次転写開始タイミングは、未転写の距離lz+ページ間隔Laとする。
次に、ステップS216にて行うページnのトナー像Tz(n)に対する中間転写ベルト60の一時停止タイミング判定処理について説明する。図7は、第1の実施の形態に関する中間転写ベルトの一時停止タイミングの判定処理を説明するフローチャートである。
S401:先ず、制御部101は、トナー像Tz(n)より後続するページに対応するトナー像Tz(n+x)が一次転写中かどうかを判定する。ここで、xは1以上の整数である。
S402:ステップS401にて、トナー像Tz(n+x)の一次転写中である場合、制御部101は、トナー像Tz(n+x)の一次転写を完了させることができるかどうかを判定する。
ここで、前述の数式(1)の場合と同様、中間転写ベルト60の駆動を停止した後に再び駆動を開始し、所定の速度に達するまでに必要な距離をLαとする。また、トナー像Tz(n)の先端から第2の転写位置Q2までの距離をlm、トナー像Tz(n+x)の一次転写完了までの距離をlnxとすると、前述の数式(1)の場合と同様、以下の数式(3)が成立する場合にトナー像Tz(n+x)の一次転写を完了させることができると判断できる。
lnx<lm−Lα・・・(3)
S403:ステップS402にて、数式(3)が成立し、トナー像Tz(n+x)の一次転写を完了させることができると判断された場合は、制御部101は、中間転写ベルト停止タイミングをトナー像Tz(n+x)の一次転写の完了後と判定する。
S404:一方、ステップS402にて、数式(3)が成立せず、トナー像Tz(n+x)の一次転写を完了できないと判断した場合は、トナー像Tz(n+x)の一次転写動作を即時停止し、中間転写ベルト60を即時停止させる。ステップS401にてトナー像Tz(n+x)の一次転写動作が行われていない場合も同様にステップS404へ進み一次転写動作を即時停止し、中間転写ベルト60を即時停止させる。
第1の実施の形態に関する画像処理装置の動作を図12〜図15のタイミングチャート及び前述の図3〜図7のフローチャートを用いて更に詳細に説明する。なお、図12〜図15において、一次転写処理、二次転写処理、中間転写ベルト駆動及び媒体搬送駆動のタイミングチャートを示す。
最初に、2ページの印刷動作において、媒体搬送に遅延が発生せず中間転写ベルト60を一時停止しないで通常印刷する場合は、図12に示した動作タイミングとなる。図12は第1の実施の形態に関する2ページを通常印刷する動作を説明するタイミングチャートである。なお、先行するページのトナー像をTz(1)、後続するページのトナー像をTz(2)として以下説明する。
先ず、給紙動作を開始する前に、タイミングt1−1において画像形成動作が開始され、中間転写ベルト60の駆動が開始される(図4のステップS204)。続いて、トナー像Tz(1)の一次転写処理がタイミングt1−2において開始される(図4のステップS207)。
そして、先行するページとなる印刷媒体10(1)の給紙動作がタイミングt1−3で開始され(図3のステップS102)、本例では、トナー像Tz(1)の一次転写処理はタイミングt1−4で完了する(図4のステップS208)。印刷媒体10(1)の給紙はタイミングt1−5にて完了する(図3のステップS103)。トナー像Tz(1)の二次転写動作はタイミングt1−6で開始され、タイミングt1−9で給紙が完了する(図5のステップS222、S223)。
本例では、印刷媒体10(1)の給紙動作の異常は検出されず、そのため一時停止指示が発生しないので、印刷媒体10(1)の搬送は継続される(図3のステップS103、S104、S107)。そして、トナー像Tz(2)の一次転写処理はタイミングt1−7において開始され、タイミングt1−10にて完了する(図4のステップS207、S208)。このトナー像Tz(2)の画像形成処理は、先行するページのトナー像Tz(1)の二次転写動作中であり中間転写ベルト60が駆動中であるため、一次転写開始タイミング判定処理に進む(図4のステップS203、S205)。
一次転写開始タイミングの算出処理では、中間転写ベルト60が一時停止することなく駆動中であるので、タイミングt1−4とタイミングt1−7の間隔は、トナー像Tz(1)の後端から距離Laだけ中間転写ベルト60が矢印B方向に進んだタイミングとなる(図4のS205、図6のS301、S304)。後続するページのトナー像Tz(2)のための印刷媒体10(2)は、タイミングt1−8で給紙が開始され、タイミングt1−11で給紙が完了する(図3のステップS102、S103)。トナー像Tz(2)の二次転写はタイミングt1−12で開始され、タイミングt1−13で完了する(図5のステップS222、S223)。
二次転写完了後、中間転写ベルト60はタイミングt1−14にて停止され、印刷媒体10(2)が排出完了したタイミングt1−15で媒体搬送動作も終了する(図3のステップS114)。
次に、2ページを印刷する場合で、先行するページの媒体搬送に遅延が発生しても、後続するページの一次転写を継続し、後続するページの一次転写完了後に中間転写ベルト60を一時停止させる場合の動作タイミング例を、図13及び図16を用いて説明する。図13は第1の実施の形態に関する一次転写を継続する場合の動作を説明するタイミングチャートであり、図16は、第1の実施の形態に関する一次転写を継続する場合のトナー像の位置関係を示す説明図である。ここで、図16に示したように、先行するページのトナー像をTz(3)、後続するページのトナー像をTz(4)として以下説明する。
先ず、タイミングt2−1で中間転写ベルト60の駆動を開始する(図4のステップS204)。続いて、先行するページのトナー像Tz(3)の一次転写動作をt2−2で開始し、タイミングt2−4で完了する(図4のステップS207、S208)。
後続するページのトナー像Tz(4)の画像形成処理は、タイミングt2−5で一次転写動作の開始である。しかしながら、この時点では媒体給紙が完了しておらず一次転写開始タイミングの算出処理に進む(図4のステップS203、S205)。
一次転写開始タイミングの算出処理では、中間転写ベルト60が駆動中であるので、トナー像Tz(3)の後端、即ちタイミングt2−4から距離La分、中間転写ベルト60が矢印B方向に進んだタイミングがトナー像Tz(4)の一次転写動作の開始タイミングとなる。この時点では、すでに中間転写ベルト60が開始タイミングまで進んでいるため、トナー像Tz(4)の一次転写動作は即時開始される(図4のS205、図6のS301、S304、図4のS207)。
一方、トナー像Tz(3)のための印刷媒体10(3)はタイミングt2−3で給紙が開始されるが、例えば用紙すべりにより給紙に失敗し、タイミングt2−6にて媒体搬送が停止され給紙リトライが行われる(図3のステップS102、S103、S115)。
この時のトナー像Tz(3)及びトナー像Tz(4)の位置関係は、図16に示した状態となっている。即ち、先行するページのトナー像Tz(3)が第2の転写位置Q2までの距離lmを残し、後続するトナー像Tz(4)の破線部分ln(4)を一次転写未完了の部分とした状態となっている。本例では、ln(4)の距離が短く、前述の数式(3)が成立し、ln(4)<lm−Lαとなり、中間転写ベルト60の一時停止が予定されていても、トナー像Tz(4)の一次転写を完了できる状態となっている。
トナー像Tz(3)の画像形成処理では、印刷媒体10(3)が給紙未完了の状態であるので、中間転写ベルト60の一時停止タイミングの判定処理に進む(図5のステップS215、S216)。
そして、一時停止タイミングの判定処理では、トナー像Tz(4)が一次転写中であること、及び前述の数式(3)が成立しトナー像Tz(4)の一次転写を完了できる場合であることを確認する。即ち、前記中間転写ベルト60の駆動は、一時停止せずに継続することになる。これにより、中間転写ベルト60の停止タイミングは、トナー像Tz(4)の後端が第1の転写位置Q1を通過後、即ち、トナー像Tz(4)の一次転写が完了するタイミングt2−7後と決定する(図7のステップS401、S402、S403)。
そして、タイミングt2−7にてトナー像Tz(4)の一次転写動作が完了すると、一時停止指示があることを確認し、中間転写ベルト60の再起動のタイミングを待つ(図4のステップS209、S213)。
一方、先行するページのトナー像Tz(3)の画像形成処理では、タイミングt2−8にて中間転写ベルト60の一時停止を行う(図5のステップS218)。印刷媒体10(3)の給紙処理では、タイミングt2−9にて給紙リトライにより給紙動作が再開される(図3のステップS115、S102)。
そして、タイミングt2−10にて給紙に成功すると(図3のステップS103)、トナー像Tz(4)の画像形成処理では、タイミングt2−11にて中間転写ベルト60が再起動される(図4のステップS213、S214)。
印刷媒体10(4)はタイミングt2−13で給紙開始され、タイミングt2−15で給紙完了後、媒体搬送動作が継続される。また、先行するページのトナー像Tz(3)の二次転写はタイミングt2−12で開始され、タイミングt2−14で完了する。引き続き後続するページのトナー像Tz(4)の二次転写がt2−16からt2−17まで実行された後、中間転写ベルト60がタイミングt2−18にて停止され、印刷媒体10(4)の排出完了後、媒体搬送動作もタイミングt2−19にて終了する。
次に、2ページを印刷する場合で、先行するページの媒体搬送に遅延が発生し、後続するページの一次転写を中止して中間転写ベルト60を一時停止させる場合の動作タイミング例を、図14及び図17を用いて説明する。図14は第1の実施の形態に関する一次転写を中止する場合の動作を説明するタイミングチャートであり、図17は、第1の実施の形態に関する一次転写を中止する場合のトナー像の位置関係を示す説明図である。ここで、図17に示したように、先行するページのトナー像をTz(5)、後続するページのトナー像をTz(6)として以下説明する。
先ず、タイミングt3−1で中間転写ベルト60の駆動を開始する(図4のステップS204)。続いて、トナー像Tz(5)の一次転写動作をタイミングt3−2で開始する(図4のステップS207)。トナー像Tz(5)の一次転写動作はタイミングt3−4で完了する(図4のステップS208)。
後続するページのトナー像Tz(6)の画像形成処理は、タイミングt3−5で開始される。この時点では印刷媒体10(5)の給紙が完了しておらず、一次転写開始タイミングの算出処理に進む(図4のステップS203、S205)。
一次転写開始タイミングの算出処理では、中間転写ベルト60が駆動中であるので、先行するページのトナー像Tz(5)の後端、即ちタイミングt3−4から距離La分、中間転写ベルト60が進んだタイミングが後続するページのトナー像Tz(6)の一次転写動作の開始タイミングとなる。この時点では、すでに中間転写ベルト60が開始タイミングまで進んでいるため、後続するページのトナー像Tz(6)の一次転写動作は即時開始される(図4のS205、図6のS301、S304、図4のS207)。
先行するページのトナー像Tz(5)のための印刷媒体10(5)はタイミングt3−3で給紙は開始されるが、用紙すべりにより給紙に失敗し、タイミングt3−6にて媒体搬送動作が一時停止され給紙リトライが行われる(図3のステップS102、S103、S115)。
この時のトナー像Tz(5)及びトナー像Tz(6)の位置関係は、図17に示した状態となっている。即ち、先行するページのトナー像Tz(5)が第2の転写位置Q2までの距離lmを残し、後続するトナー像Tz(6)の破線部分ln(6)を一次転写未完了の部分とした状態となっている。本例では、ln(6)の距離が長く、前述の数式(3)が成立せず、ln(6)≧lm−Lαとなり、中間転写ベルト60が一時停止するとトナー像Tz(5)の一次転写を完了できない状態となっている。
トナー像Tz(5)の画像形成処理では、印刷媒体10(5)が給紙未完了の状態であるので、中間転写ベルト60の一時停止タイミングの判定処理に進む(図5のステップS215、S216)。
そして、一時停止タイミングの判定処理では、トナー像Tz(6)が一次転写中であること、及び前述の数式(3)が成立せずトナー像Tz(6)の一次転写を完了できない場合であることを確認する。そして、中間転写ベルト60の停止タイミングを、即時停止としタイミングt3−8と決定する(図7のステップS401、S402、S404)。
そして、タイミングt3−7においてトナー像Tz(6)の一次転写動作は中止され中間転写ベルト60が停止され、トナー像Tz(6)のページの印刷動作は終了する。
印刷媒体10(5)の給紙処理ではタイミングt3−9にて給紙リトライにより給紙動作が再開される(図3のステップS115、S102)。そして、タイミングt3−10にて給紙に成功すると(図3のステップS103)、トナー像Tz(5)の画像形成処理は、タイミングt3−11にて中間転写ベルト60が再起動される(図4のステップS213、S214)。
トナー像Tz(5)の二次転写はタイミングt3−12からタイミングt3−13で行われる。その後、印刷媒体10(5)の排出を完了してタイミングt3−14にて媒体搬送動作は終了する。
本例では、後続するページの印刷動作は完了していないため、印刷媒体10(6)の給紙動作は開始されなくてもよい。また、中間転写ベルト60上にはタイミングt3−5からタイミングt3−7において途中まで形成されたトナー像Tz(6)が残存している。このため、タイミングt3−15からt3−16にてトナー像Tz(6)が二次転写部75を通過する間は、印刷媒体10への二次転写時とは逆の電圧印加を行い、トナー像Tz(6)が媒体搬送路30に付着しないように制御している。トナー像Tz(6)は、クリーナ76を通過するときに中間転写ベルト60から払拭される。
次に、1ページの画像長が長く、中間転写ベルト60を一時停止すると一次転写を完了できなくなる場合の動作タイミング例を、図15及び図18を用いて説明する。図15は第1の実施の形態に関する印刷動作を中止する場合の動作を説明するタイミングチャートであり、図18は、第1の実施の形態に関する印刷動作を中止する場合のトナー像の位置関係を示す説明図である。ここで、図18に示したように、印刷するページのトナー像をTz(7)として以下説明する。
先ず、タイミングt4−1で中間転写ベルト60の駆動を開始する(図4のステップS204)。続いて、トナー像Tz(7)の一次転写動作をタイミングt4−2で開始する(図4のステップS207)。トナー像Tz(7)のための印刷媒体10(7)はタイミングt4−3で給紙開始されるが、用紙すべりにより給紙に失敗し、タイミングt4−4にて媒体搬送動作が一時停止され給紙リトライが行われる(図3のステップS102、S103、S115)。
この時のトナー像Tz(7)の位置関係は、図18の位置関係となっている。即ち、トナー像Tz(7)が第2の転写位置Q2までの距離lmを残し、当該トナー像Tz(7)の後端の破線部分ln(7)を一次転写未完了の部分とした状態となっている。本例では、ln(7)の距離が長く、前述の数式(3)が成立せず、ln(7)≧lm−Lαとなり、中間転写ベルト60が一時停止するとトナー像Tz(7)の一次転写を完了できない状態となっている。
そして、タイミングt4−4にて、トナー像Tz(7)の一次転写が実行中であるため、画像形成処理は一次転写を継続するかどうかを判定する(図4のステップS208、S210)。そして、本例では、前述の数式(3)が成立せず、中間転写ベルト60を一時停止させると、トナー像Tz(7)の一次転写未完了の部分ln(7)の一次転写を完了できない場合があると判断されるので、トナー像Tz(7)の一次転写動作はタイミングt4−5で中止される(図4のステップS211)。また、中間転写ベルト60もタイミングt4−6にて停止され、印刷動作は終了する(図4のステップS212、S224)。
なお、図15及び図18の説明では、印刷するページのトナー像をTz(7)のみとして説明したが、これに限らない。即ち、後続するページのトナー像をTz(8)がある場合は、前述のタイミングt4−6の中間転写ベルト60の一時停止を行い、かつ、後続するページのトナー像Tz(8)の画像形成動作が開始前であるときは、後続するページのトナー像Tz(8)の画像形成動作を開始しないようにすることも可能である。
以上詳細に述べたように第1の実施の形態に関する画像形成装置100によれば、印刷媒体10の搬送に遅延が発生した場合でも、中間転写ベルト60上に途中まで形成された後続するページのトナー像Tzを無駄に破棄することなく、同時に、トナー像Tzのクリーニング及びトナー像Tzの再形成動作をなくし、印刷効率を向上することができる。
なお、第1の実施の形態に関する画像形成装置の説明では、画像形成装置100は、上位装置200から受信した印刷データに基づいて画像形成処理を行う構成として説明した。しかしこれに限らず、図示しないスキャナなどの読取部が原稿を読み取って生成した画像データに基づいた画像形成処理を行う構成、或いは電話回線を経由して受信したFAXデータに基づいて画像形成処理を行う構成であってもよい。また、第1の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、媒体収納トレイ20を一つ備えた構成として説明したが、複数の媒体収納部を有する構成であってもよい。
100 画像形成装置
10 印刷媒体
30 媒体搬送路
40 ピックアップローラ
41〜46 搬送ローラ対
60 中間転写ベルト
70 画像形成部
71〜74 トナー像形成部
75 二次転写部
91〜97 媒体センサ
Tz トナー像
Tz(n−1) 先行するページのトナー像
Tz(n) 後続するページのトナー像
Q1 第1の転写位置
Q2 第2の転写位置

Claims (8)

  1. 無端状の中間転写ベルトを有し、トナー像を形成する画像形成手段から前記中間転写ベルトに対しトナー像を転写する第1の転写位置と、搬送路を搬送される印刷媒体に前記中間転写ベルト上の前記トナー像を転写する第2の転写位置を有する画像形成装置において、
    複数ページの前記トナー像を印刷するとき、先行するページに相当する印刷媒体に搬送異常があって、前記印刷媒体の搬送が前記第2の転写位置に到達できないことが判断されたとき、
    前記第1の転写位置における後続するページの前記トナー像の転写未完了部分の第1の距離をln(n)とし、前記先行するページの前記トナー像の先端から前記第2の転写位置までの第2の距離をlmとし前記中間転写ベルトを停止した後に再開するまでに必要な距離をLαとしたとき、ln(n)<lm−Lα ・・・(1)
    の関係が成立する場合、前記第1の転写位置における前記後続するページの前記トナー像の前記転写未完了部分の転写を継続し、前記転写未完了部分の転写が完了するまでは前記中間転写ベルトの駆動を一時停止せず継続することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー像の前記転写未完了部分の転写の完了後、前記中間転写ベルトを一時停止し、前記中間転写ベルトの再起動後、前記第2の転写位置で前記先行するページの前記トナー像を印刷媒体に転写することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記(1)式の関係が成立しない場合、前記第1の転写位置における前記後続するページの前記トナー像の前記転写未完了部分の転写を中止し、前記中間転写ベルトの駆動を停止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. トナー像を形成する画像形成手段と、表面に前記トナー像が転写される無端状の中間転写ベルトと、印刷媒体を搬送する搬送手段とを有し、
    前記画像形成手段で形成された印刷用の前記トナー像を前記中間転写ベルト上に第1の転写位置で転写し搬送した後、前記中間転写ベルト上の前記トナー像を第2の転写位置で前記搬送手段により搬送された印刷媒体に転写する画像形成装置において、
    先行するページの第1のトナー像及び後続するページの第2のトナー像からなる複数ページの前記トナー像を印刷するとき、前記中間転写ベルト上に転写された前記第1のトナー像が前記第2の転写位置に到達するタイミングに前記印刷媒体を所定の位置まで搬送できないと判断され、
    且つ、前記第1の転写位置における前記第2のトナー像の転写未完了部分の第1の距離をln(n)とし、前記第1のトナー像の先端から前記第2の転写位置までの第2の距離をlmとし、前記中間転写ベルトを停止した後に再開するまでに必要な距離をLαとしたとき、ln(n)<lm−Lα ・・・(1)
    の関係が成立すると判断された場合に、
    前記第1の転写位置での画像形成手段による画像形成動作の完了後に前記中間転写ベルトを一時停止することを特徴とする画像形成装置。
  5. 記第2の転写位置で前記第1のトナー像が前記印刷媒体に転写されるように、前記搬送手段による前記印刷媒体の媒体搬送動作と同期して前記中間転写ベルトを再起動することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段は前記第1のトナー像に続いて前記第2のトナー像の形成を行う場合であって、
    前記(1)式の関係が成立しないと判断された場合に、
    前記画像形成手段は前記第2のトナー像形成動作を中止し、且つ、前記第1のトナー像が前記第2の転写位置に到達する前に、前記中間転写ベルトを停止することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段は、前記第1のトナー像に続いて前記第2の前記トナー像の形成を指示されている場合であって、
    前記第2の転写位置に前記第1のトナー像が到達するタイミングに前記印刷媒体を所定の位置まで搬送できないと判断され、
    かつ、前記第1の転写位置で前記画像形成手段による前記第2のトナー像の形成動作が開始前であるときは、前記第2のトナー像の形成を開始しないことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成手段で作成されたトナー像を無端状の中間転写ベルトに対し第1の転写位置で転写する第1の転写工程と、
    印刷媒体を搬送路へ搬送する媒体搬送工程と、
    前記中間転写ベルト上の前記トナー像を前記媒体搬送工程により搬送される前記印刷媒体に対し、第2の転写位置で転写する第2の転写工程と、
    複数ページの前記トナー像を印刷するとき、先行するページに相当する印刷媒体に搬送異常があって、前記トナー像が前記第2の転写位置に到達するタイミングでは、前記印刷媒体が前記第2の転写位置に到達できないことを判断する搬送判断工程と、
    前記第1の転写位置における後続するページの前記トナー像の転写未完了部分の第1の距離をln(n)とし、前記先行するページの前記トナー像の先端から前記第2の転写位置までの第2の距離をlmとし前記中間転写ベルトを停止した後に再開するまでに必要な距離をLαとしたとき、ln(n)<lm−Lα ・・・(1)
    の関係を算出する算出工程と、
    前記搬送判断工程で前記印刷媒体が前記第2の転写位置に到達できないことを判断され、前記算出工程で前記(1)式が成立したとき、前記第1の転写工程での画像形成手段による画像形成動作の完了後に前記中間転写ベルトの駆動を一時停止する中間転写ベルト駆動停止工程を含むことを特徴とする画像形成装置の画像形成方法。
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