JP6057087B2 - 直流電源装置 - Google Patents
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Description
本発明は、交流電源からの交流電圧を整流する整流回路と、リアクトルを介して交流電源からの交流電圧を短絡・開放するスイッチング手段とを備えて直流出力電圧を得る直流電源装置に関するものであり、特にスイッチング手段の過電流保護に関する。
スイッチング手段を用いて、リアクトルを介して交流電源からの交流電圧を短絡・開放することによって、交流電源からの交流電圧を所望の直流電圧に変換する従来の直流電源装置においては、外的要因によってスイッチング手段の短絡タイミングや短絡時間が一時的に不正規な状態となっても、スイッチング手段に定格電流以上の大電流が流れて、当該スイッチング手段が破壊されることのないよう、一般にスイッチング手段に対する過電流保護手段が備えられている。
スイッチング手段の過電流保護手段は、通常、スイッチング手段に流れる電流を検出するために、スイッチング手段のオン時に電流が流れる経路上に配置された電流検出抵抗(電流検出用の低抵抗値の抵抗)や電流センサなどから成る電流検出手段と、電流検出手段によって検出された電流値が所定の値を超えた場合にスイッチング手段を強制的にオフ状態とする駆動部とを備えている。このように構成されたスイッチング手段の過電流保護手段は、スイッチング手段に過電流が流れたとき、この過電流を検出してスイッチング手段を強制的にオフ状態とすることにより、スイッチング手段に流れる電流の最大値を抑制して、当該スイッチング手段を保護している。
図9は、スイッチング手段の過電流保護を有する従来の直流電源装置の構成の一例を示すものである。
図9に示す従来の直流電源装置は、交流電源101を整流する整流回路102と、負荷100に電力を供給する平滑コンデンサ104と、整流回路102と平滑コンデンサ104との間に接続された力率改善回路103とを有して構成されている。力率改善回路103は、リアクトル105と順方向接続のダイオード106とを直列接続し、この直列接続回路に対してスイッチング素子107aを並列接続して、構成されている。また、図9に示す従来の直流電源装置においては、スイッチング素子107aに直列に接続された電流検出抵抗109を備えている。この直流電源装置は、スイッチング素子107aのオン時に流れる電流を電流検出抵抗109により検出し、電流検出抵抗109により検出された電流値が所定の電流値以上となった場合にスイッチング素子107aを強制的にオフ状態とすることにより、当該スイッチング素子107aに過電流が流れて、スイッチング素子107aが破壊されることを防止する構成を有している(例えば、特許文献1参照)。
図9に示すように、従来の直流電源装置においては、入力電流をフィードバック制御するために用いられる電流検出手段(図9では電流検出抵抗108)とは別に、過電流保護のために専用の電流検出手段(図9では電流検出抵抗109)を備えた構成がよく知られている。
しかしながら、上記従来の直流電源装置においては、過電流保護のための電流検出手段を、原理上、スイッチング手段(スイッチング素子)のオン時に電流が流れる経路上に配置しなければならなかった。そのため、スイッチング素子の基準電位が平滑コンデンサのGND電位と異なる主回路構成を有する直流電源装置(例えば、図10に示す従来の直流電源装置の構成)では、過電流保護用の電流検出手段からの出力情報を制御部または制御部と同じ基準電位で動作するスイッチング手段107の駆動回路側で用いる場合には、両者間を絶縁して電気的に接続する絶縁回路が必要となる。
また、上記のような絶縁回路を用いずに過電流保護動作を行う方法としては、従来、スイッチング素子と基準電位を同じくして動作するトランジスタやコンパレータなどで構成された保護回路(例えば、図11に示す従来の直流電源装置における保護回路110)を備えて制御部とは独立して保護動作させる方法がよく知られている。しかし、このような保護回路の構成を有する直流電源装置の場合には、基準電位の異なる複数のスイッチング素子を有する主回路構成を持つ直流電源装置(例えば、図12に示す従来の直流電源装置の構成)においては、それぞれのスイッチング素子(107a,107b)毎に電流検出手段と保護回路を設ける必要があるために、過電流保護のための回路が大型化してしまうという課題を有していた。
本発明は、上記の従来の課題を解決するものであり、スイッチング素子の基準電位が平滑コンデンサのGND電位と異なる主回路構成を有する直流電源装置においても、保護回路のために新たな絶縁回路を必要としない直流電源装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の直流電源装置は、
交流電源からの交流電圧を整流する整流回路と、
リアクトルを介して入力された前記交流電源からの電圧を短絡・開放するスイッチング部と、
前記整流回路の出力側に設けられた平滑コンデンサと、
前記スイッチング部を駆動して前記交流電源からの入力電流波形を制御する制御部と、
前記整流回路の出力側に設けられ、前記スイッチング部のオフ時に前記平滑コンデンサを充電する電流が流れる経路に配置された電流検出部と、
前記スイッチング部の連続オン時間を制限するオン時間制限部と、
前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合に前記スイッチング部のターンオンを禁止させる過電流判定部と、を備えている。
交流電源からの交流電圧を整流する整流回路と、
リアクトルを介して入力された前記交流電源からの電圧を短絡・開放するスイッチング部と、
前記整流回路の出力側に設けられた平滑コンデンサと、
前記スイッチング部を駆動して前記交流電源からの入力電流波形を制御する制御部と、
前記整流回路の出力側に設けられ、前記スイッチング部のオフ時に前記平滑コンデンサを充電する電流が流れる経路に配置された電流検出部と、
前記スイッチング部の連続オン時間を制限するオン時間制限部と、
前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合に前記スイッチング部のターンオンを禁止させる過電流判定部と、を備えている。
本発明の直流電源装置においては、主回路構成におけるスイッチング部の配置に関係なく、スイッチング部のターンオン開始時にスイッチング部に流れる電流の最大値を制限し、かつ、オン時間制限部によって1回のオン期間中に増加するスイッチング部に流れる電流の増加量を制限することができる。この結果、本発明によれば、一般に制御部の基準電位(GND電位)となる平滑コンデンサのGND電位と異なる基準電位で動作するスイッチング部を有する場合においても、保護回路のために新たな絶縁回路を必要とせずに精度の高い過電流保護制御を実現することができる。
本発明の直流電源装置は、スイッチング素子の基準電位が平滑コンデンサのGND電位と異なる主回路構成を有する直流電源装置においても、保護回路のために新たな絶縁回路を必要としない直流電源装置を提供することができる。
本発明に係る第1の態様の直流電源装置は、
交流電源からの交流電圧を整流する整流回路と、
リアクトルを介して入力された前記交流電源からの電圧を短絡・開放するスイッチング部と、
前記整流回路の出力側に設けられた平滑コンデンサと、
前記スイッチング部を駆動して前記交流電源からの入力電流波形を制御する制御部と、
前記整流回路の出力側に設けられ、前記スイッチング部のオフ時に前記平滑コンデンサを充電する電流が流れる経路に配置された電流検出部と、
前記スイッチング部の連続オン時間を制限するオン時間制限部と、
前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合に前記スイッチング部のターンオンを禁止させる過電流判定部と、を備えている。
交流電源からの交流電圧を整流する整流回路と、
リアクトルを介して入力された前記交流電源からの電圧を短絡・開放するスイッチング部と、
前記整流回路の出力側に設けられた平滑コンデンサと、
前記スイッチング部を駆動して前記交流電源からの入力電流波形を制御する制御部と、
前記整流回路の出力側に設けられ、前記スイッチング部のオフ時に前記平滑コンデンサを充電する電流が流れる経路に配置された電流検出部と、
前記スイッチング部の連続オン時間を制限するオン時間制限部と、
前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合に前記スイッチング部のターンオンを禁止させる過電流判定部と、を備えている。
上記のように構成された本発明に係る第1の態様の直流電源装置は、主回路構成におけるスイッチング部の配置に関係なく、スイッチング部のターンオン開始時にスイッチング部に流れる電流の最大値を制限し、かつ、オン時間制限部によって1回のオン期間中に増加するスイッチング部に流れる電流の増加量を制限することができる。この結果、本発明によれば、一般に制御部の基準電位(GND電位)となる平滑コンデンサのGND電位と異なる基準電位で動作するスイッチング部を有する場合においても、保護回路のために新たな絶縁回路を必要とせずに精度の高い過電流保護制御を実現することができる。
本発明に係る第2の態様の直流電源装置においては、前記第1の態様における前記電流検出部の一端を前記平滑コンデンサのマイナス端子に接続してもよい。上記のように構成された本発明に係る第2の態様の直流電源装置は、電流検出部として抵抗を用いることが可能となるため、前記第1の態様と同様の効果を安価な構成で得ることができる。
本発明に係る第3の態様の直流電源装置は、前記第1の態様または第2の態様において、前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合、前記電流検出部によって検出される電流値が前記基準電流値よりも低く設定された第2の基準電流値よりも低くなるまで前記スイッチング部のターンオン禁止を継続するよう構成してもよい。上記のように構成された本発明に係る第3の態様の直流電源装置は、断続的に過電流状態になるような状況下に置かれた場合において、過電流状態に入る周期を長くすることができるため、過電流状態になる頻度を低減することにより、スイッチング部の温度上昇をより低く抑えることが可能となる。
本発明に係る第4の態様の直流電源装置は、前記第1の態様または第2の態様において、前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合、所定の時間が経過するまで前記スイッチング部のターンオン禁止を継続するよう構成してもよい。上記のように構成された本発明に係る第4の態様の直流電源装置は、前記第3の態様の構成と同様、断続的に過電流状態になるような状況下に置かれた場合において、スイッチング部の温度上昇をより低く抑えることが可能となる。
本発明に係る第5の態様の直流電源装置は、前記第1の態様または第2の態様において、前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合、前記制御部がリセットされるまで前記スイッチング部のターンオン禁止を継続するよう構成してもよい。上記のように構成された本発明に係る第5の態様の直流電源装置は、断続的に過電流状態になるような状況下におかれた場合には、スイッチング部による昇圧動作を停止することで、スイッチング部の温度上昇を、前記第4の態様または第5の態様の構成に比べてさらに低く抑えることができる。
本発明に係る第6の態様の直流電源装置においては、前記第1の態様乃至第5の態様のいずれかの態様における前記制御部が、前記スイッチング部の駆動信号をPWM制御によって出力生成するものであって、かつ、前記オン時間制限部が、PWMのデューティ比に最大値を設けることによって前記スイッチング部の連続オン時間を制限するよう構成してもよい。上記のように構成された本発明に係る第6の態様の直流電源装置は、前記第1の態様の構成における効果を、簡単な構成にて実現することができる。
本発明に係る第7の態様の直流電源装置において、前記第1の態様乃至第5の態様のいずれかの態様における前記オン時間制限部は、前記制御部からの前記スイッチング部の駆動信号のオン・オフに対応して充放電される時定数回路を備え、該時定数回路の充電電圧に基づいて、前記スイッチング部の連続オン時間を制限するよう構成してもよい。上記のように構成された本発明に係る第7の態様の直流電源装置は、保護回路のために新たな絶縁回路を必要としない過電流保護制御を実現することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態において説明する構成に限定されるものではなく、同等の技術的思想に基づく構成を含むものである。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る実施の形態1の直流電源装置の構成を一部ブロックで示す図である。
図1は、本発明に係る実施の形態1の直流電源装置の構成を一部ブロックで示す図である。
図1に示すように、本発明に係る実施の形態1の直流電源装置は、交流電源1の一端に接続されたリアクトル2と、リアクトル2を介して交流電源1を短絡・開放する双方向性のスイッチング手段であるスイッチング部3と、スイッチング部3を駆動する駆動部4と、スイッチング部3の両端に交流入力端がそれぞれ接続された整流回路5と、整流回路5の直流出力端間に接続された平滑コンデンサ6と、マイクロコンピュータなどで構成される制御部7と、交流電源1の両ライン間に接続された交流電圧位相検出部8と、を備えている。交流電圧位相検出部8としては、例えば、ゼロクロス検出回路などで構成される。制御部7は、交流電圧位相検出部8から得られる交流電源1の電圧位相情報をもとに、平滑コンデンサ6に接続された負荷9へ供給される直流電圧が所望の直流電圧となるようにスイッチング部3を短絡・開放させるためのスイッチング駆動信号を生成する。
実施の形態1の直流電源装置におけるスイッチング部3は、双方向性のものであればよく、例えば、ダイオードブリッジの出力端間をIGBTで短絡するように組み合わせた回路(ダイオードブリッジの交流入力端がスイッチング部3の両端に相当する)や、各々ソース端子を共通として逆向きに直列接続された2個のパワーMOSFET等で構成することができる。
スイッチング手段であるスイッチング部3の制御方法としては、一般にアクティブフィルタと呼ばれる構成により、約20kHz以上の比較的高い周波数でスイッチング動作を行って、交流電源1からの入力電流を略正弦波状の波形となるように制御しながら、入力電流の振幅を調整することで、平滑コンデンサ6の直流出力電圧を所望の電圧に制御する方法を用いてもよい。または、入力電流自体の電流フィードバック制御は行わずに、交流電源1の電源周期の1/2周期ごとにスイッチング部3の短絡・開放動作を数回程度行うことで、スイッチング部3の短絡幅の調整によって平滑コンデンサ6の直流出力電圧に対する電圧フィードバック制御を行う方法でもよい。いずれの制御方法も公知であり、よく知られており、かつ、直流電圧フィードバックや入力電流フィードバックの有無は本発明に直接関係しないため、その制御方法の詳細については記載を省略する。
さらに、実施の形態1の直流電源装置は、整流回路5の直流出力ライン上にあってスイッチング部3のオフ期間に平滑コンデンサ6を充電する向きに流れる電流を検出する電流検出手段である電流検出部10と、電流検出部10によって検出された電流の値が予め定められた基準電流値Iocを超えているか否かを判定する過電流判定部11と、スイッチング部3の連続オン時間を制限するオン時間制限部12とを備える。
実施の形態1の直流電源装置における駆動部4は、制御部7からのスイッチング駆動信号に基づいてスイッチング部3を短絡・開放する。
ただし、過電流判定部11において、電流検出部10により検出された電流値が基準電流値Iocを越えて過電流状態にあると判定された場合には、制御部7からのスイッチング駆動信号によらず、スイッチング部3を強制的にオフ状態に固定する。
図2(a)はオン時間制限部12の具体的な回路構成の一例を示す回路図である。図2(b)は、図2(a)に示したオン時間制限部12の動作時の波形を示す図である。
図2(a)に示すように、オン時間制限部12におけるコンデンサC1は、制御部7からのスイッチング駆動信号がオンの場合に、抵抗R1および抵抗R2を介して充電されて電圧が上昇し、最大連続オン時間Tmaxを経過した時にコンパレータCOMP1の出力が反転するように時定数が調整されている。
コンパレータCOMP1の出力が反転するまでは、スイッチング駆動信号のオン・オフがそのままオン時間制限部12の出力として出力されるが、コンパレータCOMP1の出力反転時には、スイッチング駆動信号がオンであってもオン時間制限部12の出力信号は、オフとなる。
また、制御部7からのスイッチング駆動信号がオフの場合には、コンデンサC1は、抵抗R2のみを介して放電される。
例えば、コンデンサC1の充電時間に対して放電時間が1桁以上短くなるように回路の時定数を設定することにより、スイッチング駆動信号のオフ中、すなわち、次のオン信号を受けるまでにコンデンサC1の電圧を十分低い値に戻すことができる。
なお、オン時間制限部12は、制御部7からのスイッチング部3に対するスイッチング駆動信号のオン・オフに対応して充放電される時定数回路を備えて、この時定数回路の充電電圧に基づいて、スイッチング部3の連続オン時間を制限するよう構成してもよい。その場合の時定数回路は、スイッチング駆動信号のオン時に充電され、オフ時に放電するよう構成してもよいし、スイッチング駆動信号のオフ時に充電され、オン時に放電するよう構成してもよい。
以上により、オン時間制限部12は、図2(b)に示すように、制御部7からのスイッチング駆動信号において、予め定められた最大連続オン時間Tmaxに達する連続オン信号が発生した場合に、スイッチング部3を強制的にターンオフし、その後、少なくとも制御部7からのオン信号が継続している期間、スイッチング部3を強制的にオフ状態に保つようにスイッチング駆動信号を修正している。
図3(a)は、実施の形態1の直流電源装置において、スイッチング部3のオン期間中に電流が流れる経路を示す図である。
図3(a)に示すように、スイッチング部3のオン時にスイッチング部3に流れる電流は、交流電源1からの入力電流の大きさに等しく、電流検出部10には電流が流れない。実際には、ターンオン時に電流検出部10にリカバリー電流が流れるが、本発明の直流電源装置の内容に関係しないため、図中では無視している。
次に、図3(b)は、実施の形態1の直流電源装置において、スイッチング部3のオフ時に電流が流れる経路を示す図である。
図3(b)に示すように、電流検出部10には、スイッチング部3のオフ時には入力電流に等しい電流が流れることが理解できる。
なお、図3(a)および図3(b)は、交流電源1の交流電圧の瞬時値が正の場合の電流の流れを示す図であるが、交流電源1の瞬時電圧が負の場合も同様であるため、記載を省略する。
図4は、実施の形態1の直流電源装置における、スイッチング駆動信号と入力電流との関係の一例を示す図である。
図4に示すように、スイッチング駆動信号中における任意のオン期間Ton(図4においては、オンの開始点をA点、オンの終了点をB点と記載)中における電流値の増加分ΔIonを考えると、この電流の増加量ΔIonは、交流電源1の交流電圧の瞬時値の最大値をVp(>0)、リアクトル2のインダクタンス値をLとして、次式(1)で表される。
ΔIon≦(Vp/L)×Ton (1)
実施の形態1の直流電源装置においては、何らかの理由により制御部7からのスイッチング駆動信号中のオン信号幅が正常動作時に比べて大きくなった場合においても、オン時間制限部12によって連続オン信号の最大幅がTmax以下に制限されている。このため、1回のオン期間中にスイッチング部3を流れる電流の増加量ΔIonは、いかなる場合でも下記の関係式(2)を満足する。
ΔIon≦(Vp/L)×Tmax (2)
さらに、実施の形態1の直流電源装置は、スイッチング部3のオフ時にはスイッチング部3のターンオン直前の状態であるオフ時において、電流検出部10を流れる電流値が基準電流値Ioc以下でなければ、制御部7からのスイッチング駆動信号がオンになっても、スイッチング部3をターンオンさせない構成である。このため、いかなる場合においても、スイッチング部3のオン時にスイッチング部3を流れる電流の最大値Imaxは、次式(3)で算出される電流値Imax以下に制限される。
Imax=Ioc+(Vp/L)×Tmax (3)
以上のように、実施の形態1の直流電源装置は、スイッチング部3を構成するスイッチング素子の最大電流定格とリアクトル2のインダクタンス値Lに合わせて、基準電流値Iocおよび最大連続オン時間Tmaxを設定しておくことにより、スイッチング部3を構成するスイッチング素子に流れる最大電流値をImax以下に制限することができる。
なお、実際にスイッチング部3のオフ期間を設定するにあたっては、ターンオフ時間を考慮する必要があるため、最大連続オン時間Tmaxの設定においてもターンオフ時間を考慮する必要があることは言うまでもない。
また、本発明に係る実施の形態1の直流電源装置は、平滑コンデンサ6に流れる電流を検出する経路に電流検出部10を有している。このため、本発明の直流電源装置においては、スイッチング部3のオフ時に流れる電流の向きだけでなく、その逆向きの電流についても検出できる回路構成でさえあれば、スイッチング部3のターンオン時に流れる整流回路5中のダイオードによるリカバリー電流についても検出し、保護することが可能である。
さらに、本発明の直流電源装置においては、リアクトル2のコア材料として、珪素鋼板を用いると、センダストなどの高周波材料系のコアで構成した場合と比べて比較的大きなインダクタンスを安価に得られるので、最大連続オン期間Tmax中の電流の増加量ΔIonをより小さく抑えることができる。
通常、基準電流値Iocは、直流電源装置の実動作範囲における最大電流値に合わせて設定されるため、電流の増加分ΔIonをより小さく抑えることによって、本発明の直流電源装置においては、スイッチング部3として、電流定格がより小さな値を有するスイッチング素子の使用が可能になるという効果を奏する。
また、本発明の直流電源装置は、過電流状態が連続して発生する頻度を削減するために、過電流判定部11において、基準電流値Iocにヒステリシスを設けることが好ましい。このように構成された本発明の直流電源装置においては、スイッチング部3のオフ時に電流検出部10に流れる電流が基準電流値Iocを一旦越えた場合、基準電流値(第1基準電流値)Iocよりも小さな値(第2基準電流値)に設定された電流値まで下がらない限り、スイッチング部3をターンオンさせず、オフ状態を継続するように制御することでき、直流電源装置に対する過電流保護において効果的な構成となる。
また、本発明の直流電源装置において、スイッチング部3のオフ時に電流検出部10に流れる電流が基準電流値Iocを一旦越えた場合には、所定の時間が経過するまでスイッチング部3がターンオンしないように制御しても同様の効果を得ることができる。
さらに、スイッチング部3のオフ時に電流検出部10に流れる電流が基準電流値Iocを1回でも越えた場合には、制御部7が一旦リセット(例えば、再始動)されるまでターンオンしないように制御することによって、過電流状態が断続的に発生する可能性をなくすことができる。このように構成することにより、本発明の直流電源装置における過電流時のスイッチング素子の温度上昇をより小さく抑えることができる。
なお、本発明の直流電源装置においては、スイッチング部3の連続オン時間を制限する手段として、オン時間制限部12と駆動部4とが必ずしも独立した関係にある必要はなく、駆動部は連続オン時間が最大連続オン時間Tmax以上になったことを検出する連続オン時間検出部(図示せず)を備えており、連続オン時間が最大連続オン時間Tmax以上になったときに、駆動部においてスイッチング部3を強制的にオフにするように制御してもよい。
また、本発明に係る実施の形態1の直流電源装置として、スイッチング部3が整流回路5の交流側に配置された主回路を持つ例で示したが、図5に示すように、スイッチング部が整流回路の直流側に配置された、一般的な1石型の主回路構成においても、同様の効果を奏することは言うまでもない。
以上のように、本発明の直流電源装置は、実施の形態1において説明したように、スイッチング手段(スイッチング部3)の連続オン時間を制限する回路を備えて、1回のオン時間内にスイッチング手段を流れる電流が増加する電流増加量ΔIonを抑制する構成を有している。また、本発明の直流電源装置は、スイッチング手段のオフ期間にコンデンサを充電する電流を、整流回路の出力側に接続されたコンデンサのマイナス端子に接続された電流検出手段(電流検出部10)を用いて検出しており、所定の基準電流値を越えている場合にはスイッチング手段のターンオンを禁止することにより、主回路構成におけるスイッチング素子の個数によらず単一の電流検出手段だけを用いて、スイッチング手段に流れる電流値を(Ioc+ΔIon)に抑制することができる構成となっている。
さらに、本発明の直流電源装置においては、電流検出手段(電流検出部10)を平滑コンデンサのマイナス端子に接続することにより、電流検出用の抵抗を用いて電流値を簡単に検出することができるため、安価に過電流保護回路を構成することが可能である。
(実施の形態2)
図6は、本発明に係る実施の形態2の直流電源装置の構成を一部ブロックで示す図である。
図6は、本発明に係る実施の形態2の直流電源装置の構成を一部ブロックで示す図である。
図6に示すように、本発明に係る実施の形態2の直流電源装置は、交流電源1の一端に接続されたリアクトル2と、交流電源1からの交流電圧を直流に整流するために、交流電源1の両ライン間にリアクトル2を介してその交流入力端が接続された整流回路5と、リアクトル2を介して交流電源1を短絡・開放するために、整流回路5を構成する4個のダイオードのうちの2個のダイオード5aおよび5bと並列に、電流の流れる向きが逆となる方向に接続されたスイッチング素子3aおよび3bと、整流回路5の直流出力端間に接続された平滑コンデンサ6と、スイッチング素子3aおよび3bを有するスイッチング部3のスイッチング駆動信号を生成する制御部7と、を備えている。このように構成された実施の形態2の直流電源装置は、平滑コンデンサ6に接続された負荷9に対して直流電圧を供給する。
さらに、実施の形態2の直流電源装置においては、実施の形態1の直流電源装置と同様に、整流回路5の直流出力ライン上にあってスイッチング部3のオフ時に平滑コンデンサ6を充電する向きに流れる電流を検出する電流検出部10と、電流検出部10によって検出された電流の値が予め定められた基準電流値Iocを超えているか否かを判定する過電流判定部11と、スイッチング部3の連続オン時間を制限するオン時間制限部12と、を備えている。
特に、電流検出部10を平滑コンデンサ6のGND側に接続して配置する場合には、電流検出部10として、抵抗の使用が可能となり、必要に応じてOPアンプ等で増幅することにより、回路を簡単に構成することができる。
図7(a)および図7(b)は、実施の形態2の直流電源装置において、スイッチング部3のオン時に電流が流れる経路を示す図であり、図7(a)は、交流電源1の瞬時電圧が正の場合において電流が流れる経路を示している。図7(b)は、交流電源1の瞬時電圧が負の場合において電流が流れる経路を示している。
図7(a)および図7(b)に示すように、スイッチング部3がオン状態、すなわち、スイッチング素子3aまたは3bがオンの場合には、交流電源1の電圧位相によらず、電流検出部10には電流が流れないため、オンとなっているスイッチング素子(スイッチング素子3aまたは3b)を流れる電流を直接検出することはできない。スイッチング素子3aまたは3bのオン期間をTon、リアクトル2を流れる電流、すなわち、オン期間中にスイッチング素子3aまたは3bを流れる電流の増加量をΔIonとすると、実施の形態1の直流電源装置と同様に、電流の増加量ΔIonは、交流電源1の電圧波高値Vpとリアクトル2のインダクタンス値Lを用いて算出される下記関係式(4)に示す値以下となる。
ΔIon≦(Vp/L)×Ton (4)
したがって、実施の形態1の直流電源装置と同様、オン時間制限部12によって、1回の連続オン時間を最大連続オン時間Tmax以下に制限することによって、1回のオン期間中にスイッチング部3(スイッチング素子3aまたは3b)に流れる電流の増加量ΔIonは、下記関係式(5)に示す値以下に制限される。
ΔIon≦(Vp/L)×Tmax (5)
次に、図8(a)および図8(b)は、スイッチング部3のオフ時に電流が流れる経路を示す図である。図8(a)は、交流電源1の瞬時電圧が正の場合に電流が流れる経路を示しており、図8(b)は、交流電源1の瞬時電圧が負の場合に電流が流れる経路を示している。
図8(a)および図8(b)に示すように、スイッチング部3がオフ、すなわち、スイッチング素子3aおよび3bがオフの場合には、交流電源1の電圧位相によらず、電流検出部10には、交流電源1からの入力電流の大きさに等しい電流が流れる。
実施の形態2の直流電源装置は、スイッチング素子3aおよび3bがオフの場合に流れる入力電流を、電流検出部10によって常に検出することができる。このため、実施の形態2の直流電源装置においては、オフ時の入力電流の大きさが基準電流値Iocを越えている場合には、駆動部4において、制御部7からのスイッチング駆動信号がオンになってもターンオンしない保護動作が実行されている。この結果、実施の形態2の直流電源装置においては、スイッチング部3を構成するスイッチング素子3aおよび3bに流れる電流値の最大値を以下の式(6)に示す値Imaxよりも小さく保つことができる。
Imax=Ioc+(Vp/L)×Tmax (6)
以上のことから、実施の形態2の直流電源装置は、スイッチング部3のオン期間中にスイッチング部3に流れる電流を検知する手段を持たなくても、スイッチング部3のオフ時に電流が流れる経路に配置された電流検出部10を用いることによって、基準電位の異なる複数のスイッチング素子(例えば、3aおよび3b)で構成される主回路構成を有する場合においても、単一の電流検出部10により過電流保護動作を実現することが可能である。
直流電源装置には、もともとスイッチング部3を駆動するための絶縁回路、もしくはレベルシフト回路を、スイッチング部3のドライブ回路として有しているため、得られたスイッチング駆動信号を前記のドライブ回路に供給することにより、特別に絶縁回路やレベルシフト回路を必要とせず、スイッチング部3を構成するスイッチング素子の過電流保護を簡単に実現することが可能である。
さらに、スイッチング部3をマイクロコンピュータ等の制御部7を用いてPWM制御によってオン・オフ制御を行っている場合には、PWM出力の最大オンデューティ比を制限することによって、オン時間制限部12を簡単に構成することができる。
特に、交流電源1の電源周期あたりのスイッチング部3のスイッチング回数が多くなるほど、1回あたりの連続オン時間を短く設計することができる。その結果、最大連続オン時間Tmax中の電流の増加量ΔIonをより小さく抑えることができるため、実施の形態2の直流電源装置においては、電流定格のより小さなスイッチング素子の使用が可能になる。
また、上記のように実施の形態2の直流電源装置においては、直流電源装置の主回路が、基準電位の異なる複数のスイッチング素子によって構成される場合においても、単一の電流検出手段である電流検出部10により過電流保護回路の構成が可能な直流電源装置を構築することができる。
以上のように、本発明の直流電源装置は、スイッチング手段であるスイッチング部のオフ時に出力コンデンサ(平滑コンデンサ)を充電する電流を検出する電流検出手段である電流検出部と、電流検出部で検出された電流が過電流か否かを判定する過電流判定部と、スイッチング部の連続オン時間を制限するオン時間制限部を設けることにより、直流電源装置の主回路を構成するスイッチング素子の基準電位や個数によらず、絶縁回路が不要の単一の電流検出部にて簡単に過電流保護を構成することができる。
本発明の直流電源装置は、スイッチング手段であるスイッチング部の連続オン時間を制限する回路を備えて1回のオン時間内にスイッチング部を流れる電流が増加する電流増加量ΔIonを抑制するとともに、スイッチング部のオフ期間に出力コンデンサ(平滑コンデンサ)を充電する電流を、整流回路の出力側に接続された出力コンデンサのマイナス端子に接続された電流検出手段である電流検出部を用いて検出するよう構成されている。このため、本発明の直流電源装置においては、所定の基準電流値を越えている場合には、スイッチング部のターンオンを禁止することにより、主回路構成におけるスイッチング素子の個数によらず単一の電流検出部だけを用いて、スイッチング部に流れる電流値を(Ioc+ΔI)に抑制することが可能となる。
本発明の直流電源装置においては、電流検出手段である電流検出部を出力コンデンサのマイナス端子に接続することにより、電流検出用の抵抗を用いて電流値を簡単に検出することができる。このため、本発明の直流電源装置は、安価に過電流保護回路を構築することが可能となる。
本発明の直流電源装置においては、オン時間制限部によって、スイッチング手段であるスイッチング部の連続オン時間を最大連続オン時間Tmax以下に制限することにより1回のオン期間においてスイッチング手段を流れる電流の増加量ΔIonを制限することができる。
また、本発明の直流電源装置においては、スイッチング手段のオフ期間に流れる電流が所定の基準電流値Iocよりも大きい場合にスイッチング手段のターンオンを禁止することにより、スイッチング手段のターンオン開始時にスイッチング手段に流れる電流値の最大値を基準電流値Ioc以下に制限することができる。このため、本発明の直流電源装置においては、スイッチング手段のオン時にスイッチング手段に流れる電流値の最大値を(Ioc+ΔIon)に制限することにより過電流保護を行うことができる。
本発明の直流電源装置は、直流電源装置の主回路を構成するスイッチング素子の基準電位や個数によらず、絶縁不要の単一の電流検出部にて簡単に過電流保護を構成できるため、交流電源からの交流電圧を一旦直流電圧に変換して、負荷へ電力供給する冷蔵庫、洗濯機、ヒートポンプ給湯機などの各種機器への用途に適用することができる。
1 交流電源
2 リアクトル
3 スイッチング部
5 整流回路
6 平滑コンデンサ
7 制御部
9 負荷
10 電流検出部
12 オン時間制限部
2 リアクトル
3 スイッチング部
5 整流回路
6 平滑コンデンサ
7 制御部
9 負荷
10 電流検出部
12 オン時間制限部
Claims (7)
- 交流電源からの交流電圧を整流する整流回路と、
リアクトルを介して入力された前記交流電源からの電圧を短絡・開放するスイッチング部と、
前記整流回路の出力側に設けられた平滑コンデンサと、
前記スイッチング部を駆動して前記交流電源からの入力電流波形を制御する制御部と、
前記整流回路の出力側に設けられ、前記スイッチング部のオフ時に前記平滑コンデンサを充電する電流が流れる経路に配置された電流検出部と、
前記スイッチング部の連続オン時間を制限するオン時間制限部と、
前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合に前記スイッチング部のターンオンを禁止させる過電流判定部と、を備えた直流電源装置。 - 前記電流検出部の一端が前記平滑コンデンサのマイナス端子に接続されている請求項1に記載の直流電源装置。
- 前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合、前記電流検出部によって検出される電流値が前記基準電流値よりも低く設定された第2の基準電流値よりも低くなるまで前記スイッチング部のターンオン禁止を継続するよう構成された請求項1または2に記載の直流電源装置。
- 前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合、所定の時間が経過するまで前記スイッチング部のターンオン禁止を継続するよう構成された請求項1または2に記載の直流電源装置。
- 前記電流検出部によって検出された電流値が予め定められた基準電流値を超えた場合、前記制御部がリセットされるまで前記スイッチング部のターンオン禁止を継続するよう構成された請求項1または2に記載の直流電源装置。
- 前記制御部は、前記スイッチング部の駆動信号をPWM制御によって出力生成するものであって、かつ、前記オン時間制限部は、PWMのデューティ比に最大値を設けることによって前記スイッチング部の連続オン時間を制限するよう構成された請求項1から5のいずれか一項に記載の直流電源装置。
- 前記オン時間制限部は、前記制御部からの前記スイッチング部の駆動信号のオン・オフに対応して充放電される時定数回路を備え、該時定数回路の充電電圧に基づいて、前記スイッチング部の連続オン時間を制限するよう構成された請求項1から5のいずれか一項に記載の直流電源装置。
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