JP6053400B2 - 現像剤収納ユニット、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤収納ユニット、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、及び画像形成装置に使用される現像剤収納ユニット及びこれを用いた現像装置、プロセスカートリッジ並びに画像形成装置に関するものである。
画像形成装置は、例えば電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するもので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置等が含まれる。カートリッジは、少なくとも現像手段と現像剤を収納した現像装置を一体的に構成して画像形成装置本体に着脱可能にしたものや、現像装置と少なくとも感光体を有する感光体ユニットを一体的に構成して画像形成装置本体に着脱可能にしている。
また現像剤収納容器および現像剤収納ユニットは、画像形成装置またはカートリッジに収納され、少なくとも現像剤を収納するための可撓性容器を備えている。
従来の電子写真画像形成装置では、電子写真感光体及びそれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このようなプロセスカートリッジでは、図18で示す様に現像剤を収納する現像剤収納枠体31に設けた開口部を封止部材であるトナーシール32で封止している。そして、使用時にトナーシール32の接合部33を引き剥がすことで開口部が開封され現像剤の供給が可能となる方式が広く採用されている(特許文献1、図13)。
また、プロセスカートリッジ製造時に現像剤の充填工程でプロセスカートリッジ内に現像剤が飛散する問題に対して変形可能な内部容器を用いたものが考案されている(特許文献1、図1)。
特開平4−66980号公報
しかし、特許文献1の構成のプロセスカートリッジでは、プロセスカートリッジ内に現像剤が残っていても現像剤の排出が十分に行われない場合があった。
そこで、本発明は、プロセスカートリッジ内の現像剤を効率的に排出することができる現像剤収納ユニット及びこれを用いた現像装置、プロセスカートリッジ並びに画像形成装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の現像剤収納ユニットは、画像形成に用いられる現像剤収納ユニットであって、枠体と、前記枠体の内部に設けられ、現像剤を収納し、画像形成時に前記現像剤が排出される開口部を有する可撓性容器と、前記枠体の内部に設けられ、前記可撓性容器を押圧して変形させる押圧部材と、前記枠体に設けられ、前記可撓性容器を前記枠体に係止する係止部と、前記可撓性容器が前記係止部によって係止される被係止部とを有し、前記押圧部材が前記可撓性容器を押圧した場合に、前記可撓性容器が前記係止部に対して移動可能となるように保持され、前記押圧部材が前記可撓性容器を押圧した場合に、前記可撓性容器が前記係止部に対して重力方向と反対方向の成分を有する所定の方向に移動可能であり、前記可撓性容器の重力方向と反対方向の端部と前記枠体との間に前記可撓性容器が前記押圧部に押圧された場合に移動できる空間が設けられていることを特徴とする
本発明によれば、押圧部材が可撓性容器を押圧した場合に、前記可撓性容器が係止部に対して移動可能となるように保持される。このため、可撓性容器に収納されている現像剤が少なくなった場合に、押圧部材による可撓性容器からの現像剤の排出動作が十分でない場合であっても、可撓性容器が移動されることにより効果的に現像剤の排出を行うことができる。
本発明の実施形態の画像形成装置の構成を示す断面図である。 図1に示す画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態における現像剤袋の断面からの斜視図である。 本発明の実施形態の現像ユニットの断面図である。図4(a)は、現像ユニットの開口部から封止部材が剥がされる前の状態を示す現像ユニット全体の断面図、図4(b)は、現像ユニットの開口部から封止部材が剥がされている状態を示す拡大断面図、図4(c)は現像ユニットの開口部から封止部材が完全に剥がされた状態を示す拡大断面図である。 本発明の実施形態の現像ユニットの構成を示す断面図であり、現像剤袋内に現像剤が多く残っている場合に、押圧部材が現像剤袋を押圧している状態を示している。 本発明の実施形態の現像ユニットの構成を示す断面図であり、現像剤袋内に現像剤が多く残っている場合に、現像剤袋から押圧部材が離れた状態を示している。 本発明の実施形態の現像剤袋の被係止部と枠体の係止部とを示す図である。図7(a)は、被係止部及び係止部の断面図であり、図7(b)は、係止部の斜視図である。 本発明の実施形態の現像ユニットの構成を示す断面図であり、現像剤袋内の現像剤が少なくなった場合に、押圧部材が現像剤袋を押圧している状態を示している。 本発明の実施形態の現像ユニットの構成を示す断面図であり、現像剤袋内の現像剤が少なくなった場合に、現像剤袋から押圧部材が離れた状態を示している。 本発明の他の実施形態の現像ユニットの構成を示す断面図であり、現像剤袋内に現像剤が多く残っている場合に、押圧部材が現像剤袋を押圧している状態を示している。 本発明の他の実施形態の現像ユニットの構成を示す断面図であり、現像剤袋内に現像剤が多く残っている場合に、現像剤袋から押圧部材が離れた状態を示している。 本発明の他の実施形態の現像剤袋の被係止部と枠体の係止部とを示す図である。図12(a)は係止部と被係止部の断面を重力方向に対して垂直な方向から見た断面図、図12(b)は被係止部と係止部の断面を重力方向の上下方向から見た断面図、図12(c)は係止部と被係止部の斜視図である。 本発明の他の実施形態の現像ユニットの構成を示す断面図であり、現像剤袋内の現像剤が少なくなった場合に、押圧部材が現像剤袋を押圧している状態を示している。 本発明の他の実施形態の現像ユニットの構成を示す断面図であり、現像剤袋内の現像剤が少なくなった場合に、現像剤袋から押圧部材が離れた状態を示している。 本発明の他の実施形態の被係止部と係止部の円筒状部材の柱部分との係止の関係を示す図である。図15(a)は現像剤袋から押圧部材が離れた際の被係止部と係止部の円筒状部材の柱部分の断面図、図15(b)は現像剤袋が押圧部材により押されている際の被係止部と係止部の円筒状の柱部分の断面図である。 本発明の他の実施形態の被係止部の穴の形状と係止部の円筒状の柱部分との係止の状態を示す断面図である。図16(a)〜図16(f)は、被係止部の穴と係止部の様々は形状の例を示す断面図である。 本発明の他の実施形態の隙間を設けていない場合の現像剤袋16の係止の状態を示す図である。図17(a)は現像剤袋から押圧部材が離れた際の被係止部と係止部の柱部分の断面図、図17(b)は現像剤袋が押圧部材により押されている際の被係止部と係止部の柱部分の断面図である。図17(c)は現像剤袋から押圧部材が離れた際の被係止部と係止部の柱部分の断面図である。図17(d)は現像剤袋から押圧部材が離れた際の被係止部と係止部の断面図である。図17(e)は現像剤袋が押圧部材により押されている場合の被係止部と係止部の断面図である。 従来の画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジの現像剤の収納部の様子を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。
以下の説明で、現像剤袋は、少なくとも、可撓性容器と可撓性容器に設けられた現像剤を排出するための開口部を有するものを指す。
現像剤収納ユニットは、少なくとも現像剤袋と現像剤袋を収納する枠体を備えるものである。
<実施形態1>
(画像形成装置の構成概要)
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置の構成を示す断面図である。
画像形成は画像形成装置本体Bの下部に装着されたシートカセット6から搬送ローラ7によってシートS(画像形成媒体)を搬送し、このシート搬送と同期して、感光体ドラム11に露光装置8から選択的な露光をして潜像を形成する。現像剤は、スポンジ状の現像剤供給ローラ23によって現像ローラ13(現像剤担持体)に供給され、現像ブレード15により現像ローラ13の表面に薄層担持される。現像ローラ13に現像バイアスを印加して、潜像に応じて現像剤を供給することで所望の現像剤像となるように現像される。この像を転写ローラ9へのバイアス電圧印加によってシートSに転写する。シートSは定着装置10へ搬送され画像定着され、排出ローラ1によって画像形成装置本体Bの上部の排出部3に排出される。
(プロセスカートリッジの構成概要)
図2は、図1に示す画像形成装置本体Bに装着されるプロセスカートリッジAの構成を示す主断面図である。
図2に示すように、プロセスカートリッジAは、クリーニングユニット24と現像ユニット38(現像剤収納ユニット)とを一体的に備えており、図1に示す画像形成装置本体Bに着脱可能に構成されている。
クリーニングユニット24には、像担持体である感光体ドラム11の周囲に帯電手段である帯電ローラ12と、クリーニング手段として弾性を有するクリーニングブレード14とが設けられている。
現像ユニット38は、枠体17と、枠体18とを有する。枠体17と枠体18とで囲まれる内部には、現像ローラ13、現像ブレード15、現像剤供給ローラ23、及び現像剤を収納した可撓性の現像剤袋16(可撓性容器)が設けられている。なお、現像ローラ13と、現像ブレード15は、枠体17に支持されている。
(現像剤袋の構成)
図3は、現像剤袋16の構成を示す斜視図である。
図3に示すように現像剤袋16は内部に現像剤を収納しており、可撓性を有し、形状が変形可能な袋状のものであり、収納した現像剤を排出するために排出部35に複数の開口部35aを備えている。
現像剤袋16は、現像剤を収納するための立体形状部を有する収納部16aとシート部16bとが接合した構造をしている。
複数の開口部35aはそれぞれ長丸形状である。また複数の開口部35aの形状は長丸以外にも丸穴や長方形等にしてもよい。開口部35aの形状、大きさは、現像剤袋16から排出されるべきトナー排出量や開口部35a付近の強度等から適宜、選択される。
また開口部35aは画像形成時に重力方向Gに現像剤が供給されるように下方向に開くように配置される。
図4は、現像ユニット38の断面図である。図4(a)は、現像ユニット38の開口部35aから封止部材19が剥がされる前の状態を示す現像ユニット38全体の断面図、図4(b)は、現像ユニット38の開口部35aから封止部材19が剥がされている状態を示す拡大断面図、図4(c)は現像ユニット38の開口部35aから封止部材19が完全に剥がされた状態を示す拡大断面図である。
図4(a)に示すように使用前は開口部35aの周囲22を封止部材19の一端で封止して、トナーを現像剤袋16内に収納している。封止部材19の他端は押圧部材21に係合されている。
また、枠体18には現像剤袋16を係止するための係止部18aが設けられている。さらに、現像剤袋16には、係止部18aが係合する被係止部16dが設けられている。現像剤袋16の重力方向Gの上側には、現像剤袋16と枠体17との間に、現像剤袋16を重力方向Gの上方向に移動可能とするための内部空間40が設けられている。ここで内部空間40の大きさは現像剤袋16を重力方向Gの上側に移動させる移動量に応じて設定すればよい。
(現像剤袋の係止)
次に、枠体18の係止部18aと現像剤袋16の被係止部16dと係合について説明する。
図5は現像剤袋16が押圧部材21により押されている際の現像ユニット38の断面図である。図7(a)は、現像剤袋16と枠体18との被係止部16d及び係止部18aの断面図であり、図7(b)は、枠体18の係止部18aの斜視図である。
図7に示すように枠体の係止部18a(突出部)は丸みを有する先端部分18dと細い円筒状の柱部分18eを有する形状である。
ここで枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eに現像剤袋16の被係止部16dを嵌めることで現像剤袋16を枠体18に係合させている。 なお、先端部分18dが丸みを有するのは、組立時に現像剤袋16を枠体18の係止部18aに上から押し付けることで容易に装着できるようにするためである。
枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eの径をG1とし、現像剤袋16の被係止部16dの穴径G2とすると、G1<G2の関係がある。また、円筒状の柱部分18eの高さ(図7の垂直方向)をH1とし、現像剤袋16の被係止部16dの周囲の現像剤袋16の厚みをH2とすると、H2<H1の関係がある。
このため、現像剤袋16の被係止部16dの穴の径方向にはG2とG1との差分の隙間があり、高さ方向(H)にはH2とH1との差分の隙間がある。このため、現像剤袋16は、穴の径方向にはG2とG1との差分の隙間分移動可能であり、高さ方向にはH2とH1との差分の隙間分移動可能である。
また図5で示すように、現像剤袋16の被係止部16dの重力方向Gの上側には、現像剤袋16を重力方向Gの上方向(重力方向と反対方向、所定の方向)に移動可能とする現像剤袋16の折りたたみ部16qを設けている。現像剤袋16が枠体18に取り付けられた際、現像剤の重みで現像剤袋16は重力方向Gの下方向に下がり、現像剤袋の折りたたみ部16qが維持された状態、すなわち、折りたたみ部16qが折り返された状態で保持される。
(押圧部材の構成)
図5に示すように押圧部材21は軸部材21a(回転体)と、軸部材21aに固定された押圧シート21bを備えており、枠体17と枠体18とで囲まれる空間の内部に回転可能に設けられている。
画像形成装置本体Bからの駆動手段により回転駆動され矢印Cの方向に押圧部材21が回転する。押圧シート21bは断面が四角い軸部材21aの一面に固定されて、軸部材21aと共に回転する。また、図4に示すように押圧部材21は封止部材19の一端と係合しており、封止部材19を巻き取る手段を兼ねている。
(押圧部材の開封動作)
現像剤袋16の開口部35aの開封動作について図4を用いて説明する。
開封動作は、図4(a)に示す状態から図4(b)に示す状態の順に行われる。すなわち、現像ユニット38の最初の使用時に押圧部材21が矢印C方向に回転して封止部材19を矢印Dの方向に引っ張り、開口部35aが露出していく。図4(c)は開封が終わった状態を示しており、開口部35aが完全に露出し現像剤袋16内からトナーが矢印Iの方向に排出可能とされる。
(現像剤が多い場合の排出動作)
次に現像剤袋16内部に現像剤が十分に収納されている場合の現像剤袋16からの現像剤排出動作について図5、図6を用いて説明する。図6は現像剤袋16から押圧部材21が離れた際の現像装置の断面図である。
図5に示すように押圧シート21bは弾性を有していいるため、現像剤袋16の開口部35a付近を矢印J方向に押す。このとき現像剤袋16内部の現像剤の重さで押圧シート21bが変形し、もとの形状に回復しようとする弾性力で現像剤袋16を押圧する。この押圧力により現像剤袋16は矢印J方向に変形し、現像剤袋16を重力方向Gの上方向に移動させる力も働く。 しかし、現像剤袋16の内部に現像剤が十分に収納されている間は、現像剤の重さの方が現像剤袋16を重力方向上側に移動させる力よりも大きいので、現像剤袋16の重力方向Gの上方向への移動量は抑えられる。そのため現像剤袋16と枠体18との間の内部空間40は、空いた状態で維持される。
また、現像剤袋16は重力方向Gの下方向に下がった状態で維持され、現像剤袋の折りたたみ部16qの折り返しが維持された状態となる。現像剤袋16は収納するトナーを介して枠体18に矢印J方向に押さえつけられ、現像剤袋16の開口部35a付近が変形する。また現像剤袋16は押圧シート21bにより押され内容積が少なくなる。このように現像剤袋16の容積減と全体形状の変化により、現像剤袋16の内部の現像剤は撹拌され、それにより開口部35aから現像剤が排出されやすくなる。
またこのとき現像剤袋16は開口部35a以外閉じており開口部35a以外に現像剤の逃げ道が無いため開口部35aから排出される。このような排出作用により矢印Iの方向に現像剤を排出しやすい。
また枠体17、18の内部に設けられて押圧部材21が現像剤袋16を枠体18に押し付けるように押圧することで現像剤の排出性を向上させる事が出来る。
さらに、図6で示すように更に押圧部材21の回転が進み押圧シート21bが現像剤袋16から離れる。この時、現像剤袋16は可撓性を有しているため収納する現像剤の重さで押圧される前の状態に回復しようとする(矢印K)。そして、また押圧シート21bは回転し、図5で示すように現像剤袋16を枠体18に押し現像剤袋16が変形することを繰り返す。この繰り返しで開口部35a付近以外の現像剤も動かされ、その結果、開口部35aより排出される。
以上説明したように、押圧部材21が回転することによって、押圧部材21の押圧による現像剤袋16の変形、収縮と、現像剤袋16内部の現像剤の重さと現像剤袋16の可撓性による形状回復とを繰り返し、現像剤袋16が振動し、この振動によっても現像剤袋16内部の現像剤が開口部35aから排出される。
尚、現像剤袋16内部に現像剤が十分に収納されている間は、現像剤の重さの方が現像剤袋16を重力方向上側に移動させる力よりも大きいので、現像剤袋16は重力方向Gの上方向への移動は抑えられ、現像剤袋16と枠体18との間の内部空間40が空いた状態で維持されて現像剤袋16の収縮と形状回復が繰り返される。
(現像剤が少なくなった場合の排出動作)
画像形成を行い現像剤袋16内の現像剤が少なくなった場合の現像剤袋16からの現像剤の排出動作について図8、図9を用いて説明する。図8は収納する現像剤が少なくなった現像剤袋16を押圧部材21が押圧している際の現像装置の断面図であり、図9は収納する現像剤が少なくなった現像剤袋16から押圧部材21が離れた際の現像ユニット38の断面図である。
開封直後は前述したように収納する現像剤の重さにより押圧シート21bが変形しながら現像剤袋16の開口部35a付近を変形させることによって、現像剤袋16の収縮と形状回復とを繰り返し、現像剤袋16からの現像剤の排出を行う。
しかし収納する現像剤が少なくなると、図8及び図9に示すように現像剤袋16を重力方向上側に移動させる力の方が現像剤の重さよりも大きくなる。このため、図8に示すように押圧シート21bが収納する現像剤が少なくなった現像剤袋16を押すと、押圧シート21bの形状を大きく変化させるほどの重量がなくなり、現像剤袋16を重力方向Gの上方向に移動させる力が働く。
このとき、枠体の係止部18aに対して現像剤袋16の被係止部16dが重力方向Gの上側への移動が規制される位置まで移動し、現像剤袋16の被係止部16dの重力方向Gの上側に設けている現像剤袋16の折りたたみ部16qが伸ばされる。そして現像剤袋16は枠体18に接触するように重力方向Gの上方向に内部空間40を用いて移動する。ここで内部空間40の重力方向Gの幅を、現像剤袋16の重力方向Gの上側への移動量以上にすれば、現像剤袋16の最大の移動量を確保出来る。
また内部空間40の重力方向Gの幅が現像剤袋16の重力方向Gの上側への移動量以下の場合でも、現像剤袋16が押圧シート21bに押されることで、現像剤袋16は枠体18に接触し、現像剤袋16の開口部35a付近が変形することで、現像剤袋16の重力方向Gの上側への最大の移動量を確保出来る。
更に押圧部材21の回転が進み押圧シート21bが現像剤袋16から離れると、現像剤の重みで現像剤袋16は重力方向Gの下方向に移動し、再び現像剤袋の折りたたみ部16qおよび現像剤袋16と枠体18の間の内部空間40が形成される。更に押圧シート21bが現像剤袋16を押すことで、現像剤袋16は周期的に重力方向Gの上下方向の移動を繰り返す。
このように収納する現像剤が少なくなった場合には、現像剤袋16内容積の変化による排出効果は少なくなるが、現像剤袋16と押圧部材21が周期的に接触することで、現像剤袋16の被係止部16dが移動し、現像剤袋16の折りたたみ部16qが伸縮する。そして内部空間40を用いることで、現像剤袋16が枠体18の係止部18aに対して重力方向Gの上下方向に移動する。このような動作をさせることで現像剤袋16を振動させ、その結果、開口部35aより現像剤を排出することが可能となる。
なお、現像剤袋16を完全に重力方向の上方向(重力方向と反対方向)に移動させなくとも、重力方向と反対の成分を有するように移動させれば、現像剤を効果的に排出する効果を有する。
<実施形態2>
次に本発明の他の実施形態の画像形成装置を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態以降においては、前述した実施形態1と異なる部分についてのみ詳細に説明する。特に改めて記載しない限りは、材質、形状などは前述の実施形態1と同様である。そのような部分については、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略する。
実施形態1では、収納する現像剤が少なくなった現像剤袋16を重力方向Gの上下方向に移動させる構成として、現像剤袋16の被係止部16dの重力方向Gの上側に現像剤袋16の折りたたみ部16qを設けた。同様の効果を得ることが可能な別の実施形態として、現像剤袋の被係止部16dに重力方向Gの上下方向の隙間16d2を設けた構成を本実施形態として説明する。
(現像剤袋の係止)
現像剤袋16と枠体18との係止について図10、図11、図12を用いて説明する。
図10は現像剤袋16が押圧部材21により押されている際の現像ユニット38の断面図、図11は現像剤袋16から押圧部材21が離れた際の現像装置の断面図、図12(a)は枠体18の係止部18aと現像剤袋16の被係止部16dの断面を重力方向Gに対して垂直な方向から見た断面図、図12(b)は現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの断面を重力方向Gの上下方向から見た断面図、図12(c)は枠体18の係止部18aと現像剤袋の被係止部16dの斜視図である。
図12(c)で示すように現像剤袋16の被係止部16dは重力方向Gの上下方向に長い長丸形状の穴(穴部)である。現像剤袋16の被係止部16dは、枠体18の係止部18aの細い円筒状の柱部分18eと当接する穴縁部16d1と重力方向Gの上下方向の隙間16d2を有する。図10に示すように現像剤袋16が枠体18に取り付けられた際、現像剤の重みで現像剤袋16は重力方向Gの下方向に下がり、枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eが穴縁部16d1に接触し、隙間16d2は重力方向Gの下側に位置している。
また、図12に示すように枠体18の係止部18aの細い円筒状の柱部分18eの径をG1とし、現像剤袋の長丸形状の穴の短い方の長さをG2、現像剤袋16の隙間16d2を含む長丸形状の穴の長い方の長さをG3とすると、G1<G2<G3の関係がある。
また、枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eの高さ(図12(a)の垂直方向)をH1とし、現像剤袋16の被係止部16dの周囲の現像剤袋16の厚みをH2とすると、H2<H1の関係がある。
このため重力方向Gに垂直な方向では、G2とG1の差分の隙間があり、重力方向Gの上下方向ではG3とG1の差分の隙間がある。また高さ方向(H)にはH2とH1との差分の隙間がある。さらに、G3とG1の差分の隙間を、G2とG1の差分の隙間およびH2とH1との差分の隙間よりも大きい隙間としている。
(現像剤が少なくなった場合の排出動作)
画像形成を行い現像剤袋16内の現像剤が少なくなった場合の現像剤袋16からの現像剤排出動作について図13、図14を用いて説明する。図13は収納する現像剤が少なくなった現像剤袋16を押圧部材21が押圧している際の現像ユニット38の断面図、図14は収納する現像剤が少なくなった現像剤袋16から押圧部材21が離れた際の現像ユニット38の断面図である。
収納する現像剤が少なくなった現像剤袋16から押圧シート21bが離れているときは、図14に示すように現像剤の重さで現像剤袋16は重力方向Gの下側に下がり、隙間16d2は枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eに対して重力方向Gの下側に位置する。そして押圧シート21bが現像剤袋16を押すと、図13に示すように現像剤袋16を重力方向Gの上方向に移動させる力が働く。
このとき現像剤袋16の被係止部16dは隙間16d2を有しているため、枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eに沿って穴縁部16d1が移動し、長丸形状の穴の重力方向Gの下側で枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eと穴縁部16d1とが当接する。
穴縁部16d1の枠体18の係止部18aに対する相対的な移動により、現像剤袋16は重力方向Gの上方向に内部空間40を移動する。更に押圧部材21が回転することで、押圧シート21bと現像剤袋16は当接、離隔を繰り返し、現像剤袋16は周期的に重力方向Gの上下方向の移動を繰り返す。
このように現像剤袋16内に収納する現像剤が少なくなった場合には、現像剤袋16の穴縁部16d1、隙間16d2、及び内部空間40を用いて現像剤袋16を重力方向Gの上下方向に移動させることで現像剤袋16を振動させ、その結果、開口部35aより現像剤を効率的に排出することが可能となる。
<実施形態3>
次に実施形態1と同様の効果を得ることが可能な別の実施形態として、隙間を、現像剤袋16の被係止部16dの重力方向Gに対して垂直方向の位置に設けた構成を説明する。
(現像剤袋の係止)
現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eとの係止の関係を図15を用いて述べる。
図15(a)は現像剤袋16から押圧部材21が離れた際の現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eの断面図、図15(b)は現像剤袋16が押圧部材21により押されている際の現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eの断面図である。
図15(a)に示すように現像剤袋16の被係止部16dは重力方向Gに対して垂直方向に長い形状の穴である。現像剤袋16の被係止部16dは枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eと当接する穴縁部16d1と重力方向Gに対して垂直方向に隙間16d3、16d4を有する。
枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eの外径をG1、現像剤袋16の長い形状の穴の短手方向の幅をG2、長手方向の幅をG3とすると、G1<G2<G3の関係がある。このため、重力方向Gの上下方向には現像剤袋16のの被係止部16dの短手方向にはG2とG1の差分の隙間があり、重力方向Gに垂直方向には隙間16d3、16d4で示すようなG3とG1の差分の隙間がある。
収納する現像剤が少なくなった場合において、現像剤袋16から押圧シート21bが離れているときは、図15(a)で示すように枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eと現像剤袋16の穴縁部16d1が当接し、現像剤袋16は枠体18に保持される。そして押圧シート21bが現像剤袋16を押すと、現像剤袋16を重力方向Gの上方向に移動させる力が働く。
このとき図15(b)に示すように現像剤袋16の被係止部16dは重力方向Gの上方向に引っ張られ、穴の重力方向Gの下側の穴縁部16d1が枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eと当接する。現像剤袋16は可撓性を有し、かつ重力方向Gに対して垂直方向に隙間16d3、16d4が設けられているため、穴が変形し、重力方向Gの上側にも隙間16d5が形成される。
そのため現像剤袋16は重力方向Gの上方向に移動することが可能となる。更に押圧部材21が回転することで、押圧シート21bと現像剤袋16は当接、離隔を繰り返し、現像剤袋16は所定の周期で重力方向Gの上下方向に移動することを繰り返す。
このように現像剤袋16内に収納する現像剤が少なくなった場合には、現像剤袋16に穴縁部16d1と重力方向Gに対して垂直方向方向に隙間16d3、16d4を設けることで、現像剤袋16を重力方向Gの上下方向に移動させることが可能となる。その結果、現像剤袋16を周期的に振動させ、開口部35aより現像剤を効果的に排出することが可能となる。
<実施形態4>
また実施形態1と同様の効果を得ることが可能な別の実施形態として、現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの柱部分18eの形状の他の形態を説明する。
図16は現像剤袋の被係止部16dの穴の形状と枠体18の係止部18aの円筒状の柱部分18eとの係止の状態を示す断面図である。同図では、現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの柱部分18eが前述した実施形態のような形状ではなく、四角形のものや多角形、楕円、長穴などの形状の例を示している。
図16(a)は、被係止部16dを円形状とし、柱部分18eの断面を円形状とした例である。図16(b)は、被係止部16dを正方形状とし、柱部分18eの断面を円形状とした例である。図16(c)は、被係止部16dを正方形状とし、柱部分18eの断面を正方形状とし、さらに係止部18aの先端部分18dの断面を正方形状とした例である。図16(d)は、被係止部16dを円形状とし、柱部分18eの断面を正方形状とし、さらに、係止部18aの先端部分18dの断面を正方形状とした例である。図16(e)は、被係止部16dを長方形状とし、柱部分18eの断面を正方形状とし、さらに、係止部18aの先端部分18dの断面を正方形状とした例である。図16(f)は、被係止部16dを五角形状とし、柱部分18eの断面を正方形状とし、さらに、係止部18aの先端部分18dの断面を正方形状とした例である。
これらの形状でも現像剤袋16の可撓性、および穴の変形によって現像剤袋16が重力方向Gの上下方向に移動可能なため、実施形態1の場合と同様の効果を得ることが出来る。
<実施形態5>
また実施形態1と同様の効果を得ることが可能な他の実施形態として、現像剤袋16の被係止部16dの穴の外周部にスリット16rを設けた構成について説明する。
本実施形態における現像剤袋16の係止について図17を用いて説明する。
図17は、実施形態1で設けた隙間を設けていない場合の現像剤袋16の係止の状態を示す図である。
図17(a)は現像剤袋16から押圧部材21が離れた際の現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの細い円筒状の柱部分18eの断面図、図17(b)は現像剤袋16が押圧部材21により押されている際の現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの細い円筒状の柱部分18eの断面図である。
図17(a)で示すように現像剤袋16の被係止部16dは、重力方向Gの下方向にスリット16rを有する。このような構成においても図17(b)に示すように、スリット16rが広がる方向に変形することによって、現像剤袋16が上下方向に移動可能なため、実施形態1の場合と同様に現像剤袋16を上下に振動させて効率的に現像剤を排出させることをができる。またスリット16rは重力方向の上下方向だけでなく、他の方向に設けられても現像剤袋16の可撓性、および穴の変形によって同様の効果を得ることが出来る。
図17(c)は現像剤袋16から押圧部材21が離れた際の現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの柱部分18eの断面図である。 図17(d)は現像剤袋16から押圧部材21が離れた際の現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの断面図である。図17(e)は現像剤袋16が押圧部材21により押されている場合の現像剤袋16の被係止部16dと枠体18の係止部18aの断面図である。
このような場合においても、図17(c)、図17(d)、図17(e)に示すように現像剤袋16の可撓性および材料の伸びによって、穴が伸びて変形し、重力方向Gに対して垂直方向に隙間16d6が形成される。そのため現像剤袋16が重力方向Gの上下方向に移動可能になることができる。
このように前述した実施形態で設けた現像剤袋16の折り返し部や隙間を設けなくても、可撓性の高い材料を使用したり、現像剤袋の被係止部16d周辺の材料を薄くしたりする等により現像剤袋16の被係止部16dが引っ張りによって変形しやすくすることで現像剤袋16を移動可能にすることができる。
このため、前述した実施形態と同様に、現像剤が少なくなった場合でも効率的に現像剤の排出を行うことができる。
7…搬送ローラ
9…転写ローラ
11…感光体ドラム
13…現像ローラ
16…現像剤袋
16d…被係止部
16d1…穴縁部
16d2、16d3、16d4、16d5、16d6…隙間
16q…折りたたみ部
16r…スリット
17、18…枠体
18a…係止部
18d…先端部分
18e…柱部分
19…封止部材
21…押圧部材
21a…軸部
21b…押圧シート
23…現像剤供給ローラ
35…排出部
35a…開口部
38…現像ユニット
40…内部空間
A…プロセスカートリッジ
B…画像形成装置本体
S…シート

Claims (12)

  1. 枠体と、
    前記枠体の内部に設けられ、現像剤を収納し、画像形成時に前記現像剤が排出される開口部を有する可撓性容器と、
    前記枠体の内部に設けられ、前記可撓性容器を押圧して変形させる押圧部材と、
    前記枠体に設けられ、前記可撓性容器を前記枠体に係止する係止部と、
    前記可撓性容器が前記係止部によって係止される被係止部とを有し、
    前記押圧部材が前記可撓性容器を押圧した場合に、前記可撓性容器が前記係止部に対して移動可能となるように保持され
    前記押圧部材が前記可撓性容器を押圧した場合に、前記可撓性容器が前記係止部に対して重力方向と反対方向の成分を有する所定の方向に移動可能であり、
    前記可撓性容器の重力方向と反対方向の端部と前記枠体との間に前記可撓性容器が前記押圧部に押圧された場合に移動できる空間が設けられていることを特徴とする現像剤収納ユニット。
  2. 前記押圧部材は、前記枠体の内部で、前記可撓性容器の重力方向の下方に設けられ、前記下方から前記可撓性容器を押圧することを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納ユニット。
  3. 前記被係止部と前記可撓性容器との間に可撓性を有する折りたたみ部が設けられ、前記押圧部が前記可撓性容器を押圧した場合に前記折りたたみ部の可撓性により前記可撓性容器が前記係止部に対して移動可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像剤収納ユニット。
  4. 前記係止部と前記被係止部との間に隙間を有し、
    前記押圧部が前記可撓性容器を押圧した場合に前記隙間により前記可撓性容器が移動可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれか一項に記載の現像剤収納ユニット。
  5. 前記隙間は、前記押圧部が前記可撓性容器を押圧していない状態で、前記係止部の重力方向の下側の位置に設けられ、前記押圧部が前記可撓性容器を押圧した場合に、前記隙間により前記可撓性容器が移動可能であることを特徴とする請求項4に記載の現像剤収納ユニット。
  6. 前記隙間は、前記押圧部が前記可撓性容器を押圧していない状態で、前記係止部に対し重力方向と垂直方向に設けられ、前記押圧部が前記可撓性容器を押圧した場合に、前記被係止部の可撓性により前記可撓性容器が移動可能であることを特徴とする請求項4に記載の現像剤収納ユニット。
  7. 前記係止部は突出部を有し、前記被係止部は穴部を有し、
    前記穴部の外周部にはスリットが設けられ、前記押圧部が前記可撓性容器を押圧した場合に、前記外周部の可撓性により前記スリットが開き、前記突出部が移動することにより前記可撓性容器が移動可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像剤収納ユニット。
  8. 前記押圧部材は、前記枠体の内部に回転可能に設けられた回転体と、前記回転体に設けられ、前記可撓性容器を押圧するための押圧シートとを有し、前記回転体が回転駆動されると前記押圧シートが所定の周期で前記可撓性容器を押圧することを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちのいずれか一項に記載の現像剤収納ユニット。
  9. 前記現像剤収納ユニットが最初に使用される前に前記可撓性容器から前記現像剤が排出されるのを防ぐための封止部材を有し、前記封止部材の一端は、前記可撓性容器の前記開口部を封止しており、他端は前記押圧部材に固定されており、
    前記現像剤収納ユニットの最初の使用時に前記押圧部材が回転すると前記封止部材の前記一端が前記開口部から剥がれて前記現像剤が排出可能になることを特徴とする請求項8に記載の現像剤収納ユニット。
  10. 像担持体に形成した像を現像剤により現像する現像装置において、
    請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の現像剤収納ユニットと、
    現像剤を担持するための現像剤担持体と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  11. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の現像剤収納ユニット、請求項10に記載の現像装置のうちの少なくとも1つを有し、画像形成装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジ。
  12. 画像形成媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の現像剤収納ユニット、請求項10に記載の現像装置、請求項11に記載のプロセスカートリッジのうちの少なくとも1つと、
    現像された画像を前記画像形成媒体に転写する転写手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
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