JP7494013B2 - トナーカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に画像を形成するために用いられる画像形成装置と、画像形成装置に用いられるトナーカートリッジに関するものである。
従来、電子写真方式による画像形成装置では、画像形成に伴って消費されるトナー(現像剤)を補給するために、トナーを収容した現像剤補給容器を、画像形成装置本体に着脱可能に設ける構成がある。
特許文献1には、現像剤補給容器にポンプを配置しポンプを用いて現像剤補給容器から画像形成装置本体へトナーを補給する方法が開示されている。
特許第5623109号
本発明は、ポンプを用いて排出口からトナーを排出するトナーカートリッジにおいて、排出口から安定してトナーを排出することを目的とする。
本発明は、トナーカートリッジにおいて、ケーシングであって、トナーを収容するトナー収容室と、トナーを排出するための排出口が設けられたトナー排出室と、を備えるケーシングと、前記ケーシングに対して可動であって、回転することによってトナーを前記トナー収容室から前記トナー排出室に向けて搬送するように構成された搬送部材と、前記搬送部材に取り付けられ、前記搬送部材と一体となって回転し、前記排出口の内部に対して侵入、脱出を繰り返す作用部材と、前記トナー排出室に作用することによって、空気によって前記排出口からトナーカートリッジの外部にトナーを排出るように構成されたポンプと、を有し、前記ポンプが前記排出口からトナーを排出する瞬間から、一度吸気を経て、次にまた前記排出口からトナーを排出するまでの間に、前記作用部材が前記排出口の内部に対して侵入、脱出する動作を少なくとも一回以上行うように構成されていることを特徴とする。
以上説明したように、本発明に係る構成によれば、ポンプを用いて排出口からトナーを排出するトナーカートリッジにおいて、排出口から安定してトナーを排出することができる。
作用部材の構成を説明する模式図 電子写真画像形成装置の概略断面図 プロセスカートリッジの主断面図 プロセスカートリッジの前方からの全体斜視図 プロセスカートリッジの後方からの全体斜視図 トナーカートリッジの分解斜視図 (a)トナーカートリッジを上方から見た際の概略断面図、(b)トナーカートリッジの部分断面図 トナーカートリッジを短手方向からみた概略断面図 トナーカートリッジのポンプ周りの構成を説明する拡大断面図 作用部材の動作を説明する概略断面図 (a)時間(t)における、ポンプの伸縮に伴うトナー排出室の内圧変化の関係を示したグラフ、(b)時間(t)における、実施例1の作用部材の排出口への侵入と脱出の関係を示したグラフ、(c)時間(t)における、変形例の作用部材の排出口への侵入と脱出の関係を示したグラフ
(実施例1)
以下に図面を参照して第1の実施形態(実施例1)を例示する。ただし、実施形態に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件などにより適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。
<画像形成装置100の全体構成>
本実施例に係る電子写真画像形成装置100(以下、画像形成装置100)の全体構成について図2を用いて説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置100の概略図である。本実施例において、プロセスカートリッジ1Y,1M,1C,1K、及び、トナーカートリッジ(トナー補給装置)13Y,13M,13C,13Kは画像形成装置100の装置本体に対して着脱自在となっている。なお、以下の説明においては、画像形成装置100から各プロセスカートリッジ及び各トナーカートリッジを除いた部分を、画像形成装置100の本体(装置本体)と呼ぶ場合がある。
本実施例では、4つの画像形成部であるプロセスカートリッジ1Y,1M,1C,1Kの構成と動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。また、4つのトナーカートリッジ13Y,13M,13C,13Kに関しても、収容する現像剤T(以下、トナー)の色が異なることを除いて、その構成と動作は実質的に同じである。したがって、以下において、特に区別を必要としない場合は、添え字であるY、M、C、Kを省略して総括的に説明する。ここで、符号の添字Y、M、C、Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ1は水平方向に並んで配置されている。各プロセスカートリッジ1は、クリーニングユニット4と現像ユニット6を有する。クリーニングユニット4は、像担持体としての感光ドラム7と、感光ドラム7の表面を均一に帯電する帯電手段としての帯電ローラ8、及び、クリーニング手段としてのクリーニングブレード10を有する。現像ユニット6は、現像ローラ11とトナーを収容し、感光ドラム7上に静電潜像を現像する。クリーニングユニット4と現像ユニット6は、互いに揺動可能に支持されている。なお、プロセスカートリッジ1Yは現像ユニット6内にイエロー(Y)のトナーを収容しており、プロセスカートリッジ1Mはマゼンタ(M)、プロセスカートリッジ1Cはシアン(C)、プロセスカートリッジ1Kはブラック(K)のトナーを収容している。
プロセスカートリッジ1は、画像形成装置100の本体に設けられた装着ガイド(不図示)や、位置決め部材(不図示)などの装着手段を介して、画像形成装置100の本体に着脱可能になっている。また、プロセスカートリッジ1の下方には静電潜像を形成するためのスキャナユニット12が配置されている。さらに、画像形成装置100においてプロセスカートリッジ1より後方(プロセスカートリッジ1の装着方向に関する下流側)には、廃トナー搬送ユニット23が配置されている。
トナーカートリッジ13は、各プロセスカートリッジ1に収容されるトナーの色と対応した順序で、重力方向に関してプロセスカートリッジ1の下方に、それぞれ水平方向に並んで配置されている。なお、以降の説明においては、トナー補給装置としてのトナーカートリッジ13を単にカートリッジ13と称する。また、以下の説明においては、重力方向に関する下方と上方を、それぞれ単に下方、上方と称する。
カートリッジ13Yはイエロー(Y)のトナーを収容しており、カートリッジ13Mはマゼンタ(M)、カートリッジ13Cはシアン(C)、カートリッジ13Kはブラック(K)のトナーを収納している。そして、各カートリッジ13は、同色のトナーを収容したプロセスカートリッジ1にトナーを補給する。
カートリッジ13によるトナーの補給動作(供給動作)は、画像形成装置100の装置本体に設けられた残量検知部(不図示)が、プロセスカートリッジ1内のトナー残量不足を検知した際に行われる。カートリッジ13は、画像形成装置100の本体に設けられた装着ガイド(不図示)や、位置決め部材(不図示)などの装着手段を介して、画像形成装置100に着脱可能になっている。なお、プロセスカートリッジ1、カートリッジ13の詳細説明は後述する。
画像形成装置100の本体内部には、カートリッジ13の下方に、各カートリッジ13から各プロセスカートリッジ1に向けてトナーを搬送するトナー搬送装置14が、各カートリッジ13に対応するように配置される。より詳細には、各トナー搬送装置14は各カートリッジ13から受け取ったトナーを上方に搬送し、各現像ユニット6にトナーを供給する。トナー搬送装置14は、トナーを搬送するための通路と、その通路の内部に配置されたスクリューを有する。このスクリューの回転によって、トナー搬送装置14の通路の内部を通って、トナーが上方に搬送される。
プロセスカートリッジ1の上方には、中間転写体としての中間転写ユニット19が設けられている。中間転写ユニット19は、一次転写部S1側を下方にして、画像形成装置100の底面に対して略水平に配置されている。各感光ドラム7に対向する中間転写ベルト18は、回転可能な無端状のベルトであり、複数の張架ローラに張架されている。中間転写ベルト18の内面には、一次転写部材として一次転写ローラ20が中間転写ベルト18を介して各感光ドラム7と一次転写部S1を形成する位置にそれぞれ配置されている。また、二次転写部材である二次転写ローラ21は、中間転写ベルト18に接触し、中間転写ベルト18を介して対向側のローラと二次転写部S2を形成している。さらに、装置本体の底面と略平行な方向であって、二次転写ローラ21の軸線方向と直交する左右方向において、各プロセスカートリッジ1を介して二次転写部S2とは反対側に、ベルトクリーニングユニット22が配置されている。
中間転写ユニット19のさらに上方には、定着ユニット25が配置されている。定着ユニットは加熱ユニット26と、加熱ユニットに圧接する加圧ローラ27とで構成される。また、装置本体の上面には、排出トレイ32が配設されており、排出トレイ32と中間転写ユニット19の間に廃トナー回収容器24が配設されている。さらに、装置本体の最下部には記録材3を収容するための給紙トレイ2が配設されている。
<画像形成プロセス>
次に、画像形成装置100における画像形成動作について、図2、及び図3を用いて説明する。図3は、本実施例におけるプロセスカートリッジ1を拡大した模式的な断面図である。
図3に示すように、画像形成時には、感光ドラム7は図示矢印A方向に所定の速度で回転駆動される。また、中間転写ベルト18は、図2における矢印Bの方向(感光ドラム7の回転に対する順方向)に回転駆動される。
感光ドラム7の回転に伴い、まず、感光ドラム7の表面が帯電ローラ8によって一様に帯電される。次に、スキャナユニット12から照射されたレーザー光によって感光ドラム7の表面が走査露光されることで、感光ドラム7上に画像情報に基づいた静電潜像が形成される。感光ドラム7上に形成された静電潜像は、現像ユニット6によってトナー像として現像される。このとき、現像ユニット6は装置本体に設けられた現像加圧ユニット(不図示)によって感光ドラム7に向けて付勢されている。そして、感光ドラム7上に形成されたトナー像は、所定の電圧が印加された一次転写ローラ20によって、一次転写部S1において感光ドラム7上から中間転写ベルト18上に一次転写される。
ここで、フルカラー画像の形成時には、一次転写部S1Y、S1M、S1C、S1Kにおいて上述したプロセスが順次に行われることで、中間転写ベルト18上に各色のトナー像が順次に重ね合わされる。
給紙トレイ2に収容されている記録材3は、所定の制御タイミングで給送され、中間転写ベルト18の移動と同期して二次転写部S2へと搬送される。そして、二次転写部S2において、記録材3を介して中間転写ベルト18に当接している二次転写ローラ21に所定の電圧が印加されることによって、中間転写ベルト18上の4色のトナー像は一括して記録材3上に二次転写される。
その後、トナー像が転写された記録材3は定着ユニット25に搬送される。定着ユニット25において記録材3が加熱及び加圧されることで記録材3にトナー像が定着する。その後、定着済の記録材3が排出トレイ32に搬送されることで画像形成動作が完了する。
なお、中間転写ベルト18への一次転写工程の後に感光ドラム7上に残留した一次転写残トナー(廃トナー)は、クリーニングブレード10によって感光ドラム7の表面から除去される。また、記録材3への二次転写工程の後に中間転写ベルト18上に残留した二次転写残トナー(廃トナー)は、ベルトクリーニングユニット22によって中間転写ベルト18の表面から除去される。クリーニングブレード10、及び、ベルトクリーニングユニット22によって除去された廃トナーは、装置本体に設けられる廃トナー搬送ユニット23によって搬送され、廃トナー回収容器24に収容される。なお、画像形成装置100は、所望の単独またはいくつか(全てではない)の画像形成部のみを用いて、単色またはマルチカラーの画像を形成することも可能である。
<プロセスカートリッジ>
次に、本実施例に係る画像形成装置100の本体に装着されるプロセスカートリッジ1の全体構成について図3、図4、図5を用いて説明する。図4は、プロセスカートリッジ1の装着方向における上流側から見たときの、プロセスカートリッジ1の構成を説明する模式的な斜視図である。図5(a)は、プロセスカートリッジ1の装着方向における下流側且つクリーニングユニット4側から見たときのプロセスカートリッジ1の構成を説明する模式的な斜視図である。また、図5(b)は、プロセスカートリッジ1の装着方向における下流側且つ現像ユニット6側から見たときのプロセスカートリッジ1の構成を説明する模式的な斜視図である。
図3、図4に示すように、プロセスカートリッジ1は、クリーニングユニット4と現像ユニット6から形成される。クリーニングユニット4と現像ユニット6は回転支持ピン30を中心として、揺動可能に結合される。
図3に示すように、クリーニングユニット4は、クリーニングユニット4内の各種部材を支持するクリーニング枠体5を有する。また、クリーニングユニット4内には、感光ドラム7、帯電ローラ8、クリーニングブレード10の他に、感光ドラム7の回転軸線方向に平行な方向に延びる廃トナースクリュー15を有する。クリーニング枠体5には、感光ドラム7を回転可能に支持し、感光ドラムから廃トナースクリュー15に駆動を伝達するためのクリーニングギア列31を備えるクリーニング軸受33が、クリーニングユニット4の長手方向に関する両端に配設されている。
クリーニングユニット4に設けられる帯電ローラ8は、帯電ローラ8の軸線方向に関する両端に配置された帯電ローラ加圧ばね36によって、感光ドラム7に向かって矢印C方向に付勢されている。帯電ローラ8は感光ドラム7に対して従動して回転するように設けられ、感光ドラム7が画像形成時に図示印A方向に回転駆動されると、図示矢印Dの方向(感光ドラム7の回転に対する順方向)に回転する。
クリーニングユニット4に設けられるクリーニングブレード10は、一次転写後に感光ドラム7の表面に残った転写残トナー(廃トナー)を除去するための作用部材10aと、作用部材10aを支持するための支持部材10bとから構成されている。クリーニングブレード10によって感光ドラム7の表面から除去された廃トナーは、クリーニングブレード10とクリーニング枠体5により形成される廃トナー収容室9に収容される。廃トナー収容室9に収容された廃トナーは、廃トナー収容室9内に設置される廃トナースクリュー15によって画像形成装置100の後方(プロセスカートリッジ1の装着方向に関する下流側)に向かって搬送される。搬送された廃トナーは、図5(a)に図示される廃トナー排出部35から排出され、画像形成装置100の本体に設けられた廃トナー搬送ユニット23へと受け渡される。
現像ユニット6は、現像ユニット6内の各種部材を支持する現像枠体16を有する。現像枠体16は、現像ローラ11と供給ローラ17とが内部に設けられる現像室16aと、トナーが収容され、撹拌部材29が内部に設けられるトナー収納室16bとに分けられる。
現像室16aには、現像ローラ11、供給ローラ17、現像ブレード28が設けられている。現像ローラ11は、トナーを担持しており、画像形成時は矢印E方向に回転し、感光ドラム7と接触することで感光ドラム7にトナーを供給する。また、現像ローラ11は、その長手方向(回転軸線方向)の両端部において現像軸受ユニット34によって回転可能に現像枠体16に支持されている。供給ローラ17は現像ローラ11と接触しつつ、現像軸受ユニット34によって回転可能に現像枠体16に支持されており、画像形成時は矢印F方向に回転する。さらに、現像ローラ11上に形成されるトナー層の厚みを規制する、層厚規制部材としての現像ブレード28が、現像ローラ11の表面に当接するように配置されている。
トナー収納室16bには、収納されたトナーTを撹拌するとともに、現像室連通口16cを介して供給ローラ17へトナーを搬送するための撹拌部材29が設けられている。撹拌部材29は、現像ローラ11の回転軸線方向に平行な回転軸29aと、可撓性を有するシートである搬送部材としての撹拌シート29bとを有する。撹拌シート29bの一端が回転軸29aに取り付けられ、撹拌シート29bの他端が自由端となっており、回転軸29aが回転して撹拌シート29bが矢印G方向に回転することで、撹拌シート29bによってトナーが撹拌される。
現像ユニット6は、現像室16aとトナー収納室16bとを連通する現像室連通口16cを有する。本実施例では、現像ユニット6が通常使用される姿勢(使用時の姿勢)において、現像室16aは、トナー収納室16bの上方に位置している。撹拌部材29によって汲み上げられたトナー収納室16b内のトナーは、現像室連通口16cを通って現像室16aに供給される。
さらに、図5(b)に示すように、現像ユニット6には、プロセスカートリッジ1の装着方向に関する下流側の一端に受入口40が設けられている。トナー受入口40の上部には、受入口シール部材45と、前後方向に移動可能なトナー受入口シャッタ41が配置されている。トナー受入口40は、プロセスカートリッジ1が装置本体に装着されていない場合は受入口シャッタ41によって閉じられている。受入口シャッタ41は、プロセスカートリッジ1の着脱動作に連動して開閉し、プロセスカートリッジ1が装着されることによって装置本体に付勢されて開く構成となっている。
図3に示すように、トナー受入口40に連通して受入搬送路42が設けられ、内部には受入搬送スクリュー43が配置されている。さらに、現像ユニット6の長手方向に関する中央付近には、トナー収納室16bへトナーを供給するための収納室連通口44が設けられ、受入搬送路42とトナー収納室16bを連通している。受入搬送スクリュー43は現像ローラ11や供給ローラ17の回転軸線方向と平行な方向に延びており、トナー受入口40から受け入れたトナーを、収納室連通口44を介してトナー収納室16bに搬送する。
<トナーカートリッジ>
次に、本実施例に係る画像形成装置100に装着されるカートリッジ13(トナー補給装置)の全体構成について図6、図7、図8、図9を用いて説明する。なお、本実施例においては、ブラック(K)のトナーが収容されるカートリッジ13Kは、その他の3色のカートリッジ13Y、13M、13Cと比べてトナー容量が大きい構成となっている。その一方で、容量が異なることを除いて、4つのカートリッジ13の構成は実質的に違いがない。したがって、以下の説明においては、ブラック(K)以外のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色のトナーが収容されカートリッジ13Y、13M、13Cの構成に対応した図面を用いて説明を行う。また、符号Y、M、Cに関しては省略して説明する。
図6は、本実施例に係るカートリッジ13の構成を説明するために、一部の構成を分解して示した模式的な斜視図である。図7(a)は、カートリッジ13を上方から見た際の模式的な断面図であり、図7(b)は、図7(a)のA1-A1断面図である。また、図8は、カートリッジ13の構成を説明するための概略断面図であり、図7(a)のA2-A2断面図である。図9(a)は、本実施例におけるポンプ58がその伸縮方向に関して伸びている状態を説明する模式図であり、図9(b)は、本実施例におけるポンプ58がその伸縮方向に関して縮んでいる状態を説明する模式図である。
なお、以下の説明においては、カートリッジ13が通常の姿勢、すなわち装置本体内部に装着される際の姿勢をとることを前提としつつ、以下のようにX軸、Y軸、Z軸を用いて示される方向(X1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2)を定義する。ここで、X軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交している。
重力方向に関する上下方向をY軸で示す。矢印Y1で示されるのは、上方向であり、矢印Y2で示されるのは下方向である。カートリッジ13のY1方向の端に設けられた面を天面(上面)と呼び、Y2方向の端に設けられた面を底面と呼ぶ。カートリッジ13の天面は上(Y1方向)を向いており、底面は下(Y2方向)を向いている。
前後方向をZ軸で示す。カートリッジ13を装置本体に装着する際の装着方向において、上流に向かう方向を矢印Z1で示し、装着方向の下流側に向かう方向をZ2で示す。Z1方向を前、Z2方向を後ろとする。つまり、カートリッジ13のZ1方向の端に設けられた面をカートリッジ13の前面と呼び、Z2方向の端に設けられた面を後面と呼ぶ。カートリッジ13の前面は前(Z1方向)を向いており、後面は後ろ(Z2方向)を向いている。また、前面から後面までの広がり(Z軸方向の広がり)をカートリッジ13の長手方向とする。
更に左右方向をX軸で示す。カートリッジ13を装置本体に装着する際の装着方向に沿って見た時に左になる方向を矢印X1で示し、右になる方向を矢印X2で示す。カートリッジ13のX1方向の端に設けられた面を左側面(左面)とよび、X2方向の端に設けられた面を右側面(右面)と呼ぶ。カートリッジ13の左側面は左方向(X1方向)に面し、右側面は右方向(X2方向)に面している。また、左側面から右側面へ向かう方向(すなわちX軸の広がり)をカートリッジ13の短手方向とする。
本実施例においては、カートリッジ13の前面と後面の距離は、右側面と左側面の距離よりも長く、また、上面と底面の距離よりも長い。また、右側面と左側面の距離は、上面と底面の距離の距離よりも短い。ただしこのような構成に限られるわけではない。例えば、カートリッジ13の右側面と左側面の距離を一番長くしてもよいし、あるいは、上面と底面の距離を一番長くしてもよい。
カートリッジ13によって現像ユニット6に向けて補給されるトナーは、上記したようにトナー搬送装置14によってプロセスカートリッジ1に補給される。つまりカートリッジ13はプロセスカートリッジ1に供給(補給)するためのトナーを収容している。
図6に示すように、本実施例のカートリッジ13は、補給枠体(ケーシング、枠体)50を有する。補給枠体50は、容器部分50aと蓋部分50bを有していて、容器部分50aに蓋部分50bを取り付けることで構成される。また容器部分50aと蓋部分50bによって、補給枠体50の内側に内部空間51を形成している。蓋部分50bは、Y1方向に関するカートリッジ13の端に位置し、カートリッジ13の天面(補給枠体50の天面)を構成する。
補給枠体50は、その内部空間51の中に仕切り部材(パーテーション)55を有し、この仕切り部材55によって、内部空間51がさらに複数の領域に仕分けられている。つまり、図8に示すように、内部空間51は仕切り部材55によって、トナー収容室49、連通路48、トナー排出室57という複数の部屋(空間)に分かれている。仕切り部材55を補給枠体50の一部とみなすこともできるし、実際に仕切り部材55を補給枠体50と一体的に形成することもできる。
また、補給枠体50のZ2方向に関する端部(後端、後面)の近傍には駆動入力ギア59、カムギア60(第一ギア)、スクリューギア64(第二ギア)からなる駆動列や、ポンプ58などが取り付けられている。ギア列やポンプ58などをカバーするため、これらの部材の外側からはサイドカバー62が取り付けられる。特にカムギア60については、サイドカバー62と補給枠体50によってZ1方向及びZ2方向への移動が規制されている。
図6~8に示すように、補給枠体50の内部空間51には、攪拌部材53とスクリュー54(搬送部材)が設けられている。スクリュー54は、カートリッジ13の装着方向に関する上流側(Z1方向)から装着方向に関する下流側(Z2方向)に延在して配置されている。また、スクリュー54は、図8に示すように、Z1方向からZ2方向に延在して配置されている一部を仕切り部材55によって覆われている。仕切り部材55がスクリュー54の一部領域を覆うことで、仕切り部材55の内部にトンネル状の空間が形成され、この空間が連通路48として構成される。
補給枠体50の内部空間51に形成されたそれぞれの部屋(空間)を以下で詳細に説明する。
[トナー収容室]
図7(a)、(b)に示すように、トナー収容室(現像剤収容室)49は、トナー(現像剤)を収容する空間であり、トナー収容室49にはトナーを攪拌するための攪拌部材53が配置されている。攪拌部材53は、カートリッジ13の長手方向に対して平行な方向に延在するように配置され、回転可能な状態で補給枠体50に支持されている。
攪拌部材53は回転軸53aと、可撓性を有するシート状部材としての補給撹拌シート53bとを有する。なお、攪拌部材53の回転軸53aは、攪拌部材53が延在する方向(カートリッジ13の長手方向)に延在して配置されている。また、回転軸53aには、補給撹拌シート53bの一端が取り付けられている。補給撹拌シート53bの他端は自由端となっており、回転軸53aが回転することで補給撹拌シート53bは図7(b)における図示矢印H方向に回転する。補給撹拌シート53bの回転によってトナー収容室49に収容されたトナーが撹拌され、トナーを後述する補給搬送スクリュー54に搬送する。
[連通路]
連通路48はトナー収容室49と後述するトナー排出室57を連通する空間であり、トナーがその内部を移動する通路である。連通路48は、仕切り部材55と補給枠体50とで形成される。連通路48内には、先に説明したように、スクリュー54の一部が配置されている。より詳細には、図8に示すように、補給枠体50の内部空間51において、スクリュー54のZ1方向の領域には仕切り部材55は設けられておらず、Z2方向の領域にのみ仕切り部材55が設けられている。この、Z2方向における仕切り部材55によって仕切られた空間が連通路48であり、スクリュー54のZ2方向側はトナー収容室49と直結する空間となっている。言い換えると、スクリュー54は、トナー収容室49と直結する空間と、連通路48とにまたがって配置されている。
スクリュー54は、補給枠体50に対して可動な可動部材であり、より詳細に言うと、回転可能に補給枠体50に支持されている。スクリュー54は、回転することによって、Z2方向側のトナー収容室49へ露出した部分からZ1方向側の連通路48に向けて、トナー収容室49のトナーをスクリュー54の回転軸線方向に沿って搬送する。
連通路48は前述したように仕切り部材55と補給枠体50とで形成されており、スクリュー54によるトナー搬送方向へ沿って延びていて、トンネル形状を有する。またスクリュー54の一部を覆うことによって、連通路48の内部にスクリュー54を配置させている。連通路48のトンネル形状はスクリュー54の外形に対応して形成されている。
連通路48は、スクリュー54によって搬送されるトナーの量を制御して所定量を搬送する役割をもっている。より詳細には、スクリュー54によって連通路48にむけて搬送されるトナーの一部は、連通路48の内部に進入してトナー排出室57まで移動することができるが、残りのトナーは連通路48に入ることができず、トナー収容室49に残される。連通路48の内部に進入するトナーの量は、連通路48が形成するトンネルの開口の大きさと、スクリュー54の大きさの比率を適宜設定することによって調整することができる。このように、連通路48を設け、スクリュー54が連通路48の内部を通る構成とすることによって、トナー収容室49から所望の量のトナーだけをトナー排出室57に供給することができる。
[トナー排出室]
図8、図9(a)~(b)に示すように、トナー排出室57は、仕切り部材55と補給枠体50とで形成される空間であり、スクリュー54がトナーを搬送する搬送方向(Z1からZ2に向かう方向)において、連通路48よりも下流側に配置されている。
トナー排出室57の近傍、すなわち補給枠体50の後面(Z2方向の端部)の近傍には、スクリュー54が回転するための回転力を受けるスクリューギア64が配置されている。また、トナー排出室57は、トナーを補給枠体50の内部空間51から外部へ排出するための排出口52を有する。排出口52は、カートリッジ13の底面(すなわち補給枠体50の底面)に形成されており、トナーは排出口52から下方に向けて排出される。また、図2に示すように、カートリッジ13の下方にはトナー搬送装置14が設けられており、排出口52から排出されたトナーはトナー搬送装置14に収容された後、トナー搬送装置14によってプロセスカートリッジ1に搬送される。なお、スクリュー54の搬送方向において、排出口52はカートリッジ13の下流側に配置される。つまり、排出口52とカートリッジ13の前面(Z1方向の端部)の距離よりも、排出口52とカートリッジ13の後面(Z2方向の端部)の距離の方が短い。
また、カートリッジ13の後面(矢印Z2方向の端部)の近傍にはポンプ58が配置されている。ポンプ58は、伸縮可能な蛇腹部(可動部)58aを有し、トナー排出室57の内部と連通して設けられる。ポンプ58は、カムギア60が回転することによって蛇腹部58aが伸縮し、蛇腹部58aの内部容積を変動させることができる。カムギア60は、図6に示すように、駆動入力ギア59及びスクリューギア64と連結されており、駆動入力ギア59から駆動力を受けて回転し、また、回転することでスクリューギア64に回転力を伝達しする。
ポンプ58の伸縮に伴ってトナー排出室57の内圧(内部の気圧)が変動すると、カートリッジ13の外部の気圧とトナー排出室57の内部の圧力との間に差が生じる。この圧力差により排出口52は吸気及び排気を行い、この時の空気の流れをトナーの排出に利用することで、排出口52からトナー搬送装置14に向けてトナーの排出を行うことができる。
より詳細に説明すると、図9(a)に示すように、ポンプ58が伸びることでその容積が増える場合においては、ポンプ58及びトナー排出室57の内部の気圧が低下し、排出口52からトナー排出室57の内部に空気が入りこむ。一方、図9(b)に示すように、ポンプ58が縮むことでその容積が減る場合においては、ポンプ58及びトナー排出室57の内部の気圧が大きくなるので、排出口52を通ってトナー排出室57の内部から外部に空気とともにトナーが排出される。本実施例の構成においては、この繰り返しによって、カートリッジ13の内部から排出口52を通って外部にトナーが断続的に排出される。
[作用部材の構成]
次に、本実施例に係る作用部材70の構成について図1を用いて説明する。図1は、スクリュー54のZ2方向端部の拡大図である。
図1、図9(a)に示すように、排出口52の上部にあたるスクリュー54の位置には、作用部材70が取り付けられている。本実施例においては、作用部材70にはシート状の弾性部材、より詳細には厚み100μmの樹脂シート(PCシート)を用いた。また、作用部材70をボス54aによってスクリュー54に対して熱カシメすることで、作用部材70をスクリュー54に取り付けた。図1に示すように、作用部材70は、スクリュー54の回転軸線方向と直交する方向に突出した第一の羽根部70a(第一作用部)及び第二の羽根部70b(第二作用部)を有する。そして作用部材70は、スクリュー54の回転に伴ってこの両羽根部が排出口52に対して侵入と脱出を繰り返す。この作用部材70の排出口52への侵入又は脱出の動作によって、作用部材70は排出口52近傍のトナーをほぐすことが可能である。
[作用部材の動作]
次に、図9、図10を用いて、作用部材70の動作についてより詳細に説明する。図10(a)~(d)は、作用部材70の動作を説明するための模式的な断面図であり、図7(a)におけるA3-A3断面図である。図10(a)~(d)に示すように、スクリュー54が図示矢印R1方向に回転することによって、作用部材70はトナー排出室57の内部において変形しながらスクリュー54と共に回転する。
図10(a)は、スクリュー54が駆動されているある瞬間の状態であり、作用部材70の取り付け面が、スクリュー54の回転軸を介して排出口52に対向する上方であって、排出口52の開口面に対して水平になった状態を示している。この状態においては、作用部材70の可撓性によって、第一の羽根部70a及び第二の羽根部70bが、仕切り部材55及び補給枠体50に沿うように変形した状態となっている。ここで、先に説明したように、トナー排出室57内には、連通路48を介してスクリュー54により常に一定量のトナーが送り込まれてくるため、排出口52の近傍はある一定量のトナーで満たされている。
図10(a)の状態からスクリュー54が更に図示矢印R1方向に回転すると、図10(b)に示すように、排出口52に到達した第一の羽根部70aの変形が開放され、第一の羽根部70aが排出口52の内部に侵入した状態となる。このように、第一の羽根部70aが排出口52に侵入することで、排出口52の内部及びその近傍のトナーがほぐされ、トナーの流動性が増す。ここで、作用部材70として可撓性を有するシート材を用いることで、作用部材70の羽根部がより排出口52内部に侵入できるため、よりトナーをほぐす効果が得られる。また、本実施例の構成においては、図10(b)に示すように、第一の羽根部70aは排出口52の内部に侵入しているが、排出口52を完全に覆っていないので、このタイミングでポンプ58が縮んで排出動作を行っても、トナー排出の妨げにはならない。
図10(b)の状態からスクリュー54が更に図示矢印R1方向に回転すると、図10(c)に示すように、第一の羽根部70aは、排出口52内部から脱出した状態となる。この時、第一の羽根部70a及び第二の羽根部70bは図10(a)の状態と同様に、仕切り部材55及び補給枠体50に沿うように変形した状態となる。また、図10(c)の状態においては、作用部材70の取り付け面が排出口52の開口面に対して水平な状態となっている。
そして、図10(c)の状態からスクリュー54が更に図示矢印R1方向に回転すると、図10(d)に示すように、第一の羽根部70aとは反対側の第二の羽根部70bが排出口52に到達し、そして排出口52において第二の羽根部70bの変形が開放される。これにより、第二の羽根部70bが排出口52の内部に侵入した状態となる。この時、図10(b)で説明した状態と同様に、第二の羽根部70bが排出口52に侵入することで、排出口52内部及びその近傍のトナーがほぐされ、トナーの流動性が増し、トナー排出に適した状態となる。
以上説明したように、作用部材70は、スクリュー54が一回転する間に、図10(a)~(d)の状態を推移し、両羽根部がぞれぞれ交互に排出口52内部に侵入と脱出を繰り返すことで、排出口52内部及び近傍のトナーをほぐすことが可能である。
[ポンプの伸縮と作用部材の回転動作の周期関係)]
次に図11を用いて、本実施例における、ポンプ58の伸縮動作と作用部材70の回転動作の周期関係について説明する。図11(a)は、ポンプ58を動作させた時のポンプ58の伸縮動作に伴う、時間(t)におけるトナー排出室57の内圧変化の関係を示したグラフである。また、図11(b)は、本実施例における作用部材70の、時間(t)における排出口52への侵入と脱出の関係を示したグラフである。図11(c)は、本実施例の変形例として、第一の羽根部のみを有する作用部材を用いた場合の、時間(t)における作用部材の排出口52への侵入と脱出の関係を示したグラフである。
図11(a)に示すように、駆動入力ギア59からの駆動を受けてカムギア60が回転しポンプ58が伸縮運動を行うことにより、トナー排出室57の内圧は、ポンプ58が伸縮する周期(Tp)で変動する。なお、本実施例の構成においては、カムギア60の回転数は79(rpm)、ポンプの周期Tpは0.38(sec)に設定している。図11(a)において、領域P1は外気圧に対してトナー排出室57の内圧の方が高い領域であり、領域P2は、外気圧に対してトナー排出室57の内圧の方が低い領域である。ポンプ58が伸縮することによって、図11(a)に示すようにトナー排出室57の内圧が変化する。そして先に説明したように、排出口52からのトナーの排出は、ポンプ58が縮む動作に伴って行われ、即ち、領域P1で行われる。
図11(b)は、本実施例で説明した、作用部材70の第一の羽根部70aと第二の羽根部70bの、ポンプ58の伸縮周期に伴う排出口52への侵入と脱出の関係を示した図である。本実施例においては、カムギア60からの駆動力を受けてスクリューギア64が回転することでスクリュー54が回転する。即ち、ポンプ58を駆動するカムギア60とスクリュー54を駆動するスクリューギア64が駆動連結されており、ポンプ58の伸縮周期に合わせて作用部材70の羽根部が排出口52に対して侵入又は脱出を行う。このような構成とすることによって、ポンプ58の伸縮周期と作用部材70の動作に周期性を出しやすくなる。
本実施例では、スクリュー54の回転数を174(rpm)、作用部材70の両羽根部の周期を、時間Ts1を0.11(sec)、時間Ts2を0.24(sec)と設定している。ここで、図11(b)における時間Ts1は、第一の羽根部70aが排出口52に侵入する瞬間から第二の羽根部70bが排出口52に侵入する瞬間までの時間間隔である。また、時間Ts2は、第二の羽根部70bが排出口52に侵入する瞬間から第一の羽根部70aが排出口52に侵入する瞬間までの時間間隔である。
また、図11(a)における時間t1は、ポンプ58が縮み始めてトナーの排出が開始されるタイミングであり、時間t2は、ポンプ58が一度伸縮動作を行った後に、再度縮み始めてトナーの排出が開始されるタイミングである。本実施例の構成によれば、図11(a)~(b)に示すように、時間t1から時間t2までの間(ポンプ58の伸縮一周期の間)に、第一の羽根部70aと第二の羽根部70bによって排出口52の近傍のトナーを二回ほぐしている。これにより、ポンプ58の伸縮に伴って作用部材70を動作させることで安定してトナーを排出することが可能である。ここで、時間t1から時間t2までの間(ポンプ58の伸縮一周期の間)とは、ポンプ58が排出口52からトナーを排出する瞬間から一度吸気を経て、次にまた排出口52からトナーを排出するまでの間の時間ともいえる。
ここで、ポンプ58の伸縮に伴って作用部材70を動作させることで安定してトナーを排出するためには、時間t1から時間t2までの間に、作用部材70の羽根部による排出口52に対する侵入、脱出の動作を少なくとも一回以上行うことが好ましい。即ち、本実施例のように第一及び第二の2つの羽根部を設ける場合においては、ポンプの周期Tpが時間Ts1以上であって、且つ、時間Ts2以上であることが好ましい。
また、時間t1から時間t2までの間に、少なくとも一回以上排出口52の近傍のトナーをほぐすためには、本実施例のように羽根部を2か所設けることなく、変形例として、図1における片方の羽根部のみを設けた作用部材を用いてもよい。この場合の変形例の作用部材の排出口52への侵入又は脱出の周期は、図11(c)に示すようになる。ここで、図11(c)における時間Ts3は、変形例の作用部材の羽根部が排出口52にに侵入する瞬間から、一度排出口52から脱出し、スクリュー54が一周した後に再度作用部材の羽根部が排出口52に侵入する瞬間までの時間間隔である。そして、変形例の構成においてポンプ58の伸縮に伴って作用部材70を動作させることで安定してトナーを排出するためには、ポンプの周期Tpが時間Ts3以上であることが好ましい。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、ポンプ58を用いてトナーの補給を行うカートリッジ13において、スクリュー54に作用部材70を取り付け、且つ、ポンプ58の伸縮に伴って作用部材70を動作させている。これにより、ポンプ58が伸縮する周期に合わせて作用部材70に設けられた羽根部で排出口52の近傍のトナーをほぐすことで、排出口52から安定してトナーを排出することが可能である。
本実施例においては、ポンプ58を駆動するカムギア60とスクリュー54を駆動するスクリューギア64が駆動連結された構成について説明したが、これに限らない。時間t1から時間t2までの間(ポンプ58の伸縮一周期の間)に、少なくとも一回以上排出口52の近傍のトナーをほぐすことが可能であれば、カムギア60からではなく、別の駆動部からスクリューギア64に駆動を伝達する構成としてもよい。
なお、作用部材70は本実施例において説明した樹脂シートに限らず、同様の機能を満たす他の材質でも代替可能であり、スクリュー54の回転によって作用部材70が排出口52に進退することが可能であればその厚みも適宜変更も可能である。また、作用部材70のスクリュー54への取り付けも、本実施例において説明した熱カシメに限らず、熱カシメと同等の機能を有する固定手段であれば適宜用いることが可能である。
13 トナーカートリッジ
49 トナー収容室
50 補給枠体
52 排出口
54 スクリュー
57 トナー排出室
58 ポンプ
70 作用部材

Claims (10)

  1. トナーカートリッジにおいて、
    ケーシングであって、トナーを収容するトナー収容室と、トナーを排出するための排出口が設けられたトナー排出室と、を備えるケーシングと、
    前記ケーシングに対して可動であって、回転することによってトナーを前記トナー収容室から前記トナー排出室に向けて搬送するように構成された搬送部材と、
    前記搬送部材に取り付けられ、前記搬送部材と一体となって回転し、前記排出口の内部に対して侵入、脱出を繰り返す作用部材と、
    前記トナー排出室に作用することによって、空気によって前記排出口からトナーカートリッジの外部にトナーを排出るように構成されたポンプと、
    を有し、
    前記ポンプが前記排出口からトナーを排出する瞬間から、一度吸気を経て、次にまた前記排出口からトナーを排出するまでの間に、前記作用部材が前記排出口の内部に対して侵入、脱出する動作を少なくとも一回以上行うように構成されていることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 前記作用部材は、可撓性を有するシート状部材であり、前記搬送部材の回転軸線方向と直交する方向に関して突出する作用部であって、前記搬送部材と共に回転して前記排出口の内部に対して侵入、脱出を繰り返す作用部を備えることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記ポンプが前記排出口からトナーを排出する瞬間から、一度吸気を経て、次にまた前記排出口からトナーを排出するまでの時間は、前記作用部が前記排出口に侵入する瞬間から、前記作用部が一度前記排出口から脱出し、次にまた前記排出口に侵入する瞬間までの時間以上であることを特徴とする請求項に記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記作用部材は、可撓性を有するシート状部材であり、前記搬送部材の回転軸線方向と直交する方向に関して突出する第一作用部と、前記第一作用部が突出する方向に関して前記搬送部材を介して前記第一作用部とは反対側に突出する第二作用部と、を備え、
    前記作用部材が前記搬送部材と共に回転することによって、前記第一作用部、及び前記第二作用部は、それぞれ交互に、前記排出口の内部に対して侵入、脱出を繰り返すことを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  5. 前記ポンプが前記排出口からトナーを排出する瞬間から、一度吸気を経て、次にまた前記排出口からトナーを排出するまでの時間を時間は、前記搬送部材の回転に伴い前記第一作用部が前記排出口に侵入する瞬間から前記第二作用部が前記排出口に侵入する瞬間までの時間以上であって、且つ、前記搬送部材の回転に伴い前記第二作用部が前記排出口に侵入する瞬間から前記第一作用部が前記排出口に侵入する瞬間までの時間以上であることを特徴とする請求項4に記載のトナーカートリッジ。
  6. 前記ポンプに駆動を伝達して前記ポンプを伸縮させる第一ギアと、前記搬送部材に駆動を伝達して前記搬送部材を回転させる第二ギアを有し、
    前記第二ギアは、前記第一ギアと駆動を連結され、前記第一ギアからの駆動力を受けて回転することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  7. 前記ケーシングは、前記トナー収容室と前記トナー排出室とを連通する連通路を備え、
    前記搬送部材は、前記トナー収容室と、前記連通路と、前記トナー排出室にまたがって配置されており、前記連通路を介して前記トナー収容室から前記トナー排出室にトナーを搬送することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のトナーカートリッジ。
  8. 装置本体と、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のトナーカートリッジと、
    を有し、
    前記トナーカートリッジは前記装置本体に対して着脱可能である画像形成装置。
  9. トナー像を形成する画像形成部と、前記トナーカートリッジから前記画像形成部に向けてトナーを搬送するトナー搬送装置と、を有し、
    前記排出口から排出されたトナーは、前記トナー搬送装置によって前記画像形成部に向けて搬送されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記ポンプは、
    内部空間を有し、
    第1の状態と、前記内部空間が前記第1の状態よりも狭い第2の状態と、に遷移可能であり、
    前記第1の状態から前記第2の状態に遷移させられることによって送られる空気によってトナーが前記排出口からトナーカートリッジの外部に排出され、
    前記第2の状態から前記第1の状態に遷移させられることによって吸気するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置
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