JP6051616B2 - 飲料用容器の栓体 - Google Patents

飲料用容器の栓体 Download PDF

Info

Publication number
JP6051616B2
JP6051616B2 JP2012143526A JP2012143526A JP6051616B2 JP 6051616 B2 JP6051616 B2 JP 6051616B2 JP 2012143526 A JP2012143526 A JP 2012143526A JP 2012143526 A JP2012143526 A JP 2012143526A JP 6051616 B2 JP6051616 B2 JP 6051616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
drinking
main body
water
spout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012143526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014005065A (ja
Inventor
真 松山
真 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thermos KK
Original Assignee
Thermos KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thermos KK filed Critical Thermos KK
Priority to JP2012143526A priority Critical patent/JP6051616B2/ja
Priority to KR1020130072323A priority patent/KR101498796B1/ko
Priority to CN201310258093.3A priority patent/CN103508062B/zh
Publication of JP2014005065A publication Critical patent/JP2014005065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6051616B2 publication Critical patent/JP6051616B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D39/00Closures arranged within necks or pouring openings or in discharge apertures, e.g. stoppers
    • B65D39/08Threaded or like closure members secured by rotation; Bushes therefor
    • B65D39/082Bung-rings and bungs for bung-holes
    • B65D39/088Bungs with special means facilitating handling thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J41/00Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars
    • A47J41/02Vacuum-jacket vessels, e.g. vacuum bottles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D25/00Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
    • B65D25/38Devices for discharging contents
    • B65D25/40Nozzles or spouts
    • B65D25/42Integral or attached nozzles or spouts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/38Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents with thermal insulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、飲料用容器の栓体に関するものである。
従来、この種のものとして、開口部を有する容器本体と、前記開口部に着脱自在に取り付けられる飲み口と、前記開口部に被着される栓体とを備えた飲料用容器(例えば特許文献1)が知られている。
また、飲料用容器に螺子嵌合される2重栓構造とした栓体があり、この栓体では、飲み口本体に内外螺子、蓋体に外螺子が配置されており、これらの部品は合成樹脂で成形されることが一般的であり、螺子がアンダーカットとなるため、離型方法でスライド等を用いて螺子部を形成している。
特願2011−75359(特許文献2)の飲料用容器の栓体では、飲み口本体は外側を回転させて離型する方法、内側を上下合わせて離型しており、止水部分には分割線は存在しない。しかし、この構造の結果、蓋体嵌合用内螺子部が止水部よりも下方に存在している。このため、蓋体の外螺子も下端に配置する必要があり、蓋体の止水弾性部材が外螺子の上方の溝の中に配置されているため、取り外し難くい上に、金型構造上、必ず左右分割して螺子と同時にスライド離型する必要があり、取付部の裏側に分割線ができてしまい、止水実現の調整が難しい。
また、特願2011−269327(特許文献3)の飲料用容器の栓体では、パーティングラインを無くすために溶着や嵌合をする必要があり、生産管理が困難である上にパッキン取付部に溝が出来て洗浄性が悪いという問題がある。
特開2010−280402号公報 特開2012−206764号公報 特開2013−119006号公報
解決しようとする問題点は、上記の問題を鑑みて、止水部に樹脂成形上の分割線を設ける必要がない飲料用容器の栓体を提供することを目的とする。
請求項1の飲料用容器の栓体は、容器本体の開口部に螺子嵌合される樹脂製飲み口本体と、この飲み口本体に螺子嵌合される樹脂製蓋体で形成される飲料用容器の栓体において、前記飲み口本体の底板には注液穴が設けられ、前記蓋体は有底筒状の蓋本体と前記蓋本体の上部に取り付けられる天板部とを備え、前記蓋本体の下端に蓋体側取付部が形成され、前記蓋体側取付部は外周面部を有する鍔状の下端凸部を備え、前記飲み口本体の内側に前記蓋体が嵌合する雌螺子が部分的に配置されており、前記飲み口本体の内周面であって、この雌螺子の下方に蓋体用止水部が形成され、部分的に配置された前記雌螺子が樹脂成型時に前記蓋体用止水部と独立して部分的に離形され、前記蓋体用止水部に樹脂成形によるパ−ティングラインが無く、かつ樹脂成型時に前記下端凸部が蓋体螺子と独立して離形され、前記蓋体側取付部の前記外周面部及び下面部に樹脂成形によるパ−ティングラインが無く、蓋体側止水部材が前記蓋体側取付部に取り付けられ、前記雌螺子と前記蓋体螺子とが螺着し、前記蓋体側止水部材が前記蓋体用止水部に当接することを特徴とする。
請求項2の飲料用容器の栓体は、前記飲み口本体に、前記容器本体に取り付けるための雄螺子が配置され、さらに、前記飲み口本体の下端に飲み口本体側取付部が設けられ、前記飲み口本体側取付部は外周面部を有する鍔状の下端凸部を備え、前記飲み口本体側取付部が樹脂成型時に、前記雄螺子と独立して離形され、前記飲み口本体側取付部の前記外周面部及び下面部には、パーティングラインが無く、前記飲み口本体側取付部に飲み口本体側止水部材が取り付けられることを特徴とする。
請求項3の飲料用容器の栓体は、前記飲み口本体は、飲み口または注ぎ口となる上部円筒部と、前記上部円筒部の下方の外側に連設され前記容器本体の外側に配置される下部外側円筒部と、前記上部円筒部の下方の内側に連設され前記容器本体の内側に配置される下部内側円筒部と、前記下部内側円筒部の下部に設けられた前記底板とを有し、前記下部外側円筒部の内面には前記容器本体に取り付けるための雌螺子が配置され、前記下部内側円筒部の下部外面に飲み口本体側取付部が形成され、樹脂成形によるパ−ティングラインの前記飲み口本体側取付部に飲み口本体側止水部材が取り付けられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、飲み口本体の蓋体用止水部におけるパ−ティングラインをなくすことができるため、飲み口本体と蓋体との止水を確実に行うことができ、また、蓋体側取付部を雄螺子より下方に配置したため、蓋体側取付部のパ−ティングラインを無くすことができ、止水性が向上する。さらに、蓋体側止水部材が蓋体の下方に取り付けられるため、蓋体側止水部材を容易に着脱することができる。
請求項2の発明によれば、飲み口本体側取付部におけるパ−ティングラインを無くすことができるため、容器本体と飲み口本体との止水を確実に行うことができ、また、飲み口本体側止水部材が飲み口本体の下方に取り付けられるため、飲み口本体側止水部材を容易に着脱することができる。
請求項3の発明によれば、飲み口本体の雌螺子を容器本体に嵌合させるため、容器本体のスペースを有効活用することが可能となる。また、飲み口本体側取付部におけるパ−ティングラインを無くすことができるため、飲み口本体と容器本体との止水性を確保することができる。そして、容器本体の外螺子である雄螺子を用いて飲み口本体を着脱可能としたため、容器本体と飲み口本体の止水部位置である飲み口本体側止水部材の位置を上方に配置することが可能となり、栓体の高さを抑えコンパクトにすることができる。
本発明の実施例1を示す飲料用容器の栓体の断面図である。 同上、飲料用容器の栓体を分解した状態の断面図である。 同上、蓋本体の断面図である。 同上、飲み口本体の断面図である。 同上、飲み口本体の斜視図である。 同上、蓋体を下側から見た斜視図である。 同上、飲み口本体を下側から見た斜視図である。 本発明の実施例2を示す飲料用容器の栓体の断面図である。 同上、飲み口本体の断面図である。 同上、蓋体側取付部の断面図である。 同上、蓋体側止水部材の断面図である。 本発明の参考例を示す飲料用容器の栓体の断面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な飲料用容器の栓体を採用することにより、従来にない飲料用容器の栓体が得られ、その飲料用容器の栓体について記述する。
図1〜図7において、水、コーヒー、お茶或いは清涼飲料を収容する飲料用容器は、金属製の容器本体1の開口部2に合成樹脂製の栓体3を被着している。この栓体3の上部には遮蔽部品としての蓋体4が開閉自在に設けられており、開口部2の下部には径小となる径小部2Aが形成されている。容器本体1は、有底筒状の内筒5の外側に有底筒状の外筒6を配置すると共に、それらの口部を接合しており、内筒5と外筒6との間には、断熱層たる真空空間6Aが設けられる。そして、開口部2の内周には、第一の雌螺子7が設けられ、その第一の雌螺子7は栓体3の上下方向向きの中心軸線8を中心として形成されている。尚、径小部2Aと第一の雌螺子7は内筒5に形成されている。
前記栓体3は、飲み口本体9を備える。この飲み口本体9は、中心軸線8と同軸状で開口部2に被着される円筒状の上方突出壁10と、この上方突出壁10の下方に、下方が径小となるテーパー筒部11を介して連設される下部円筒部12とが一体に合成樹脂で成型され、飲み口本体9の内側の中心軸線8と平行に流出路Fが形成されている。したがって、上方突出壁10、テーパー筒部11、下部円筒部12の内壁によって流出路Fの内壁が形成されている。尚、上方突出壁10の上端が口部10Aとなって飲み口または注ぎ口となる。尚、成型には射出成型を用いることができる。
また、下部円筒部12の外周には前記第一の雌螺子7に螺着する第一の雄螺子13が設けられており、この第一の雄螺子13が飲み口本体9の雄螺子である。さらに、下部円筒部12の下端周面にゴムパッキンなどからなる飲み口本体側止水部材14が設けられ、飲み口本体側止水部材14は断面略コ字形をなす。この飲み口本体側止水部材14は中心軸線8を中心とした環状であって、下部円筒部12の下端周面に中心軸線8を中心として環状に設けられた飲み口本体側取付部15に嵌着され、外周を開口部2の下部に形成された径小部2Aに当接できるようになっている。
尚、第一の雌螺子7及び第一の雄螺子13は二条螺子であるが、一条螺子でも構わない。
前記飲み口本体側取付部15は、図4に示すように中心軸線8を中心とした外周面部16Aを有する鍔状の下端凸部16と、この下端凸部16の上部に設けた凹部17とを備え、この凹部17の底周面部17Aは中心軸線8を中心とし、底周面部17Aの上端に横向きで外側に向って高くなるように斜設した上面部17Bを備え、一方、前記下端凸部16の下面部16Bは、前記下部円筒部12の底板18の周囲下面と同一面をなす。尚、前記凹部17は、下端凸部16の上面部16Cと、前記底周面部17Aと、上面部17Bにより構成される。
そして、飲み口本体側止水部材14の内周凹部14Aは前記下端凸部16に密着状態で外嵌して位置決め、抜け止めがなされ、飲み口本体側止水部材14の内周面部14B、上面部14Cは、前記底周面部17A、上面部17Bに密着し、また、飲み口本体側止水部材14の外周面には、その上部に前記径小部2Aに密着する上下方向の上外周面部14Dと、その下部に前記径小部2Aに密着する湾曲凸部14Eとが形成されている。尚、下端凸部16の下面部16Bには、飲み口本体側止水部材14の底板部14Fが密着する。また、底板部14Fの内周には、タブたる摘み部14Gが内側に突出して設けられ、この摘み部14Gを摘んで飲み口本体側止水部材14を飲み口本体側取付部15から取り外すことができる。
前記栓体3の蓋体4は、合成樹脂製であって、有天筒状体で構成されており、飲み口本体9に挿入して流出路Fを閉じるための有底筒状の蓋本体21と、この蓋本体21の上部に取り付けられる天板部22とを備える。この天板部22は、上面部23の周囲から下方に延設した外周部24とを一体に備える。
図3に示すように、前記蓋本体21は、筒状部25の上端に水平外向きの鍔部26を設け、前記筒状部25は、下部に縮小部27を有すると共に、この縮小部27の内端に下向きの下筒状部28を有し、この筒状部25の下端に位置する下部開口を塞ぐように蓋底板部29が設けられている。さらに、蓋本体21の下端周面にゴムパッキンなどからなる蓋体側止水部材30が設けられ、蓋体側止水部材30は断面略コ字形をなす。この蓋体側止水部材30は中心軸線8を中心とした環状であって、蓋本体21の下端周面に中心軸線8を中心として環状に設けられた蓋体側取付部31に嵌着したものであって、外周を前記飲み口本体9の内周面の蓋体用止水部19に当接できるようになっている。
前記蓋体側取付部31は、図3に示すように中心軸線8を中心とした外周面部32Aを有する鍔状の下端凸部32と、この下端凸部32の上部に設けた凹部33とを備え、この凹部33の底周面部33Aは中心軸線8を中心とし、底周面部33Aの上端に横向きで外側に向って高くなるように斜設した上面部33Bを備え、また、蓋体側取付部31の下面部32Bは略リング状に形成され、その下面部32Bと蓋底板部29の下面部の間に傾斜段部29Aを形成し、前記下面部32Bが蓋底板部29の下面部より一段低く形成されている。尚、前記凹部33は、下端凸部32の上面部32Cと、前記底周面部33Aと、上面部33Bにより構成される。
そして、蓋体側止水部材30の内周凹部30Aは前記下端凸部32に密着状態で外嵌して位置決め、抜け止めがなされ、蓋体側止水部材30の内周面部30B、上面部30Cは、前記底周面部33A、上面部33Bに密着し、また、蓋体側止水部材30の外周面には、その上下に前記下筒状部28の蓋体用止水部19に密着する湾曲凸部30D,30Dが形成されている。尚、下端凸部32の下面部32Bには、蓋体側止水部材30の底板部30Eが密着する。また、底板部30Eの内周には、タブたる摘み部30Fが内側に突出して設けられ、この摘み部30Fを摘んで蓋体側止水部材30を蓋体側取付部31から取り外すことができる。
前記上方突出壁10の内面には、飲み口本体9の雌螺子たる第二の雌螺子34が中心軸線8を中心として形成されており、第二の雌螺子34に螺着する蓋体螺子たる第二の雄螺子35が前記蓋本体21の外周面に形成され、その第二の雌螺子34は、複数の内向き突起34A,34Aにより構成され、図4に示すように、それら内向き突起34A,34Aの間には隙間34Sが設けられ、内向き突起34Aは上方突出壁10の上端から離れた中央部より下方に設けられている。尚、第二の雌螺子34は、中心軸線8を中心として、略等分、実施例では略4等分した周方向長さのものが周方向の隙間34Sを介して略等間隔に配置されており、この分割された内向き突起34Aが前後2箇所に配置されている。
また、前記上方突出壁10の外面には、下向き段部36を設け、この下向き段部36の下部に肩部材37が外嵌して固定され、肩部材37は下向き段部36に当接している。この肩部材37は、上方突出壁10の外側に開口部2の上部及び外側を覆う覆い部38を有し、この肩部材37は上方突出壁10側とは別体で成型されたものを上方突出壁10に嵌着して一体化している。尚、容器本体1に飲み口本体9を装着した状態で、開口部2と覆い部38の内面との間には隙間39が形成される。
さらに、前記底板18は、平面が円形で、前記飲み口本体9の開口箇所に流出路Fを遮断するように中心軸線8を中心として設けた中央底板部41を有する。そして、中央底板部41の外周縁に沿って上下方向に貫通すると共に平面が円弧状の注液穴42を複数円環状に配置することで、隣接する注液穴42間には下部円筒部12の下端と中央底板部41とを結ぶ連絡橋部43が形成される。この連絡橋部43は中心軸線8を中心とした放射方向に配置されている。実施例では注液穴42は、左右の2箇所に設けられており、この結果、連絡橋部43は中心軸線8を中心として前後に配置されており、また、2箇所の連絡橋部43,43の上方に前記第二の雌螺子34の2箇所の内向き突起34A,34Aが対向するように配置されている。
また、前記蓋本体21内に断熱材44が固定された状態で充填されている。本実施例では蓋体4は、蓋本体21と天板部22とが超音波溶着により接合されているが、その他の嵌合・溶着方法や接着剤を使用しても良い。
次に、蓋本体21の合成樹脂成型による製造方法について詳述する。図3の一点鎖線ですように、第二の雄螺子35の成型には、中心軸線8と直交する方向に開閉する雄螺子成型用分割金型であるスライド式分割金型51,52を用いる。一方、蓋本体21の上部側は、蓋本体21の内面、底面及び鍔部26の上面26Uの内側を形成する上中央コア金型53と、鍔部26の上面26Uの外側を形成する上外側コア金型54とを用いて成形され、蓋本体21の下部側は、蓋底板部29の下面及び外周面部32Aを形成する下コア金型55を用いて成形される。それら上中,上外側,下コア金型53,54,55は、中心軸線8の長手方向に開閉し、上中,上外側コア金型53,54と下コア金型55が離れる方向に開閉する。
前記上外側コア金型54とスライド式分割金型51,52とは、鍔部26の外周面26Gに位置するパーティングライン(分割線)56において分割されている。尚、分割箇所は、外周面26Gの上端から下端までの範囲で適宜選定できる。また、上中,上外側コア金型53,54を一体に設けてもよい。さらに、前記スライド式分割金型51,52は前記第二の雄螺子35を形成し、スライド式分割金型51,52と下コア金型55とは、前記外周面部32Aの上端に位置するパーティングライン57において分割されている。
スライド式分割金型51,52は、複数のものが中心軸線8の長手方向に対して直交する方向に進退することで、成型用空間であるキャビティを形成したり、また、製品取り出しできるようになっており、この場合、二点鎖線で示すように上下方向のパーティングライン58(中心軸線8と同軸状のため僅かに移動して図示する)が中心軸線8の長手方向と略平行に配置されている。一方、コア金型53,54,55は中心軸線8と同軸状に配置されて、中心軸線8の長手方向に配置されるものであって、成型時、スライド式分割金型51,52、コア金型53,54,55との接合箇所にパーティングライン56,57,58が合成樹脂で成型されるものの、蓋体側取付部31の外周面部32A及び下面部32Bには、パーティングラインが成型されるようなことはないようになっている。
続いて、飲み口本体9の合成樹脂成型による製造方法について詳述する。図4の一点鎖線で示すように、飲み口本体9の内部は中子金型61により成形され、この中子金型61は、中子金型本体61Aと前記二の雌螺子34,34を成形する雌螺子成形部62,62とを有し、これら雌螺子成形部62,62は、中子金型本体61Aに対して、中心軸線8の交差方向に開閉する。また、飲み口本体9の外周面の成形には、中心軸線8と直交する方向に開閉する雄螺子成型用分割金型であるスライド式分割金型63,64を用いる。一方、飲み口本体9の下部側は、底板18の下面及び外周面部16Aを形成する下コア金型65を用いて成形される。中子金型61と下コア金型65は、中心軸線8の長手方向に開閉し、中子金型61と下コア金型65が離れる方向に開閉する。
前記中子金型61とスライド式分割金型63,64とは、上方突出壁10の上端部に位置するパーティングライン(分割)66において分割されている。また、スライド式分割金型63,64と下コア金型65とは、前記外周面部16Aの上端に位置するパーティングライン67において分割されている。
スライド式分割金型63,64は、複数のものが中心軸線8の長手方向に対して直交する方向に進退することで、成型用空間であるキャビティを形成したり、また、製品取り出しできるようになっており、この場合、二点鎖線で示すように上下方向のパーティングライン68(中心軸線8と同軸状のため僅かに移動して図示する)が中心軸線8の長手方向と略平行に配置されている。
また、図4及び図5などに示すように、前記中子金型本体61Aと雌螺子成形部62とのパーティングライン69は、飲み口本体9の内面に形成され前記第二の雌螺子34を挟んで上下方向に形成された縦ライン69A,69Aと、これら縦ライン69A,69Aの下端を連結する横ライン69Bとを備え、縦ライン69A,69Aの上端は、上方突出壁10の上端部のパーティングライン66に連結されている。したがって、テーパー筒部11の下方に位置する下部円筒部12の内面には、パーティングラインは形成されず、ここに前記蓋体用止水部19が設けられている。
一方、中子金型61及び下コア金型65は中心軸線8と同軸状に配置されて、中心軸線8の長手方向に配置されるものであって、成型時、中子金型61,雌螺子成形部62,スライド式分割金型63,64、下コア金型65との接合箇所にパーティングライン66,67,68,69が合成樹脂で成型されるものの、飲み口本体側取付部15の外周面部16A,下面部16B及び蓋体用止水部19には、パーティングラインが成型されるようなことはないようになっている。
次に、前記構成について、その作用を説明する。飲み口本体9の下端に設けた飲み口本体側取付部15に、飲み口本体側止水部材14を装着する。そして、第一の雌螺子7に第一の雄螺子13を螺合することにより、飲み口本体側止水部材14の外周が径小部2Aに当接して止水性が得られる。この場合、飲み口本体側取付部15の外周面部16A及び下面部16Bには、パーティングラインがないため、優れた止水性を確保することができる。
また、蓋本体21の下端に設けた蓋体側取付部31に、蓋体側止水部材30を装着する。そして、第二の雌螺子34に第二の雄螺子35を螺合することにより、蓋体側止水部材30の外周が下部円筒部12の内周に当接して止水性が得られる。この場合、蓋体側取付部31の外周面部32A及び下面部32Bには、パーティングラインがないため、優れた止水性を確保することができ、さらに、蓋体側止水部材30が当接する蓋体用止水部19にもパーティングラインが無いため、優れた止水性を確保することができる。
そして、蓋体4を摘んで操作することで回動させ第二の雄螺子35を第二の雌螺子34より離脱することで、両者間の係止が解除され、蓋体4を開く。
次に、容器本体1を手で握って上方突出壁10の上端に口をつけて容器本体1を傾けることで、収容されている飲料を容器本体1から注液穴42を通って下部円筒部12,テーパー筒部11を介して上方突出壁10に至って呑むことができる。
この際、容器本体1内の飲料の流れは、中央底板部41及び連絡橋部43に当たって大量の流出が阻止される。さらに注液穴42から流出した飲料の全部または一部は内側に突設している第二の雌螺子34に当たって迂回して流れの勢いを弱めて流れることができる。
以上のように、前記実施例においては、樹脂製の飲み口本体9の雌螺子34が部分的に配置されており、図4及び図5に示すように、雌螺子34の内向き突起34Aはパーティングライン69により分割される。このため、蓋体用止水部19に分割線が無く、確実に止水が可能となる。また、樹脂製蓋体4においても、雄螺子35が蓋体側取付部31よりも上方に配置されるため、図4に示されるように成形用金型が分割され、蓋体側取付部31に分割線が無い。これら構造により確実に止水が可能なばかりでなく、蓋体側止水部材30が蓋体4の下端に配置されたため、容易に着脱できる。この場合、タブなどの形状をつけることにより蓋体側止水部材30をさらに容易に着脱することができる。また、栓体3は口元開口径(上方突出壁10の内径)が大きく洗浄性にも優れている。
また、樹脂製飲み口本体9の飲み口本体側取付部15が雄螺子13よりも下方にあるため、図4に示すように成形用金型が分割され、飲み口本体側取付部15に分割線が無い。よって、容器本体1との止水をより確実に行うことができる。また、飲み口本体側止水部材14が下端に配置されるため、容易に着脱できる。この場合、タブなどの形状をつけることにより飲み口本体側止水部材14をさらに容易に着脱することができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、容器本体1の開口部2に螺子嵌合される樹脂製飲み口本体9と、この飲み口本体9に螺子嵌合される樹脂製蓋体4で形成される飲料用容器の栓体において、飲み口本体9の内側に蓋体4が嵌合する雌螺子たる第二の雌螺子34が部分的に配置されており、この第二の雌螺子34の下方に蓋体用止水部19が形成され、部分的に配置された前記第二の雌螺子34が樹脂成型時に蓋体用止水部19と独立して部分的に離形され、蓋体用止水部19に樹脂成形による分割線が無く、かつ樹脂成型時に蓋体側取付部31が蓋体螺子たる第二の雄螺子35と独立して離形され、蓋体側止水部材30が樹脂成形による分割線の無い蓋体4の下方に取り付けられるから、飲み口本体9の蓋体用止水部19に分割線がないため、飲み口本体9と蓋体4との止水を確実に行うことができ、また、蓋体側取付部31を雄螺子35より下方に配置したため、蓋体側取付部31に分割線がなく、止水性が向上する。また、蓋体側止水部材30が蓋体4の下方に取り付けられるため、容易に着脱することができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、飲み口本体9に、容器本体1に取り付けるための第一の雄螺子13が配置され、さらに、飲み口本体側取付部15が樹脂成型時に、第一の雄螺子13と独立して離形され、樹脂成形による分割線の無い飲み口本体9の下方に飲み口本体側止水部材14が取り付けられるから、飲み口本体側取付部15に分割線が無く、容器本体1と飲み口本体9との止水を確実に行うことができ、また、飲み口本体側止水部材14が飲み口本体9の下方に取り付けられるため、容易に着脱することができる。
また、実施例上の効果として、飲み口本体9の内周面に第二の雌螺子34を設け、この第二の雌螺子34は、複数の内向き突起34A,34Aにより構成され、第二の雌螺子34は、中心軸線8を中心として、略等分、実施例では略4等分した周方向長さのものが周方向の隙間34Sを介して略等間隔に配置したから、中子金型61による成型を容易に行うことができる。また、前記飲み口本体9の蓋体用止水部19は、上部の上方突出壁10の内径より径小になっているから、蓋体側止水部材30による止水を確実に行うことができる。さらに、栓体3は開口部が径大となり洗浄性に優れている。
図8〜図11は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。容器本体1には、開口部2に連設する首部となっている外筒6の外周に第三の雄螺子108が容器本体1の中心軸線8を中心として形成されている。また、開口部2の内面の下部に内向き止水突起となる第一の段部110及びその上部に第二の段部111が設けられており、これら第一の段部110、第二の段部111はいずれも下方が上方よりも径小となるように中心軸線8を中心とした円環状に設けられている。
前記栓体3は、飲み口本体112を備え、この飲み口本体112は、合成樹脂製であって、中心軸線8と同軸状のほぼ円筒形状であり、開口部2上に被着され上端が口部113Aとなって飲み口または注ぎ口となる上部円筒部113と、この上部円筒部113の下方の外側に連設され外筒6の首部の外側に配置される下部外側円筒部114と、上部円筒部113の下方の内側に連設され開口部2の内側に配置されて栓体3の内側を形成する下部内側円筒部115と、この下部内側円筒部115の下部に、容器本体1の内部から上部円筒部113に至る飲料の流出路116を遮断するように中心軸線8を中心とした平面が円形の前記底板18を設ける。そして、下部内側円筒部115の外面に止水のためのシリコンなどのゴム状弾性材からなる飲み口本体側止水部材118が装着している。
下部外側円筒部114の内面には第三の雄螺子108に螺着する第三の雌螺子119が形成されている。また、下部内側円筒部115の内面には、前記第二の雌螺子34が中心軸線8を中心として形成されており、この第二の雌螺子34に蓋体4に設けた前記第二の雄螺子35が螺着できるようになっている。尚、第二の雌螺子34は吐出した液体の障壁を兼用する。さらに、下部内側円筒部115の外面の上下方向のほぼ中間に第三の段部122が設けられ、この第三の段部122は下部内側円筒部115の上方よりも段部下向き面123を介して下方が径小に形成され、下部内側円筒部115の下端に前記底板18が設けられている。
前記飲み口本体側止水部材118は、中心軸線8を中心とした有底短円筒形であって、下部内側円筒部115の外周面部115Aに嵌着する短円筒状の周面部127と、この周面部127の下部に連設して下方を塞ぎ底壁117の下面に添着するように底壁117の下面を覆う底板部128とを有する。そして、前記下部内側円筒部115の段部下向き面123より下の部分が飲み口本体側取付部120となる。
前記飲み口本体側止水部材118の周面部127の外面は、開口部2側にある第一の段部110と第二の段部111との間に隙間129を介して対向しており、周面部127の外面の下部に第一の段部110に当接する第一の止水部130を一体に設ける。この第一の止水部130はその縦断面が先細な三角形或いは矩形の小突起状であって中心軸線8を中心として円環状に配置されており、第一の止水部130の先端が第一の段部110に当接できるようになっている。また、飲み口本体側止水部材118の周面部127の外面の上部に、第二の段部111の真上と真下に当接する上下一対の第二の止水部131を一体に設ける。この第二の止水部131はその縦断面が矩形或いは先細な小突起状であって中心軸線8を中心として円環状に配置されており、第二の止水部131,131の先端が第二の段部111の真上と真下にそれぞれ当接できるようになっている。また、前記周面部127の上縁面127Aが前記下向き段部面123に当接する。
飲み口本体側止水部材118の底板部128には、その外周縁に沿って上下方向を貫通すると共に平面が円弧状の第二の注液穴136を複数円環状に配置することで、隣接する第二の注液穴136間には底板部128の周縁と中心軸線8上の第二の中央底板部137とを結ぶ第二の連絡橋部138が形成される。この第二の連絡橋部138は中心軸線8を中心とした放射方向に配置されている。尚、注液穴42と第二の注液穴136における中心軸線8を中心とした外縁、内縁の半径はほぼ同じに形成されている。
さらに、中心軸線8を中心として中央底板部41、第二の中央底板部137はほぼ同じ外径を有するものであって、第二の中央底板部137の上面中央に縦断面がT字型となる係合突起139を上向きに突設する。すなわち、この係合突起139は上端に指当て可能なほぼ水平な平坦をなした上部指当て部140が設けられると共に、この上部指当て部140の外周に、第二の中央底板部137よりもやや小径な抜け止め鍔部141を有する円柱状突起本体142を中心軸線8上に立設したものである。尚、上部指当て部140はやや上方に突設したり、やや下方に凹設したりしてもよい。また、円柱状突起本体142の下面には上向きにやや凹設した下部指当て部143が設けられている。
そして、第二の中央底板部137の中心軸線8上に形成され円柱状突起本体142とほぼ同径な平面円形な係合穴144に、円柱状突起本体142を下方から無理に挿入することで、係合穴144に円柱状突起本体142が係合し、抜け止め鍔部141が中央底板部41の上面に係止すると共に第二の中央底板部137が中央底板部41の下面に係止することで、飲み口本体側止水部材118が栓体3に周方向で回転可能に装着されるようになっている。
さらに、中心軸線8を中心として注液穴42、第二の注液穴136の内周径と外周径がそれぞれ略同一にすると共に、飲み口本体側止水部材118が栓体3に対して回動した場合にも相対した第一の注液穴42、第二の注液穴136同士が総て覆われることなく栓体3内外へ連通する流出路116が液の吐出と通気に必要な開口面積、位置関係を保持する構造となっている。
前記蓋本体21の前記筒状部25は、上から第一の縮小部71と、第二の縮小部72を有し、これら縮小部71,72において上部の直径が下部の直径より小さくなる。また、筒状部25の外周には、前記第一と第二の縮小部71,72の間において、前記第二の雄螺子35が設けられている。
図10に示すように、蓋体側取付部31には、下端凹部73が設けられ、この下端凹部73は、外周面部73Aと、この外周面部73Aの上端に横向きに外側に設けられる上面部73Bを備え、この上面部73Bは前記下端凸部32の下面部である。
そして、前記蓋体側止水部材30の内周凹部30Aは前記下端凸部32に密着状態で外嵌して位置決め、抜け止めがなされ、蓋体側止水部材30の内周面部30Bは、前記外周面部32Aに密着する。また、蓋体側止水部材30の外周面には、下部内側円筒部115の内面の蓋体用止水部19に密着する湾曲凸部30Dが上下に形成されている。尚、下端凹部73の上面部73Bには、蓋体側止水部材30の底板部30Eが密着し、蓋体側止水部材30の底板部30Eの下面は底板18の下面と面一となる。
図9に示すように、前記下部内側円筒部115の外面74は、その上端74Aから下端74Bまで中心軸線8の長手方向に対して、下方向に向ってアンダーカットのない形状をなす。また、下部外側円筒部114の内面75において、第三の雌螺子119の上下は、中心軸線8の長手方向に対して、アンダーカットのない形状をなす。
したがって、前記外面74と内面75を成形する回転式金型76を、第三の雌螺子119との螺合を解除する方向に回転しながら中心軸線8の長手方向に移動することにより、離型することができる。
図9の一点鎖線で示すように、飲み口本体112の内部は上コア金型を兼用する中子金型61により成形され、この中子金型61は、中子金型本体61Aと前記二の雌螺子34,34を成形する雌螺子成形部62,62とを有し、これら雌螺子成形部62,62は、中子金型本体61Aに対して、中心軸線8の交差方向に開閉する。また、飲み口本体112の外周面の成形には、中心軸線8と直交する方向に開閉する雄螺子成型用分割金型であるスライド式分割金型63,64を用いる。一方、飲み口本体112の下部側は、下コア金型65を用いて成形され、この下コア金型65に前記回転式金型76が設けられている。中子金型61と下コア金型65は、中心軸線8の長手方向に開閉し、中子金型61と下コア金型65が離れる方向に開閉する。
前記中子金型61とスライド式分割金型63,64とは、上部円筒部113の上端部に位置するパーティングライン(分割線)66Aにおいて分割され、このパーティングライン66Aは中心軸線8と交差方向をなす。また、スライド式分割金型63,64と下コア金型65とは、前記下部外側円筒部114の下端に位置するパーティングライン67Aにおいて分割されている。
スライド式分割金型63,63は、複数のものが中心軸線8の長手方向に対して直交する方向に進退することで、成型用空間であるキャビティを形成したり、また、製品取り出しできるようになっており、この場合、二点鎖線で示すように上下方向のパーティングライン68(中心軸線8と同軸状のため僅かに移動して図示する)が中心軸線8の長手方向と略平行に配置されている。
また、図9に示すように、前記中子金型本体61Aと雌螺子成形部62とのパーティングライン69は、飲み口本体112の内面に形成され前記第二の雌螺子34を挟んで上下方向に形成された縦ライン69A,69Aと、これら縦ライン69A,69Aの下端を連結する横ライン69Bとを備え、縦ライン69A,69Aの上端は、上方突出壁10の上端部のパーティングライン66Aに連結されている。
前記回転式金型76は中心軸線8を中心とした略円筒状に形成され、下コア金型65において、外周面位置と内周面位置がパーティングライン76G,76Nとなり、パーティングライン76Gは下部外側円筒部114の下端位置に設けられ、パーティングライン76Nは下部内側円筒部115の下端位置に設けられている。
一方、中子金型61及び下コア金型65は中心軸線8と同軸状に配置されて、中心軸線8の長手方向に配置されるものであって、成型時、中子金型61,雌螺子成形部62,スライド式分割金型63,64、下コア金型65との接合箇所にパーティングライン66,67,68,69が合成樹脂で成型されるものの、飲み口本体側取付部120の外周面部115A,下面部115Bには、パーティングラインが成型されるようなことはないようになっている。
また、図10に示すように、蓋本体21の成形に用いる下コア金型55とスライド式分割金型51,52とは、前記外周面部32Aの上端に位置するパーティングライン57Aにおいて分割されており、蓋体側取付部31の外周面部32A,上面部73B及び外周面部73Aには、パーティングラインが成型されるようなことはないようになっている。
次に前記構成について説明する。開口部2から例えばお茶などの飲料液を容器本体1に収容した後に、第三の雌螺子119を第三の雄螺子108に螺着することで、容器本体1に栓体3を装着する。この場合、蓋体側止水部材30は閉蓋時に蓋体用止水部19に当接して流出路116が遮断される。さらに、第二の雌螺子34に第二の雄螺子35を螺着することで、飲み口本体112に蓋体4を装着する。この場合、飲み口本体側止水部材118は閉蓋時に第一及び第二の段部110,111に当接し、容器本体1に収容されているお茶の液は液密に保温される。
尚、飲み口本体側止水部材118を外すときは、上部指当て部140に指(図示せず)を多少無理に押圧することで、抜け止め鍔部141、ひいては係合突起139が弾性変形して係合穴144を下方に抜け出ることで、飲み口本体側止水部材118を取り出すことができる。
一方、洗浄後に組み立てるときは、下部指当て部143に指(図示せず)を当てて、飲み口本体側止水部材118の係合突起139を係合穴144にやや無理に挿入することで抜け止め鍔部141を底板18の上面に係止せしめて抜け止めする。そして、飲み口本体側止水部材118を開口部2の下方に押し第三の雄螺子108に第三の雌螺子119を螺着することで、栓体3を開口部2に装着することができる。
以上のように、前記実施例においては、飲み口本体112の雌螺子119を容器本体1の雄螺子108と嵌合させるため、容器本体1のスペースを有効活用することが可能である。図8に示すように、飲み口本体112の雌螺子119は飲み口本体側取付部120にアンダーカットが無いため共に回転され離型されるため、飲み口本体側取付部120に分割線が存在しない。そして、容器本体1の外螺子である雄螺子108を用いて飲み口本体112を着脱可能としたため、容器本体1と飲み口本体112の止水部位置である飲み口本体側止水部材118の位置を上方に持ってくることが可能となる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、飲み口本体112の内側に蓋体4が嵌合する雌螺子たる第二の雌螺子34が部分的に配置されており、この第二の雌螺子34の下方に蓋体用止水部19が形成され、部分的に配置された第二の雌螺子34が樹脂成型時に蓋体用止水部19と独立して部分的に離形され、蓋体用止水部19に樹脂成形による分割線が無く、かつ樹脂成型時に蓋体側取付部31が蓋体螺子たる第二の雄螺子35と独立して離形され、蓋体側止水部材30が樹脂成形による分割線の無い蓋体4の下方に取り付けられるから、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、飲み口本体112に嵌合される下部外側円筒部114に、容器本体1に取り付けるための雌螺子119が配置され、さらに飲み口本体側取付部120が飲み口本体112の下方に形成され、樹脂成形による分割線が無く、飲み口本体側取付部15に飲み口本体側止水部材118が取り付けられるから、飲み口本体112の雌螺子119を容器本体1に嵌合させるため、容器本体1のスペースを有効活用することが可能となる。また、飲み口本体側取付部15に分割線が無いため、飲み口本体112と容器本体1との止水性を確保することができる。
また、実施例上の効果として、飲み口本体112に下部外側円筒部114が一体成型されているから、組み立てる必要が無く、製造が容易となる。また、開口部2側にある第一の段部110と第二の段部111との間に隙間129を介して対向しており、周面部127の外面の下部に第一の段部110に当接する第一の止水部130を一体に設け、この第一の止水部130はその縦断面が先細な三角形或いは矩形の小突起状であって中心軸線8を中心として円環状に配置されており、第一の止水部130の先端が第一の段部110に当接するから、優れた止水性が得られる。
[参考例]
図12は、本発明の参考例を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では上部円筒部113と下部内側円筒部115とを一体に設けて飲み口本体9を構成し、飲み口本体9と別体の下部外側円筒部114を嵌合して組み立てており、下部外側円筒部114の内面には第三の雌螺子119が形成されている。具体的には、上部円筒部113と下部内側円筒部115との境目で飲み口本体9の外面に肉厚部81を膨出形成し、この肉厚部81の外面に嵌合受け部たる凹部82を設け、下部外側円筒部114の上部リング部114Aの内周に、嵌合部たる凸部83を設け、凹部82に凸部83を嵌合して飲み口本体に下部外側円筒部114を一体に組み込んでいる。尚、飲み口本体9と下部外側円筒部114の一方に、凹部82を設け、他方に凸部83を設けて、凹凸嵌合構造を構成している。
また、下部内側円筒部115の下端には、前記栓本体止水弾性部材取付部たる飲み口本体側取付部15を設け、この飲み口本体側取付部15に、前記飲み口止水弾性部材たる飲み口本体側止水部材14を着脱可能に取り付けている。
そして、実施例1と同様に、飲み口本体側取付部15の外周面部16A,下面部16B及び蓋体用止水部19には、パーティングラインが成型されるようなことはないようになっている。
前記蓋本体21の筒状部25の高さ方向中央には、下方に向って縮小する中央縮小部25Aを設け、蓋本体21の下端には、蓋体側取付部31を設け、この蓋体側取付部31に蓋体側止水部材30を取り付けている。
そして、実施例1と同様に、蓋体側取付部31の外周面部32A及び下面部32Bには、パーティングラインが成型されるようなことはないようになっている。
また、飲み口本体側止水部材14は前記径小部2Aに当接し、蓋体側止水部材30は、下部内側円筒部115の下部側内周面に位置する蓋体用止水部19に当接し、この蓋体用止水部19は、飲み口本体側取付部15の内周側に位置し、上方に位置する下部内側円筒部115の内周面より径小に形成されている。
以上のように、前記参考例においては、飲み口本体9の雌螺子119を容器本体1の雄螺子108と嵌合させるため、容器本体1のスペースを有効活用することが可能である。図12に示すように、飲み口本体9の雌螺子119は飲み口本体側取付部15にアンダーカットが無いため共に回転され離型されるため、飲み口本体側取付部15に分割線が存在しない。また、本参考例では、雌螺子119を有する下部外側円筒部114を、上部円筒部113と下部内側円筒部115を別体で構成し、上部円筒部113と下部内側円筒部115とを成形後、上部円筒部113と下部内側円筒部115に、下部外側円筒部114を嵌合して一体化してもよい。そして、容器本体1の外螺子である雄螺子108を用いて飲み口本体9を着脱可能としたため、容器本体1と飲み口本体9の止水部位置である飲み口本体側止水部材14の位置を上方に持ってくることが可能となる。
このように本参考例では、飲み口本体9の内側に蓋体4が嵌合する雌螺子たる第二の雌螺子34が部分的に配置されており、この第二の雌螺子34の下方に蓋体用止水部19が形成され、部分的に配置された第二の雌螺子34が樹脂成型時に蓋体用止水部19と独立して部分的に離形され、蓋体用止水部19に樹脂成形による分割線が無く、かつ樹脂成型時に蓋体側取付部31が蓋体螺子たる第二の雄螺子35と独立して離形され、蓋体側止水部材30が樹脂成形による分割線の無い蓋体4の下方に取り付けられるから、飲み口本体9の蓋体用止水部19に分割線がないため、飲み口本体9と蓋体4との止水を確実に行うことができ、また、蓋体側取付部31を雄螺子35より下方に配置したため、蓋体側取付部31に分割線がなく、止水性が向上する。また、蓋体側止水部材30が蓋体4の下方に取り付けられるため、容易に着脱することができ、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、このように本参考例では、飲み口本体9に嵌合される下部外側円筒部114に、容器本体1に取り付けるための雌螺子119が配置され、さらに飲み口本体側取付部15が飲み口本体9の下方に形成され、樹脂成形による分割線が無く、飲み口本体側取付部15に飲み口本体側止水部材14が取り付けられるから、飲み口本体9の雌螺子119を容器本体1に嵌合させるため、容器本体1のスペースを有効活用することが可能となる。また、飲み口本体側取付部15に分割線が無いため、飲み口本体9と容器本体1との止水性を確保することができる。そして、容器本体1の外螺子である雄螺子108を用いて飲み口本体9を着脱可能としたため、容器本体1と飲み口本体9の止水部位置である飲み口本体側止水部材14の位置を上方に持ってくることが可能となり、栓体3の高さを抑えコンパクトにすることができる。
また、参考例上の効果として、飲み口本体9と別体の下部外側円筒部114を嵌合して組み立て、下部外側円筒部114の内面に第三の雌螺子119が形成しているから、下部外側円筒部114の成型を容易に行うことができる。また、実施例2と比較して、実施例1及び3では弾性止水部材たる飲み口本体側止水部材14の体積が小さいため、弾性止水部材の成形が容易である。
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、成型に用いる成型用金型の形状は適宜選定可能である。
1 容器本体
2 開口
3 栓体
4 蓋体
9 飲み口本
13 第一の雄螺子(雄螺子)
14 飲み口本体側止水部
15 飲み口本体側取付
16 下端凸部
16A 外周面部
16B 下面部
18 底板
19 蓋体用止水部
21 蓋本体
22 天板部
30 蓋体側止水部
31 蓋体側取付
32A 外周面部
32 下端凸部
32B 下面部
34 第二の雌螺子(雌螺子)
35 第二の雄螺子(蓋体螺子)
42 注液穴
112 飲み口本
113 上部円筒部
114 下部外側円筒
115 下部内側円筒部
118 飲み口本体側止水部
119 第三の雌螺子螺子)
120 飲み口本体側取付

Claims (3)

  1. 容器本体の開口部に螺子嵌合される樹脂製飲み口本体と、この飲み口本体に螺子嵌合される樹脂製蓋体で形成される飲料用容器の栓体において、前記飲み口本体の底板には注液穴が設けられ、前記蓋体は有底筒状の蓋本体と前記蓋本体の上部に取り付けられる天板部とを備え、前記蓋本体の下端に蓋体側取付部が形成され、前記蓋体側取付部は外周面部を有する鍔状の下端凸部を備え、前記飲み口本体の内側に前記蓋体が嵌合する雌螺子が部分的に配置されており、前記飲み口本体の内周面であって、この雌螺子の下方に蓋体用止水部が形成され、部分的に配置された前記雌螺子が樹脂成型時に前記蓋体用止水部と独立して部分的に離形され、前記蓋体用止水部に樹脂成形によるパ−ティングラインが無く、かつ樹脂成型時に前記下端凸部が蓋体螺子と独立して離形され、前記蓋体側取付部の前記外周面部及び下面部に樹脂成形によるパ−ティングラインが無く、蓋体側止水部材が前記蓋体側取付部に取り付けられ、前記雌螺子と前記蓋体螺子とが螺着し、前記蓋体側止水部材が前記蓋体用止水部に当接することを特徴とする飲料用容器の栓体。
  2. 前記飲み口本体に、前記容器本体に取り付けるための雄螺子が配置され、さらに、前記飲み口本体の下端に飲み口本体側取付部が設けられ、前記飲み口本体側取付部は外周面部を有する鍔状の下端凸部を備え、前記飲み口本体側取付部が樹脂成型時に、前記雄螺子と独立して離形され、前記飲み口本体側取付部の前記外周面部及び下面部には、パーティングラインが無く、前記飲み口本体側取付部に飲み口本体側止水部材が取り付けられることを特徴とする請求項1記載の飲料用容器の栓体。
  3. 前記飲み口本体は、飲み口または注ぎ口となる上部円筒部と、前記上部円筒部の下方の外側に連設され前記容器本体の外側に配置される下部外側円筒部と、前記上部円筒部の下方の内側に連設され前記容器本体の内側に配置される下部内側円筒部と、前記下部内側円筒部の下部に設けられた前記底板とを有し、前記下部外側円筒部の内面には前記容器本体に取り付けるための雌螺子が配置され、前記下部内側円筒部の下部外面に飲み口本体側取付部が形成され、樹脂成形によるパ−ティングラインの前記飲み口本体側取付部に飲み口本体側止水部材が取り付けられることを特徴とする請求項1記載の飲料用容器の栓体。
JP2012143526A 2012-06-26 2012-06-26 飲料用容器の栓体 Active JP6051616B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012143526A JP6051616B2 (ja) 2012-06-26 2012-06-26 飲料用容器の栓体
KR1020130072323A KR101498796B1 (ko) 2012-06-26 2013-06-24 음료용 용기의 마개체 및 그 제조방법
CN201310258093.3A CN103508062B (zh) 2012-06-26 2013-06-26 饮料用容器的栓体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012143526A JP6051616B2 (ja) 2012-06-26 2012-06-26 飲料用容器の栓体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014005065A JP2014005065A (ja) 2014-01-16
JP6051616B2 true JP6051616B2 (ja) 2016-12-27

Family

ID=49891592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012143526A Active JP6051616B2 (ja) 2012-06-26 2012-06-26 飲料用容器の栓体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6051616B2 (ja)
KR (1) KR101498796B1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6882014B2 (ja) 2017-03-03 2021-06-02 サーモス株式会社 キャップユニット及びキャップ付き容器
JP7332756B2 (ja) * 2018-02-07 2023-08-23 三菱ケミカル・クリンスイ株式会社 浄水器
CN108378644A (zh) * 2018-04-03 2018-08-10 张学军 一种可调节出水比例的多容积保温杯
JP2023035735A (ja) * 2021-09-01 2023-03-13 Sankeiプランニング株式会社 消毒液ディスペンサー

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60185533U (ja) * 1983-08-01 1985-12-09 タイガー魔法瓶株式会社 回動注出式液体容器
JP2579225Y2 (ja) * 1993-12-29 1998-08-20 株式会社織田島器物製作所 液体容器用の栓体
JP3408092B2 (ja) * 1996-12-12 2003-05-19 大和製罐株式会社 合成樹脂製キヤツプおよびその射出成形装置
JP3687084B2 (ja) * 1997-05-09 2005-08-24 サーモス株式会社 液体容器用栓体
JP4051692B2 (ja) * 1998-03-12 2008-02-27 サーモス株式会社 茶漉し付保温容器
JP2002037351A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 携帯用保温容器
JP4906021B2 (ja) * 2001-08-02 2012-03-28 大和製罐株式会社 合成樹脂製キャップの密封構造
JP4809910B2 (ja) * 2009-06-03 2011-11-09 サーモス株式会社 飲料用容器
JP5240313B2 (ja) * 2011-03-30 2013-07-17 サーモス株式会社 飲料用容器の栓体
JP3171801U (ja) * 2011-09-06 2011-11-17 オルゴ株式会社 携帯用飲料容器
JP5310831B2 (ja) * 2011-12-08 2013-10-09 サーモス株式会社 飲料用容器の栓体

Also Published As

Publication number Publication date
KR20140001135A (ko) 2014-01-06
CN103508062A (zh) 2014-01-15
JP2014005065A (ja) 2014-01-16
KR101498796B1 (ko) 2015-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101512937B1 (ko) 음료용 용기의 마개체
JP4596415B2 (ja) 注出栓
JP6051616B2 (ja) 飲料用容器の栓体
JP6893424B2 (ja) キャップユニット及びキャップ付き容器
KR102512843B1 (ko) 캡 유닛 및 캡 부착 용기
US10961025B2 (en) Pouring spout of container
JP6100059B2 (ja) 注出容器
ES2258106T3 (es) Prolongador para dispensador de botella, en particular para productos alimenticios.
JP2009196718A (ja) スパウト
JP5310831B2 (ja) 飲料用容器の栓体
JP2011063277A (ja) キャップ付注出具
JP3895704B2 (ja) 注出筒付プラスチックキャップ
JP4869914B2 (ja) 容器
JP3241861B2 (ja) 容器又は注出キャップ
JP4386658B2 (ja) プッシュプル注出キャップ
JP4774296B2 (ja) 複合ヒンジキャップ
JP6359325B2 (ja) 携帯飲料容器
JP2000043912A (ja) 不正開封防止機能付きキャップ及びその製造方法
JP2009234605A (ja) 注出用中栓
JP4998779B2 (ja) 液体注出キャップ
JPH0739812Y2 (ja) 容器の注出装置
US10464725B2 (en) Container closure with latching collar
CN103508062B (zh) 饮料用容器的栓体
JP4253728B2 (ja) ヒンジキャップ及びその製造方法
JP4388649B2 (ja) プッシュプル開閉蓋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6051616

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250