JP6051147B2 - アンテナ取付用支柱側金具 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ側に取り付けられたアンテナ側取付金具と連結されて、支柱に対しアンテナを取り付けるためのアンテナ取付用支柱側金具に関する。
本件出願人は、部品点数を増やさずに簡単にアンテナを取り付けることができるアンテナ側金具として、アンテナ側に取り付けられたアンテナ側取付金具と連結されて、支柱に対しアンテナを取り付けるためのアンテナ取付用支柱側金具を提案している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−34087号公報
しかし、最近は、通信会社が増加すると共に、携帯電話や無線通信の需要が増大しているため、1本の支柱に取り付けるアンテナの本数や重量が増加したり、支柱に対するアンテナの設置角度を大きくして、地表に対するアンテナの電波の照射エリアを狭くする要求があり、アンテナ取付用支柱側金具の強度向上が要求されている。
その一方、アンテナ取付用支柱側金具の強度を向上させた場合でも、アンテナやアンテナ取付用支柱側金具の取付け作業性を犠牲にすることは許されない。
そこで、本発明は、第1には金具自体の強度を向上させることができ、第2には、さらに金具自体の強度を向上させた場合でも金具やアンテナの取付け作業性の悪化を防止できるアンテナ取付用支柱側金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具は、アンテナ側に取り付けられたアンテナ側取付金具と連結されて、支柱に対しアンテナを取り付けるためのアンテナ取付用支柱側金具であって、支柱の外周面に当接する支柱当接面と、その支柱当接面の両側に連続してかつ支柱の外周面から離れる方向に曲がって延び、支柱に固定するための支柱固定用ボルトを通す支柱固定用ボルト孔が設けられた支柱当接面とを有する支柱当接面部と、その支柱当接面部に対しほぼ直交方向に折り曲げられて支柱から離れる方向に延び、前記アンテナ側取付金具と連結するための金具連結用ボルトを通す金具連結用ボルト孔が設けられたアンテナ側金具連結面部とを有し、前記支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔以外の部分と、前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔以外の部分との間に補強板を設け、前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトの軸線と、前記補強板の延設方向とは交差しており、前記補強板は、前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔以外の部分に溶接している部分であって、前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトの軸線と交差する部分近傍のアンテナ側金具連結面部からの高さは、少なくとも前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔におけるアンテナ側金具連結面部側端部の当該アンテナ側金具連結面部からの高さよりも低い形状にすることにより、前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトに干渉しないように構成したことを特徴とする。
また、本発明に係る別のアンテナ取付用支柱側金具は、アンテナ側に取り付けられたアンテナ側取付金具と連結されて、支柱に対しアンテナを取り付けるためのアンテナ取付用支柱側金具であって、支柱の外周面に当接する支柱当接面と、その支柱当接面の両側に連続してかつ支柱の外周面から離れる方向に曲がって延び、支柱に固定するための支柱固定用ボルトを通す支柱固定用ボルト孔が設けられた支柱当接面とを有する支柱当接面部と、その支柱当接面部に対しほぼ直交方向に折り曲げられて支柱から離れる方向に延び、前記アンテナ側取付金具と連結するための金具連結用ボルトを通す金具連結用ボルト孔が設けられたアンテナ側金具連結面部とを有し、前記支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔以外の部分と、前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔以外の部分との間に補強板を設け、前記アンテナ側金具連結面部には、金具連結用ボルト孔として、支柱に対しアンテナの水平角度を調整する際、回転中心となる金具連結用支点ボルトが挿入される金具連結用支点ボルト孔と、金具連結用支点ボルト孔を中心とした円周上に所定角度毎に並んだ複数の金具連結用角度設定ボルト孔とを有し、前記補強板は、前記支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔以外の部分と、前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔である金具連結用支点ボルト孔と、金具連結用支点ボルト孔を中心とした円周上に所定角度毎に並んだ複数の金具連結用角度設定ボルト孔の間に一定間隔を離して少なくとも2枚以上溶接されていることを特徴とする。
ここで、前記補強板は、前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトに干渉しないように構成すると良い。
また、前記アンテナ側金具連結面部には、金具連結用ボルト孔として、支柱に対しアンテナの水平角度を調整する際、回転中心となる金具連結用支点ボルトが挿入される金具連結用支点ボルト孔と、金具連結用支点ボルト孔を中心とした円周上に所定角度毎に並んだ複数の金具連結用角度設定ボルト孔とを有し、前記補強板は、前記支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔以外の部分と、前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔である金具連結用支点ボルト孔と、金具連結用支点ボルト孔を中心とした円周上に所定角度毎に並んだ複数の金具連結用角度設定ボルト孔の間に一定間隔を離して少なくとも2枚以上溶接されているとさらに良い。
また、前記金具連結用ボルトとして金具連結用角根ボルトを使用してその回転を角根部分で固定できるように、前記アンテナ側金具連結面部の金具連結用ボルト孔のうち補強板に近接する部分には少なくとも2箇所以上の角部を設けるとさらに良い。
本発明のアンテナ取付用支柱側金具では、支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔以外の部分とアンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔以外の部分との間に補強板を設けたため、金具自体の強度を向上させることができる。
また、支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトの軸線と補強板の延設方向とは交差しており本発明のアンテナ取付用支柱側金具では、補強板は支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトに干渉しないように構成しているため、補強板により補強した場合でも、アンテナの取付け作業性が悪化することを防止できる。
本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の斜視図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の平面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の底面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の正面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の背面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の右面図である。 図4におけるA―A線断面図である。 図4におけるB―B線断面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具における金具連結用ボルトの挿入例1を示す図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具における金具連結用ボルトの挿入例2を示す図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具における金具連結用ボルトの挿入例3を示す図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具を3個連結して支柱に取り付けた例を示す平面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具を3個連結して支柱に取り付け、3つのアンテナ取付用支柱側金具それぞれにアンテナ側取付金具を介してアンテナを取り付けた状態を示す平面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具を3個連結して支柱に取り付け、3つのアンテナ取付用支柱側金具それぞれにアンテナ側取付金具を介してアンテナを取り付けた状態を示す側面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の補強板の他の形状例を示す一部切欠側面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の補強板のさらに他の形状例を示す一部切欠側面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の補強板のさらに他の形状例を示す一部切欠側面図である。 本発明に係るアンテナ取付用支柱側金具の補強板のさらに他の形状例を示す一部切欠側面図である。
以下、本発明にかかるアンテナ取付用支柱側金具1の実施形態について、図面を参照して説明する。
実施形態のアンテナ取付用支柱側金具1は、後述する図13および図14に示すようにアンテナ4側に取り付けられたアンテナ側取付金具2と連結されて、支柱3に対しアンテナ4を1本〜3本取り付けるためのもので、図1〜図11に示すようにアンテナ側金具連結面部11と、支柱当接面部12と、2枚の補強板13,13とを有している。
アンテナ側金具連結面部11は、支柱当接面部12に対しほぼ直交方向に折り曲げられて支柱3から離れる方向に延び、アンテナ側取付金具2と連結するための金具連結用ボルトを通す3種類の金具連結用ボルト孔である金具連結用支点ボルト孔11aと、その金具連結用支点ボルト孔11aを中心としてアンテナ4の水平角度を、例えば、10度や15毎等の所定角度で+−45度の範囲で設定可能な金具連結用角度設定ボルト孔である金具連結用角度設定第1ボルト孔11bおよび一対の金具連結用角度設定第2ボルト孔11c,11cが設けられている。
そのため、アンテナ側金具連結面部11の平面視した形状は、図2や図3等に示すように、金具連結用支点ボルト孔11aの大径ボルト孔11a1を中心にしたほぼ扇形形状で、支柱当接面部12の部分だけ支柱3bの外周面に応じて凹んだ(窪んだ)形状をしている。
金具連結用支点ボルト孔11aは、金具連結用角根ボルトでない通常の金具連結用支点ボルト51が挿入されるボルト孔で、後述する図13に示すように支柱3に対しアンテナ4の水平角度を調整する際、回転中心(支点)となり、金具連結用支点ボルト51がずれて2箇所位置する大径ボルト孔11a1と小径ボルト孔11a2とが連続した瓢箪形状に形成されている。
金具連結用角度設定第1ボルト孔11bは、図2や図3等に示すように、金具連結用支点ボルト孔11aのここでは例えば小径ボルト孔11a2を中心とした円周上に例えば、10°ずつずらした金具連結用角根ボルトの回転固定用に少なくとも2箇所以上の角部を有する正方形状孔が3つ連続して形成されている。
ここで、金具連結用角度設定第1ボルト孔11bを通常の円形状孔が3つ連続した金具連結用角度設定第1ボルト孔でなく、正方形状孔が3つ連続した金具連結用角度設定第1ボルト孔11bにしたのは、金具連結用角度設定第1ボルト孔11bの両側に後述するように一対の補強板13,13が立設されており、一対の補強板13,13の間隔が狭く、金具連結用角度設定第1ボルト孔の両側の+−10度のボルト孔に金具連結用ボルトを通してナットにより締付ける際に、一対の補強板13,13によってラチェットレンチ等の工具を入れ難く、また例えその間に工具を入れたとしても回転操作等の作業が困難であるため、一対の補強板13,13の間には工具を入れる作業が不要になるように正方形状孔が3つ連続した金具連結用角度設定第1ボルト孔11bにしている。
なお、正方形状孔が3つ連続した金具連結用角度設定第1ボルト孔11bのうち、中心のほぼ正方形状孔は、工具を入れて作業できる場合には丸孔形状でも良いが、両側のほぼ正方形状孔はそれぞれ両側の補強板13,13に近接しており、工具を入れて作業することは困難であるため少なくとも2箇所以上の角部を有する形状にする。
一対の金具連結用角度設定第2ボルト孔11c,11cは、金具連結用支点ボルト孔11aの大径ボルト孔11a1および小径ボルト孔11a2の双方を中心とした円周上に金具連結用角根ボルト52が通されてアンテナ側取付金具2と連結できるように長孔形状で構成されている。なお、一対の金具連結用角度設定第2ボルト孔11c,11cが金具連結用支点ボルト孔11aの大径ボルト孔11a1および小径ボルト孔11a2となす角度は、約90度前後としている。
そして、一対の金具連結用角度設定第2ボルト孔11c,11cの両端部のうち少なくとも一対の補強板13,13に近い側の端部は、金具連結用角根ボルト52の回転固定用に少なくとも2箇所以上の角部を設けた方形状に形成している。これは、一対の金具連結用角度設定第2ボルト孔11c,11cの両端部のうち、少なくとも一対の補強板13,13に近い側の端部は、一対の補強板13,13の間の金具連結用角度設定第1ボルト孔11bと同様に、一対の補強板13,13によってラチェットレンチ等の工具をセットし難く、また例えその間に工具をセットしたとしても回転操作等の作業が困難であるからである。
以上のように、本実施形態のアンテナ取付用支柱側金具1では、アンテナ側金具連結面部11における金具連結用支点ボルト孔11a以外の金具連結用角度設定第1ボルト孔11bおよび金具連結用角度設定第2ボルト孔11c,11cにおける補強板13,13に近い側の端部は、少なくとも2箇所以上の角部を設けて金具連結用角根ボルト52の角根部分を嵌めて回転しないようにしたため、補強板13,13に近接してラチェットレンチ等の工具を操作し難い場合でも、金具連結用角根ボルト52やそのナットを回転させる工具が不要になり、この金具1の取り付け作業性の悪化を防止できる。
図9〜図10は、本実施形態のアンテナ取付用支柱側金具1における金具連結用ボルトの挿入例1〜3を示す図である。
図9に示す挿入例1は、アンテナ側金具連結面部11の金具連結用支点ボルト孔11aの大径ボルト孔11a1に金具連結用支点ボルト51を通す一方、金具連結用角度設定第2ボルト孔11cに金具連結用角根ボルト52を通した挿入例である。
図10に示す挿入例2は、アンテナ側金具連結面部11の金具連結用支点ボルト孔11aの小径ボルト孔11a2に金具連結用支点ボルト51を通す一方、図9とは反対側の金具連結用角度設定第2ボルト孔11cに金具連結用角根ボルト52を通した挿入例である。
図11に示す挿入例3は、アンテナ側金具連結面部11の金具連結用支点ボルト孔11aの小径ボルト孔11a2に金具連結用支点ボルト51を通す一方、2枚の補強板13,13の間の金具連結用角度設定第1ボルト孔11bの中央の正方形状孔に金具連結用角根ボルト52を通した挿入例である。
支柱当接面部12は、アンテナ側金具連結面部11に対しほぼ90度で折り曲げられ、後述する図12〜図14に示すように支柱3の外周面に当接する部分で、支柱3の外周面形状に湾曲して支柱3の外周面に当接する支柱当接面12aと、その支柱当接面12aの両側に連続してかつ支柱3の外周面から離れる方向に曲がって延び、支柱3に固定するための支柱固定用部材である支柱固定用ボルト53を通す支柱固定用ボルト孔12b1,12b1が設けられた起立面12b,12bとを有する。なお、支柱固定用ボルト53は、後述する柱固定用部材である支柱固定用ナット53’によって締付けて固定される。
2枚の補強板13,13は、それぞれ、支柱当接面部12における支柱固定用ボルト孔12b1,12b1以外の部分と、アンテナ側金具連結面部11における3種類の金具連結用ボルト孔である金具連結用支点ボルト孔11aと、金具連結用角度設定第1ボルト孔11bと、一対の金具連結用角度設定第2ボルト孔11c,11c以外の部分との間に溶接されて、この金具1自体の強度を向上させている。
そのため、本実施形態のアンテナ取付用支柱側金具1によれば、アンテナ側金具連結面部11における金具連結用ボルト孔である3種類の金具連結用支点ボルト孔11a、金具連結用角度設定第1ボルト孔11bおよび金具連結用角度設定第2ボルト孔11c以外の部分と、支柱当接面部12における支柱固定用ボルト孔12b1以外の部分との間に溶接して設けた補強板13,13により、金具1自体の強度を向上させることができる。
また、支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1に通す支柱固定用ボルト53の軸線と、補強板13の延設方向とは交差しており、補強板13は支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1に通す支柱固定用部材である支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’等に干渉しないように構成したため、補強板13により補強した場合でも、アンテナ4の取付け作業性が悪化することを防止できる。
ここで、補強板13,13の延設方向と、支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53の軸線は、後述する図12や図13等に示すように交差しており、補強板13,13は支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’が干渉しないような形状に形成されている。
具体的には、補強板13,13の形状は、図6に示すようにアンテナ側金具連結面部11における金具連結用ボルト孔である金具連結用支点ボルト孔11aと、金具連結用角度設定第1ボルト孔11bと、一対の金具連結用角度設定第2ボルト孔11c,11c以外の部分以外に溶接している部分であって、補強板13,13の延設方向と支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53の軸線と交差する部分近傍のアンテナ側金具連結面部11からの高さh1は、少なくとも支柱当接面部12における支柱固定用ボルト孔12b1におけるアンテナ側金具連結面部側端部(図6における上端部)の当該アンテナ側金具連結面部11からの高さh2よりも低く、すなわち支柱固定用ボルト孔12b1を通る支柱固定用ボルト53のボルト頭部53a(図12参照。)や、支柱固定用ボルト53に螺合する支柱固定用ナット53’(図12参照。)の高さも考慮して、支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’が当たる等干渉しないように、補強板13,13の延設方向と支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53の軸線と交差する部分近傍の前後で補強板13,13の傾斜角度を変え、金具連結用支点ボルト孔11aに近い先端側の高さをアンテナ側金具連結面部11側に低く抑えている。
これにより、本実施形態のアンテナ取付用支柱側金具1によれば、2枚の補強板13,13を設けることによってこの金具1自体の強度を向上させても、後述する図12に示すように、その補強板13,13は支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1を通す支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’に干渉せず、補強板13,13が支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’の邪魔(障害)にならないので、この点でも金具1の取り付け作業性の悪化を防止できる。
図12は、本実施形態のアンテナ取付用支柱側金具1を3個連結して支柱3に取り付けた例を示す平面図である。また、図13は、このアンテナ取付用支柱側金具1を3個連結して支柱3に取り付け、3つのアンテナ取付用支柱側金具1それぞれにアンテナ側取付金具2を介してアンテナ4を3つ取り付けた状態を示す平面図、図14は、その側面図である。
図12〜図14に示すように、3つのアンテナ取付用支柱側金具1と、3本の支柱固定用ボルト53と、3個の支柱固定用ナット53’により、3つのアンテナ取付用支柱側金具1を支柱3の周りに120度間隔で固定することができる。
その際、上述したように、補強板13,13の形状は、支柱固定用ボルト孔12b1を通る支柱固定用ボルト53のボルト頭部53aや支柱固定用ボルト53に螺合する支柱固定用ナット53’の高さも考慮して、支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’が干渉しないように、補強板13,13の延設方向と支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53の軸線と交差する部分近傍の前後で補強板13,13の傾斜角度を変え、金具連結用支点ボルト孔11aに近い先端側の高さを低くしているため、補強板13,13は支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1を通す支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’に干渉せず、補強板13,13が支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’の邪魔(障害)にならないので、金具1の取り付け作業性の悪化を防止できる。
また、図13に示すように、アンテナ取付用支柱側金具1のアンテナ側金具連結面部11における金具連結用角度設定第1ボルト孔11bまたは金具連結用角度設定第2ボルト孔11cと、アンテナ側取付金具2の複数の金具連結用角度設定ボルト孔2aとを適宜選択して金具連結用角根ボルト52を挿入することにより、アンテナ取付用支柱側金具1に対するアンテナ側取付金具2およびアンテナ4の取り付け角度を所定範囲内で変更することができる。
なお、上記実施形態では、補強板13,13の形状は、図6〜図8等に示すように支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’が干渉しないように、補強板13,13の延設方向と支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53の軸線と交差する部分近傍の前後で補強板13,13の傾斜角度を変え、金具連結用支点ボルト孔11aに近い先端側の高さを低く形成して説明したが、本発明では、これに限らず、支柱固定用ボルト孔12b1,12b1への支柱固定用ボルト53および支柱固定用ナット53’の取り付け作業性に悪影響を与えなければ良い。
例えば、図15に示す補強板13Aのように、補強板13Aの延設方向と支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53の軸線と交差する部分近傍の前後で補強板13Aの傾斜角度を変えず直線的で補強板13,13の高さを低いままにしても良いし、図16に示す補強板13Bのように、下縁部を湾曲形状にしても良いし、さらには図17に示す補強板13Cの形状でも良い。また、図示はしないが補強板13,13を、支柱当接面部12の支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53や支柱固定用ナット53’から工具の作動領域だけ離して支柱固定用ボルト孔12b1,12b1に通す支柱固定用ボルト53の軸線と平行に設けることもできる。
また、アンテナ側金具連結面部11と支柱当接面部12との間に補強板13,13を溶接して補強した場合でも、支柱固定用ボルト孔12b1,12b1への支柱固定用ボルト53および支柱固定用ナット53’の取り付け作業性が支障にならない場合や、例え支柱固定用ボルト孔12b1,12b1への支柱固定用ボルト53および支柱固定用ナット53’の取り付け作業性が支障になる場合でも、補強板13,13による補強の方が優先である場合には、図18に示す補強板13Dのように、補強板13Dの高さを高くしたままでも良い。
また、上記実施形態の説明では、補強板13を2枚設けて説明したが、本発明では、補強板13の枚数はこれに限らず、1枚でも、3枚以上でも勿論良く、要は、アンテナ側金具連結面部11における金具連結用ボルト孔11a〜11c以外の部分と支柱当接面部12における支柱固定用ボルト孔12b1以外の部分との間に補強板12を溶接して補強できるものであれば良い。
また、上記実施形態の説明では、図13に示すように支柱3の周りにこのアンテナ取付用支柱側金具1を3個連結して取り付け、3つのアンテナ取付用支柱側金具1それぞれにアンテナ側取付金具2を介してアンテナ4を3つ取り付けて説明したが、本発明では、これに限らず、支柱3の周りにこのアンテナ取付用支柱側金具1を1つまたは2つ設け、支柱3の周りに足りない部分は上述の特許文献1に記載された支柱挟持金具等を2つまたは1つ使用してアンテナ4を1つまたは2つ取り付けるようにしても勿論良い。
また、上記実施形態の説明では、図2や図3に示すように金具連結用支点ボルト孔11aには通常の角根でない金具連結用支点ボルト51が使用できるように通常の丸形状のボルト孔で説明したが、補強板13の干渉などが気になる場合には、金具連結用角度設定第1ボルト孔11bと同様に少なくとも2箇所以上の角部を設けた形状にすることも可能である。
1 アンテナ取付用支柱側金具
11 アンテナ側金具連結面部
11a 金具連結用支点ボルト孔(金具連結用ボルト孔)
11b 金具連結用角度設定第1ボルト孔(金具連結用ボルト孔)
11c 金具連結用角度設定第2ボルト孔(金具連結用ボルト孔)
12 支柱当接面部
12a 支柱当接面
12b 起立面
12b1 支柱固定用ボルト孔
13 補強板
2 アンテナ側取付金具
2a 金具連結用角度設定ボルト孔
3 支柱
4 アンテナ
51 金具連結用支点ボルト
52 金具連結用角根ボルト
53 支柱固定用ボルト(支柱固定用部材)
53’ 支柱固定用ナット(支柱固定用部材)

Claims (5)

  1. アンテナ側に取り付けられたアンテナ側取付金具と連結されて、支柱に対しアンテナを取り付けるためのアンテナ取付用支柱側金具であって、
    支柱の外周面に当接する支柱当接面と、その支柱当接面の両側に連続してかつ支柱の外周面から離れる方向に曲がって延び、支柱に固定するための支柱固定用ボルトを通す支柱固定用ボルト孔が設けられた支柱当接面とを有する支柱当接面部と、
    その支柱当接面部に対しほぼ直交方向に折り曲げられて支柱から離れる方向に延び、前記アンテナ側取付金具と連結するための金具連結用ボルトを通す金具連結用ボルト孔が設けられたアンテナ側金具連結面部とを有し、
    前記支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔以外の部分と、前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔以外の部分との間に補強板を設け、
    前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトの軸線と、前記補強板の延設方向とは交差しており、
    前記補強板は、
    前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔以外の部分に溶接している部分であって、前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトの軸線と交差する部分近傍のアンテナ側金具連結面部からの高さは、少なくとも前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔におけるアンテナ側金具連結面部側端部の当該アンテナ側金具連結面部からの高さよりも低い形状にすることにより、前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトに干渉しないように構成したことを特徴とするアンテナ取付用支柱側金具。
  2. アンテナ側に取り付けられたアンテナ側取付金具と連結されて、支柱に対しアンテナを取り付けるためのアンテナ取付用支柱側金具であって、
    支柱の外周面に当接する支柱当接面と、その支柱当接面の両側に連続してかつ支柱の外周面から離れる方向に曲がって延び、支柱に固定するための支柱固定用ボルトを通す支柱固定用ボルト孔が設けられた支柱当接面とを有する支柱当接面部と、
    その支柱当接面部に対しほぼ直交方向に折り曲げられて支柱から離れる方向に延び、前記アンテナ側取付金具と連結するための金具連結用ボルトを通す金具連結用ボルト孔が設けられたアンテナ側金具連結面部とを有し、
    前記支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔以外の部分と、前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔以外の部分との間に補強板を設け、
    前記アンテナ側金具連結面部には、
    金具連結用ボルト孔として、支柱に対しアンテナの水平角度を調整する際、回転中心となる金具連結用支点ボルトが挿入される金具連結用支点ボルト孔と、金具連結用支点ボルト孔を中心とした円周上に所定角度毎に並んだ複数の金具連結用角度設定ボルト孔とを有し、
    前記補強板は、前記支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔以外の部分と、前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔である金具連結用支点ボルト孔と、金具連結用支点ボルト孔を中心とした円周上に所定角度毎に並んだ複数の金具連結用角度設定ボルト孔の間に一定間隔を離して少なくとも2枚以上溶接されていることを特徴とするアンテナ取付用支柱側金具。
  3. 請求項2記載のアンテナ取付用支柱側金具において、
    前記補強板は、
    前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトに干渉しないように構成したことを特徴とするアンテナ取付用支柱側金具。
  4. 請求項3記載のアンテナ取付用支柱側金具において、
    前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトの軸線と、前記補強板の延設方向とは交差しており、
    前記補強板は、
    前記アンテナ側金具連結面部における金具連結用ボルト孔以外の部分に溶接している部分であって、前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトの軸線と交差する部分近傍のアンテナ側金具連結面部からの高さは、少なくとも前記支柱当接面部における支柱固定用ボルト孔におけるアンテナ側金具連結面部側端部の当該アンテナ側金具連結面部からの高さよりも低い形状にすることにより、前記支柱当接面部の支柱固定用ボルト孔に通す支柱固定用ボルトに干渉しないように構成したことを特徴とするアンテナ取付用支柱側金具。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一の請求項に記載のアンテナ取付用支柱側金具において、
    前記金具連結用ボルトとして金具連結用角根ボルトを使用してその回転を角根部分で固定できるように、前記アンテナ側金具連結面部の金具連結用ボルト孔のうち補強板に近接する部分には少なくとも2箇所以上の角部を設けたことを特徴とするアンテナ取付用支柱側金具。
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