JP6048796B2 - 加飾積層体を有する容器 - Google Patents

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本発明は、加飾効果を損なうことなく、必要に応じて積層した文字情報の視認が可能に構成した加飾積層体を有する容器に関する。
ケージにおける装飾性が商品力の大きな部分を占める化粧料用等の容器においては、塗装、印刷等によりさまざまな装飾性を発揮させて商品イメージを大きく向上させることが望まれている。
たとえば特許文献1には、成形品の表面に、金属箔膜層による鏡面層/透明塗膜層/印刷層を形成し、鏡面層からの反射光により所定のパターンに形成した印刷層の周縁部を縁取りして、模様を立体的に現出することが記載されている。
一方、容器等の成形品に製造会社名や製造年月日等の製造情報に係る文字情報、模倣を防止するための文字情報等を記録しておく場合がある。
ここで、このような文字情報は上記のような加飾効果を妨げないように、成形品の裏面等の目立たない領域に配設する場合が多い。
しかしながら、たとえば模倣防止等の文字情報については製品が店頭等で陳列された状態で確認する必要もあり、成形品の表面側に配設することが求められ場合がある。
特開2007−144908号公報
本発明は、上記のようなパッケージ(容器)における文字情報の取扱いに関し、加飾効果を毀損することなく、成形品の表面側に記録した文字情報を必要に応じて視認可能にすることができる加飾積層体の積層構造を創出することを技術的課題とするものである。
上記技術的課題を解決する手段のうち、本発明の加飾積層体を有する容器の主たる構成は、
透明な合成樹脂製の基板の裏面側に鏡面層を積層し、
表面側に所定のパターンで文字情報に係る記録層を積層し、
さらに記録層を被覆するように光の透過の遮蔽が可能に遮蔽層を積層し、
基板の表面側をこの基板の表面に対して垂直方向から見ると、遮蔽層により記録層による文字情報の視認が不能に、
また垂直方向に対して斜め方向から見ると、遮蔽層の非積層領域から、鏡面層により形成される記録層の虚像による文字情報の視認が可能に構成する加飾積層体を有する、と云うものである。
記録層を被覆するように光の透過を遮蔽する遮蔽層を積層すると云う構成により、基板の表面に対して垂直方向近傍から見た際には、遮蔽層により記録層による文字情報が見えないように、また垂直方向に対して斜め方向から見ると、遮蔽層の非積層領域から鏡面層により形成される記録層の虚像による文字情報が見えるようにすることが可能となる。
なお、上記構成や以下の説明では積層体における各層の積層の順番や、積層の方向を明確にするために、便宜上「表面側」、「裏面側」と云う用語を使用している。
表面側は文字情報が現出する側、裏面側はその反対側である。
また、文字情報の文字の中には記号、バーコード等の情報媒体が含まれる。
垂直方向から見る方向の角度を大きくしていくと、記録層の加飾効果が見えない状態からまず記録層の虚像の端縁が見え、徐々に見える範囲が広がっていくようにすることが可能となる。そして、見る角度によって、記録層の虚像が見えるか見えないか、あるいはどの程度の範囲が見えるかは、基板の厚さと、記録層と遮蔽層の積層態様、特に記録層の端縁と遮蔽層の端縁の位置関係により算出することができる。
そして上記構成によれば、遮蔽層自体を所定のパターンで積層して加飾層としての機能を発揮させ、さらには必要に応じて着色印刷層等の加飾層を表面側に別途積層することにより、透明な合成樹脂製の基板の裏面側に積層した鏡面層による光の反射による加飾層の虚像による3次元的な視覚効果も相俟って、加飾効果をさまざまな態様で基板の表面側に現出させることができ、
このような高度で多様な加飾効果を毀損することなく、斜め方向から加飾積層体を見ることにより文字情報を視認することが可能となる。
本発明の他の構成は、上記主たる構成において、記録層と遮蔽層の積層態様を、記録層の端縁が遮蔽層の端縁以内に位置する構成とする、と云うものである。
上記構成により、少なくとも加飾層の端縁と遮蔽層の端縁を一致させる構成とすることにより、垂直方向から見た際に記録層による文字情報をすべて見えなくすることが可能となる。
ここで、記録層の端縁の位置を遮蔽層の端縁から大きく内側に後退させると、その分、普段の使用では文字情報を見えなくし、必要に応じて加飾積層体を大きく傾けて加飾効果を毀損しない範囲で文字情報を視認できるようにすることができ、所謂、隠し文字としての機能を発揮させることが可能となる。
本発明のさらに他の構成は、上記構成において、記録層の周縁において、記録層の端縁の遮蔽層の端縁からの後退距離を特定の方位で他の方位に比較して小さくし、特定の方位で文字情報の視認が可能に、他の方位での視認が不能、若しくは困難になるよう構成する、と云うものである。
記録層の端縁の遮蔽層の端縁からの後退距離は全周に沿って一定である必要はなく、目的に応じて変化させることもでき、上記のように特定の方位、すなわち
加飾積層体の前後、左右に係る周方向の、特定の方向で後退距離を他の方向に比較して小さくすることにより、この特定の方向からだけ文字情報の視認を可能とすることができ、文字情報の視認できる範囲をより限定することが可能となる。
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、遮蔽層を金属箔膜層する、と云うものである。
上記構成の場合は、垂直方向から見た際、遮蔽層を形成する金属箔膜層と、裏面側の鏡面層が一体となって、基板全体にメタリック調の光沢を付与することが可能となる。
本発明のさらに他の構成は、上記構成において、鏡面層を遮蔽層に使用する金属箔膜層と同種のものとする、と云うものである。
鏡面層としては、アルミニウム箔や表面を鏡面化した金属薄板片等も積層して使用することができるが、
上記構成に有るように、鏡面層と遮蔽層を形成する金属箔膜層の双方を、例えば金属蒸着層とすると云うように、同種の金属箔膜層で形成することにより、垂直方向から見た際に遮蔽層と鏡面層の境界が目立つことなく、基板全体に均一にメタリック調の光沢を付与することが可能となる。
なお、上記構成で金属箔膜層が同種であるとは、金属箔膜層の材質、色合い、あるいは光沢性等が同種であること指し、これら性状をすべて同種にすることは勿論のこと、いずれかの性状を同種とすることも含まれる。
また、金属箔膜層は真空蒸着やスパッタリングにより直接積層することも可能であるが、真空蒸着やスパッタリングによる金属箔膜層を積層した転写フィルムを用意し、ホットスタンプにより積層することもできる。
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、遮蔽層を印刷層とすると云うものである。
上記構成では、印刷層で形成した遮蔽層自体に加飾層としての機能を発揮させることができる。
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、記録層を印刷層とする、と云うものである。
また、本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、記録層をホログラム層とする、と云うものである。
上記2つ構成は、記録層の具体的な例である。
ホログラム層には表面に凹凸を形成してホログラム形成面とした透明なホログラムフィルムを用いることができ、ホログラム層と鏡面層との光学的な作用により高度な文字情報を現出させることが可能となる。
なお、記録層と遮蔽層は別工程で積層することも可能であるが、記録層と遮蔽層を所定のパターンで予め積層した転写フィルムを用意しておき、ホットスタンプにより基板の表面側に積層する方法が、両者の端縁のずれを予め決められた量に高精度で再現することができる、また生産性が高い等の観点から好ましい。
本発明の加飾積層体を有する容器は上記した構成であり、記録層を被覆するように光の透過を遮蔽する遮蔽層を積層すると云う構成により、基板の表面に対して垂直方向から見た際には、遮蔽層により記録層による文字情報見えないように、また垂直方向に対して斜め方向から見ると、遮蔽層の非積層領域から鏡面層により形成される記録層の虚像により文字情報が見えるようにすることができる。
そして、遮蔽層自体を所定のパターンで積層して加飾層としての機能を発揮させ、さらには必要に応じて着色印刷層等の加飾層を表面側に別途積層することにより、透明な合成樹脂製の基板の裏面側に積層した鏡面層による光の反射による加飾層の虚像による3次元的な視覚効果も相俟って、加飾効果をさまざまな態様で基板の表面側に現出させることができ、このような高度で多様な加飾効果を毀損することなく、斜め方向から加飾積層体を見ることにより文字情報を視認することができる。
(a)は本発明の加飾積層体の第1実施例を示す平面図、(b)は記録層の積層パターンを示す平面図である。 図1中のA−A線に沿って示す断面図である。 図1の加飾積層体を前方斜め上方から見た斜視図である。 鏡面層による記録層の虚像の見え方に係る概略説明図である。 記録層と遮蔽層の積層態様の他の例を示す平面図である。 (a)は本発明の加飾積層体の第2実施例を示す平面図、(b)は前方右側斜め上方から見た斜視図である。 本発明の加飾積層体の第3実施例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1、図2、図3は本発明の加飾積層体の第1実施例を示すものであり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)の加飾積層体における記録層の積層パターンを示す平面図、図2は図1中のA−A線に沿って示す断面図、図3は前方斜め上方から見た斜視図である。
この加飾積層体は図2に示されるように、表面側から裏面側にかけて、遮蔽層4/記録層3/基板1/鏡面層2、と云う積層構造を有する。
本実施例では、基板1はアクリル樹脂製で厚さ3mmの平板片を使用している。
また、基板1の裏面側の全面にホットスタンプにより真空蒸着による金属箔膜層2mを積層し鏡面層2としている。
また、着色した印刷層3aを記録層3とし、鏡面層2に使用したものと色合い、材質、あるいは光沢等が同種の金属箔膜層4mを遮蔽層4としているが、これら印刷層3aと金属箔膜層4mを予め積層した転写フィルムを用意しておいて、ホットスタンプにより基板1の表面側に積層したものである。
ここで、図1(b)に示されるように、記録層3は印刷層3aによるA〜Hの8ケ文字を横方方向に並べたもので、これら8ケの文字からなる文字列の周縁を、図中、二点鎖線で囲った横長矩形状の領域を文字領域Rcとする。
本実施例では文字の縦方向の寸法Hは4mmとしている。
そして、図1(a)に示されるように記録層3を被覆する遮蔽層4も横長矩形状で、記録層3の端縁3eは遮蔽層4の端縁4eの内側に全周に亘って後退しており、本実施例では、加飾積層体の前後方向(図1(a)では上下方向に相当する。)での後退距離daは0.5mm、左右方向の後退距離dbは15mmである。
この、加飾積層体を図2中、白抜き矢印で示した視点Vp1のように基板1の表面に対して垂直方向から見ると、図1の平面図に示すように、記録層3は遮蔽層4の裏側に隠れて表面側には見えない。
なお、図1では遮蔽層4を矩形状に明確に描いているが、実際には鏡面層2と遮蔽層4は共に真空蒸着による同種の金属箔膜層2m、4mであり、鏡面層2と遮蔽層4の境界が目立つことなく、基板1全体に均一にメタリック調の光沢が現出する。
図3は、図2中、白抜き矢印で示した視点Vp2の方向、すなわち図1(a)の前方斜め上方から見た斜視図であり、このように斜め上方から基板1を見ると、鏡面層2の反射による記録層3の虚像3vの一部が、基板1の深い位置に現出し、
文字A〜Hからなる文字情報を遮蔽層4の非積層領域Nから視認することができる。
図4は、鏡面層2での光線Lの反射により形成される記録層3の虚像3vの見え方に係る概略説明図である。
図4(a)は見る方向Vpを、垂直方向からどの程度の角度にすると記録層3の虚像3vの端縁3eが見え始めるかを説明するためのものであり、基板1の厚さをtmm、記録層3の端縁3eの遮蔽層4の端縁4eからの後退距離をdaとすると、記録層3の虚像3vの端縁3eが見え始める角度Ana(°)は次の(1)式により算出することができる。
・tan(Ana)=da/2t・・・(1)式
上記説明した第1実施例ではtは3mm、前後方向の後退距離daは0.5mmであり、角度Anaは4.8°と算出される。
すなわち、垂直方向から斜め4.8°までは記録層3の虚像3vは見えないが、4.8°でその端縁3eが見え始め、さらに見える範囲が広がっていくことが予測される。
そして、基板1の厚さを薄くすること、後退距離daを大きくすることにより記録層3の虚像3vが見えない角度範囲を大きくする、すなわちより広い角度範囲で記録層3の文字情報を隠すことができる。
図4(b)は見る方向Vpを、垂直方向からどの程度の角度Anbにすると、記録層3の虚像3vの全体が見えるようになるかを説明するためのものであり、角度Anb(°)と記録層3の寸法H(mm)の関係は次の(2)式で算出することができる。
・tan(Anb)=(da+H)/2t・・・(2)式
上記説明した第1実施例で、寸法を4mmとすると、角度Anaは37°と算出される。
そして、記録層3の虚像3vによる文字情報が見え始める角度Anaや全体が見える角度Anbは、記録層3の端縁3eの遮蔽層4の端縁4eからの後退距離と記録層3の寸法から、上記のように(1)式や(2)式により算出することができ、どの程度の大きさの文字情報をどの程度の角度範囲で隠すのか、と云った加飾効果の毀損の程度と文字情報の視認性のバランスを考慮しながらその層構成を適宜設計することができる。
図5は記録層3と遮蔽層4の積層態様、特に記録層3の端縁3eの後退距離に係る他の例を示す平面図で、その特徴は上記第1実施例の図1(a)に示される積層態様に比較して、遮蔽層4の幅を広くして、後方の後退距離dcを大きくした点にある。
このような積層態様とすることにより、見る方向を垂直方向から傾けていった際、記録層3による文字情報が視覚できる範囲を、垂直方向からの角度だけでなく、前方向からだけ云うように、その方位についても限定することができる。
次に、図6は本発明の加飾積層体の第2実施例を示すもので、図6(a)は加飾積層体の平面図、(b)は前方右側斜め上方から見た斜視図である。
第1実施例では、図1(a)に示すように、印刷層3aによる文字列A〜H全体を文字領域Rcとして、この文字領域Rc全体に、横長矩形状の遮蔽層4を被覆状に積層する構成としたが、
本第2実施例は、印刷層3aによる文字列A、B、Cの、個々の文字それぞれを各文字の形状に沿って金属箔膜層4mによる遮蔽層4で被覆状に積層した例である。
そして、このような遮蔽層4の積層態様とすることにより、図6(b)に示されるように、見る方向を斜めにしていくと、例えばAと云う文字状に積層した遮蔽層4の周縁を縁取るように文字Aの虚像3vの端部が現れ、遮蔽層4による文字Aが透明な基板1内に浮かび上がるような視覚効果が発揮され、記録層3により加飾層としての機能をも発揮させることができる。
次に、図7は本発明の加飾積層体の第3実施例を示す平面図である。
この例は、透明な基板1の上面側に遮蔽層4を印刷層4aで、図中、黒く塗って示されるように波状に湾曲した縞模様状のパターンに積層し、この縞模様の一部に記録層3により文字領域Rcを隠すように配設した例である。
この例は、遮蔽層4により加飾層としての機能を発揮させようとしたものであり、遮蔽層4の縞模様が鏡面層2に反射し、縞模様が透明な基盤1中で浮いたような視覚効果が現出すると共に、このような加飾効果を毀損することなく文字情報を、必要に応じて斜めから見ることにより視認することができる。
以上、本発明の加飾積層体を有する容器の実施形態とその作用効果について、実施例に沿って説明したが、本発明の実施形態は上記実施例に限定されるものではなく、本願の作用効果が発揮される範囲で、さまざまなバリーションを採用することができ、
基板の厚さ、記録層の種類と積層パターン、遮蔽層の種類と積層パターン、記録層と遮蔽層の積層態様を組み合せることにより、さらには必要に応じて印刷層等の加飾層を追加積層することにより、
加飾効果をさまざまな態様で現出させながら、この加飾効果を毀損することなく文字情報を必要に応じて視認することができる。
本発明による加飾積層体を有する容器は、加飾効果を毀損することなく必要に応じて文字情報を視認することができるようにしたものであり、たとえばコンパクト容器の蓋材を始めとした化粧品容器の分野、文字情報が重要な医療品容器等の分野での幅広い展開が期待できる。
1 ;基板
2 ;鏡面層
2m;金属箔膜層
3 ;記録層
3e;(記録層の)端縁
3v;(記録層の)虚像
3a;印刷層
4 ;遮蔽層
4e(遮蔽層の)端縁
4a;印刷層
4m;金属箔膜層
da、db、dc;後退距離
H ;(文字の)寸法
L ;光線
N ;(遮蔽層の)非積層領域
Rc;文字領域
S ;隙間
Vp、Vp1、Vp2;視点

Claims (8)

  1. 透明な合成樹脂製の基板(1)の裏面側に鏡面層(2)を積層し、表面側に所定のパターンで文字情報に係る記録層(3)を積層し、さらに前記記録層(3)を被覆するように光の透過の遮蔽が可能に遮蔽層(4)を積層し、前記基板(1)の表面側を該表面に対して垂直方向から見ると、前記遮蔽層(4)により記録層(3)による文字情報の視認が不能に、また垂直方向に対して斜め方向から見ると、前記遮蔽層(4)の非積層領域(N)から、鏡面層(2)により形成される記録層(3)の虚像(3v)による文字情報の視認が可能に構成した加飾積層体を有する容器
  2. 記録層(3)と遮蔽層(4)の積層態様を、記録層(3)の端縁(3e)が遮蔽層(4)の端縁(4e)以内に位置する構成とした請求項1記載の加飾積層体を有する容器。
  3. 記録層(3)の周縁において、該記録層(3)の端縁(3e)の遮蔽層(4)の端縁(4e)からの後退距離(da)を特定の方位で他の方位に比較して小さくし、特定の方位で文字情報の視認が可能に、他の方位での視認が不能、若しくは困難になるよう構成した請求項2記載の加飾積層体を有する容器
  4. 遮蔽層(4)を金属箔膜層(4m)とした請求項1、2または3記載の加飾積層体を有する容器
  5. 鏡面層(2)を遮蔽層(4)に使用する金属箔膜層(4m)と同種のものとした請求項4記載の加飾積層体を有する容器
  6. 遮蔽層(4)を印刷層(4a)とした請求項1、2、3または4記載の加飾積層体を有する容器
  7. 記録層(3)を印刷層(3a)とした請求項1、2、3、4、5または6記載の加飾積層体を有する容器
  8. 記録層(3)をホログラム層とした請求項1、2、3、4、5または6記載の加飾積層体を有する容器
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