JP6048795B2 - 加飾積層体を有する容器 - Google Patents

加飾積層体を有する容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6048795B2
JP6048795B2 JP2012171255A JP2012171255A JP6048795B2 JP 6048795 B2 JP6048795 B2 JP 6048795B2 JP 2012171255 A JP2012171255 A JP 2012171255A JP 2012171255 A JP2012171255 A JP 2012171255A JP 6048795 B2 JP6048795 B2 JP 6048795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
decoration
decorative
container
laminated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012171255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014030924A (ja
Inventor
舞 釼持
舞 釼持
啓太 田中
啓太 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2012171255A priority Critical patent/JP6048795B2/ja
Publication of JP2014030924A publication Critical patent/JP2014030924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6048795B2 publication Critical patent/JP6048795B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は鏡面層を利用して高度な加飾性を発揮するようにした加飾積層体を有する容器に関する。
ケージにおける装飾性が商品力の大きな部分を占める化粧料用等の容器においては、塗装、印刷等によりさまざまな装飾性を発揮させて商品イメージを大きく向上させることが望まれている。
たとえば特許文献1には、成形品の表面に、金属箔膜層による鏡面層/透明塗膜層/印刷層を形成し、鏡面層からの反射光により所定のパターンに形成した印刷層の周縁部を縁取りして、模様を立体的に現出することが記載されている。
特開2007−144908号公報
本発明は、上記のような鏡面層からの反射光を利用するものであり、さらに見る角度により、加飾効果がダイナミックに変化し加飾効果を隠したり現出させたりすることが可能な視覚効果を容器に付与することを技術的課題とするものである。
上記技術的課題を解決する手段のうち、本発明の加飾積層体を有する容器の主たる構成は、
透明な合成樹脂製の基板の裏面側に鏡面層を積層し、
表面側に所定のパターンで加飾層を積層し、
さらに加飾層を被覆するように光の透過の遮蔽が可能に遮蔽層を積層し、
基板の表面側を該表面に対して垂直方向から見ると、遮蔽層により加飾層による加飾効果の現出が不能に、
また垂直方向に対して斜め方向から見ると、遮蔽層の非積層領域から、鏡面層により形成される加飾層の虚像による加飾効果の現出が可能に構成した加飾積層体を有する、と云うものである。
上記構成によれば、容器において、透明な合成樹脂製の基板の裏面側に積層した鏡面層による光の反射を利用して、表面側から基板を見る方向によって、加飾効果をさまざまな態様で基板の表面側に現出させることができる。
特に、加飾層を被覆するように光の透過を遮蔽する遮蔽層を積層すると云う構成により、基板の表面に対して垂直方向から見た際には、遮蔽層により加飾層による加飾効果が見えないように、また垂直方向に対して斜め方向から見ると、遮蔽層の非積層領域から鏡面層により形成される加飾層の虚像による加飾効果が見えるようにすることが可能となる。
そして、見る方向について垂直方向からの角度を大きくしていくと、加飾層の加飾効果が見えない状態からまず加飾層の虚像の端縁が見え、徐々に見える範囲が広がっていくようにすることが可能となる。
ここで、加飾層により現出する加飾効果は鏡面層により形成される加飾層の虚像によるものであり、この虚像は透明の基板の奥深く見え3次元的な視覚効果を高度に発揮させることが可能となる。
また、遮蔽層の端縁、すなわちエッジを加飾層の虚像で縁取りするような加飾態様とすることもでき、遮蔽層が透明な基板のなかで浮いたような視覚効果を発揮させることが可能となる。
なお、上記構成や以下の説明では積層体における各層の積層の順番や、積層の方向を明確にするために、便宜上「表面側」、「裏面側」と云う用語を使用している。
表面側は加飾効果が現出する側、裏面側はその反対側である。
ここで、見る角度によって、加飾層の虚像が見えるか見えないか、あるいはどの程度の範囲が見えるかは、基板の厚さと、加飾層と遮蔽層の積層態様、特に加飾層の端縁と遮蔽層の端縁の位置関係により算出することができる。
従って、基板の厚さ、加飾層の種類と積層パターン、遮蔽層の種類と積層パターン、加飾層と遮蔽層の積層態様を組み合わせることにより、容器の加飾効果をさまざまな態様で現出させることが可能となる。
本発明の他の構成は、上記主たる構成において、加飾層と遮蔽層の積層態様を、加飾層の端縁が遮蔽層の端縁以内に位置する構成とする、と云うものである。
上記構成により、少なくとも加飾層の端縁と遮蔽層の端縁を一致させる構成とすることにより、垂直方向から見た際に加飾層による加飾効果を見えなくすることが可能となり、見る角度の変化により、加飾層が見えない状態から徐々に出現すると云うダイナミックな変化を容器に付与することが可能となる。
ここで、加飾層の端縁の位置を遮蔽層の端縁から内側に後退させると、その分、広い角度範囲で、加飾層による加飾効果を見えなくすることができ、加飾目的に合わせてその範囲を調整することができる。
さらに、加飾層の端縁の遮蔽層の端縁に対する位置は全周に沿って一定である必要はなく、加飾目的に応じて変化させることもできる。
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、遮蔽層を金属箔膜層する、と云うものである。
上記構成の場合は、垂直方向から見た際、遮蔽層を形成する金属箔膜層と、裏面側の鏡面層が一体となって、基板全体にメタリック調の光沢を付与した容器とすることが可能となる。
本発明のさらに他の構成は、上記構成において、鏡面層を遮蔽層に使用する金属箔膜層と同種のものとする、と云うものである。
鏡面層としては、アルミニウム箔や表面を鏡面化した金属薄板片等も積層して使用することができるが、
上記構成に有るように、鏡面層と遮蔽層を形成する金属箔膜層の双方を、例えば金属蒸着層とすると云うように、同種の金属箔膜層で形成することにより、垂直方向から見た際に遮蔽層と鏡面層の境界が目立つことなく、基板全体に均一にメタリック調の光沢を付与した容器とすることが可能となる。
なお、上記構成で金属箔膜層が同種であるとは、金属箔膜層の材質、色合い、あるいは光沢性等が同種であること指し、これら性状をすべて同種にすることは勿論のこと、いずれかの性状を同種とすることも含まれる。
また、金属箔膜層は真空蒸着やスパッタリングにより直接積層することも可能であるが、真空蒸着やスパッタリング層を積層した転写フィルムを用意し、ホットスタンプにより積層することもできる。
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、遮蔽層を印刷層とすると云うものである。
上記構成では、印刷層で形成した遮蔽層自体に加飾層としての機能を発揮させることができる。
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、加飾層を印刷層とする、と云うものである。
また、本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、加飾層をホログラム層とする、と云うものである。
上記2つ構成は、加飾層の具体的な例であるが、
印刷層の色合いにより加飾目的に応じてさまざまな加飾効果を発揮する容器とすることができ、さらには濃度や、色合いをグラデーション状に変化させてより高度な加飾効果を現出させることも可能である。
また、ホログラム層には表面に凹凸を形成してホログラム形成面とした透明なホログラムフィルムを用いることができ、ホログラム層と鏡面層との光学的な作用により虹色に煌くような、さらには浮かび上がるような視覚効果を現出させる容器とすることができる。
なお、加飾層と遮蔽層は別工程で積層することも可能であるが、加飾層と遮蔽層を所定のパターンで予め積層した転写フィルムを用意しておき、ホットスタンプにより基板の表面側に積層する方法が、両者の端縁のずれを予め決められた量に高精度で再現することができる、また生産性が高い等の観点から好ましい。
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、加飾層の積層パターンを縞模様とすると云うものである。
上記構成によれば、縞模様では例えば帯状模様が並列状に繰り返し現れるが、同じ位置から見ても、基板上での個々の帯状模様によって見る角度が異なるので、加飾層の見える範囲が徐々に変化して、面白い加飾効果が発揮される容器とすることができる
もちろん、加飾層の形成パターンは限定されるものではなく、加飾目的応じて文字、図案、絵柄等の模様を採用することができる。
本発明の加飾積層体を有する容器は上記した構成であり、加飾層を被覆するように光の透過を遮蔽する遮蔽層を積層すると云う構成により、基板の表面に対して垂直方向から見た際には、遮蔽層により加飾層による加飾効果が見えないように、また垂直方向に対して斜め方向から見ると、遮蔽層の非積層領域から鏡面層により形成される加飾層の虚像による加飾効果が見えるようにした容器とすることができる。
そして、見る方向について垂直方向からの角度を大きくしていくと、加飾層による加飾効果が見えない状態からまず加飾層の虚像の端縁が見え、徐々に見える範囲が広がっていくようにすることができ、鏡面層による立体的な視覚効果と相俟って、加飾効果を高度に、またダイナミックに変化させて現出させる容器とすることができる。
また、基板の厚さ、印刷層やホログラム層等の加飾層の種類と積層パターン、金属箔膜層や印刷層等の遮蔽層の種類と積層パターン、加飾層と遮蔽層の積層態様を組み合わせることにより、加飾効果をさまざまな態様で現出させる容器とすることができる。
本発明の加飾積層体を有する容器における加飾積層体の第1実施例を示す平面図である。 図1中のA−A線に沿って示す断面図である。 図1の加飾積層体を前方左側斜め上方から見た斜視図である。 鏡面層による加飾層の虚像の見え方を説明する概略説明図である。 (a)は本発明の加飾積層体を有する容器における加飾積層体の第2実施例を示す平面図、(b)は加飾層の積層パターンを示す平面図である。 図5(a)の加飾積層体を前方斜め上方から見た斜視図である。 本発明の加飾積層体を有する容器における加飾積層体の第3実施例を示す平面図である。 図7中のB−B線に沿って示す断面図である。 図7の加飾積層体を前方斜め上方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1、図2、図3は本発明の加飾積層体を有する容器における加飾積層体の第1実施例を示すものであり、図1は平面図、図2は図1中のA−A線に沿って示す断面図、図3は前方左側斜め上方から見た斜視図である。
この加飾積層体は図2に示されるように、表面側から裏面側にかけて、遮蔽層4/加飾層3/基板1/鏡面層2、と云う積層構造を有する。
本実施例では、基板1はアクリル樹脂製で厚さ3mmの平板片を使用している。
また、基板1の裏面側の全面にホットスタンプにより真空蒸着による金属箔膜層2mを積層し鏡面層2としている。
また、着色した印刷層3aを加飾層3とし、鏡面層2に使用したものと色合い、材質、あるいは光沢等が同種の金属箔膜層4mを遮蔽層4としているが、これら印刷層3aと金属箔膜層4mを予め積層した転写フィルムを用意しておいて、ホットスタンプにより基板1の表面側に積層したものである。
ここで、図1に示されるように、加飾層3と遮蔽層4は共に矩形帯状で、加飾層3の端縁3eは遮蔽層4の端縁4eの内側に全周に亘って後退した構成としており、後退距離daは全周に亘って0.5mmとしている。
この、加飾積層体を基板1の表面に対して垂直方向から見ると、図1の平面図に示すように、加飾層3は遮蔽層4の裏側に隠れて表面側に見えない。
なお、図1では遮蔽層4を矩形状に明確に描いているが、実際には鏡面層2と遮蔽層4は共に真空蒸着による同種の金属箔膜層2m、金属箔膜層4mであり、鏡面層2と遮蔽層4の境界が目立つことなく、基板1全体に均一にメタリック調の光沢が現出する。
図3は、図1の積層加飾体を図中、前方左側斜め上方から見た斜視図であり、このように斜め上方から基板1を見ると、鏡面層2の反射による加飾層3の虚像3vの一部が、基板1の深い位置に遮蔽層4の端縁4eを縁取るように現出し、遮蔽層4が透明な基板1内で浮いたような視覚効果が発揮される。
図4は、鏡面層2による光線Lの反射による加飾層3の虚像3vの見え方に係る概略説明図である。
図4(a)は見る方向Vpを、垂直方向からどの程度の角度にすると加飾層3の虚像3vの端縁3eが見え始めるかを説明するためのものであり、基板1の厚さをtmm、加飾層3の端縁3eの遮蔽層4の端縁4eからの後退距離をdaとすると、加飾層3の虚像3vの端縁3eが見え始める角度Ana(°)は次の(1)式により算出することができる。
・tan(Ana)=da/2t・・・(1)式
上記説明した第1実施例ではtは3mm、daは0.5mmで、角度Anaは4.8°であり、4.8°までは加飾層3の虚像3vは見えないが、4.8°でその端縁3eが見え始め、さらに見える範囲が広がっていくことが予測される。
そして、基板1の厚さを薄くすること、後退距離daを大きくすることにより加飾層3の虚像3vが見えない角度範囲を大きくすることができる。
因みに、後退距離daを0とした場合、すなわち加飾層3の端縁3eと遮蔽層4の端縁4eを一致させた場合には、当然ではあるが、垂直方向から少しでも傾くと加飾層3の虚像3vの端縁3eが現出する。
図4(b)は見る方向Vpを、垂直方向からどの程度の角度Anbにすると、加飾層3の虚像3vの見える範囲がどの程度になるかを説明するためのものであり、角度Anb(°)と虚像3vの見える範囲db(mm)の関係は次の(2)式で算出することができる。
・tan(Anb)=(da+db)/2t・・・(2)式
上記説明した第1実施例で、角度Anbを30°とした場合のdbを算出すると、虚像3vの端縁3eから3mm程度の範囲が見えことが予測される。
次に、図5、6は本発明の加飾積層体を有する容器における加飾積層体の第2実施例を示すもので、図5(a)は加飾積層体の平面図、(b)は加飾層の積層パターンを示す平面図である。
積層構造は図2に示す積層構造と基本的には同一で、透明な基板1の裏面側に金属箔膜層2mからなる鏡面層2を積層し、表面側に印刷層3aからなる加飾層3(図5中黒塗りで示している。)を積層し、この加飾層3を被覆するように金属箔膜層4mからなる遮蔽層4を積層したものである。
図5(a)に9本の横長矩形状の遮蔽層4が、この遮蔽層4である非積層領域Nにより所定の隙間Sをあけて並列状に横方向に延設されており、
一方、加飾層3の積層パターンは、図5(b)中、黒く塗って示されるように波状に湾曲した縞模様を、上記隙間Sに相当する部分で分断したものである。
そして、図6は上記した図5(a)に示した加飾積層体を、前方、斜め上方から見たものであり、縞模様状に積層された加飾層3の虚像3vが透明な基板1の奥の方から、遮蔽層4の非積層領域Nを介して現出し、縞模様が3次元的に広がるような視覚効果が発揮される。
次に、図7、8、9は本発明の加飾積層体を有する容器における加飾積層体の第3実施例を示すもので、図7は平面図、図8は図7中のB−B線に沿って示す断面図(概略図)、図9は前方斜め上方から見た斜視図である。
この加飾積層体の積層構造は図8に示すが、基本的には図2示す積層構造を有するが、本実施例では加飾層3として、表面に凹凸を形成してホログラム形成面としたホログラムフィルムによるホログラム層3hを波状に湾曲した縞模様のパターンに積層し、このパターンに沿うように遮蔽層4として着色した印刷層4a(図7中では黒く塗潰して示している。)積層している。
なお、この場合も、ホログラム層3hと印刷層4aはホログラム層3hと印刷層4aを予め積層した転写フィルムを用意しておいて、ホットスタンプにより基板1の表面側に積層している。
この加飾積層体を垂直方向から見た際は、図7に示されるようにホログラム層3hによる加飾効果は、遮蔽層4により遮蔽されて現出していないが、波状に湾曲した縞模様のパターンに積層された遮蔽層4である印刷層4a自体による加飾効果が発揮されているのが、第1、2実施例の場合に比較して特徴的である。
そして、図9のように、前方、斜め上方から見ると、図中、黒く塗潰して示される遮蔽層4の縞模様の間の非積層領域Nを介して、この黒く塗潰して示される遮蔽層4の縞模様に沿った灰色で塗り潰して示される縞模様の領域でホログラム層3hと鏡面層2による光学的な干渉効果により、虹色に煌くような、さらには浮かび上がるような視覚効果が現出される。
以上、本発明の加飾積層体を有する容器における加飾積層体の実施形態とその作用効果について、実施例に沿って説明したが、本発明の実施形態は上記実施例に限定されるものではなく、本願の作用効果が発揮される範囲で、さまざまなバリーションを採用することができ、
基板の厚さ、加飾層の種類と積層パターン、遮蔽層の種類と積層パターン、加飾層と遮蔽層の積層態様を組み合わせることにより、加飾効果をさまざまな態様で現出させる容器とすることができる。
本発明による加飾積層体を有する容器は、見る方向による加飾層による加飾効果の遮蔽と現出、そして鏡面層による立体的な視覚効果を含め、加飾効果を高度に、またダイナミックに変化させて現出させることができるものであり、たとえばコンパクト容器の蓋材を始め、化粧品容器等の分野での幅広い展開が期待できる。
1 ;基板
2 ;鏡面層
2m;金属箔膜層
3 ;加飾層
3e;(加飾層の)端縁
3v;(加飾層の)虚像
3a;印刷層
3h;ホログラム層
4 ;遮蔽層
4e(遮蔽層の)端縁
4a;印刷層
4m;金属箔膜層
da;後退距離
N ;(遮蔽層の)非積層領域
L ;光線
S ;隙間
Vp;見る方向

Claims (8)

  1. 透明な合成樹脂製の基板(1)の裏面側に鏡面層(2)を積層し、表面側に所定のパターンで加飾層(3)を積層し、さらに前記加飾層(3)を被覆するように光の透過の遮蔽が可能に遮蔽層(4)を積層し、前記基板(1)の表面側を該表面に対して垂直方向から見ると、前記遮蔽層(4)により加飾層(3)による加飾効果の現出が不能に、また垂直方向に対して斜め方向から見ると、前記遮蔽層(4)の非積層領域(N)から、鏡面層(2)により形成される加飾層(3)の虚像(3v)による加飾効果の現出が可能に構成した加飾積層体を有する容器
  2. 加飾層(3)と遮蔽層(4)の積層態様を、加飾層(3)の端縁(3e)が遮蔽層(4)の端縁(4e)以内に位置する構成とした請求項1記載の加飾積層体を有する容器。
  3. 遮蔽層(4)を金属箔膜層(4m)とした請求項1または2記載の加飾積層体を有する容器
  4. 鏡面層(2)を遮蔽層(4)に使用する金属箔膜層(4m)と同種のものとした請求項3記載の加飾積層体を有する容器
  5. 遮蔽層(4)を印刷層(4a)とした請求項1または2記載の加飾積層体を有する容器
  6. 加飾層(3)を印刷層(3a)とした請求項1、2、3、4または5記載の加飾積層体を有する容器
  7. 加飾層(3)をホログラム層(3h)とした請求項1、2、3、4または5記載の加飾積層体を有する容器
  8. 加飾層(3)の積層パターンを縞模様とした請求項1、2、3、4、5、6または7記載の加飾積層体を有する容器
JP2012171255A 2012-08-01 2012-08-01 加飾積層体を有する容器 Active JP6048795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012171255A JP6048795B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 加飾積層体を有する容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012171255A JP6048795B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 加飾積層体を有する容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014030924A JP2014030924A (ja) 2014-02-20
JP6048795B2 true JP6048795B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=50281150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012171255A Active JP6048795B2 (ja) 2012-08-01 2012-08-01 加飾積層体を有する容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6048795B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001150624A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Honda Motor Co Ltd 化粧シート
JP4683261B2 (ja) * 2004-07-30 2011-05-18 株式会社吉野工業所 合成樹脂製加飾容器
KR100894445B1 (ko) * 2004-11-25 2009-04-22 니폰샤신인사츠가부시키가이샤 장식 성형품과 그 제조방법
CN101378901B (zh) * 2006-03-31 2013-05-01 株式会社吉野工业所 树脂成形品及其表面处理方法
JP5224175B2 (ja) * 2007-12-27 2013-07-03 株式会社吉野工業所 加飾合成樹脂成形品
JP5327509B2 (ja) * 2008-05-30 2013-10-30 株式会社吉野工業所 加飾合成樹脂成形品
JP5453879B2 (ja) * 2009-03-31 2014-03-26 大日本印刷株式会社 積層体およびそれを用いたチューブ容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014030924A (ja) 2014-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5236342B2 (ja) 加飾材および加飾物品
CN102497995B (zh) 多层体
EP2736815B1 (en) Package
CN108656782B (zh) 光学防伪元件、使用该光学防伪元件的产品及其制备方法
JP7264176B2 (ja) 装飾部材および装飾部材の製造方法
KR20180025338A (ko) 스마트 크루즈 컨트롤 레이더 커버
JP5327509B2 (ja) 加飾合成樹脂成形品
CN206308264U (zh) 盖板玻璃层叠结构
CN108017286A (zh) 盖板玻璃层叠结构
JP2006159667A (ja) 装飾体
JP6048795B2 (ja) 加飾積層体を有する容器
JP5148964B2 (ja) 組み合わせ成形体の製法およびそれによって得られる組み合わせ成形体
JP2009208377A (ja) 加飾シート、加飾成形体及び加飾シートの製造方法
KR101951693B1 (ko) 비대칭 구조의 광학 패턴이 적용된 디자인 데코 필름
CA2694152C (en) A container including a decorative film and blank for making the same
CN110832366B (zh) 光学构造体以及认证体
JP2009154462A (ja) 加飾合成樹脂成形品
JP5569801B2 (ja) 加飾合成樹脂成形品
JP6571453B2 (ja) 化粧材
JP6048796B2 (ja) 加飾積層体を有する容器
CN108002710A (zh) 盖板玻璃层叠结构及其加工方法
CN108016096A (zh) 盖板玻璃层叠结构及其加工方法
JP7056770B1 (ja) 加飾フィルム
JP7345160B2 (ja) 加飾シート及び加飾品
TW201226223A (en) Object having 3D pattern motion effect

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6048795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150