JP6467848B2 - 包装容器および包装容器の製造方法 - Google Patents
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Description
偽造防止等を目的とした手段としては、次のようなものが提案されていた。
また、特許文献2の技術であると、感熱発色インキ層を設ける等、さらに製造工程が増加して製造コストが上昇してしまうという問題がある。
本発明は、前記画像形成領域が、非シール部に設けられることが好ましい。
本発明は、前記積層体が、印刷領域を有することがある。
本発明の包装容器の製造方法は、層厚方向において、第1表面と、前記第1表面と反対側の第2表面と、を有する透明樹脂層に、前記層厚方向から見て前記透明樹脂層の一部分のみと積層するように、金属光沢を有し前記透明樹脂層を透過する光を前記透明樹脂層に向けて反射する蒸着層を前記第1表面に積層させ、前記蒸着層が積層された方の前記透明樹脂層にシーラント層を積層させることを含んで、積層体を形成することと、断面形状が三角形とされ、所定角度の微細な万線状凹凸パターン群を前記第2表面に形成するための万線状パターンが形成されたプレス版を前記第2表面に押圧することによって、前記積層体の層厚方向において、前記蒸着層と重なる前記透明樹脂層の前記第2表面に前記万線状凹凸パターン群を施した画像形成領域を形成することと、前記積層体をエンボス加工することと、前記積層体の前記シーラント層が対向するように前記積層体の周縁部をシールすることと、を含み、前記積層体の前記周縁部をシールする前に前記積層体をエンボス加工する際に、前記積層体に前記画像形成領域を形成する。
また、前記積層体が、前記エンボス加工領域を有することで、画像形成領域の形成をエンボス加工と同時におこなうことで、工程数が増加することなく、画像形成領域を有する包装容器を製造することができる。
また、前記積層体が、前記蒸着層を有することで、画像形成領域の形成を容易にし、画像形成領域の視認性を向上することができる。
図1は、本実施形態における包装容器を示す正面図(a)および、b−b’矢視断面図(b)であり、図2は、本実施形態における包装容器における画像形成領域を示す断面図であり、図1は、本実施形態における包装容器の製造方法を示す断面図であり、図において、符号1は、包装容器である。
なお、画像形成領域5は、本体裏面積層体3の表面にも形成されていることができる。
万線状の凹凸パターン群は、偽造防止の識別用として、微細な万線状凹凸パターン群をその方向を少しずつ変化させて所要のエンボスパターンに形成したプレス板を、インキ層7を形成した基材11の表面上に押圧することにより作製されたものである。
例えば、図2に示すように、見る角度によって「T」あるいは「P」で示す画像が視認可能として、視認できる画像が変化するものである。
また、画像形成領域5を包装容器1と一体として形成することで、シールなどで認証をおこなう手段や、認証用にレーザ照射の工程を有する手段等に比べて、製造工程を増やすことなく、偽造防止効果を向上することができる。
図4は、本実施形態における包装容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1実施形態と異なるのは画像形成領域5を形成する箇所に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は、本実施形態における包装容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1実施形態と異なるのは画像形成領域5を形成する箇所のみに蒸着層11cが形成されている点、および、エンボス部38に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
また、本実施形態では、蒸着層11cが、画像形成領域5を含む部分のみに形成されていることにより、金属光沢を有する部分を画像形成領域5付近のみとして、偽造防止用の認証における視認性をより向上して、製品に対する高級感を演出することができる。
また、画像形成領域5には、印刷をおこなわず、インキ層7が重なって形成されないようにしてもよい。
2…本体表面積層体
3…本体裏面積層体
4…底テープ
5…画像形成領域
7…インキ層(印刷領域)
11…基材
11a…透明シート
11b,11c…蒸着層
12…シーラント層
22…側シール部(シール部)
23…底シール部(シール部)
24…注出ノズルシール部(シール部)
32…注出ノズル
35…開封用切欠
38…エンボス部(エンボス加工領域)
41…充填用開口部
Claims (4)
- 基材とシーラント層を有する積層体を、シーラント層が対向するように周縁をシールしてなる包装容器であって、
前記積層体は、
断面形状が三角形とされ、所定角度の微細な万線状凹凸パターン群を施した画像形成領域と、
エンボス加工領域と、
を有しており、
前記基材は、
層厚方向において、前記シーラント層側に位置する第1表面と、前記第1表面と反対側の第2表面と、を有する透明樹脂層と、
前記透明樹脂層と前記シーラント層との間において前記層厚方向から見て前記透明樹脂層の一部分のみと積層するように前記第1表面に配置され、金属光沢を有し、前記透明樹脂層を透過する光を前記透明樹脂層に向けて反射する蒸着層と、
を有し、
前記画像形成領域における前記透明樹脂層の前記第2表面には、前記万線状凹凸パターン群が形成されており、
前記蒸着層は、
層厚方向において、前記画像形成領域の全体と重なる範囲に設けられたことを特徴とする包装容器。 - 前記画像形成領域が、非シール部に設けられることを特徴とする請求項1記載の包装容器。
- 前記積層体が、印刷領域を有することを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
- 層厚方向において、第1表面と、前記第1表面と反対側の第2表面と、を有する透明樹脂層に、前記層厚方向から見て前記透明樹脂層の一部分のみと積層するように、金属光沢を有し前記透明樹脂層を透過する光を前記透明樹脂層に向けて反射する蒸着層を前記第1表面に積層させ、前記蒸着層が積層された方の前記透明樹脂層にシーラント層を積層させることを含んで、積層体を形成することと、
断面形状が三角形とされ、所定角度の微細な万線状凹凸パターン群を前記第2表面に形成するための万線状パターンが形成されたプレス版を前記第2表面に押圧することによって、前記積層体の層厚方向において、前記蒸着層と重なる前記透明樹脂層の前記第2表面に前記万線状凹凸パターン群を施した画像形成領域を形成することと、
前記積層体をエンボス加工することと、
前記積層体の前記シーラント層が対向するように前記積層体の周縁部をシールすることと、
を含み、
前記積層体の前記周縁部をシールする前に前記積層体をエンボス加工する際に、前記積層体に前記画像形成領域を形成することを特徴とする包装容器の製造方法。
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