JP2020124858A - 情報表示体 - Google Patents

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【課題】偽造防止性を備えたラミネートカードタイプの情報表示体を提供することを課題とする。【解決手段】文字と図形と顔画像のいずれか1以上を含むID情報印刷部3と、モアレパターン形成用画像1と、を備えたシート基材5を2枚のパウチフィルム4の間に挟み込んで熱ラミネートした情報表示体10であって、ID情報印刷部は、少なくとも一部がモアレパターン形成用画像と重なる様に備えられており、シート基材のID情報印刷部が形成された側にラミネートされたパウチフィルムの、少なくともモアレパターン形成用画像に対応する表面には、モアレを表示可能な万線パターン形成部2が備えられていることを特徴とする情報表示体。【選択図】図1

Description

本発明は、IDカードやパスポートなどの顔写真を有する認証媒体の偽造防止性能を高めた情報表示体に関する。
IDカードやパスポートなどの顔写真を有する認証媒体の偽造防止性を高める技術としては、それらの媒体にホログラムや光学的変化インキを使用するものがあった。
しかしながら、ホログラムや光学的変化インキなどは高価であるため、大量に使用する用途にはコストがかかる問題があった。
その様な問題を解決する技術として、例えば特許文献1に開示されている技術がある。この技術は、基材上に、基材の色とは異なるn(整数)色の複数の第1の画線と、その第1の画線が描かれた領域に備えられた、所定の厚さの透明または半透明の層と、その層の上に第1の画線に対応して形成された、複数の第2および第3の画線と、が備えられている。それらの第2と第3の画線の線幅を異ならせる事によって、第2の画線によりイメージが形成されており、第3の画線により背景が形成された画像形成体である。
この画像形成体を真上から観察した場合、第2および第3の画線のいずれか一方または両方の画線が、第1の画線と重なる様に形成されている。
この画像形成体は、第1の画線と、それが成形された領域に透明または半透明な層を備え、更にその上に形成された第2および第3の画線からなる画線の一部を遮蔽することができる程度の濃度を持ったインキなどの材料で被覆されている。
この事により、真上から観察した時は第1の画線の一部が観察でき、観察角度を変えると、遮蔽される第1の画線が変わる。その事により、第1の画線が色の配色である場合は、色の変化が現れる。また画線が破線や点線、または網点などにより形成された図形である場合は、画像が変化する、所謂、チェンジング効果を備えた偽造防止媒体となる。
この技術により、高価なホログラムや光学的変化インキを使用せずに、偽造防止性を付与させる事が可能である。
しかしながら、IDカード分野においては、更なる低コスト化のため、顔写真などのID情報を印刷した用紙をパウチフィルムで挟み込み、熱ラミネートして作製したラミネートカードがIDカードとして使用される様になっている。この様なラミネートカードタイプのIDカードは低コストであり、業者に製造依頼する事無く、即時に作製可能であるメリットを有する反面、偽造が容易であるというデメリットがある。
特開第4314387号公報
上記の事情に鑑み、本発明は、偽造防止性を備えたラミネートカードタイプの情報表示体を提供することを課題とする。
上記の課題を解決する手段として、本発明の請求項1に記載の発明は、モアレパターン形成用画像を備えたシート基材を2枚のパウチフィルムの間に挟み込んで熱ラミネートした情報表示体であって、
シート基材がラミネートされたパウチフィルムの、少なくともモアレパターン形成用画像に対応する表面には、前記モアレパターン形成用画像にモアレを表示可能な万線パターン形成部が備えられていることを特徴とする情報表示体
である。
また、請求項2に記載の発明は、前記万線パターン形成部が、前記パウチフィルム上の印刷物または前記モアレパターン形成用画像を拡大表示可能な万線パターン形成部を有する転写箔またはパッチフィルムであることを特徴とする情報表示体である。
また、請求項3に記載の発明は、モアレパターン形成用画像を備えたシート基材を2枚のパウチフィルムの間に挟み込んで熱ラミネートした情報表示体であって、
シート基材がラミネートされたパウチフィルムの、少なくともモアレパターン形成用画像が形成された部位に対応する表面には、前記モアレパターン形成用画像と同じまたは異なるモアレパターン形成用画像が備えられており、且つ前記パウチフィルムの一部または全面に、前記モアレパターン形成用画像を拡大表示可能な万線パターンを有する転写箔またはパッチフィルムが備えられていることを特徴とする情報表示体
である。
また、請求項4に記載の発明は、前記万線パターン形成部が金属蒸着層のエッチング加工により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の情報表示体である。
また、請求項5に記載の発明は、前記モアレパターン形成用画像の少なくとも一種類が、顔料インクリボンを熱転写した印刷ドットから形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の情報表示体である。
本発明の情報表示体は、ID情報印刷部が備えられた側にラミネートされたパウチフィルムの表面にモアレを生じる万線パターン形成部が備えられている。そのため、ラミネートされたパウチフィルムを剥がして、ID情報が印刷されたシート基材を取り出すことにより顔画像を変造する事は可能であるが、単に2枚の新しいパウチフィルムに挟み込んで熱ラミネートすることにより情報表示体を作製しても、パウチフィルムにモアレを生じる万線パターン形成部が備えていないため、モアレパターン形成用画像を拡大表示することや、チェンジング、レインボーモアレなどの光学的な効果を発揮することができない。このことにより、真贋判定可能となる。
本発明の情報表示体の一例を示す説明図であって、(a)は上面図、(b)は断面図である。 本発明の情報表示体の一例を示す断面図。 モアレパターン形成用画像の一例を示す説明図であって、(a)は表示する画像となる高さHの文字列、(b)は(a)の文字列の高さをhに縮小した画像、(c)は(b)の画像をマトリクス状に配置したモアレパターン形成用画像の例、をそれぞれ示している
本発明の情報表示体の実施形態について、図1〜図3を使用して説明する。
<第1の実施形態>
本発明の情報表示体の第1の実施形態について、図1を使用して説明する。
図1(a)は、本発明の情報表示体10の上面図の例を示したものである。図1(b)は、図1(a)における情報表示体10を切断線A−A´にて切断した場合の概略断面図を示したものである。
本発明の情報表示体10は、文字と図形と顔画像のいずれか1以上を含むID情報印刷部3と、モアレパターン形成用画像1と、を備えたシート基材5を2枚のパウチフィルム4の間に挟み込んで熱ラミネートした情報表示体である。
本発明の情報表示体10において、ID情報印刷部3は、少なくともその一部が、モアレパターン形成用画像1と重なる様に備えられている。この様に重ねることにより、完成した情報表示体10において、ID情報印刷部3の一部に、シート基材5上に印刷された画像が拡大されたモアレパターンを表示することに加え、チェンジングやレインボーモアレなどの光学的な機能を発揮することが可能となる。
また、シート基材5のID情報印刷部3が形成された側にラミネートされたパウチフィルム4の、少なくともモアレパターン形成用画像1に対応する表面には、前記モアレパターン形成用画像1を拡大表示するなどのモアレを表示可能な万線パターン形成部2が備えられている事が特徴である。
万線パターン形成部2を作製する方法は特に限定されない。万線が形成されていれば、形成手段は如何なるものであっても構わない。
以上に説明した様な構成としておくことによって、本発明の情報表示体10は、モアレパターン形成用画像1と万線パターン形成部2によって、情報表示体10を見る角度によって、異なる画像を表示可能なチェンジングが可能となる。また、シート基材5上に印刷された画像が拡大したモアレパターンが表示される。例えば、拡大したモアレパターンの一部を、顔写真の近傍に表示することも可能である。
その為、文字情報、図形、顔写真が印刷されたシート基材5を取り出す事ができた場合であっても、パウチフィルム4に万線パターン形成部2が備えられていない場合は、拡大したモアレパターンが表示されないため、真贋判定を容易に行う事ができる。
(シート基材)
シート基材5は特に限定されるものではないが、パスポートなどの冊子類やIDカードなどのカード類などに用いられる公知の素材を用いる事ができる。例えば、紙類をはじめとして、ポリ塩化ビニル樹脂などのビニル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリ乳酸などの生分解性樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、(メタ)アクリル系樹脂などのプラスチック材料を例示できるが、これらに限定する必要は無い。
(パウチフィルム)
パウチフィルム4は、ラミネート加工に使用可能な樹脂フィルムであれば特に限定する必要は無く、ラミネート加工用に市販されているラミネート加工用フィルムを好適に使用することができる。例えば、熱ラミネートを行う場合は、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムの片面に、PETより低融点のポリエチレン系樹脂層を形成したフィルムを挙げることができる。また、PET/エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA、Ethylene Vinyl Acetate copolymer)、PET/低密度ポリエチレン(LDPE)/EVAの様な層構成のパウチフィルムなどを例示することができる。
(モアレパターン形成用画像)
モアレパターン形成用画像1は、特に限定するものではないが、例えば図3に例示したような画像とする事ができる。それは、まず図3(a)に示した様な拡大したモアレ画像として表示したい画像を作成する。ここでは高さHの横並びの文字画像とした。次に、図3(b)に示した様に、この横並びの文字の高さをh(h/H<1)に縮小した文字画像を作成する。次に、図3(b)で作成した文字画像を、縦方向と横方向に繰り返した画像を作成した。この様に、元の画像を縦方向または横方向に縮小し、それを縦方向と横方向に繰り返し配置した画像をモアレパターン形成用画像として用いる事ができる。
図3(c)の様に、縮小した文字画像を縦方向と横方向に繰り返した画像は、肉眼では文字としては認識することができないが、万線パターンと重ね合わせる事によって、拡大したモアレパターンとして表示させる事が可能となるため、肉眼で確認することが可能となる。
モアレパターン形成用画像1は、その画像を構成する要素の少なくとも一種類が、顔料インクリボンを熱転写した印刷ドットから形成されていることであっても良い。
(万線パターン形成部)
万線パターン形成部2は、パウチフィルム4上に、規則的に並んだ平行線の集まりである万線パターンを形成した部分を指す。本実施形態においては、万線パターン形成部2は、各種の印刷技術を使用して、パウチフィルム4上に万線パターンを印刷した構成であっても良いし、その他のものであっても良い。
万線パターン形成部2の万線は、例えば、アルミニウムなどの金属蒸着層のエッチング加工により形成されているものであっても良い。
(ID情報印刷部)
ID情報印刷部3は、シート基材5上のID情報が印刷された部分を指している。印刷の方法は特に限定されない。例えば、インクジェット印刷をはじめ、Xerographyや電子写真技術に基づく複合機などを使用した印刷、スクリーン印刷や各種のオフセット印刷などの印刷技術を使用して、文字、図形、顔写真などのID情報をシート基材5上に印刷することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の情報表示体の第2の実施形態について、図2(a)を使用して説明する。
本発明の情報表示体の第2の実施形態は、第1の実施形態における万線パターン形成部2を、印刷により形成するのではなく、万線パターンを有する転写箔またはパッチフィルム7を一部に貼着した構成である。
この様な構成とすることにより、万線パターン形成部2が、パウチフィルム4に印刷により形成する場合と比較して、生産効率を向上することが可能である。即ち、シート基材5を2枚のパウチフィルム4に挟み込んで熱ラミネートする事によって作製した情報表示体の良品に、別途作製した万線パターンを有する転写箔またはパッチフィルム7の良品を、貼着することで情報表示体10´を作製するためである。
<第3の実施形態>
次に、本発明の情報表示体の第3の実施形態について、図2(c)を使用して説明する。
本発明の情報表示体の第3の実施形態は、第2の実施形態において、パウチフィルム4の一部または全面に、モアレパターン形成用画像1を拡大表示可能な万線パターンを有す
る転写箔またはパッチフィルム7が備えられていることに加えて、パウチフィルム4の、少なくともID情報印刷部3が形成された部位に対応する表面には、モアレパターン形成用画像1と同じまたは異なるモアレパターン形成用画像6が備えられている構成である。
本実施形態の情報表示体10´´には、シート基材5上のモアレパターン形成用画像1とシート基材5の印刷面側のパウチフィルム4上のモアレパターン形成用画像6の2箇所にモアレパターン形成用画像が備えられている。
モアレパターン形成用画像1、6には、万線パターンを有する転写箔またはパッチフィルム7が備えられているため、2箇所の拡大したモアレパターンが表示される。
モアレパターン形成用画像1と万線パターンを有する転写箔またはパッチフィルム7により、拡大したモアレパターンが表示されるのに加え、チェンジングと同様に、傾けて観察することによりムービング表現が可能となる。
一方、モアレパターン形成用画像6と万線パターンを有する転写箔またはパッチフィルム7により、拡大したモアレパターンが表示される。万線パターンとモアレパターン形成用画像6の距離が短すぎるため、ムービングは生じ難い。万線パターンが転写箔に形成されている場合は、前記距離が非常に小さいため、ムービングは生じない。また万線パターンがパッチフィルム7に形成されている場合は、前記距離を転写箔の場合と比べて大きくする事ができるが、モアレパターン形成用画像1との距離よりは必ず小さいため、ムービングの量は、モアレパターン形成用画像1の場合と比べて小さくなる。即ち、この場合、ムービングの量が異なる2種類の拡大したモアレパターンを表示することができる。
次に、本発明の情報表示体について実施例を用いて更に詳しく説明する。
<実施例1>
1.万線パターンを有する転写箔の作製
アルミニウム薄膜を反射層として使用したディメタライズドホログラム転写箔と同様の作製方法によって万線パターンを有する転写箔を作製した。
まず、厚さ19μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを転写箔基材として使用し、その表面に剥離層を形成した。その剥離層上にスパッタ装置を用いてアルミニウム薄膜層(50nm)を形成した。剥離層としては、熱可塑性ポリアクリル酸エステル樹脂層を1μmの厚さで形成した。
次に、グラビア印刷機を使用して、作製する万線パターンと逆のパターンを持つエッチングマスクを形成し、アルカリ溶液に浸漬することにより、露出しているアルミニウム薄膜層をエッチング除去することにより万線パターン(線幅230μm、スペース100μm)を形成した。
次に、エッチングマスクを含む全面に接着層(厚さ10μm)を形成した。なお、接着層は、塩化酢酸ビニル樹脂を主成分とした感熱接着剤である。必要に応じて、剥離性を備えた保護フィルムを接着層に積層することにより、万線パターンを有する転写箔を得た。
2.シート基材へのモアレパターン形成用画像の印刷
シート基材として、上質紙を用い、カラーのトナープリンタでID情報(顔写真など)と、モアレパターン形成用画像を印刷した。モアレパターン形成用画像としては、ID情報の氏名を大文字のアルファベットで表記したものを使用した。
モアレパターン形成用画像は、図3(a)に示した文字(ABC)を使用した。これらの文字の高さは2.6mm)とした。
次に、この文字の高さを0.38mmに圧縮した画像を形成した(図3(b))。次に、この文字(ABC)の並び方向と直交する方向に4行並べた画像を作成し、更にその画像を、文字(ABC)の並び方向にもう1列形成した画像を作成した(図3(c))。以上の様にしてモアレパターン形成用画像を得た。
次に、モアレパターン形成用画像が形成されていない領域と形成されている一部の領域に跨って、ID情報である顔写真を印刷した。この様にする事で、モアレパターン形成用画像と顔写真の一部が重なって形成される。
この様にして、モアレパターン形成用画像とID情報である顔写真が印刷された上質紙(シート基材)を得た。
3.パウチフィルムへのモアレパターン形成用画像の印刷
シート基材に印刷したモアレパターン形成用画像と同様の方法により作成した図形(ロゴマーク)についてのモアレパターン形成用画像を、万線パターンのスペースと同じ厚さ100μmのパウチフィルムの表面にスクリーン印刷により印刷した。パウチフィルムは、
コクヨ社製の「パウチフィルム MSP−F220307N」を使用した。
4.パウチフィルムによるシート基材のラミネート
次に、上記で得たモアレパターン形成用画像と顔写真が印刷されたシート基材を、2枚のパウチフィルムに挟み込んで、熱ラミネータの2本の熱ローラに通す事によりラミネートした。この様にしてラミネートカード化した物品を得た。
5.万線パターンの転写
次に、上記で得たラミネートカード化した物品の印刷面のモアレパターン形成用画像と顔写真に対応するパウチフィルムの表面に、万線パターンを有する転写箔を転写した。
以上の様にしてIDカード(情報表示体)を作製した。このIDカードは、シート基材上に印刷された顔写真や生年月日などのID情報がそのまま表示されている他、モアレパターン形成用画像として印刷された大文字のアルファベットで表記した氏名が拡大したモアレパターンとして視認された。また、パウチフィルム上に印刷されたロゴマークの図形も、拡大したモアレパターンとして視認された。
1・・・モアレパターン形成用画像
2・・・万線パターン形成部
3・・・ID情報印刷部
4・・・パウチシート
5・・・シート基材
6・・・モアレパターン形成用画像
7・・・万線パターンを有する転写箔またはパッチフィルム
10、10´、10´´・・・情報表示体

Claims (5)

  1. モアレパターン形成用画像を備えたシート基材を2枚のパウチフィルムの間に挟み込んで熱ラミネートした情報表示体であって、
    シート基材がラミネートされたパウチフィルムの、少なくともモアレパターン形成用画像に対応する表面には、前記モアレパターン形成用画像にモアレを表示可能な万線パターン形成部が備えられていることを特徴とする情報表示体。
  2. 前記万線パターン形成部が、前記パウチフィルム上の印刷物または前記モアレパターン形成用画像を拡大表示可能な万線パターンを有する転写箔またはパッチフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の情報表示体。
  3. モアレパターン形成用画像を備えたシート基材を2枚のパウチフィルムの間に挟み込んで熱ラミネートした情報表示体であって、
    シート基材がラミネートされたパウチフィルムの、少なくともモアレパターン形成用画像が形成された部位に対応する表面には、前記モアレパターン形成用画像と同じまたは異なるモアレパターン形成用画像が備えられており、且つ前記パウチフィルムの一部または全面に、前記モアレパターン形成用画像を拡大表示可能な万線パターン形成部を有する転写箔またはパッチフィルムが備えられていることを特徴とする情報表示体。
  4. 前記万線パターン形成部が金属蒸着層のエッチング加工により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の情報表示体。
  5. 前記モアレパターン形成用画像の少なくとも一種類が、顔料インクリボンを熱転写した印刷ドットから形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の情報表示体。
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