JP5672115B2 - ディスプレイ用前面基板とその製造方法、およびディスプレイ用前面基板を用いたディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ用前面基板とその製造方法、およびディスプレイ用前面基板を用いたディスプレイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5672115B2
JP5672115B2 JP2011078227A JP2011078227A JP5672115B2 JP 5672115 B2 JP5672115 B2 JP 5672115B2 JP 2011078227 A JP2011078227 A JP 2011078227A JP 2011078227 A JP2011078227 A JP 2011078227A JP 5672115 B2 JP5672115 B2 JP 5672115B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
display
layer
light shielding
front substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011078227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012212060A (ja
Inventor
昇 作手
昇 作手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2011078227A priority Critical patent/JP5672115B2/ja
Publication of JP2012212060A publication Critical patent/JP2012212060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5672115B2 publication Critical patent/JP5672115B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ディスプレイ用前面基板とその製造方法、およびディスプレイ用前面基板を用いたディスプレイ装置に関する。
従来から、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ装置では、ディスプレイ本体を保護するとともに、ディスプレイ本体から発生する電磁波ノイズや近赤外線等を低減するために、表示パネルの前面に、ガラス基板等の透明基板の表面に電磁波遮蔽機能、赤外線カット機能、反射防止機能等を有する機能フィルムが積層されたフィルタ基板が取り付けられている。このフィルタ基板は、ディスプレイ用前面基板と呼ばれている。
また、このようなディスプレイ用前面基板において、表示パネルの周辺部等に配置された配線回路等を覆い隠し、美観を向上させるために、周辺領域の一部または全周に、額縁状の光遮蔽層がスクリーン印刷等で形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
近年、このような額縁状の光遮蔽性印刷層を有するディスプレイ用前面基板において、視認側の外周側端部を筐体により覆った構造に代わり、図9(a)および(b)に示すように、ディスプレイ用前面基板100と同一の平面に黒色系メタルフレーム(外枠)101を配置して、ディスプレイ用前面基板100の全面を露出させることで、光遮蔽性印刷層102と黒色系メタルフレーム101とに一体感を持たせたデザイン(フラットサーフェイスデザイン)のディスプレイ装置200が提案されている。
なお、本明細書において、視認側とは、ディスプレイ装置200を視認する人間が存在する側をいい、非視認側とは前記視認側と反対側である装置の内部側をいう。非視認側はデバイス側ともいう。
しかしながら、このような構成のディスプレイ装置200においては、図9(b)に示すように、視認側から透明基板103を透過した外光が、透明基板103の端縁部にあり光遮蔽性印刷層102が形成されていない曲面状の面取り部(以下、R面取り部ということがある。)103aの表面で乱反射(散乱)するため、視認側からは光遮蔽性印刷層102の周囲が白く光って見える。その結果、黒色系メタルフレーム101と光遮蔽性印刷層102とのデザイン的な連続性乃至一体感が損なわれるという問題があった。
なお、図9(b)において、符号104は反射防止フィルム、符号105は電磁波遮蔽フィルム、近赤外線カットフィルム等の機能フィルム、符号106は表示パネル、符号107は粘着剤層をそれぞれ示す。
このようなディスプレイ装置200において、ディスプレイ用前面基板100における光遮蔽性印刷層102の周囲の白さを改善し、黒色系メタルフレーム101との一体感を高めるために、以下に示す方法が考えられている。
(1)透明基板103の端縁部のR面取り部103aにできるだけ近い位置まで、光遮蔽性印刷層102を形成する。
(2)透明基板103の寸法よりも大きめに、額縁状の光遮蔽層をフィルム上に印刷し、これを透明基板103に貼り合わせた後周囲をトリミングする。
(3)透明基板103のR面取り部103の表面を鏡面に近くなるまで光学的に研磨して、R面取り部103aの表面での外光の乱反射(散乱)を防止する。
特開2005−242265号公報
しかしながら、透明基板103のR面取り部103a表面には光遮蔽性印刷層102をスクリーン印刷により形成できないため、前記(1)の方法では、光遮蔽性印刷層102の周りの白く見える部分を完全になくすことはできなかった。また、前記(2)の方法でも、透明基板103のR面取り部103aにまで光遮蔽性印刷層102を形成することが難しいため、光遮蔽性印刷層102の周りの白い部分をなくすことができなかった。さらに、前記(3)のR面取り部103aを光学研磨する方法では、大幅なコストアップと生産性の低下を生じるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、外枠と一体感のある高品位の外観が得られるディスプレイ用前面基板、およびこれを用いたディスプレイ装置を提供することを目的としている。
本発明のディスプレイ用前面基板は、基板の視認側または非視認側の表面の外縁領域に印刷層である第1の光遮蔽層が形成され、前記視認側において前記第1の光遮蔽層の外周側端部までの全体が露出して視認されるように、表示パネルの前面に配置されるディスプレイ用前面基板であって、前記基板の非視認側の表面において、前記第1の光遮蔽層の外周側の端部から前記基板の端縁部までの非遮蔽領域に、第2の光遮蔽層が形成されており、前記第2の光遮蔽層は、インクジェット方式により印刷された黒色インクの塗布層であり、前記黒色インクの塗布層には、ドットパターンが印刷され、このドットパターンにおけるドット径は0.1〜2.0mmであり、ドットピッチは0.03〜1.5mmであることを特徴とする。
本発明のディスプレイ用前面基板の製造方法は、上記した本発明のディスプレイ用前面基板の製造方法であって、前記基板の非視認側表面の前記非遮蔽領域に、インクジェット方式で黒色インクを塗布し、前記第2の光遮蔽層を形成することを特徴とする。
本発明のディスプレイ装置は、上記した本発明のディスプレイ用前面基板と、画像を表示する表示パネルを有しており、前記基板の端縁部までが外枠に覆われることなく露出するように、前記ディスプレイ用前面基板が前記表示パネルの表示面に貼り合わせられたことを特徴とする。
本明細書において、「光遮蔽性」における「光」は可視光を意味する。「光透過性」における「光」も同様である。
基板の表面の「外縁領域」とは、画像表示領域の周囲の外周縁領域をいう。
基板の非遮蔽領域は、非視認側における第1の光遮蔽層の外周側端部から基板の端縁部までの領域であるが、第1の光遮蔽層が基板の視認側に形成されており、その外周側端部が基板の非視認側にはない場合、前記非遮蔽領域は以下に示す領域とする。
すなわち、基板の視認側に存在する第1の光遮蔽層の外周側端部と、基板を挟んで対向する非視認側の位置に、仮想的な端部を設定し、この仮想的な端部を、第1の光遮蔽層が基板の非視認側に形成されている場合と同様に、非遮蔽領域の一方の端部(内周側端部)とする。そして、この端部から基板の端縁部までの領域を非遮蔽領域とする。
本発明のディスプレイ用前面基板によれば、第1の光遮蔽層の外周側の端部から基板の端縁部までの非遮蔽領域に、第1の光遮蔽層と同等の光遮蔽性を有する第2の光遮蔽層が形成されており、視認側からの光遮蔽性についての外観が、第1の光遮蔽層が形成された外縁領域から基板の端縁部までの領域全体で同等に視認され、第1の光遮蔽層の周りが外光の散乱により白く見えることがない。したがって、このディスプレイ用前面基板を、筐体等で覆うことなく全面が露出するように表示パネルに貼り合わせたディスプレイ装置において、外枠等との一体感に優れ品位の高い外観が得られる。
本発明に係るディスプレイ用前面基板の第1の実施形態の一例を示し、図1(a)は視認側から見た平面構成図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面の構成を示す断面図である。 インクジェット方式により印刷されるドットの密度と光遮蔽性との関係を説明するための平面図である。 インクジェット方式により印刷されるドットの平面図である。 本発明に係るディスプレイ用前面基板の第2の実施形態の一例を示し、図4(a)は視認側から見た平面構成図であり、図4(b)は、図4(a)のA−A断面の構成を示す断面図である。 本発明のディスプレイ装置20の全体構成の一例を示す断面図である。 本発明の実施例である例2において形成されたドットの一例を示す平面図である。 本発明の比較例である例4を説明するための図であり、図7(a)は光遮蔽層の形成方法を示す断面図であり、図7(b)は例4で得られたディスプレイ用前面基板を視認側から見た平面図である。 本発明の比較例である例5を説明するための図であり、図8(a)は光遮蔽層の形成方法を示す断面図であり、図8(b)は例5で得られたディスプレイ用前面基板を視認側から見た平面図である。 従来からのディスプレイ装置における問題点を示し、図9(a)は視認側から見た平面構成図であり、図9(b)は一部断面で示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係るディスプレイ用前面基板の第1の実施形態を示し、図1(a)は視認側から見た平面構成図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面の構成を示す断面図である。
図1(a)および(b)に示すように、本発明の第1の実施形態に係るディスプレイ用前面基板10は、矩形の平面形状を有する基板1と、基板1の非視認側(デバイス側)の表面の外縁領域に形成された第1の光遮蔽層2と、前記基板1の非視認側の表面において、前記第1の光遮蔽層2の外周側の端部と前記基板1の端縁部までの非遮蔽領域に形成された第2の遮蔽層3とを有する。第2の遮蔽層3は第1の光遮蔽層2と同等の光遮蔽性を有する。
ここで、基板1の端縁部には曲面状の面取り加工がなされているので、第2の光遮蔽層3は、基板1の非視認側の表面において、前記非遮蔽領域の内周側の端部に相当する平面部から、基板1の端縁部であるR面取り部1aの頂点部まで連接して形成されている。そして、このディスプレイ用前面基板10を視認側から見た場合、第1の光遮蔽層2が基板1の端縁部まで切れ目なく連続して形成されたものと同等に、光を遮蔽して見えるように構成されている。
なお、図1(b)において、符号4は、基板1の視認側の表面に積層された反射防止フィルムを示し、符号5は、基板1の非視認側の表面に積層された機能フィルムを示す。機能フィルム5は、外周側の端部が第1の光遮蔽層2の上に重なるように積層されている。
このようなディスプレイ用前面基板10によれば、基板1の非視認側において、第1の光遮蔽層2の外周側の端部から基板1の端縁部までの領域に、第1の光遮蔽層2と同等の光遮蔽性を有する第2の光遮蔽層3が形成されているので、視認側からの外観が、第1の光遮蔽層2が形成された外縁領域から基板1の端縁部までの領域全体で同等の光遮蔽性を持つように視認される。したがって、フラットサーフェイスタイプのディスプレイ装置への適用において、外枠等との一体感に優れ、品位の高い外観が得られる。
第1の光遮蔽層2は、基板1の4辺に沿って全周に亘る外縁領域に額縁状に形成されている。第2の光遮蔽層3も、基板1の4つの辺に沿って、第1の光遮蔽層2から基板1の端縁部までの非遮蔽領域に形成することが好ましいが、第2の光遮蔽層3を、基板1の1辺(例えば下辺)側にのみ形成しても、あるいは対向する2辺(例えば下辺と上辺)に沿ってのみ形成しても、外観品位は向上する。
第1の実施形態のディスプレイ用前面基板10において、基板1は、光透過性を有する透明基板が好ましいが、着色剤を含有する着色基板であってもよい。透明基板としては、ガラス基板やポリカーボネート基板等の種々の透明材料からなる基板が好ましく挙げられる。基板1としてガラス基板が用いられる場合、ガラス基板の厚さは、例えば0.5mm以上5mm以下が好ましい。そして、ガラス基板の端縁部のR面取り部の幅d(高さ)は、0.3〜1.4mmの範囲にできる。
第1の光遮蔽層2は、光遮蔽性の材料からなる印刷層とすることができる。この光遮蔽性の材料としては、有機材料や無機材料等が好ましく挙げられる。印刷層は、例えば黒色や濃いグレー等の濃色とし、ロゴ等が表示された加飾部を含んでいてもよい。すなわち、第1の光遮蔽層2は、加飾部以外はベタ膜状の印刷層である。以下、第1の光遮蔽層2を黒色額縁印刷層ともいう。この黒色額縁印刷層については、許容されるピンホールの大きさ(面積)および個数が表1に示すように決められており、十分な光遮蔽性を有する。なお、このピンホールの観察は、背面側から蛍光灯等の光を照射して行うものとする。
Figure 0005672115
第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層は、種々の印刷方法により形成でき、例えばスクリーン印刷により形成するのが好ましい。スクリーン印刷は種々の基材に印刷できるので、本発明の実施形態に係るディスプレイ用前面基板10のように、基板1としてガラス基板やポリカーボネート基板を用いる場合でも、良好に印刷できる。
また、第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層は、以下に示す規格を満たすことが好ましい。
色むら …………視認側から正視したときに明らかな色むらがない。
付着力 …………フィルターハンドリング用の手袋で触っても容易に剥がれない。
インク乾燥性…………使用インクは常温での速乾性を有する。
耐久性 …………高温(80℃)、湿熱(60℃×90%RH)、サイクル試験
(−10℃⇔80℃)で外観・付着力に変化がない。
なお、第1の光遮蔽層2の幅は10〜60mmが好ましく、厚さは0.0001〜1.0mmが好ましい。
第2の光遮蔽層3も光遮蔽性の材料から構成され、第1の光遮蔽層2と同等の光遮蔽性を有する。第1の光遮蔽層2と同等の光遮蔽性を有する層であれば、構成する材料の種類は特に制限されない。なお、「第2の光遮蔽層3が第1の光遮蔽層2と同等の光遮蔽性を有する」とは、例えば、第2の光遮蔽層3が黒色額縁印刷層についての前記表1に示す規格を満たすことを意味する。
第2の光遮蔽層3を形成するための光遮蔽性の材料としては例えば黒色インクが挙げられ、第2の光遮蔽層3は黒色インクの塗布層とすることができる。黒色インクを塗布する方法としては、タンポ印刷方式、スプレー方式、インクジェット方式等が好ましく挙げられる。特に、インクジェット方式が好ましい。第2の光遮蔽層3の後述する縦方向の印刷長さ(幅)は1.0〜10.0mmが好ましく、厚さは0.0001〜1.0mmが好ましい。
以下、第2の光遮蔽層3である黒色インク塗布層を、インクジェット方式により形成する方法について説明する。
インクジェット印刷装置として、例えば、駆動系にエンコーダーが組み込まれており、印刷対象である基板1の移動に合わせて、印刷されるドットパターン(以下、ドットという。)のピッチ(ドットの中心間の距離。以下、ドットピッチという。)を所望の値に調整できる装置を使用する。第2の光遮蔽層3におけるドット径は0.1〜2.0mmが好ましく、ドットピッチは0.03〜1.5mmが好ましい。
印刷形成される黒色インク塗布層の光遮蔽性の程度を示すパラメータとしては、例えばドット密度がある。なお、一般に、黒色インク塗布層の光遮蔽性の程度にはドットの直径(以下、ドット径という。)も関連するが、インクジェット方式の印刷において、ドット径は黒色インクの材料特性に応じて設定されs、以下の記載では、ドット径が0.3mmで一定として説明する。
ドット密度は、図2に示すように、ガラス基板等の基板1に印刷されるドット6の密度をいい、ドット密度が高い程光遮蔽性が高い。ドット密度の逆の概念として開口率があり、開口率で光遮蔽性を示してもよい。開口率は、基板1がドット6により隠蔽されることなく露出している面積の比率と考えてよく、ドット密度+開口率=100%の関係となる。黒色インク塗布層の光遮蔽性の程度は、例えば、非視認側から光を当てて視認側から目視および10倍ルーペで観察できる。
インクジェット方式によるドット6の形成においては、図3に示すように、基板1の辺に沿って形成された非遮蔽領域の長さ方向を、印刷送り方向(または横方向をいう。)とし、この印刷送り方向に垂直な縦方向のドットピッチPを、ドット径(例えば0.3mm)以下にして印刷することで、印刷速度を低下させることなく、ドット密度が高く光遮蔽性の良好な黒色インク塗布層を得ることができる。すなわち、印刷送り方向においても縦方向においても、ドットピッチをドット径以下に狭くすることでドット密度を上げることができ、印刷送り方向のドットピッチを狭くした場合には、印刷送り速度が遅くなり生産性が低下する。したがって、縦方向のドットピッチPだけをドット径以下にして印刷するのが好ましい。
また、インクジェット方式による印刷においては、印刷対象である基板1の移動にぶれが生じるおそれがあるため、このぶれ幅を考慮して、印刷送り方向に垂直な縦方向の印刷長さを設定するのが好ましい。なお、前記したように、印刷送り方向は非遮蔽領域の長さ方向であり、これに垂直な縦方向は非遮蔽領域の幅方向となる。また、インクジェット印刷時の基板1の移動・搬送系を改善して基板1のぶれ幅を小さくすることで、前記した縦方向の印刷長さを狭くすることができ、それによりインク消費量を低減できる。
インクジェット方式により第2の光遮蔽層3を形成するための黒色インクとしては、基板1に対する付着性の良好なインクが好ましい。また、乾燥性が良好で耐久性に優れた塗膜を形成し得るインクが好ましい。例えば、色むら、付着力、乾燥性および耐久性に関する前記黒色額縁印刷層の規格を満たす塗布層を形成し得る黒色インクが好ましい。
次に、第1の実施形態のディスプレイ用前面基板10における反射防止フィルム4、機能フィルム5、およびその他の構成要素について説明する。
図1(b)に示すように、基板1の視認側の表面には反射防止層を有する反射防止フィルム4が積層されることが好ましく、非視認側の表面には機能フィルム5が設けられることが好ましい。機能フィルム5は、外周側の端部が前記第1の光遮蔽層2(黒色額縁印刷層)の上に重なるように積層されている。
機能フィルム5の上に、図示を省略したカバーPET(Polyethylene Terephthalate)層を設け、その上に、このディスプレイ用前面基板10を表示パネルと貼り合わせるための粘着剤層をさらに設けることができる。
反射防止フィルム4は、透明基体上に反射防止層が形成されたものや、反射防止層のみからなるものが挙げられる。透明基体は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、トリアセチルセルロース等のセルロース系樹脂、アクリル系樹脂、あるいはポリカーボネート系樹脂からなるものである。これらの中でもポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセルロースが、透明性や加工性の観点から好ましく挙げられる。
反射防止層としては、屈折率の低い無機化合物と屈折率の高い無機化合物とを交互に積層した積層体や、屈折率の低い無機化合物からなる層、屈折率の低い樹脂からなる層が好ましく挙げられる。屈折率の低い樹脂としては、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、フルオロシリコーン樹脂等が挙げられる。屈折率の低い無機化合物としては、二酸化ケイ素等が挙げられる。
反射防止フィルム4としては、ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に含フッ素重合体からなる低屈折率材料の反射防止層が形成されたものが特に好ましい。反射防止フィルム4の具体例としては、旭硝子社製の商品名:アークトップ(URP2199)や、日油社製の商品名:リアルック(RLX1000、RLX4000、RL7800、RL9100、RL9900)等が挙げられる。低屈折率材料は、屈折率が1.1〜1.6のものが好ましく、1.2〜1.5のものがより好ましく、1.3〜1.48のものがさらに好ましい。
なお、透明基体上に、前記反射防止層の代わりに可視光線の反射による映りこみを低減するための防眩層(アンチグレア層)を設けたフィルムを、基板1に積層することもできる。防眩層を有するフィルムとしては、例えば、日油社製の商品名:リアルック(RL5500、RL7300)等が挙げられる。
機能フィルム5は、フィルタとしての機能を有するように構成されたフィルムであり、ディスプレイ用前面基板10を、ディスプレイ用フィルタ基板として構成する場合に用いられる。ディスプレイ用前面基板10を液晶パネルの加飾用に用いる場合には、このような機能フィルム5は不要であるが、プラズマディスプレイパネル(PDP)の機能フィルタとして用いる場合には、機能フィルム5が必要である。このように、機能フィルム5は、ディスプレイ用前面基板10の用途に応じ必要に応じて設けられてよい。機能フィルム5は、例えば、電磁波遮蔽機能、近赤外線カット機能、反射防止機能、色調機能、コントラスト向上機能のうちの少なくとも1種の機能を備える。なお、図1(b)においては、機能フィルム5は、1枚の厚いフィルムとして示されているが、上述の機能のうち複数の機能を有する場合には、1つの機能を有するフィルムが何枚か積層されて貼り付けられ、全体として複数の機能を有する機能フィルム5として構成してもよい。
電磁波遮蔽機能を有する電磁波遮蔽フィルムは、例えば、透明基体上にスパッタ法により電磁波遮蔽層が形成される。透明基体は、前記反射防止フィルム4の透明基体と同様のものが用いられる。電磁波遮蔽層としては、例えば、金属酸化物(InとSnとの酸化物、TiとZnとの酸化物、AlとZnとの酸化物、酸化ニオブ等)の層と金属(Ag、Ag合金等)の層とが交互に積層された構造で、金属層の層数がnであり、金属酸化物層の層数がn+1(ただし、nは1以上の整数。)であるものが用いられる。また、電磁波遮蔽フィルムとしては、例えば、透明基体上に電磁波遮蔽層として銅がメッシュ状に形成されたものであってもよい。通常、このような電磁波遮蔽層は、透明基体上に銅箔を貼りあわせた後、メッシュ状に加工することにより製造される。
コントラスト向上機能を有するコントラスト向上フィルムは、基板1にコントラスト向上機能を付与するために設けられる。コントラスト向上フィルムとしては、例えば、平行に並設された複数の直線状の暗色部と、これら暗色部間に配置される透光性領域とが透明基体上に形成されたものが挙げられる。透光性領域は、例えば、併設方向の断面において透明基体側に向けて徐々に幅が広がる台形状であり、透明基体側の端部において隣接する他の透光性領域と繋がるように形成されている。また、暗色部は、例えば、隣接する透光性領域間の凹部に暗色粒子と透明樹脂とが充填されることにより構成されている。
上記した機能を有するフィルムの複数枚が、中間層(図示を省略。)を介して積層および固定され、全体として複数の機能を有する機能フィルム5として構成されていてもよい。各フィルムを貼り合わせるための中間層は、例えばアクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ブタジエン系粘着剤、ウレタン系粘着剤等の粘着剤からなり、特にアクリル系粘着剤からなるものが好ましい。このような中間層は、例えば、予め各フィルムに形成しておき、透明基体や他のフィルムとの貼り合わせの際に利用することができる。
中間層には、例えば、色補正や近赤外線吸収のための各種色素を含有させることができ、実質的に色補正層や近赤外線吸収層等が形成されていてもよい。近赤外線吸収色素としては、例えば、ジイモニウム系色素、フタロシアニン系色素、ジチオール錯体系色素、スクアリリウム系色素、酸化タングステン系色素等が好ましく挙げられる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本発明に係るディスプレイ用前面基板の第2の実施形態を示し、図4(a)は視認側から見た平面構成図であり、図4(b)は、図4(a)のA−A断面の構成を示す断面図である。
図4(b)に示すように、第2の実施形態のディスプレイ用前面基板10においては、基板1の視認側の表面の外縁領域に、第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層が設けられ、その上を覆うように反射防止フィルム4が積層されている。そして、基板1の非視認側の表面において、第1の光遮蔽層2の仮想的な外周側端部と基板1のR面取り部1aの頂点部までの非遮蔽領域に、第2の光遮蔽層3が連接して形成されている。前記したように、第1の光遮蔽層2の外周側の端部は非視認側には存在しないので、視認側にある第1の光遮蔽層2の外周側端部と基板1を間に挟んで対向する仮想的な端部から、基板1のR面取り部1aの頂点部までを非遮蔽領域とし、この非遮蔽領域に第2の光遮蔽層3が形成される。そして、この第2の遮蔽層3の形成により、このディスプレイ用前面基板10を視認側から見た場合、図4(a)に示すように、第1の光遮蔽層2が基板1の端縁部まで切れ目なく連続して形成されたものと同等に、光を遮蔽して黒く見えるように構成されている。なお、第2の実施形態において、その他の部分は第1の実施形態と同様に構成されているので、説明を省略する。
このように構成される第2の実施形態のディスプレイ用前面基板10においても、視認側からの外観が、第1の光遮蔽層2が形成された外縁領域から基板1の端縁部までの領域全体で同等の光遮蔽性に視認されるので、一体感に優れ、品位の高い外観が得られる。
次に、本発明のディスプレイ装置について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係るディスプレイ用前面基板10を用いたディスプレイ装置20の全体構成の一例を示す断面図である。この図に示すように、実施形態に係るディスプレイ装置20は、前記した第1の実施形態のディスプレイ用前面基板10と、表示パネル21と、黒色系のメタルフレーム(外枠)22とを備える。
表示パネル21は、画像を表示するためのデバイスであり、ディスプレイ装置20の本体である。ディスプレイ本体である表示パネル21としては、プラズマディスプレイパネルが好ましく挙げられる。そして、この表示パネル21の前面にディスプレイ用前面基板10が配置された構成となっている。
黒色系メタルフレーム(外枠)22は、筐体としての機能を有するが、ディスプレイ用前面基板10の視認側の面を覆わず、全面を露出させる構成になっている。すなわち、ディスプレイ用前面基板10は、前面が筐体に覆われることなく設けられている。
このような構成のディスプレイ装置20において、視認側からの外観が、第1の光遮蔽層2が形成された外縁領域から基板1の端縁部までの領域全体で同等の光遮蔽性(黒さ)に視認されるディスプレイ用前面基板10が設けられているので、外枠である黒色系メタルフレーム22との一体感に優れ、品位の高い外観が得られる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることはない。本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形および置換を加えることができる。
本発明の具体的実施例について記載する。以下に示すようにして、図1または図4に示すディスプレイ用前面基板10を製造した。なお、このディスプレイ用前面基板10の製造において、反射防止フィルム4および機能フィルム5の積層は省略した。
基板1として、長辺98cm×短辺57cmで厚さ2.5mmのガラス基板を使用し、このガラス基板の一方の側(非視認側とする。)の表面に、有機材料からなる光遮蔽性(黒色)材料をスクリーン印刷して、第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層(幅40mm)を形成した。ガラス基板の端縁部のR面取り部1aの幅d(高さ)は0.8mmであり、黒色額縁印刷層の外周側の端部からガラス基板のR面取り部1aまでの間の平面部の長さは0.5mmであった。したがって、黒色額縁印刷層の端部から前記R面取り部1aの頂点部までの長さL(非遮蔽領域の幅に相当する)は1.3mmであった。
このように黒色額縁印刷層が形成されたガラス基板において、黒色額縁印刷層の端部から前記R面取り部1aの頂点部までの非遮蔽領域に、インクジェット印刷装置を用いて黒色インクをインクジェット印刷し、第2の光遮蔽層3である黒色インク塗布層を形成した。
なお、ガラス基板の非遮蔽領域の長さ方向を印刷送り方向(または横方向)とした縦方向の印刷長さは、最低で1.8mmとなる。すなわち、第2の光遮蔽層3である黒インク印刷層の内周側の端部が、第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層の外周側の端部より0.5mm内周側に入り、この幅だけ両方の層が重なるように前記縦方向の印刷長さを設定すると、縦方向の印刷長さは1.8mmとなる。しかし、実際のインクジェット印刷では、ガラス基板の移動にぶれが生じる場合があるので、このぶれ幅を上下に1.0mmと仮定すると、ぶれを考慮した縦方向の印刷長さは3.8mm(1.8+1.0+1.0=3.8mm)となる。さらに、縦方向の印刷長さは、ガラス基板のR面取り部1aの頂点部を越えて印刷する捨て印刷の長さ1.0mmを含めて4.8mmとした。そして、ガラス基板の移動速度10cm/sのときに印刷送り方向のドットピッチが0.3mmになるように調整し、ガラス基板を印刷送り方向に前記移動速度で移動させて印刷を行った。
インクジェット印刷装置としては、駆動系のエンコーダーと同期可能なキーエンス社製のMK−9000シリーズを使用した。インクとしては、このプリンタ用でガラス付着性の良好な黒色インク(キーエンス社製の強接着インクMK13)を使用し、印刷送り方向のドットピッチを一定(0.3mm)にし、例1〜例3に示すように、印刷送り方向に垂直な縦方向のドットピッチを変えて印刷を行った。なお、このインクジェット印刷装置において、縦方向のドッド構成は32ドットであり、印刷送り方向には2048ドット分のメモリを有する。また、1ドットの印字径であるドット径は0.3mmである。例2および例3は本発明の実施例であり、例1、例4および例5は比較例である。
例1
縦方向のドットピッチを、印刷送り方向と同じく0.3mmにして印刷を行った。この場合、印刷送り方向に614mm(0.3mm×2048=614mm)、縦方向に9.6mm(0.3mm×32=9.6mm)の帯状に黒色インク塗布層が形成される。
こうして黒色インク塗布層が形成されたディスプレイ用前面基板10に対して、黒色インク塗布層等が形成された非視認側から蛍光灯の光を当て、光遮蔽性を視認側から10倍ルーペで観察したところ、黒色インク塗布層にはピンホールが見られ、光遮蔽性が不十分であった。そして、黒さに関して黒色インク塗布層と黒色額縁印刷層との一体感に乏しく、外枠と一体となった品位の高い外観は得られなかった。
例2
縦方向のドットピッチを0.15mmに変更し、図6に示すように、ドット6が縦方向にだけ半径分重なって形成されるようにした以外は例1と同様にして、インクジェット印刷を行い、黒色インク塗布層を形成した。こうして得られたディスプレイ用前面基板10に対して、非視認側から蛍光灯の光を当て、視認側から10倍ルーペで観察したところ、黒色インク塗布層にピンホールがなく、黒色額縁印刷層と同等の良好な光遮蔽性を有していた。そして、この黒色インク塗布層と黒色額縁印刷層とが一体となって、ガラス基板の端縁部まで一様で十分な黒さが視認され、高品位の外観が得られた。
例3
例1と同じサイズのガラス基板の視認側の表面に、有機材料からなる光遮蔽性(黒色)材料をスクリーン印刷して、第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層(幅30mm)を形成した。次いで、このように視認側の表面に黒色額縁印刷層が形成されたガラス基板の非視認側の表面において、黒色額縁印刷層の端部(仮想的端部)からガラス基板端縁部のR面取り部1aの頂点部までの領域に、インクジェット印刷装置を用いて黒色インクを印刷し、第2の光遮蔽層3である黒色インク塗布層を形成した。黒色インク塗布層の形成は、例2と同様に、印刷送り方向のドットピッチを0.3mmとするとともに、縦方向のドットピッチを0.15mmとして行った。
こうして黒色インク塗布層が形成されたディスプレイ用前面基板10に対して、ガラス基板の非視認側から蛍光灯の光を当て、視認側から10倍ルーペで観察したところ、黒色インク塗布層にピンホールがなく、黒色額縁印刷層と同等の良好な光遮蔽性を有していた。そして、この黒色インク塗布層と黒色額縁印刷層とが一体となって、ガラス基板の端縁部まで一様で十分な黒さが視認され、高品位の外観が得られた。
次に、比較例として、非遮蔽領域に市販の黒色マーカーを用いて黒色塗布層を形成した例4および例5について説明する。
例4
例2と同様にして、基板1(ガラス基板)の非視認側の表面に第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層(幅30mm)を形成した。次いで、図7(a)に示すように、このガラス基板の非視認側の表面において、第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層の端部からガラス基板のR面取り部1aの頂点部までの非遮蔽領域を、市販の黒色マーカー24を用いて黒く塗った。得られたディスプレイ用前面基板10を視認側から観察すると、図7(b)に示すように、黒色マーカー塗布層25は光遮蔽性は良好であるが、R面取り部1aの頂点部まで直線性良く形成されていなかった。そして、R面取り部1aでは黒色むらが強調され、外観品位が損なわれる結果となった。
例5
例4と同様に、第1の光遮蔽層2である黒色額縁印刷層が形成されたガラス基板の非視認側の表面において、図8(a)に示すように、非遮蔽領域の平面部にだけ市販の黒色マーカー24を塗布した。得られたディスプレイ用前面基板10を視認側から観察すると、図8(b)に示すように、黒色マーカー塗布層25の周囲のガラス基板のR面取り部に白さが残り、十分な外観品位は得られなかった。
本発明は、種々のディスプレイ装置と、その前面に配置するディスプレイ用前面基板に利用することができる。
1…基板、1a…R面取り部、2…第1の光遮蔽層、3…第2の遮蔽層、4…反射防止フィルム、5…機能フィルム、10…ディスプレイ用前面基板、20…ディスプレイ装置、21…表示パネル、22…メタルフレーム(外枠)、23…粘着剤層。

Claims (9)

  1. 基板の視認側または非視認側の表面の外縁領域に印刷層である第1の光遮蔽層が形成され、前記視認側において前記第1の光遮蔽層の外周側端部までの全体が露出して視認されるように、表示パネルの前面に配置されるディスプレイ用前面基板であって、
    前記基板の非視認側の表面において、前記第1の光遮蔽層の外周側の端部から前記基板の端縁部までの非遮蔽領域に、第2の光遮蔽層が形成されており、
    前記第2の光遮蔽層は、インクジェット方式により印刷された黒色インクの塗布層であり、
    前記黒色インクの塗布層には、ドットパターンが印刷され、このドットパターンにおけるドット径は0.1〜2.0mmであり、ドットピッチは0.03〜1.5mmであることを特徴とするディスプレイ用前面基板。
  2. 前記基板は、光透過性を有する透明基板であることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ用前面基板。
  3. 前記第1の光遮蔽層は、前記基板の非視認側の表面に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のディスプレイ用前面基板。
  4. 前記第2の光遮蔽層は、前記基板の非視認側の表面において、前記基板の平面部から端縁部に形成された曲面状面取り部の頂点部まで連接して形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のディスプレイ用前面基板。
  5. 前記第2の光遮蔽層は、前記基板の少なくとも一辺の側において、前記第1の光遮蔽層の外周側端部から前記基板の端縁部までの非遮蔽領域に形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のディスプレイ用前面基板。
  6. 前記基板の視認側および/または非視認側の表面に、電磁波遮蔽機能、近赤外線カット機能、反射防止機能、色調機能およびコントラスト向上機能のうちの少なくとも1種の機能を有するフィルムまたは層が形成され、ディスプレイ用フィルタ基板として構成されたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のディスプレイ用前面基板。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のディスプレイ用前面基板の製造方法であって、
    前記基板の非視認側表面の前記非遮蔽領域に、インクジェット方式で黒色インクを塗布し、前記第2の光遮蔽層を形成することを特徴とするディスプレイ用前面基板の製造方法。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のディスプレイ用前面基板と、
    画像を表示する表示パネルを有しており、
    前記基板の端縁部までが外枠に覆われることなく露出するように、前記ディスプレイ用前面基板が前記表示パネルの表示面に貼り合わせられたことを特徴とするディスプレイ装置。
  9. 前記表示パネルは、プラズマディスプレイパネルであることを特徴とする請求項に記載のディスプレイ装置。
JP2011078227A 2011-03-31 2011-03-31 ディスプレイ用前面基板とその製造方法、およびディスプレイ用前面基板を用いたディスプレイ装置 Expired - Fee Related JP5672115B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011078227A JP5672115B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 ディスプレイ用前面基板とその製造方法、およびディスプレイ用前面基板を用いたディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011078227A JP5672115B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 ディスプレイ用前面基板とその製造方法、およびディスプレイ用前面基板を用いたディスプレイ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012212060A JP2012212060A (ja) 2012-11-01
JP5672115B2 true JP5672115B2 (ja) 2015-02-18

Family

ID=47266074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011078227A Expired - Fee Related JP5672115B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 ディスプレイ用前面基板とその製造方法、およびディスプレイ用前面基板を用いたディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5672115B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104461199A (zh) * 2014-12-03 2015-03-25 伯恩光学(惠州)有限公司 单片式电容触摸屏

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084517A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Seiko Epson Corp 電気光学装置及びその製造方法
JP5011676B2 (ja) * 2005-08-12 2012-08-29 株式会社日立製作所 表示装置を備える機器
JP5058018B2 (ja) * 2008-02-14 2012-10-24 セイコーインスツル株式会社 液晶表示装置
JP2009251550A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Epson Imaging Devices Corp 電気光学装置、入力装置及び電子機器
JP2010113139A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Panasonic Corp 画像表示装置およびその製造方法
JP5710302B2 (ja) * 2011-02-09 2015-04-30 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012212060A (ja) 2012-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8284330B2 (en) Display apparatus having light-shielding layer and variable light-transmittance pattern
KR102004220B1 (ko) 디스플레이 장치 및 그것의 제조 방법
CN102467292B (zh) 输入装置的制造方法
KR102386654B1 (ko) 커버 윈도우, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 표시 장치
CN102388333A (zh) 显示装置
JP6165969B2 (ja) 接着部材及びそれを備えたタッチスクリーン用ディスプレイユニット
JP5628441B2 (ja) ディスプレイ装置用加飾フィルム及びその製造方法並びにディスプレイ装置用保護パネル及びその製造方法
KR20150038709A (ko) 디스플레이 장치용 가식 필름 및 보호 패널
JP2011018044A (ja) グラデーションを有するディスプレイフィルタおよび保護ケース
JP2007264628A (ja) フィルタ、それを備えたディスプレイ装置及びその製造方法
JP7286943B2 (ja) 加飾フィルムおよび表示装置
KR20160053923A (ko) 정전 용량형 터치 패널
JP2012032652A (ja) ディスプレイ用前面基板及びこれを用いたディスプレイ装置
KR20130008605A (ko) 터치 패널의 내부 적층 구조 및 이를 제조하는 방법
JP2011027975A (ja) フラットパネルディスプレイ用機能フィルム及びこれを備えたフラットパネルディスプレイ
JP7180278B2 (ja) 加飾フィルムおよび表示装置
WO2010055565A1 (ja) 光学フィルタおよび表示装置
JP5672115B2 (ja) ディスプレイ用前面基板とその製造方法、およびディスプレイ用前面基板を用いたディスプレイ装置
KR102102751B1 (ko) 장식필름
JP2017129827A (ja) 印刷層付き板および表示装置
WO2022004581A1 (ja) 表示装置、及び、光学デバイス
JP2013171223A (ja) 液晶表示パネル用部材及びその製造方法
JP2011257452A (ja) 加飾部材及びこれを用いたディスプレイ用フィルタ、並びにそれらの製造方法
CN101295052A (zh) 滤波器和包括该滤波器的等离子显示装置
JP6486163B2 (ja) 加飾積層構造体、筐体および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5672115

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees