JP2010113139A - 画像表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの上昇を抑えて容易に製造でき、さらに意匠的な要望や装置全体厚さの低減にも対応可能な構成を有する画像表示装置を提供する。
【解決手段】画像を表示する表示パネルとしてのPDP11と、PDP11の表示面側に配置されたガラス製の前面カバー12と、前面カバー12のPDP11側の内面およびPDP11と反対側の外面の少なくとも何れか一方の面上に配置された機能性フィルム14と、を備えている。前面カバー12は、箱状であって、PDP11の表示面に対向する平面部12aと、平面部12aから連続して平面部12aの外周に延び、且つ、PDP11の側面を覆うように設けられた側面部12bとを有している。機能性フィルム14は、前面カバー12の平面部12aおよび側面部12bを被覆し、且つ、前面カバー12における平面部12aの周端部分および側面部12bに対応する領域に遮光部13を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置とその製造方法とに関する。
近年、テレビ映像等の画像を表示する画像表示装置の薄型化が進み、画像表示装置においては、従来のCRT(cathode-ray tube)に代わって、プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと記載する。)や液晶パネル等の平面型の表示パネルを用いたフラットパネルディスプレイ(以下、FPDと記載する。)が主流となっている。
FDPの一例として、表示パネルにPDPを用いたプラズマディスプレイについて、その従来の構成例を図5を参照しながら説明する。
従来のプラズマディスプレイ100は、PDP106と、PDP106を支持し且つ放熱板としても機能するシャーシ105と、PDP106の表示面側(前面側)に配置されたガラス製で平面状の前面フィルタ102と、前面フィルタ102を保持し且つ前面フィルタ102の端部を露出させないための前面カバー109と、PDP106の表示面と反対側(背面側)に配置された金属製の背面筐体107と、シャーシ105の背面側に配置された回路基板11とを備えている。前面フィルタ102の周端部分には黒色の枠状印刷部104が設けられている。枠状印刷部104は、装置内部の部品が見えないように目隠しとして機能している。また、前面フィルタ102の表裏両面には、前面フィルタ102に各種機能を持たせるための機能性フィルムが貼合されている。機能性フィルムとして、前面フィルタ102の表面にAR(antireflection)フィルム101を貼合している。ARフィルム101は、反射防止機能に加え、帯電防止機能およびハードコート性を有するフィルムである。また、前面フィルタ102の裏面に貼合されるフィルム103は、透過率制御機能、近赤外カット機能および色調補正機能等を有する多機能フィルムであり、さらに電磁波シールド機能も併せ持っている。したがって、フィルム103の端部に枠状に電極110が配置されて、この電極110は、電磁波シールド材108と電気的に接触している。電磁波シールド材108は、アース電位としての放熱板105と、金属製の背面カバー107とに電気的に接触している。これにより、装置全体が導電層で囲みこまれた状態となっている。
従来のプラズマディスプレイでは、図5に示すように、PDP106の表示面側に配置される前面フィルタ102が平板状ガラスであるため、この平板状ガラスを保持し且つ当該ガラスの端部を表示面側に露出させないために、表示面側から見て中央部が開口した矩形状の枠体である前面カバー109が必要であった。そのため、部品点数が多くなることに加え、製造においても、まず前面フィルタ102となる平板状ガラスに黒色の枠状印刷部104を形成し、さらにARフィルム101等の機能性フィルムを貼合した後で、当該平板状ガラスを前面フィルタ102として枠体(前面カバー109)に組み込む作業が必要となり、製造工程が煩雑となるという問題があった。このような問題は、製品コストの上昇の要因にもなっていた。また、上記従来の構成では、平板状ガラスを保持する枠体を必ず設ける必要があるため、意匠的に特徴を出しづらいため高級感を出すことが比較的困難であり、装置全体の厚さを低減することも困難であるという問題もあった。
なお、特許文献1には、透明基板、電磁波シールド性熱線カットフィルムおよび前記透明基板の周縁部に枠状に設けられた黒色塗装等を一体化した電磁波シールド性光透過窓材等が開示されている。しかし、このような構成を画像表示装置の機能性フィルムに適用した場合でも、部品点数の多さや製造上の煩雑さを十分に解消することはできず、さらに前面筐体が必須の構成であることには変わりがないため、上記従来の問題を解決することは困難であった。
特開2000−340990号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、コストの上昇を抑えて容易に製造でき、さらに意匠的な要望や装置全体厚さの低減にも対応可能な構成を有する画像表示装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像表示装置は、画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの表示面側に配置されたガラス製の前面カバーと、前記前面カバーの前記表示パネル側の内面および前記表示パネルと反対側の外面の少なくとも何れか一方の面上に配置された機能性フィルムと、を備え、前記前面カバーは、箱状であって、前記表示パネルの前記表示面に対向する平面部と、前記平面部から連続して前記平面部の外周に延び、且つ、前記表示パネルの側面を覆うように設けられた側面部とを有しており、前記機能性フィルムは、前記前面カバーの前記平面部および前記側面部を被覆し、且つ、前記前面カバーにおける前記平面部の周端部分および前記側面部に対応する領域に遮光部を備えている。
また、本発明の画像表示装置の製造方法は、
(i)平面部および前記平面部から連続して前記平面部の外周に延びた側面部を有する箱状のガラス製の前面カバーと、枠状の遮光部を備えた機能性フィルムと、を準備する工程と、
(ii)前記前面カバーの前記表示パネル側の内面および前記表示パネルと反対側の外面の少なくとも何れか一方と前記機能性フィルムとが対向し、且つ、前記機能性フィルムの前記遮光部が前記前面カバーの前記平面部の周端部分および前記側面部に対向するように、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを位置合わせする工程と、
(iii)前記工程(ii)で位置合わせされた前記前面カバーと前記機能性フィルムとを気密容器内に配置し、前記気密容器内を減圧して、前記前面カバーの被覆箇所を前記機能性フィルムで覆う工程と、
(iv)前記気密容器内を前記機能性フィルム側から加圧し、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを密着させて、機能性フィルム付き前面カバーを作製する工程と、
を含んでいる。
本発明の画像表示装置は、ガラス製で箱状の前面カバーを用いている。このような形状に加工されたガラス製の前面カバーは、従来の画像表示装置における前面フィルタと当該前面フィルタを保持するための枠体(従来の前面カバー)との機能を併せ持つため、画像表示装置における部品点数の低減、さらには意匠的な要望や装置全体厚さの低減にも対応可能な構成が実現できる。また、遮光部が一体的に設けられている機能性フィルムを前面カバーに貼り合わせることによって、従来と同様の機能を備えた画像表示装置を実現できるため、製造工程が容易となり、コストの上昇も抑えることができる。
本発明の画像表示装置の製造方法によれば、上記のような効果を奏する本発明の画像表示装置を、効率良く容易に製造できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は一例であり、本発明は以下の実施の形態に限定されない。また、以下の実施の形態では、同一の部分については同一の符号を付して重複する説明を省略する場合がある。
(画像表示装置)
まず、本発明の画像表示装置の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態の画像表示装置1を、鉛直方向中央位置において、PDP(表示パネル)11の表示面に対して垂直に切断した状態を示す断面図である。なお、本明細書において、画像表示装置の鉛直方向とは、画像表示装置の通常の設置状態における鉛直方向を意味する。通常は、PDPの短辺方向と鉛直方向とが平行となる。また、本明細書では、PDPの表示面のことを前面、表示面と反対側の面を背面ということがある。
本実施の形態の画像表示装置1は、画像を表示するPDP(表示パネル)11と、PDP11を支持するシャーシ16と、シャーシ16の背面に配置された回路基板17と、PDP11の表示面側に配置されたガラス製の前面カバー12と、PDP11の背面側に配置された金属製の背面カバー18とを備えている。前面カバー12のPDP11と反対側の面(外面)上には、遮光部13を含む機能性フィルム14が配置されている。また、前面カバー12のPDP11側の面(内面)上には、機能性フィルム15が配置されている。
以下に、画像表示装置1の各構成要素について説明する。
PDP11は、画像を表示する表示パネルである。PDP11の構成は特に限定されず、公知のPDPを用いることができる。
シャーシ16は、PDP11を支持する部材である。シャーシ16は、熱伝導率および電気伝導率の高いアルミニウムおよび銅等の金属板によって形成されている。シャーシ16の最も広い面の大きさは、PDP11の最も広い面とほぼ等しく設計されており、厚みは1.5〜4mm程度である。また、必要に応じて、補強のための折り曲げ加工あるいは補強リブが設けられていてもよい。シャーシ16は、熱伝導シート(図示せず)を介して、PDP11を支持している。シャーシ16の背面(PDP11を支持している面と反対側の面)には、電源回路基板や駆動回路基板等の回路基板17が取り付けられている。
シャーシ16は、PDP11や回路基板17から発生した熱を吸収して、空気中や他の部材に熱を逃がす放熱部材としても機能する。また、シャーシ16は、PDP11や回路基板17を支持してこれらの強度を保つ補強部材や、PDP11や回路基板17等の電気的なグラウンドとしても機能する。
PDP11の表示面側に配置された前面カバー12は、ガラス板を箱状に成形することによって形成されている。前面カバー12は、PDP11の表示面に対向する平面部12aと、平面部12aから連続して平面部12aの外周に延び、且つ、PDP11の側面を覆うように設けられた側面部12bとによって形成されている。前面カバー12は、PDP11の表示面および側面全体を覆うことができればよいため、その大きさは特に限定されない。前面カバー12に用いられるガラス板の厚さは、曲げ加工の容易さと強度保持の理由から、1〜10mmが好ましい。
本実施の形態の画像表示装置1では、従来の画像表示装置における前面フィルタと当該前面フィルタを保持するための枠体とを一体化したような箱状の前面カバー12を用い、この前面カバー12でPDP11の表示面を覆っている。このような構成により、後述の遮光部13を含む機能性フィルム14を前面カバー12に貼合するだけで従来と同様の機能を備えた装置を得ることができ、従来のように平板状ガラスに予め機能性フィルムや遮光部を貼合しておき、さらにこの平板状ガラスを枠体に組み込むという煩雑な作業が不要となる。したがって、製造が容易となり、コストも低減できるという効果が得られる。さらに、画像表示装置1の前面部分は、機能性フィルム14付きの前面カバー12が配置された簡単な構成となるため、部品点数の低減、さらには意匠的な要望や装置全体厚さの低減にも対応可能となる。
なお、従来の画像表示装置では、PDPの表示面を保護する前面筐体として、本実施の形態のような形状のガラス製カバーは用いられていなかった。従来、このような形状のガラス製部品が画像表示装置に適用された例は、CRTと類似の原理である画像表示装置において、真空中に電子銃ユニットを収容する表示パネルそのものを構成するガラス容器として用いられた例のみであり(実開平5−6661号公報)、表示パネルの表示部を保護する筐体として適用されているものはなかった。
前面カバー12の外面上に配置された機能性フィルム14は、前面カバー12の外面において平面部12aおよび側面部12bを被覆し、さらに、図2にも示すように、側面部12bの端部で前面カバー12の外面から内面に折り込まれて(機能性フィルム折り込み部14a)、さらに側面部12bの内面まで被覆している。
機能性フィルム14は、反射防止機能、帯電防止機能およびハードコート性等を備えた多機能フィルムである。すなわち、機能性フィルム14は、ベースフィルム上に、反射防止層、帯電防止層およびハードコート層等(全て図示せず)が積層された多層フィルムであり、さらに、前面カバー12における平面部12aの周端部分および側面部12bに対応する領域には遮光部13が設けられている。遮光部13は、プラズマディスプレイ内部の電子回路等の内蔵物を隠蔽するために設けられている。この遮光部13は、機能性フィルム14において反射防止層が設けられている面と反対側の面に設けられる。機能性フィルム14には、遮光部13が設けられている面側に、前面カバー12と貼り合わせるための粘着層21(図2参照)が形成される。ベースフィルムには、伸縮性に富む材質のものが用いられる。例えば無延伸のA−PET(非晶質ポリエチレンテレフタレート)、易成型PET、アクリル樹脂およびポリカーボネート等を用いることができるが、これに限らず、フィルム貼合温度で適度に軟化し、数%以上伸張するものであれば、他の材料であってもよい。遮光部13は、例えばアクリル系インキの印刷等によって形成されるが、他の材料、工法であっても構わない。ただし、遮光部13としては、光線透過率を限りなく0にすることができる膜を形成するのが好ましい。反射防止層等の他の層は、公知の画像表示装置に用いられる公知の機能性フィルムと同様に作製できる。
本実施の形態では、機能性フィルム14を、前面カバー12の外面から折り返して前面カバー12の内面まで回し込んで設けている。そのため、前面カバー12であるガラス製カバーの端面に鋭利な部分や欠けがあった場合でも、その端面を念入りに研磨して鋭利な箇所を除去したり、さらには硬化性樹脂等をコートした後に硬化させて端面を保護したりするという手法でガラス端面を処理しなくても、製品の安全性を担保できる。さらに、このようなガラス端面処理を省くことができるという点で、製造上のコスト低減にも繋がる。
前面カバー12の内面上に配置された機能性フィルム15は、電磁波シールド機能等の機能を備えた多機能フィルムである。すなわち、機能性フィルム15は、ベースフィルム上に、電磁波シールド層、透過率制御層、近赤外カット層および色調補正層(全て図示せず)等を備えた多機能フィルムである。機能性フィルム15には、電磁波シールド層として機能する導電メッシュ(図示せず)が設けられており、その端部に枠状の電極19を備えている。この電極19は、シールド金具20と電気的に接触したうえ、アース電位としてのシャーシ16および金属製の背面カバー18にも電気的に導通している。これにより、装置全体を導電層で囲み込む構成となっている。
背面カバー18は、例えば金属板をプレス成形することにより形成される。背面カバー18は、PDP11の背面および回路基板17を覆うように配置されて、シャーシ16に固定される。背面カバー18は、通風孔(図示せず)を有しており、背面カバー18の外部と内部とを空気の入れ替えが可能となっている。
本実施の形態の画像表示装置1では、遮光部13を前面カバー12の外面側に配置される機能性フィルム14に設けているが、前面カバー12の内面側に配置される機能性フィルム15に遮光部を設けて、当該遮光部が前面カバー12における平面部12aの周端部分および側面部12bに対応する領域に配置されるようにしてもよい。その場合は、本実施の形態の画像表示装置1のように、機能性フィルム15が前面カバー12の内面から外面に回り込むような構成とすることも可能である。
(画像表示装置の製造方法)
本発明の画像表示装置の製造方法には、
(i)平面部および前記平面部から連続して前記平面部の外周に延びた側面部を有する箱状のガラス製の前面カバーと、枠状の遮光部を備えた機能性フィルムと、を準備する工程と、
(ii)前記前面カバーの前記表示パネル側の内面および前記表示パネルと反対側の外面の少なくとも何れか一方と前記機能性フィルムとが対向し、且つ、前記機能性フィルムの前記遮光部が前記前面カバーの前記平面部の周端部分および前記側面部に対向するように、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを位置合わせする工程と、
(iii)前記工程(ii)で位置合わせされた前記前面カバーと前記機能性フィルムとを気密容器内に配置し、前記気密容器内を減圧して、前記前面カバーの被覆箇所を前記機能性フィルムで覆う工程と、
(iv)前記気密容器内を前記機能性フィルム側から加圧し、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを密着させて、機能性フィルム付き前面カバーを作製する工程と、
が含まれる。以下、図1に示した本実施の形態の画像表示装置1を製造する方法を例に挙げて、本発明の製造方法の実施の形態について説明する。
工程(i)において、前面カバーと、遮光部が設けられた機能性フィルムとを準備する。前面カバーは、例えばガラス板を熱プレスによって箱状に成形して作製される。平面部から立ち上げた側面部の長さ(前面カバーの深さ)や立ち上げ角度等の具体的な形状は、収容するPDPの大きさや要求される意匠等に応じて適宜調整できる。機能性フィルムは、ベースフィルムの一方の面上に、反射防止機能を有する塗料および帯電防止機能を有する塗料等、機能性フィルムに備える所望の機能を有する塗料を順に塗布して各種の機能層を形成し、さらにベースフィルムの他方の面上には遮光部となる枠状の黒色膜を印刷し、さらにその上に粘着層を形成することによって、作製できる。この段階では、各種の機能層を完全に硬化させないことが好ましい。例えば、紫外線硬化型の塗料を用いる場合は、この段階では紫外線照射を行わないことが好ましい。前面カバーに貼合する前に各種の機能層を硬化させると、前面カバーに貼合する際に塗膜割れが発生して、各種の機能が得られなくなる場合があるためである。
機能性フィルムの形状は、前面カバーの形状に応じて決定される。本実施の形態では、機能性フィルムを前面カバーの外面から内面に折り返して配置するために(図1参照)、機能性フィルムは、前面カバーの外面全体と前面カバーの側面部における内面の少なくとも一部とを3次元的に被覆可能な形状とされる。
また、工程(ii)〜(iv)を繰り返して、機能性フィルムを前面カバーに連続的に貼合する方法も適用できる。その場合は、工程(i)において、複数の前面カバーと、複数の機能性フィルムが互いに連結された帯状フィルムとを準備する。この場合に準備される帯状フィルムは、図3に示すように、枠状の遮光部13が設けられた複数の機能性フィルム14が、遮光部13の部分で互いに連結した状態となる。
工程(ii)において、PDPと機能性フィルムとを位置合わせする。このとき、PDPの外面と機能性フィルムとが対向し、且つ、機能性フィルムの遮光部が前面カバーの平面部の周端部分および側面部に対向するようにする。
工程(iii)において、位置合わせされた状態の前面カバーと機能性フィルムとを気密容器内に配置して、気密容器内を減圧する。このとき、機能性フィルムを加熱により軟化させて、前面カバーの被覆箇所、すなわち本実施の形態では前面カバーの外面を、機能性フィルムで覆う。なお、この段階では機能性フィルムは前面カバーに密着しておらず、単に機能性フィルムが前面カバーの外面にほぼ沿った状態となっている。また、ここで用いる気密容器は、例えば機能性フィルムに覆われた前面カバー側の領域が区画可能な構造となっており、前面カバーを覆う機能性フィルムに対して、前面カバー側の領域と機能性フィルム側の領域とで気圧状態を変化させることが可能となっている。
工程(iv)では、気密容器において、前面カバー側の領域は減圧状態を維持し、一方、機能性フィルム側の領域は大気圧に開放したり圧空を供給したりすることによって、気密容器内を機能性フィルム側から加圧する。これにより、前面カバーと機能性フィルムとを密着させる。
次に、前面カバーに貼合された機能性フィルムに設けられている各機能層を、完全に硬化させる。各機能層の形成に紫外線硬化型の塗料を用いている場合は、この段階で紫外線を照射して各機能層を硬化させるとよい。
3次元被膜工法を利用した装置(フィルム3次元貼合機)を用いて工程(ii)〜(iv)を実施する例を、図4を参照しながら説明する。
図4は、フィルム3次元貼合機4を用いて機能性フィルム14を前面カバー12に貼り合わせた状態を示す概略図である。この貼合機4は、芯材(ここでは前面カバー12)を設置するためのテーブル41と、下チャンバーボックス42および上チャンバーボックス43で構成されるチャンバーボックス(気密容器)と、下チャンバーボックス42および上チャンバーボックス43内を真空状態とするための真空タンク44と、上チャンバーボックス43内に圧縮空気を供給するための圧縮タンク45と、ヒータ46とを備えている。
まず、チャンバーボックスを下チャンバーボックス42および上チャンバーボックス43に分割して開放し、テーブル41に前面カバー12を設置する。さらに、この前面カバー12に対して機能性フィルム14を位置合わせして設置する。次に、上下のチャンバーボックス42,43を一体化してチャンバーボックス内を気密状態とする。
真空タンク43によって、チャンバーボックス内を真空状態とする。次に、ヒータ46で機能性フィルム14を加熱して軟化させ、テーブル41上の前面カバー12を機能性フィルム14の位置まで上昇させて、前面カバー12の被覆領域である外面を機能性フィルムで覆った状態とする。
上チャンバーボックス43内のみを大気圧に開放し、さらに上チャンバーボックス43内に圧縮タンク45から圧縮空気を入れることによって、チャンバーボックス内を機能性フィルム14側から(上チャンバーボックス43側から)加圧する。これにより、機能性フィルム14を、前面カバー12の外面における平面部および側面部と、内面における側面部とに密着させることができる。
以上の方法によれば、本実施の形態の画像表示装置のように、機能性フィルムを前面カバーの外面から折り返して前面カバーの内面まで回し込んで配置する場合であっても、容易に機能性フィルムを前面カバーに貼り合わせることができる。
また、機能性フィルム14として、図3に示したような帯状フィルムを用いる場合は、貼合機4に機能性フィルム14を連続的に供給できるので、効率良く機能性フィルム付き前面カバーを作製できる。
本発明のより具体的な実施の形態について、実施例を用いてさらに詳細に説明する。本実施例では、図1に示した画像表示装置1と同様の構成を有する画像表示装置を作製した。以下、図1を参照しながら本実施例の画像表示装置を説明する。
50インチサイズのプラズマテレビ用として、横1270mm、縦745mm、厚さ3mmのソーダガラスからなるガラス板を熱プレスにより箱状に成形した。立ち上げた垂直面(側面部に相当)の深さは20mmとなった。これを前面カバー12として用い、その内側の平面部に機能性フィルム15を貼合した。
機能性フィルム15は、厚さ125μmのPETフィルムの一方の面に粘着層30μmを設け、その反対側の面に導電メッシュを貼合したものを、前記粘着層によって厚さ75μmの延伸PETフィルムに貼付することによって作製されたものである。なお、この75μm延伸PETフィルムには、前記粘着層との接合に用いられる面と反対側の面に、予め透過率制御機能、近赤外カット機能、色調補正機能を持った塗料がそれぞれ厚さ約35μmで均一に塗布されており、さらにその上には30μmの粘着層が設けられていた。
この機能性フィルム15をゴムロールを用いて押圧し、前面カバー12の所定の位置に貼合した。なお、機能性フィルム15の端部に、電極19を枠状に形成した。
次に、前面カバー12の外面に、遮光部13を含む機能性フィルム14を3次元的に貼合した。この機能性フィルム14は、伸縮性に富む125μm厚の無延伸のA−PETからなるベースフィルムの一方の面に、紫外線硬化型の塗料を用いて反射防止層、帯電防止層およびハードコート層を設け、さらに、ベースフィルムの反射防止層が設けられていない面上に着色の印刷を施して枠状の遮光部13を形成し、その上に粘着層を設けた。反射防止層には、波長550nmにおいて反射率0.5%の性能のものを用いた。
機能性フィルム14を、図4に示した貼合機4と同様の構成を有する布施真空株式会社製のフィルム3次元貼合機を用いて、上述した手順で前面カバーの外面および内面の一部に貼合し、接着させた。加工温度は約120℃であった。
次に、機能性フィルム14の外部から紫外線を照射して、反射防止層、帯電防止層およびハードコート層を一括して硬化させた。紫外線照射には、メタルハライドランプ120W/cm1灯を用いた。照射距離10cmとし、積算光量250mJ/cm2とした。ハードコート層の硬化により、機能性フィルム14の表面の硬度は鉛筆硬度で3Hとなった。
機能性フィルム14は、前面カバー12の外面において平面部12aおよび側面部12bを被覆し、さらに、側面部12bの端部で前面カバー12の外面から内面に折り込まれて(機能性フィルム折り込み部14a)、さらに側面部12bの内面まで被覆している。このような構成により、機能性フィルム14が前面カバー12に強固に接着し、外力によって容易に剥離することを防止できるとともに、前面カバー12の端面の凹凸を緩和することができた。また、前面カバー12の端面からの割れも抑制できた。さらに、前面カバー12の端面に鋭利な部分があっても、機能性フィルム14により被覆されているので、安全性を確保することができた。したがって、前面カバー12を構成するガラス端面の研磨を行う必要がなく、従来の構成よりもコストを大幅に削減できることがわかった。
この後、電極19とシールド金具20を接触させて導通をとったうえで、内部にPDP11を収容して前面カバー12と背面カバー18と接合して、画像表示装置とした。機能性フィルム14に設けられた遮光部13により、内部の電子回路等の内蔵物を隠蔽できることも確認された。
(実施の形態の特徴)
実施の形態の特徴を以下に列挙する。なお、実施の形態の特徴は以下に限定されるものではない。
(1)
本実施の形態における画像表示装置は、
画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの表示面側に配置されたガラス製の前面カバーと、前記前面カバーの前記表示パネル側の内面および前記表示パネルと反対側の外面の少なくとも何れか一方の面上に配置された機能性フィルムと、を備え、
前記前面カバーは、箱状であって、前記表示パネルの前記表示面に対向する平面部と、前記平面部から連続して前記平面部の外周に延び、且つ、前記表示パネルの側面を覆うように設けられた側面部とを有しており、
前記機能性フィルムは、前記前面カバーの前記平面部および前記側面部を被覆し、且つ、前記前面カバーにおける前記平面部の周端部分および前記側面部に対応する領域に遮光部を備えている。
(2)
前記機能性フィルムは、前記前面カバーの前記外面において前記平面部および前記側面部を被覆し、前記側面部の端部で前記前面カバーの前記外面から前記内面に折り込まれて、さらに前記側面部の内面を被覆している。
(3)
本実施の形態の画像表示装置の製造方法は、
(i)平面部および前記平面部から連続して前記平面部の外周に延びた側面部を有する箱状のガラス製の前面カバーと、枠状の遮光部を備えた機能性フィルムと、を準備する工程と、
(ii)前記前面カバーの前記表示パネル側の内面および前記表示パネルと反対側の外面の少なくとも何れか一方と前記機能性フィルムとが対向し、且つ、前記機能性フィルムの前記遮光部が前記前面カバーの前記平面部の周端部分および前記側面部に対向するように、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを位置合わせする工程と、
(iii)前記工程(ii)で位置合わせされた前記前面カバーと前記機能性フィルムとを気密容器内に配置し、前記気密容器内を減圧して、前記前面カバーの被覆箇所を前記機能性フィルムで覆う工程と、
(iv)前記気密容器内を前記機能性フィルム側から加圧し、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを密着させて、機能性フィルム付き前面カバーを作製する工程と、
を含んでいる。
(4)
本実施の形態の製造方法では、
前記機能性フィルムは、前記前面カバーの外面全体と前記前面カバーの前記側面部における内面の少なくとも一部とを被覆可能な形状を有しており、
前記工程(ii)では、前記前面カバーの前記外面と前記機能性フィルムとが対向するように、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを位置合わせする。
(5)
本実施の形態の製造方法では、
前記工程(i)において、複数の前記前面カバーと、複数の前記機能性フィルムが互いに連結された帯状フィルムとを準備し、
前記工程(ii)〜(iv)を繰り返して、連続的に、前記機能性フィルム付き前面カバーを作製する。
本発明にかかる画像表示装置は、前面カバーをコストの上昇を抑えて容易に製造でき、さらに装置に対する意匠的な要望や装置全体厚さの低減にも対応可能な構成を有するので、意匠性が要求される画像表示装置や、薄型化された画像表示装置や、製造コストの低減が要求される画像表示装置等、あらゆる画像表示装置に好適に適用できる。
本発明の画像表示装置の実施の形態を示す断面図である。 図1に示す画像表示装置の前面カバーの端部を示す断面図である。 機能性フィルムが複数連結された帯状フィルムの平面図である。 本発明の画像表示装置の製造方法に用いられるフィルム3次元貼合機の概略図である。 従来の画像表示装置の断面図である。
符号の説明
1 画像表示装置
11 PDP(表示パネル)
12 前面カバー
13 遮光部
14 機能性フィルム
15 機能性フィルム
16 シャーシ
17 回路基板
18 背面カバー
19 電極
20 シールド金具
21 粘着層
4 フィルム3次元貼合機
41 テーブル
42 下チャンバーボックス
43 上チャンバーボックス
44 真空タンク
45 圧縮タンク
46 ヒータ

Claims (5)

  1. 画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの表示面側に配置されたガラス製の前面カバーと、前記前面カバーの前記表示パネル側の内面および前記表示パネルと反対側の外面の少なくとも何れか一方の面上に配置された機能性フィルムと、を備え、
    前記前面カバーは、箱状であって、前記表示パネルの前記表示面に対向する平面部と、前記平面部から連続して前記平面部の外周に延び、且つ、前記表示パネルの側面を覆うように設けられた側面部とを有しており、
    前記機能性フィルムは、前記前面カバーの前記平面部および前記側面部を被覆し、且つ、前記前面カバーにおける前記平面部の周端部分および前記側面部に対応する領域に遮光部を備えている、画像表示装置。
  2. 前記機能性フィルムは、前記前面カバーの前記外面において前記平面部および前記側面部を被覆し、前記側面部の端部で前記前面カバーの前記外面から前記内面に折り込まれて、さらに前記側面部の内面を被覆している、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. (i)平面部および前記平面部から連続して前記平面部の外周に延びた側面部を有する箱状のガラス製の前面カバーと、枠状の遮光部を備えた機能性フィルムと、を準備する工程と、
    (ii)前記前面カバーの前記表示パネル側の内面および前記表示パネルと反対側の外面の少なくとも何れか一方と前記機能性フィルムとが対向し、且つ、前記機能性フィルムの前記遮光部が前記前面カバーの前記平面部の周端部分および前記側面部に対向するように、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを位置合わせする工程と、
    (iii)前記工程(ii)で位置合わせされた前記前面カバーと前記機能性フィルムとを気密容器内に配置し、前記気密容器内を減圧して、前記前面カバーの被覆箇所を前記機能性フィルムで覆う工程と、
    (iv)前記気密容器内を前記機能性フィルム側から加圧し、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを密着させて、機能性フィルム付き前面カバーを作製する工程と、
    を含む、画像表示装置の製造方法。
  4. 前記機能性フィルムは、前記前面カバーの外面全体と前記前面カバーの前記側面部における内面の少なくとも一部とを被覆可能な形状を有しており、
    前記工程(ii)では、前記前面カバーの前記外面と前記機能性フィルムとが対向するように、前記前面カバーと前記機能性フィルムとを位置合わせする、請求項3に記載の画像表示装置の製造方法。
  5. 前記工程(i)において、複数の前記前面カバーと、複数の前記機能性フィルムが互いに連結された帯状フィルムとを準備し、
    前記工程(ii)〜(iv)を繰り返して、連続的に、前記機能性フィルム付き前面カバーを作製する、請求項3または4に記載の画像表示装置の製造方法。



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