JP4466013B2 - パネル型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示領域の外周部を全周に亘って縁取する目隠し枠部によって、表示パネル体とフレーム部材との合わせ部位を目隠ししてなる大型の表示画面を有するパネル型表示装置に関する。
パネル型表示装置は、例えばプラズマ・ディスプレィ・パネル(PDP:plasma display panel)や液晶ディスプレィパネル或いはエレクトロ・ルミネッセント・ディスプレィ・パネル(electtro luminescent light source display panel)等の表示パネル体が用いられて、従来の陰極線管(CRT:cathode-ray tube)と比較して大型表示画面化や軽量化、薄型化を実現する。例えば、PDP表示装置は、50インチ以上の大型表示画面を実現するとともに良好な画質や壁掛け型としても使用することが可能な軽量薄型等の特徴を有しており、ハイビジョン放送やデジタルテレビジョン放送用の受信機や大型ディスプレィ装置用として注目されている(特許文献1)。
パネル型表示装置は、一般に、表示パネル体が、その表示面を矩形開口部から外方に臨ませられてベゼルと称される矩形枠状のホルダ部材に組み合わされて構成されていた。これに対して図4及び図5に示したパネル型表示装置100のように、表示パネル体101の前面にガラス板や透明なポカーボネート樹脂等によって形成された前面パネル102を重ね合わせるとともにこれらの組立体を透明な樹脂材によって略枠状に成形したフレーム部材103に収納して、ベゼルレス構造のパネル型表示装置も提供されている。
パネル型表示装置100においては、前面パネル102が外周部をフレーム部材103の開口部に一体に形成した外周フランジ部104に重ね合わされるとともに、これらの外周部にチャンネル状の外周ホルダ部材105が嵌合されることによって重ね合わせ状態を保持される。パネル型表示装置100においては、フレーム部材103の内周面に取付部106が一体に形成されており、この取付部106に対して金属製のパネルホルダ部材107とバックカバー部材108とが止めねじ109によってねじ止め固定される。
パネル型表示装置100においては、表示パネル体101から放射される電磁波のレベルが強いために電磁波遮蔽(Electromagnetic Shield)の対応が図られる。パネル型表示装置100においては、前面パネル102の内面に例えば銅箔のフォトエッチング処理により形成した銅細線メッシュ層からなる電磁波遮蔽層110が設けられている。パネル型表示装置100においては、この電磁波遮蔽層110とバックカバー部材108とがパネルホルダ部材107を介して導通されることによって、内部空間をシールド空間部111として構成してなる。なお、パネル型表示装置100には、図4に示すように両側面部に第1のスピーカボックス112と第2のスピーカボックス113とが組み合わされる。
バックカバー部材108は、詳細を省略するが表示パネル体101の周囲を覆う全体矩形箱状を呈しており、開口部の外周部に一体に形成した取付部114をフレーム部材103の取付部106に重ね合わせるようにして組み合わされて止めねじ109によって固定される。バックカバー部材108は、外周部が開口部に向かって開口口径を次第に大きくするテーパが付されるとともに、表示パネル体101を覆うに足る高さを以って形成されている。
パネルホルダ部材107は、前面パネル102の内面に突き合わされる前面パネル受け片部115と、フレーム部材103の取付部106の先端部が突き合わされる基部116と、取付部106の底面に重ね合わされる取付片部117とが一体に形成された断面クランク状に形成されている。パネルホルダ部材107は、取付片部117を取付部106に重ね合わせるようにして組み合わされて止めねじ109によって固定されることによって、前面パネル受け片部115により前面パネル102の外周部を保持する。
以上のように構成されたパネル型表示装置100においては、従来型のパネル型表示装置と比較してベゼルによる外周枠形状を無くすことによって、薄型感が一層強調されるようになる。パネル型表示装置100においては、フラットな表示面に画像が空間に浮いた独特の表示が行われるいわゆるフローティング表示が行われる。パネル型表示装置100においては、外周部への広がり感を与えて大型画面感を得えるようにする。パネル型表示装置100においては、前面部の表示面積効率の向上が図られるようになる。
ところで、パネル型表示装置100においては、上述したフレーム部材103とバックカバー部材108及びパネルホルダ部材107とが、図5に示すように表示パネル体101の外周部において結合される構造となっている。パネル型表示装置100においては、かかる構造から結合部位や表示パネル体101の外周部或いは図示しない光学表示部の基板やスピーカボックス112,113の配線等が前面側から視認されてしまう。
パネル型表示装置100においては、表示パネル体101の外周部に現れる上述した各部を外部から目隠しする目隠し枠部118が前面パネル102の内面に形成されている。目隠し枠部118は、前面パネル102の内面に、表示パネル体101の有効表示領域の外周部との対向位置から外周部に亘って例えば黒色セラミックプリントを施した黒色の不透明層からなる。パネル型表示装置100においては、この目隠し枠部118によって上述した表示パネル体101の外周部に存在する各部が被覆されるとともに、画像が浮き上がるように強調されて表示されることでフローティング表示効果が一層高められるようになる。
特開2003−174692号公報
ところで、パネル型表示装置100においては、上述したようにフレーム部材103とバックカバー部材108及びパネルホルダ部材107とが表示パネル体101の外周部において結合され、目隠し枠部118によってこの結合部位を目隠しする。パネル型表示装置100においては、目隠し枠部118が、具体的には図5に示すように表示パネル体101の有効表示領域から外側部位と対向する領域Aと、パネルホルダ部材107の前面パネル受け片部115の幅と対向する領域Bと、フレーム部材103の取付部106と対向する領域Cとを遮蔽する。
したがって、パネル型表示装置100においては、図4に示すように表示パネル体101の有効表示領域の外周部を囲んで、比較的広幅の目隠し枠部118が設けられる。パネル型表示装置100においては、上述したように目隠し枠部118によりフローティング表示効果を向上させる特徴を有しているが、その幅が大きくなることによって表示面のバランスが悪くなってしまうといった問題があった。また、パネル型表示装置100においては、目隠し枠部118の面積比率が大きくなるために、従来型の表示装置との比較で前面部の実効的な表示面積効率がさほど得られなくなるといった問題があった。
パネル型表示装置100においては、比較的広幅の黒色セラミックプリントを施して目隠し枠部118を形成するが、厚みのバラツキが無く精度のよいプリントが難しくなるといった問題があった。パネル型表示装置100においては、大型の前面パネル102やフレーム部材103を必要とすることで、部材コストが上昇するとともに取り扱いも面倒となる。
パネル型表示装置100においては、特にフレーム部材103が、装置全体の構造体を構成することによって充分な機械的強度を有し、外装部材としてウエルドラインの発生等が低減されて高精度の仕上がりが必要であり、外周フランジ部104や取付部106或いは図示しない位置決め部等が一体に成形された複雑な形状を透明樹脂材により一体に成形されてなる。フレーム部材103は、このために高性能で大型製品の成形を可能とする成型機と、高精度でかつ複雑な構造の成形金型とを用いて、特殊な成型方法によって成形される。
また、パネル型表示装置100においては、上述したように外周部が表示パネル体101を覆うに足る高さを有するバックカバー部材10が、絞り加工によって形成される。バックカバー部材10は、このために加工コストが高くなるとともに、必要に応じて段差を付けたり曲げ部を設けるといった加工を施すことが困難であり形状的な自由度が小さいといった問題があった。
パネル型表示装置100においては、上述したように前面パネル102の内面に設けた電磁波遮蔽層110とバックカバー部材108とをパネルホルダ部材107を介して導通することによって表示パネル体101をシールド空間部111内に収納しなければならない。したがって、パネル型表示装置100においては、パネルホルダ部材107が電磁波遮蔽層110とバックカバー部材108とをしっかりと導通するように比較的高精度に形成される。パネル型表示装置100においては、クランク状に形成した長尺のパネルホルダ部材107が長さ方向に対して撓みを生じやすく、このパネルホルダ部材107に対して前面パネル102の内面を全域に亘って安定した状態で保持させるように調整する工程も必要であった。
したがって、本発明は、フローティング表示構造の特徴を踏襲し、前面パネルの内面に形成される目隠し枠部をその特性を損なうことなく小幅化されたパネル型表示装置を提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかるパネル型表示装置は、表示パネル体と、前面パネルと、フレーム部材と、バックカバー部材と、パネルホルダ部材とを備える。表示パネル体は、例えばプラズマ・ディスプレィ・パネルや液晶ディスプレィパネル或いはエレクトロ・ルミネッセント・ディスプレィ・パネル等の薄型で大型表示画面を有する表示パネル体からなる。前面パネルは、表示パネル体の前面に配置される透明材によって成形されたパネル体からなり、外周の近傍領域の内面に表示パネル体の有効表示領域を囲む外周部と全周に亘って対向することにより外周部を目隠しする目隠し枠部が設けられる。フレーム部材は、透明樹脂材によって全体略角筒状に成形され、表示パネル体をその表示面が前面側の開口部から外方に臨ませるようにして収納する外装筒部と、この外装筒部の前面側の開口縁に全周に亘って突出形成されて前面パネルの外周部を重ね合わせて固定する外周フランジ部と、外装筒部の背面側の内周面に表示パネル体の背面側に回り込むように延在して一体に突出形成された取付部とを有する。バックカバー部材は、金属材によって表示パネル体を収納するに足る内部空間を有する例えば全体箱状に形成され、フレーム部材に対して取付部に開口縁部の周回りに一体に形成した取付フランジ部が重ね合わされるとともにその背面側の開口部を閉塞するようにして組み合わされる。パネルホルダ部材は、金属材によって一体に形成され、前面パネルに対してその内面側から目隠し枠部に対して突き合わされる前面パネル受け片部と、この前面パネル受け片部から略直角に折曲されてフレーム部材の内周面に沿って背面側に向かって延在する基部と、この基部の他端部において前面パネル受け片部と対向するように略直角に折曲されるとともにフレーム部材側の取付部と対向されるバックカバー取付片部とからなる全体チャンネル状に形成されてなる。
以上のように構成された本発明にかかるパネル型表示装置においては、フレーム部材内に表示パネル体が収納され、この状態においてフレーム部材の取付部が表示パネル体の背面部側に延在する。パネル型表示装置においては、表示パネル体の前面に配置した前面パネルが、外周部をフレーム部材の外周フランジ部と重ね合わされて一体化される。パネル型表示装置においては、パネルホルダ部材が、バックカバー取付片部を取付部に重ね合わされてフレーム部材と組み合わされるとともに、前面パネル受け片部を目隠し枠部の内周部位に突き合わされることによって前面パネルを保持する。パネル型表示装置においては、バックカバー部材が、取付フランジ部を取付部に重ね合わされてフレーム部材と組み合わされることによって、このフレーム部材の背面側の開口部を閉塞する。パネル型表示装置においては、取付部が表示パネル体の背面側に延在することにより、パネルホルダ部材が表示パネル体の外周部を包み込むようにして前面パネルの内面とフレーム部材の取付部との間に組み付けられる。パネル型表示装置においては、フレーム部材の取付部とバックカバー部材の取付フランジ部とパネルホルダ部材のバックカバー取付片部を一体に結合する結合部を、目隠し枠部と対向する表示パネル体の背面側に構成する。
以上のように構成された本発明にかかるパネル型表示装置によれば、フレーム部材の取付部とバックカバー部材の取付フランジ部とパネルホルダ部材のバックカバー取付片部とを、表示パネル体の背面側において一体に結合するように構成したことにより、この結合部が表示パネル体によって隠されて前面側から視認されないように構成される。したがって、パネル型表示装置によれば、前面パネルに形成される目隠し枠部を、表示パネル体の有効表示領域の外周部及びこの表示パネル体とフレーム部材との合わせ部位を目隠しするに足る幅狭に構成することが可能となる。パネル型表示装置によれば、目隠し枠部を幅狭とすることによって、前面部の実効的な表示面積効率が大きくなって表示効率の向上が図られるようになるとともに、精密な目隠し枠部をプリント形成することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態として図面に示したパネル型表示装置1について詳細に説明する。パネル型表示装置1は、図1及び図2に示すように正面形状が横長矩形を呈し、左右側面部にスピーカボックス2、3が組み合わされてなる。パネル型表示装置1は、図2に示すように、表示パネル体4と、前面パネル5と、フレーム部材6と、バックカバー部材7とを備える。パネル型表示装置1は、詳細を後述するように前面パネル5とフレーム部材6の重ね合わせた外周部の上下及び左右部位をそれぞれ保持する外周ホルダ部材8A乃至8D(以下、外周ホルダ部材8と総称する。)を備える。パネル型表示装置1は、前面パネル5とフレーム部材6及びバックカバー部材7とを上下及び左右部位においてそれぞれ結合するパネルホルダ部材9A乃至9D(以下、パネルホルダ部材9と総称する。)と、ブラケット部材10A乃至10D(以下、ブラケット部材10と総称する。)とを備える。
パネル型表示装置1は、表示パネル体4が、横長矩形の61インチ大画面を有する大型のカラープラズマディスプレイパネルからなる。カラープラズマディスプレイパネルは、周知のように放電セル内に配置した電極間にパルス電圧を印加して放電により紫外線を発生させ、この紫外線を前面ガラスに形成した赤、緑、青の光三原色蛍光体に照射して発光表示が行われるようにする。カラープラズマディスプレイパネルは、陰極線管のように高電圧の駆動部を必要とせず、軽量薄型であるとともに大型の表示画面を形成することが可能であるといった種々の特徴を有している。
表示パネル体4は、詳細を省略するが、マトリックス状に配列した放電セルや駆動回路部或いは制御回路部や電源部等を有するパネルユニットがシールドケース内に組み付けられ、このシールドケースの前面部に発光層が形成された発光表示面を構成する前面ガラスがパネルユニットを密封するようにして組み付けられてなる。表示パネル体4には、図示を省略するがシールドケースに適宜の取付部が一体に形成されており、これら取付部を介してフレーム部材6に組み付けられて固定される。
前面パネル5は、例えばガラスや透明なポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂或いは適宜の透明樹脂材によって、表示パネル体4の表示部よりも大きな外形寸法を有する横長矩形に形成されている。前面パネル5には、詳細を省略するが表面に外光の反射を防止するとともに傷付きを防止しかつ外部光の影響を低減して良好な画像表示を行うようにする反射防止フィルムが接合されている。前面パネル5には、裏面側の表示パネル体4の表示部と対向する領域に赤外線吸収フィルムが接合されるとともに銅箔にフォトエッチング処理を施して電磁波遮蔽層11(図3参照)が形成されている。
前面パネル5には、内面に、外周縁からやや内側に位置して所定幅を有する目隠し枠部12が形成されている。目隠し枠部12は、詳細を後述するように表示パネル体4の有効表示領域の外周部及びこの表示パネル体4とフレーム部材6との合わせ部位を目隠しするに足る幅Wを以って形成されている。目隠し枠部12は、前面パネル5の裏面に、例えば黒色セラミック印刷を施して形成される。また、目隠し枠部12は、図1に示すように前面パネル5の外周縁に沿って、所定の幅を有する枠状の透明領域13を構成する。したがって、パネル型表示装置1においては、前面パネル5の目隠し枠部12で囲まれた領域内に画像表示が行われるようにするとともに、表示画像が外周部を囲んだ枠状の透明領域13によって浮き上がった独自の表示形態を呈するようになる。
パネル型表示装置1においては、前面パネル5の左右の透明領域13内に、詳細を省略するが例えば電源の投入状態や搭載機能の設定状態を光学的に表示する光学表示部14が設けられている。また、パネル型表示装置1においては、前面パネル5の目隠し枠部12内に位置して、図示を省略するがリモートコントローラから出射される制御信号の赤外線を受光する受光部が形成されている。
フレーム部材6は、組み合せた状態において全体略角筒体を構成する半割り構造の上部フレーム部材6Aと下部フレーム部材6Bとからなる。フレーム部材6は、上部フレーム部材6Aと下部フレーム部材6Bとが、上下略対称形に形成され、突き合わせ端部間を図示しないジョイント部材を介して一体化することによって上述した略角筒体を構成する。
フレーム部材6は、透明な合成樹脂材、例えばポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂或いはMS樹脂(メチルメタクリレート・スチレンモノマー共重合体),ポリプロピレン,ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン),ポリスチレン樹脂,エポキシ系樹脂等の樹脂材によって成形される。フレーム部材6は、上述したように上部フレーム部材6Aと下部フレーム部材6Bとを一体化するが、一体化した状態において表示パネル体4を収納するに足る長さを有する角筒状の外装筒部15と、この外装筒部15の前面側の開口縁に沿って全周に亘って突出形成された略板状の外周フランジ部16と、外装筒部15の背面側の内面に全周に亘って突出形成された立壁状の取付部17を有している。
フレーム部材6には、後述するように取付部17にバックカバー部材7やパネルホルダ部材9或いはブラケット部材10が取り付けられる。したがって、取付部17には、多数個の取付孔18(図3参照)が設けられている。
フレーム部材6は、前面側の開口部から外装筒部15の内部に表示パネル体4が収納され、外装筒部15に形成した図示しない取付部上に表示パネル体4を固定する。フレーム部材6は、この状態において取付部17が表示パネル体4の背面側に回り込むようにして延在する。なお、フレーム部材6には、詳細を省略するがバックカバー部材7、外周ホルダ部材8、パネルホルダ部材9或いはブラケット部材10を位置決めして組み付ける取付部が適宜形成されている。
フレーム部材6は、パネル型表示装置1において、外装部材の機能と、上述したように60インチ以上の大型画面を有する重量の大きな表示パネル体4やスピーカボックス2,3を取り付けて保持する筐体機能と、前面パネル5と重ね合わされて前面部材の一部を構成する機能或いは光学表示部14を内照する導光機能等を有する部材である。フレーム部材6は、上述したように透明な合成樹脂材によって成形されるが、充分な機械的強度を有するとともに、歪み等の発生が無い高精度の平坦性を有しかつウエルドラインが目立たない仕上りが要求される。
かかる特性を有するフレーム部材6は、一体で成形する場合には、高精度で大型の成型機と精密かつ複雑な成形金型とが用いられるが、成形効率や歩留りも悪く極めて高価となってしまうとともに充分な成形精度を得ることが困難である。したがって、フレーム部材6は、上述したように上部フレーム部材6Aと下部フレーム部材6Bとに半割りして成形し、これら半割体を一体に組み合わせて構成する。フレーム部材6は、かかる構造を採用することにより、上述した所定の機能を奏するとともに仕上がり精度の向上やコスト低減が図られるようになる。
バックカバー部材7は、アルミ等の軽量金属材にプレス加工を施して全体略有底箱状に形成され、表示パネル体4の背面部を覆うようにしてフレーム部材6に組み付けられて収納した表示パネル体4を保護する。バックカバー部材7は、後述するように前面パネル5の電磁波遮蔽層11と電気的に導通され、表示パネル体4を収納するフレーム部材6の内部空間をシールド空間に構成する。バックカバー部材7には、表示パネル体4の背面部に設けた詳細を省略する入出力端子部に対向して底面部に開口部19が形成されており、電源コードやアンテナ線或いは各種のケーブル等が引き込まれる。
バックカバー部材7には、開口部の周回りに全周に亘って取付フランジ部20が一体に形成されている。バックカバー部材7は、詳細を後述するように取付フランジ部20が上述したフレーム部材6の取付部17に重ね合わされて固定される。取付フランジ部20には、取付部17に形成した取付孔18に対応して複数の取付孔21が形成されている。
バックカバー部材7は、詳細を後述するように表示パネル体4の背面部においてフレーム部材6に組み合わされることから、従来のバックカバー部材と比較して深さが小さい有底箱状に形成される。バックカバー部材7は、このために従来のように軽量金属材に深絞り加工を施して形成することなく、上述したようにプレス加工によって形成することが可能となる。したがって、バックカバー部材7は、加工コストが低減されるとともに、必要に応じて段差を付けたり曲げ部を設けるといった加工を施すことも可能であり形状的な自由度が大きくなるとともに部品精度の向上も図られる。
外周ホルダ部材8は、重ね合わされた前面パネル5の外周部とフレーム部材6の外周フランジ部16の外周部とを、上下及び左右において挟み込んで保持する部材である。外周ホルダ部材8は、詳細を省略するが図2に示すように前面パネル5の長手方向の長さと等しい上下辺用の外周ホルダ部材8A,8Bと、前面パネル5の幅方向の長さと等しい左右辺用の外周ホルダ部材8C,8Dとの長さを異にした2組4本からなる。各外周ホルダ部材8A乃至8Dは、長さを異にするが他の構成を同等とすることから、個々の説明を省略する。
外周ホルダ部材8は、充分な機械的強度を有するとともに所定の外観仕上げが可能な例えばステンレス材等が用いられ、前面パネル5の厚みとフレーム部材6の外周フランジ部16の和とほぼ等しい溝幅を有する保持溝を構成して内側保持片部と外側保持片部とを梁部により連結した全体チャンネル状を呈している。外周ホルダ部材8は、内側保持片部と外側保持片部とによって重ね合わされた前面パネル5の外周部とフレーム部材6の外周フランジ部16の外周部とを挟み込むようにして保持する。
外周ホルダ部材8は、この状態においてパネル型表示装置1の前面部において外周部を縁取るモール部材としても機能する。外周ホルダ部材8は、前面パネル5と外周フランジ部16とを保持した状態において、各辺において全長に亘って目隠し枠部12との間において透明領域13が保持される幅によって形成されている。
外周ホルダ部材8には、詳細を省略するが内側保持片部に、フレーム部材6の外周フランジ部16に形成した取付部に対向して複数箇所にねじ孔が形成されるとともに、この内側保持片部の先端部を内側へと折曲して外周フランジ部16の背面に形成した水平方向のガイドリブと相対係合されるガイドリブが形成されている。外周ホルダ部材8は、これらの相対するガイドリブの組み合わせによって、外周フランジ部16が前面パネル5と重ね合わされたフレーム部材6に対して位置決めされて組み合わされる。
パネルホルダ部材9は、外周ホルダ部材8とともに、前面パネル5とフレーム部材6のと外周フランジ部16との重ね合わせ状態を保持する。パネルホルダ部材9も、図2に示すように前面パネル5の長手方向の長さと等しい上下辺用のパネルホルダ部材9A,9Bと、前面パネル5の幅方向の長さと等しい左右辺用のパネルホルダ部材9C,9Dとの長さを異にした2組4本からなる。各パネルホルダ部材9A乃至9Dは、長さを異にするが他の構成を同等とすることから、個々の説明を省略する。
パネルホルダ部材9は、充分な機械的強度を有するとともに導電性を有する例えばステンレス材等が用いられ、前面パネル5の目隠し枠部12に対して突き合わされる前面パネル受け片部22と、前面パネル5とフレーム部材6の取付部17との対向間隔とほぼ等しい高さを有する基部23と、取付部17に対して突き合わされるバックカバー取付片部24とが一体に形成されてなる。パネルホルダ部材9は、基部23の両端部において前面パネル受け片部22とバックカバー取付片部24とが全長に亘って互いに対向するように略直角に折曲されたチャンネル状を呈している。
パネルホルダ部材9は、前面パネル受け片部22が、上述した目隠し枠部12よりも小幅に形成されており、後述するようにこの目隠し枠部12の形成領域において前面パネル5の内面に突き合わされてこの前面パネル5を保持する。また、パネルホルダ部材9は、前面パネル受け片部22が、表示パネル体4の有効表示領域Pの外方に沿って延在する幅を以って形成されている。パネルホルダ部材9は、前面パネル受け片部22の前面に弾性シートからなるガスケット25が接合されており、このガスケット25を介して前面パネル5の内面に突き合わされる。
パネルホルダ部材9は、基部23が、表示パネル体4の外周部位の厚みよりもやや大きな高さ(幅)を以って形成されている。パネルホルダ部材9は、フレーム部材6に組み付けられた状態において、基部23が外装筒部15の内周面に対向して延在する。パネルホルダ部材9は、この状態で基部23の他端側に折曲形成されたバックカバー取付片部2がフレーム部材6の取付部17の前面側と対向する。また、パネルホルダ部材9は、バックカバー取付片部2が表示パネル体4の背面部に回り込むようにして延在する。パネルホルダ部材9には、組み合わせ状態においてフレーム部材6の取付部17に形成した取付孔18と相対する複数の取付孔26が形成されている。
パネルホルダ部材9は、上述したようにチャンネル状に形成されることによって、長尺部材であっても長さ方向の撓みが生じにくい構造である。したがって、パネルホルダ部材9は、全長に亘って前面パネル5の内面をフレーム部材6の取付部17との間において高精度に保持する。パネルホルダ部材9は、薄厚の金属材を用いるとともに曲げ加工後の調整工程も不要として形成されることで、コスト低減が図られる。
ブラケット部材10は、フレーム部材6の取付部17にはめ合わされ、この取付部17とバックカバー部材7の取付フランジ部20とパネルホルダ部材9のバックカバー取付片部2とがより大きな強度で結合されるようにするとともに、これら部材を介して前面パネル5の電磁波遮蔽層11とバックカバー部材7との導通を図るようにする。ブラケット部材10も、図2に示すようにフレーム部材6の各内周面とそれぞれほぼ等しい長さを有する上下取付部用のブラケット部材10A,10B及び左右辺用の取付部用のブラケット部材10C,10Dからなる長さを異にした2組4本からなる。各ブラケット部材A乃至10Dは、長さを異にするが他の構成を同等とすることから、個々の説明を省略する。
ブラケット部材10は、充分な機械的強度を有するとともに導電性を有する例えばステンレス材等が用いられ、取付部17の前面側に突き合わさる前面受け片部27と、この前面受け片部27から直角に折曲され取付部17の厚みとほぼ等しい高さを有する基部28と、この基部28の他端部において前面受け片部27と対向して直角に折曲された背面受け片部28とからなるチャンネル状を呈している。
ブラケット部材10は、前面受け片部27と背面受け片部28とがフレーム部材6の取付部17よりもやや小幅に形成されており、この取付部17に組み付けた状態において外装筒部15の内面との間にバックカバー部材7の厚みとほぼ同等の間隙が構成されるようにする。ブラケット部材10は、取付部17に取り付けた状態において各取付孔18とそれぞれ対応して、前面受け片部27に複数の取付孔30が形成されるとともに背面受け片部28に複数の取付孔31が形成されている。取付孔31には、バックカバー部材7側の取付孔21から嵌挿された止めねじ32が貫通する。取付孔31を貫通した止めねじ32は、取付孔31と連通するフレーム部材6の取付部17に形成した取付孔18とブラケット部材10の前面受け片部27に形成した複数の取付孔30とを貫通してパネルホルダ部材9のバックカバー取付片部24に形成した取付孔26にねじ込まれる。
ブラケット部材10は、樹脂製のフレーム部材6の取付部1にはめ込むようにして組み付けられることで、取付部1の機械的強度を向上させる。ブラケット部材10は、チャンネル状に形成されることによって長さ方向の撓みも小さく、フレーム部材6の取付部1の位置精度も保持する。
パネル型表示装置1においては、一般に前面パネル5を目隠し枠部12を形成した内面側を上に向けて組立治具上に位置決め載置した状態で、この前面パネル5上に構成各部材を順次積層するようにして組立が行われるが、説明の便宜上かかる組立法に限定することなく構成各部材の組合せ構造について以下説明する。パネル型表示装置1においては、上部フレーム部材6Aと下部フレーム部材6Bとを組み付けて角筒状としたフレーム部材6の内部に、前面開口部側から表示パネル体4が組み合わされる。パネル型表示装置1においては、表示パネル体4が、フレーム部材6に形成した適宜の取付部に固定されて収納される。
パネル型表示装置1においては、フレーム部材6の前面開口部を覆って前面パネル5が外周部を外周フランジ部16に重ね合わせて組み付けられる。パネル型表示装置1においては、この状態において表示パネル体4に対して前面パネル5が、図3に示すように表示パネル体4の有効表示領域Pに対して目隠し枠部12の内周部が対向するように位置決めされる。パネル型表示装置1においては、前面パネル5の外周部とフレーム部材6の外周フランジ部16の外周部を挟み込むようにして外周ホルダ部材8が組み付けられる。
パネル型表示装置1においては、フレーム部材6の取付部17にブラケット部材10がはめ込まれるようにして組み付けられ、この状態においてその前面受け片部27に対してパネルホルダ部材9のバックカバー取付片部24が重ね合わされる。パネル型表示装置1においては、上述したようにパネルホルダ部材9の前面パネル受け片部22がガスケット25を介して前面パネル5の内面に突き合わされている。パネル型表示装置1においては、この状態でパネルホルダ部材9の前面パネル受け片部22が前面パネル5の目隠し枠部12の領域内で突き合わさることから、目隠し枠部12によって前面側から前面パネル受け片部22が視認されることは無い。
また、パネル型表示装置1においては、パネルホルダ部材9の前面パネル受け片部22が、前面パネル5の内面において電磁波遮蔽層11と接触して導通することにより、基部23とバックカバー取付片部24とを介して電磁波遮蔽層11をブラケット部材10と導通させる。
パネル型表示装置1においては、フレーム部材6の後方開口部を覆ってバックカバー部材7が取付フランジ部20を取付部17に突き合わされて組み付けられる。パネル型表示装置1においては、バックカバー部材7が、取付フランジ部20をブラケット部材10の背面受け片部29に重ね合わされるとともに、図3に示すようにその先端部20aが背面受け片部29とフレーム部材6の外装筒部15の内面との間に構成された間隙に相対嵌合する。
パネル型表示装置1においては、上述したようにフレーム部材6の取付部17に対してブラケット部材10が組み付けられるとともに、このブラケット部材10を挟んでパネルホルダ部材9のバックカバー取付片部24とバックカバー部材7の取付フランジ部20とが重ね合わされる。パネル型表示装置1においては、この状態においてフレーム部材6の取付部17の取付孔26に対して、パネルホルダ部材9のバックカバー取付片部24の取付孔26と、ブラケット部材10の前面受け片部27の取付孔30及び背面受け片部29の取付孔31と、バックカバー部材7の取付フランジ部20の取付孔21とが互いに連通する。
パネル型表示装置1においては、バックカバー部材7側から止めねじ32が取付孔21に嵌挿され、この止めねじ32がブラケット部材10の取付孔31とフレーム部材6の取付孔18とブラケット部材10の取付孔30を貫通してパネルホルダ部材9の取付孔26にねじ込まれる。パネル型表示装置1においては、止めねじ32によって結合されることにより、フレーム部材6の取付部17に対してパネルホルダ部材9と、ブラケット部材10と、バックカバー部材7とが一体化される。パネル型表示装置1においては、上述したようにフレーム部材6の取付部17が表示パネル体4の背面部に延在されて結合部位を構成することから、表示パネル体4によって前面側から結合部が視認されることは無い。
パネル型表示装置1においては、バックカバー部材7がブラケット部材10と一体化されることによって、このブラケット部材10とパネルホルダ部材9とを介して電磁波遮蔽層11と導通される。したがって、パネル型表示装置1においては、表示パネル体4がシールド空間として構成されたフレーム部材6の内部に収納される。パネル型表示装置1においては、上述したように前面パネル5に対して遠い位置でバックカバー部材7が結合される構造にもかかわらず、このバックカバー部材7と電磁波遮蔽層11とが複雑な導通構造を介することなく確実に行われるようになる。
以上のように構成されたパネル型表示装置1においては、前面パネル5に形成される目隠し枠部12が、その幅Wを表示パネル体4の有効表示領域Pの外周部及びこの表示パネル体4とフレーム部材6との合わせ部位を目隠しするに足る幅狭に構成することが可能となる。したがって、パネル型表示装置1においては、前面部の実効的な表示面積効率を大きくすることが可能となり、表示効率の向上が図られるようになる。また、パネル型表示装置1においては、目隠し枠部12の幅W寸法の自由度が大きくなり画像のフローティング表示効果がより向上されるようになる。さらに、パネル型表示装置1においては、目隠し枠部12を幅狭とすることによって、塗りむら等の発生を押さえた精密な黒色セラミックプリントが行われるようになる。なお、パネル型表示装置1においては、目隠し枠部12がその幅寸法Wを、従来の約87mmから約47mm程度まで幅狭とすることが可能となった。
なお、パネル型表示装置1においては、パネルホルダ部材9とブラケット部材10とを別部材によって構成したが、例えばパネルホルダ部材9のバックカバー取付片部24にブラケット部材10の形状部位を連設することによって一体化して構成してもよい。パネルホルダ部材9は、かかる形状であっても2次元曲げ加工で形成されることから、容易に形成される。
また、上述した実施の形態は、大型のカラープラズマディスプレイパネルからなる表示パネル体4を備えたパネル型表示装置1の適用例を示したが、例えば液晶ディスプレィパネルやエレクトリックルミネッセンスディスプレィパネル等の適宜のディスプレィパネルを備えたパネル型表示装置或いは陰極線管を備えた表示装置等にも適用されることは勿論である。
実施の形態として示すパネル型表示装置の斜視図である。 パネル型表示装置の要部分解斜視図である。 前面パネルとフレーム部材及びバックカバー部材の結合構造を説明する要部縦断面図である。 従来のパネル型表示装置の斜視図である。 従来の前面パネルとフレーム部材及びバックカバー部材の結合構造を説明する要部縦断面図である。
1 パネル型表示装置、2,3 スピーカボックス、4 表示パネル体、5 前面パネル、6 フレーム部材、7 バックカバー部材、8 外周ホルダ部材、9 パネルホルダ部材、10 ブラケット部材、11 電子遮蔽層、12 目隠し枠部、15 外装筒部、16 外周フランジ部、17 取付部、20 取付フランジ部、22 前面パネル受け片部、23 基部、24 バックカバー取付片部、27 前面受け片部、28 基部、29 背面受け片部

Claims (3)

  1. 表示パネル体と、
    上記表示パネル体の前面に配置される透明材によって成形されたパネル体からなり、外周の近傍領域の内面に上記表示パネル体の有効表示領域を囲む外周部と全周に亘って対向することにより上記外周部を目隠しする目隠し枠部を設けた前面パネルと、
    上記表示パネル体をその表示面が前面側の開口部から外方に臨ませるようにして収納する外装筒部と、この外装筒部の前面側の開口縁に全周に亘って突出形成されて上記前面パネルの上記外周部を重ね合わせて固定する外周フランジ部と、上記外装筒部の背面側の内周面に上記表示パネル体の背面側に回り込むように延在して一体に突出形成された取付部とを有する透明樹脂材によって全体略角筒状に成形されたフレーム部材と、
    上記フレーム部材に対して上記取付部に開口縁部の周回りに一体に形成した取付フランジ部が重ね合わされるとともにその背面側の開口部を閉塞するようにして組み合わされて上記表示パネル体の背面部を覆う金属製のバックカバー部材と、
    上記前面パネルに対してその内面側から上記目隠し枠部に対して突き合わされる前面パネル受け片部と、この前面パネル受け片部から略直角に折曲されて上記フレーム部材の内周面に沿って背面側に向かって延在する基部と、この基部の他端部において上記前面パネル受け片部と対向するように略直角に折曲されるとともに上記フレーム部材側の上記取付部と対向されるバックカバー取付片部とからなる全体チャンネル状に形成された金属製のパネルホルダ部材とを備え、
    上記フレーム部材の取付部と上記バックカバー部材の取付フランジ部と上記パネルホルダ部材のバックカバー取付片部一体に結合る結合部を、上記目隠し枠部と対向する上記表示パネル体の背面側に構成するパネル型表示装置。
  2. 内面全体に、外周部において上記目隠し枠部を被覆した状態で電磁波遮蔽層を設けた上記前面パネルと、
    金属材により、基部を介して相対する前面受け片部と背面受け片部を一体に形成した全体チャンネル状のブラケット部材とを備え、
    上記前面パネルに対して上記パネルホルダ部材が、上記前面パネル受け片部を上記目隠し枠部と対向する部位において上記電磁波遮蔽層と突き合わされるとともに、
    上記フレーム部材の上記取付部に対して上記ブラケット部材が、上記パネルホルダ部材の上記バックカバー取付片部との間に上記前面受け片部を介在させかつ上記バックカバー部材の取付フランジ部との間に上記背面受け片部を介在させて組み合わされ、
    上記パネルホルダ部材と上記ブラケット部材とを介して上記電磁波遮蔽層と上記バックカバー部材とが導通される請求項1に記載のパネル型表示装置。
  3. 上記フレーム部材が、上下に分割された第1の半割フレーム部材と第2の半割フレーム部材とを組み合わせて構成されることを特徴とする請求項1に記載のパネル型表示装置。
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