JP2009258489A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パネルモジュールと前面板を弾性体により支持する構造では、パネルモジュールと前面板との間に外部からの埃やタバコの煙が入りこみ、表示パネルへの汚れの付着による表示不具都合が生じる。
前面板周囲にゴムパッキングを配置し、パネルモジュールと前面板との間を防塵する構造にするとパネルモジュールと前面板をベゼルに固定する多数のねじや取り付け金具が必要となる。
【解決手段】 画像を表示する表示パネル4aと、前記表示パネル4aを背面で支持するパネルシャーシ4bと、前記表示パネル4aの前面に対向するように配置した前面板3と、前記前面板3の前面周辺を覆うベゼル2と、を有する画像表示装置1において、前記パネルシャーシ4bの角部で嵌合する溝と前記前面板3の全周部で嵌合する溝を有する支持防塵弾性体5、6を配置し、該支持防塵弾性体5、6をベゼル2とリアカバー9で挟持する構造とした。
【選択図】 図2
前面板周囲にゴムパッキングを配置し、パネルモジュールと前面板との間を防塵する構造にするとパネルモジュールと前面板をベゼルに固定する多数のねじや取り付け金具が必要となる。
【解決手段】 画像を表示する表示パネル4aと、前記表示パネル4aを背面で支持するパネルシャーシ4bと、前記表示パネル4aの前面に対向するように配置した前面板3と、前記前面板3の前面周辺を覆うベゼル2と、を有する画像表示装置1において、前記パネルシャーシ4bの角部で嵌合する溝と前記前面板3の全周部で嵌合する溝を有する支持防塵弾性体5、6を配置し、該支持防塵弾性体5、6をベゼル2とリアカバー9で挟持する構造とした。
【選択図】 図2
Description
本発明は画像表示装置における内部構造物の支持構造および防塵構造に関するものである。
近年大型のプラズマディスプレイパネルや液晶ディスプレイパネルを利用した画像表示装置が実用化されている。従来のCRTに比べてパネルの特徴を生かして薄型、軽量化のテレビが普及している。
しかしながら、薄型パネルは外部からの振動や衝撃に弱いため構造的な工夫がなされてきた。そのため部品点数が増加するという課題を抱えていた。それを解決するため以下の提案がある。
例えば、特許文献1において、図13に示すように2つの電子部品である被緩衝物101、被緩衝物102に対して筐体103、筐体104から伝わる衝撃を緩衝し得るように筐体に支持した電子機器105がある。該電子機器105の隅部に弾性材料から成る衝撃緩衝部材106を配置しており該衝撃緩衝部材106の中間部分に2個の溝107、108があり、被緩衝物101、102を個別に係合して筐体に支持させている。以上により構造を簡素化し、部品点数を減らしている。
また、特許文献2において、図14に示すようにプラズマディスプレイ装置201は、その正面側の外装カバーであるベゼル202の内側に、鉄、アルミなどの平形状のパネルシャーシ203と該パネルシャーシ203の正面側に配置された表示を行うパネル204と該パネル204の前面側に色調補正やコントラスト向上、電磁波遮断機能を備えた光学フィルムをガラス表面に貼り付けた前面板205を設置している。なお、前記パネルシャーシ203はベゼル202に対し、固定ねじ206により固定されている。また、パネル204と前面板205とは、数mmの隙間を設け、外部からの衝撃によるパネルへの衝撃防止を行っている。防塵のため前面板205の全周にわたりゴムパッキング207を装着しパネル204と前面板205の間を塞ぐ構造となっている。
特開2004-332868号公報
特開平11-251766号公報
しかしながら特許文献1の構造を画像表示装置に適用する場合には以下のような課題がある。
1.衝撃緩衝部材106は2個の溝107、108に、被緩衝物101、102を個別に係合して筐体に支持させている。しかし、該被衝撃緩衝部材106は被緩衝物101、102の周囲の一部に配置される、または、少なくとも全周を囲うようには配置していないので被緩衝物101、102の間には埃やタバコの煙が進入する。
一方特許文献2の構造を画像表示装置に適用する場合には以下のような課題がある。
2.前面板205の全周にわたりゴムパッキング207が装着され、パネル204と前面板205の間を塞ぐ構造となっているので、埃やタバコの煙で表示不都合を起こさない。しかし、特許文献1に比較してパネル204のパネルシャーシ203を固定ねじ206で固定する構造であるため、部品点数が多い。
そこで本発明は、薄型表示パネルの支持構造において、高い防塵性を維持しつつ、組立て性の良い画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像表示装置は、画像を表示する画像表示パネルと、前記画像表示パネルを背面で支持するシャーシと、前記画像表示パネルの前面に対向するように配置した保護板と、前記保護板の前面周辺を覆う枠体とを有する画像表示装置において、前記シャーシと嵌合する第一の溝と、前記保護板と嵌合する第二の溝とを有する複数の支持手段を設け、少なくとも第二の溝部は前記保護板と全周にわたって嵌合することを特徴とする。
前記支持手段は、前記枠体と前記シャーシの後面を覆う背面カバーにより前記シャーシの角部付近を前面と後面から挟持されていることを特徴とする。
前記第二の溝を構成する断面略コの字部の一方の連続する凸部は、前記保護板の後面と前記画像表示パネルの前面とに密着していることを特徴とする。
前記支持手段を構成する前記第二の溝は前記保護板の長辺と短辺、または長辺または短辺いずれかの任意の位置で締結可能な手段を有することを特徴とする。
1.本発明によればパネルシャーシと前面板との固定に使用するねじや固定金具など部品の削減が可能になり、組立て作業の効率化が図られた。
2.複数の弾性支持部材は隣合う該弾性支持部材同士が密着して連結し、全周にわたる枠形状を成す構造とし、前面板と表示パネルとの空隙が密閉されるため、画像表示装置外部から進入した埃が前面板後面や表示パネル前面に付着して表示品質が劣化する心配がなくなった。
3.複数の弾性支持部材の連結に接着材を使っておらず、分解時には工具を使わずに前面板と表示パネルを分離でき、リサイクル性が向上した。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下、本発明の実施の形態を適用した画像表示装置に関して図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像表示装置の斜視図、図2は同じく分解斜視図、図3は画像表示装置下部画面中央付近の縦断面図、である。
各図において、
1は、画像表示装置であり、ベゼル2、前面板3、パネルモジュール4、支持防塵弾性体5、支持防塵弾性体6、連結材7、電気回路基板8、リアカバー9、ねじ10、により構成されている。
1は、画像表示装置であり、ベゼル2、前面板3、パネルモジュール4、支持防塵弾性体5、支持防塵弾性体6、連結材7、電気回路基板8、リアカバー9、ねじ10、により構成されている。
ベゼル2は、画像表示装置1の正面側の外装カバーで、樹脂成形されたデザイン意匠性を持つ部材である。内側には構造物を固定するためのボス2aが複数設けられ、中央部には画像表示のための開口部2bが設けられている。
前面板3は、反射防止処理、防汚処理、帯電防止処理を施した光学フィルムを貼合わせた板ガラスである。
パネルモジュール4は、テレビ放送などの画像を表示する目的で、50インチ台の画面サイズを有し、2枚のガラス板を対向させて内部に電子放出素子を配した表示パネル4aを採用している。背面側には、鉄、アルミなどで適度な剛性をもたせた平形状のパネルシャーシ4bを配置して前記表示パネル4aを支持している。パネルシャーシ4bの背面側に電気回路基板8を取付けるためのボス4cが複数個カシメ、または溶接により取付けられている。表示パネル4aの各辺端面の端子部(図示せず)からはパネルシャーシ4bの表面に沿って引き回されている表示パネル4aに電気信号を送るパネル信号ケーブル4dがある。
前記電気回路基板8は、駆動電源基板、制御基板、ドライブ基板、チューナー基板等の画像を表示するための基板で構成され、前記パネルシャーシ4bの背面側の複数のボス4cにねじ(図示せず)で固定される。
リアカバー9は、画像表示装置1の内部に取付けられている前記電気回路基板8の活電部が外部に露出しないように背面部を覆い隠し、デザイン性を持つ外装部品である。なお、該リアカバー9は板金を金型などにより絞り加工し必要な凹凸形状が施され、内部の熱を逃がすための細かい開口穴(図示せず)が複数設けられている。また、外周部にはリアカバー9をベゼル2に取付けるためのねじ10を止めるための平らな平面である外周フランジ9a、複数のねじ貫通穴9bを有する。
ねじ10は、鉄製の一般的な十字穴付きねじである。
次に支持防塵材弾性体5、6について説明する。図4は本発明の主要構造部品である支持防塵弾性体の斜視図を表している。更に、図5は同じく支持防塵弾性体の角部付近の要部を詳細に説明する斜視断面図、図6は画像表示装置下部コーナー部付近の縦断面図、図7は本発明の主要構造部品である支持防塵弾性体の長辺中央部付近の要部を詳細に説明する上面図(a)、正面図(b)、である。
図4において、連結材7は、前記支持防塵弾性体5、6と同じ材質で形成され、前記支持防塵弾性体5と6で構成した枠形状の各辺中央部付近に配置されている。支持防塵弾性体5と支持防塵弾性体6は画像表示装置中央面1aに対し左右対称形状をしているので、ここでは支持防塵弾性体5について説明し、支持防塵弾性体6の説明は省略する。
図5において、前面板3のコーナー部付近には複数の凹部を有する略直方体を成すコーナー支持部5aが設けられ、該コーナー支持部5aの前面側に重なるように締結パッキング部5bが一体的に設けられている。該コーナー支持部5aは前面板3が嵌合する前面板溝部5e、パネルモジュール4が嵌合するパネルモジュール溝部5f、表示パネル逃げ部5gおよび溝部5hを有する。該溝部5hにより背面壁5iが折り曲げ線5jにて弱い力で折り曲げることができる。ここで、前記締結パッキング部5bは前面板溝部5eを有する断面形状が略コの字をしている。
該前面板溝部5eには前面板3の外周部の各辺が嵌合し、パネルモジュール溝部5fにはパネルシャーシ4bのコーナー部が嵌合する構造とした。
以上の構成により、前面板3およびパネルモジュール4のパネルシャーシ4bは画像表示装置1の内部でコーナー支持部5a、6aにより支持される。
この時、図6において、表示パネル4a部の外周端面は表示パネル逃げ部5gと一定の空隙が確保されていて接触しない。これはガラス板から構成される前記表示パネル4aに無理な力が掛からないように、前記表示パネル4aの前後方向に対し垂直方向に力が常に働かない構造となり、パネルモジュール4の質量はパネルシャーシ4bのみにより支えられる。なお、前記支持防塵弾性体5の前後方向の厚さと前記ベゼル2の前記リアカバー9を固定する前記ボス2aの高さにおいて、前記支持防塵弾性体5の厚さより前記ボス2aの高さを低くした。ねじ10を締付けることでリアカバー9の外周フランジ部9aの前面はコーナー支持部5a、6aの背面壁5i、6iを圧縮する。このため前記支持防塵弾性体5、6の外形寸法の製造ばらつきにより生じた各部品との接触面での隙間が弾性体の弾性変形により埋まり、より密着する。コーナー支持部5a、6aはリアカバー9の外周フランジ9aとベゼル2との間に挟まれて固定される。同時に前面板3、パネルシャーシ4bもコーナー支持部5a、6aを介して固定される。
さらに、先の図5、図6において、締結パッキング部5bの背面とパネル4aの表面が全周にわたって当接する構造とした。従って、前面板3とパネル4a間で、かつ、支持防塵弾性体5、6で構成した枠形状の内側には外部からの埃やタバコの煙の進入を防ぐことができる。
次に、図7において、支持防塵弾性体5と支持防塵弾性体6の連結構造について説明を加える。前記締結パッキング部5bのコーナー支持部5aより離れた端部2箇所、枠形状を成す各辺の中央部付近には連結部5c、連結凸部5dを設けた。連結材7には、2つの嵌合穴7aを設け、該嵌合穴7aは前記連結凸部5d、6dと嵌合し、支持防塵弾性体5、6を連結した。該連結材7は連結部4箇所に取り付けられることで支持防塵弾性体5と6が枠形状を維持でき前面板溝5eは前面板溝6eと連続した溝を構成することが可能になった。
次に組立て方法について先の図3、図5、図6と、図8の組立図と図9の組立図および図10を利用して説明する。なお、実際の組立てはベゼル2の前面側の外装面を下にして水平状態に伏せて行うとよい。まず図8において、支持防塵弾性体5、6は前面板溝部5e、6eを前面板3の4辺にはめ込んで取付け、前記連結材7により連結する。支持防塵弾性体5、6は連結することにより前面板から脱落することなく一体化し、この状態でベゼル2の内部に挿入する。
次に図9、図10において、コーナー支持部5a、6aの背面壁5i、6iを冶具または人の手によりめくる。この状態を維持することで次に組むパネルモジュール4をコーナー支持部5a、6aに載せる作業が容易になる。その後、めくり上げた背面壁5i、6iを図5のように元の状態に戻す。この時、パネルシャーシ4bの角部前面側がパネルモジュール溝部5fに密着してコーナー支持部5aに支持された状態となる。電気回路基板8をパネルモジュール4の複数のボス4cにねじ(図示せず)で固定する。その後、表示パネル4aから伸びる複数のパネル信号ケーブル4dを電気回路基板8のうちドライブ基板のコネクタ(図示せず)に接続する。ここで支持防塵弾性体5b、6bは図3のように前記表示パネル4aの前面より前方向に位置し、パネル信号ケーブル4dは前記表示パネル4aの後面より後方に位置する。このため前記パネル信号ケーブル4dは前記支持防塵弾性体5b、6bに接触して破損、断線することがない。最後にリアカバー9を複数のねじ10でベゼル2のボス2aに取付けて固定する。
以上で説明したように
1.パネルシャーシと前面板と嵌合する弾性支持部材をベゼルとリアカバーで挟む構造としたため、ねじや固定金具などの部品を削減して組立て作業の効率化が図られた。
1.パネルシャーシと前面板と嵌合する弾性支持部材をベゼルとリアカバーで挟む構造としたため、ねじや固定金具などの部品を削減して組立て作業の効率化が図られた。
2.4つの弾性支持部材は隣合う該弾性支持部材同士が密着して連結し、全周にわたる枠形状を成す構造とし、前面板と表示パネルとの空隙を密閉する構造としたため、本画像表示装置外部から前面板と表示パネルとの空隙内に埃が進入することを防止できる。
3.4つの弾性支持部材の接続は接着剤を使わないで連結材をはめる構造である。分離時は工具を使わずに連結材を外してパネルモジュールと前面板から4つの支持防塵弾性体を分離できるため、リサイクル性が向上する、という効果がある。
図11は第二の実施例における支持防塵弾性体を組込むときの組立図、図12は第二の実施例における支持防塵弾性体を詳細に説明する上面図(a)、正面図(b)、である。
尚、実施例1と同一部品は同一番号を付記または省略し、同一の構造や機能についても説明を省略する。各図において、
支持防塵弾性体11はゴム、スポンジ等の弾性材料で形成され、実施例1と同様に前面板3の全周とパネルシャーシ4bと嵌合する溝を有している。また、支持防塵弾性体11は同一形状であるが、前面板3の画面中心を通る法線を軸とする回転対象の位置関係となっている。次に該支持防塵弾性体11の特徴的な構造について説明を加える。
支持防塵弾性体11はゴム、スポンジ等の弾性材料で形成され、実施例1と同様に前面板3の全周とパネルシャーシ4bと嵌合する溝を有している。また、支持防塵弾性体11は同一形状であるが、前面板3の画面中心を通る法線を軸とする回転対象の位置関係となっている。次に該支持防塵弾性体11の特徴的な構造について説明を加える。
支持防塵弾性体11の二つの端部には締結パッキング部11b、11b'を有する。更に締結パッキング部11bには連結穴11qを有する平板状で突出した連結片11pを一体的に形成している。一方の締結パッキング部11b’には円柱状の連結凸部11rを一体的に形成している。また該支持防塵弾性体11は締結パッキング部11b、11b'に前面板溝部11eが形成されて断面略コの字形状で前面板3の4辺にはめ込む構造となっている。なお、実施例1と異なる点は、実施例1では2種の支持防塵弾性体5、6を2個づつ使用し、連結材7により該支持防塵弾性体5、6同士を連結している。それに対し、実施例2では1種の支持防塵弾性体11を2個使用し、該支持防塵弾性体11の一部の部位である連結片11pにより該支持防塵弾性体11が連結される。実施例1に比べて部品の種類、部品の数を少なくすることが可能になった。
次に本構成における組立て方法について説明する。
前面板3に対して左に位置する支持防塵弾性体11を前面板3の左側から上下の長辺と前面板溝部11eを嵌合させながら右方向へ滑らせていく。前面板3の短辺が前記支持防塵弾性体11の縦方向の前面板溝部11eに嵌合するまで移動する。次にもう一方の右側の支持防塵弾性体11も同様にして前面板3との嵌合を完了する。この状態において締結パッキング部11b、11b'同士は密着して連続した前面板溝部11eを構成する。次に連結片11pの連結穴11qに連結凸部11rを嵌合させて左右の支持防塵弾性体11は連結される。以上の組立てにより支持防塵弾性体11と前面板3が一体化される。この後実施例1と同様にベゼル2の内部に一体化した前記支持防塵弾性体11と前面板を挿入する。以後、パネルモジュール4を支持防塵弾性体11に嵌合させた後にリアカバー9を被せてねじ止めして本画像表示装置の組立てが完成する。
以上のように、実施例1に加えて本発明の効果を説明すると
1.パネルシャーシと前面板と嵌合する弾性支持部材をベゼルとリアカバーで挟む構造としたため、ねじや固定金具などの部品を削減して組立て作業の効率化が図られた。
1.パネルシャーシと前面板と嵌合する弾性支持部材をベゼルとリアカバーで挟む構造としたため、ねじや固定金具などの部品を削減して組立て作業の効率化が図られた。
2.2つの弾性支持部材は隣合う該弾性支持部材同士が密着して連結し、全周にわたる枠形状を成す構造とし、前面板と表示パネルとの空隙を密閉する構造としたため、本画像表示装置外部から前面板と表示パネルとの空隙内に埃が進入することを防止できる。
3.2つの弾性支持部材の接続は接着剤を使わないで連結部をはめる構造である。分離時は工具を使わずに連結部を外してパネルモジュールと前面板から2つの支持防塵弾性体を分離できるため、リサイクル性が向上する、という効果がある。
尚、本実施例では支持防塵弾性体を左右に分離したが、前面板の短辺部で上下に分離配置しても同様の効果が得られる。
1 画像表示装置
2 ベゼル
3 前面板
4 パネルモジュール
5 支持防塵弾性体
6 支持防塵弾性体
7 連結材
8 電気回路基板
9 リアカバー
10 ねじ
2 ベゼル
3 前面板
4 パネルモジュール
5 支持防塵弾性体
6 支持防塵弾性体
7 連結材
8 電気回路基板
9 リアカバー
10 ねじ
Claims (9)
- 画像を表示する画像表示パネルと、前記画像表示パネルを背面で支持するシャーシと、前記画像表示パネルの前面に対向するように配置した保護板と、前記保護板の前面周辺を覆う枠体とを有する画像表示装置において、
前記シャーシと嵌合する第一の溝と、前記保護板と嵌合する第二の溝とを有する複数の支持手段を設け、少なくとも第二の溝部は前記保護板と全周にわたって嵌合することを特徴とする画像表示装置。 - 前記支持手段は、前記枠体と前記シャーシの後面を覆う背面カバーにより前記シャーシの角部付近を前面と後面から挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記支持手段を挟持する構造には前記枠体の内部に配置した前記背面カバーを固定するボスを含み、該ボスの高さが、前記支持手段の前後方向の厚さより短いことを特徴とする請求項1、又は請求項2記載の画像表示装置。
- 前記画像表示パネルは前面プレートと該前面プレートより外形寸法を拡大した部分に端子部を形成した後面プレートで構成されており、前記支持手段は前記後面プレートの外周端面および端子部との間に前記前面プレートの板厚以上の空隙を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記画像表示パネルを構成する前記後面プレートの端子部に、前記シャーシの後方より電気信号を供給する配線が接続されており、前記画像表示パネルを正面方向から望んだ時、該配線は前記支持手段の第一の溝と重ならない位置に配列されていることを特徴とする請求項1、又は請求項4に記載の画像表示装置。
- 前記支持手段の後面に位置し、前記第一の溝と直交するスリットを有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記第二の溝を構成する断面コの字部の一方の連続する凸部は、前記保護板の後面と前記画像表示パネルの前面とに密着していることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記支持手段を構成する前記第二の溝は前記保護板の長辺と短辺、または長辺または短辺いずれかの任意の位置で締結可能な手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記支持手段は弾性材料から成ることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
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2008
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JP2005017415A (ja) | 保護板付き表示装置 |
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Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100201 |
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