JP2016109701A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置を電気的に絶縁状態でフレームに固定するとともに、外装部材の分解時に組立体からの表示装置の脱落を防止可能な電子機器を提供すること。【解決手段】表示ユニットと、表示ユニットの表示部を保護する保護部材と、表示ユニットと保護部材との間に配置され、表示ユニットおよび保護部材の外周から突出するように形成された絶縁体であるスペーサと、を備えた表示装置と、電気的にグランド接続され、表示装置を保持するとともに、スペーサの保護部材側の領域を支持する支持部を備えた保持部材と、を有することを特徴とする。【選択図】図6
Description
本発明は、電子機器に関し、特に、電子機器における表示装置の取り付け構造に関する。
従来、LCD等の表示装置を備える電子機器には、樹脂または金属製の外装部材の組み付け前に表示装置を組立体に固定することで、外装部材の組み付け時や分解時に組立体からの表示ユニットの脱落を防止している。
例えば、特許文献1に示すような、組立体である導電性を有するフレームを、液晶固定面から立ち曲げ、さらに液晶固定面と平行となるように曲げ、表示装置の厚み方向を囲い込む形状を具備した電子機器が開示されている。
しかしながら、特許文献1の表示装置の厚み方向を囲い込む構成では、斜め方向からの組み付けや表示装置の厚みのバラツキに対応するために、表示装置とフレームとの間には隙間が必要となる。しかしながら、電子機器の薄型化等で隙間を減少させると、外装カバー組み付け後の電子機器のメイングランドに接続されるフレームと表示装置が接触しているかどうかが不確定となる。そのため、静電気による電荷の経路が一定とならず、電子機器の動作が不安定となってしまう。
このような課題を鑑みて、表示装置を電気的に絶縁状態でフレームに固定するとともに、外装部材の分解時に組立体からの表示装置の脱落を防止可能な電子機器を提供することを目的とする。
本願発明の一側面としての電子機器は、表示ユニットと、前記表示ユニットの表示部を保護する保護部材と、前記表示ユニットと前記保護部材との間に配置され、前記表示ユニットおよび前記保護部材の外周から突出するように形成された絶縁体であるスペーサと、を備えた表示装置と、電気的にグランド接続され、前記表示装置を保持するとともに、前記スペーサの保護部材側の領域を支持する支持部を備えた保持部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示装置を電気的に絶縁状態でフレームに固定可能であるとともに、外装部材の分解時に組立体からの表示装置の脱落を防止可能な電子機器を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器の一例であるデジタルカメラ1の外観斜視図である。図2は、デジタルカメラ1の表示装置2の周囲を分解した分解斜視図である。表示装置2は、LCDユニット21、保護窓(保護部材)22、およびスペーサ23から構成されている。LCDユニット21は、バックライトユニット(不図示)から光を照射されるLCDパネル21a、フレキシブル配線基板21b、およびベゼル21cを備えている。保護窓22は、無色透明のメタクリル樹脂で形成され、保護窓22の貼り付け面側には、スペーサ23やベゼル21cが外部から見えないように、黒色のマスク印刷が施されている。スペーサ23は、表示側両面テープ(第1の接着部)231、絶縁シート(絶縁部)232、および保護窓側両面テープ(第2の接着部)233の3層から形成されている。絶縁シート232のLCDパネル側には表示側両面テープ231、保護窓側には保護窓側両面テープ233が貼り付けられている。これらの粘着性により、LCDユニット21のベゼル21cと保護窓22は、スペーサ23によって接着固定されている。
表示装置2は、組立体としてのカメラアセンブリ1aのメインホルダ3に取り付けられる。そして、サブホルダ4をメインホルダ3に取り付けることで、表示装置2はカメラアセンブリ1aに固定される。表示装置2のベゼル21c、メインホルダ3、およびサブホルダ4は、全て導電性を有した金属で形成され、デジタルカメラ1のメイングランドにグランド接続されている。なお、LCDユニット21は、フレキシブル配線基板21bにより、メイン基板(不図示)に電気的に接続されている。その後、カメラアセンブリ1aにトップカバー5およびフロントカバー6を取り付け、最後にリアカバー7を取り付けることにより、デジタルカメラ1は完成する。
図3は、表示装置2のメインホルダ3への取り付け方法の説明図である。図3(b),(c)はそれぞれ、図3(a)のb部,c部の拡大図である。図3(b),(c)において、本実施形態の説明に不要な部品は省略している。図3(b),(c)に示すように、メインホルダ3には、係止部3a,3bが設けられている。図3(a)に示すように、表示装置2は、メインホルダ3に対して、矢印Aのように斜め上方向からの角度をつけて取り付けられる。これは、係止部(支持部)3a,3bによって、表示装置2の絶縁シート232を抑え込むためである。
図4は、サブホルダ4のメインホルダ3への取り付け方法の説明図である。図4(b)は、図4(a)のd部を裏側から見た斜視図である。図4(a),(b)において、本実施形態の説明に不要な部品は省略している。サブホルダ4に形成された半抜き形状の位置決めダボ4aは、メインホルダ3の丸穴部3cに嵌め込まれる。さらに、サブホルダ4のガイド部4eをメインホルダ3の溝部3dに落とし込むことで、サブホルダ4の移動を制限している。これにより、位置決めダボ4aと丸穴部3cとの嵌合を外れにくくし、サブホルダ4の脱落を防止する。図4(a)の左側に突出させた位置決めダボ4bは、メインホルダ3の丸穴部(不図示)に嵌め込まれる。図4(b)に示すように、メインホルダ3の穴部3eにサブホルダ4のガイド部4fを挿し込むことで、サブホルダ4の移動を制限している。これにより、位置決めダボ4bと丸穴部との嵌合を外れにくくし、サブホルダ4の脱落を防止する。サブホルダ4がメインホルダ3に取り付けられた後、2つの係止部4c,4dは、表示装置2の絶縁シート232を抑え込む。
図5は、リアカバー7の取り付け前のデジタルカメラ1の部分構成図である。図5(b)は図5(a)の左部分の斜視図、図5(c)は図5(a)の右部分の斜視図である。図5(a)に示すように、メインホルダ3の係止部3a,3bおよびサブホルダ4の係止部4c,4dが表示装置2の絶縁シート232の角部を抑え込むことにより、表示装置2はカメラアセンブリ1aから脱落しない状態で固定可能となる。表示装置2を脱落させないようにするには、表示装置2の少なくとも2辺以上を抑え、その抑える場所の間隔は、可能な限り広げたほうがよい。図5(b)に示すように、メインホルダ3の立ち曲げ部3f,3gは、絶縁シート232の端部と隙間を詰めており、表示装置2の面内方向への移動を規制している。メインホルダ3の係止部3a,3bの厚みはともに、周囲に比べておよそ半分になっている。図5(c)に示すように、係止部4c,4dをフレキシブル配線基板21bから離れた位置に配置することで、配線基板の断線の発生を避けている。係止部4c,4dの曲げ根元となる立ち壁部4gは、絶縁シート232の端部と隙間を詰めており、表示装置2の面内方向への移動を規制している。また、係止部4c,4dの厚みは、周囲に比べておよそ半分になっている。
図6は、リアカバー7を取り付け後の図5(a)のB−B線の部分断面図である。デジタルカメラ1は、リアカバー7がカメラアセンブリ1aに取り付けられた後、表示装置2の保護窓22とリアカバー7の開口部7aによって表示装置2の面内方向における位置が決まる。保護窓22と開口部7aの隙間X1に比べて、LCDユニット21とサブホルダ4の隙間X2を大きくしている。これにより、LCDユニット21と保護窓22の組み付けのバラツキや、LCDユニット21の外形のバラツキを隙間X2で吸収可能なフローティング構造となり、相対的な位置の自由度を持たせている。絶縁シート232は、絶縁体である黒色のPETシートから形成され、保護窓22と開口部7aの隙間X1から内部構造を見せないようにするとともに、LCDパネル21aの表示部以外から漏れるバックライト光を遮光するマスクの機能を有している。また、絶縁シート232は、LCDユニット21や保護窓22の外周から突出している。
サブホルダ4の係止部4cは、表示装置2の絶縁シート232を抑え込むことで、金属で形成された導電体のベゼル21cと、電気的に接触しない。すなわち、デジタルカメラ1のメイングランドと同電位である係止部4cと、LCDユニット21のベゼル21cの間には、絶縁シート232が配置されているため、これらの部材の電気的な絶縁状態が保たれる。したがって、保護窓22と開口部7aの隙間X1から静電気が印加されても、メイングランドと同電位のサブホルダ4が避雷針となるため、LCDユニット21は静電気の影響を受けにくく、デジタルカメラ1の動作は安定する。サブホルダ4は、保持部材としても機能し、リアカバー7から表示装置2側への外力、特にLCDユニット21への外力を伝えないようにすることで、LCDパネル21aの破損を防ぐ。リアカバー7にかかる外力が大きく、係止部4cが塑性変形した場合においても、絶縁シート232が介在するため、係止部4cとベゼル21cは電気的接触を回避でき、安定した絶縁状態が保たれる。
また、表示側両面テープ231の外形は、係止部4cまでは投影上重ならないようにしている。すなわち、係止部4は、絶縁シート232のうち、裏面に表示側両面テープが接着されていない領域を支持する。これにより、絶縁シート232とLCDユニット21との間に、表示側両面テープ231の厚み分の空間が形成される。この構造であれば、LCDユニット21が厚みの公差範囲内で最大厚みとなった場合においても、前述した空間で絶縁シート232を撓ませることで、サブホルダ4はメインホルダ3に所定の位置で取り付け可能となる。すなわち、前述した空間でLCDユニットの厚みのバラツキを吸収している。具体的には、表示側両面テープ231の厚みが0.1mmで、LCDパネル21の厚みのバラツキが±0.1mmである。
前述したように、サブホルダ4の係止部4cは、立ち壁部4cに対し、厚みがおよそ半分となっている。係止部4cの厚みを薄くすることで、リアカバー7側への突出量が減少し、デジタルカメラ1の厚みはさらに薄くなる。
なお、サブホルダ4の係止部4cの機能や構造について説明したが、メインホルダ3の係止部3a,3bや、サブホルダ4の係止部4dに関しても、同様である。
以上説明したように、本実施形態では、表示装置を電気的に絶縁状態でフレームに固定するとともに、外装部材の分解時に組立体からの表示装置の脱落を防止可能な電子機器を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本実施例ではLCDユニットを表示手段として有するデジタルカメラについて説明したが、本発明はデジタルカメラ以外の各種電子機器であっても表示ユニットを有するものに適用することができる。また、表示ユニットとしても、液晶ユニットだけでなく、自発光表示パネルを使用することができる。
1 デジタルカメラ(電子機器)
2 表示装置
21 LCDユニット(表示部ユニット)
21a LCDパネル(表示部)
22 保護窓(保護部材)
23 スペーサ
3 メインホルダ(保持部材)
3a 係止部(支持部)
3b 係止部(支持部)
4 サブホルダ(保持部材)
4c 係止部(支持部)
4d 係止部(支持部)
2 表示装置
21 LCDユニット(表示部ユニット)
21a LCDパネル(表示部)
22 保護窓(保護部材)
23 スペーサ
3 メインホルダ(保持部材)
3a 係止部(支持部)
3b 係止部(支持部)
4 サブホルダ(保持部材)
4c 係止部(支持部)
4d 係止部(支持部)
Claims (5)
- 表示ユニットと、前記表示ユニットの表示部を保護する保護部材と、前記表示ユニットと前記保護部材との間に配置され、前記表示ユニットおよび前記保護部材の外周から突出するように形成された絶縁体であるスペーサと、を備えた表示装置と、
電気的にグランド接続され、前記表示装置を保持するとともに、前記スペーサの保護部材側の領域を支持する支持部を備えた保持部材と、を有することを特徴とする電子機器。 - 前記スペーサは、前記表示ユニットと接着する第1の接着部と、前記保護部材と接着する第2の接着部と、前記第1および第2の接着部の間に配置され、前記1および第2の接着部の外周から突出するように形成された絶縁部と、を備え、
前記支持部は、前記絶縁部の保護部材側の領域のうち、前記絶縁部の表示ユニット側において前記第1の接着部が接着されていない領域を支持することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記支持部は、前記表示装置の少なくとも2辺以上と重なることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
- 前記支持部の厚みは、前記保持部材の他の部材の厚みに比べて薄いことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記支持部を覆い、取り付けられることで前記表示装置の位置決め可能な外装部材を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014243631A JP2016109701A (ja) | 2014-12-02 | 2014-12-02 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014243631A JP2016109701A (ja) | 2014-12-02 | 2014-12-02 | 電子機器 |
Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI611241B (zh) * | 2017-01-05 | 2018-01-11 | 友達光電股份有限公司 | 複合膠帶 |
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2014
- 2014-12-02 JP JP2014243631A patent/JP2016109701A/ja active Pending
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