JP6047920B2 - 二室容器 - Google Patents

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本発明は、例えば医療用容器として使用することができる二室容器に関する。
ガスバリア性を有する包材で形成された袋状容器本体の内部が引き剥がし可能な弱シール部によって二室に分断され、一方の室側に注出部が設けられた二室容器が知られている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
この二室容器は、例えば、注出部に臨む一方の室内に生理食塩水等の液体が収納され、他方の室内に酸素との接触が望ましくない嫌気性の粉状、顆粒状等の薬剤が収納された点滴用容器として使用される。
この二室容器を点滴装置に吊るして静脈注射する場合は、袋状容器本体の弱シール部を引き剥がし、他方の室内の薬剤等を一方の室内へと送り、液体中に溶かして点滴液とする。そして、カテーテルの一方の針を注出部に突き立てて一方の室内へと挿入し、他方の針を患者に刺入し、点滴を開始する。これにより、袋状容器本体内で調合された点滴液は注出部からカテーテルを通って患者の体内に送られる。
特開2005−168811号公報 特開2005−168810号公報 国際公開第2006/035718号公報
従来の二室容器は、その袋状容器本体がガスバリア性を有する包材で形成されるが、注出部が樹脂を射出成形することにより作られているので、外気中の酸素が注出部の樹脂を通過して袋状容器本体内に侵入するという問題がある。このため、従来の二室容器においては、注出部に臨む収納室内に酸素が接触しても変質等し難い生理食塩水等の液体が入れられ、他方の収納室内に酸素との接触により変質等しやすい嫌気性の薬剤が入れられる。
ところが、注出部側の収納室内に液体が入れられ、反対側の収納室内に粉状等の薬剤が入れられた場合、点滴操作を行う者が袋状容器本体の弱シール部を引き剥がすのを忘れ、生理食塩水等の液体のみを点滴してしまうというおそれがある。
従って、本発明はこのような問題点を解決することができる二室容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
なお、本発明の理解を容易にするため括弧付きの符号を付すが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、請求項1に係る発明は、ガスバリア性を有する包材で形成された袋状容器本体の内部が引き剥がし可能な弱シール部(1)によって二室に分断され、一方の収納室(9)側に注出部(8)が設けられた二室容器において、上記注出部(8)に臨む一方の収納室(9)が嫌気性剤の収納室とされ、他方の収納室(10)が、上記弱シール部(1)が引き剥がされたときに上記一方の収納室(9)内へと導入されて上記嫌気性剤と混合される液体の収納室とされ、上記注出部(8)には、注出部(8)の内外間を遮断するように延びるガスバリア層が設けられ、前記注出部(8)は、一方の前記収納室側に取り付けられる筒体(11a)と、この筒体の先端部に取り付けられるフランジ(11c)と、このフランジと嵌合するキャップ(13)と、を備え、前記ガスバリア層は、前記筒体と前記フランジとの間に挟持されつつ、前記筒体の外面に配置されている二室容器を採用する。
請求項2に記載されるように、請求項1に記載の二室容器において、袋状容器本体が自立性袋又はガセット袋であり、この自立性袋又はガセット袋の襠パネル(4)に注出部(8)が取り付けられたものとすることができる。
請求項3に記載されるように、請求項1又は請求項2に記載の二室容器において、前記フランジは、周方向外側に突出する凸部を有するものとすることができる。
請求項4に記載されるように、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の二室容器において、前記ガスバリア層は、前記筒体の先端において端板となって前記筒体の先端側開口を閉じ、前記筒体の外面に沿って配置されているものとすることができる。
本発明によれば、ガスバリア性を有する包材で形成された袋状容器本体の内部が引き剥がし可能な弱シール部(1)によって二室に分断され、一方の収納室(9)側に注出部(8)が設けられた二室容器において、上記注出部(8)に臨む一方の収納室(9)が嫌気性剤の収納室とされ、他方の収納室(10)が、上記弱シール部(1)が引き剥がされたときに上記一方の収納室(9)内へと導入されて上記嫌気性剤と混合される液体の収納室とされ、上記注出部(8)には、注出部(8)の内外間を遮断するように延びるガスバリア層が設けられ、前記注出部(8)は、一方の前記収納室側に取り付けられる筒体(11a)と、この筒体の先端部に取り付けられるフランジ(11c)と、このフランジと嵌合するキャップ(13)と、を備え、前記ガスバリア層は、前記筒体と前記フランジとの間に挟持されつつ、前記筒体の外面に配置されたものであるから、注出部(8)に臨む収納室(9)内に嫌気性剤を収納し、反対側の収納室(10)内に液体を収納しても、注出部(8)を容器内へと透過しようとする外気はガスバリア層によって遮断されるので、注出部(8)側に収納された薬剤等の劣化は未然に防止される。また、弱シール部(1)を引き剥がすことなく注出部(8)から液体を注出しようとしても液体が出てこないので、弱シール部(1)が引き剥がされていないことが直ちに分かり、従来発生していた液体のみを注出するという誤操作を未然に防止することができる。
本発明に係る二室容器の一例の斜視図である。 図1に示す二室容器の底面図である。 図2に示す注出部近傍の拡大断面図である。 図3に示す箇所の部分拡大図である。 本発明に係る二室容器の他の例の底面図である。 図5に示す注出部近傍の拡大断面図である。 図6に示す箇所の部分拡大図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
<実施の形態1>
図1に示すように、この二室容器は、袋状容器本体を有し、この袋状容器本体の内部が、引き剥がし可能な弱シール部1によって二室に分断される。
袋状容器本体は、ガスバリア性を有するフィルム状又はシート状の包材で形成される。包材としては、従来良く知られたガスバリア層を含んだ多層フィルム等を用いることができる。多層フィルムとしては、例えばアルミニウム箔を樹脂フィルムでサンドイッチしたもの、樹脂フィルムに金属を蒸着したもの等がある。
袋状容器本体は、図1及び図2に示すように、自立性袋として構成される。例えば、上記包材で作られた前後パネル2,3間に同様な包材で作られた襠パネル4を山折り状に挿入し、前後パネル2,3の左右の側縁同士、前後パネル2,3と襠パネル4の左右の側縁同士、及び襠パネル4の左右の側縁同士をそれぞれヒートシール部5,6で接合することにより形成される。このように袋状容器本体の全体が上記包材で作られる結果、袋状容器本体は全体としてガスバリア性を付与される。
弱シール部1は、例えば上記ヒートシール部5,6,7におけるよりも低温度かつ低圧力で前後パネル2,3同士を熱プレスすることによって形成される。
図1及び図2に示すように、袋状容器本体である自立性袋の襠パネル4には、注出部8が設けられる。注出部8は、自立性袋を立体状に膨張させる際に拡開する襠パネル4に取り付けられる。
袋状容器本体である自立性袋の内部は、上記注出部8に臨む一方の収納室9が嫌気性剤の収納室とされ、他方の収納室10が、上記弱シール部1が引き剥がされたときに上記他方の収納室10から一方の収納室9内へと導入されて上記嫌気性剤と混合される液体の収納室とされる。
嫌気性剤は酸素との接触により酸化、変質、吸湿等し易いものであり、一般に粉状、粒状、顆粒状を呈する。より具体的には、嫌気性剤は薬剤のほかビタミン剤、茶、インスタントコーヒー等である。このような嫌気性剤が上記注出部8側の収納室9内に入れられ、弱シール部1によって他方の収納室10内から遮断される。液体は、生理食塩水のほかブドウ糖液、水等であり、このような液体が弱シール部1によって隔てられた反対側の収納室10内に入れられ密封される。
図3及び図4に示すように、上記注出部8は、筒体11aと、筒体11aの基端側に設けられるフランジ11bと、筒体11aの先端側に設けられるフランジ11cとを具備し、射出成形樹脂により一体成形される。
また、注出部8には、注出部8の内外間を遮断するように延びるガスバリア層が設けられる。ガスバリア層は、例えば金属箔であるアルミニウム箔、ガスバリア性フィルム等で構成される。アルミニウム箔等は単独では破断しやすいので、例えばポリプロピレン樹脂フィルムでサンドイッチ状に積層したガスバリア材として取り扱われる。
図3及び図4中、符号12はガスバリア層を含んだガスバリア材を示す。このガスバリア材12は、例えばPP(ポリプロピレン樹脂)/AL(アルミニウム箔)/PP、PP/アルミニウム蒸着PET(ポリエチレンテレフタレート)/PP等の積層フィルム又はシートとして構成される。
ガスバリア材12は次のようにして上記射出成形樹脂と一体化される。
すなわち、ガスバリア材12がカップ状に深絞り成形されたうえで図示しない射出成形金型の雄型に被せられ、溶融樹脂が金型内に射出される。これにより、図3及び図4に示すように、ガスバリア材12が射出成形樹脂の内面に付着した注出部8が成形される。
この注出部8の成形体において、ガスバリア材12は、注出部8の筒体先端において端板12aを呈して筒体11aの先端の開口を閉じ、端板12aの回りから筒体11aの内面に沿って基端側フランジ11bの中ほどへと延びている。これにより、注出部8にガスバリア性が付与され、注出部8の外側から注出部8の内側への酸素等の通過が防止される。
なお、ガスバリア材12は、深絞り成形に限らず、筒体11a及び基端側フランジ11bに対応する箇所を襞状に折り込むことによっても成形することができる。
図3及び図4に示すように、上記注出部8の筒体11aの先端には、キャップ13が被せられる。
このキャップ13は、天板13aと、天板13aの回りから垂下する垂下壁13bとを具備する。キャップ13の内面はゴム製のパッキン14で覆われる。キャップ13の天板13aの中央には穴13cが穿設され、この穴13cがパッキン14によって覆われる。また、パッキン14は垂下壁13bを覆う箇所においてアンダーカット部14aを有する。このアンダーカット部14aに注出部8における筒体11aの先端側フランジ11cが嵌め込まれることによって、キャップ13が筒体11aの先端に固定される。
なお、キャップ13の垂下壁13bの内面に雌ネジを形成し、注出部8の筒体11aの外面に雄ネジを形成することで、キャップ13を注出部8に螺着させることも可能である。
上記注出部8は、図4に示すように、その基端側フランジ11bを利用して上記袋状容器本体の襠パネル4に取り付けられる。
すなわち、襠パネル4に穴4aが穿設され、この穴4aに注出部8が袋状容器本体の内側から挿入され、基端側フランジ11bが襠パネル4の内面に当てられて接着される。この接着には、例えば熱接着又は超音波接着が使用される。
図3及び図4に示すように、ガスバリア材12が注出部8の内面側に配置されることから、アルミニウム箔の端面が袋状容器本体内に露出することがないよう、ガスバリア材12がフランジ11bに重なる箇所には、その上から被覆材15が貼着され、アルミニウム箔の端面が覆われる。この被覆材15としては、例えばポリプロピレン樹脂のフィルム又はシートをリング状に打ち抜いたものを使用することができる。あるいは、注出部8を再び金型にインサートし、射出成形により上記被覆材15に該当する部分を形成することでアルミニウム端面を被覆するようにしてもよい。
次に、上記構成の二室容器の作用について説明する。
(1)図1に示す二室容器であって上端のヒートシール部7と弱シール部1とが未シールのものを用意する。
(2)嫌気性剤である粉末状等の薬剤を二室容器における袋状容器本体の未シール部から注出部8側の収納室9に投入する。次いで、弱シール部1をシールし、注出部8側の収納室9を密封する。
(3)袋状容器本体の未シール部から生理食塩水等の液体を弱シール部1で区画された収納室10に充填する。この液体の収納室10は嫌気性剤の収納室9と弱シール部1によって遮断されているので、両者が混じり合うことはない。次いで、未シール部をシールしてヒートシール部7を形成し、液体の収納室10を密封する。
これにより、二室容器による包装体が例えば点滴用バッグとして完成する。この二室容器の袋状容器本体はガスバリア性を有する包材で形成されていることから、包装体の保管、搬送中において袋状容器本体内への外気の侵入が阻止され、従って、生理食塩水等の液体や嫌気性剤は酸化等から保護される。
また、注出部8にはガスバリア層が設けられていることから、外気は注出部8の射出成形樹脂を通って袋状容器本体内へ侵入しようとしてもガスバリア層によって遮断され、従って、嫌気性剤は注出部8側の収納室9に収納されているにも拘らず酸化等から適正に保護される。
(4)二室容器による包装体が点滴用バッグである場合、その使用に際しては袋状容器本体の中間部にある弱シール部1が作業者によって引き剥がされる。
これにより、液体の収納室10内から嫌気性剤の収納室9内へと液体が流入し、嫌気性剤と液体とが混じり合って点滴液とされる。
(5)点滴用バッグが作業者によって図示しない点滴装置に吊るされ、図示しないカテーテルの一方の針が注出部におけるパッキン14とガスバリア材12の端板12aとの双方に突き立てられることによって袋状容器本体内へと挿入される。また、カテーテルの他方の針が患者に刺入される。
これにより点滴が開始され、袋状容器本体内で調合された点滴液が注出部8からカテーテルを通って患者の体内に送られる。
上記説明から明らかなように、弱シール部1を剥がすことなく上記点滴を行おうとすると、点滴液が注出部8から流出することはないので、作業者は直ちに操作ミスを認識することができる。従って、従来のような生理食塩水等の液体のみを患者に点滴するような事態は未然に防止される。
なお、二室容器を飲料用等として用いる場合は、例えば嫌気性剤の収納室9内にインスタントコーヒーの粉末等が入れられ、液体の収納室10内には水等が入れられる。また、注出部8には例えば穴13cが穿設されていないキャップ13が被せられる。使用者によって弱シール部1が引き剥がされると、インスタントコーヒーの粉末が水に溶かされてコーヒー飲料とされる。そして、使用者によって注出部8からキャップ13が除去され、ガスバリア材12の端板12aが破られることにより、注出部8からコーヒー飲料が袋状容器本体外に注出可能となる。
<実施の形態2>
図5乃至図7に示すように、この実施の形態2では、実施の形態1とは構造が異なる注出部が採用される。
この注出部8は、筒体11aと、筒体11aの基端側に設けられるフランジ11bと、筒体11aの先端側に設けられるフランジ11cとを具備し、筒体11aと基端側フランジ11bは射出成形樹脂により一体成形され、先端側フランジ11cは筒体11aとは別体として射出成形樹脂により成形される。
また、注出部8には、注出部8の内外間を遮断するように延びるガスバリア層が設けられるが、このガスバリア層はガスバリア材12として上記射出成形樹脂と一体化される。
すなわち、ガスバリア材12がカップ状に深絞り成形されたうえで図示しない射出成形金型の雌型内に挿入され、雌雄型が結合される。金型の雄型には予め上記筒体11aと基端側フランジ11bに対応する凹部が形成され、雌型には予め先端側フランジ11cに対応する凹部が形成されている。そこで、上記雌雄型の凹部内に溶融樹脂が射出され、図6及び図7に示すように、射出成形樹脂からなる筒体11a及び基端側フランジ11bの外面にガスバリア材12が付着し、ガスバリア材12の先端の外周面に先端側フランジ11cが付着した注出部8が形成される。
この注出部8の成形体において、ガスバリア材12は、注出部8における筒体11aの先端において端板12aとなって筒体11aの先端を閉じ、端板12aの回りから筒体11aの外面に沿って基端側フランジ11bの中ほどへと延びている。これにより、注出部8にガスバリア性が付与され、注出部8の外側から注出部8の内側への酸素等の通過が防止される。
図6及び図7に示すように、上記注出部8の筒体11aの先端には、キャップ13が被せられる。このキャップ13のアンダーカット部14aに筒体11aの先端側フランジ11cが嵌め込まれることによって、キャップ13が筒体11aの先端に固定される。
上記注出部8は、図7に示すように、その基端側フランジ11bを利用して上記袋状容器本体の襠パネル4に取り付けられる。
すなわち、襠パネル4に穴4aが穿設され、この穴4aに注出部8が袋状容器本体の内側から挿入され、基端側フランジ11bが襠パネル4の内面に当てられて接着される。この接着には、例えば熱接着又は超音波接着が使用される。
図7に示すように、ガスバリア材12におけるアルミニウム箔の端面が袋状容器本体外に露出することがないよう、襠パネル4の穴4aの周縁部がフランジ11b上においてガスバリア材12の上に被せられ接着される。このとき、ガスバリア材12とフランジ11bとが同時に襠パネル4の内面に接着され、そのため注出部8のガスバリア性が維持されるとともに、ガスバリア材12の端面が外部に露出することはない。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態1,2では袋状本体を自立性袋として説明したが、ガセット袋等他の構造を有する袋であってもよい。
1…弱シール部
4…襠パネル
8…注出部
9…嫌気性剤の収納室
10…液体の収納室
11a…筒体

Claims (4)

  1. ガスバリア性を有する包材で形成された袋状容器本体の内部が引き剥がし可能な弱シール部によって二室に分断され、一方の収納室側に注出部が設けられた二室容器において、上記注出部に臨む一方の収納室が嫌気性剤の収納室とされ、他方の収納室が、上記弱シール部が引き剥がされたときに上記一方の収納室内へと導入されて上記嫌気性剤と混合される液体の収納室とされ、上記注出部には、注出部の内外間を遮断するように延びるガスバリア層が設けられ、
    前記注出部は、一方の前記収納室側に取り付けられる筒体と、この筒体の先端部に取り付けられるフランジと、このフランジと嵌合するキャップと、を備え、
    前記ガスバリア層は、前記筒体と前記フランジとの間に挟持されつつ、前記筒体の外面に配置されていることを特徴とする二室容器。
  2. 請求項1に記載の二室容器において、袋状容器本体が自立性袋又はガセット袋であり、この自立性袋又はガセット袋の底パネルに注出部が取り付けられたことを特徴とする二室容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の二室容器において、前記フランジは、周方向外側に突出する凸部を有することを特徴とする二室容器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の二室容器において、前記ガスバリア層は、前記筒体の先端において端板となって前記筒体の先端側開口を閉じ、前記筒体の外面に沿って配置されていることを特徴とする二室容器。
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