JP6046437B2 - ギヤードモータおよび蓋体駆動装置 - Google Patents
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Description
外部の配線を着脱可能に接続するためのコネクタと、
前記出力軸の回転角度を検出するために前記ケース内に設置されたポテンショメータと、
前記モータおよび前記コネクタが搭載された基板と、を有し、
前記モータおよび前記ポテンショメータは、前記ケースの内で前記コネクタと電気的に接続されており、
前記ポテンショメータからの信号は、前記コネクタを介して外部に出力され、
前記コネクタに供給される電力の極性を反転させると、前記モータの回転方向が逆転して前記出力軸の回転方向が逆転するとともに、前記ポテンショメータに印加される電圧の
極性が反転し、
前記ケースは、当該ケースの内部を軸線方向で一方側と他方側とに部分的に仕切る中間板部を備えており、
前記中間板部の前記一方側には、前記モータのモータ本体から突出した回転軸に取り付けられたピニオン、前記輪列において前記ピニオンと噛合している第1歯車、および、前記ポテンショメータが配置されており、
前記中間板部の前記他方側には、前記モータ本体、前記出力歯車、前記輪列において前記出力歯車と噛合している最終歯車、および、前記基板が配置されており、
前記ポテンショメータは、前記最終歯車に噛合するポテンショ歯車の回転角度を検出することを特徴とする。
合でも、ポテンショメータから出力される信号を処理する制御装置の側では、信号に対する処理を変更することなく回転軸に回転角度を把握して、モータを駆動制御することができる。よって、ギヤードモータを便座の回転中心軸線の一方の端部分に連結されるタイプのものとして用いた場合でも、他方の端部分に連結されるタイプのものとして用いた場合でも、同一の制御装置を用いることができる。さらに、ポテンショメータがケースの内部でコネクタと接続されており、モータへの電力の供給とポテンショメータへの電圧の印加がコネクタを介して行われているので、コネクタと制御装置の間を接続する配線を変更するだけで、モータへ供給される電力の極性およびポテンショメータへ印加される電圧の極性を同時に変更することができる。また、ポテンショメータと輪列の最終歯車とを中間板部を挟んだ一方側と他方側に配置できるので、ポテンショメータを配置する際にポテンショメータと輪列との干渉を回避できる。
図1は本発明のギヤードモータの斜視図である。なお、以下の説明において、説明の便宜上、図の上下に従ってギヤードモータ1の上下を説明する。また、ギヤードモータ1を上方から見たときに、出力軸2が位置する長手方向の一方側をギヤードモータ1の装置前側(装置前方)、その反対側を装置後側(装置後方)とし、装置の前後方向と直交する方向を幅方向として説明する。図1に示すように、ギヤードモータ1はケース10を備えている。ケース10の前側部分(長手方向の一方の端側部分)の上面10aに設けられた開口11からは、出力軸2が突出している。
図2はギヤードモータ1から出力軸2を駆動する駆動系を取り出して示した斜視図である。図3はギヤードモータ1に搭載されたポテンショメータに印加される電圧の極性と、ポテンショメータから出力される信号の関係を示す説明図である。なお、図2では、各歯車の噛合関係を分かり易くするために、一部の歯車の歯部を2点鎖線で省略している。図2に示すように、ケース10内には、出力軸2の駆動源となるモータ14、出力歯車15、第1モータ14の駆動力を減速して出力歯車15に伝達する輪列16、および、角度検出機構17が収納されている。モータ14はケース10の後端部分に収納されており、出力歯車15はケース10の前側部分に収納されている。
次に、図1、図4〜図6を参照して、ケース10を詳細に説明する。図4は下ケース41を上方から見た斜視図である。図5(a)は中ケース42を上方から見た斜視図であり、図5(b)は中ケース42を下方から見た斜視図である。図6は上ケース43を下方から見た斜視図である。図1に示すように、ケース10は上方から上方に積層された下ケース41、中ケース(第1ケース)42、上ケース(第2ケース)43を備えている。ケース10内には、図3に示すように、モータ14と、出力歯車15と、輪列16が収納されている。
図7はギヤードモータの組立て手順の説明図である。ギヤードモータ1を組み立てる際には、図4、図7(a)に示すように、下ケース41の出力歯車支持部47に出力歯車15を載置する。また、下ケース41の第1支軸下端保持部48a、第2支軸下端保持部48b、第3支軸下端保持部48c、第4支軸下端保持部48dにそれぞれ第1支軸36、第2支軸37、第3支軸38、第4支軸39を保持させる。そして、第2支軸37、第3支軸38、第4支軸39に、それぞれ第2複合歯車32、第3複合歯車33、第4複合歯車34を回転可能に支持させる。
次に、ギヤードモータ1を搭載する蓋体駆動装置を説明する。図8は本発明を適用したギヤードモータ1を搭載する蓋体駆動装置の説明図である。本例の蓋体駆動装置100は、ギヤードモータ1と、ギヤードモータ1を駆動制御する制御装置101と、ギヤードモータ1と制御装置101との間を電気的に接続しているコネクタケーブル102を備えている。制御装置101はコネクタケーブル102を介してポテンショメータ40から送られてくる信号に基づいて、ギヤードモータ1のモータ14への給電を制御する。制御装置101はコネクタケーブル102が着脱可能に接続される制御装置側コネクタ101aを備えている。ギヤードモータ1は、その出力軸2が、予め定めた回転中心軸線L1回りに回動する蓋体105に対して当該出力軸2の軸線Lと当該回転中心軸線L1とを一致させた状態で当該蓋体105に連結される。
本例では、コネクタ13を介してモータ14に供給される電力の極性を反転させると、出力軸2の回転方向が逆転する。従って、ギヤードモータ1を洋式便器の便座や便蓋や洗濯機の上面に設けられた蓋などの蓋体駆動装置100として用いる場合には、蓋体105の回転中心軸線の一方の端部分に連結されるタイプものとしても、他方の端部分に連結されるタイプのものとしても用いることができる。
2・・・出力軸
10・・・ケース
11・・・開口
13・・・コネクタ
14・・・モータ
15・・・出力歯車
16・・・輪列
20・・・モータ本体
21・・・回転軸
22・・・剛性基板
30・・・ピニオン
31a・・・第1複合歯車の第1大径歯車(第1歯車)
34b・・・第4複合歯車の第4小径歯車(最終歯車)
35・・・ポテンショ歯車
40・・・ポテンショメータ
40a・・・リード線
42・・・中ケース(第1ケース)
43・・・上ケース(第2ケース)
53・・・中間板部
59・・・挿通孔
63・・・溝
73・・・リード線押さえ突起
100・・・蓋体駆動装置
101・・・制御装置
102・・・コネクタケーブル
L・・・軸線
Claims (7)
- モータと、出力歯車と、前記モータの回転を前記出力歯車に伝達する輪列と、前記モータ、前記出力歯車および前記輪列を収納するケースと、前記出力歯車と一体に回転するとともに前記ケースに設けられた開口から一部分が外側に突出している出力軸とを有するギヤードモータにおいて、
外部の配線を着脱可能に接続するためのコネクタと、
前記出力軸の回転角度を検出するために前記ケース内に設置されたポテンショメータと、
前記モータおよび前記コネクタが搭載された基板と、を有し、
前記モータおよび前記ポテンショメータは、前記ケースの内で前記コネクタと電気的に接続されており、
前記ポテンショメータからの信号は、前記コネクタを介して外部に出力され、
前記コネクタに供給される電力の極性を反転させると、前記モータの回転方向が逆転して前記出力軸の回転方向が逆転するとともに、前記ポテンショメータに印加される電圧の極性が反転し、
前記ケースは、当該ケースの内部を軸線方向で一方側と他方側とに部分的に仕切る中間板部を備えており、
前記中間板部の前記一方側には、前記モータのモータ本体から突出した回転軸に取り付けられたピニオン、前記輪列において前記ピニオンと噛合している第1歯車、および、前記ポテンショメータが配置されており、
前記中間板部の前記他方側には、前記モータ本体、前記出力歯車、前記輪列において前記出力歯車と噛合している最終歯車、および、前記基板が配置されており、
前記ポテンショメータは、前記最終歯車に噛合するポテンショ歯車の回転角度を検出することを特徴とするギヤードモータ。 - 請求項1において
前記基板と前記ポテンショメータとを電気的に接続しているリード線を有し、
前記中間板部には、前記ポテンショメータを前記他方側から前記一方側に通過させることが可能な挿通孔が設けられており、
前記リード線は、前記挿通孔内を引き回されていることを特徴とするギヤードモータ。 - 請求項2において、
前記中間板部における前記一方側の面には、溝が形成されており、
前記リード線は、前記溝内を引き回されており、
前記溝は、軸線方向で前記第1歯車と重なる位置に設けられていることを特徴とするギヤードモータ。 - 請求項3において、
前記挿通孔は、前記軸線方向から見たときに、少なくとも一部分が前記第1歯車と重なっていることを特徴とするギヤードモータ。 - 請求項4において、
前記ケースは、前記中間板部を備える第1ケースと、前記第1ケースに積層されて前記中間板部の一方側を被う第2ケースとを備えており、
前記第2ケースには、前記第1ケースに積層されたときに前記溝内に入り込んで前記リード線の浮き上がりを防止するリード線押さえ突起が設けられていることを特徴とするギヤードモータ。 - 請求項1ないし5の何れかの項に記載のギヤードモータと、
前記ギヤードモータの前記ポテンショメータからの信号に基づいて前記モータへの給電を制御する制御装置と、
前記コネクタを介して前記ギヤードモータと前記制御装置とを電気的に接続しているケーブルと、を有し、
前記ギヤードモータの前記出力軸は、予め定めた回転中心軸線回りに回動する蓋体に対して当該出力軸の軸線と当該回転中心軸線とを一致させた状態で当該蓋体に連結されることを特徴とする蓋体駆動装置。 - 請求項6において、
前記制御装置は、前記ケーブルを着脱可能に接続する制御装置側コネクタを備え、
前記ケーブルは、一方の端が前記コネクタを介して前記ギヤードモータに接続され、他方の端が前記制御装置側コネクタを介して前記制御装置に接続されていることを特徴とする蓋体駆動装置。
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