JP2019047589A - ギヤボックス装置 - Google Patents

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優樹 斎藤
Yuki Saito
優樹 斎藤
陽介 百瀬
Yosuke Momose
陽介 百瀬
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Abstract

【課題】筐体内に配線されるリード線とギヤとの干渉を防ぎ、コンパクトな筐体内へ組み付ける回転軸などの組立性を向上を図り、少ない部品点数とすることで部材費や組立費の削減を図る。【解決手段】ギヤボックス装置は、モータ部と、モータ部の回転軸と平行に配置される回転軸を備えるギヤ列と、モータ部とギヤ列を収容する筐体とを備え、筐体は、ギヤ列を組み込む開口を有すると共に、モータ部の端子に接続されたリード線を開口に向けて引き出す配線スペースを備え、開口には、ギヤ列を軸支する軸支部とリード線をギヤ列と分離してガイドするガイド部とが一体に設けられた蓋体が装着されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ギヤボックス装置に関するものである。
筐体(ギヤボックス)内にモータとギヤ列が収容されたギヤボックス装置は、モバイル電子機器や小型ロボットの関節部などの駆動ユニットとして一般に用いられている。
このようなギヤボックス装置は、モータ部の回転軸とギヤ減速部の回転軸を筐体内で並置させることによって、小型化を図りつつ省スペース化を可能にしている。また、組立性を向上させるために、筐体の一部(底蓋など)に回転軸の軸受を一体形成する構造などが採用されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2007−159237号公報
前述した従来のギヤボックス装置は、電子機器内に組み込む際にモータ部に入力信号を送るための配線が必要な場合がある。このような場合、小型のモバイル電子機器などでは、機器内でギヤボックス装置が占有できるスペースが限られているので、モータの端子に接続されたリード線を筐体内に一部配線して、最短の引き回しで配線することが求められる。
このような要求に対応して、ギヤボックス装置の筐体内にリード線を配線する場合に、ギヤボックス内にはギヤ列が配置されているので、振動などでリード線の収容位置が移動すると、リード線がギヤに干渉してリード線を傷付けたり、最悪の場合にはリード線が断線するなどの不具合を起こす可能性があった。
ギヤボックス装置は、小型のモバイル電子機器に組み込む際には高いコンパクト性が求められることから、狭い筐体内部に如何に組立性良くギヤや回転軸を組み込むかの課題があり、更には、少ない部品点数で部材費や組立費を削減することも求められているので、前述した筐体内におけるリード線の干渉に対しても、組立性を考慮し且つ少ない部品点数で対応することが求められている。
本発明は、このような要求に対応することを課題としている。すなわち、筐体内に配線されるリード線とギヤとの干渉を防ぐこと、コンパクトな筐体内へ組み付ける回転軸などの組立性を向上すること、少ない部品点数とすることで部材費や組立費の削減を図ること、などが本発明の課題である。
このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
モータ部と、前記モータ部の回転軸と平行に配置される回転軸を備えるギヤ列と、前記モータ部と前記ギヤ列を収容する筐体とを備え、前記筐体は、前記ギヤ列を組み込む開口を有すると共に、前記モータ部の端子に接続されたリード線を前記開口に向けて引き出す配線スペースを備え、前記開口には、前記ギヤ列を軸支する軸支部と前記リード線を前記ギヤ列と分離してガイドするガイド部とが一体に設けられた蓋体が装着されていることを特徴とするギヤボックス装置。
本発明の実施形態に係るギヤボックス装置を示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るギヤボックス装置の組立平面図である。 本発明の実施形態における蓋体の単体図((a)が平面図、(b)が側面図)である。 本発明の実施形態に係るギヤボックス装置の正面図((a)が蓋体を装着する前の状態、(b)が蓋体を装着した後の状態)である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
本発明の実施形態に係るギヤボックス装置1は、図1及び図2に示すように、モータ部2とギヤ列3と筐体5を主な構成として備えている。モータ部2は、モータ単体でもよいが、図示の例では、ギヤドモータであり、モータ2Aと遊星歯車伝動部(減速部)2Bとが同軸状に連結されている。ギヤ列3は、モータ部2の出力を変速するものであり、モータ部2の出力回転軸20と平行(又は同軸)に配置される回転軸を備えている。図示の例では、ギヤ列3は、第1ギヤ3A、第2ギヤ3B、第3ギヤ3Cを備えている。
筐体5は、モータ部2とギヤ列3を収容する枠体(ギヤボックス)であり、モータ収容部5Bとギヤ列収容部5Cを備えている。また、筐体5は、モータ部2の端子2Cに接続されたリード線4を収容する配線スペース5Dを有しており、配線スペース5Dは、モータ収容部5Bに隣接して設けられている。
また図示の例では、筐体5は、モータ収容部5Bに並設して、リードスクリュー配置部5Eが設けられており、その両端には、ナット体8が螺合したリードスクリュー7がモータ部2の出力回転軸20と平行に軸支されている。リードスクリュー7は、その一端側が軸受7Aを介してリードスクリュー配置部5Eの一端側に軸支されており、その他端側は、Oリング7Bを介して、後述する蓋体6の軸受部6A3に軸支されている。
筐体5は、軸方向の一方側でギヤ列3を組み込むためにギヤ列収容部5Cを開放する開口5Aを有している。モータ部2の端子2Cに接続されて配線スペース5Dに収容されたリード線4は、開口5Aに向けて引き出される。開口5Aには、蓋体6が装着され、開口5Aを塞ぐように配置される。筐体5と蓋体6は、共に樹脂材で形成することができ、それぞれを一体成形することができる。筐体5の開口5Aに蓋体6を装着する際には、両者の隙間を接着剤等で埋めることによって、筐体5内の防水・防塵が可能になる。尚、図1に示す筐体5は、ギヤ列収容部5Cを見え易くするため、ギヤ列3の周辺の一部を省略している。
蓋体6は、ギヤ列3を軸支する軸支部6Aとリード線4をギヤ列3と分離してガイドするガイド部6Bとが一体に設けられている。軸支部6Aは、図示の例では、第1ギヤ3Aの回転軸を軸支する軸受部6A1と、第2ギヤ3Bを軸支する軸部6A2と、第3ギヤ3Cをリードスクリュー7の端部と共に軸支する軸受部6A3とを備えている。
蓋体6のガイド部6Bは、筐体5の内部に向けて突出しており、ギヤ列3に対しては、ギヤ列分離壁6B2を形成し、その反対側にリード線4をガイドするリード線案内凹部6B1が形成されている。また、ガイド部6Bの突出端6B3は、図2に示すように、モータ部2の端部に当接するようになっており、これによって、モータ部2の端部を位置決め固定する機能を有している。
このようなギヤボックス装置1の組み立て工程を説明する。先ず、筐体5のモータ収容部5Bにモータ部(ギヤドモータ)2を収容し、モータ部2の端子2Cに接続されているリード線4を、配線スペース5Dに収容して開口5Aから引き出す。その後適宜、リードスクリュー配置部5Eの一端側にナット体8が螺合しているリードスクリュー7の一端側を軸受7Aを介して軸支し、リードスクリュー7の他端側を、Oリング7Bを介してギヤ列収容部5Cに挿入する。
そして、図4(a)に示すように、開口5Aからギヤ列収容部5Cに第1ギヤ3Aと第2ギヤ3Bと第3ギヤ3Cを収容し、第1ギヤ3Aをモータ部2の出力回転軸20に接続して、第3ギヤ3Cをリードスクリュー7の端部に接続する。
その後、図4(b)に示すように、開口5Aを蓋体6で塞ぐように、開口5Aに蓋体6を装着する。この際、蓋体6の軸受部6A1に第1ギヤ3Aの回転軸が軸支され、蓋体6の軸部6A2が第2ギヤを軸支し、蓋体6の軸受部6A3にリードスクリュー7の端部が軸支されることになる。また、蓋体6のガイド部6Bは、開口5Aから筐体5内に挿入されることで、開口5Aに引き出されているリード線4をギヤ列3から分離して、リード線案内凹部6B1内に収容する。開口5Aと蓋体6との間の隙間には、必要に応じて接着剤等が充填され、筐体5内の防水性或いは防塵性が担保される。
このようなギヤボックス装置1によると、単一部品である蓋体6が、軸支部6Aとガイド部6Bとを備えていることで、筐体5の開口5Aに蓋体6を装着するという簡単な組み付け工程で、ギヤ列3の軸支、ギヤ列3とリード線4との分離、モータ部2の位置決め固定などを一度に行うことができる。これによって、コンパクトな筐体5内に部品を組み付けるギヤボックス装置1の組立性を改善することができる。また、蓋体6が軸や軸受部品を兼用していることで、部品点数を減らすことが可能になり、部材費や組立費用の削減を図ることが可能になる。
そして、ギヤボックス装置1は、リード線4を筐体5に収めることができるので、ギヤボックス装置1が搭載される電子機器内での配線の省スペース化を図ることができる。また、筐体5内に収容されたリード線4は、ギヤ列3からガイド部6Bによって構造上分離されているので、リード線4がギヤに干渉して損傷や断線を起こすリスクを大幅に低減することが可能になる。
なお、前述した説明では、ギヤ列3の最終ギヤ(第3ギヤ3C)がリードスクリュー7に接続される例を示しているが、これに限らず、ギヤ列3の最終ギヤは、様々な形態の出力軸や他の伝動部に接続して、駆動力を伝達することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1:ギヤボックス装置,
2:モータ部(ギヤドモータ),20:出力回転軸,
2A:モータ,2B:遊星歯車伝動部,2C:端子,
3:ギヤ列,3A:第1ギヤ,3B,第2ギヤ,3C:第3ギヤ,
4:リード線,5:枠体,5A:開口,
5B:モータ収容部,5C:ギヤ列収容部,5D:配線スペース,
5E:リードスクリュー配置部,
6:蓋体,6A:軸支部,
6A1,6A3:軸受部,6A2:軸部,
6B:ガイド部,
6B1:リード線案内凹部,6B2:ギヤ列分離壁,6B3:突出端,
7:リードスクリュー,7A:軸受,7B:Oリング,8:ナット体

Claims (5)

  1. モータ部と、前記モータ部の回転軸と平行に配置される回転軸を備えるギヤ列と、前記モータ部と前記ギヤ列を収容する筐体とを備え、
    前記筐体は、前記ギヤ列を組み込む開口を有すると共に、前記モータ部の端子に接続されたリード線を前記開口に向けて引き出す配線スペースを備え、
    前記開口には、前記ギヤ列を軸支する軸支部と前記リード線を前記ギヤ列と分離してガイドするガイド部とが一体に設けられた蓋体が装着されていることを特徴とするギヤボックス装置。
  2. 前記モータ部は、ギヤドモータであることを特徴とする請求項1記載のギヤボックス装置。
  3. 前記軸支部は、前記ギヤ列の回転軸を軸支する軸受部と、前記ギヤ列のギヤを軸支する軸部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のギヤボックス装置。
  4. 前記軸支部には、前記モータ部の回転軸と平行に軸支されるリードスクリュの一端側が軸支されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のギヤボックス装置。
  5. 前記ガイド部は、前記筐体の内部に向けて突出しており、その突出端が前記モータ部の端部を位置決めしていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のギヤボックス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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