JP6042143B2 - 基板保持部材及びそれを備えた基板処理装置 - Google Patents

基板保持部材及びそれを備えた基板処理装置 Download PDF

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本発明は、半導体ウエハ、液晶ディスプレイ用基板、プラズマディスプレイ用基板、有機EL用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスプレイ用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、太陽電池用基板(以下、単に基板と称する)を起立姿勢で保持する基板保持部材及びそれを備えた基板処理装置に関する。
従来、この種の装置として、基板の両面の周縁部を当接して保持する基板保持部材がある(例えば、特許文献1参照)。この基板保持部材は、第1V溝と第2V溝を含む保持溝を備え、第1V溝は、一対の第1傾斜面と、基板の厚み未満の幅に形成された水平な第1溝底部とを含み、第2V溝は、一対の第2傾斜面と、第1溝底部から下降するように傾斜した第2溝底部とを備えている。
このように構成された基板保持部材は、第1溝底部の幅が基板の厚み未満であるので、基板はその両面の周辺部において一対の第1傾斜面に点接触する。そのため、濡れている基板を保持する場合であっても、基板から流下する液体は保持溝から排出されやすくなるので、液切れ性能を向上できる。
特許3714763号公報(図10)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、基板の面方向から見た場合、基板の左右周縁から基板の中央下部に向かって基板の周縁を流下してきた液滴が、外側の周縁と基板保持部材の外側面との間に滞留しやすい。したがって、この液溜まりが乾燥しづらく、乾燥に長時間を要する上に、特に基板の左右周縁に乾燥不良が生じやすいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、液滴を誘導することにより、基板の下縁における液滴溜まりを防止して、乾燥を短時間できるとともに乾燥不良を防止することができる基板保持部材及びそれを備えた基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備え、前記液滴誘導部の下部に接続され、下方に向かって縦方向に延出された縦方向液滴誘導部をさらに備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、基板の左右周縁から基板の中央下部に向かって基板の周縁を流下し、基板の周縁と保持部との間に滞留した液滴は、液滴誘導部によって吸い取られるように誘導されて除去される。したがって、基板の周縁と保持部との間に液滴が滞留するのを防止できるので、乾燥の短時間化を図ることができるとともに、乾燥不良を防止することができる。また、液滴誘導部によって下部に誘導された液滴を、縦方向液滴誘導部によって下方へ集め、基板から遠ざけることができる。したがって、傾斜液滴誘導部に貯留する液滴が飛散する等によって基板へ悪影響を与えることを防止できる。
また、請求項2に記載の発明は、基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備え、前記一対の傾斜面において下方に向かって前記保持部の側面に至る副液滴誘導部をさらに備えたことを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2に記載の発明によれば、基板の左右周縁から基板の中央下部に向かって基板の周縁を流下し、基板の周縁と保持部との間に滞留した液滴は、液滴誘導部によって吸い取られるように誘導されて除去される。したがって、基板の周縁と保持部との間に液滴が滞留するのを防止できるので、乾燥の短時間化を図ることができるとともに、乾燥不良を防止することができる。また、副液滴誘導部によって、一対の傾斜面と基板の周縁との間に滞留した液滴が誘導されて除去される。
また、請求項3に記載の発明は、基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備え、前記液滴誘導部と、前記溝底部液滴誘導部と、前記縦方向液滴誘導部と、前記副液滴誘導部の少なくともいずれかは、前記保持部に凹状の溝で形成され、前記凹状の溝は、下方ほど幅広に形成されていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3に記載の発明によれば、基板の左右周縁から基板の中央下部に向かって基板の周縁を流下し、基板の周縁と保持部との間に滞留した液滴は、液滴誘導部によって吸い取られるように誘導されて除去される。したがって、基板の周縁と保持部との間に液滴が滞留するのを防止できるので、乾燥の短時間化を図ることができるとともに、乾燥不良を防止することができる。また、下方ほど幅広の凹状の溝とすることで、液滴を下方に円滑に速やかに誘導することができる。
また、請求項4に記載の発明は、基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備え、前記液滴誘導部は、高さ方向にて離間して複数個形成されていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項4に記載の発明によれば、基板の左右周縁から基板の中央下部に向かって基板の周縁を流下し、基板の周縁と保持部との間に滞留した液滴は、液滴誘導部によって吸い取られるように誘導されて除去される。したがって、基板の周縁と保持部との間に液滴が滞留するのを防止できるので、乾燥の短時間化を図ることができるとともに、乾燥不良を防止することができる。また、複数個の傾斜液滴誘導部により大量の液滴を誘導させることができる。
また、請求項5に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置において、処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、前記基板保持部材は、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備え、前記液滴誘導部の下部に接続され、下方に向かって縦方向に延出された縦方向液滴誘導部をさらに備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項5に記載の発明によれば、基板保持部材で基板を保持したリフタが処理液内の処理位置から乾燥位置へ上昇された際に、基板の左右周縁から基板の中央下部に向かって基板の周縁を流下し、基板の周縁と保持部との間に滞留した液滴は、傾斜液滴誘導部によって吸い取られるように誘導されて除去される。したがって、基板の周縁と保持部との間に液滴が滞留するのを防止できるので、乾燥の短時間化を図ることができるとともに、乾燥不良を防止することができる。また、液滴誘導部によって下部に誘導された液滴を、縦方向液滴誘導部によって下方へ集め、基板から遠ざけることができる。したがって、傾斜液滴誘導部に貯留する液滴が飛散する等によって基板へ悪影響を与えることを防止できる。
また、請求項6に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置において、処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、前記基板保持部材は、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備え、前記一対の傾斜面において下方に向かって前記保持部の側面に至る副液滴誘導部をさらに備えたことを特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置において、処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、前記基板保持部材は、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備え、前記液滴誘導部と、前記溝底部液滴誘導部と、前記縦方向液滴誘導部と、前記副液滴誘導部の少なくともいずれかは、前記保持部に凹状の溝で形成され、前記凹状の溝は、下方ほど幅広に形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項8に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置において、処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、前記基板保持部材は、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備え、前記液滴誘導部は、高さ方向にて離間して複数個形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項9に記載の発明は、基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた複数の保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から、前記保持溝同士の間の下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備えていることを特徴とするものである。
また、請求項10に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置において、処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、前記基板保持部材は、基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた複数の保持溝を有する保持部と、前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から、前記保持溝同士の間の下方に向かって形成された液滴誘導部と、を備えていることを特徴とするものである。
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本発明に係る基板保持部材によれば、基板の左右周縁から基板の中央下部に向かって基板の周縁を流下し、基板の周縁と保持部との間に滞留した液滴は、液滴誘導部によって吸い取られるように誘導されて除去される。したがって、基板の周縁と保持部との間に液滴が滞留するのを防止できるので、乾燥の短時間化を図ることができるとともに、乾燥不良を防止することができる。また、液滴誘導部によって下部に誘導された液滴を、縦方向液滴誘導部によって下方へ集め、基板から遠ざけることができる。したがって、傾斜液滴誘導部に貯留する液滴が飛散する等によって基板へ悪影響を与えることを防止できる。
実施例1に係る基板保持部材を備えた基板処理装置の概略構成を示す縦断面図である。 リフタの概略構成を示す正面図である。 基板保持部材の一部を拡大して示した側面図である。 基板保持部材の一部を拡大して示した外観斜視図である。 基板保持部材における液滴の流れを側面から示した模式図である。 基板保持部材における液滴の流れを正面から示した模式図である。 実施例2に係る基板保持部材の一部を拡大して示した側面図である。 実施例3に係る基板保持部材の一部を拡大して示した側面図である。 実施例4に係る基板保持部材の一部を拡大して示した斜視図である。 実施例5に係る基板保持部材の一部を拡大して示した斜視図である。 実施例6に係るリフタの概略構成を示す正面図である。 基板保持部材における液滴の流れを正面から示した模式図である。
本実施例に係る基板保持部材について、基板保持部材を備えた基板処理装置を例にとって説明する。
以下、図面を参照して本発明の実施例1について説明する。
図1は、実施例1に係る基板保持部材を備えた基板処理装置の概略構成を示す縦断面図であり、図2は、リフタの概略構成を示す正面図である。
本実施例に係る基板処理装置1は、複数枚の基板Wを処理液に浸漬させて一括して処理するものである。処理液としては、例えば、イソプロピルアルコール(IPA)などの有機溶剤を少なくとも一部含む混合液や、フッ酸や、純水などが挙げられる。ここでは、純水を処理液とし、基板Wを純水により洗浄する装置であるとして説明する。
基板処理装置1は、処理槽3と、リフタ5とを備えている。なお、この基板処理装置1は、この他に、処理液供給系を備えているが、図示を省略してある。処理槽3は、純水を貯留し、複数枚の基板Wを収容して、複数枚の基板Wに対して純水洗浄処理を行う。リフタ5は、処理槽3の内部にあたる処理位置(図1中に実線で示す位置)と、処理槽3の上方にあたる待機位置(図1中に二点鎖線で示す位置)とにわたって昇降可能に構成されている。
リフタ5は、背板7と、基板保持部9とを備えている。背板7は、処理槽3の背面側(図1の右側)にて縦姿勢とされ、リフタ5が処理位置にある際には、処理槽3の内壁から離間して、下端部が処理槽3の底部付近に延出されている。背板7は、その下部側面(図1の左側であって、図2の正面側)の三箇所に基板保持部9が取り付けられている。
基板保持部9は、図1に示すように、背板7の下部から水平姿勢で取り付けられている。また、基板保持部9は、図2に示すように、正面から見て中央部に位置する中央保持部11と、正面から見て左側に位置する左側保持部13と、正面から見て右側に位置する右側保持部15とを備えている。左側保持部13と右側保持部15とは左右反転させた構成である。中央保持部11は、左側保持部13と右側保持部15とを合わせたような構成である。
具体的には、中央保持部11は、背板7の中央部における最下部に配置されている。中央保持部11は、中心部に芯部材17を備えている。芯部材17の両側面には、基板保持部材19が取り付けられている。芯部材17は、角棒状の外観を呈し、基板保持部材19は、薄板状を呈している。二枚の基板保持部材19は、芯部材17の上面を越える位置にそれらの上縁が位置するように取り付けられている。
左側保持部13は、中央保持部11と同様の芯部材17を備え、正面から見て芯部材17の左側面に基板保持部材19を取り付けられている。基板保持部材19は、その上面が芯部材17の上面を越える位置に取り付けられている。
右側保持部15は、左側保持部13と左右を反転したように構成されている。つまり、正面から見て芯部材17の右側面に基板保持部材19を取り付けられている。同様に、基板保持部材19は、芯部材17の上面を越える高さに上面が位置するように取り付けられている。
なお、以下の説明においては、右側保持部15の基板保持部材19を例に採って説明するが、左側保持部13及び中央保持部11であっても基板保持部材19が同様の構成を備えている。
ここで図3及び図4を参照する。なお、図3は、基板保持部材の一部を拡大して示した側面図であり、図4は、基板保持部材の一部を拡大して示した外観斜視図である。
基板保持部材19は、上部であって、基板保持部材19の長手方向に、複数個の保持部21を形成されている。各保持部21は、基板Wの厚みよりも狭い溝底部23を形成されている。溝底部23の上部には、溝底部23から上方へ向かって開いた一対の第1の傾斜面25が形成されている。さらに、各々の第1の傾斜面25の上部には、一対の第1の傾斜面25のなす角度よりも大きな角度で上方へ向かって開いた一対の第2の傾斜面27が形成されている。
溝底部23は、基板Wの厚みよりも狭く形成されているので、基板Wが保持部21に載置されても、基板Wの周縁が溝底部23に当接することはない。ここでは、基板Wの両面の周縁が接触高さCPで第1の傾斜面25と接触しているものとする。
基板保持部材19は、右側面に傾斜液滴誘導部29を形成されている。傾斜液滴誘導部29は、各第1の傾斜面25から斜め下方に向かって形成されている。傾斜液滴誘導部29は、凹状の溝で構成されている。より詳細には、傾斜液滴誘導部29は、第1傾斜面25から開口部の形状が逆V字状を呈するとともに、溝の深さ方向における形状がV字状を呈し、底部31が線状となっている。傾斜液滴誘導部29は、底部31が第1の傾斜面25から離れるにしたがって深くなるように形成されている。また、傾斜液滴誘導部29は、高さ方向に離間して、2個形成されている。下側の傾斜液滴誘導部29は、その第1の傾斜面25側の高さが、接触高さCPよりも上に位置するように形成されている。また、上側の傾斜液滴誘導部29は、その先端が第1の傾斜面25と第2の傾斜面27との接続部に位置している。
各保持部21の間には、縦方向液滴誘導部33が形成されている。縦方向液滴誘導部33は、傾斜液滴誘導部29の下端に連通接続され、縦方向に延出されて基板保持部材19の下端部に開口されている。縦方向液滴誘導部33は、傾斜液滴誘導部29と同様に、凹状の溝であって、溝の深さ方向における形状がV字状を呈するように形成されている。そして、縦方向液滴誘導部33、傾斜液滴誘導部29の全体でいわゆる葉脈の形状を呈するよう形成されている。
溝底部23の下部には、溝底部液滴誘導部35が形成されている。この溝底部液滴誘導部35は、溝底部23に連通し、下方に向かって延出されて基板保持部材19の下端部に開口されている。この溝底部液滴誘導部35は、縦方向液滴誘導部33と同様に、凹状の溝であって、溝の深さ方向における形状がV字状を呈する。
なお、上述のとおり、右側保持部15の基板保持部材19にあってはその右側面に傾斜液滴誘導部29等を形成しており、中央保持部11の右側の基板保持部材19においても同様にその右側面に傾斜液滴誘導部29等を形成している。逆に、左側保持部13の基板保持部材19および中央保持部11の左側の基板保持部材19にあってはその左側面に傾斜液滴誘導部29等を形成する。すなわち、これらは基板保持部材19からみて基板Wが高い位置にある側に液滴が残留しやすいため、その側に傾斜液滴誘導部29等を形成している。ただし、中央保持部11の基板保持部材19の位置においては基板Wの傾斜が小さいので、その両側面に傾斜液滴誘導部29等を形成してもよい。
次に、図5及び図6を参照して、基板保持部材19における液滴の挙動について説明する。図5は、基板保持部材における液滴の流れを側面から示した模式図であり、図6は、基板保持部材における液滴の流れを正面から示した模式図である。なお、図5及び図6は、右側保持部15の拡大図であるが、反対側の左側保持部13でも同様である。また、中央保持部11においても以下に説明するような挙動が生じる。
処理槽3に純水が貯留された状態でリフタ5が処理位置にあり、所定時間の洗浄処理後に、リフタ5が待機位置に上昇されたものとする。すると、ほとんどの純水は基板W面及び基板保持部19から離脱する。しかしながら、基板Wに付着していた純水のうち、基板Wの周縁に付着していた純水は、滴となって基板Wの周縁を流下する。そして、基板Wの左右周縁と保持部21に滞留することになる。この滞留した液滴LQは、図5及び図6中に二点鎖線矢印で示すように、傾斜液滴誘導部29によって吸い取られるように誘導されて保持部21から除去される。傾斜液滴誘導部29により誘導された液滴LQは、図5及び図6中に二点鎖線矢印で示すように、縦方向液滴誘導部33によって基板Wから離れた位置まで誘導される。また、溝底部23に滞留する液滴はLQは、図5及び図6中に二点鎖線矢印で示すように、溝底部液滴誘導部35によって吸い取られるように誘導されて溝底部23から除去される。
なお、第1の傾斜面25と基板Wの周縁との接触高さCPより上に液滴LQが滞留しやすいが、2個の傾斜液滴誘導部29は、接触高さCPより上で第1の傾斜面25に形成されている。したがって、効率的に液滴LQを基板Wから離れるように誘導させることができる。また、上側の傾斜液滴誘導部29は、第1の傾斜面25と第2の傾斜面27との接続部に先端部が位置しており、第2の傾斜面27の上に滞留する液滴LQを主として誘導させることができる。
また、上述した傾斜液滴誘導部29と、縦方向液滴誘導部33と、溝底部液滴誘導部35とは、凹状の溝で構成されているので、従来の基板保持部材を研削するだけで容易に製造することができる。
上述した基板処理装置1では、基板保持部材19で基板Wを保持したリフタ5が処理液内の処理位置から乾燥位置へ上昇された際に、基板Wの左右周縁から基板Wの中央下部に向かって基板の周縁を流下し、基板Wの周縁と保持部との間に滞留した液滴LQは、傾斜液滴誘導部29によって吸い取られるように誘導されて、葉脈の形状をなした縦方向液滴誘導部33、傾斜液滴誘導部29によって円滑に除去される。したがって、基板Wの周縁と保持部21との間に液滴LQが滞留するのを防止できるので、乾燥の短時間化を図ることができるとともに、乾燥不良を防止することができる。
以下において、上述した基板保持部材19の他の実施例について説明する。
次に、図面を参照して本発明の実施例2について説明する。
図7は、実施例2に係る基板保持部材の一部を拡大して示した側面図である。なお、上述した実施例1の基板保持部材19と共通する構成については同符号を付すことで詳細な説明については省略する。
基板保持部材19Aは、縦方向液滴誘導部33Aの開口部の側面視における形状が逆V字状となるように形成されている。また、溝底部液滴誘導部35Aも同様に逆V字状に形成されている。
このような基板保持部材19Aとしても、上述した実施例1と同様の効果を奏する。
次に、図面を参照して本発明の実施例3について説明する。
図8は、実施例3に係る基板保持部材の一部を拡大して示した側面図である。なお、上述した実施例1の基板保持部材19と共通する構成については同符号を付すことで詳細な説明については省略する。
基板保持部材19Bは、傾斜液滴誘導部29Bの開口部上辺が横向きに形成されている点において相違する。但し、その底部31Bは、下方に向かって斜めに形成されているので、液滴を斜め下方に向かって誘導することができる。
このような基板保持部材19Bとしても、上述した実施例1と同様の効果を奏する。
次に、図面を参照して本発明の実施例4について説明する。
図9は、実施例4に係る基板保持部材の一部を拡大して示した斜視図である。なお、上述した実施例1の基板保持部材19と共通する構成については同符号を付すことで詳細な説明については省略する。
この基板保持部材19Cは、傾斜液滴誘導部29Cと、縦方向液滴誘導部33Cと、溝底部液滴誘導部35Cとが凸状の突起で形成されている点において実施例1の構成と相違する。
傾斜液滴誘導部29Cは、稜線41が第1の傾斜面25から離れるにつれて高くなるように形成されている。最も突出した稜線41には、縦方向液滴誘導部33Cが接続されている。
このように傾斜液滴誘導部29Cと、縦方向液滴誘導部33Cと、溝底部液滴誘導部35Cとを凸状の突起で構成しても、上述した実施例1と同様の効果を奏する。
次に、図面を参照して本発明の実施例5について説明する。
図10は、実施例5に係る基板保持部材の一部を拡大して示した斜視図である。なお、この実施例5は上述した実施例1を変形したものであり、実施例1の基板保持部材19と共通する構成については同符号を付すことで詳細な説明については省略する。
この基板保持部材19Dは、実施例1の基板保持部材19に対して、第1の傾斜面25に副液滴誘導部40、42を形成されている。副液滴誘導部40、42はいずれも、傾斜液滴誘導部29よりも微小な溝であって、副液滴誘導部40は第1の傾斜面25の上部に形成され、副液滴誘導部42は第1の傾斜面25の下部に形成される。より詳細には、副液滴誘導部40は、第1の傾斜面25と基板保持部材19の左側面とが交差する稜線部分から、右側面と交差する稜線部分に向かって斜め下向きに形成された直線状の溝であって、図10に示す実施例では左側面側の高さが異なる3本の副液滴誘導部40を備える。3本の副液滴誘導部40はいずれも、右側面と交差する稜線部分において右側面に至り、その右側面に形成された下側の傾斜液滴誘導部29の端部に連なっている。
また副液滴誘導部42は、第1の傾斜面25の下部において、最も下位置にある副液滴誘導部40の中央位置から右側面に至り、溝底部23の下部の溝底部液滴誘導部35に連続する溝である。
このように、第1の傾斜面25にも副液滴誘導部40、42を形成することによって、
基板Wを保持したリフタ5が処理液内の処理位置から乾燥位置へ上昇された際に、基板Wの表面または裏面と第1の傾斜面との間に処理液が滞留したとしても、滞留した液滴LQは、副液滴誘導部40によって下側の傾斜液滴誘導部29の端部に誘導され、あるいは副液滴誘導部42によって溝底部液滴誘導部35に誘導されて除去される。したがって、基板Wの表面または裏面と保持部21との間に液滴LQが滞留するのを防止できるので、乾燥のさらなる短時間化を図ることができるとともに、乾燥不良を防止することができる。
次に、図面を参照して本発明の実施例6について説明する。なお、この実施例6は上述した実施例1を変形したものであり、実施例1と異なる部分のみ説明する。
図11は、実施例6に係るリフタの概略構成を示す正面図である。基板保持部9は、図11に示すように、正面から見て左側に位置する左側保持部13と、正面から見て右側に位置する右側保持部15とを備え、そのそれぞれが、その左右に長さの異なる基板保持部材19を備えている。図12は、基板保持部材における液滴の流れを正面から示した模式図である。この実施例6の場合、例えば右側保持部15については、図12に示すように、図12中の右側の基板保持部材19の右側の面と、左側の基板保持部材19の左側の面、すなわち右側保持部15の外側の面に液滴が残りやすい。したがってこの実施例6においては、右側保持部15については、右側の基板保持部材19の右側の面と、左側の基板保持部材19の左側の面とに、傾斜液滴誘導部29、縦方向液滴誘導部33を形成している。同様に左側保持部13については、右側の基板保持部材19の右側の面と、左側の基板保持部材19の左側の面とに、傾斜液滴誘導部29、縦方向液滴誘導部33を形成している。
なお、この実施例6の構成の場合、図12に示す右側の基板保持部材19の左側の面と、左側の基板保持部材19の右側の面にも、傾斜液滴誘導部29、縦方向液滴誘導部33を形成してもよく、この場合、両側の基板保持部材19の間の部分(すなわち芯部材17の上方)に仮に液滴が残留したとしても、かかる液滴を誘導して除去することができる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例1〜6では、傾斜液滴誘導部29,29B、29Cに加えて、縦方向液滴誘導部33,33A,33Cを備えている。しかしながら、本発明は、傾斜液滴誘導部29,29B、29Cだけを備え、縦方向液滴誘導部33,33A,33Cを省略した構成としてもよい。
(2)上述した各実施例1〜6では、溝底部液滴誘導部35,35A,35Cを備えているが、これを省略した構成としてもよい。
(3)上述した各実施例1〜6では、傾斜液滴誘導部29,29B、29Cが高さ方向に離間して2個形成されている。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではない。例えば、傾斜液滴誘導部29,29B、29Cを1個だけとしてもよく、また、傾斜液滴誘導部29,29B、29Cを3個以上備えるようにしてもよい。
W … 基板
1 … 基板処理装置
3 … 処理槽
5 … リフタ
7 … 背板
9 … 基板保持部
11 … 中央保持部
13 … 左側保持部
15 … 右側保持部
19 … 基板保持部材
21 … 保持部
23 … 溝底部
25 … 第1の傾斜面
27 … 第2の傾斜面
29 … 傾斜液滴誘導部
33 … 縦方向液滴誘導部
35 … 溝底部液滴誘導部
40 … 副液滴誘導部
42 … 副液滴誘導部

Claims (10)

  1. 基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備え
    前記液滴誘導部の下部に接続され、下方に向かって縦方向に延出された縦方向液滴誘導部をさらに備えていることを特徴とする基板保持部材。
  2. 基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備え、
    前記一対の傾斜面において下方に向かって前記保持部の側面に至る副液滴誘導部をさらに備えたことを特徴とする基板保持部材。
  3. 基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備え、
    前記液滴誘導部と、前記溝底部液滴誘導部と、前記縦方向液滴誘導部と、前記副液滴誘導部の少なくともいずれかは、前記保持部に凹状の溝で形成され、
    前記凹状の溝は、下方ほど幅広に形成されていることを特徴とする基板保持部材。
  4. 基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備え、
    前記液滴誘導部は、高さ方向にて離間して複数個形成されていることを特徴とする基板保持部材。
  5. 基板を処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、
    前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、
    前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、
    前記基板保持部材は、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備え、
    前記液滴誘導部の下部に接続され、下方に向かって縦方向に延出された縦方向液滴誘導部をさらに備えていることを特徴とする基板処理装置。
  6. 基板を処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、
    前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、
    前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、
    前記基板保持部材は、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備え、
    前記一対の傾斜面において下方に向かって前記保持部の側面に至る副液滴誘導部をさらに備えたことを特徴とする基板処理装置。
  7. 基板を処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、
    前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、
    前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、
    前記基板保持部材は、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備え、
    前記液滴誘導部と、前記溝底部液滴誘導部と、前記縦方向液滴誘導部と、前記副液滴誘導部の少なくともいずれかは、前記保持部に凹状の溝で形成され、
    前記凹状の溝は、下方ほど幅広に形成されていることを特徴とする基板処理装置。
  8. 基板を処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、
    前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、
    前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、
    前記基板保持部材は、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備え、
    前記液滴誘導部は、高さ方向にて離間して複数個形成されていることを特徴とする基板処理装置
  9. 基板の周縁を当接して保持する基板保持部材において、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた複数の保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から、前記保持溝同士の間の下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備えていることを特徴とする基板保持部材。
  10. 基板を処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、
    前記処理槽に付設され、前記処理槽の内部にあたる処理位置と、前記処理槽の上方にあたる待機位置とにわたって昇降するリフタと、
    前記リフタの下部に水平姿勢で設けられた基板保持部材とを備え、
    前記基板保持部材は、
    基板の厚みより狭い溝底部と、この溝底部から上方へ向かって開いた一対の傾斜面とを備えた複数の保持溝を有する保持部と、
    前記保持部の側面に形成され、前記一対の傾斜面の各々から、前記保持溝同士の間の下方に向かって形成された液滴誘導部と、
    を備えていることを特徴とする基板処理装置。
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