JP6039997B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技領域に遊技球を発射することによって所定の遊技が行われるようにした弾球遊技機に関する。
弾球遊技機(パチンコ機)においては、遊技者が発射ハンドルを操作することによって発射装置を作動させて遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち込み、当該打ち込んだ遊技球が遊技領域に設けた入賞口、大入賞口等に入賞することにより、所定量の遊技球が前面に設けられた上皿に払い出される。そして、大量の遊技球が払い出されて上皿が満杯になった場合には、払い出された遊技球のうち上皿から溢れた溢球は、溢球通路を通って上皿の下方に設けられた下皿に導出される。また、下皿には、溢球の他、発射装置によって発射されたにも関わらず遊技領域に辿り着くことなく途中で戻ってきたファール球もファール球通路を通って導出される。
下皿が遊技球で満杯になった場合には、溢球通路に設けた満杯検出スイッチにより満杯が検出されて、遊技球が満杯になった旨を音声等で遊技者に対して報知する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−198191号公報
しかし、上記特許文献1記載の弾球遊技機においては、ファール球を満杯検出スイッチよりも下流側の合流位置で溢球通路に合流させた構造であるため、ファール球が多数発生して、ファール球通路と溢球通路との合流位置に、ファール球が不規則な球積み状態となって球詰まり状態が発生すると、当該状態発生後、満杯検出スイッチによるファール球の検出が不能となり、ファール球通路の球詰まり及び下皿が溢球及びファール球を含む遊技球で満杯になったことを検出することができなくなる問題点を有する。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、下皿がファール球及び溢球を含む遊技球で満杯になったことを確実に検出可能とした弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
第1の発明は、遊技領域に遊技球を発射することによって所定の遊技が行われるようにした弾球遊技機において、遊技球を払い出す払出装置と、前記払出装置から払い出された遊技球を貯留する上皿と、前記上皿から供給される遊技球を前記遊技領域に向けて発射する発射装置と、前記上皿が遊技球で満杯となったときその溢球を受け入れる下皿と、前記溢球を導入する上流通路、及び該上流通路の下部に繋がり、前記上流通路を通過した前記溢球を右方へ誘導して前記下皿へ導出する右下り傾斜の下流通路を有する溢球通路と、前記下流通路の左端に設けられ、前記下皿及び前記下流通路に遊技球が満杯であることを検出する満杯検出スイッチと、前記発射装置により発射されたにも関わらず前記遊技領域に到達することなく戻ってきたファール球を前記満杯検出スイッチよりも上流側の前記上流通路の合流位置へ誘導可能なファール球通路とを備え、前記上流通路を、上端部の導入部から導入した前記溢球及び前記ファール球通路から前記合流位置に導出された前記ファール球が前記満杯検出スイッチの右側方を通って前記下流通路に誘導されるように前下り急勾配としたことを特徴とする。
上記構成により、前記ファール球は、前記ファール球通路により前記満杯検出スイッチよりも上流側の前記合流位置に誘導された後、前記溢球と同一経路を辿って前記下皿に導出される。この結果、前記下皿が前記溢球及び前記ファール球を含む遊技球で満杯になったことを、前記満杯検出スイッチにより確実に検出することが可能となる。
さらに、前記ファール球通路は、前記ファール球がUターン状に折り返すファール球Uターン通路と、当該ファール球Uターン通路へ前記ファール球を導くファール球導入通路と、前記ファール球Uターン通路を通過した前記ファール球を前記上流通路まで導くファール球導出通路とを有するものとする。
さらに、前記ファール球案内通路に、前記ファール球の発射路への流入を阻止する阻止部を設ける。
本発明によると、ファール球を溢球通路における満杯検出スイッチよりも上流側の合流位置へ誘導可能としたことによって、下皿が溢球及びファール球を含む遊技球で満杯になったことを、満杯検出スイッチにより確実に検出することができ、ファール球通路の球詰まりを防止することができる。
本発明における実施形態を適用した弾球遊技機を左斜め前方から見た斜視図である。 同じく右斜め前方から見た外枠及び内枠の斜視図である。 同じく遊技盤の正面図である。 同じく右斜め前方から見た外枠及び内枠の下部の斜視図である。 同じく外枠及び内枠の下部の正面図である。 同じく要部の拡大正面図である。 同じく右斜め前方から見た要部の斜視図である。 図5におけるVIII−VIII線横断面図である。 図5におけるIX−IX線横断面図である。 図6におけるX部の拡大正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、弾球遊技機1は、外郭を形成してパチンコホールの島設備に設置される矩形枠状の外枠2と、外枠2の左上下部に上下のヒンジ3、3により鉛直軸回りに枢支され前後方向へ開閉可能な合成樹脂または金属等で形成される図2に示す内枠4と、内枠4に着脱可能に取り付けられる図3に示す遊技盤5と、内枠4の左上下部に上下のヒンジ6、6により鉛直軸回りに枢支され前後方向へ開閉可能で、かつ内側に遊技盤5の盤面(前面)を前側から透視可能に覆うガラス板71が嵌め込まれた前扉7とを備える。
図3に示すように、遊技盤5の盤面には、内側のガイドレール52及び外側のガイドレール53によって包囲されるほぼ円形の遊技領域51が形成される。遊技領域51には、内枠4の下部前面に取り付けられる後述の発射装置9により遊技領域51に打ち込まれる遊技球の流下方向を変化させる多数の遊技釘58と、遊技領域51に打ち込まれた遊技球が入賞可能な始動口54と、複数列の図柄を変動表示可能な例えば液晶ディスプレイからなる演出表示器55と、遊技者にとって不利な第1状態(遊技球が入賞不能な閉鎖状態)と遊技者にとって有利な第2状態(遊技球が入賞可能な開放状態)とに変化可能な大入賞口56と、遊技領域51に打ち込まれた遊技球のうち始動口54、大入賞口56等に入賞しなかったアウト球を遊技盤5の裏面側に送り出すアウト口57が設けられる。
前扉7の左右両側には、遊技の状況に応じて点灯、消灯及び点滅して照明による演出を行う複数の光源を内蔵した照明部11L、11Rが設けられ、また、同じく左右上部には、遊技の状況に応じた効果音を出力するスピーカ12L、12Rが設けられる。さらに、前扉7の前面下部には、球払出装置10から払い出される遊技球を貯留して発射装置9へ供給可能な上皿13と、上皿13の真下にあって、上皿13が遊技球で満杯となったときその溢球を受け入れて貯留するための下皿14が設けられる。
図1に示すように、上皿13は、貯留される遊技球が正面視で右方向へ転動するように、底面が左側から右側へ向けて下り傾斜すると共に、上皿13の底面には、上皿13に貯留される遊技球を1列に整列して発射装置9の近傍に設けられる発射路26へ誘導するための整列通路132が設けられる。さらに、上皿13の奥面左部には、球払出装置10から払い出される貸し球や賞球等の遊技球を導入するための導入口131が設けられる。
下皿14の奥面には、上皿13が遊技球で満杯になったときの溢球を導入するための導入口141が設けられる。さらに、下皿14の底面には、下皿14の前面に設けられるスライドレバー142をスライド操作することにより開放して下皿14に貯留されている遊技球を排出するための球抜き孔143が設けられる。
前扉7の前面右下部には、発射装置9と電気的に接続されて打球の発射力を調整するための発射ハンドル15の握り部位に設けられたハンドルリング151が前後方向水平軸回りに回転可能に設けられる。
内枠4の下部には、図8に横断面図で示すように、内枠4の左側部に配置される球払出装置10から払い出される貸し球や賞球等の遊技球Bを上皿13へ誘導する上皿通路16と、上皿通路16の後側にあって、上皿13及び上皿通路16が遊技球Bで満杯なったときの遊技球Bのうちオーバーフローした溢球B1を一時的に若干量滞留可能なオーバーフロー部20と、オーバーフロー部20の右横にあって、溢球B1を下皿14へ誘導する溢球通路17と、主に図6に正面視で示すように、発射装置9から発射される遊技球Bを遊技領域51へ向けて誘導するように左斜め上方を向く発射路26と、発射装置9により発射された遊技球Bのうち遊技領域51に到達することなく戻ってきたファール球B2を溢球通路17の上流側(後述の上流通路172)に向けて誘導可能なファール球通路18と、始動口54、大入賞口56等に入賞して遊技盤5の背面に導かれた入賞球(遊技球)及びアウト口56を通過して遊技盤5の背面に導かれたアウト球(遊技球)を受け入れて弾球遊技機1外に導出するための図2、4に示す回収通路19が形成される。
図8に示すように、上皿通路16は、球払出装置10から払い出される貸し球や賞球等の遊技球Bを前方へ誘導し得るように若干前下り傾斜すると共に、前扉7を閉じた状態において前端部の導出口161が上皿13の導入口131に連通することによって遊技球Bの上皿13への導出を可能にする。
溢球通路17は、図8に示すように上端部の導入部174がオーバーフロー部20に繋がり、溢球B1を導入する前下り急勾配の上流通路172と、図6、7に示すように上流通路172の下部に繋がり、溢球B1を右方へ誘導する右下り傾斜の下流通路173とを有し、前扉7を閉じた状態において、下流通路173の右端下部に設けられる導出口171が下皿14の導入口141に連通することによって、溢球B1の下皿14への導出を可能にする。
図6、7に示すように、溢球通路17の下流通路173の左端、すなわち上流通路172よりも下流側には、前後方向の軸21により左右方向へ揺動可能に枢支される検出レバー22と、検出レバー22の左側に配置され、検出レバー22の揺動を検出可能な有接点式の満杯検出スイッチ23とが設けられる。
なお、上皿通路16、溢球通路17、ファール球通路18、検出レバー22及び満杯検出スイッチ22の前面は、図2、4、5に示すように、上皿通路16の導出口161及び溢球通路17の導出口171を残して透明なカバー24により覆われる。よって、上皿通路16、溢球通路17、ファール球通路18、検出レバー22及び満杯検出スイッチ22は、図2、4、5には明示されないが、これらについては、図6、7、10においてカバー24、25を省略することで明示している。
図6に示すように、下皿14及び溢球通路17の下流通路173(満杯検出スイッチ23よりも下流側)が溢球B1及びファール球B2を含む遊技球Bで満杯になると、下流通路173に滞留する遊技球Bが検出レバー22の右側面に当接することによって、検出レバー22は左方へ所定角度押し込まれる。これにより、満杯検出スイッチ23は、OFF状態からON状態に切り替わり、当該切り替わりのON信号を制御部に送信する。制御部は、満杯検出スイッチ23からのON信号を所定時間継続して受信した場合には下皿14に遊技球Bが満杯状態であると判断し、下皿14が満杯である旨を遊技者に対して音声等で報知する。
図6、7、9、10に示すように、ファール球通路18は、発射路26の前方に位置する前下り傾斜のファール球通路上段部181と、ファール球通路上段部181の前側下方にあって、ファール球B2を右方へ誘導するように右下り傾斜のファール球導入通路182と、ファール球導入通路182により右方へ誘導されたファール球B2を左方へUターン状に折り返させるファール球Uターン通路183と、ファール球導入通路182の後側にあって、ファール球Uターン通路183を通過したファール球B2を溢球通路17における上流通路172の右側面、すなわち満杯検出スイッチ23よりも上流側に位置する合流部185まで誘導する左下り傾斜のファール球導出通路184(特に、図9に明示)とを有する。なお、合流部185の開口幅は、ファール球B2を1個ずつ溢球通路17の上流通路172に導出可能な大きさに設定される。
上述のようにファール球通路18を構成することによって、ファール球B2は、溢球通路17における満杯検出スイッチ22よりも上流側へ誘導される。これにより、満杯検出スイッチ22によるファール球B2の検出が可能とする。さらには、ファール球通路18は、ファール球Uターン通路183を有して屈曲しているため、例えば、針金等の不正細棒を下皿14の導入口141等に差し込んでファール球通路18を通して遊技領域51に不正に侵入させるような不正行為を防止することができる。
ファール球通路18におけるファール球通路上段部181上には、ファール球通路上段部181の底面よりも隆起し、かつ左側面に左下り急勾配の傾斜面271を形成した阻止部27が設けられる。阻止部27は、発射装置9から発射されたにも関わらずファール球通路上段部181上に落下したファール球B2を傾斜面271に衝突させることで、ファール球B2の右方、すなわち発射路26へ向けての転動を抑止して、ファール球B2の発射路26への流入を阻止する。
ファール球通路上段部181に落下したファール球B2は、ファール球導入通路182に落下して、ファール球導入通路182によりファール球Uターン通路183へ誘導される。ファール球Uターン通路183へ誘導されたファール球B2は、図9に示すようにUターン状に折り返してファール球導出通路184により合流部185へ向けて誘導される。合流部185に誘導されたファール球B2は、満杯検出スイッチ23よりも上流側に位置する合流部185から溢球通路17における前下り急勾配の上流通路172、すなわち合流位置へ導出される。上流通路172に導出されたファール球B2は、オーバーフロー部20から流下してくる溢球B1と合流可能な状態で、溢球通路17の下流通路173に誘導されて導出口171から下皿14に導出される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
ハンドルリング151を操作して、遊技領域51に打ち込まれた遊技球Bが始動口54に入賞し、これを契機に内枠4の裏面側に取り付けられる制御部(図示略)によって所定の確率に基づいて実行される抽選の結果、大当りとなって演出表示器55に変動表示されている複数列の図柄が所定の組合せで停止して大当りに確定表示された場合(例えば、複数列に同一の図柄が揃った場合)には、大当り状態を生起させて、大入賞口56を第1状態から第2状態に変化させる。大当り状態のときには、第2状態にある大入賞口56に多数の遊技球Bが入賞可能となり、球払出装置10から賞球として大量の遊技球Bが払い出される。
球払出装置10から払い出された遊技球Bは、上皿13が満杯でなければ、図8に矢印aで示す方向へ転動して、オーバーフロー部20、上皿通路16、導出口161を通って上皿13の導入口131から上皿13に導出される。そして、上皿13及び上皿通路16が遊技球Bで満杯になるとオーバーフロー部20に溢れた溢球B2は、溢球通路17の導入部174から上流通路172に進入して図7〜9に矢印bで示す方向へ流下して下流通路173に誘導される。下流通路173に誘導された溢球B2は、図7に矢印cで示すように右方向へ転動したあと導出口171から下皿14に導出される。
さらに、球払出装置10から遊技球Bが払い出されて、下皿14及び溢球通路17の下流通路173が溢球B1を含む遊技球Bで満杯になると、図6に示すように、溢球B1は、検出レバー22を左方へ押し込むように検出レバー22の右側面に当接する。満タン検出スイッチ23は、検出レバー22が左方へ押し込まれたことを検出してON状態となる。そして、満タン検出スイッチ23のON状態が所定時間継続すると、制御部は、満タン検出スイッチ23のON信号が所定時間継続したことに基づいて、下皿14に溢球B1を含む遊技球Bが満杯になったものと判断して、下皿14が満杯である旨を遊技者に対して音声等で報知する。
球抜きの報知に基づいて、遊技者がスライドレバー142をスライド操作して、球抜き孔143を開放すると、下皿14に貯留されていた遊技球Bは、球抜き孔143から排出される。
下皿14内の遊技球Bが排出されると、これに伴って、溢球通路17の下流通路173に滞留している遊技球Bが減少することによって、遊技球Bが検出レバー22から離れて、検出レバー22が弾性力をもって検出位置から非検出位置に復帰し、満タン検出スイッチ23は、ON状態からOFF状態に切り替わり、制御部は、これを契機に球抜き報知の制御を停止する。
次に、ファール球B2について説明する。発射装置9により遊技球Bが発射されたにも関わらず、発射力が弱すぎる等して遊技領域51に到達することなく戻ってきたファール球B2は、ファール球通路18のファール球通路上段部181またはファール球導入通路182上に落下する。
ファール球通路上段部181上に落下したファール球B2は、阻止部27の傾斜面271に衝突し、図10に矢印dで示すように、左方へ跳ね返った後、ファール球導入通路182上に落下してファール球Uターン通路183へ向けて誘導される。これにより、ファール球B2が発射路26に進入することを確実に阻止することが可能となる。
ファール球Uターン通路183へ向けて誘導されたファール球B2は、図9に矢印eで示すように、ファール球Uターン通路183でUターン状に折り返して、ファール球導出通路184により合流部185へ向けて誘導され、溢球通路17の前下り急勾配の上流通路172の合流位置である側面に導出される。この場合、ファール球B2が多数発生しても、ファール球B2は、ファール球導入通路182によって一列に整列された状態で、ファール球Uターン通路183、ファール球導出通路184を通過して合流部185から1個ずつ溢球通路の17の上流通路172に導出されるため、合流位置での球詰まりを抑えることができる。さらには、ファール球B2は、溢球通路17における前下り急勾配の上流通路172に導出されるため、合流位置に流下した溢球B1及びファール球B2は、強制的に下流へ向けて誘導されるため、溢球B1及びファール球B2が不規則な球積み状態となるような球詰まりを防止することが可能となる。
合流部185から溢球通路17の上流通路172に導出されたファール球B2は、下流通路173へ向けて流下し、検出レバー22及び満杯検出スイッチ23の側方を通って溢球B1の流下経路と同一経路を辿って下皿14に導出される。これにより、例えば、下皿14が溢球B2を含む遊技球Bで満杯に近い状態において、ファール球B2が多数発生した場合であっても、ファール球B2は、検出レバー22及び満杯検出スイッチ23よりも上流側から流下してくるため、満杯検出スイッチ23は、溢球通路17の下流通路173がファール球B2で満杯になったことを検出することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に対して、次のような変形や変更を施すことが可能である。
(i)満タン検出スイッチ16を有接点式のスイッチに代えて、無接点式のスイッチとする。
(ii)満杯検出スイッチ22が溢球通路17の下流通路173に溢球B1及びファール球B2を含む遊技球Bで満杯になったことを検出した場合、制御部は、発射装置9による遊技球Bの発射動作を停止させる制御を実行するようにする。このようにすると、ファール球B2が多数発生したとしても、ファール球B2がファール球通路18に球詰まりすることを確実に防止することができる。
1 弾球遊技機
2 外枠
3 ヒンジ
4 内枠
5 遊技盤
6 ヒンジ
7 前扉
9 発射装置
10 球払出装置
11L、11R 照明部
12L、12R スピーカ
13 上皿
14 下皿
15 発射ハンドル
16 上皿通路
17 溢球通路
18 ファール球通路
19 回収通路
20 オーバーフロー部
21 軸
22 検出レバー
23 満杯検出スイッチ
24 カバー
26 発射路
27 阻止部
51 遊技領域
52、53 ガイドレール
54 始動口
55 演出表示器
56 大入賞口
57 アウト口
58 遊技釘
71 ガラス板
131 導入口
132 整列通路
141 導入口
142 スライドレバー
143 球抜き孔
151 ハンドルリング
161 導出口
171 導出口
172 上流通路
173 下流通路
174 導入部
181 ファール球通路上段部
182 ファール球導入通路
183 ファール球Uターン通路
184 ファール球導出通路
185 合流部
271 傾斜面

Claims (3)

  1. 遊技領域に遊技球を発射することによって所定の遊技が行われるようにした弾球遊技機において、
    遊技球を払い出す払出装置と、
    前記払出装置から払い出された遊技球を貯留する上皿と、
    前記上皿から供給される遊技球を前記遊技領域に向けて発射する発射装置と、
    前記上皿が遊技球で満杯となったときその溢球を受け入れる下皿と、
    前記溢球を導入する上流通路、及び該上流通路の下部に繋がり、前記上流通路を通過した前記溢球を右方へ誘導して前記下皿へ導出する右下り傾斜の下流通路を有する溢球通路と、
    前記下流通路の左端に設けられ、前記下皿及び前記下流通路に遊技球が満杯であることを検出する満杯検出スイッチと、
    前記発射装置により発射されたにも関わらず前記遊技領域に到達することなく戻ってきたファール球を前記満杯検出スイッチよりも上流側の前記上流通路の合流位置へ誘導可能なファール球通路とを備え
    前記上流通路を、上端部の導入部から導入した前記溢球及び前記ファール球通路から前記合流位置に導出された前記ファール球が前記満杯検出スイッチの右側方を通って前記下流通路に誘導されるように前下り急勾配としたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記ファール球通路は、前記ファール球がUターン状に折り返すファール球Uターン通路と、当該ファール球Uターン通路へ前記ファール球を導くファール球導入通路と、前記ファール球Uターン通路を通過した前記ファール球を前記上流通路まで導くファール球導出通路とを有することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記ファール球通路に、前記ファール球の発射路への流入を阻止する阻止部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
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