JP6039039B1 - 昇降用張ブロック - Google Patents

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【課題】足腰に不安を抱える高齢者であっても法面を安全に昇降できるように手摺を設置可能に形成した昇降用張ブロックを提供する。【解決手段】本発明に係る昇降用張ブロックは、農業用の溜池や河川や海岸等の法面を覆って保護する昇降用張ブロックであって、手摺を取り付け自在とする手摺設置部を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、農業用の溜池や河川や海岸等の法面を覆って保護する構造物であり、手摺の設置を容易とした昇降用張ブロックに関する。
従来、農業用の溜池や河川や遊水地、海岸等の法面の崩壊を防止するための護岸工事にはコンクリート2次製品である張ブロックが使用されている。張ブロックは法面の保護を目的とするが、護岸警備や溜池等の清掃、散歩等のために法面を歩行により昇降する必要性があった。
また、護岸警備や清掃等は専門の警備員や作業員による対応よりも農業従事者や町内会単位での取り組みが一般的であり、高齢化社会となった現在では、高齢化率が高まっている農業や、町内会等での地域貢献活動等において、高齢者が法面を昇降する機会が増加している。
そのため、高齢者であっても法面を安全に昇降できるようにするために、例えば、特許文献1には張ブロック自体を1段の階段として形成し、これを上下に連設して敷設することで連続した階段機能を備えた張ブロックとする技術が開示されている。
特開2005−290947号公報
確かに特許文献1に記載の技術によれば、法面の傾斜を歩行により昇降することができ、しかも、法面の保護も同時に達成できる点で優れている。
しかしながら、特許文献1に記載の張ブロックでは、足腰に不安を抱える高齢者が法面を安全に昇降するには法面に階段を形成するのみでは不充分であった。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、足腰に不安を抱える高齢者であっても法面を安全に昇降できるように手摺を設置可能に形成した昇降用張ブロックを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下の技術を提供する。
請求項1に係る発明は、農業用の溜池や河川や海岸等の法面を覆って保護する昇降用張ブロックであって、前記法面の傾斜を昇降自在とする階段部と、前記階段部の左右側に上下方向の全体にわたって設けられた偏平部と、左右の前記偏平部のうち少なくともいずれか一方の前記偏平部に少なくとも上下2箇所に設けられ、前記偏平部の上側面に開口した手摺設置部と、両端の手摺基部がそれぞれ前記手摺設置部に挿入されて固定された略逆U字状の手摺と、を備え、前記手摺設置部は、昇降用張ブロックの上側面に開口部を有する凹状に形成した手摺挿入孔からなり、前記手摺挿入孔の開口部は、前記手摺基部が少なくとも2本挿入できる大きさを有し、前記偏平部の左右外側の側面である左右側端面に当接した状態で設けられる他の張ブロックと共に敷設されて前記法面を覆うものである。
請求項に係る発明は、請求項に記載の昇降用張ブロックにおいて、前記手摺挿入孔は、昇降用張ブロックを前記法面に設置した際、略鉛直方向に立設する基準内周壁を有するものである。
請求項に係る発明は、請求項または請求項に記載の昇降用張ブロックにおいて、前記手摺挿入孔は、断面視略逆台形状に形成したものである。
請求項1に記載の発明によれば、手摺設置部を備えたことにより、法面の保護のみならず、手摺を設置するための別部材を使用することなく必要に応じて容易に手摺を設置することができ、高齢者や足腰に不安を抱える者であっても手摺を掴まりながら法面の傾斜を昇降することができる。
また、手摺設置部を階段部の少なくとも左右側の一方に1箇所以上備えたことにより、上下方向の階段のピッチ(蹴上げ)、及び踏み面の奥行きを人が昇降しやすい寸法に設定しやすくなり、しかも、手摺の位置が階段の昇降動作を妨げることなく、容易に手摺を把持することができるようになる。
また、法面の傾斜を昇降自在とする階段部を備えたことにより、法面の傾斜を容易に昇降でき、しかも、高齢者や足腰に不安を抱える者であっても手摺を掴まりながら安全に階段を昇降することができる。
また、手摺設置部は、昇降用張ブロックの上側面に開口部を有する凹状に形成した手摺挿入孔からなり、手摺挿入孔の開口部は、手摺基部が少なくとも2本挿入できる大きさを有することより、該孔に手摺基部を挿入しつつコンクリートを充填することで手摺と一体となった昇降用張ブロックを極めて容易に形成することができる。
請求項に記載の発明によれば、手摺挿入孔は、昇降用張ブロックを法面に設置した際、略鉛直方向に立設する基準内周壁を有することにより、手摺挿入孔に手摺基部を挿入する際、手摺基部の外側面を基準内周壁に当接させながら該孔にコンクリートを充填して固定するだけで、手摺基部から立ち上がる手摺支柱を極めて容易に略鉛直方向に立設することができる。
請求項に記載の発明によれば、手摺挿入孔は、断面視略逆台形状に形成したことにより、昇降用張ブロックの製造時に昇降用張ブロックを型枠から抜けやすくすると共に、手摺を設置する際に手摺挿入孔に挿入した手摺基部の固定に充分な量のコンクリートを充填することができる。
手摺を設置した昇降用張ブロック等を法面に敷設した斜視説明図である。 手摺を設置していない昇降用張ブロック等を法面に敷設した正面図である。 (a)は本実施形態に係る昇降用張ブロックの正面図で、(b)は右側面図である。 (a)は図3(a)におけるA−A線断面図で、(b)はB−B線断面図である。 手摺を設置した昇降用張ブロックを連設して法面に敷設した簡易右側面図である。 (a)は本実施形態に係る昇降用張ブロックの正面図で、(b)は右側面図である。 手摺を設置した昇降用張ブロックを連設して法面に敷設した簡易右側面図である。
この発明に係る昇降用張ブロックは、農業用の溜池や河川や海岸等の法面を覆って保護する昇降用張ブロックであって、手摺を取り付け自在とする手摺設置部を備えたことを特徴とする。すなわち、足腰に不安を抱える高齢者であっても法面を安全に昇降できるように手摺を設置可能に形成した昇降用張ブロックを提供することにある。
以下、この発明の実施形態を図面に基づき詳説するが、左右同一又は左右対称等の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
また、図3(a)、図6(a)に示す本実施形態に係る昇降用張ブロック1,41は正面図であり、紙面に対して右側を上部、左側を下部、上側を左、下側を右として示しており、従って、図3(b)、図6(b)は昇降用張ブロック1,41の右側面図を示している。また、このような位置関係を基準として以下の説明を行っている。
[実施形態]
本実施形態に係る昇降用張ブロック1は、図1、図2に示すように、農業用の溜池や河川や海岸等の法面Kを覆って保護する昇降用張ブロック1であって、手摺Tを取り付け自在とする手摺設置部2を備えており、更に、法面Kの傾斜を昇降自在とする階段部3を備えている。
なお、本実施形態に係る昇降用張ブロック1は、手摺設置部2や階段部3を有さない通常の張ブロックHと共に敷設される。
具体的には、法面Kの傾斜に沿って略正方形状の複数の昇降用張ブロック1を上下に連設すると共に、昇降用張ブロック1の左右側端面には昇降用張ブロック1と同外形もしく半分の外形の張ブロックH,Hの側端面を当接させ敷設し、それ以外の法面Kも含めて複数の張ブロックHで法面Kを覆っている。
また、昇降用張ブロック1と張ブロックHの上下左右側端面には、図3(a)、(b)に示すように、係合凸部18と係合凹部22を形成しており、昇降用張ブロック1等を法面Kに敷設した際、係合凸部18と係合凹部22との係合により昇降用張ブロック1等がずれることなく一体となって法面Kを被覆して保護するように構成している。
このように施工された法面Kは、昇降用張ブロック1が備える階段部3により法面Kの傾斜を容易に昇降することができる。しかも、法面Kが存在する地域環境や条件により手摺Tが必要であれば、昇降用張ブロック1が備える手摺設置部2に手摺Tを容易に設置することができる。
以下、本実施形態に係る昇降用張ブロック1の構成について図面を参照しながら具体的に詳述する。
図3(a)、(b)に示すように、昇降用張ブロック1は正面視略正方形状で側面視略偏平状のコンクリート2次製品であり、階段部3として表面に滑り防止部7を形成した3段の階段4(4a,4b,4c)を形成している。階段部3の左右側には厚みが均一な正面視矩形状の偏平部16(16a,16b)を形成し、右偏平部16bの上側面10において上下端部側に手摺設置部2を形成している。
また、右偏平部16bが位置する側端面には隣接して2つの第一係合凸部18a,18aを突設し、階段部3の最上段の階段4cが位置する側端面には第二係合凸部18bを突設している。
また、第一係合凸部18aと対向する左偏平部16aが位置する側端面には側端面及び下底面に開口を形成し第一係合凸部18aが係合可能な第一係合凹部22aを形成し、第二係合凸部18bと対向する最下段の階段4aが位置する側端面には側端面及び下底面に開口を形成し第二係合凸部18bが係合可能な第二係合凹部22bを形成している。なお、昇降用張ブロック1の底面側は、係合凹部22を除き凹凸のない偏平状に形成している。
階段部3を構成する階段4は、図3(a)、(b)に示すように偏平部16の上側面10から三角形状に突設しており、一方の緩やかな傾斜をなす面を踏み面5とし、他方の急な傾斜をなす面を階段の高さとする蹴上げ6とし、これらの交点を頂点とする直角三角形状に形成している。また、踏み面5には滑り防止部7として円錐台状の複数の小さな突起8を千鳥配置している。なお、突起8は、階段4を昇降する足の足裏に踏まれやすい踏み面5の蹴上げ6側に重点的に形成している。
踏み面5は、昇降用張ブロック1を法面Kに敷設した際、略水平となり、蹴上げ6は略垂直となるように形成しており、踏み面5と蹴上げ6をこのように構成することで法面Kの傾斜を昇降しやすい階段部3をなすことができる。
また、一方の階段4a,(4b)の踏み面5の端部と、他方の階段4b,(4c)の蹴上げ6の端部との交点は、断面視で偏平部16の高さよりも低い箇所に形成している。
第一係合凸部18aは、右偏平部16bの側端面において右偏平部16bの厚みの略下半分に隣接して2箇所形成している。第一係合凸部18aは、上底19aを外側に向けた平面視台形状で、下底20a側から上底19a側にかけて昇降用張ブロック1の下側に向け緩やかに傾斜している。
また、第二係合凸部18bは、上底19bを外側に向けた正面視台形状で、下底20b側から上底19b側にかけて昇降用張ブロック1の下側に向け緩やかに傾斜している。
第一係合凹部22aと第二係合凹部22bは共に同様の形状で構成しており、それぞれ左偏平部16aと最下段の階段4aの側端面に形成している。ここでは、第二係合凹部22bを説明することで第一係合凹部22aの説明を省略する。
第二係合凹部22bは、図3(b)に示すように、最下段の階段4aの側端面の略下半分を切欠して第二係合凹部22bを形成し、第二係合凹部22bの内側壁を形成する切欠上面23は外側に拡開するよう緩やかに傾斜させている。
すなわち、この傾斜は、第二係合凸部18bに形成した傾斜と同様の角度で形成しており、図4(a)、図5に示すように、昇降用張ブロック1を連設した際、第二係合凸部18bと第二係合凹部22bとが嵌合するように形成している。
また、図1、図2に示すように、法面Kに昇降用張ブロック1と通常の張ブロックHを敷設する際、第一係合凸部18aと嵌合するのは通常の張ブロックHであり、該張ブロックHにも第一係合凹部(図示せず)を形成することで昇降用張ブロック1と嵌合して全体として一体となるように連設することができる。
また、本実施形態においては、通常の張ブロックHの上下左右の側端面に本実施形態に係る昇降用張ブロック1が備える第一・第二係合凸部18a,18bと第一・第二係合凹部22a,22bを同様に形成することで、法面Kの護岸工事を容易に行うことができる。
なお、本実施形態に係る昇降用張ブロック1では第一係合凸部18aを2箇所形成し、第二係合凸部18bを1箇所形成しているが、係合凸部18の数や形状は本実施形態に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
ここで、上述した実施形態に係る昇降用張ブロック1は、階段部3を3段の階段4で構成しているが、例えば、図6(a)、(b)、図7に示すように、1段の階段4aで1つの昇降用張ブロック41を形成してもよく、また、2段以上の階段4を備えてもよく、更には、階段部3を形成せずに手摺設置部2のみを形成しても本発明の要旨の範囲内である。
次に、本実施形態に係る昇降用張ブロック1の要部をなす手摺設置部2について説明する。
手摺設置部2は、図3(a)、(b)、図4(b)に示すように、昇降用張ブロック1の右偏平部16bの上側面10に開口部12を有する凹状に形成した手摺挿入孔11からなる。
また、手摺挿入孔11は、昇降用張ブロック1を法面Kに設置した際、略鉛直方向に立設する基準内周壁13を有する断面視略逆台形状に形成している。
このように形成することで、図1、図5に示すように、手摺挿入孔11に略逆U字状の手摺Tの手摺基部Tを挿入して固定すれば手摺Tと一体になった昇降用張ブロック1を形成することができる。
具体的には、手摺挿入孔11の開口部12は断面視略逆台形状の下底に相当する開口であり、手摺支柱Tの手摺基部Tが少なくとも2本以上挿入できる程度の大きさに形成すると共に、開口部12の幅員は、手摺基部Tの直径と同程度に形成することで左右方向のガタを抑制している。
また、開口部12の幅員は、断面視略逆台形状の上底に相当する手摺挿入孔11の底部14に至るまで同幅で形成し、底部14は挿入した手摺基部Tの下端部が当接する程度の大きさに形成している。
また、基準内周壁13の角度は階段4の蹴上げ6と略同角度であり、図5に示すように、手摺挿入孔11に手摺基部Tの周面を基準内周壁13に当接させながら挿入し、余剰空間にコンクリートを充填して硬化させれば手摺支柱Tを略鉛直方向に立設させることができる。
なお、本実施形態に係る手摺挿入孔11の底部14は、断面視略逆台形状の下底に相当する開口部12と平行に形成しているが、例えば、階段4を構成する踏み面5と略同角度に形成してもよい。
また、本実施形態では手摺設置部2を凹状に形成した手摺挿入孔11として説明しているが、これに限定されるものではなく、昇降用張ブロック1に手摺Tを設置可能であれば、例えば、貫通孔であってもよい。
ここで、上述した実施形態に係る昇降用張ブロック1は、手摺設置部2を2箇所形成しているが、図6(a)、(b)、図7に示すように、手摺設置部2を1箇所のみ形成した昇降用張ブロック41であっても1箇所以上備えていれば本発明の要旨の範囲内である。
以上、説明したように本実施形態に係る昇降用張ブロック1は構成しており、手摺Tを取り付け自在とする手摺設置部2を備えたことにより、法面Kの保護のみならず、手摺を設置するための別部材を使用することなく必要に応じて容易に手摺Tを設置することができ、高齢者や足腰に不安を抱える者であっても手摺Tを掴まりながら法面Kの傾斜を昇降することができる。
また、法面Kの傾斜を昇降自在とする階段部3を備えたことにより、法面Kの傾斜を容易に昇降でき、しかも、高齢者や足腰に不安を抱える者であっても手摺Tを掴まりながら安全に階段4を昇降することができる。
また、手摺設置部2は、昇降用張ブロック1の上側面10に開口部12を有する凹状に形成した手摺挿入孔11からなることより、該孔11に手摺基部Tを挿入しつつコンクリートを充填することで手摺Tと一体となった昇降用張ブロック1を極めて容易に形成することができる。
また、手摺挿入孔11は、昇降用張ブロック1を法面Kに設置した際、略鉛直方向に立設する基準内周壁13を有することにより、手摺挿入孔11に手摺基部Tを挿入する際、手摺基部Tの外側面を基準内周壁13に当接させながら該孔11にコンクリートを充填して固定するだけで、手摺基部Tから立ち上がる手摺支柱Tを極めて容易に略鉛直方向に立設することができる。
また、手摺挿入孔11は、断面視略逆台形状に形成したことにより、昇降用張ブロック1の製造時に昇降用張ブロック1を型枠から抜けやすくすると共に、手摺Tを設置する際に手摺挿入孔11に挿入した手摺基部Tの固定に充分な量のコンクリートを充填することができる。
更に、階段部3は少なくとも1段以上の階段4を備え、手摺設置部2を階段部3の少なくとも左右側の一方に1箇所以上備えたことにより、上下方向の階段4のピッチ(蹴上げ6)、及び踏み面5の奥行きを人が昇降しやすい寸法に設定しやすくなり、しかも、手摺Tの位置が階段4の昇降動作を妨げることなく、容易に手摺Tを把持することができるようになる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
K 法面
T 手摺
1 昇降用張ブロック
2 手摺設置部
3 階段部
4 階段
10 上側面
11 手摺挿入孔
12 開口部
13 基準内周壁

Claims (3)

  1. 農業用の溜池や河川や海岸等の法面を覆って保護する昇降用張ブロックであって、
    前記法面の傾斜を昇降自在とする階段部と、
    前記階段部の左右側に上下方向の全体にわたって設けられた偏平部と、
    左右の前記偏平部のうち少なくともいずれか一方の前記偏平部に少なくとも上下2箇所に設けられ、前記偏平部の上側面に開口した手摺設置部と、
    両端の手摺基部がそれぞれ前記手摺設置部に挿入されて固定された略逆U字状の手摺と、を備え、
    前記手摺設置部は、昇降用張ブロックの上側面に開口部を有する凹状に形成した手摺挿入孔からなり、
    前記手摺挿入孔の開口部は、前記手摺基部が少なくとも2本挿入できる大きさを有し、
    前記偏平部の左右外側の側面である左右側端面に当接した状態で設けられる他の張ブロックと共に敷設されて前記法面を覆うことを特徴とする昇降用張ブロック。
  2. 前記手摺挿入孔は、昇降用張ブロックを前記法面に設置した際、略鉛直方向に立設する基準内周壁を有することを特徴とする請求項に記載の昇降用張ブロック。
  3. 前記手摺挿入孔は、断面視略逆台形状に形成したことを特徴とする請求項または請求項に記載の昇降用張ブロック。
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