JPH07107270B2 - 法面用階段ブロック - Google Patents
法面用階段ブロックInfo
- Publication number
- JPH07107270B2 JPH07107270B2 JP1308387A JP30838789A JPH07107270B2 JP H07107270 B2 JPH07107270 B2 JP H07107270B2 JP 1308387 A JP1308387 A JP 1308387A JP 30838789 A JP30838789 A JP 30838789A JP H07107270 B2 JPH07107270 B2 JP H07107270B2
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- Japan
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- staircase
- block
- slope
- drainage
- stairs
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、河川敷沿い或いは道路沿い等の傾斜してなる
法面を上り下りする際に使用される法面用階段を形成す
るための法面用階段ブロックに関する。
法面を上り下りする際に使用される法面用階段を形成す
るための法面用階段ブロックに関する。
(従来の技術) 従来の法面用の階段は、第5図(イ)、(ロ)に示すよ
うに、アンカー筋を有する板状体20や、コンクリート積
みブロック21を転用して蹴上部を形成するとともに、踏
面22には現場打ちコンクリートを打設し、或いは階段全
体を現場打ちコンクリートにより形成することで、法面
の勾配θに応じた階段が設置現場毎に施工されている。
うに、アンカー筋を有する板状体20や、コンクリート積
みブロック21を転用して蹴上部を形成するとともに、踏
面22には現場打ちコンクリートを打設し、或いは階段全
体を現場打ちコンクリートにより形成することで、法面
の勾配θに応じた階段が設置現場毎に施工されている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、この従来のものは施工すべき法面の勾配θに
対して踏面22が水平となるべく、予め寸法を設定し、先
ず蹴上部を形成した後に再度踏面22を仕上げることを要
し、前記寸法設定を誤ったり、仕上げ作業が煩雑になる
とともに、一体性に欠け壊れ易く、更に踏面22が水平と
ならず傾いた状態等になり易いため大変歩きづらく、ひ
いては傾きのために階段の上り下りの際に滑って怪我を
する等の恐れもあった。
対して踏面22が水平となるべく、予め寸法を設定し、先
ず蹴上部を形成した後に再度踏面22を仕上げることを要
し、前記寸法設定を誤ったり、仕上げ作業が煩雑になる
とともに、一体性に欠け壊れ易く、更に踏面22が水平と
ならず傾いた状態等になり易いため大変歩きづらく、ひ
いては傾きのために階段の上り下りの際に滑って怪我を
する等の恐れもあった。
更に、法面上で前記作業を行うために施工に危険が伴
い、また手間が掛かって施工期間が長引くとともに、施
工工事毎に前記作業を繰り返すと不経済であり、しか
も、勾配θが大きい急傾斜法面においては、施工が行い
難いという問題点を有していた。
い、また手間が掛かって施工期間が長引くとともに、施
工工事毎に前記作業を繰り返すと不経済であり、しか
も、勾配θが大きい急傾斜法面においては、施工が行い
難いという問題点を有していた。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、法面の勾配が異なる場合においても兼
用的に使用が可能で施工性に富み且つ水路をも一体的に
構築できる法面用階段ブロックを提供するところにあ
る。
とするところは、法面の勾配が異なる場合においても兼
用的に使用が可能で施工性に富み且つ水路をも一体的に
構築できる法面用階段ブロックを提供するところにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、法面用階段に複数形成される踏面に少なくと
も2種の異なる角度の平面を具備させることにより、上
記課題を解決せんとしてなされたものである。
も2種の異なる角度の平面を具備させることにより、上
記課題を解決せんとしてなされたものである。
すなわち、第1に本発明は、階段ブロック本体2に複数
設けられる踏面5が、角度の異なる法面に兼用すべく該
ブロック本体2の設置角度によって一方が水平面とな
り、他方が傾斜面となる角度の異なる少なくとも2種の
平面3、4を複数設けることにより形成されてなる法面
用階段ブロックである。
設けられる踏面5が、角度の異なる法面に兼用すべく該
ブロック本体2の設置角度によって一方が水平面とな
り、他方が傾斜面となる角度の異なる少なくとも2種の
平面3、4を複数設けることにより形成されてなる法面
用階段ブロックである。
又、第2に本発明は、上記第1記載の法面用階段ブロッ
クにおいて、階段ブロック本体2の下部に排水用U形ブ
ロック6が設けられてなる法面用階段ブロックである。
クにおいて、階段ブロック本体2の下部に排水用U形ブ
ロック6が設けられてなる法面用階段ブロックである。
又、第3に本発明は、手摺支持軸用受部7が階段ブロッ
ク本体2の側部に形成されてなる上記第1又は第2記載
の法面用階段ブロックである。
ク本体2の側部に形成されてなる上記第1又は第2記載
の法面用階段ブロックである。
(作用) 上記第1の構成からなる法面用階段ブロックにおいて
は、階段ブロック本体に複数形成される踏面には、法面
の勾配に対する設定角度の異なる平面が2種以上形成さ
れてなるため、該2種の設定角度の範囲内で何れか一方
の平面が水平又は水平に近似となり、足裏面が水平又は
水平に近似した平面により形成される踏面にて支持され
ることとなるため、不用意な滑り等が生じることがな
く、前記平面の設定角度の範囲内において兼用的な法面
用階段の使用が行える。
は、階段ブロック本体に複数形成される踏面には、法面
の勾配に対する設定角度の異なる平面が2種以上形成さ
れてなるため、該2種の設定角度の範囲内で何れか一方
の平面が水平又は水平に近似となり、足裏面が水平又は
水平に近似した平面により形成される踏面にて支持され
ることとなるため、不用意な滑り等が生じることがな
く、前記平面の設定角度の範囲内において兼用的な法面
用階段の使用が行える。
尚、上記記載の設定角度とは、階段が何度か傾斜した法
面において、踏面の平面が水平になるかという角度を意
味する。
面において、踏面の平面が水平になるかという角度を意
味する。
又、第2の構成からなる法面用階段ブロックにおいて
は、階段ブロック本体の下面に排水用U形ブロックが設
けられてなるために、法面用階段を形成すると同時に排
水溝を形成することができる。
は、階段ブロック本体の下面に排水用U形ブロックが設
けられてなるために、法面用階段を形成すると同時に排
水溝を形成することができる。
更に、該排水用U形ブロックは階段下に位置され、且つ
法面用階段ブロックと連結されてなるために、両者の一
体性は完璧であって、仮に法面が浸食されても法面用階
段ブロックと排水用U形ブロックとは分解することな
く、現状を維持し続けるのである。
法面用階段ブロックと連結されてなるために、両者の一
体性は完璧であって、仮に法面が浸食されても法面用階
段ブロックと排水用U形ブロックとは分解することな
く、現状を維持し続けるのである。
又、第3の構成からなる法面用階段ブロックにおいて
は、階段ブロック本体の側部に手摺支持軸用受部が設け
られてなるため、法面用階段を昇降する際の手摺を立設
支持させることが可能となり法面用階段の一層安全な使
用が行える。
は、階段ブロック本体の側部に手摺支持軸用受部が設け
られてなるため、法面用階段を昇降する際の手摺を立設
支持させることが可能となり法面用階段の一層安全な使
用が行える。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面に沿って説明す
る。
る。
先ず、第1図(イ)において1は、法面用階段ブロック
であり、2は上面に2箇所の踏面5を形成してなる階段
ブロック本体を示す。
であり、2は上面に2箇所の踏面5を形成してなる階段
ブロック本体を示す。
次に同図(ロ)において踏面5を詳細に説明する。
この踏面5上には2種の異なる設定角度、即ち、階段ブ
ロック本体2の設置角度によって一方が水平面となり、
他方が傾斜面となるべく角度を付して形成された平面
3、4が設けられており、該平面3を3箇所、平面4を
4箇所設けることにより踏面5が形成されてなる。
ロック本体2の設置角度によって一方が水平面となり、
他方が傾斜面となるべく角度を付して形成された平面
3、4が設けられており、該平面3を3箇所、平面4を
4箇所設けることにより踏面5が形成されてなる。
ここで、平面3は階段ブロック本体2がαの角度の時に
水平となるべく形成されてなるもので、これに対して、
平面4は階段ブロック本体2がβの角度の時に水平とな
るべく形成されてなる。
水平となるべく形成されてなるもので、これに対して、
平面4は階段ブロック本体2がβの角度の時に水平とな
るべく形成されてなる。
8は前記平面3、4を複数設けることによって踏面5に
刻設されてなる横溝を示す。
刻設されてなる横溝を示す。
本発明は以上の構成からなるために、第1図(ロ)に示
すように、法面の勾配がαの場合には、階段ブロック本
体2の前記踏面5上の平面3…が水平となるために、足
を該平面3…に置けば滑り等の心配がなく安全な上り下
りを行うことができるのである。
すように、法面の勾配がαの場合には、階段ブロック本
体2の前記踏面5上の平面3…が水平となるために、足
を該平面3…に置けば滑り等の心配がなく安全な上り下
りを行うことができるのである。
又、同図(ハ)に示すように、法面の勾配がβの場合に
は、階段ブロック本体2の前記踏面5上の平面4…が水
平となるために、該平面4…上に足を置けば前記α角度
の場合と同様に滑り等の恐れがなく、安全な法面用階段
ブロック1の使用が行えるのである。
は、階段ブロック本体2の前記踏面5上の平面4…が水
平となるために、該平面4…上に足を置けば前記α角度
の場合と同様に滑り等の恐れがなく、安全な法面用階段
ブロック1の使用が行えるのである。
このように、本実施例の法面用階段ブロック1において
は、従来のように法面の勾配に対して単一的に限定され
て使用されるものではなく、前記α〜βの角度の範囲内
において平面3、4の何れか一方の平面が水平、或いは
水平に近似となるため、平面3、4の設定角度の範囲内
(α〜β内)において兼用的な使用が可能となるのであ
る。
は、従来のように法面の勾配に対して単一的に限定され
て使用されるものではなく、前記α〜βの角度の範囲内
において平面3、4の何れか一方の平面が水平、或いは
水平に近似となるため、平面3、4の設定角度の範囲内
(α〜β内)において兼用的な使用が可能となるのであ
る。
而して、前記踏面5において平面3、4を複数形成する
ことにより、該踏面5の表面が凹凸状に形成されて横溝
8が刻設されることとなるため、該横溝8によって踏面
5上に降った雨水を平面3、4から排出したり、砂等を
平面3、4から集めたりする作用が生じるのである。
ことにより、該踏面5の表面が凹凸状に形成されて横溝
8が刻設されることとなるため、該横溝8によって踏面
5上に降った雨水を平面3、4から排出したり、砂等を
平面3、4から集めたりする作用が生じるのである。
尚、上記実施例においては、平面3を3箇所、平面4を
4箇所形成してなるが、決してこれは条件ではなく、2
箇所以上形成されておればその数は問うものではない。
4箇所形成してなるが、決してこれは条件ではなく、2
箇所以上形成されておればその数は問うものではない。
又、各平面は、α、βの設定角度に対応して2種形成し
てなるが、これに限定されず例えば3種以上形成しても
よい。
てなるが、これに限定されず例えば3種以上形成しても
よい。
次に、本発明の他実施例について説明する。
第2図(イ)至乃至(ホ)において、その上面に踏面5
を2面形成してなる法面用階段ブロック1の階段ブロッ
ク本体2の両側部にはリブ体10が連設されるとともに、
両端部に表されるリブ体10の上面には、平面台形形状の
プレート溝13が凹設され、しかも階段ブロック本体2の
下面には突条16が設けられ、且つ逆山形に形成される階
段部の連設部から前記突条16の底面にわたって水抜孔17
が貫設されてなるものである。
を2面形成してなる法面用階段ブロック1の階段ブロッ
ク本体2の両側部にはリブ体10が連設されるとともに、
両端部に表されるリブ体10の上面には、平面台形形状の
プレート溝13が凹設され、しかも階段ブロック本体2の
下面には突条16が設けられ、且つ逆山形に形成される階
段部の連設部から前記突条16の底面にわたって水抜孔17
が貫設されてなるものである。
この法面用階段ブロック1の下部には第3図(イ)、
(ロ)、(ハ)に示すように、排水用U形ブロック6が
設けられてなり、該排水用U形ブロック6は同図
(ロ)、(ハ)に示すように、排水用U形ブロック6の
上端部に設けられた埋込ナット9に階段ブロック本体2
のリブ体10の端面相互及びその上部の連結プレート12を
挿通した締結ボルト11が螺合することによって取り付け
られてなる。
(ロ)、(ハ)に示すように、排水用U形ブロック6が
設けられてなり、該排水用U形ブロック6は同図
(ロ)、(ハ)に示すように、排水用U形ブロック6の
上端部に設けられた埋込ナット9に階段ブロック本体2
のリブ体10の端面相互及びその上部の連結プレート12を
挿通した締結ボルト11が螺合することによって取り付け
られてなる。
上記連結プレート12は略鼓型形状で、前記リブ体10の端
部上面に設けられたプレート溝13内に嵌入された状態に
て階段ブロック本体2を連結保持してなるものである。
そして、プレート溝13内にはモルタルを充填して連結部
を補強するとともに、錆の発生を防止する。
部上面に設けられたプレート溝13内に嵌入された状態に
て階段ブロック本体2を連結保持してなるものである。
そして、プレート溝13内にはモルタルを充填して連結部
を補強するとともに、錆の発生を防止する。
ここでリブ体10は、階段ブロック本体2の階段部の付根
に設けられてなるために、逆山形に形成される複数個の
階段部の連設部を補強し、また突条16は、排水用U形ブ
ロック6の上部内壁間にわたって係合されるため、ブロ
ック相互の横ずれを防止し、更に水抜孔17は、各階段部
の付け根に貫設されてなるために、該水抜孔17によって
路面5上に降った雨水を排水用U形ブロック6内へ排出
する作用が生じるのである。
に設けられてなるために、逆山形に形成される複数個の
階段部の連設部を補強し、また突条16は、排水用U形ブ
ロック6の上部内壁間にわたって係合されるため、ブロ
ック相互の横ずれを防止し、更に水抜孔17は、各階段部
の付け根に貫設されてなるために、該水抜孔17によって
路面5上に降った雨水を排水用U形ブロック6内へ排出
する作用が生じるのである。
この実施例においては、法面に法面用階段と排水用溝と
を同時に形成できるため、施工工事作業の簡略化が図れ
るという利点がある。又排水用U形ブロック6は、階段
ブロック本体2の下部に設けられ、且つ法面用階段ブロ
ック2と連結されてなるために、従来のように排水用溝
が法面に裸出することなく外観体裁が良好となるととも
に、流水が飛散することがなく、また排水用U溝内に不
用意に人や物が落ち込むという心配もないのである。更
に法面が浸食されても階段ブロック本体2と排水用U形
ブロック6とが分解することなく、現状を維持し続ける
のである。
を同時に形成できるため、施工工事作業の簡略化が図れ
るという利点がある。又排水用U形ブロック6は、階段
ブロック本体2の下部に設けられ、且つ法面用階段ブロ
ック2と連結されてなるために、従来のように排水用溝
が法面に裸出することなく外観体裁が良好となるととも
に、流水が飛散することがなく、また排水用U溝内に不
用意に人や物が落ち込むという心配もないのである。更
に法面が浸食されても階段ブロック本体2と排水用U形
ブロック6とが分解することなく、現状を維持し続ける
のである。
尚、上記実施例においては、階段ブロック本体2と排水
用U形ブロック6とを締結ボルト11、埋込ナット9等を
使用して取り付けてなるがこれに限定されず、例えば一
体成形されていてもよく具体的な構造は問うものではな
い。
用U形ブロック6とを締結ボルト11、埋込ナット9等を
使用して取り付けてなるがこれに限定されず、例えば一
体成形されていてもよく具体的な構造は問うものではな
い。
更に、第4図(ニ)、(ホ)、(ヘ)、(ト)に示すよ
うに、階段ブロック本体2の側部に手摺支持軸14を立設
保持するための略円筒孔を有する手摺支持軸用受部7を
形成してなる場合においては、同図(イ)、(ロ)に示
すように、手摺支持軸用受部7の略円筒孔内に手摺支持
軸14を立設させ、該手摺支持軸14に手摺15を架設するこ
とにより法面用階段ブロック1の側部に手摺を設けるこ
とができるため、法面用階段の使用時に該手摺を利用す
ることができ昇降の安全性が増すのである。
うに、階段ブロック本体2の側部に手摺支持軸14を立設
保持するための略円筒孔を有する手摺支持軸用受部7を
形成してなる場合においては、同図(イ)、(ロ)に示
すように、手摺支持軸用受部7の略円筒孔内に手摺支持
軸14を立設させ、該手摺支持軸14に手摺15を架設するこ
とにより法面用階段ブロック1の側部に手摺を設けるこ
とができるため、法面用階段の使用時に該手摺を利用す
ることができ昇降の安全性が増すのである。
ここで18は、同図(イ)、(ハ)に示すように、排水用
U形ブロック6同志を連結するため、該排水用U形ブロ
ックの合端面に設けられた孔に嵌入されてなるピンを示
す。
U形ブロック6同志を連結するため、該排水用U形ブロ
ックの合端面に設けられた孔に嵌入されてなるピンを示
す。
尚、上記実施例において、手摺支持軸用受部7には略円
筒形状の孔を形成してなるが、その形状及び手摺支持軸
14を支持するための手段は問うものではない。
筒形状の孔を形成してなるが、その形状及び手摺支持軸
14を支持するための手段は問うものではない。
更に、各法面用階段ブロックに形成される踏面5は、2
箇所以上形成されておればその数も限定されず、また手
摺支持軸用受部7を設けていない法面用階段ブロックと
も組合せ可能である。
箇所以上形成されておればその数も限定されず、また手
摺支持軸用受部7を設けていない法面用階段ブロックと
も組合せ可能である。
その他、本発明の詳細は、発明の意図する範囲内で設計
変更可能である。
変更可能である。
(発明の効果) 叙上のように本発明は、ブロック本体に複数設けられる
踏面が少なくとも2種の異なる設定角度の平面を複数設
けることにより形成されてなる法面用階段ブロックであ
るために、前記設定角度の範囲内において何れか1種の
平面が地表水平勾配に一致、或いは近似の値となり、地
表水平勾配と一致又は近似した平面により形成された踏
面に足を乗せて階段を安全に渡り歩くことがでる。従っ
て、設定角度の範囲内で角度の異なる法面に兼用的に使
用可能な法面用階段を形成できるという極めて格別なる
効果を有するに至った。
踏面が少なくとも2種の異なる設定角度の平面を複数設
けることにより形成されてなる法面用階段ブロックであ
るために、前記設定角度の範囲内において何れか1種の
平面が地表水平勾配に一致、或いは近似の値となり、地
表水平勾配と一致又は近似した平面により形成された踏
面に足を乗せて階段を安全に渡り歩くことがでる。従っ
て、設定角度の範囲内で角度の異なる法面に兼用的に使
用可能な法面用階段を形成できるという極めて格別なる
効果を有するに至った。
又、少なくとも2種の異なる設定角度を付した平面を複
数形成することによって踏面上には横溝が刻設され、更
に水抜孔をも付加できるために、該横溝や水抜孔によっ
て各踏面上の水を排出し、或いは砂等の堆積を防止でき
るため、不意な滑りが発生しにくい法面用階段を形成で
きるという大なる利点もある。
数形成することによって踏面上には横溝が刻設され、更
に水抜孔をも付加できるために、該横溝や水抜孔によっ
て各踏面上の水を排出し、或いは砂等の堆積を防止でき
るため、不意な滑りが発生しにくい法面用階段を形成で
きるという大なる利点もある。
尚、法面用階段ブロックの下部に排水用U形ブロックを
設けた場合においては両者を一体的に法面に施工可能
で、従来にはない水路付の法面用階段が容易に構築でき
るため、施工工事の簡略化を図ることが可能となって、
更に外観体裁を良好なものとするとともに、排水用溝の
補強も行えるという優れた利点も有する。
設けた場合においては両者を一体的に法面に施工可能
で、従来にはない水路付の法面用階段が容易に構築でき
るため、施工工事の簡略化を図ることが可能となって、
更に外観体裁を良好なものとするとともに、排水用溝の
補強も行えるという優れた利点も有する。
更に、法面用階段ブロックの側部に手摺支持軸用受部を
形成した場合においては、階段を渡る際の手摺を立設支
持させて安全な法面用階段の使用が行えるという有益な
効果がある。
形成した場合においては、階段を渡る際の手摺を立設支
持させて安全な法面用階段の使用が行えるという有益な
効果がある。
又、従来の法面用階段(現場打ちコンクリート製)に比
し、法面上での作業が簡略化して迅速に施工が行え、施
工期間が短縮して経済的であるとともに、急傾斜法面に
おいても安全に施工が行えるという効果をも奏する。
し、法面上での作業が簡略化して迅速に施工が行え、施
工期間が短縮して経済的であるとともに、急傾斜法面に
おいても安全に施工が行えるという効果をも奏する。
第1図は、本発明に係る一実施例を示し、(イ)は斜視
図、(ロ)、(ハ)はそのA−A拡大断面図。 第2図は、本発明に係る他実施例を示し、(イ)は正面
図、(ロ)は平面図、(ハ)は背面図、(ニ)は側面
図、(ホ)は(イ)のB−B断面図。 第3図は、第2図(イ)至乃至(ホ)に示す法面用階段
ブロックの組立状態を示し、(イ)は斜視図、(ロ)は
そのC−C断面図、(ハ)はそのD部拡大図。 第4図は、本発明に係る他実施例を示し、(イ)は組立
状態を示す側面図、(ロ)はその平面図、(ハ)は
(イ)のE部拡大断面図、(ニ)は該実施例に係る法面
用階段ブロックの正面図、(ホ)は同平面図、(ヘ)は
同右側面図、(ト)は(ヘ)のF矢視図。 第5図(イ)、(ロ)は従来の法面用階段を示す断面
図。 1……法面用階段ブロック,2……階段ブロック本体,3、
4……平面,5……踏面,6……排水用U形ブロック,7……
手摺支持軸用受部
図、(ロ)、(ハ)はそのA−A拡大断面図。 第2図は、本発明に係る他実施例を示し、(イ)は正面
図、(ロ)は平面図、(ハ)は背面図、(ニ)は側面
図、(ホ)は(イ)のB−B断面図。 第3図は、第2図(イ)至乃至(ホ)に示す法面用階段
ブロックの組立状態を示し、(イ)は斜視図、(ロ)は
そのC−C断面図、(ハ)はそのD部拡大図。 第4図は、本発明に係る他実施例を示し、(イ)は組立
状態を示す側面図、(ロ)はその平面図、(ハ)は
(イ)のE部拡大断面図、(ニ)は該実施例に係る法面
用階段ブロックの正面図、(ホ)は同平面図、(ヘ)は
同右側面図、(ト)は(ヘ)のF矢視図。 第5図(イ)、(ロ)は従来の法面用階段を示す断面
図。 1……法面用階段ブロック,2……階段ブロック本体,3、
4……平面,5……踏面,6……排水用U形ブロック,7……
手摺支持軸用受部
Claims (3)
- 【請求項1】階段ブロック本体2に複数設けられる踏面
5が、角度の異なる法面に兼用すべく該ブロック本体2
の設置角度によって一方が水平面となり、他方が傾斜面
となる角度の異なる少なくとも2種の平面3、4を複数
設けることにより形成されてなることを特徴とする法面
用階段ブロック。 - 【請求項2】請求項第1項記載の法面用階段ブロックに
おいて、階段ブロック本体2の下部に排水用U形ブロッ
ク6が設けられてなることを特徴とする法面用階段ブロ
ック。 - 【請求項3】手摺支持軸用受部7が階段ブロック本体2
の側部に形成されてなることを特徴とする請求項第1項
又は第2項記載の法面用階段ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308387A JPH07107270B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 法面用階段ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308387A JPH07107270B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 法面用階段ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169916A JPH03169916A (ja) | 1991-07-23 |
JPH07107270B2 true JPH07107270B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=17980452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1308387A Expired - Fee Related JPH07107270B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 法面用階段ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107270B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Non-Patent Citations (1)
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実願昭61−196129号(実開昭63−100524号)の願書に添付した明細書及び図面の内容を撮影したマイクロフィルム(JP,U |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103306360A (zh) * | 2013-06-14 | 2013-09-18 | 天津大学 | 用于分流制雨水入河污染物截控的多维生态排水系统 |
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