JP6030484B2 - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

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本発明は、ベルト式の無段変速機の制御装置に関する。
近年、車両の自動変速機として、変速比を無段階に変更でき、変速ショックがなく、かつ燃費を改善することができるベルト式の無段変速機(以下「CVT」ともいう)が広く実用化されている。なお、ベルトには、例えば、チェーン、金属ベルト、及び乾式複合ベルト等を含む。ベルト式の無段変速機では、エンジンで発生された駆動力がベルトを介してドライブプーリ(プライマリプーリ)からドリブンプーリ(セカンダリプーリ)へ伝達される。
ここで、ドライブプーリとドリブンプーリとに付与されるプーリ側圧(クランプ力)は、ベルトにより伝達されるエンジントルクに応じて制御される(例えば、特許文献1参照)。その際に、プーリ側圧(又は、プーリ側圧の元圧となるライン圧)が不足すると、ベルトが滑って動力伝達に支障をきたすとともに、ベルトの耐久性劣化を招いてしまう。逆に、プーリ側圧が過剰になると油圧源側の負荷の増大を招き、ひいては車両の燃費を悪化させる要因となる。そのため、無段変速機のプーリ側圧は、ベルトの滑りを生じさせることなく、かつ過剰とならないように制御する必要がある。
特開2001−208183号公報
上述したように、プーリ側圧はエンジントルクに応じて制御されるが、例えば、加速時などのエンジントルクが変化する過渡時には、エンジントルクを正確に取得することが困難な場合がある。特に、ターボチャージャ等の過給機を備えたエンジンでは、過給の立ち上がり時には、吸入空気量が大きく変化してエンジントルクが大きく変化するため、実際に発生しているエンジントルクを正確に取得することが難しい。
そこで、例えば、アクセルペダルの開度に基づいてエンジントルクを算出してプーリ側圧を制御しようとした場合には、次のような問題が生じるおそれがある。すなわち、アクセルペダルが踏み込まれてから過給効果が現れるまでには時間遅れがあるため、算出されるエンジントルクが実際に発生しているエンジントルクよりも大きくなり、その結果、ベルトの滑りは防止できるものの、プーリ側圧が必要以上に大きくなるおそれがある。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、エンジントルクが変化する過渡時に、ベルトの滑りを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を防止して、油圧供給の負荷を低減し、燃費を向上させることが可能な無段変速機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る無段変速機の制御装置は、吸入空気を過給する過給機を備えたエンジンからの駆動力を変換して出力する無段変速機の制御装置において、エンジン回転数及びアクセルペダル開度に基づいて、エンジンの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、エンジン回転数及び吸入空気量に基づいて、エンジンの実トルクを算出する実トルク算出手段と、目標トルク又は実トルクを択一的に選択して制御用エンジントルクとし、該制御用エンジントルクに基づいて、無段変速機のプーリ側圧を調節する油圧制御手段とを備え、油圧制御手段が、過給機の目標過給圧が実過給圧よりも高い場合において、目標過給圧と実過給圧との差分が所定のしきい値以上のときには、実トルクを制御用エンジントルクとして選択し、目標過給圧と実過給圧との差分が所定のしきい値未満のときには、目標トルクを制御用エンジントルクとして選択することを特徴とする。
本発明に係る無段変速機の制御装置によれば、過給機の目標過給圧が実過給圧よりも高い場合において、目標過給圧と実過給圧との差分が所定のしきい値以上のときには、実トルクが制御用エンジントルクとして選択され、目標過給圧と実過給圧との差分が所定のしきい値未満のときには、目標トルクが制御用エンジントルクとして選択される。そして、選択された制御用エンジントルクに基づいて、無段変速機のプーリ側圧が調節される。よって、目標過給圧と実過給圧との差分が所定のしきい値以上の場合、すなわち過給が充分に効いておらず、エンジントルクの変化が比較的小さいと考えられる場合には、実トルクが制御用エンジントルクとされる。そのため、プーリ側圧が不必要に大きくなること、すなわち、油圧供給の負荷の増大を防止することができる。一方、過給圧が上昇して上記差分が所定のしきい値未満になったとき、すなわち過給効果が現れ、急激にエンジントルクが増大すると予測されるときには、目標トルクが制御用エンジントルクとされる。そのため、ベルトの滑りを防止することができる。その結果、エンジントルクが変化する過渡時に、ベルトの滑りを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を防止して、油圧供給の負荷を低減し、燃費を向上させることが可能となる。
本発明に係る無段変速機の制御装置では、油圧制御手段が、目標過給圧と実過給圧との差分が所定のしきい値未満となった後に、実過給圧が目標過給圧を超えた後は、実トルクを制御用エンジントルクとして選択することが好ましい。
このようにすれば、過給圧が上昇し、実過給圧がオーバーシュートした場合であってもベルトの滑りを確実に防止することが可能となる。
本発明に係る無段変速機の制御装置では、油圧制御手段が、目標過給圧と実過給圧との差分が前記所定のしきい値未満となった後に、該差分が第2のしきい値以上となった後は、実トルクを制御用エンジントルクとして選択することが好ましい。
このようにすれば、過給圧が減少傾向にあるときにも、ベルトのすべりを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を抑えことにより、油圧供給の負荷を低減することができる。また、側圧制御にヒステリシスを設けることが可能となるため、プーリ側圧のハンチングを適切に防止することが可能となる。
本発明に係る無段変速機の制御装置では、油圧制御手段が、エンジンの油温及びエンジン回転数に基づいて、エンジンのフリクションを求め、制御用エンジントルクから該フリクションを減算した結果に基づいて、無段変速機のプーリ側圧を調節することが好ましい。
ところで、軸トルクとして出力されるトルクは、エンジンの暖機状態(すなわちフリクションの状態)によって大きく変化する。そのため、エンジンの暖機状態によって、算出されるエンジントルクと、実際に軸から出力されるトルクとが乖離することがある。ここで、本発明に係る無段変速機の制御装置によれば、油温及びエンジン回転数に基づいて求められたエンジンのフリクションを用いて制御用エンジントルクが補正されるため、無段変速機に入力される軸トルクをより精度よく算出することができる。よって、プーリ側圧が不必要に大きくなることをより適切に防止することが可能となる。
本発明に係る無段変速機の制御装置は、エンジンからの駆動力を変換して出力する無段変速機の制御装置において、エンジン回転数及びアクセルペダル開度に基づいて、エンジンの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、エンジン回転数及び吸入空気量に基づいて、エンジンの実トルクを算出する実トルク算出手段と、目標トルク又は実トルクを択一的に選択して制御用エンジントルクとし、該制御用エンジントルクに基づいて、無段変速機のプーリ側圧を調節する油圧制御手段とを備え、油圧制御手段が、目標トルクが実トルクよりも高い場合において、目標トルクと実トルクとの差分が所定のしきい値以上のときには、実トルクを制御用エンジントルクとして選択し、目標トルクと実トルクとの差分が前記所定のしきい値未満のときには、目標トルクを制御用エンジントルクとして選択することを特徴とする。
本発明に係る無段変速機の制御装置によれば、過給機を備えていないエンジンにおいても、エンジントルクが変化する過渡時に、ベルトの滑りを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を防止して、油圧供給の負荷を低減し、燃費を向上させることが可能となる。
本発明によれば、エンジントルクが変化する過渡時に、ベルトの滑りを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を防止して、油圧供給の負荷を低減し、燃費を向上させることが可能となる。
実施形態に係る無段変速機の制御装置の全体構成を示すブロック図である。 無段変速機の構成を示すブロック図である。 フリクションマップの例を示す図である。 実施形態に係る無段変速機の制御装置による側圧制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る無段変速機の制御装置による、加速時(過渡時)の目標過給圧、実過給圧、目標トルク、実トルク、及び、制御用エンジントルクの変化を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
まず、図1、図2を併せて用いて、実施形態に係る無段変速機の制御装置1の構成について説明する。図1は、実施形態に係る無段変速機の制御装置1の全体構成を示すブロック図である。図2は、無段変速機20の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、無段変速機の制御装置1は、吸入空気を過給するターボチャージャ11を備えたエンジン10からの駆動力を変速比に応じて変換して出力する無段変速機(CVT)20の制御装置である。無段変速機の制御装置1は、エンジン10の制御を司る電子制御装置(以下「ECU」という)30、及び、該ECU30とCAN(Controller Area Network)35を介して相互に通信可能に接続され、CVTの制御を司る電子制御装置(以下「TCU」という)40を備えて構成されている。
エンジン10は、例えば水平対向型の4気筒ガソリンエンジンである。また、エンジン10は、ターボチャージャ11によって吸入空気を過給して、高出力化及び/又は低燃費化を実現し得るものである。
エンジン10の吸気通路115には、上流側からエアクリーナ116、エアフローメータ114、ターボチャージャ11、過給圧センサ131、インタークーラー12、電子制御式スロットルバルブ113などが設けられている。エアクリーナ116は、吸入空気中のゴミや塵などを取り除くフィルタである。エアフローメータ114は、吸入空気量を質量流量として検出するセンサである。
ターボチャージャ11は、吸気通路115と排気通路118との間に配され、過給を行う過給機である。ターボチャージャ11は、排気通路118に設けられたタービン11aと、吸気通路115に設けられ、タービン11aと回転軸11cで連結されたコンプレッサ11bとを有しており、排気のエネルギーでタービン11aを駆動することにより、同軸のコンプレッサ11bで空気を圧縮する。過給圧センサ131は、ターボチャージャ11により過給された吸気の圧力(実過給圧)を検出するものである。
インタークーラー12は、ターボチャージャ11(コンプレッサ11b)で圧縮されて高温になった吸気を熱交換によって冷却するものである。インタークーラー12の下流側には、吸入空気量を調節するスロットルバルブ113が配されている。
一方、エンジン10の排気通路118上には、上流側(エンジン10側)から順に、タービン11a(ターボチャージャ11)、空燃比センサ、排気浄化触媒、及びマフラなど(図示省略)が設けられている。
上述したエアフローメータ114、過給圧センサ131、空燃比センサに加え、エンジン10のカムシャフト近傍には、エンジン10の気筒判別を行うためのカム角センサ132が取り付けられている。また、エンジン10のクランクシャフト近傍には、クランクシャフトの回転位置を検出するクランク角センサ133が取り付けられている。カム角センサ132及びクランク角センサ133としては、例えば電磁ピックアップ式のものなどが用いられる。これらのセンサは、ECU30に接続されている。さらに、ECU30には、エンジン10の冷却水の温度を検出する水温センサ134、エンジン10のエンジンオイルの温度を検出する油温センサ135、及び、アクセルペダルの踏み込み量すなわちアクセルペダルの開度を検出するアクセルペダル開度センサ136等の各種センサも接続されている。
ECU30は、演算を行うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラム等を記憶するROM、演算結果などの各種データを記憶するRAM、12Vバッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM、及び入出力I/F等を有して構成されている。また、ECU30は、インジェクタを駆動するインジェクタドライバ、点火信号を出力する出力回路、電子制御式スロットルバルブ113を開閉する電動モータを駆動するモータドライバ、及び、ターボチャージャ11の過給圧を調節するウェストゲートバルブ(図示省略)を駆動するドライバ等を備えている。
ECU30では、カム角センサ132の出力から気筒が判別され、クランク角センサ133の出力からエンジン回転数が求められる。また、ECU30では、上述した各種センサから入力される検出信号に基づいて、吸入空気量、過給圧、アクセルペダル開度、混合気の空燃比、及びエンジン10の水温、油温等の各種情報が取得される。そして、ECU30は、取得したこれらの各種情報に基づいて、燃料噴射量や点火時期、電子制御式スロットルバルブ113、ターボチャージャ11等の各種デバイスを制御することによりエンジン10を総合的に制御する。
また、ECU30は、制御時に、ターボチャージャ11の目標過給圧、エンジン10の目標トルク、実トルク等を算出するとともに、算出したデータを、TCU40にCAN35を介して送信する。そのため、ECU30は、目標トルク算出部31、実トルク算出部32、過給圧制御部33を機能的に備えている。ECU30では、ROMに記憶されているプログラムがマイクロプロセッサによって実行されることにより、目標トルク算出部31、実トルク算出部32、及び過給圧制御部33の各機能が実現される。
目標トルク算出部31は、エンジン回転数及びアクセルペダル開度に基づいて、エンジン10の目標トルクを算出する。すなわち、目標トルク算出部31は、特許請求の範囲に記載の目標トルク算出手段として機能する。ここで、エンジン10の目標トルクは、例えば、エンジン回転数とアクセルペダル開度と目標トルクとの関係を定めたマップ(目標トルクマップ)を予め記憶しておき、該目標トルクマップを検索することにより求めることができる。
実トルク算出部32は、エンジン回転数及び吸入空気量に基づいて、エンジン10の実トルクを算出する。すなわち、実トルク算出部32は、特許請求の範囲に記載の実トルク算出手段として機能する。ここで、エンジン10の実トルクは、例えば、エンジン回転数と吸入空気量と実トルクとの関係を定めたマップ(実トルクマップ)を予め記憶しておき、該実トルクマップを検索することにより求めることができる。
過給圧制御部33は、ターボチャージャ11の目標過給圧を設定するとともに、該目標過給圧と、過給圧センサ130により検出された実過給圧とが一致するように、ウェストゲートバルブの開度を制御する。ここで、ターボチャージャ11の目標過給圧は、例えば、エンジン回転数と目標過給圧との関係を定めた過給圧マップを予めROM等に記憶させておき、制御時のエンジン回転数に基づいて過給圧マップを検索することにより設定することができる。
ECU30で算出/取得されたエンジン10の目標トルク、実トルク、目標過給圧、実過給圧は、CAN35を介してTCU40に送信される。また、ECU30で取得されたエンジン10のエンジン回転数、油温、及び水温等の各種情報も、CAN35を介してTCU40に送信される。
図2に示されるように、エンジン10の出力軸150には、エンジン10からの駆動力を変換して出力する、例えばチェーン式の無段変速機20が接続されている。エンジン10から入力された駆動力は、無段変速機20で変換された後、該無段変速機20の出力軸からディファレンシャルギヤ、ドライブシャフト等(図示省略)を介して車両の駆動輪に伝達される。
無段変速機20は、ロックアップクラッチ機能とトルク増幅機能を持つトルクコンバータ220及びリダクションギヤ230を介してエンジンの出力軸150と接続されるプライマリ軸235と、該プライマリ軸235と平行に配設されたセカンダリ軸245とを有している。
プライマリ軸235には、プライマリプーリ240が設けられている。プライマリプーリ240は、プライマリ軸235に接合された固定プーリ240aと、該固定プーリ240aに対向して、プライマリ軸235の軸方向に摺動自在に装着された可動プーリ240bとを有し、それぞれのプーリ240a,240bのコーン面間隔、すなわちプーリ溝幅を変更できるように構成されている。一方、セカンダリ軸245には、セカンダリプーリ250が設けられている。セカンダリプーリ250は、セカンダリ軸245に接合された固定プーリ250aと、該固定プーリ250aに対向して、セカンダリ軸245の軸方向に摺動自在に装着された可動プーリ250bとを有し、プーリ溝幅を変更できるように構成されている。
プライマリプーリ240とセカンダリプーリ250との間には駆動力を伝達するチェーン260が掛け渡されている。プライマリプーリ240及びセカンダリプーリ250の溝幅を変化させて、各プーリ240,250に対するチェーン260の巻き付け径の比率(プーリ比)を変化させることにより、変速比が無段階に変更される。ここで、チェーン260のプライマリプーリ240に対する巻き付け径をRpとし、セカンダリプーリ250に対する巻き付け径をRsとすると、変速比iは、i=Rs/Rpで表される。
ここでプライマリプーリ240(可動プーリ240b)には油圧室240cが形成されている。一方、セカンダリプーリ250(可動プーリ250b)には油圧室250cが形成されている。プライマリプーリ240、セカンダリプーリ250それぞれの溝幅は、プライマリプーリ240の油圧室240cに導入されるプライマリ油圧と、セカンダリプーリ250の油圧室250cに導入されるセカンダリ油圧とを調節することにより設定・変更される。
無段変速機20を変速させるための油圧、すなわち、上述したプライマリ油圧及びセカンダリ油圧は、バルブボディ(コントロールバルブ)270によってコントロールされる。バルブボディ270は、オイルポンプから吐出された油圧をレギュレータで所定のライン圧に調圧するとともに、このライン圧(元圧)を、各プーリに対応した調圧弁(スプールバルブ)で調整して、プライマリプーリ240の油圧室240c及びセカンダリプーリ250の油圧室250cに供給する。また、バルブボディ270では、各プーリの調圧弁の出力圧のうち、高圧側の出力圧をレギュレータに入力してライン圧を調節することにより、チェーン260の滑りを生じない適切なプーリ側圧を発生させるようにしている。また、バルブボディ270は、例えば、車両の前進/後進を切替える前後進切替機構等にも油圧を供給する。
無段変速機20の側圧制御は、TCU40によって実行される。すなわち、TCU40は、上述したバルブボディ270を構成する調圧弁の駆動を制御することにより、プライマリプーリ240の油圧室240c及びセカンダリプーリ250の油圧室250cに供給する油圧を調節する。
TCU40は、演算を行うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラムや変速マップ等を記憶するROM、演算結果などの各種データを記憶するRAM、12Vバッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM、及び入出力I/F等を有して構成されている。
上述したように、TCU40は、例えばCAN35等の車内通信回線を通して、ECU30に接続されている。TCU40は、ECU30から送信されるエンジン10の目標トルク、実トルク、目標過給圧、実過給圧、エンジン回転数、油温、及び水温等の各種情報を受信する。
そして、TCU40は、ECU10からCAN35を介して受信されたエンジン10の目標トルク又は実トルクを択一的に選択して制御用エンジントルクとし、該制御用エンジントルクに基づいて、プーリ側圧を調節する。そのため、TCU40は、油圧制御部41を機能的に有している。TCU40では、ROMに記憶されているプログラムがマイクロプロセッサによって実行されることにより、油圧制御部41の各機能が実現される。
油圧制御部41は、上述したように、目標トルク又は実トルクを択一的に選択して制御用エンジントルクとし、該制御用エンジントルクに基づいて、チェーン260の滑りを生じないようにプーリ側圧を調節する。すなわち、油圧制御部41は、特許請求の範囲に記載の油圧制御手段として機能する。
より詳細には、油圧制御部41は、過給圧が上昇しており、ターボチャージャ11の目標過給圧が実過給圧よりも高い場合において、目標過給圧と実過給圧との差分が、予め設定された圧力上昇側しきい値(特許請求の範囲に記載の所定のしきい値に相当)以上のときには、実トルクを制御用エンジントルクとして選択する(図5の時刻t0〜t1参照)。一方、油圧制御部41は、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値未満のときには、目標トルクを制御用エンジントルクとして選択する(図5の時刻t1〜t2参照)。
また、油圧制御部41は、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値未満となった後に、実過給圧が目標過給圧を超えた後は、実トルクを制御用エンジントルクとして選択する(図5の時刻t2〜参照)。
なお、油圧制御部41は、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値未満となった後に、実過給圧が目標過給圧を超えることなく、上記差分が圧力下降側しきい値(特許請求の範囲に記載の第2のしきい値に相当)以上となった後は、実トルクを制御用エンジントルクとして選択する。
また、油圧制御部41は、エンジン10の油温及びエンジン回転数に基づいて、エンジン10のフリクションを求める。ここで、エンジン10のフリクションの取得の仕方について説明する。TCU40のROM等には、エンジン油温とエンジン回転数とフリクションとの関係を定めたマップ(フリクションマップ)が記憶されており、エンジン油温とエンジン回転数とに基づいてこのフリクションマップが検索されることによりエンジン10のフリクションが取得される。
ここで、フリクションマップの一例を図3に示す。図3において、横軸はエンジン回転数(rpm)であり、縦軸はエンジン油温(℃)である。フリクションマップでは、エンジン油温とエンジン回転数との組み合わせ(格子点)毎にフリクションデータが与えられている。なお、このフリクションマップのデータは、例えば、エンジン台上試験によって得ることができる。なお、エンジン10のフリクションは、ECU40側で算出し、CAN35を介して通信で受け渡す構成としてもよい。
そして、油圧制御部41は、制御用エンジントルクからフリクションを減算し、その結果に基づいて、バルブボディ270を駆動制御することにより、チェーン260の滑りを防止しつつ、かつ過剰とならないように、無段変速機20のプーリ側圧を調節する。
次に、図4を参照しつつ、無段変速機の制御装置1の動作について説明する。図4は、実施形態に係る無段変速機の制御装置1による側圧制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS100では、ECU30からCAN35を介して受信された、エンジン10の目標トルク、実トルク、目標過給圧、実過給圧、エンジン回転数、エンジン油温等のデータが読み込まれる。
続いて、ステップS102では、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、当該差分が圧力上昇側しきい値以上の場合(すなわち、過給が充分に効いておらず、エンジントルクの変化が比較的小さいと考えられる場合(図5の時刻t0〜t1参照))には、ステップS104に処理が移行する。一方、当該差分が圧力上昇側しきい値未満のとき(すなわち、過給効果が現れ、急激にエンジントルクが増大すると予測されるとき(図5の時刻t1〜参照))には、ステップS106に処理が移行する。
ステップS104では、実トルクが制御用エンジントルクとして選択される。その後、ステップS112に処理が移行する。
ステップS106では、目標過給圧と実過給圧との差分が上昇側のしきい値未満となった後に、実過給圧が目標過給圧を超えたか否かについての判断が行われる。ここで、当該差分が上昇側のしきい値未満となった後に、実過給圧が目標過給圧を超えた場合、すなわち実過給圧がオーバーシュートした場合(図5の時刻t2〜参照)には、上述したステップS104において、実トルクが制御用エンジントルクとして選択された後、ステップS112に処理が移行する。一方、上記差分が上昇側のしきい値未満となった後に、実過給圧が目標過給圧を超えていないときには、ステップS108に処理が移行する。
ステップS108では、実過給圧と目標過給圧との差分が圧力下降側しきい値以上であるか否かについての判断が行われる。ここで、当該差分が圧力下降側しきい値以上の場合には、上述したステップS104において、実トルクが制御用エンジントルクとして選択された後、ステップS112に処理が移行する。一方、当該差分が圧力下降側しきい値未満のときには、ステップS110に処理が移行する。
ステップS110では、目標トルクが制御用エンジントルクとして選択される。その後、ステップS112に処理が移行する。
ステップS112では、エンジン油温及びエンジン回転数に基づいて、エンジン10のフリクションが求められる。なお、エンジン10のフリクションの求め方については、上述した通りであるので、ここでは、詳細な説明を省略する。
続いて、ステップS114では、ステップS104又はステップS110において選択された制御用エンジントルクから、ステップS112において取得されたフリクションが減算され、補正後の制御用エンジントルクが算出される。
そして、続くステップS116において、補正後の制御用エンジントルクに基づいて、無段変速機20のプーリ側圧が制御される。
ここで、実施形態に係る無段変速機の制御装置1による、加速時(過渡時)の目標過給圧、実過給圧、目標トルク、実トルク、及び、制御用エンジントルクの変化を示すタイミングチャートを図5に示す。図5の下段には、エンジン10の目標過給圧(実線)、及び実過給圧(点線)の変化が示されている。図5の上段には、下段に示されるように目標過給圧及び実過給圧が変化した場合の、エンジン10の目標トルク(太い実線)、実トルク(細い実線)、及び制御用エンジントルク(点線)の変化が示されている。
図5の下段に示されるように目標過給圧及び実過給圧が変化した場合、図5の上段に示されるように、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値未満の間(時刻t0〜t1の間)は、実トルクが制御用エンジントルクとされ、実トルクに基づいてプーリ側圧が制御される。そして、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値以上になったとき(時刻t1〜)には、目標トルクが制御用エンジントルクとされ、目標トルクに基づいてプーリ側圧が制御される。その後、実過給圧が目標過給圧を超えた場合(時刻t2〜)には、実トルクが制御用エンジントルクとされ、実トルクに基づいてプーリ側圧が制御される。このようにプーリ側圧が制御されることにより、図5に示した例では、目標トルクと実トルクのいずれか大きい方に基づいてプーリ側圧を制御した場合と比較して、ハッチングで示された領域の制御用エンジントルク(すなわちプーリ側圧)を低減することができる。よって、チェーン260の滑りを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を防止することができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、エンジントルクが変化する過渡時(過給圧上昇時)において、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値以上のときには、実トルクが制御用エンジントルクとして選択され、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値未満のときには、目標トルクが制御用エンジントルクとして選択される。そして、選択された制御用エンジントルクに基づいて、無段変速機20のプーリ側圧が調節される。よって、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値以上の場合、すなわち過給が充分に効いておらず、エンジントルクの変化が比較的小さいと考えられる場合には、実トルクが制御用エンジントルクとされる。そのため、プーリ側圧が不必要に大きくなること、すなわち、油圧供給の負荷の増大を防止することができる。一方、過給圧が上昇して上記差分が圧力上昇側しきい値未満になったとき、すなわち過給効果が現れ、急激にエンジントルクが増大すると予測されるときには、目標トルクが制御用エンジントルクとされる。そのため、チェーン260の滑りを防止することができる。その結果、エンジントルクが変化する過渡時に、チェーン260の滑りを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を防止して、油圧供給の負荷を低減し、燃費を向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値未満となった後に、実過給圧が目標過給圧を超えた後は、実トルクが制御用エンジントルクとして選択される。そのため、過給圧が上昇し、実過給圧がオーバーシュートした場合であってもチェーン260の滑りを確実に防止することが可能となる。
また、本実施形態によれば、目標過給圧と実過給圧との差分が圧力上昇側しきい値未満となった後に、該差分が圧力下降側しきい値以上となった後は、実トルクが制御用エンジントルクとして選択される。そのため、過給圧が減少傾向にあるときにも、チェーン260のすべりを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を抑えことにより、油圧供給の負荷を低減することができる。また、プーリ側圧制御にヒステリシスを設けることが可能となるため、プーリ側圧のハンチングを適切に防止することが可能となる。
また、本実施形態によれば、油温及びエンジン回転数に基づいて求められたフリクションを用いて制御用エンジントルクが補正されるため、無段変速機20に入力される軸トルクをより精度よく算出することができる。よって、プーリ側圧が不必要に大きくなることをより適切に防止することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、目標トルク、実トルク等をECU30側で算出し、CAN35を介して受信する構成としたが、TCU40側で算出する構成としてもよい。また、上記実施形態では、エンジン10を制御するECU30と、無段変速機20を制御するTCU40とを別々のハードウェアで構成したが、一体のハードウェアで構成してもよい。
上記実施形態では、エンジン10のフリクションを取得するために、エンジン油温とエンジン回転数とフリクションとの関係を定めたフリクションマップを用いたが、演算によって求める構成としてもよい。また、上述したフリクションマップに代えて、エンジン回転数と吸入空気量とフリクションとの関係を定めた複数枚のフリクションマップをエンジン油温毎(例えば10℃毎)に持つ構成としてもよい。なお、この場合、マップが設定されていない中間の油温に対しては、マップ間の線形補間を行うことによりフリクションを得ることができる。
上記実施形態では、エンジン10の過給機としてターボチャージャを用いたが、ターボチャージャに代えてスーパチャージャ等の他の形式の過給機を用いることもできる。
また、本発明は、ターボチャージャ等の過給機を備えていないエンジンに対しても適用することができる。その場合、油圧制御部41が、目標トルクが実トルクよりも高い場合において、目標トルクと実トルクとの差分が所定のしきい値以上のときには、実トルクを制御用エンジントルクとして選択し、目標トルクと実トルクとの差分が所定のしきい値未満のときには、目標トルクを制御用エンジントルクとして選択することが好ましい。このようにすれば、過給機を備えていないエンジンにおいても、エンジントルクが変化する過渡時に、チェーン260の滑りを防止しつつ、過剰なプーリ側圧の発生を防止して、油圧供給の負荷を低減し、燃費を向上させることが可能となる。
1 無段変速機の制御装置
10 エンジン
11 過給機
113 電子制御式スロットルバルブ
114 エアフローメータ
131 過給圧センサ
132 カム角センサ
133 クランク角センサ
134 水温センサ
135 油温センサ
136 アクセルペダル開度センサ
20 無段変速機
240 プライマリプーリ
250 セカンダリプーリ
260 チェーン
270 バルブボディ(コントロールバルブ)
30 ECU
31 目標トルク算出部
32 実トルク算出部
33 過給圧制御部
35 CAN
40 TCU
41 油圧制御部

Claims (5)

  1. 吸入空気を過給する過給機を備えたエンジンからの駆動力を変換して出力する無段変速機の制御装置において、
    エンジン回転数及びアクセルペダル開度に基づいて、前記エンジンの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、
    エンジン回転数及び吸入空気量に基づいて、前記エンジンの実トルクを算出する実トルク算出手段と、
    前記目標トルク又は実トルクを択一的に選択して制御用エンジントルクとし、該制御用エンジントルクに基づいて、無段変速機のプーリ側圧を調節する油圧制御手段と、を備え、
    前記油圧制御手段は、前記過給機の目標過給圧が実過給圧よりも高い場合において、前記目標過給圧と実過給圧との差分が所定のしきい値以上のときには、前記実トルクを制御用エンジントルクとして選択し、前記目標過給圧と実過給圧との差分が前記所定のしきい値未満のときには、前記目標トルクを制御用エンジントルクとして選択することを特徴とする無段変速機の制御装置。
  2. 前記油圧制御手段は、前記目標過給圧と実過給圧との差分が前記所定のしきい値未満となった後に、前記実過給圧が目標過給圧を超えた後は、前記実トルクを制御用エンジントルクとして選択することを特徴とする請求項1に記載の無段変速機の制御装置。
  3. 前記油圧制御手段は、前記目標過給圧と実過給圧との差分が前記所定のしきい値未満となった後に、該差分が第2のしきい値以上となった後は、前記実トルクを制御用エンジントルクとして選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の無段変速機の制御装置。
  4. 前記油圧制御手段は、前記エンジンの油温及びエンジン回転数に基づいて、前記エンジンのフリクションを求め、前記制御用エンジントルクから該フリクションを減算した結果に基づいて、無段変速機のプーリ側圧を調節することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無段変速機の制御装置。
  5. エンジンからの駆動力を変換して出力する無段変速機の制御装置において、
    エンジン回転数及びアクセルペダル開度に基づいて、前記エンジンの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、
    エンジン回転数及び吸入空気量に基づいて、前記エンジンの実トルクを算出する実トルク算出手段と、
    前記目標トルク又は実トルクを択一的に選択して制御用エンジントルクとし、該制御用エンジントルクに基づいて、無段変速機のプーリ側圧を調節する油圧制御手段と、を備え、
    前記油圧制御手段は、前記目標トルクが実トルクよりも高い場合において、前記目標トルクと実トルクとの差分が所定のしきい値以上のときには、前記実トルクを制御用エンジントルクとして選択し、前記目標トルクと実トルクとの差分が前記所定のしきい値未満のときには、前記目標トルクを制御用エンジントルクとして選択することを特徴とする無段変速機の制御装置。
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