JP6028661B2 - 自己粘着性二軸延伸ポリプロピレンフィルム - Google Patents
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Description
このような保護フィルムとしては、無延伸ポリエチレンフィルムや、ポリエステル(PET)フィルム等の基材フィルムの片面にアクリル系やゴム系の粘着剤を塗布したものが一般に広く用いられている。
二軸延伸ポリプロピレンフィルムを基材とした自己粘着性表面保護フィルムに関する技術としては、例えば、特開2009−166305号公報(特許文献1)では、一軸(縦)延伸したポリプロピレンシート上にポリエチレン系等の粘着性樹脂をラミネートし、横延伸することによって、平滑かつ緻密な表面を有した二軸延伸ポリプロピレン(基層)上に、一軸延伸された自己粘着層を形成する技術が開示されている。基層の表面が制御されているので、ロール巻きの際の粘着層との剥離性が改善されている一方、粘着性の効果については、開示も示唆もない。
(1)ポリプロピレンとポリプロピレン系エラストマーを含んだ樹脂組成物層Aを一方の片面層(粘着層)に設け、ポリプロピレン樹脂層Bをコア層とした、層A/層B/層Bの2種3層または層A/層Bの2種2層構成である二軸延伸ポリプロピレンフィルムであって、樹脂組成物層Aにおける前記ポリプロピレン系エラストマーの配合量が60質量%以上である二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
ポリプロピレンとポリプロピレン系エラストマーからなる組成物層Aを、フィルムの粘着層(一方の片面層)に位置しておくことにより、前記組成物層Aの優れた粘着特性を効率よく発揮することができる。
前記組成物層Aにおけるポリプロピレン系エラストマーの配合量は60質量%以上であることが必要である。好ましくは65質量%以上100質量%未満であり、より好ましくは70〜95質量%である。配合量が60質量%未満であると、当該用途での粘着性が発揮されず、効果がないため好ましくない。また、配合量が100質量%であると、粘着性には問題がないが、使用用途によっては、剥離力が強すぎ剥離が容易でなくなるおそれがある。
このポリプロピレン樹脂層B(コアおよび非粘着層)の表面に、粘着性を付与するポリプロピレン系エラストマーの含有層A(粘着層)を設けた本発明の層構成は、優れた離型性能を安価に達成できるメリットがある上、コア層(および非粘着層)をアイソタクチックポリプロピレン単独樹脂とすることにより、ポリプロピレンの優れた機械特性を維持できる。
また、層A(粘着層)の厚さは、厚さ全体の7%以上35%以下であることが好ましく、より好ましくは10%〜30%である。層A(粘着層)の厚さが、厚さ全体の7%より低いと、十分な粘着性が発現せず、効果が得られないため好ましくない。一方、層Aの厚さが厚さ全体の35%より厚いと、粘着力が十分高くなり効果が飽和状態となるため、製造コストの観点から好ましくない。
アイソタクチックメソペンタッド分率(〔mmmm〕)は、高温核磁気共鳴(以後、高温NMRと略記する)測定によって求められる立体規則性度である。アイソタクチックメソペンタッド分率〔mmmm〕=92%以上であると、高い立体規則性成分により、樹脂の結晶性が向上し、高い熱安定性、機械特性が奏される。アイソタクチックメソペンタッド分率〔mmmm〕=92%未満であると、熱安定性、機械的耐熱性が劣る傾向にある。
立体規則性度を表すアイソタクチックペンタッド分率は、同方向並びの連子「メソ(m)」と異方向の並びの連子「ラセモ(r)」の5連子(ペンタッド)の組み合わせ(mmmmやmrrmなど)に由来する各シグナルの強度積分値より百分率で算出される。mmmmやmrrmなどに由来する各シグナルの帰属に関し、例えば、「T.Hayashi et al.,Polymer,29巻,138頁(1988)」などのスペクトルの記載が参照される。
前記組成物層Aに用いられる好ましいポリプロピレン系エラストマーの230℃におけるメルトフローレートの範囲は、3〜30g/10minである。また、このようなポリプロピレン系エラストマーの具体例としては、“三井化学(株):タフマー(登録商標)PN3560”、“三井化学(株):タフマー(登録商標)PN2070”、“三井化学(株):タフマー(登録商標)PN2060”、“三井化学(株):タフマー(登録商標)PN0040”、“住友化学(株):タフセレン(登録商標)T3712”、“住友化学(株):タフセレン(登録商標)T3722”、“住友化学(株):タフセレン(登録商標)T3522”、などが例示できる。
ミキサーや混練機にも特に制限は無く、また、混練機も、1軸スクリュータイプ、2軸スクリュータイプあるいは、それ以上の多軸スクリュータイプの何れでも良い。さらに、2軸以上のスクリュータイプの場合、同方向回転、異方向回転のどちらの混練タイプでも構わない。
二軸延伸フィルムは、厚み斑・平面性が良好であるテンター法が好ましい。テンター法でも更に同時二軸延伸法と逐次二軸延伸法とがあるが、どちらの方法をとってもよい。以下、逐次二軸延伸法により本発明フィルムを得る方法を説明するが、これに限定されるものではない。
層A/層B/層Bの2種3層または層A/層Bの2種2層のフィルムを得るためには、層A、層Bのそれぞれの樹脂を押出機内にて溶融混練して、ポリマーフィルターにより粗大異物を除去した後に樹脂の合流装置を用いて層Aと層Bとからなる3層または2層の樹脂層を構成する。該合流装置としては、樹脂を口金前のポリマー管内で合流する方法、口金の樹脂導入部に設けられた積層ユニットで合流するフィードブロック法、口金内で拡幅後に両樹脂を積層するマニホールド積層法等が例示されるが特に限定されるものではない。マニホールド法が積層厚み精度の点では優れているが経済性も考慮の上で適宜選択することができる。
このような延伸工程によって、機械的強度、剛性に優れた延伸フィルムとなる。
こうして得られたフィルムは自己粘着性に非常に優れており、かつ、剥離も容易であるので、保護フィルムとして好適である。
実施例における特性値の測定方法及び効果の評価方法は次の通りである。
JIS K−7210(1999)により、ポリプロピレン樹脂の230℃におけるMFRを求めた。
ポリプロピレン樹脂を溶媒に溶解し、高温型フーリエ変換核磁気共鳴装置(高温FT−NMR)を用いて、以下の条件で、アイソタクチックメソペンタッド分率(〔mmmm〕)を求めた。
測定機:日本電子株式会社製、高温FT−NMR JNM−ECP500
観測核:13C(125MHz)
測定温度:135℃
溶媒:オルト−ジクロロベンゼン〔ODCB:ODCBと重水素化ODCBの混合溶媒(4/1)〕
測定モード:シングルパルスプロトンブロードバンドデカップリング
パルス幅:9.1μsec(45°パルス)
パルス間隔:5.5sec
積算回数:4500回
シフト基準:CH3(mmmm)=21.7ppm
ポリプロピレン樹脂の灰分は、ISO3451−1に準拠して、樹脂 1Kgをるつぼに入れ、マッフル炉にて750℃で1時間溶融加熱した前後の質量より算出した。
二軸延伸ポリプロピレンフィルムの厚さは、マイクロメーター(JIS−B7502)を用いて、JIS−C2151に準拠して測定した。
自己粘着性二軸延伸ポリプロピレンフィルム(長さ200mm(流れ方向:MD)×幅70mm)を市販のアクリル板(厚さ:2mm、長さ125mm、幅50mm)に、ゴムローラーを使用し、空気が入らないよう貼付し、それを50mm幅にカットしてサンプルを作製した。そのサンプルを、2g/cm2の荷重を負荷した状態で、40℃、24時間エージングし、23℃、50%RHの室温にて2時間静置後、引っ張り試験機を用いて300mm/minの速度で180度剥離し、粘着力を計測した。測定数は3とし、その平均値を採用した。
対アクリル板粘着力は、150mN/50mm以上が、実用上好ましい。
自己粘着性二軸延伸ポリプロピレンフィルムを、粘着層ともう一方の面と面を交互に10枚重ね合わせローラーで貼付した後、50g/cm2の荷重下、70℃の温度条件で、60分エージングする。それを50mm幅にカットしてサンプルを作製した。得られたサンプルの両層のブロッキングの状態を観察し評価した。評価基準は、下記のとおりである。
○:両層面は密着していなかった
×:両層面が密着し貼り付いていた
ブロッキングせず、自己粘着化が実現できているかを総合的に判断した。
:効果があった
×:従来と変わらないか、劣っていた
ポリプロピレン樹脂として、プライムポリマー社製 RF1342B(MFR=3g/10min、〔mmmm〕=94%、総灰分=25ppm)ペレットを、また、ポリプロピレン系エラストマーとして、三井化学社製 タフマー(登録商標)PN3560(MFR=6g/10min)を準備した。
ポリプロピレン系エラストマーの配合量を75質量%とし、サテライト押出機の押出回転数を、粘着層の厚さが薄くなるように下げた以外は、実施例1と同様にして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
得られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムと評価結果の内容を表1にまとめる。
ポリプロピレン系エラストマーの配合量を80質量%とした以外は、実施例1と同様にして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
得られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムと評価結果の内容を表1にまとめる。
ポリプロピレン系エラストマーの配合量を100質量%とした以外は、実施例3と同様にして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
得られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムと評価結果の内容を表1にまとめる。
ポリプロピレン系エラストマーとして、三井化学社製 タフマー(登録商標)PN2050(MFR=6g/10min)用いた以外は、実施例3と同様にして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
得られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムと評価結果の内容を表1にまとめる。
ポリプロピレン系エラストマーの配合量を50質量%とした以外は、実施例1と同様にして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
得られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムと評価結果の内容を表1にまとめる。
サテライト押出機の押出回転数を、粘着層の厚さがさらに薄くなるように下げた以外は、実施例2と同様にして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
得られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムと評価結果の内容を表1にまとめる。
サテライト押出機の押出回転数を、粘着層の厚さが厚くなるように上げた以外は、実施例2と同様にして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
得られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムと評価結果の内容を表1にまとめる。
ポリプロピレン系エラストマーの代わりに、メタロセン系低融点ポリプロピレン樹脂、出光興産社製 L−MODU(登録商標) S−400(MFR=測定不能)を、80質量%配合した以外は、実施例1と同様にして、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
得られた二軸延伸ポリプロピレンフィルムと評価結果の内容を表1にまとめる。
また、粘着層の厚さが、本発明に係る範囲より薄い場合には、粘着力の効果が十分得られず(比較例2)、本発明に係る範囲より厚い場合には、粘着力が一層高くならないにも拘らず、ブロッキングの発現がやや見られ、コスト的にも性能的にも好ましいものとはならなかった(比較例3)。
Claims (4)
- ポリプロピレンとポリプロピレン系エラストマーを含んだ樹脂組成物層Aを一方の片面層(粘着層)に設け、ポリプロピレン樹脂層Bをコア層とした、層A/層B/層Bの2種3層または層A/層Bの2種2層構成である二軸延伸ポリプロピレンフィルムであって、
樹脂組成物層Aにおける前記ポリプロピレン系エラストマーの配合量が60質量%以上であり、
前記層AおよびBを構成するポリプロピレン樹脂が、アイソタクチックポリプロピレンホモポリマーであり、アイソタクチックメソペンタッド分率が92%以上であって、かつ、灰分が100ppm以下であり、
前記層A(粘着層)の厚さが、フィルムの厚さ全体の7%以上35%以下である
ことを特徴とする二軸延伸ポリプロピレンフィルム。 - 二軸延伸ポリプロピレンフィルムの厚さが、10μm以上100μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
- 前記アイソタクチックポリプロピレンホモポリマーの230℃におけるメルトフローレートが1.5〜10g/10minである、請求項1又は2に記載の二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
- 電子部品、電気部品又は光学部品を保護するための請求項1〜3のいずれか1項に記載の二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
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