JP6022914B2 - 直交ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、直交ロボットに係り、例えば、X軸アクチュエータと、このX軸アクチュエータに設置されたY軸アクチュエータと、このY軸アクチュエータに設置されたZ軸アクチュエータとから構成されたものにおいて、Z軸アクチュエータに取り付けられる各種作業具に、駆動用エアを供給するためのエア供給路、電力の供給や信号の授受を行うための電線、その他各種用途用の配管等を予め備えておくことにより、ユーザ側でエア配管、電線、配管等を別途外付けで配設するといった面倒な作業をなくすことができるように工夫したものに関する。
この種の直交ロボットを開示するものとして、例えば、特許文献1がある。この特許文献1に開示されている直交ロボットは概略次のような構成をなしている。
まず、第1の直進移動ユニットが設置されていて、この第1の直進移動ユニットには移動部材が移動可能に設置されている。この移動部材には第2の直進移動ユニットが設置されていて、この第2の直進移動ユニットには別の移動部材が移動可能に設置されている。この移動部材にはツール部が設置されていて、このツール部にはさらに別の移動部材が移動可能に設置されており、この移動部材の先端に、例えば、各種作業具が搭載される構成になっている。
又、配線ボックスが備えられていて、この配線ボックスからは可動ケーブルが引き出されており、この可動ケーブルは上記第1の直進移動ユニットに対して平行に配設されている。又、その可動ケーブルの先端は上記第2の直進移動ユニット内に導入され、導入された可動ケーブルは、第2の直進移動ユニットに対して平行に配設されている。又、その可動ケーブルの先端は上記ツール部内に導入され、導入された可動ケーブルはツール部に対して平行に配設されていて、その一部は先端にまで至っている。
一方、上記各種作業具の中には、例えば、駆動用の圧縮空気を必要とするものがある。その場合には、ユーザ側において、別途、エア配管を用意して、そのエア配管を上記第1の直進移動ユニット、第2の直進移動ユニット、ツール部に沿って配設するようにしていた。
又、上記各種作業具の中には、さらに別の動力用又は信号用配線を必要とするものもあり、その場合には、別途、電線を用意して、その電線を上記第1の直進移動ユニット、第2の直進移動ユニット、ツール部に沿って配設するようにしていた。
さらに、エア配管、電線以外にも、水、冷却油等を上記各種作業具に供給するための配管を必要とする場合もあり、このような場合には、別途、配管を用意して、その配管を上記第1の直進移動ユニット、第2の直進移動ユニット、ツール部に沿って配設するようにしていた。
特許第3508181号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
すなわち、各種作業具に駆動用の圧縮空気を供給するためには、エア配管を別途用意して、そのエア配管を上記第1の直進移動ユニット、第2の直進移動ユニット、ツール部に沿って配設しなければならず、面倒な作業を余儀なくされてしまうという問題があった。
又、この問題は、エア配管以外にもいえるものであり、各種作業具に電力を供給するために、或いは各種作業具との間で信号の授受を行うために、新たな動力用又は信号用の電線を別途用意して、上記第1の直進移動ユニット、第2の直進移動ユニット、ツール部に沿って配設しなければならないこともあり、面倒な作業を余儀なくされてしまうという問題があった。
さらに、エア配管、電線以外にも、別の用途(水や冷却油の供給等)の新たな配管を用意して、上記第1の直進移動ユニット、第2の直進移動ユニット、ツール部に沿って配設しなければならないこともあり、面倒な作業を余儀なくされてしまうという問題があった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、煩雑な作業を要することなく、例えば、必要なエア配管、電線、その他別用途用の配管を予め確保することができる直交ロボットを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による直交ロボットは、ベースと、上記ベースに設置された脚部と、上記脚部上に相互に関係して設けられた複数の単軸アクチュエータと、上記脚部に設けられ外部からの配線及び配管が接続される配線・配管接続部と、上記脚部を起点として上記複数の単軸アクチュエータの内、始端となる単軸アクチュエータから終端となる単軸アクチュエータに沿って、中継部を介して少なくとも必要数だけ予め配設された配線・配管群と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による直交ロボットは、請求項1記載の直交ロボットにおいて、上記脚部に設置されたX軸アクチュエータと、上記X軸アクチュエータに設置されたY軸アクチュエータと、上記Y軸アクチュエータに取り付けられ各種作業具を備えたZ軸アクチュエータと、上記X軸アクチュエータ及びY軸アクチュエータに沿って少なくとも必要数だけ予め配設されて上記Z軸アクチュエータに至る配線・配管群と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項3による直交ロボットは、請求項1又は請求項2に記載の直交ロボットにおいて、上記配線・配管群は一体成形され可撓性を備えた被覆部材を備えていて、この被覆部材には配線用通路と配管用通路が形成されていて、上記配線用通路の内全て又は一部の配線用通路内には動力用配線や信号用配線が予め配設されていて、上記配管用通路の内全て又は一部の配管用通路内には各種用途の配管が予め配設されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による直交ロボットは、請求項1〜請求項3の何れかに記載の直交ロボットにおいて、上記配管用通路内にはエアチューブが予め配設されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による直交ロボットは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の直交ロボットにおいて、上記配線用通路内には電線が予め配設されていることを特徴とするものである。
又、請求項6による直交ロボットは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の直交ロボットにおいて、上記配線・配管群のうちの一部は作業具を駆動するための配線または配管であることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1による直交ロボットによると、ベースと、上記ベース上に相互に関係して設けられた複数の単軸アクチュエータと、 上記複数の単軸アクチュエータの内起点となる単軸アクチュエータから終端となる単軸アクチュエータに沿って少なくとも必要数だけ予め配設された配線・配管群と、を具備した構成をなしているので、ユーザ側で新たにエア配管、配線、その他別用途の配管を別途用意して新たに配設する必要はなく、ユーザ側の負担を大幅に軽減させることができる。
又、請求項2による直交ロボットによると、請求項1記載の直交ロボットにおいて、 上記ベースに設置された脚部と、上記脚部に設置されたX軸アクチュエータと、上記X軸アクチュエータに設置されたY軸アクチュエータと、上記Y軸アクチュエータに取り付けられ各種作業具を備えたZ軸アクチュエータと、上記脚部を起点として上記X軸アクチュエータ及びY軸アクチュエータに沿って少なくとも必要数だけ予め配設されて上記Z軸アクチュエータに至る配線・配管群と、を具備した構成をなしているので、この場合にも、ユーザ側で新たにエア配管、配線、その他別用途の配管を別途用意して新たに配設する必要はなく、ユーザ側の負担を大幅に軽減させることができる。
又、請求項3による直交ロボットによると、請求項1又は請求項2記載の直交ロボットにおいて、上記起点となる単軸アクチュエータの近傍には外部からの配線、配管が接続される配線・配管接続部が設けられている構成になっているので、外部からの接続に関しても、この配線・配管接続部を利用して容易に行うことができる。
又、請求項4による直交ロボットによると、請求項3記載の直交ロボットにおいて、上記脚部が設けられたものにおいて上記配線・配管接続部はその脚部に設けられている構成になっているので、この場合にも、外部からの接続に関しても、この配線・配管接続部を利用して容易に行うことができる。
又、請求項5による直交ロボットによると、請求項1〜請求項4の何れかに記載の直交ロボットにおいて、上記配線・配管群は一体成形され可撓性を備えた被覆部材を備えていて、この被覆部材には配線用通路と配管用通路が形成されていて、上記配線用通路の内全て又は一部の配線用通路内には動力用配線や信号用配線が予め配設されていて、上記配管用通路の内全て又は一部の配管用通路内には各種用途の配管が予め配設されているので、予め行う配線・配管群の配設作業も容易であり、又、十分にフレキシブルな動作を得ることができ、さらに、その機械的強度の向上も図ることができる。
又、請求項6による直交ロボットによると、請求項1〜請求項5の何れかに記載の直交ロボットにおいて、上記配管用通路内にはエアチューブが予め配設されているので、駆動用の圧縮空気の供給を行いたい場合に好都合である。
又、請求項7による直交ロボットは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の直交ロボットにおいて、上記配線用通路内には電線が予め配設されているので、動力用の電力の供給や信号の授受を行いたい場合に好適である。
又、請求項8による直交ロボットは、請求項1〜請求項7の何れかに記載の直交ロボットにおいて、上記配線・配管群のうちの一部は作業具を駆動するための配線または配管であるので、作業具を駆動するための新たな配線や配管を別途配設摺る必要はなく、ユーザ側の負担を大幅に軽減させることができる。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、直交ロボットの全体の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、直交ロボットの全体の構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、配線・配管群の横断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、配線の一部を破線で書き加えた直交ロボットの全体の構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図5(a)は図4のVa−Va断面図、図5(b)は図5(a)のb−b矢視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、Y軸アクチュエータとZ軸アクチュエータとの間の中継ボックス内の配線・配管群の様子を示す図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、Y軸アクチュエータからZ軸アクチュエータに至る配線・配管群の様子を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図7のVIII部を拡大して示す一部斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図8を上からみた一部平面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、配線・配管群の横断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、配線・配管群の横断面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す図で、配線・配管群の横断面図である。
以下、図1乃至図9を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による直交ロボットの全体の構成を示す斜視図であり、図2は同上の正面図である。
まず、ベース1があり、このベース1上には一対の脚部3、5が立設されている。上記脚部3、5は、湾曲・形成されたハウジング7を備えている。
上記脚部3にはX軸アクチュエータ9が設置されており、又、上記脚部5にはX軸アクチュエータ11が設置されている。上記X軸アクチュエータ9はハウジング13を備えていて、このハウジング13内には図示しないボールネジが内装されている。上記ボールネジにはボールナット(図示せず)がその回転を規制された状態で螺合・配置されていて、このボールナットにはX軸スライダ15が固着されている。
上記ハウジング13にはモータハウジング17が併設されていて、このモータウジング17内にはX軸駆動モータ18(図5(a)に示す。)が内装されている。このX軸駆動モータ18の回転軸には既に説明したボールネジが図示しないカップリングを介して連結されている。そして、上記X軸駆動モータ18を回転させることにより上記ボールネジを回転させ、それによって、ボールナット及びX軸スライダ15をX軸方向に移動させる構成になっている。
一方、上記X軸アクチュエータ11はハウジング19を備えていて、このハウジング19内には図示しないボールネジが内装されている。上記ボールネジにはボールナット(図示せず)がその回転を規制された状態で螺合・配置されていて、このボールナットにはX軸スライダ21が固着されている。
上記ハウジング19にはモータハウジング23が併設されていて、このモータウジング23内には図示しないX軸駆動モータが内装されている。このX軸駆動モータの回転軸には既に説明したボールネジが図示しないカップリングを介して連結されている。そして、上記X軸駆動モータを回転させることにより上記ボールネジを回転させ、それによって、ボールナット及びX軸スライダ21をX軸方向に移動させる構成になっている。
尚、上記X軸と上記X軸は平行である。
上記X軸スライダ15とX軸スライダ21の上にはY軸アクチュエータ25が設置されている。上記Y軸アクチュエータ25はハウジング27を備えていて、このハウジング27内には図示しないボールネジが内装されている。上記ボールネジにはボールナット(図示せず)がその回転を規制された状態で螺合・配置されていて、このボールナットにはY軸スライダ29が固着されている。
上記ハウジング27にはモータハウジング31が併設されていて、このモータウジング31内には図示しないY軸駆動モータが内装されている。このY軸駆動モータの回転軸には既に説明したボールネジが図示しないカップリングを介して連結されている。そして、上記Y軸駆動モータを回転させることにより上記ボールネジを回転させ、それによって、ボールナット及びY軸スライダ29をY軸方向に移動させる構成になっている。
上記Y軸スライダ29はZ軸アクチュエータ33が設置されている。上記Z軸アクチュエータ33はハウジング35を備えていて、このハウジング35内には図示しないボールネジが内装されている。上記ボールネジにはボールナット(図示せず)がその回転を規制された状態で螺合・配置されていて、このボールナットにはZ軸スライダ37が固着されている。
上記ハウジング35にはモータハウジング39が併設されていて、このモータウジング39内にはZ軸駆動モータ40(図7に示す。)が内装されている。このZ軸駆動モータ40の回転軸には既に説明したボールネジが図示しないカップリングを介して連結されている。そして、上記Z軸駆動モータ40を回転させることにより上記ボールネジを回転させ、それによって、ボールナット及びZ軸スライダ37をZ軸方向に移動させる構成になっている。
上記Z軸スライダ37には図示しない各種作業具、例えば、回転工具、各種把持具、等が取り付けられることになる。
上記脚部3からZ軸アクチュエータ39に至るルートで配線・配管群51が配設されている。以下、この配線・配管群51の構成を説明する。この配線・配管群51は、図3に示すように、一体成形された樹脂製の被覆部材53を備えている。この被覆部材53には、左右に2個ずつの合計4個の配線用通路55、57、59、61が形成されている。上記配線用通路55、61には、複数本(この実施の形態の場合には4本)の動力用配線63が配設されている。又、上記配線用通路57、59内には、複数本(この実施の形態の場合には5本)の信号用配線64が配設されている。
又、上記被覆部材53の中央には2個の配管用通路65、67が形成されている。本実施の形態の場合には、これら配管用通路65、67内には、エアチューブ69、69がそれぞれ収容・配置されている。これらエアチューブ69、69を介して、Z軸スライダ37に取り付けられる各種作業具に駆動用の圧縮空気を供給するものである。
尚、本実施の形態の場合には、上記配線・配管群51をいわゆる「インサート成形法」により製造するようにしており、図示しない型内の所定位置に、上記動力用配線63、信号用配線64、エアチューブ69を配置し、そこに樹脂を流し込んで成形するものである。よって、例えば、配線用通路55内をみると、4本の動力用配線63の外周側には樹脂が隙間なく入り込んだ状態になっている。
次に、上記配線・配管群51の配設ルートについて順次説明する。
まず、脚部3には、図1、図4、図5に示すように、外部からの図示しない信号配線用コネクタを差し込むための信号配線用コネクタ差込口71と、外部からの図示しない動力配線用コネクタを差し込むための動力配線用コネクタ差込口73と、外部からのエアチューブ用コネクタを差し込むためのエアチューブ用コネクタ差込口75、75がそれぞれ設けられている。
上記信号配線用コネクタ差込口71と、動力配線用コネクタ差込口73と、エアチューブ用コネクタ差込口75、75の裏側、すなわち、脚部3のハウジング7の内部は、図5(a)に示すような構成になっている。脚部3のハウジング7の内側は内部空間7aとなっていて、この内部空間7a内には、信号用配線64、動力用配線63、エアチューブ69がそれぞれ配設されている。又、内部空間7a内であって上部には、既に説明した配線・配管群51の被覆部材53の端部53aが配置されている。上記信号用配線64、動力用配線63、エアチューブ69は、この被覆部材53の端部53aを介して被覆部材53に挿入・配置されている。
尚、図5(a)に示すように、信号用配線64、動力用配線63の一部、すなわち、X軸アクチュエータ9用の信号用配線64、動力用配線63は、上記被覆部材53の端部を介して被覆部材53に挿入・配置されることはなく、そのまま、X軸駆動モータ18に導入されている。
又、X軸アクチュエータ11用の信号用配線64、動力用配線63は、図4に示すように、ベース1の内部を通って反対側に延長されている。
又、図1に示すように、脚部3の上端部であって側部にはボックス72が設置されていて、配線・配管群51の上記端部53aの先の部分は、このボックス72内において略90°だけ屈曲されている。90°だけ屈曲された配線・配管群51は、上記ボックス72の外に出て、X軸アクチュエータ9のハウジング13に沿って配設されている。
すなわち、上記ハウジング13には板状のブラケット74が設置されていて、上記配線・配管群51は、このブラケット74上に配設されている。又、上記配線・配管群51の上記ボックス72側の部分は、固定バンド76、77、78によって、上記ブラケット73に固定されている。
尚、配線・配管群51の上記固定バンド76より先端側の部分は自由に移動できるように構成されている。
上記配線・配管群51の上記固定バンド76より先端側の部分は180°だけ屈曲・反転されていて、X軸アクチュエータ9のハウジング13に沿って逆向きに配設されている。そして、その適所がY軸アクチュエータ25のモータハウジング31に、固定バンド79、80によって固定されている。
上記Y軸アクチュエータ25のハウジング27の側部には板状のブラケット81が設置されている。上記固定バンド80より先の配線・配管群51は、90°だけ捻じれた状態でこのブラケット81上に配設されている。
上記ブラケット81上には中継ボックス83が設置されていて、上記配線・配管群51の先端は、この中継ボックス83内に挿入・配置されている。又、上記中継ボックス83の手前側の配線・配管群51は、固定バンド85、87によって、上記ブラケット81に固定されている。
上記中継ボックス83内は図6に示すような構成になっている。まず、配線の内、Y軸アクチュエータ25用の信号用配線64、動力用配線63が、180°だけ反転して、中継ボックス83内をUターンしている。UターンしたY軸アクチュエータ25用の信号用配線64、動力用配線63は、被覆管91、91内を通って、図1、図4に示すように、Y軸アクチュエータ25のモータハウジング31内に導入されている。又、残りの信号用配線64、動力用配線63、エアチューブ69は、中継ボックス83内を通って、上記配線・配管群51の被覆部材53内に挿入・配置されている。
尚、図6中符号66aは中継用コネクタであり、符号66bは中継用継手である。
上記中継ボックス83より先の配線・配管群51は、図1、図4に示すように、固定バンド92、93によって、ブラケット81に固定されている。ブラケット81より先の配線・配管群51は、180°だけ屈曲・反転して、Y軸アクチュエータ25に沿って逆向きに配設されている。そして、Z軸アクチュエータ33のモータハウジング39内に挿入・配置されている。
モータハウジング39内に挿入・配置された配線・配管群51の被覆部材53の端部53bからは、図7乃至図9に示すように、残りの信号用配線64、動力用配線63、エアチューブ69が引き出されていて、適所まで延長・接続されている。
尚、図8及び図9中、符号70aは中継用コネクタ、符号70bは中継用継手である。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、直交ロボットとしての通常の作用から説明する。X軸アクチュエータ9、X軸アクチュエータ11、Y軸アクチュエータ25、Z軸アクチュエータ33を適宜駆動することにより、Z軸スライダ37を、X・Y・Zの三次元内の適所に位置させる。そして、Z軸スライダ37に取り付けられる図示しない作業具を、X・Y・Zの三次元内の適所に位置させ、所望の作業を行わせたり、X・Y・Zの三次元内の任意の場所から、X・Y・Zの三次元内の別の任意の場所に、作業具を移動させたりするものである。
その際、配線・配管群51は、X軸アクチュエータ9、X軸アクチュエータ11、Y軸アクチュエータ25、Z軸アクチュエータ33の駆動に伴って、フレキシブルに変形し、その動作に追従していく。
又、直交ロボットに対して、外部からの図示しない信号用配線、動力用配線、エアチューブを接続する場合には、脚部3に設けられている信号配線用コネクタ差込口71、動力配線用コネクタ差込口73、エアチューブ用コネクタ差込口75、75に、図示しない外部からの信号配線コネクタ、動力配線コネクタ、エアチューブコネクタを差し込むだけでよい。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、本実施の形態の場合には、信号用配線64及び動力用配線63はもとよりエアチューブ69についても、被覆部材53内に予め収容・配置させて配線・配管群51として構成・配設されているので、現場で使用する場合に、あらためてエアチューブ69を用意して併設させる必要はなく、現場での作業の省力化を図ることができる。
又、直交ロボットに対する外部の信号用配線、動力用配線、エアチューブの接続は、脚部3に設けられている信号配線用コネクタ差込口71、動力配線用コネクタ差込口73、エアチューブ用コネクタ差込口75、75に、図示しない外部からの信号配線コネクタ、動力配線コネクタ、エアチューブコネクタを差し込むだけで良く、きわめて簡単である。それによって、現場での作業のさらなる省力化を図ることができる。
又、本実施の形態における配線・配管群51の被覆材53は、樹脂製で一体成形されたものであるので、直交ロボットを構成する。X軸アクチュエータ9、X軸アクチュエータ11、Y軸アクチュエータ25、Z軸アクチュエータ33に沿わせて配線・配管群51を配設する作業も簡単である。
又、本実施の形態における配線・配管群51の被覆材53は、樹脂製で一体成形されたものであるので、機械的強度も高く、外力の作用によって不用意に損傷してしまうこともない。
又、本実施の形態における配線・配管群51の被覆材53は、樹脂製で一体成形されたものであるので、X軸アクチュエータ9、X軸アクチュエータ11、Y軸アクチュエータ25、Z軸アクチュエータ33の動作に対する追従性も良好である。
次に、図10を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、配線・配管群51を、図3に示すように、4本の配線用通路と2本の配管用通路が設けられていて、4本の配線用通路内に動力用配線と信号用配線を予め配設し、2本の配管用通路内にエアチューブを予め配設した構成を例に挙げて説明したが、この第2の実施の形態の場合には、6本の配線用通路と2本の配管用通路が設けられていて、6本の配線用通路内に動力用配線と信号用配線を予め配設し、2本の配管用通路内にエアチューブを予め配設した構成を例に挙げて説明するものである。
この実施の形態における配線・配管群151は、図10に示すように、一体成形された樹脂製の被覆部材153を備えている。この被覆部材153には、左右に3個ずつの合計6個の配線用通路155、157、159、161、163、165が形成されている。上記配線用通路155、161、165内には、複数本(この実施の形態の場合には4本。)の動力用配線167が収容・配置されている。又、上記配線用通路157、159、163内には、複数本(この実施の形態の場合には5本。)の信号用配線169が収容・配置されている。
又、上記被覆部材153の中央には2個の配管用通路171、173が形成されている。本実施の形態の場合には、これら配管用通路171、173内には、エアチューブ175、177がそれぞれ収容・配置されている。これらエアチューブ175、177を介して、Z軸スライダ37に取り付けられる各種作業具に駆動用の圧縮空気を供給するものである。
このような第2の実施の形態の場合にも、前記第1の実施の形態の場合と同様の作用・効果を奏することができる。
尚、この配線・配管群151についても、前記第1の実施の形態の場合と同様に、インサート成形法により製造するものである。
次に、図11を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。この第3の実施の形態の場合には、前記第2の実施の形態の場合と同様に、6本の配線用通路と2本の配管用通路が設けられていて、6本の配線用通路内に動力用配線と信号用配線を予め配設し、2本の配管用通路内にエアチューブを予め配設した構成を例に挙げて説明するものであるが、その位置が異なっているものである。
この実施の形態における配線・配管群251は、図11に示すように、一体成形された樹脂製の被覆部材253を備えている。この被覆部材253には、中央部に6個の配線用通路255、257、259、261、263、265が形成されている。上記配線用通路255、259、261内には、複数本(この実施の形態の場合には4本。)の動力用配線267が収容・配置されている。又、上記配線用通路257、263、265内には、複数本(この実施の形態の場合には5本。)の信号用配線269が収容・配置されている。
又、上記被覆部材253の左右両端には2個の配管用通路271、273が形成されている。本実施の形態の場合には、これら配管用通路271、273内には、エアチューブ275、277がそれぞれ収容・配置されている。これらエアチューブ275、277を介して、Z軸スライダ37に取り付けられる各種作業具に駆動用の圧縮空気を供給するものである。
このような第3の実施の形態の場合にも、前記第1、第2の実施の形態の場合と同様の作用・効果を奏することができる。
尚、この配線・配管群251についても、前記第1、第2の実施の形態の場合と同様に、インサート成形法により製造するものである。
次に、図12を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、配線・配管群51を、図3に示すように、配線・配管群51を、図3に示すように、4本の配線用通路と2本の配管用通路が設けられていて、4本の配線用通路内に動力用配線と信号用配線を予め配設し、2本の配管用通路内にエアチューブを予め配設した構成を例に挙げて説明したが、この実施の形態の場合には、6本全てを配線用通路とし、その6本の配線用通路内に動力用配線と信号用配線を予め配設したものである。
この実施の形態における配線・配管群351は、図12に示すように、一体成形された樹脂製の被覆部材353を備えている。この被覆部材353には、6個の配線用通路355、357、359、361、363、365が形成されている。上記配線用通路359、361、365内には、複数本(この実施の形態の場合には4本。)の動力用配線367が収容・配置されている。又、上記配線用通路355、357、363内には、複数本(この実施の形態の場合には5本。)の信号用配線369が収容・配置されている。
尚、図12に示す構成の場合には、配線用通路355、357内の動力用配線367、配線用通路359、361内の信号用配線369が、Y軸アクチュエータ25、Z軸アクチュエータ39用としてそれぞれ使用され、残りの配線用通路363内の動力用配線367、配線用通路365内の信号用配線369がユーザ使用に供せられる。具体的には、Z軸アクチュエータに取り付けられる各種作業具用の動力用配線と信号用配線として使用されるものである。
このような第4の実施の形態の場合にも、前記第1〜第3の実施の形態の場合と同様の作用・効果を奏することができる。
尚、この配線・配管群251についても、前記第1〜第3の実施の形態の場合と同様に、インサート成形法により製造するものである。
尚、本発明は前記第1〜第4の実施の形態に限定されるものではない。
まず、直交ロボットの構成としては、図示したものに限定されず、様々な構成が想定される。例えば、前記一実施の形態の場合には、二つのX軸アクチュエータが設けられた構成を例に挙げて説明したが、一つのX軸アクチュエータを使用した構成、すなわち、一つのX軸アクチュエータ、一つのY軸アクチュエータ、
一つのZ軸アクチュエータを使用した構成である。
又、X軸アクチュエータ、Z軸アクチュエータのみを使用した構成、Y軸アクチュエータ、Z軸アクチュエータのみを使用した構成、等も想定される。
又、前記第1〜第4の実施の形態の場合には、配線・配管群として一列の構成を例に挙げて説明したが、二列、三列等、複数列に構成したものも想定される。
又、前記第1〜第4の実施の形態の場合には、配管の用途として、エアの供給を例に挙げて説明したが、それに限定されるものではない。冷却用油、水、新たな電線を通すために使用するものであっても良い。
又、前記第1〜第4の実施の形態の場合には、全ての配線用通路内に予め動力用配線又は信号用配線を配設し、全ての配管用通路内に予め配管(一例としてエアチューブ)を配設した例を説明したが、配線用通路、配管用通路の一部を通路のまま供給し(具体には、何等かのパイプを埋め込んで通路を確保した状態としておく。)、そこに、ユーザが配線や配管を通すようにすることも考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本発明は、直交ロボットに係り、例えば、二つのX軸アクチュエータと、この二つのX軸アクチュエータに架け渡されたY軸アクチュエータと、このY軸アクチュエータに設置されたZ軸アクチュエータとから構成されたものにおいて、Z軸アクチュエータに取り付けられる各種作業具に駆動用エアを供給するためのエア配管を予め備えておくようにすることにより、別途、外付けでエア配管を設置するといった面倒な作業をなくすことができるように工夫したものに関し、例えば、いわゆるガントリ型の直交ロボットに好適である。
1 ベース
3 脚部
5 脚部
9 X軸アクチュエータ
11 X軸アクチュエータ
25 Y軸アクチュエータ
33 Z軸アクチュエータ
51 配線・配管群
53 被覆部材
63a 動力用配線
63b 信号用配線
69 エアチューブ

Claims (6)

  1. ベースと、
    上記ベースに設置された脚部と、
    上記脚部上に相互に関係して設けられた複数の単軸アクチュエータと、
    上記脚部に設けられ外部からの配線及び配管が接続される配線・配管接続部と、
    上記脚部を起点として上記複数の単軸アクチュエータの内、始端となる単軸アクチュエータから終端となる単軸アクチュエータに沿って、中継部を介して少なくとも必要数だけ予め配設された配線・配管群と、
    を具備したことを特徴とする直交ロボット。
  2. 請求項1記載の直交ロボットにおいて、
    上記脚部に設置されたX軸アクチュエータと、
    上記X軸アクチュエータに設置されたY軸アクチュエータと、
    上記Y軸アクチュエータに取り付けられ各種作業具を備えたZ軸アクチュエータと、
    上記X軸アクチュエータ及びY軸アクチュエータに沿って少なくとも必要数だけ予め配設されて上記Z軸アクチュエータに至る配線・配管群と、
    を具備したことを特徴とする直交ロボット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の直交ロボットにおいて、
    上記配線・配管群は一体成形され可撓性を備えた被覆部材を備えていて、この被覆部材には配線用通路と配管用通路が形成されていて、上記配線用通路の内全て又は一部の配線用通路内には動力用配線や信号用配線が予め配設されていて、上記配管用通路の内全て又は一部の配管用通路内には各種用途の配管が予め配設されていることを特徴とする直交ロボット。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の直交ロボットにおいて、
    上記配管用通路内にはエアチューブが予め配設されていることを特徴とする直交ロボット。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の直交ロボットにおいて、
    上記配線用通路内には電線が予め配設されていることを特徴とする直交ロボット。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の直交ロボットにおいて、
    上記配線・配管群のうちの一部は作業具を駆動するための配線または配管であることを特徴とする直交ロボット。
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